JP5485681B2 - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに捕集し、その捕集された蒸発燃料を内燃機関の吸気通路へパージして処理する内燃機関の蒸発燃料処理装置に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載された蒸発燃料処理装置が知られている。この装置は、近年、開発が盛んなハイブリッド(HV)車両や無段変速機(CVT)搭載車両のエンジンへの適用が想定されている。
一般に、蒸発燃料処理装置は、吸気通路で発生する負圧を利用してキャニスタに捕集された蒸発燃料を吸気通路へパージするようになっている。そのため、この装置には、吸気通路の負圧が低下したときに蒸発燃料を十分に吸気通路へパージできなくなるという問題があった。また、HV車両やCVT搭載車両のエンジンでは、一般に、燃費の良い低回転・高負荷領域をより多く利用する空燃比制御が行われている。そのため、運転全般にスロットルバルブが大きく開かれる機会が多くなり、その結果として、吸気通路に負圧が発生する機会が少なくなりやすい。特に、エンジンの通常運転時、すなわち定常運転時又は加速運転時には、吸気通路に負圧が発生する機会が少なくなる。従って、HV車両やCVT搭載車両のエンジンでは、吸気通路の負圧を利用して蒸発燃料処理装置を有効に活用することが難しくなっている。
そこで、特許文献1に記載の蒸発燃料処理装置には、吸気通路の負圧よりも大きな負圧を発生させることのできるエゼクタが吸気通路に設けられている。エゼクタは、吸気通路に設けられたバイパス通路に設けられる。キャニスタに捕集された蒸発燃料を吸気通路へパージするために、一端がキャニスタに接続された第1の経路の他端がエゼクタに接続される。第1の経路の途中には、三方弁を介して第2の経路の一端が接続される。第2の経路の他端は吸気通路に接続される。そして、エンジンの運転状態に応じて三方弁を切り替えることにより、キャニスタに捕集された蒸発燃料を、第1の経路から三方弁及び第2の経路を通じ吸気通路へパージしたり、第1の経路からエゼクタを通じ吸気通路へより多くパージしたりするようになっている。
特開2007−303346号公報 特開平7−238872号公報
ところが、特許文献1に記載の蒸発燃料処理装置では、エゼクタを機能させてより多くの蒸発燃料を吸気通路へパージしたり、エゼクタを機能させずに蒸発燃料を吸気通路へパージしたりするために第2の経路が設けられている。このため、エゼクタを使い分けるために第2の経路を設けた分だけ装置の構成が複雑になっていた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、内燃機関の運転状態にかかわらずキャニスタに捕集された蒸発燃料を吸気通路へパージし、併せて、エゼクタを使い分けるための構成を簡単にすることを可能とした内燃機関の蒸発燃料装置装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸気通路にスロットルバルブを備えた内燃機関に設けられ、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに捕集し、その捕集された蒸発燃料をパージ通路を通じ吸気通路へパージして処理する蒸発燃料処理装置であって、吸気通路に設けられるバイパス通路と、バイパス通路に設けられ、吸気通路からバイパス通路を流れる空気により負圧を発生させるエゼクタと、パージ通路がエゼクタに接続され、吸気通路からバイパス通路へ空気が流れてエゼクタに負圧が発生することにより、捕集された蒸発燃料がキャニスタからパージ通路を通じエゼクタへ引かれ、バイパス通路を通じ吸気通路へパージされることとを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、内燃機関の運転時に、バイパス通路の上流側の圧力と下流側の圧力との圧力差に応じ、吸気通路からバイパス通路へ空気を流す状態と流さない状態に調整するための空気流調整手段を備え、吸気通路からバイパス通路へ空気を流さない状態では、エゼクタに負圧が発生せず、吸気通路における負圧の吸気圧力がバイパス通路及びエゼクタを通じパージ通路に作用することにより、捕集された蒸発燃料がキャニスタからパージ通路を通じエゼクタへ流れ、バイパス通路から吸気通路へパージされ、空気流調整手段は、吸気通路、スロットルバルブ及びバイパス通路を含み、バイパス通路は、スロットルバルブより下流の吸気通路に設けられ、バイパス通路の入口は、スロットルバルブの直下流にて吸気通路を構成する吸気管の外周に沿って複数形成される孔として設けられ、バイパス通路の出口は、入口より下流にて吸気通路に設けられており、スロットルバルブがほぼ閉じたときは、バイパス通路の入口がスロットルバルブより下流に位置することで圧力差が生じず、吸気通路からバイパス通路へ空気が流れず、スロットルバルブが開いたときは、バイパス通路の入口がスロットルバルブより上流に位置することで圧力差が生じ、吸気通路からバイパス通路へ空気が流れることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、内燃機関の運転時に吸気通路からバイパス通路へ空気が流れることで、エゼクタに負圧が発生する。この負圧により、キャニスタに捕集された蒸発燃料がパージ通路を通じエゼクタへ引かれ、バイパス通路を通じ吸気通路へとパージされる。ここで、バイパス通路の空気の流れは、空気流調整手段により調整される。すなわち、内燃機関の運転時に、バイパス通路の上流側の圧力と下流側の圧力との圧力差に応じ、空気流調整手段により、吸気通路からバイパス通路へ空気を流す状態と流さない状態に調整される。従って、バイパス通路に空気が流れない状態では、エゼクタに負圧が発生せず、エゼクタを機能させて蒸発燃料がキャニスタからパージされることはない。もっとも、このときは、吸気通路における負圧の吸気圧力が、バイパス通路からエゼクタ及びパージ通路に作用することにより、キャニスタに捕集された蒸発燃料が、パージ通路、エゼクタ及びバイパス通路を通じ吸気通路へパージ可能となる。一方、バイパス通路に空気が流れる状態では、エゼクタに負圧が発生する。このため、その発生負圧に引かれて、キャニスタに捕集された蒸発燃料が、積極的に、パージ通路、エゼクタ及びバイパス通路を通じ吸気通路へパージされることとなる。それに加え、バイパス通路の入口が、スロットルバルブの直下流にて吸気通路に設けられるので、その入口に作用する圧力がスロットルバルブの開度によって変わり得る。そして、スロットルバルブがほぼ閉じたときは、バイパス通路の入口と出口がスロットルバルブより下流に位置することで、上記した圧力差が小さくなり、吸気通路からバイパス通路へ空気が流れず、エゼクタが機能しない。もっとも、このときは、吸気通路に発生する負圧が入口と出口からバイパス通路を通じエゼクタ及びパージ通路に作用することにより、キャニスタに捕集された蒸発燃料が、パージ通路、エゼクタ及びバイパス通路を通じ吸気通路へパージ可能となる。一方、スロットルバルブが開いたときは、バイパス通路の入口のみがスロットルバルブより上流に位置することで、上記した圧力差が生じ、吸気通路からバイパス通路へ空気が流れ、エゼクタに負圧が発生する。従って、その発生負圧により、キャニスタに捕集された蒸発燃料が、積極的に、パージ通路、エゼクタ及びバイパス通路を通じ吸気通路へパージされることとなる。ここで、バイパス通路の空気の流れを調整するために、エゼクタ以外の構成要素を別途設ける必要がない。
請求項1に記載の発明によれば、内燃機関の運転状態にかかわらずキャニスタに捕集された蒸発燃料を吸気通路へパージすることができ、併せて、エゼクタを使い分けるための構成を簡単にすることができる。加えて、バイパス通路における空気の流れを調整するためにエゼクタ以外の構成要素を別途設ける必要がなく、この意味で、エゼクタを使い分けるための構成をより簡単なものにすることができ、その構成のコンパクト化に寄与できる。
第1実施形態に係り、蒸発燃料処理装置を含むエンジンシステムを示す概略図。 同実施形態に係り、吸気通路及びバイパス通路等に関する構成を示す概略図。 同実施形態に係り、エゼクタの概略構成を示す断面図。 同実施形態に係り、吸気通路の吸気圧力(負圧)とバイパス通路の空気の流量との関係を示すグラフ。 第2実施形態に係り、吸気通路及びバイパス通路等に関する構成を示す概略図。 第3実施形態に係り、吸気通路及びバイパス通路等に関する構成を示す概略図。 同実施形態に係り、エゼクタの概略構成を示す断面図。 同実施形態に係り、バイパス通路の入口とスロットルバルブとの関係を示す斜視図。 同実施形態に係り、スロットル開度に対する、エゼクタ上流のバイパス通路における空気流量の関係(流量特性)のイメージを示すグラフ。 別の実施形態に係り、バイパス通路の入口とスロットルバルブとの関係を示す斜視図。 別の実施形態に係り、バイパス通路の入口とスロットルバルブとの関係を示す斜視図。
<第1実施形態>
以下、本発明における内燃機関の蒸発燃料処理装置を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。この実施形態では、内燃機関として、HV車両やCVT搭載車両のエンジンを想定している。
図1に、この実施形態の蒸発燃料処理装置を含むエンジンシステムを概略図により示す。エンジン1は、燃焼室2に外気を吸入するための吸気通路3と、燃焼室2から排気ガスを排出するための排気通路4とを備える。燃焼室2には、燃料タンク5に収容された燃料が供給される。すなわち、燃料タンク5の燃料は、同タンク5に内蔵された燃料ポンプ6により燃料通路7へ吐出されて、吸気通路3に設けられたインジェクタ8へ圧送される。圧送された燃料は、インジェクタ8により噴射され、吸気通路3を流れる空気と共に燃焼室2に吸入され、燃焼に供される。
吸気通路2には、その入口側からエンジン1にかけて、エアクリーナ9、スロットルバルブ10及びサージタンク11が設けられる。スロットルバルブ10は、吸気通路3における吸気流量を調節するために開閉される。スロットルバルブ10の開閉は、運転者によるアクセルペダル(図示略)の操作に連動する。サージタンク11は、吸気通路3における吸気脈動を平滑化させる。
この実施形態で、吸気通路3には、バイパス通路21が設けられる。バイパス通路21は、エアクリーナ9とサージタンク11との間にて、吸気通路3におけるスロットルバルブ10より上流の部位と下流の部位とを連通させるように設けられる。図2に、吸気通路3及びバイパス通路21等に関する構成を概略図により示す。バイパス通路21には、エゼクタ22が設けられる。エゼクタ22は、吸気通路3からバイパス通路21を流れる空気により負圧を発生させるようになっている。
この実施形態の蒸発燃料処理装置は、燃料タンク5で発生する蒸発燃料(ベーパ)を大気中へ放出させることなく捕集して処理するように構成される。この装置は、燃料タンク5で発生するベーパを捕集するキャニスタ23を備える。キャニスタ23は、ベーパを吸着するために、活性炭よりなる吸着剤を内蔵する。
キャニスタ23には、大気を導入する大気通路24が接続される。大気通路24の先端は、燃料タンク5に設けられる給油筒5aの入口に連通する。大気通路24には、フィルタ25が設けられる。キャニスタ23から延びるパージ通路26の先端は、エゼクタ22に接続される。パージ通路26の途中には、同通路26を開閉するために、電気的駆動弁であるパージ・バキューム・スイッチング・バルブ(パージVSV)27が設けられる。パージVSV27は、エンジン1の運転時に開弁してパージ通路26を開くようになっている。キャニスタ23から延びるベーパ通路28の先端は、燃料タンク5に連通する。
この蒸発燃料処理装置は、燃料タンク5で発生するベーパをベーパ通路28を通じキャニスタ23に一旦捕集する。そして、エンジン1の運転時にパージVSV27が開弁しているときに、吸気通路3に空気が流れ、吸気通路3からバイパス通路21に空気が流れることにより、エゼクタ22に負圧が発生する。この発生負圧により、キャニスタ23に捕集されたベーパが、キャニスタ23からパージ通路26を通じエゼクタ22へ引かれ、更にバイパス通路21を通じ吸気通路3へとパージされる。
この実施形態で、ベーパ通路28には、燃料タンク5とキャニスタ23との間の気体の流れを制御するための締め切り弁29が設けられる。この締め切り弁29は、燃料タンク5の内圧が所定値以上の正圧となるときに開き、キャニスタ23に捕集されたベーパが吸気通路3へパージされるときの負圧により閉じるように構成される。
図3に、エゼクタ22の概略構成を断面図により示す。エゼクタ22は、外側のアウタパイプ31と、内側のインナパイプ32とを備えた二重管構造をなす。アウタパイプ31の先端部31aは、漏斗状をなし、バイパス通路21の下流側に接続される出口管継手31bを含む。アウタパイプ31の基端部31cには、上流側のバイパス通路21が接続される入口管継手31dが設けられる。アウタパイプ31の中間部31eには、パージ通路26の先端部が接続されるパージ管継手31fが設けられる。インナパイプ32の先端部は、漏斗状をなすノズル32aとなっており、アウタパイプ31の先端部31a、すなわち下流側のバイパス通路21へ向けて配置される。インナパイプ32の基端部32bは、アウタパイプ31の入口管継手31dを通じ上流側のバイパス通路21に連通する。そして、エゼクタ22は、バイパス通路21を流れる空気を駆動ガスとしてインナパイプ32に導入し、そのノズル32aから噴射させることにより、低圧超音速流とし、ノズル32aとアウタパイプ31の先端部31aとの間に負圧を発生させる。この負圧が、パージ管継手31fからパージ通路26に作用するようになっている。
この実施形態では、エゼクタ22の上流側には、圧力感応式の開閉弁33が設けられる。すなわち、アウタパイプ31の基端部31cには、仕切壁31gにより仕切られた弁室31hが設けられる。弁室31hには、開閉弁33が、インナパイプ32の基端部32bに対応して設けられる。開閉弁33は、ばね34及び弁体35を含む。弁体35は、インナパイプ32の基端と、アウタパイプ31の基端内壁31iとの間にて、インナパイプ32の基端開口を開閉可能とするように配置される。弁体35がインナパイプ32の基端開口を閉じることで、バイパス通路21が閉じられる。ばね34は、仕切壁31gと弁体35との間に介在され、バイパス通路21が開く方向へ弁体35を付勢するようになっている。そして、開閉弁33には、バイパス通路21の上流側の圧力、すなわち吸気通路3におけるスロットルバルブ10より上流の圧力(大気圧力)と、バイパス通路21の下流側の圧力、すなわちスロットルバルブ10より下流の圧力(吸気圧力)がそれぞれ作用するようになっている。開閉弁33は、これら大気圧力と吸気圧力との圧力差に応じて作動する。そして、エンジン1の運転時に、上記圧力差が所定値を超える場合には、バイパス通路21を閉じるようになっている。つまり、上記圧力差が所定値を超える場合に、弁体35がばね34の付勢力に抗して吸気圧力である負圧により変位してバイパス通路21を閉じるようになっている。一方、エンジン1の運転時に、上記圧力差が所定値以下となる場合には、弁体35がばね34の付勢力により変位してバイパス通路21を開くようになっている。
上記構成によれば、開閉弁33は、例えば、スロットルバルブ10がほぼ閉じたエンジン1のアイドル運転時に、エゼクタ22に負圧を発生させないために吸気通路3からバイパス通路21へ空気を流さないようになっている。一方、開閉弁33は、例えば、スロットルバルブ10が開いたエンジン1の通常運転時、すなわち定常運転時又は加速運転時等には、エゼクタ22に負圧を発生させるために吸気通路3からバイパス通路21へ空気を流すようになっている。この実施形態で、開閉弁33は、本発明の空気流調整手段の一例に相当する。
図4に、吸気通路3の吸気圧力(負圧)とバイパス通路21の空気の流量との関係をグラフにより示す。この関係は、開閉弁33の開閉特性を反映している。このグラフから、吸気圧力が低いとき(負圧が大きいとき)は、開閉弁33によりバイパス通路21が閉じて同通路21に空気が流れないことが分かる。また、吸気圧力が所定値より大きくなる(負圧が所定値より小さくなる)と、バイパス通路21の空気の流量が、一つの極大値をもって増減することが分かる。図4に示すピーク領域は、エゼクタ22により最大限に負圧を発生させるために、バイパス通路21に空気の流れが必要になる領域である。
以上説明したこの実施形態の蒸発燃料処理装置によれば、エンジン1の運転時に吸気通路3からバイパス通路21へ空気が流れることにより、エゼクタ22に負圧が発生する。この発生負圧により、キャニスタ23に捕集されたベーパがキャニスタ23からパージ通路26を通じエゼクタ22へ引かれ、バイパス通路21を通じ吸気通路3へとパージされる。
ここで、バイパス通路21の空気の流れは、エゼクタ22に設けられた開閉弁33により調整される。例えば、スロットルバルブ10がほぼ閉じたアイドル運転時等には、エゼクタ22に負圧を発生させないようにするために、開閉弁33は、吸気圧力と大気圧力との圧力差によりバイパス通路21を閉じる。これにより、吸気通路3からバイパス通路21へ空気が流れない。従って、アイドル運転時等には、バイパス通路21に空気が流れず、エゼクタ22が機能しない。このため、エゼクタ22の機能によりキャニスタ23からベーパがパージされることはない。そして、バイパス通路21に空気が流れないことから、バイパス通路21を通じエンジン1へ空気が供給されず、アイドル運転等に悪影響がない。すなわち、エンジン1のアイドル回転速度が不安定に上昇したりすることがない。もっとも、バイパス通路21に空気が流れなくても、エゼクタ22にはバイパス通路21の出口側から吸気通路3における吸気圧力(負圧)が作用する。このため、パージ通路26には、バイパス通路21及びエゼクタ22を通じ、吸気圧力(負圧)が作用し、キャニスタ23に捕集されたベーパがパージ通路26を通じエゼクタ22へ流れ、更にバイパス通路21から吸気通路3へとパージされることとなる。
一方、例えば、スロットルバルブ10が開いた通常運転時等、すなわち定常運転時又は加速運転時等には、エゼクタ22に負圧を発生させるようにするために、開閉弁33は、上記圧力差によってバイパス通路21を開く。これにより、吸気通路3からバイパス通路21へ空気が流れ、エゼクタ22に負圧が発生する。このため、その発生負圧に引かれて、キャニスタ23に捕集されたベーパが、積極的に、パージ通路26、エゼクタ22及びバイパス通路21を通じ吸気通路3へとパージされることとなる。
このように本実施形態では、エンジン1の運転状態にかかわらず、すなわち上記圧力差の大小にかかわらず、キャニスタ23に捕集されたベーパを吸気通路3へパージすることができる。併せて、エゼクタ22を使い分けるために、従来技術のような第2の経路を設ける必要がなく、エゼクタ22を使い分けるための構成を簡単にすることができる。
この実施形態では、バイパス通路21における空気の流れを調整するために、圧力感応式の開閉弁33を使用するので、開閉弁33を制御するための電気的構成の必要がない。この意味で、エゼクタ22を使い分けるための構成をより簡単なものにすることができる。また、開閉弁33が、ばね34と弁体35により簡単な構成となる。このため、開閉弁33を小型化することができ、エゼクタ22を使い分けるための構成のコンパクト化に寄与できる。
<第2実施形態>
次に、本発明における内燃機関の蒸発燃料処理装置を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、前記第1実施形態と同等の構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
図5に、この実施形態の蒸発燃料処理装置につき、吸気通路3及びバイパス通路21等に関する構成を図2に準ずる概略図により示す。この実施形態では、バイパス通路21における空気流調整手段の点で第1実施形態と構成が異なる。すなわち、この実施形態では、空気流調整手段が、エゼクタ22の上流側に設けられてバイパス通路21を開閉する電気的駆動弁としてのバイパスVSV41と、そのバイパスVSV41を制御する制御手段としての電子制御装置(ECU)42とを含む。バイパスVSV41は、エゼクタ22より上流のバイパス通路21に設けられる。エゼクタ22には、第1実施形態の開閉弁33は設けられていない。
この実施形態で、ECU42は、バイパス通路21の上流側の圧力と下流側の圧力との圧力差に応じバイパス通路21を開閉するようにバイパスVSV41を制御するようになっている。この実施形態では、ECU42は、エンジン1の運転状態を示す各種信号(例えば、エンジン回転速度、吸気圧力、スロットル開度及びエンジン冷却水温度等)に基づいて上記圧力差を反映した運転状態を判断し、バイパスVSV41を制御するようになっている。例えば、ECU42は、エンジン1のアイドル運転時には、上記圧力差が所定値以上になるものと判断して、バイパス通路21が閉じるようにバイパスVSV41を閉弁制御する。一方、ECU42は、例えば、エンジン1の通常運転時、すなわち定常運転時又は加速運転時には、上記圧力差が所定値未満になるものと判断して、バイパス通路21が開くようにバイパスVSV41を開弁制御するようになっている。
従って、この実施形態によれば、例えば、エンジン1のアイドル運転時には、バイパス通路21が閉じるようにバイパスVSV41がECU42により閉弁制御されることで、バイパス通路21に空気が流れず、エゼクタ22が機能しない。このため、バイパス通路21を通じエンジン1へ空気が供給されず、エンジン1のアイドル運転に悪影響がない。もっとも、このときは、スロットルバルブ10より下流の吸気通路3における吸気圧力(負圧)が、バイパス通路21を通じエゼクタ22及びパージ通路21に作用する。この負圧により、キャニスタ23に捕集されたベーパが、パージ通路26、エゼクタ22及びバイパス通路21を通じ吸気通路3へパージ可能となる。
一方、例えば、エンジン1の通常運転時、すなわち定常運転時又は加速運転時には、バイパス通路21が開くようにバイパスVSV41がECU42により開弁制御されることで、バイパス通路21に空気が流れ、エゼクタ22に負圧が発生する。この発生負圧により、キャニスタ23に捕集されたベーパが、積極的に、パージ通路26、エゼクタ22及びバイパス通路21を通じ吸気通路3へパージされることとなる。
このように本実施形態では、エンジン1の運転状態にかかわらず、すなわち上記圧力差の大小にかかわらず、キャニスタ23に捕集されたベーパを吸気通路3へパージすることができる。併せて、エゼクタ22を使い分けるために、従来技術のような第2の経路を設ける必要がなく、エゼクタ22を使い分けるための構成を簡単にすることができる。
また、この実施形態では、バイパスVSV41がECU42により制御されるので、バイパス通路21における空気の流れを、エンジン1の運転状態に係る任意な条件に合わせて正確に調整することができる。この意味で、HV車両やCVT搭載車両のエンジンの特性に合わせてより効率的にベーパを吸気通路3へパージすることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明における内燃機関の蒸発燃料処理装置を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図6に、この実施形態の蒸発燃料処理装置につき、吸気通路3及びバイパス通路21等に関する構成を図2に準ずる概略図により示す。この実施形態では、バイパス通路21における空気流調整手段の点で第1実施形態と構成が異なる。すなわち、この実施形態で、空気流調整手段は、吸気通路3、スロットルバルブ10及びバイパス通路21を含む。ここで、バイパス通路21は、前記各実施形態とは異なり、スロットルバルブ10より下流の吸気通路3に対して設けられる。バイパス通路21の入口51は、スロットルバルブ10の近傍にて吸気通路3に設けられる。バイパス通路21の出口52は、上記入口51より下流にて吸気通路3のサージタンク11に設けられる。エゼクタ22には、第1実施形態の開閉弁33は設けられていない。
図7に、エゼクタ22の概略構成を断面図により示す。このエゼクタ22は、インナパイプ32の基端部32bがアウタパイプ31の基端部31cの底壁を貫通して外部へ突出することで入口管継手32cが構成される。その他の構成は、図3に示すエゼクタ22のそれと基本的に同じである。
図8に、バイパス通路21の入口51とスロットルバルブ10との関係を斜視図により示す。この実施形態では、図8に示すように、入口51は一つの丸孔であり、スロットルバルブ10の直下流にて吸気通路3を構成する吸気管53に形成される。
図9に、スロットルバルブ10の開度(スロットル開度)に対する、エゼクタ22より上流のバイパス通路21における(図6の鎖線楕円Aの部分の)空気流量の関係(流量特性)のイメージをグラフにより示す。このグラフから分かるように、スロットル開度が「0%」に近いアイドルの領域では、バイパス通路21に空気が流れない。アイドルの領域からスロットル開度が増大すると、「20%」程度の開度で空気流量が最大となり、その後、スロットル開度の増大に伴い空気流量が減少し、「50%〜100%(全開)」の範囲の開度では、空気流量がほぼ一定となる。従って、アイドル領域以外では、バイパス通路21に空気が流れ、エゼクタ22に負圧が発生し、その負圧によりベーパのパージが行われることとなる。
従って、この実施形態によれば、バイパス通路21の入口51が、スロットルバルブ10の近傍にて吸気通路3に設けられるので、その入口51に作用する圧力がスロットルバルブ10の開度によって変わり得る。そして、スロットルバルブ10がほぼ閉じたとき、例えば、エンジン1のアイドル運転時は、バイパス通路21の入口51と出口52の両方がスロットルバルブ10より下流に位置することとなる。このとき、バイパス通路21の上流側の圧力と下流側の圧力との間に圧力差が小さくなり、吸気通路3からバイパス通路21へ空気が流れず、エゼクタ22が機能しない。もっとも、このときは、吸気通路3における吸気圧力(負圧)が、入口51と出口52からバイパス通路21を通じエゼクタ22及びパージ通路26に作用する。これにより、キャニスタ23に捕集されたベーパが、パージ通路26、エゼクタ22及びバイパス通路21を通じ吸気通路3へパージ可能となる。
一方、スロットルバルブ10が開いたときは、例えば、エンジン1の通常運転時、すなわち定常運転時又は加速運転時には、バイパス通路21の入口51のみがスロットルバルブ10より上流に位置することとなる。このとき、上記した圧力差が生じ、吸気通路3からバイパス通路21へ空気が流れ、エゼクタ22に負圧が発生する。従って、その発生負圧により、キャニスタ23に捕集されたベーパが、積極的に、パージ通路26、エゼクタ22及びバイパス通路21を通じ吸気通路3へパージされることとなる。
このように本実施形態では、エンジン1の運転状態にかかわらず、すなわち上記圧力差の大小にかかわらず、キャニスタ23に捕集されたベーパを吸気通路3へパージすることができる。併せて、エゼクタ22を使い分けるために、従来技術のような第2の経路を設ける必要がなく、エゼクタ22を使い分けるための構成を簡単にすることができる。
また、この実施形態では、バイパス通路21における空気の流れを調整するためにエゼクタ22以外の構成要素を別途設ける必要がない。この意味で、エゼクタ22を使い分けるための構成をより簡単なものにすることができ、その構成のコンパクト化に寄与できる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
例えば、前記第3実施形態では、図8に示すように、バイパス通路21の入口51を、スロットルバルブ10の直下流にて吸気管53に形成された一つの丸孔とした。これに対し、図10に示すように、バイパス通路21の入口51を、スロットルバルブ10の直下流にて吸気管53の外周に沿って形成された複数の丸孔としてもよい。この場合、エンジンの大きさや形式に応じて丸孔の数を適合させることができる。また、図11に示すように、バイパス通路21の入口51を、スロットルバルブ10の直下流にて吸気管53の外周に沿って形成された長孔(スリット)としてもよい。この場合も、エンジンの大きさや形式に応じて長孔の長さや幅を適合させることができる。
この発明は、例えば、HV車両やCVT搭載車両のエンジンに適用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
3 吸気通路
5 燃料タンク
10 スロットルバルブ
21 バイパス通路
22 エゼクタ
23 キャニスタ
26 パージ通路
33 開閉弁(空気流調整手段)
34 ばね
35 弁体
41 バイパスVSV(電気的駆動弁)
42 ECU(制御手段)
51 入口
52 出口

Claims (1)

  1. 吸気通路にスロットルバルブを備えた内燃機関に設けられ、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに捕集し、その捕集された蒸発燃料をパージ通路を通じ前記吸気通路へパージして処理する蒸発燃料処理装置であって、
    前記吸気通路に設けられるバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられ、前記吸気通路から前記バイパス通路を流れる空気により負圧を発生させるエゼクタと、
    前記パージ通路が前記エゼクタに接続され、前記吸気通路から前記バイパス通路へ空気
    が流れて前記エゼクタに負圧が発生することにより、前記捕集された蒸発燃料が前記キャニスタから前記パージ通路を通じ前記エゼクタへ引かれ、前記バイパス通路を通じ前記吸気通路へパージされることと
    を備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、
    前記内燃機関の運転時に、前記バイパス通路の上流側の圧力と下流側の圧力との圧力差に応じ、前記吸気通路から前記バイパス通路へ空気を流す状態と流さない状態に調整するための空気流調整手段を備え、
    前記吸気通路から前記バイパス通路へ空気を流さない状態では、前記エゼクタに負圧が発生せず、前記吸気通路における負圧の吸気圧力が前記バイパス通路及び前記エゼクタを通じ前記パージ通路に作用することにより、前記捕集された蒸発燃料が前記キャニスタから前記パージ通路を通じ前記エゼクタへ流れ、前記バイパス通路から前記吸気通路へパージされ
    前記空気流調整手段は、前記吸気通路、前記スロットルバルブ及び前記バイパス通路を含み、前記バイパス通路は、前記スロットルバルブより下流の前記吸気通路に設けられ、前記バイパス通路の入口は、前記スロットルバルブの直下流にて前記吸気通路を構成する吸気管の外周に沿って複数形成される孔として設けられ、前記バイパス通路の出口は、前記入口より下流にて前記吸気通路に設けられており、
    前記スロットルバルブがほぼ閉じたときは、前記バイパス通路の前記入口が前記スロットルバルブより下流に位置することで前記圧力差が生じず、前記吸気通路から前記バイパス通路へ空気が流れず、前記スロットルバルブが開いたときは、前記バイパス通路の前記入口が前記スロットルバルブより上流に位置することで前記圧力差が生じ、前記吸気通路から前記バイパス通路へ空気が流れる
    ことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
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