JP5491831B2 - ヒータに電力供給するためのシステム及び方法 - Google Patents

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Description

特許に係る政府の権利
本発明は、ロッキード・マーティン宇宙システム会社(Lockheed Martin Space Systems Company)により授与された契約書番号C−3009に基づき米国政府からの支援を得て行われた。米国政府は、本発明に一定の権利を有することができる。
微小電気機械システム(Micro−Electro−Mechanical Systems、MEMS)デバイスは、一般に、センサ・ブロック・アセンブリ(SBA)内に封入されて、アプリケーションデバイス内へのMEMSデバイスの搭載を可能にする。例えば、MEMSジャイロスコープ又は加速度計を用いて、これらが設置されたアプリケーションデバイスの各回転又は加速度をそれぞれ測定することができる。
MEMSデバイスは、アプリケーションデバイスが野外で稼動しているときに過酷な温度偏移に曝される可能性がある。例えば、アプリケーションデバイスが、衛星又は宇宙船の場合、衛星又は宇宙船は、極度な温度変動に曝されることになる。しかしながら、MEMSデバイスの性能は、温度に応じて変化する。MEMSデバイスにとって温度変動に曝されることは、特に望ましくない。
更に、大気温度の偏移に加えて、SBAコントローラを含むSBA及びMEMSデバイス内部のデバイスは、稼動中に抵抗負荷損失に起因して熱を発生させる。このように発生した熱が、予め定められた温度又は予め定められた温度範囲内にMEMSデバイスを維持することを更に困難にする。
MEMSデバイスの低温への曝露を回避するために、センサ・ブロック・アセンブリに対してヒータを物理的に結合するか又はその内部に実装することができる。アプリケーションデバイスの温度が下がるにつれて、SBAヒータは、MEMSデバイスの温度を予め定められた温度閾値内に維持するように動作する。
しかしながら、SBAヒータの温度制御システムは、バッテリーなどの外部電源に依存する。バッテリーを電源として使用すると、バッテリーの出力電圧は、温度及び/又は使用に応じて変化する。例えば、バッテリー内の電力が消費されると、バッテリーの出力電圧は低下することになる。バッテリーが再充電されると、出力電圧は上昇する。バッテリーの出力電圧のこのような変化は、SBAヒータの性能に影響を与える。
抵抗式SBAヒータの出力電力は、以下の式1で示すように、入力電圧の振幅の二乗(VIN )をヒータ抵抗(RHEATER)の値で除算して、デューティファクタ(D)倍したものに等しい。デューティファクタは、入力電圧(VIN)がヒータ抵抗(RHEATER)に印加される時間期間に相当する。
出力電力=[(VIN )/(RHEATER)]*D (式1)
SBAヒータ制御システムは、SBAヒータがMEMSデバイスの動作温度を予め定められた動作温度に(又は予め定められた動作温度範囲内に)維持するように、デューティサイクルを調整するよう構成されている。しかしながら、SBAヒータ制御システムの応答時間は瞬時的なものではない。例えば、電源電圧が2倍になると、SBAヒータ制御システムがデューティサイクルを4分の1に短縮できるまでに、出力電力が4倍に増加する。SBAヒータ制御システムがデューティサイクルを調整するこの時間期間の間、SBAヒータは、所望の予め定められた温度(又は温度スルー・レート)を超えてMEMSデバイスを加熱することがある。
従って、SBAヒータ制御システムの能力を改善して、SBAヒータがMEMSデバイスの予め定められた温度を維持できるように電源電圧の変化に対してより正確に応答することが望ましい。
温度を制御するために熱抵抗に電力供給するシステム及び方法が開示される。例示的な実施形態は、電源からの入力電圧に基づいて二乗平均平方根(RMS)パルス幅変調(PWM)制御信号を生成し、RMS PWM制御信号に応じてスイッチを制御して、スイッチの制御に従って電源からヒータ抵抗に電力供給する。熱抵抗への電力は、スイッチによって制御され、入力電圧の変化する値に対して実質的に一定の電力値を熱抵抗に供給する。
更なる態様によれば、例示的な実施形態は、熱抵抗、電源と熱抵抗との間に結合されたスイッチ、及びスイッチに結合された二乗平均平方根(RMS)パルス幅変調(PWM)コントローラを含む。スイッチは、電源からの入力電圧において熱抵抗に電力を供給するように構成されている。RMS PWMコントローラは、スイッチを制御するためのRMS PWM制御信号を生成するように構成されている。RMS PWM制御信号は、第1入力電圧の振幅に対応する第1デューティサイクルにおいて熱抵抗に電力を供給するようにスイッチを作動させ、第2入力電圧の振幅に対応する第2デューティサイクルにおいて熱抵抗に電力を供給するようにスイッチを作動させる。従って、第1デューティサイクルにおいて熱抵抗に供給される電力は、第2デューティサイクルにおいて熱抵抗に供給される電力と実質的に同じである。
SBAヒータ内のRMS PWMコントローラの実施形態のブロック図である。 RMS PWMコントローラの実施形態のブロック図である。 従来型PWMコントローラ、標準フィード・フォワード(FFWD)PWMコントローラ、及びRMS PWMコントローラの固定入力電圧にわたる電力の割合変化の仮想プロットを示す図である。 RMS PWMコントローラの代替の実施形態において、28ボルトに正規化された固定入力電圧にわたる電力の割合変化の仮想プロットを示す図である。 RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。 RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。 RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。 RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。 RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。
好ましい及び代替的な実施形態について以下の図面を参照しながら以下において詳細に説明する。
図1は、センサ・ブロック・アセンブリ(SBA)ヒータ102内の二乗平均平方根(RMS)パルス幅変調(PWM)コントローラ100の実施形態のブロック図である。RMS PWMコントローラ100の例示的な実施形態は、所与の需要レベルに関して、熱抵抗106に結合されたスイッチ110を制御するRMS PWM制御信号108を用いることによって、SBAヒータ102内の熱抵抗106に供給される電源104から受け取る電力を制御する。RMS PWM制御信号108は、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅に対応するデューティサイクルにおいて熱抵抗106に電力を供給するようにスイッチ110を作動させる。従って、所与の需要レベルに関して、RMS PWMコントローラ100の実施形態は、デューティサイクルを制御することにより、入力電圧(VIN)が変化するときに熱抵抗106に対して実質的に一定の電力量を維持する。デューティサイクルは、スイッチ110を作動させるRMS PWM制御信号によって制御される。
温度センサ112は、センサ・ブロック・アセンブリ(SBA)114の温度を感知する。感知された温度が予め定められた温度閾値を下回るときに、RMS PWMコントローラ100がイネーブルにされ、スイッチ110を制御する。スイッチ110は、熱抵抗106及び電源104を結合し、熱抵抗106がRMS PWM制御信号108に従って、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅の可変値に対して、実質的に一定の電力値で電力供給される。従って、RMS PWMコントローラ100は、SBA114内に常駐する微小電気機械システム(MEMS)デバイス116の温度を制御する。
図2は、RMS PWMコントローラ100の実施形態のブロック図である。RMS PWMコントローラ100は、固定周波数クロック202、可変勾配クロック204、ランプ発生器206、及びコンパレータ208を含む。
ランプ発生器206は、電源104から電圧を受け取る。電源104からの入力電圧(VIN)に基づいて、ランプ発生器206は、制御信号を生成して可変勾配クロック204に伝達し、該クロックは、可変ランプ制御信号210の勾配を設定する。例示的な実施形態において、ランプ発生器206から出力される制御信号の勾配は、入力電圧VIN−オフセット電圧(K)の振幅を利得(g)で乗算して、クロックキャパシタンス(CCLK)で除算したものに相当する。式2は、一般に、ランプ発生器206から出力されるランプ制御信号を表している。
勾配=dv/dt=g*(VIN−K)/CCLK (式2)
ランプ発生器206の出力制御信号は、式2の適切な修正0を経て、線形又は非線形とすることができる。例えば、指数出力制御信号は、RC勾配を定める結合抵抗(R)及びキャパシタ(C)の組み合わせに基づくことができる。更に、一部の実施形態では、予め定められたブレークポイントにおいて異なる勾配を有するランプレートを利用することができる。
固定周波数クロック202は、クロック制御信号212を生成して可変勾配クロック204に伝達し、該信号は、可変勾配クロック204の可変ランプ制御信号210の動作周波数を設定する。例えば、クロック制御信号212は、各クロックサイクルの最後に可変勾配クロック204のタイミング・キャパシタ(図示せず)を公知の電圧にリセットすることができる。
可変勾配クロック204から出力される可変ランプ制御信号210は、コンパレータ208に入力される。需要信号214もまた、コンパレータ208に入力される。需要信号は、予め定められた値に相当する。需要関数は、温度センサ112の関数とすることができる。可変ランプ制御信号210が需要信号214よりも小さい場合、コンパレータ208の出力は論理highとなり、その結果、スイッチ110が閉位置に作動され、これにより熱抵抗106を電源104に結合させる。可変ランプ制御信号210が需要信号214と同じか又はより大きい場合、コンパレータ208の出力は論理lowとなり、その結果、スイッチ110が開位置に作動され、これにより熱抵抗106を電源104から結合解除する。
電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅が相対的にhighである場合、可変ランプ制御信号210の勾配は、相対的にhighに設定される。電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅が相対的にlowである場合、可変ランプ制御信号210の勾配は、相対的にlowに設定される。従って、コンパレータ208は、可変ランプ制御信号210のより高い勾配によって、論理highから論理lowに迅速に遷移することになる。クロック制御信号212が可変勾配クロック204をリセットすると、コンパレータ208は、論理highに再び遷移するので、スイッチ110が閉じる。従って、スイッチ110が閉じている「オン」時間は、より高い入力電圧(VIN)の場合の方が、より低い入力電圧(VIN)による「オン」時間よりも相対的に短い。従って、可変ランプ制御信号210の勾配を変えると、スイッチの「オン」時間が効果的に変わり、これによりRMS PWM制御信号108が得られることになる。
代替の実施形態において、コンパレータ208及び/又はスイッチ110のような異なる論理機能性を有する付加的及び/又は異なる構成要素を使用することができる。例えば、スイッチ110及びコンパレータ208は、コンパレータ208の出力が論理lowであるときにスイッチ110を閉じるように協働することができる。或いは、スイッチ110は、抵抗106のグランドレッグ内に配置することができる。
RMS PWMコントローラ100の実施形態は、電源104から供給される入力電圧(VIN)が変化すると、熱抵抗106に供給されるRMS電力を動的に制御するように動作可能である。例えば、電源104が放電されて、電源から供給される電圧(VIN)が低下すると、可変ランプ制御信号210の勾配が減少し、これにより、スイッチ110の「オン」時間が増加する。逆に、電源104が再充電され、その結果、電源から供給される電圧(VIN)が上昇するようになると、可変ランプ制御信号210の勾配が増加し、これによりスイッチ110の「オン」時間が減少する。
一実施形態において、可変ランプ制御信号210の勾配の変化は、最小及び最大VIN条件において電源104から供給される抵抗106の両端のRMS電圧の振幅に基づいている。別の実施形態において、可変ランプ制御信号210の勾配の変化は、複数のVIN条件において電源104から供給される抵抗106の両端のRMS電圧の振幅の最良最小二乗適合に基づいている。
コンパレータ208からの出力RMS PWM制御信号108は、スイッチ110を制御するPWM信号である。制御信号108は、RMS補償された信号であり、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅の変化する値に対して、熱抵抗106への実質的に一定の電力値をもたらす。従って、RMS PWMコントローラ100は、RMS PWM制御信号108に応じて、スイッチ110を閉じて電源104を熱抵抗106に結合させ、スイッチ110を開いて電源104から熱抵抗106を結合解除する。
図3は、従来型PWMコントローラ(プロット302)、従来型フィード・フォワード(FFWD)PWMコントローラ(プロット304)、及びRMS PWMコントローラ100(プロット306)の固定需要電圧にわたる電力の割合変化の仮想プロットを示している。従来型PWMコントローラのプロット302は、入力電圧がこの従来型コントローラにとって望ましくない方法で変化するときの、電力の極端な変化を示している。従来型FFWD PWMコントローラのプロット304は、多少の補正を達成できることを示している。しかしながら、入力電圧が変化するときの電力の変化は、この従来型コントローラにおいては依然としてかなりある。
RMS PWMコントローラ100の実施形態は、プロット303に示すように、入力電圧が変化するときに実質的に同じ電力量を供給する。すなわち、RMS PWMコントローラ100の実施形態によって供給される熱抵抗106へのRMS電力は、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅範囲にわたって実質的に一定である。
図4は、RMS PWMコントローラ100の代替の実施形態の固定入力電圧にわたる電力の割合変化の仮想プロットを示している。プロット402は、可変勾配クロック204(図2)から出力される可変ランプ制御信号210の勾配の変化を確定するのに均等なエンドポイント(電源104から供給されるVMAX及びVMINの同じRMS出力電力)を使用する効果を示している。この実施形態では、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅がその最大(VMAX)であるとき、及び、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅がその最小(VMIN)であるときのRMS PWM制御の値だけを使用して勾配を確定する。
プロット404は、VINでの勾配の変化を確定するための最良最小二乗適合の効果を示している。プロット406は、RMS PWMコントローラの回路構成において利用可能な高グレードな構成要素の使用の効果を示している。利用可能な構成要素値は、lowラインパワー出力よりも大きくなるようにhighラインパワー出力をスキューし、highラインにおけるスイッチ110の高いスイッチング損失を補正するように選択した。
図5−7は、RMS PWMコントローラの様々な実施形態を実施するブロック図である。図5において、複数のダイオード502(便宜上3つを図示)、ツェナーダイオード504(或いは温度補償型ツェナーダイオード又は等価物)、バイアス抵抗506が、電源104と直列にある。(抵抗510及びキャパシタ512を含む)RC回路508が可変ランプ制御信号210を生成する。クロック制御信号212は、ダイオード514をバイアスすることによってランプ値をリセットする。オフセット電圧(K)は、ダイオード502の電圧とツェナーダイオード504の電圧とを加えたものに等しい。ダイオード502は、ツェナーダイオード504に温度補償を提供するように選択することができる。
図6において、抵抗602は、電流コントローラ604と直列である。電流コントローラ604によって引き出される電流量IOFFSETは、抵抗602の両端の電圧降下を誘起する。IOFFSETからの抵抗602の両端の電圧降下は、電圧オフセットKに相当する。抵抗602及びキャパシタ608によって形成されるRC回路は、電流源604によって生成されるオフセットと共に可変ランプ制御信号210を生成する。クロック制御信号212は、ダイオード606をバイアスすることによってランプ値をリセットする。
図7において、入力電圧VINから固定電圧が差し引かれて電流源を生成し、これが可変勾配クロック204に給電する。3つの抵抗702、704、及び706を分圧器回路として使用する。第1抵抗702と第2抵抗704との間の電圧Vが、PNPトランジスタ708のエミッタに供給される。第2抵抗704と第3抵抗706との間の電圧Vが、演算増幅器710の第1入力に供給される。演算増幅器710の第2入力には基準電圧が入力される。演算増幅器710の出力は、PNPトランジスタ708のベースに供給される。抵抗702を通ってトランジスタ708のエミッタ内に流れる電流は、キャパシタ714上で線形ランプを生成する。このランプ上の勾配は、入力電圧VINから可変ランプ制御信号210を生成する定数を差し引いたものに正比例する。クロック制御信号212は、ダイオード712をバイアスすることによってランプ値をリセットする。
代替の実施形態では、PNPトランジスタ708を他の適切なトランジスタに置き換えて、必要に応じて、このような他の回路構成と共に可変ランプ制御信号210を生成することができる。例えば、代替の実施形態では、NPNトランジスタを使用することができる。
図8は、RMS PWMコントローラ100のプロセッサベースの実施形態を示している。この実施形態は、電圧検出器802、プロセッサシステム804、メモリ806、及び信号発生器808を含む。上述の構成要素は、通信バス810を介して通信可能に共に結合されている。図示されていない他の構成要素を含むことができる。プロセッサベースのRMS PWMコントローラ100の代替の実施形態において、上述の構成要素は、異なる方法で通信可能に相互に結合することができる。例えば、上述の構成要素のうちの1つ又はそれ以上をプロセッサシステム804に直接結合することができ、或いは、中間要素(図示せず)を介してプロセッサシステム804に結合することができる。代替の実施形態において、RMS PWMコントローラ100の外部にあるコンパレータに可変ランプ制御信号210を供給する。構成要素は、単一のシリコンチップ上に共に製作することができ、及び/又は、互いに通信する別個の構成要素として実装することができる。
電圧検出器802は、入力電圧VINを検出して、検出された入力電圧VINに対応するデジタル信号を生成し、これがプロセッサシステム804に伝達される。プロセッサシステム804は、入力電圧VINの振幅に対応するデジタル信号及び感知された温度に対応する信号を受け取る。プロセッサシステム804は、メモリ806内に常駐するロジックを実行してデジタル制御信号を生成し、これが信号発生器808に伝達される。信号発生器808は、可変ランプ制御信号210を生成して、これがコンパレータ208に入力される。
代替の実施形態において、信号発生器808は、RMS PWM制御信号108を直接生成することができ、これにより、スイッチ110を制御する。別の実施形態において、信号発生器808は、ランプ発生器206の出力に対応する信号を生成することができる。
一部の実施形態において、入力電圧VINの振幅が変化するにつれ、オフセット電圧Kの値が変化する。すなわち、VINの異なる値又は範囲に対して異なるオフセット電圧Kを使用することができる。プロセッサベースの実施形態において、異なる入力電圧VINに対して使用される複数の異なるオフセット電圧に対応する情報は、メモリ806(図8)内に常駐することができる。更に、あらゆる適切な可変ランプ制御信号210及び/又はRMS PWM制御信号108を定めるための情報をメモリ806内に保存することができる。
入力電圧VINの振幅が変化するにつれてオフセット電圧Kの値が変化する代替の実施形態において、複数のダイオードグループを使用して複数の異なるオフセット電圧Kを生成することができる。図9は、第2複数のダイオード902(便宜上3つを図示)、第2ツェナーダイオード904(或いは温度補償型ツェナーダイオード又は等価物)、及び第2バイアス抵抗906(RBIAS2)が、電源104と直列である。ここで、第2オフセット電圧(K)は、ダイオード902の電圧にツェナーダイオード904の電圧を加えたものに等しい。ダイオード910及び抵抗912は、第2オフセット電圧Kが可変ランプ制御信号210を定めるのに、電圧VINの振幅のどの範囲が効果的であるかを制御する。付加的なダイオードグループを使用して、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅の予め定められた異なる範囲に関して付加的なオフセット電圧(K)を定ることができる。
代替の実施形態において、可変勾配クロック204は、あらゆる種類のデバイス又は回路構成とすることができ、単独で又は固定周波数クロック202と組み合わせて、出力可変ランプ制御信号210の勾配に相当する可変勾配の鋸歯状の出力を生成する。すなわち、代替の実施形態では、可変ランプ制御信号210及び/又はクロック制御信号212を生成する代替的回路構成を使用することができる。代替の実施形態において用いられるこのような回路構成は、便宜上「クロック」又は同様のものと総称的に呼ばれる。
代替の実施形態において、電圧検出器又はセンサは、電源104から供給される入力電圧(VIN)の振幅を検出又は感知する。このような代替の実施形態では、検出又は感知された電圧が、ランプ発生器206又はその等価物に供給され、その結果、可変ランプ制御信号210が生成されるようになる。
上記の様々な代替の実施形態は、センサ・ブロック・アセンブリ(SBA)ヒータを制御するものとして説明している。RMS PWMコントローラ100の他の実施形態は、他のデバイスを制御するように構成することができる。例えば、代替の実施形態により、光源への電力を制御することができる。別の限定されない実施例として、RMS PWMコントローラ100の実施形態は、化学プロセスで使用されるヒータへの電力を制御し、化学物質又は混合物の温度を制御するか、或いは、化学物質又は混合物を処理する構成要素の温度を制御することができる。別の限定されない実施形態では、測定システムの構成要素の温度を制御することができる。
本発明の好ましい実施形態を例証して説明してきたが、上述のように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく多くの変更を加えることができる。従って、本発明の範囲は、好ましい実施形態の開示事項によって限定されない。むしろ、本発明は、添付の請求項を参照することにより完全に判断されるべきである。
100 RMS PWMコントローラ
102 SBAヒータ
104 電源
112 温度センサ
114 センサ・ブロック・アセンブリ
116 MEMSデバイス

Claims (3)

  1. ヒータに電力供給するシステムであって、
    熱抵抗と、
    電源と前記熱抵抗との間に結合され、前記電源からの入力電圧で前記熱抵抗に電力供給するように構成されたスイッチと、
    前記スイッチに結合された二乗平均平方根(RMS)パルス幅変調(PWM)コントローラと、
    を含み、
    前記RMS PWMコントローラが、前記スイッチを制御するためのRMS PWM制御信号を生成するように構成されており、
    前記RMS PWMコントローラが、
    ランプ信号を生成するように動作可能なランプ発生器と、
    固定周波数クロック信号を生成するように動作可能な第1クロックと、
    前記ランプ信号及び前記固定周波数クロック信号から可変ランプ制御信号を生成するように動作可能な第2クロックであって、前記可変ランプ制御信号の周波数は、前記固定周波数クロック信号により制御され、前記可変ランプ制御信号の勾配は、前記ランプ信号により制御される、第2クロックと、
    を含み、
    前記RMS PWM制御信号が、第1入力電圧の振幅に対応する第1デューティサイクルにおいて前記熱抵抗に電力を供給するように前記スイッチを作動させ、前記可変ランプ制御信号の勾配が、前記第1デューティサイクルの間に前記第1入力電圧に対応する第1の値に設定され、
    前記RMS PWM制御信号が、前記第1入力電圧と異なる第2入力電圧の振幅に対応する第2デューティサイクルにおいて前記熱抵抗に電力を供給するように前記スイッチを作動させ、前記可変ランプ制御信号の勾配が、前記第2デューティサイクルの間に前記第2入力電圧に対応し且つ前記第1の値と異なる第2の値に設定され、
    前記可変ランプ制御信号の勾配を前記第1デューティサイクルと前記第2デューティサイクルで異ならせることによって、前記第1デューティサイクルにおいて前記熱抵抗に供給される電力が、前記第2デューティサイクルにおいて前記熱抵抗に供給される電力と実質的に同じになるようにする
    ことを特徴とするシステム。
  2. センサ・ブロック・アセンブリの温度を感知するように動作可能な温度センサを更に含み、
    前記スイッチは、前記感知された温度が予め定められた閾値を下回るときに、RMS PWM制御信号に応じて前記電源に前記熱抵抗を結合させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ランプ信号が前記第2クロックによってリセットされることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
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