JP5497805B2 - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、重荷重用空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、トラック、バス等に装着される重荷重用空気入りタイヤに関する。
重荷重が負荷されるトラックバス用のタイヤは、そのビード部の剛性に配慮がなされ ている。これは、荷重負荷時にビード部の撓みが大きくなるからである。すなわち、ビード部は、荷重が負荷されたときに、撓んで軸方向外側に倒れ込む。タイヤの側部は、ビードベースラインからの高さが高い部位(最大幅近傍)ほど荷重負荷時の撓みが大きくなる。ビードエイペックスの半径方向中間部あたりには、カーカスプライの折り返し部の先端が位置している。折り返し部の先端の位置が高いほど、この先端の動きが大きくなる。その結果、この折り返し部の剥がれ等の損傷が生じやすい。すなわち、ビード部の耐久性が低下する。市場調査によれば、一般的に、タイヤの側部における損傷の多くは、この折り返し部の先端近傍に発生している。
一方で、市場においては、トラックバス用のタイヤに対する軽量化の要請が強くなっている。重荷重用空気入りタイヤの軽量化策として、ビードエイペックスの肉厚を薄くすることが選択されうる。このビードエイペックスの薄肉化に伴い、ビード部の剛性が低下する。荷重負荷時のビード部のタイヤ外方への倒れ込みが大きくなる。ビード部の撓みが大きくなる。前述のとおり、ビードエイペックスの半径方向中間部あたりには、カーカスプライの折り返し部の先端が位置している。従って、この折り返し部の先端の動きが大きくなり、剥がれ等の損傷が生じやすくなる。この点は、有限要素法及びCTスキャンによる定量的な調査においても確認されている。タイヤの軽量化等のために、ビードエイペックスの厚さが薄くされても、ビード部の耐久性を低下させないタイヤ構造が渇望されている。
かかる課題を解決するための技術が提案されている。この技術は、例えば、特許第3643191号公報に開示された、トラック及びバス用のラジアルタイヤに関するものである。このタイヤでは、ビード部の側面ゴムに、リムのフランジ部(以下、リムフランジという)の先端の湾曲凸面部が係合しうる湾曲凹面部が形成されている。タイヤに内圧及び荷重が負荷されたときに、リムフランジの湾曲凸面部が、ビード部の湾曲凹面部に係合し、フィットする。その結果、ビード部の湾曲凹面部とリムフランジの湾曲凸面部との接触面圧が均一化される、とのことである。また、上記側面ゴムのクリープ変化量も小さくなる、とのことである。
しかしながら、上記技術では、ビード部の湾曲凹面部の曲率半径は、リムフランジの湾曲凸面部の曲率半径に近い値にされている。リムフランジの湾曲凸面部がビード部の湾曲凹面部にフィットする目的からである。その結果、タイヤに荷重が負荷され、ビード部が外方に倒れ込んだとき、ビードの、リムフランジの凸面部にフィットした部分の上の部分(カーカスプライの折り返し部の先端位置近傍)に歪みが集中しやすくなる。従って、折り返し部の先端の動きを小さくすることができない。
特許第3643191号公報
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、タイヤの軽量化のためのビードエイペックスの軽量化に伴うビード部の耐久性の低下を防止しうる重荷重用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る重荷重用空気入りタイヤは、
その外面がトレッド面をなすトレッドと、
それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、
それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、
上記サイドウォールからビードにかけて位置するクリンチ部とを備えており、
このクリンチ部の外面に、リムフランジの半径方向外側端に形成された凸状湾曲面が係合しうる凹状湾曲面が周方向に延在しており、
この凹状湾曲面の曲率半径R1の、上記リムフランジの凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比R1/R2が、
1.7 ≦ R1/R2 ≦ 3.9
であり、
上記凹状湾曲面の深さD1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比D1/R2が、
0.05 ≦ D1/R2 ≦ 0.09
であり、
上記凹状湾曲面の曲率半径R1及び上記凸状湾曲面の曲率半径R2がともに、タイヤ中心軸を含む面で切った断面における円弧の曲率半径である。
好ましくは、上記トレッド及びサイドウォールに沿って、両ビードの間に架け渡されたカーカスプライをさらに備えており、
上記各ビードが、コアとコアの半径方向外側に位置するビードエイペックスとを有しており、
上記カーカスプライがコアの周りを内側から外側に折り返されることにより、このカーカスプライに主部及び折り返し部が形成されており、
タイヤ中心軸に平行であり且つ上記コアの下端を通るビードベースラインから、上記カーカスプライの折り返し部の先端までの半径方向距離をN1としたとき、この半径方向距離N1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比N1/R2が、
2.2 ≦ N1/R2 ≦ 3.8
である。
好ましくは、上記トレッド及びサイドウォールに沿って、両ビードの間に架け渡されたカーカスプライをさらに備えており、
上記各ビードが、コアとコアの半径方向外側に位置するビードエイペックスとを有しており、
上記カーカスプライがコアの周りを内側から外側に折り返されることにより、このカーカスプライに主部及び折り返し部が形成されており、
上記折り返し部の先端位置でのビードエイペックスの厚さをT1としたとき、この厚さT1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比T1/R2が、
0.5 ≦ T1/R2 ≦ 1.0
である。
本発明に係る重荷重用空気入りタイヤによれば、ビード部の耐久性の低下を伴うことなくタイヤの軽量化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る重荷重用空気入りタイヤを示す、その中心軸を含む面で切った断面図である。 図2は、図1のタイヤのビード部を主に示す拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、重荷重用空気入りタイヤ1が示されている。このタイヤ1は、トレッド2、サイドウォール3、ビード4、クリンチ部5、カーカス6、ベルト7、補強層8、カバーゴム9、インナーライナー10及びチェーファー11を備えている。このタイヤ1は、チューブレスタイプである。このタイヤ1は、トラック、バス等に装着される。クリンチ部5は、サイドウォール3の下部から、ビード4の外方のチェーファー11にかけて形成されている。
図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面に対して垂直な方向が周方向である。このタイヤ1は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ1の赤道面を表す。図1中、符号PTで示されているのはトレッド2の端である。この端PTは、トレッド2とサイドウォール3との境界である。トレッド2は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド2は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド2の外周面は、路面と接地するトレッド面12を構成する。トレッド面12には、溝13が刻まれている。この溝13により、トレッドパターンが形成されている。
サイドウォール3は、トレッド2の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール3は、架橋ゴムからなる。サイドウォール3は、カーカス6の外傷を防止する。
ビード4は、サイドウォール3の半径方向内側に位置している。ビード4は、コア14と、このコア14から半径方向外向きに延びるビードエイペックス15とを備えている。コア14はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。ビードエイペックス15は、半径方向外向きに先細りである。ビードエイペックス15は、高硬度な架橋ゴムからなる。
クリンチ部5は、サイドウォール3の半径方向略内側に位置している。クリンチ部5は、軸方向において、ビード4及びカーカス6よりも外側に位置している。図2に示されるように、クリンチ部5は、リムフランジ30に係合し、締め付けられる部分である。
カーカス6はカーカスプライ16からなる。カーカスプライ16は、両側のビード4の間に架け渡されており、トレッド2及びサイドウォール3に沿っている。カーカスプライ16は、コア14の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ16には、主部17と折り返し部18とが形成されている。折り返し部18は、チェーファー10とビードエイペックス15との間に積層されている。折り返し部18の先端18aは、ビードエイペックス15の半径方向中間近傍に位置している。
ベルト7は、カーカス6の半径方向外側に積層されている。ベルト7は、カーカス6を補強する。このタイヤ1では、ベルト7は、第一層7a、第二層7b及び第三層7cからなる。図示されていないが、第一層7a、第二層7b及び第三層7cのそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、スチールからなる。コードに、有機繊維が用いられてもよい。このコードは、赤道面に対して傾斜している。
補強層8は、コア14の周りを巻かれている。補強層8は、カーカスプライ16と積層されている。補強層8は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、スチールからなる。この補強層8は、スチールフィラーとも称される。補強層8は、タイヤ1の耐久性に寄与する。
カバーゴム9は、ビードエイペックス15の軸方向外側に位置している。カバーゴム9は、カーカスプライ16の折り返し部18に積層されている。折り返し部18の先端18aは、カバーゴム9に覆われている。カバーゴム9により、端への応力集中が緩和される。補強層8の一端も、カバーゴム9に覆われている。カバーゴム9により、上記一端への応力集中が緩和される。
チェーファー11は、ビード4の近傍に位置している。チェーファー11は、サイドウォール3から半径方向内向きに延在する。タイヤ1がリムに組み込まれると、このチェーファー11がリムフランジ30に当接する(図2)。この当接により、ビード4の近傍が保護される。チェーファー11は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー11が用いられてもよい。
インナーライナー10は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー10は、チェーファー11から半径方向外向きに延在している。インナーライナー10は、左右のチェーファー11の間を架け渡されている。インナーライナー10は、架橋ゴムからなる。インナーライナー10には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー10は、タイヤ1の内圧を保持する役割を果たす。
図1及び図2に示されるように、クリンチ部5の外面、すなわちチェーファー11の外面には、タイヤ周方向に延びる凹状湾曲面21が形成されている。この凹状湾曲面21は、タイヤ1の側部を一周している。この凹状湾曲面21には、組み込まれたリムのフランジ30の先端部が係合しうる。図2に示すように、この凹状湾曲面21の、タイヤ1の中心軸を含む面で切った断面は、曲率半径R1の円弧23である。この凹状湾曲面21の形状は、タイヤ成型用の金型によって決定される。上記リムフランジ30の先端部には、上記凹状湾曲面21に係合しうる凸状湾曲面22が形成されている。この凸状湾曲面22は、リムフランジ30の端部を一周している。図2に示すように、この凸状湾曲面22の、タイヤ1の中心軸を含む面で切った断面は、曲率半径R2の円弧24である。
クリンチ部5の凹状湾曲面21の円弧23の曲率半径R1は、ビード4の耐久性向上のため、所定の大きさにされている。すなわち、凹状湾曲面21の円弧23の曲率半径R1は、リムフランジ30の凸状湾曲面22の円弧24の曲率半径R2より大きくされている。凹状湾曲面21の曲率半径R1の、凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比R1/R2は、
1.7 ≦ R1/R2 ≦ 3.9
とされている。
この比R1/R2が1.7未満であったり3.9を超えると、タイヤ1への荷重負荷時にサイドウォール等のゴムの動きを抑えることのできる量が少なくなる。なぜなら、比R1/R2が上記範囲を外れると、凹状湾曲面21のボリュームが適正でなくなるからである。その結果、負荷時のカーカスプライの折り返し部の先端の動きを小さくすることが困難となる。従って、ビード4の耐久性を確保することが難しくなるおそれがある。
上記凹状湾曲面21は深さD1を有している。この深さD1は、凹状湾曲面21の、タイヤ1の中心軸を含む面で切った断面(図2)における曲率半径R1の円弧23部分の深さである。この凹状湾曲面21の円弧23部分の深さD1は、ビード4の耐久性向上のため、所定の深さにされている。すなわち、この円弧23部分の深さD1の、リムフランジ30の凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比D1/R2は、
0.05 ≦ D1/R2 ≦ 0.09
とされる。
この比D1/R2が0.05未満であったり0.09を超えると、タイヤ1への荷重負荷時に、サイドウォール等のゴムの動きを抑えることのできる量が少なくなる。なぜなら、比D1/R2が上記範囲を外れると、凹状湾曲面21のボリュームが適正でなくなるからである。その結果、負荷時のカーカスプライの折り返し部の先端の動きを小さくすることが困難となる。従って、ビード4の耐久性を確保することが難しくなるおそれがある。
上記構成によってタイヤ1のビードの耐久性が向上するので、タイヤ1の軽量化のために、ビードエイペックス15の薄肉化が可能となる。
カーカスプライ16の折り返し部18は、ビード4の耐久性向上のため、以下の長さにされるのが好ましい。すなわち、ビードベースラインBLからカーカスプライ16の折り返し部18の先端18aまでの半径方向距離をN1としたとき、この距離N1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比N1/R2は、
2.2 ≦ N1/R2 ≦ 3.8
とされるのが好ましい。上記ビードベースラインBLとは、コア14の下端を通る、タイヤ中心軸に平行な直線である。
この比N1/R2が2.2未満であると、折り返し部18が短すぎて、成形後に折り返し部18がビードエイペックス15から剥がれやすくなるおそれがある。一方、比N1/R2が3.8を超えると、折り返し部18が長くなり、折り返し部18の先端18aが、タイヤ側部のうちの荷重負荷時に歪みの大きい範囲に位置してしまうおそれがある。その結果、荷重負荷時に折り返し部18の先端18aの動きが大きくなり、ビード4の耐久性の向上が得られないおそれがある。
本実施形態では、タイヤ1の軽量化を目的として、ビードエイペックス15の厚さが薄くされている。具体例で言えば、折り返し部18の先端18a位置でのビードエイペックス15の厚さT1(図2)が、後述する所定の範囲に制限されるのが好ましい。この厚さT1は、換言すれば、折り返し部18の先端18a位置でのカーカスプライ16同士の離間距離である。上記厚さT1の所定の範囲とは、この厚さT1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比T1/R2が、
0.5 ≦ T1/R2 ≦ 1.0
とされるのが好ましい。
この比T1/R2が0.5未満であると、サイド部の肉厚が薄くなる。その結果、荷重負荷時のカーカスプライの折り返し部の先端の動きが大きくなり、ビード4の耐久性の向上が得られないおそれがある。一方、比T1/R2が1.0を超えると、ビードエイペックス15の厚さが厚くなり、軽量化を図ることが難しい。
以上のごとく構成された重荷重用空気入りタイヤ1に対し、ビードの耐久性能を評価する試験、及び、ビードエイペックス部分の重量を評価するための測定が行われる。ビードの耐久性能の評価試験は、駆動ドラムを有する台上試験装置を用いて行われる。供試タイヤ1のサイズは、11R22.5である。供試タイヤ1が、リム幅8.25×22.5の試験用リムに装着される。試験用リムのフランジ部先端には、凸状湾曲面22が形成されている。供試タイヤの試験内圧はJATMA規格に規定の700kPaであり、供試タイヤに負荷される縦荷重はJATMA規格に規定の荷重(27.25kN)の3倍の荷重である81.75kNである。縦荷重とは、タイヤに対し、タイヤ半径方向に負荷される荷重である。供試タイヤは、この負荷状態で、駆動ドラムによって走行させられる。走行速度は20km/hである。そして、供試タイヤ1のビードに損傷が発生するまでの走行時間が測定、記録される。走行時間の長い供試タイヤの方がビードの耐久性能が優れている。
ビードエイペックス部分の重量を評価するための測定が行われる。ビードエイペックス15は、供試タイヤ1の成形前の段階でその重量が測定される。測定値が小さいほど、軽量化が実現されていることになる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1−5]
実施例1から5として、図1及び図2に示された、凹状湾曲面21を有する重荷重用空気入りタイヤ1が製作された。このタイヤ1のサイズは、11R22.5である。上記凹状湾曲面21の諸元(前述した比R1/R2、比D1/R2)は表1に示されるとおりである。また、カーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1に関する数値も表1に示されるとおりである。折り返し部18の先端18a位置における、ビードエイペックス15の厚さT1に関する数値も表1に示されるとおりである。これらの供試タイヤ1に対して、前述したビードの耐久性評価試験、及び、ビードエイペックスの重量測定が行われた。ビードの耐久性評価試験において、供試タイヤ1は、凸状湾曲面22を有するリムフランジ30に装着された。タイヤの試験内圧は700kPaである。タイヤに負荷される縦荷重は81.75kNである。タイヤの走行速度は20km/hである。以上の試験結果(評価結果)及び重量測定結果が表1に示されている。
[実施例6−10]
実施例6から10として、図1及び図2に示された、凹状湾曲面21を有する重荷重用空気入りタイヤ1が製作された。これらの供試タイヤ1の凹状湾曲面21の諸元、カーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1、及び、厚さT1に関する各数値は、表2に示されるとおりである。これらのタイヤ1のその他の構成及び試験条件は、前述の実施例1と同一である。これらのタイヤ1に対する試験の結果(評価結果)が表2に示されている。
[比較例1]
比較例1として、重荷重用空気入りタイヤが製作された。この供試タイヤは凹状湾曲面21を有していない。この供試タイヤのカーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1、及び、厚さT1に関する各数値は、表1に示されるとおりである。これらのタイヤのその他の構成及び試験条件は、前述の実施例1と同一である。このタイヤに対する試験の結果(評価結果)が表1に示されている。
[比較例2]
比較例2として、重荷重用空気入りタイヤが製作された。この供試タイヤは凹状湾曲面21を有していない。この供試タイヤのカーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1、及び、厚さT1に関する各数値は、表2に示されるとおりである。このタイヤのその他の構成及び試験条件は、前述の実施例1と同一である。このタイヤに対する試験の結果(評価結果)が表2に示されている。
[比較例3]
比較例3として、重荷重用空気入りタイヤが製作された。この供試タイヤの凹状湾曲面21の諸元、カーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1、及び、厚さT1に関する各数値は、表2に示されるとおりである。このタイヤのその他の構成及び試験条件は、前述の実施例1と同一である。このタイヤに対する試験の結果(評価結果)が表2に示されている。
[比較例4−7]
比較例4から7として、重荷重用空気入りタイヤが製作された。これらの供試タイヤの凹状湾曲面21の諸元、カーカスプライ16の折り返し部18の先端18aの高さN1、及び、厚さT1に関する各数値は、表3に示されるとおりである。これらのタイヤのその他の構成及び試験条件は、前述の実施例1と同一である。これらのタイヤに対する試験の結果(評価結果)が表3に示されている。
Figure 0005497805
Figure 0005497805
Figure 0005497805
[評価]
表1から3に、実施例1から10、及び、比較例1から7の各タイヤの性能評価結果が示されている。ビードの耐久性評価試験の結果は、比較例1の結果を100とした指数値によって示されている。この数値が大きいほど良好である。ビードエイペックス部分の重量測定の結果も、比較例1の結果を100とした指数値によって示されている。この数値が小さいほど良好である。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された重荷重用空気入りタイヤは、種々のトラック、バス等の車両に適用されうる。
1・・・タイヤ
2・・・トレッド
3・・・サイドウォール
4・・・ビード
5・・・クリンチ部
6・・・カーカス
14・・・コア
15・・・ビードエイペックス
16・・・カーカスプライ
17・・・主部
18・・・折り返し部
21・・・(クリンチ部の)凹状湾曲面
22・・・(リムフランジの)凸状湾曲面
23・・・(凹状湾曲面の)円弧
24・・・(凸状湾曲面の)円弧
30・・・リムフランジ
CL・・・赤道面
R1・・・(凹状湾曲面の)円弧の曲率半径
R2・・・(凸状湾曲面の)円弧の曲率半径
D1・・・(凹状湾曲面の)円弧の深さ
N1・・・(折り返し部の)先端位置の高さ
T1・・・ビードエイペックスの厚さ

Claims (1)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、
    それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、
    それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、
    上記サイドウォールからビードにかけて位置するクリンチ部とを備えており、
    このクリンチ部の外面に、リムフランジの半径方向外側端に形成された凸状湾曲面が係合しうる凹状湾曲面が周方向に延在しており、
    この凹状湾曲面の曲率半径R1の、上記リムフランジの凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比R1/R2が、
    1.7 ≦ R1/R2 ≦ 3.9
    であり、
    上記凹状湾曲面の深さD1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比D1/R2が、
    0.05 ≦ D1/R2 ≦ 0.09
    であり、
    上記凹状湾曲面の曲率半径R1及び上記凸状湾曲面の曲率半径R2がともに、タイヤ中心軸を含む面で切った断面における円弧の曲率半径であり、
    上記トレッド及びサイドウォールに沿って、両ビードの間に架け渡されたカーカスプライをさらに備えており、
    上記各ビードが、コアとコアの半径方向外側に位置するビードエイペックスとを有しており、
    上記カーカスプライがコアの周りを内側から外側に折り返されることにより、このカーカスプライに主部及び折り返し部が形成されており、
    タイヤ中心軸に平行であり且つ上記コアの下端を通るビードベースラインから、上記カーカスプライの折り返し部の先端までの半径方向距離をN1としたとき、この半径方向距離N1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比N1/R2が、
    2.2 ≦ N1/R2 ≦ 3.8
    であり、
    上記折り返し部の先端位置でのビードエイペックスの厚さをT1としたとき、この厚さT1の、上記凸状湾曲面の曲率半径R2に対する比T1/R2が、
    0.5 ≦ T1/R2 ≦ 1.0
    である重荷重用空気入りタイヤ。
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