JP5496249B2 - 再使用可能テープ結束機 - Google Patents

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Description

本発明は、菓子等を収容した袋の袋口部を、一面に粘着部と非粘着部とが交互に形成された再使用可能テープで結束する再使用可能テープ結束機に関する。
従来、物品を収納した袋の袋口部を巾着状に絞ってテープで結束する作業を自動的に行う結束機が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、受取位置において受け取った袋の上部を首状に絞り、首部を介して袋を把持する絞り手段と、絞り手段を受取位置から巻付位置に移送する移送手段と、巻付位置において袋の首部に粘着テープを巻き付ける巻付手段を備えたテープ結束機が記載されている。
しかし、このテープ結束機は、袋口を絞る受取位置と、粘着テープを巻き付ける巻付位置とを移送手段で接続してあるので、装置が複雑で大型化しやすい。また、袋口を結束する粘着テープは全面に亘って粘着されるため、剥がすのが非常に面倒で、開封するには鋏等の刃物を用いる必要があった。
また、特許文献2には、テープ巻付体から引き出した粘着テープを袋の挿通路に案内する引き出し通路と、引き出し通路に設けられ、粘着テープの側縁を所定幅で粘着面側に折り返して非接着性の摘み部となる重合部を形成する重合部形成手段と、挿通路を移動する袋に係合突起が係合して回転される回転係合部材と、係合突起が当接摺動して粘着テープが貼着される止着部材と、挿通路を移動する袋に押し回されてカッター刃が止着部材の下方で粘着テープを切断するテープ切断レバーとを備えた結束用粘着テープカッターが記載されている。
この結束用粘着テープカッターで袋口に巻き付けた粘着テープの側縁には、長手方向に沿って非接着性の摘み部が形成されるので、摘み部をつまんで開くことにより、簡単に粘着部分を剥がして袋口を開口できる。
しかし、テープの粘着部分の幅が、同じ幅の粘着テープに比べて、折り返し部の幅の2倍だけ狭くなってしまうためで結束力が弱まり、いったん開封した後で袋口を封鎖しようとしても、粘着力の弱まった狭い粘着部分を再度接着するのが難しかった。
また、テープの側縁部を折り消す機構が必要であるばかりか、テープカッターの上流側に袋口を細く絞る絞り部を設けなければならないので、結束機全体として複雑で大型になりやすい。
特開2005-289501号公報 特開2006-16104号公報
本発明が解決しようとする課題は、粘着部と非粘着部とが交互に形成された再使用可能テープを用いることによって、非粘着性の摘み部を形成するための機構を設ける必要が無く、構造が簡単で操作も容易な再使用可能テープ結束機を提供することにある。
本発明は、物品を収納した袋の袋口部を、一面に粘着部と非粘着部とが交互に形成された再使用可能テープで結束する再使用可能テープ結束機に関し、テープ移送手段と、互いに噛み合う一対のギヤロールと、送り出し手段と、カッターとを備え、前記テープ移送手段は、前記再使用可能テープを袋口受取位置にある前記送り出し手段に向かって移送すると共に、前記粘着部が前記送り出し手段に達した時、前記再使用可能テープを停止させ、前記一対のギヤロールは、その間に前記袋の袋口部を挟み、周面の凹凸で袋口部を幅方向に押し縮めながら前記袋口受取位置の送り出し手段に送り込んで、前記再使用可能テープの粘着部に貼着させ、前記送り出し手段は、前記袋口受取位置において前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受け取ると共に、袋口結束位置へ回動して前記袋の袋口部及び再使用可能テープの袋貼着部分を、前記粘着部どうしが対向するようテープ先端側へ折り返し、前記カッターは、前記折り返された部分の上流側において前記再使用可能テープの非粘着部を切断する。
前記送り出し手段は、ストッパーアーム及び送り出しアームから成り、前記ストッパーアームは、前記袋口受取位置において前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受け取ると共に、袋口受渡し位置へ回動して前記送り出しアームに前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受渡し、前記送り出しアームは、前記袋口結束位置へ回動して前記ストッパーアームから受け取った前記袋の袋口部及び再使用可能テープの袋貼着部分を折り返すようにしてもよい。
前記テープ移送手段が、前記再使用可能テープを停止させて位置決めするソレノイドブレーキを有し、前記ストッパーアーム及び送り出しアームの回動と、前記ソレノイドブレーキの作動を共通の回転盤の回転で制御するとよい。
この場合、前記テープ移送手段によるテープ移送経路の途中に、前記再使用可能テープの有無を検知するテープセンサーを設置し、テープ移送経路に前記再使用可能テープが無いことを前記テープセンサーが検知した時、前記ソレノイドブレーキを作動させると共に、警報を発するとよい。
前記テープ移送手段は、前記再使用可能テープをガイドして、前記再使用可能テープに加わる張力により揺動するダンサーロールを有し、前記張力が増大して前記ダンサーロールが一方の揺動限界位置に達した時、前記再使用可能テープをテープリールから引き出すと共に、前記張力が低減して前記ダンサーロールが他方の揺動限界位置に達した時、前記再使用可能テープの引き出しを停止させるのが望ましい。
請求項1に係る発明によれば、一面に粘着部と非粘着部とが交互に形成された再使用可能テープを用いて、両端が非粘着部となるよう袋の袋口部を結束できるので、結束用テープを刃物で切断したり、袋そのものを破くことなく、両端の非粘着部を摘まんで引き離すことにより、簡単に粘着部を剥がして開封することが可能であり、内容物の一部を取り出した後は、再度粘着部どうしを貼りつけて結束することができる。
また、テープに接着されない摘み部分を形成する必要が無く、袋口部を押し縮めながら再使用可能テープに貼りつけることができるため、装置の構造が簡単で小型化が可能である。
請求項2に係る発明によれば、袋の袋口部及び再使用可能テープの袋貼着部分をスムーズに送り出すことができる。
請求項3に係る発明によれば、袋及び再使用可能テープの送り出しと、再使用可能テープの位置決めを共通の回転盤の回転により制御しているので、再使用可能テープをいったんセットしてしまえばこれらの動作を正確に行なうことができ、両端部が非粘着部となるように再使用可能テープで袋口部を正確に結束できる。
また、回転盤の回転による制御は、チェーン機構等に比べて構造が簡単で、タイミングが狂いにくく、運転操作に熟練した技術を必要としない。
請求項4に係る発明によれば、再使用可能テープが突然切断された場合には、再使用可能テープが停止すると共に、警報を出すので、袋口部を結束しないまま袋が排出されるのを防止できる。
請求項5に係る発明によれば、ダンサーロールで再使用可能テープの張力を適切に保つことができるので、再使用可能テープの切断や袋口部への巻き付き状態のばらつきが防止され、結束された袋の見栄えも良い。
再使用可能テープで結束した袋の斜視図。 開封途中の袋の斜視図。 再使用可能テープの平面図。 本発明の実施例を示す再使用可能テープ結束機の袋受入れ時における側面図。 本発明の実施例を示す再使用可能テープ結束機のカッター作動時における側面図。 本発明の実施例を示す再使用可能テープ結束機の要部側面図。 本発明の実施例を示す再使用可能テープ結束機の袋受入れ時における要部斜視図。 本発明の実施例を示す再使用可能テープ結束機のカッター作動時における要部斜視図。 本発明の再使用可能テープ結束機による結束手順を示す図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の再使用可能テープ結束機は、図1に示すように、物品を収納した袋Aの袋口部を巾着状に絞り、再使用可能テープBを巻き付けて結束するのに用いられる。
図3に示すように、再使用可能テープBの一面には粘着部B1と非粘着部B2とが交互に形成され、再使用可能テープBの他面は全面に亘って粘着性を有しない。
そして、粘着部B1が袋Aの袋口部に貼り付くと共に互いに接着されて袋口結束部となり、非粘着部B2が両端の摘み部分となっている(図1)。
図4〜図6に示すように、本発明の再使用可能テープ結束機は、基台1と、それぞれ基台1に取り付けられた送り出し手段、テープ移送手段、一対のギヤロール3a,3b、カッター5、及び、テープ押え部6とを備える。
基台1の上部には、2枚の支持板7が間隔をあけて平行に立設され、基台1の下部外側面には、再使用可能テープBを巻き付けたテープリールCが回動自在に取り付けられるようになっている。
また、図7及び図8に示すように、2枚の支持板7には、回転盤駆動モータ8で回動駆動される駆動軸9が架設され、駆動軸9の一端部に第1回転盤10が固定され、駆動軸9の他端部に第2回転盤11が固定されている。
送り出し手段は、それぞれ一方の支持板7の外面に回動可能に取り付けられたストッパーアーム2及び送り出しアーム4から成り、ストッパーアーム2が送り出しアーム4の外面に一部重なっている。
ストッパーアーム2の上端中間部には、上方に開口した切欠き12が形成され、切欠き12を挟んだ一方が長枝部13となり、他方が短枝部14となっている。
また、長枝部13の側縁上部(切欠き12と逆側の側縁上部)には、半円状に切り欠いた滞留部15が形成されている。
送り出しアーム4の上部にはテープ受け部20が突設され、テープ受け部20の側縁には、ストッパーアーム2の滞留部15とほぼ同じ高さに、滞留部15と逆向きに開口した袋受取凹部16が形成される。
また、送り出しアーム4の外面には作動ローラ17が突設され、この作動ローラ17がストッパーアーム2の切欠き12及び短枝部14の上面に摺接している。
さらに、送り出しアーム4には長孔18が形成され、第1回転盤10の外面に突設された突起19が長孔18に摺動自在に係合している。
従って、回転盤駆動モータ8が駆動して第1回転盤10及び突起19が回転すると、突起19と係合している長孔18が押されて、送り出しアーム4及びこれに取り付けられた作動ローラ17が正回転(図3及び図4の反時計回り)し、作動ローラ17が切欠き12の縁に当接した時点からストッパーアーム2が正回転する。
ストッパーアーム2が一定角度まで正回転すると、作動ローラ17は切欠き12を脱出して短枝部14の上面に移動する。この間は、送り出しアーム4が単独で正回転する。
送り出しアーム4が所定角度まで正回転した後、第1回転盤10がさらに回転すると、突起19は長孔18を逆方向へ押し、送り出しアーム4は逆回転する。
なお、送り出しアーム4の袋受取凹部16は正回転側に向かって開口し、ストッパーアーム2の滞留部15は逆回転側に向かって開口している。
また、図示しないが、送り出しアーム4とストッパーアーム2の間には、ストッパーアーム2を送り出しアーム4に対して元の位置に復帰させるバネが架設される。
第1回転盤10の回転当初には、図4に示すように、ストッパーアーム2の長枝部13がほぼ直立し、送り出しアーム4の袋受取凹部16がストッパーアーム2の滞留部15よりも正回転方向の後方にあり、ストッパーアーム2の長枝部13の上面が送り出しアーム4のテープ受け部20の上面よりも高い位置にある。この位置を袋口受取位置とする。
袋口受取位置にあって、第1回転盤10が回転を開始した時、送り出しアーム4は第1回転盤10の回転により正回転するが、作動ローラ17が切欠き12の縁に達するまでストッパーアーム2は停止しているので、ストッパーアーム2の滞留部15の開口部と送り出しアーム4の袋受取凹部16の開口部が接近する。
さらに第1回転盤10の回転が継続すると、ストッパーアーム2と送り出しレバー4は連動して正回転する。
ストッパーアーム2が正回転限界に達した後は送り出しアーム4が単独で正回転するため、袋受取凹部16がストッパーアーム2の滞留部15より先行し、送り出しアーム4のテープ受け部20の上面が次第にストッパーアーム2の長枝部13の上面より高くなる。
ストッパーアーム2の滞留部15に送り出しアーム4の袋受取凹部16が追いついて、長枝部13の上面がテープ受け部20の上面より低くなる位置を袋口受渡し位置とする。
さらに、図4に示すように、送り出しアーム4が正回転の限界に達した位置を袋口結束位置とする。
テープ移送手段は、テープリールCから再使用可能テープBを引き出し、その一面(粘着部B1を形成した面)を上にして送り出し手段の上面に向かって移送するものであって、図4及び図5に示すように、引き出しロール22と、複数のガイドロール23と、ダンサーロール24と、ガイドプレート25と、ソレノイドブレーキ26とから成る。
引き出しロール22は、図示しないモータで駆動され、このモータを駆動した時に再使用可能テープBをテープリールCから引き出す。
ガイドロール23は、基台1の下方に設置されたテープリールCから引き出された再使用可能テープBを上方へ案内するよう適宜配置されている。
ダンサーロール24は、基台1に回動可能に取り付けられた支持アーム27の一端部に装着され、再使用可能テープBをガイドして、再使用可能テープBに加わる張力により揺動し、張力が増大すると上昇し、張力が減少すると下降する。
また、支持アーム27の上方には、ダンサーロール24が上方の揺動限界位置に達したことを検知する上限センサーL1が設置され、支持アーム27の下方には、ダンサーロール24が下方の揺動限界位置に達したことを検知する下限センサーL2が設置されている。
上限センサーL1及び下限センサーL2からの検知信号は、引き出しロール22を駆動させるモータに送信される。そして、ダンサーロール24が上方の揺動限界位置に達し、上限センサーL1が検知信号を発すると、モータが駆動して引き出しロール22が再使用可能テープBを引き出す。
一方、ダンサーロール24が下方の揺動限界位置に達し、下限センサーL2が検知信号を発すると、モータが停止して引き出しロール22による再使用可能テープBの引き出しが停止する。
ガイドプレート25は、テープ移送手段の末端部に配置され、再使用可能テープBは、ガイドプレート25によって袋口受取位置にあるストッパーアーム2の長枝部13の上面に向かって、ストッパーアーム2及び送り出しアーム4の正回転方向の後方から送り込まれる。すなわち、再使用可能テープBは、ストッパーアーム2の滞留部15の開口側から送り込まれる。
なお、袋口受取位置のストッパーアーム2の長枝部13、及び、ストッパーアーム2が袋口受渡し位置にある時の送り出しアーム4のテープ受け部20の上方にはテープ押え部6が設置され、テープ押え部6は、再使用可能テープBを長枝部13或いはテープ受け部20の上面に向けて押えるよう付勢されている。
ソレノイドブレーキ26は、ダンサーロール24とガイドプレート25の間において、再使用可能テープBの移送経路に設置され、作動時に再使用可能テープBを挟持して停止させる。
ソレノイドブレーキ26は、第1回転盤10に取り付けられたセンサードグ29の存在を検出する位置センサー30に接続される。
第1回転盤10には、周方向に沿って取付用長孔31が形成され、取付用長孔31の適宜位置にセンサードグ29をネジで固定できるようになっている。
位置センサー30は基台1の外面に設けられ、第1回転盤10が所定量回転してセンサードグ29を位置センサー30が検知すると、位置センサー30はソレノイドブレーキ26に信号を発し、この結果、ソレノイドブレーキ26が作動して再使用可能テープBが停止する。
また、ソレノイドブレーキ26には、テープ移送手段によるテープ移送経路の途中に設置されて、再使用可能テープBの有無を検知するテープセンサー28が接続されている。テープセンサー28は、テープ移送経路に再使用可能テープBが無いことを検知した時にソレノイドブレーキ26へ信号を発し、ソレノイドブレーキ26はこの信号を受けて作動し、再使用可能テープBを停止させる。
テープセンサー28からの信号は、ブザー、ランプ等の警報器にも送信され、ソレノイドブレーキ26が作動するのと同時に、警報器が音あるいは光によって警報を発する。
ギヤロール3a,3bは、2枚の支持板7の間に上下に並べて互いに噛み合うよう配置され、図示しないモータで駆動されて、上下のギヤロール3a,3b間に袋Aの袋口部を挟んで幅方向に送る。ギヤロール3a,3bの送り方向は、ストッパーアーム2及び送り出しアーム4の回転方向と平行である。
また、ギヤロール3a,3b間の袋搬送路の出口は、袋口受取位置にあるストッパーアーム2の滞留部15の開口に臨んでいる。
ギヤロール3a,3b間の袋搬送路には、袋Aが進入したことを検知して回転盤駆動モータ8に信号を送る袋センサー(図示せず)が設置され、袋センサーからの検知信号を受けて回転盤駆動モータ8が作動するようになっている。
なお、一方の支持板7の外側には、ギヤロール3a,3bと連動して回動し、袋Aの袋口部よりも底部寄りを挟んで幅方向に送る一対の袋送りローラ21a,21bが設けられている。
カッター5は、揺動アーム32と、揺動アーム32の一端部に先端を下に向けて装着された切断刃33とから成り、揺動アーム32の他端部は2枚の支持板7間に架設された回動軸34に固定されている。
回動軸34は、カム機構35を介して駆動軸9に固定された第2回転盤11に接続されている。従って、回転盤駆動モータ8が作動して第2回転盤11が所定量回転すると、揺動アーム32が揺動し、切断刃33が上下動する。
切断刃33の軌道は、袋口結束位置にある送り出しアーム4のテープ受け部20とテープ押え部6との間において、再使用可能テープBの送り出し経路を横切っている。
次に、再使用可能テープ結束機による結束手順を説明する。
再使用可能テープ結束機の作動開始時には、図9の(ア)に示すように送り出し手段は袋口受取位置にあり、図4に示すように、送り出しアーム4の袋受取凹部16がストッパーアーム2の滞留部15よりテープ移送方向上流側の低い位置にあり、カッター5の切断刃33が上昇している。
また、予め、テープリールCから引き出した再使用可能テープBを、テープ移送手段による移送経路を経由して、ストッパーアーム2の長枝部13の上面とテープ押え部6との間に一面を上にして通し、粘着部B1を袋口受取位置のストッパーアーム2の長枝部13に臨ませると共に、その先端側に位置する非粘着部B2を長枝部13の上面から突出させておく。
再使用可能テープ結束機を作動させるとギヤロール3a,3bが回動し、図9の(イ)に示すように、内容物を収納した袋Aが上下のギヤロール3a,3b間に進入すると、袋センサーがこれを検知して回転盤駆動モータ8を駆動させ、第1回転盤10及び第2回転盤11が回転を開始する。
袋Aは、袋口部の幅方向が再使用可能テープBの送り方向に沿い、且つ、袋口部が再使用可能テープBの上方を通るよう、上下のギヤロール3a,3b間に挿入される。
第1回転盤10が回転すると送り出しアーム4が正回転し、次いで、ストッパーアーム2が正回転する。
また、ギヤロール3a,3b間に進入した袋Aの袋口部は、ギヤロール3a,3bの周面の凹凸で幅方向に押し縮められ、図9の(ウ)に示すように、再使用可能テープBを押し下げながら落下して、袋口受取位置で停止しているストッパーアーム2の滞留部15に送り込まれる。
この時、押し縮められた袋口部は再使用可能テープBの粘着部B1に貼りつけられる。
図9の(エ)に示すように、送り出し手段が袋口受渡し位置に達すると、ストッパーアーム2の長枝部13に後方から追いついた送り出しアーム4の袋受取凹部16が、ストッパーアーム2の滞留部15に押し込まれている袋口部及び再使用可能テープBの袋貼着部分を掬い取り、送り出しアーム4は袋口結束位置に向かってさらに正回転する。
すると、図9の(オ)に示すように、再使用可能テープBはテープ押え部6で押えられながら送り出され、袋Aの袋口部及び再使用可能テープBの袋貼着部分は、粘着部B1どうしが対向するようテープ先端側へ折り返される。
この結果、再使用可能テープBの粘着部B1が袋口部に巻き付いて互いに接着され、袋口部が再使用可能テープBで結束される。
なお、送り出しアーム4の袋口部を受け渡した後、ストッパーアーム2は下方に回動して袋口部及び再使用可能テープBを通過させる。
また、送り出しアーム4によって再使用可能テープBが送り出されると、再使用可能テープBに加わる張力が増すのでダンサーロール24が上昇する。そして、上限センサーL1が支持アーム27の存在を検知すると引き出しロール22が作動して、テープリールCから再使用可能テープBを引き出す。
再使用可能テープBが十分に引き出されると、再使用可能テープBに加わる張力が低下するのでダンサーロール24が下降する。下限センサーL2が支持アーム27の存在を検知すると引き出しロール22が停止し、再使用可能テープBの引き出しが停止する。
一方、第1回転盤10の回転と共に第2回転盤11も回転し、図9の(カ)に示すように、送り出しアーム4が袋口結束位置に達した時に、第2回転盤11にカム機構35を介して接続されたカッター5が作動し、切断刃33が下降して再使用可能テープBの非粘着部B2を切断する。
すると、袋Aの袋口部を結束した再使用可能テープBの両端部が非粘着部B2となり、互いに接着されずに開いているので、図2に示すように、両端の非粘着部B2を摘まんで引き離すことにより、簡単に粘着部B1を剥がして袋Aを開封することができる。
カッター5が作動した時、再使用可能テープBの非粘着部B2が切断刃33の軌道上に位置し、粘着部B1が袋口受取位置にあるストッパーアーム2の長枝部13に臨む位置に達していなければならない。
従って、カッター5で再使用可能テープBを切断する前にソレノイドブレーキ26を作動させ、再使用可能テープBを停止させて位置決めしておく。
ソレノイドブレーキ26は、位置センサー30が第1回転盤10に取り付けられたセンサードグ29を検知した時に作動するので、センサードグ29は、第1回転盤10において、切断刃33による再使用可能テープBの切断時より少し前のタイミングで位置センサー30に達する位置に取り付けられる。
ソレノイドブレーキ26が作動するタイミングは、袋Aの寸法や、再使用可能テープBの粘着部B1及び非粘着部B2の長さに応じて、センサードグ29の取付位置を取付用長孔31に沿ってずらすことにより調整することができる。
送り出し手段が袋口結束位置に達し、カッター5が作動した後も、第1回転盤10及び第2回転盤11は回転を継続し、送り出し手段は元の位置に復帰し、カッター5の切断刃33は上昇する。
なお、本発明の再使用可能テープ結束機の構造は上記実施例に限定されない。
例えば、第1回転盤10と送り出しアーム4、送り出しアーム4とストッパーアーム2を、互いに係合するカム溝及び摺動突起を介して連結しても良い。
また、第2回転盤11と回動軸34との間に介在されるカム機構35も図示のものに限らない。
A 袋
B 再使用可能テープ
B1 粘着部
B2 非粘着部
C テープリール
L1 上限センサー
L2 下限センサー
1 基台
2 ストッパーアーム
3a,3b ギヤロール
4 送り出しアーム
5 カッター
6 テープ押え部
7 支持板
8 回転盤駆動モータ
9 駆動軸
10 第1回転盤
11 第2回転盤
12 切欠き
13 長枝部
14 短枝部
15 滞留部
16 袋受取凹部
17 作動ローラ
18 長孔
19 突起
20 テープ受け部
21a,21b 袋送りローラ
22 引き出しロール
23 ガイドロール
24 ダンサーロール
25 ガイドプレート
26 ソレノイドブレーキ
27 支持アーム
28 テープセンサー
29 センサードグ
30 位置センサー
31 取付用長孔
32 揺動アーム
33 切断刃
34 回動軸
35 カム機構

Claims (5)

  1. 物品を収納した袋の袋口部を、一面に粘着部と非粘着部とが交互に形成された再使用可能テープで結束する再使用可能テープ結束機であって、テープ移送手段と、互いに噛み合う一対のギヤロールと、送り出し手段と、カッターとを備え、前記テープ移送手段は、前記再使用可能テープを袋口受取位置にある前記送り出し手段に向かって移送すると共に、前記粘着部が前記送り出し手段に達した時、前記再使用可能テープを停止させ、前記一対のギヤロールは、その間に前記袋の袋口部を挟み、周面の凹凸で袋口部を幅方向に押し縮めながら前記袋口受取位置の送り出し手段に送り込んで、前記再使用可能テープの粘着部に貼着させ、前記送り出し手段は、前記袋口受取位置において前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受け取ると共に、袋口結束位置へ回動して前記袋の袋口部及び再使用可能テープの袋貼着部分を、前記粘着部どうしが対向するようテープ先端側へ折り返し、前記カッターは、前記折り返された部分の上流側において前記再使用可能テープの非粘着部を切断することを特徴とした再使用可能テープ結束機。
  2. 前記送り出し手段は、ストッパーアーム及び送り出しアームから成り、前記ストッパーアームは、前記袋口受取位置において前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受け取ると共に、袋口受渡し位置へ回動して前記送り出しアームに前記再使用可能テープ及び前記袋の袋口部を受渡し、前記送り出しアームは、前記袋口結束位置へ回動して前記ストッパーアームから受け取った前記袋の袋口部及び再使用可能テープの袋貼着部分を折り返すことを特徴とした請求項1に記載の再使用可能テープ結束機。
  3. 前記テープ移送手段は、前記再使用可能テープを停止させて位置決めするソレノイドブレーキを有し、前記ストッパーアーム及び送り出しアームの回動と、前記ソレノイドブレーキの作動を共通の回転盤の回転で制御することを特徴とした請求項2に記載の再使用可能テープ結束機。
  4. 前記テープ移送手段によるテープ移送経路の途中に、前記再使用可能テープの有無を検知するテープセンサーを設置し、テープ移送経路に前記再使用可能テープが無いことを前記テープセンサーが検知した時、前記ソレノイドブレーキを作動させると共に、警報を発することを特徴とした請求項3に記載の再使用可能テープ結束機。
  5. 前記テープ移送手段は、前記再使用可能テープをガイドして、前記再使用可能テープに加わる張力により揺動するダンサーロールを有し、前記張力が増大して前記ダンサーロールが一方の揺動限界位置に達した時、前記再使用可能テープをテープリールから引き出すと共に、前記張力が低減して前記ダンサーロールが他方の揺動限界位置に達した時、前記再使用可能テープの引き出しを停止することを特徴とした請求項1〜4のいずれかに記載の再使用可能テープ結束機。
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