JP5485255B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、リムに装着するタイヤにかかり、特には、少なくともサイド部が樹脂材料で形成されたタイヤに関する。
従来、乗用車等の車両には、ゴム、有機繊維材料、スチール部材等から構成された空気入りタイヤが用いられている。
しかしながら、使用後のゴムはリサイクルの用途に制限があり、焼却する、破砕して道路の舗装材料として用いる等して処分することが行われていた。
近年では、軽量化や成形性の容易さ、リサイクルのし易さから、樹脂材料、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー等をタイヤ材料として用いることが求められている。
例えば、特許文献1には、熱可塑性の高分子材料を用いて成形された空気入りタイヤが開示されている。
特開03−143701号公報
特許文献1に記載されているような熱可塑性の高分子材料を用いたタイヤは、ゴム製の従来タイヤ対比で製造が容易で、低コストである。
しかしながら、熱可塑性高分子材料を用いる場合や、骨格部材全体をカーカスプライ等の補強部材を内装しないで均一な材料で形成すると、一般的なゴム製の空気入りタイヤ対比で、耐応力、内圧等の観点で劣るため、耐圧性等に安全率を加味した高内圧保持による破壊に懸念がある。
これを回避するために、補強部材を埋設したり、材料の厚みを増やす方法等があるが、製造工程が複雑になる、重量増加を招く等の問題があり、改善が求められている。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、耐応力性を高め、より高い内圧を保持可能な樹脂材料からなるタイヤを提供することが目的である。
従来のゴム製の空気入りタイヤでは、耐圧性を向上するために、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときのサイド部の形状に関して種々の提案が成されているが、従来手法では性能向上も限界に近づいているのが現状であった。発明者が種々の検討を重ねた結果、従来では考えられていなかったサイド部のタイヤ周方向形状を工夫することで、耐応力性を高め、耐圧性を向上できることが分かった。
本発明の第1の態様は、上記事実に鑑みてなされたものであって、1対のサイド部と、前記1対のサイド部の径方向外側端同士を連結する外周部とを備えるタイヤであって、少なくともサイド部が熱可塑性材料で形成され、前記サイド部は、タイヤ内側及びタイヤ外側において、タイヤ周方向に曲率を有する曲率半径が大きい大湾曲部と前記大湾曲部よりも曲率半径の小さい小湾曲部とがタイヤ周方向に交互に配置されている
次に、第1の態様に係るタイヤの作用を説明する。
ドーナツ状の中空膜体における力の釣り合いを示す式として、下式(1)が知られている(例えば、タイヤ工学入門から応用まで(グランプリ出版) 酒井秀男著)。
P/h=σs/Rs+σt/Rt・・・・・・(1)式
P:内圧
h:サイド部の厚さ
σs:サイド部のラジアル方向の応力
σt:サイド部の周方向の応力
Rs:サイド部をタイヤ回転軸に沿った断面で見たときのサイド部内面の(曲率)半径(平均値)
Rt:サイド部を周方向に沿った断面で見たときのサイド部内面の(曲率)半径(平均値)
従来の空気入りタイヤでは、サイド部が周方向に向けて曲率を有していないため(サイド部の周方向の曲率は無限大。)、(1)式の右側の第2項(σt/Rt)は用いておらず、力の釣り合いはP/h=σs/Rsで決定されていた。このため、σs、h、及びRsの3つを調整して耐圧性(内圧P)を高めるには自ずとから限界があった。
第1の態様に係るタイヤでは、サイド部に、少なくともタイヤ周方向に曲率を有する湾曲部がタイヤ周方向に複数形成されているため、(1)式が適用できる。
このため、タイヤの耐圧性(内圧P)に関し、ラジアル方向の応力、及び周方向応力の2つの応力を用いることができ、従来対比で周方向の応力を使用できる分、ラジアル方向応力を低減し、耐圧性(内圧P)を向上することができる。
また、第1の態様に係るタイヤでは、サイド部の形状を工夫することで耐圧性を向上できるので、耐圧性を向上するためにサイド部を厚くする、補強部材を埋設する等でタイヤ重量を増加させる必要性が小さい。さらに、加硫ゴムよりも応力に弱い樹脂材料を、自動車用のタイヤとして問題無く用いることが容易となる。
熱可塑性材料を用いることで、必要となくなったタイヤの熱可塑性材料を溶融でき、リサイクル性が向上する。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るタイヤにおいて、前記サイド部のタイヤ径方向内側にリムのビードシート、及びリムフランジに接触するビード部を備え、前記ビード部に金属材料からなる環状のビードコアが埋設されている。
次に、第2の態様に係るタイヤの作用を説明する。
リムとの嵌合部位であるビード部に、金属部材からなる環状のビードコアを埋設することで、従来のゴム製の空気入りタイヤと同様に、リムに対してタイヤを強固に保持することが出来る。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様に係るタイヤにおいて、前記サイド部から前記外周部まで前記熱可塑性材料で形成されている。
次に、第3の態様に係るタイヤの作用を説明する。
サイド部から外周部まで熱可塑性材料で形成されている、即ち、熱可塑性材料を用いて一方のサイド部から他方のサイド部までを形成することで、タイヤ全体に占める熱可塑性材料の割合が大きくなり、リサイクル性が向上する。
本発明の第4の態様に係る発明は、第1の態様〜第3の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、前記熱可塑性材料よりも剛性の高いコードを螺旋状に巻回することで形成された補強層が前記外周部に少なくとも一部が埋設されている。
次に、第4の態様に係るタイヤの作用を説明する。
熱可塑性材料よりも剛性の高いコードを螺旋状に巻回することで形成された補強層をタイヤ径方向外周側に設けることで、タイヤの路面と接地する側が補強される。なお、この補強層は、ゴム製の空気入りタイヤのベルトに相当する役目をする。
したがって、補強層を設けることで、補強層を設け無い場合に比較して耐パンク性、耐破壊性、周方向剛性、クリープ防止効果等が向上する。
また、補強層をタイヤ外周部に設けることで、内圧を張った状態の耐圧性が向上する。さらに、補強層はタイヤ外周部に埋設されることで、走行時の入力などによってズレが生ずることはなく、確実に強度を保持できる。
本発明の第5の態様は、第1の態様〜第4の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、タイヤ内の空気が外部へ漏れないように、リムと接触する部分に、前記熱可塑性材料よりも軟質な材料からなるシール部が設けられている。
次に、第5の態様に係るタイヤの作用を説明する。
リムと接触する部分に、熱可塑性材料よりも軟質な材料からなるシール部を設けることで、タイヤとリムとの間のシール性が向上する。このため、リムと樹脂材料とでシールする場合に比較して、タイヤ内の空気の漏れをより一層抑えることができる。また、シール部を設けることで、リムフィット性も向上する。
本発明の第6の態様は、第1の態様〜第5の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、路面と接触する部分に、前記熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れたゴムからなるトレッドゴム層が設けられている。
次に、第6の態様に係るタイヤの作用を説明する。
路面と接触する部分に、熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れたゴムからなるトレッドゴム層を設けたことで、路面と接触する部分にゴムを設けない場合に比較して、耐摩耗性、耐破壊性等が向上する。
本発明の第7の態様は、第1の態様〜第6の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、前記湾曲部は、タイヤ内側に曲率中心を有する第1湾曲部分、及びタイヤ外側に曲率中心を有する第2湾曲部分の少なくとも一方を有する。
次に、第7の態様に係るタイヤの作用を説明する。
湾曲部がタイヤ内側に曲率中心を有する第1湾曲部分、及びタイヤ外側に曲率中心を有する第2湾曲部分の少なくとも一方を有すれば、耐圧の向上は図られる。
本発明の第8の態様は、第1の態様〜第7の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、前記サイド部をタイヤ回転軸に沿った断面で見たときのサイド部内面の曲率半径をRs、前記サイド部を周方向に沿った断面で見たときのサイド部内面の曲率半径をRtとしたときに、0.1≦Rt/Rs≦1.0を満足する。
次に、第8の態様に係るタイヤの作用を説明する。
0.1≦Rt/Rs≦1.0を満足することで、タイヤとしてのしなやかさを確保しつつ、サイド部において必要な耐圧性を確保できる。
本発明の第9の態様は、第1の態様〜第8の態様の何れか1つの態様のタイヤにおいて、前記サイド部は厚さが一定に形成されている。
以上説明したように本発明のタイヤによれば、耐応力性を高め、より高い内圧を保持することができる、という効果がある。
参考例に係るタイヤの一部を断面にした斜視図である。 リムに装着したビード部の断面図である。 タイヤの側面図である。 サイド部の周方向に沿った断面図である(図2Aの2B−2B線断面図)。 他の参考例に係るタイヤの一部を断面にした斜視図である。 他の参考例に係るタイヤの側面図である。 サイド部の一部を示す斜視図である。 他の参考例に係るサイド部の断面図である。 他の参考例に係るサイド部の断面図である。 第1の実施形態に係るサイド部の断面図である。 第2の実施形態に係るサイド部の断面図である。 他の参考例に係るサイド部の断面図である。 他の参考例に係るサイド部の断面図である。 他の参考例に係るサイド部の断面図である。
以下に、図面にしたがって本発明のタイヤを説明する前に、参考例に係るタイヤを説明する。
図1に示すように、参考例のタイヤ10は、従来一般の空気入りタイヤと略同様の断面形状を呈しており、リム20のビードシート部21とリムフランジ22とに接触する1対のビード部12、ビード部12からタイヤ径方向外側に延びるサイド部14、一方のサイド部14のタイヤ径方向外側端と他方のサイド部14のタイヤ径方向外側端とを連結するクラウン部16を備え、これらビード部12、サイド部14、及びクラウン部16は樹脂材料で形成されている。
本参考例のタイヤ10は、リム20のビードシート部21、及びリムフランジ22に接触する1対のビード部12、ビード部12からタイヤ径方向外側に延びるサイド部14、一方のサイド部14のタイヤ径方向外側端と他方のサイド部14のタイヤ径方向外側端とを連結するクラウン部16からなるタイヤケース17を備えている。
本参考例のタイヤケース17は、単一の樹脂材料で形成されている。
本参考例のタイヤケース17は、一つのビード部12、一つのサイド部14、及び半幅のクラウン部16が一体としてモールド等で成形された同一形状とされた円環状のタイヤ半体17Aを互いに向かい合わせてタイヤ赤道面部分で接合することで形成されている。なお、タイヤケース17は、2つの部材を接合して形成するものに限らず、3以上の部材を接合して形成しても良く、1対のビード部12、1対のサイド部14、及びクラウン部16を一体で成形したものであっても良い。
樹脂材料としては、ゴム様の弾性を有する熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)等を用いることができるが、走行時に必要とされる弾性、成形性等を考慮すると熱可塑性エラストマーを用いることが好ましい。
熱可塑性エラストマーとしては、例えば、JIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が上げられる。
また、熱可塑性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が上げられる。
また、熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
本参考例では、タイヤケース17を熱可塑性合成樹脂で形成している。
本参考例のビード部12には、従来一般の空気入りタイヤと同様の、スチールコードからなる円環状のビードコア18が埋設されているが、ビード部12の剛性が確保され、リム20との嵌合に問題なければビードコア18は省略しても良い。
本参考例では、ビード部12のリム20との接触部分、少なくともリム20のリムフランジ22と接触する部分に、樹脂材料よりも軟質な材料が用いられ、例えば、軟質でかつ弾性を有することでシール性(気密性)に優れたゴムからなる円環状のシール層24が形成されている。なお、シール層24はビードシートと接触する部分にも形成されていても良い。このシール層24を形成するゴムとしては、従来一般のゴム製の空気入りタイヤのビード部外面に用いられているゴムと同種のゴムを用いることが好ましい。
なお、熱可塑性合成樹脂のみでリム20との間のシール性が確保できれば、ゴムのシール層24は省略しても良く、サイド部14を形成している熱可塑性合成樹脂よりもシール性に優れる他の種類の熱可塑性合成樹脂を用いても良い。
クラウン部16の外周面には、螺旋状に巻回されたスチール、有機繊維等のコード26を含むクラウン部補強層28が設けられている。このクラウン部補強層28は、従来のゴム製の空気入りタイヤのカーカスの外周面に配置されるベルトに相当するものである。
なお、クラウン部補強層28は、コード26のみで形成されていても良く、コード26を熱可塑性合成樹脂等で被覆したシート形状のものであっても良い。なお、本参考例のクラウン部補強層28は、熱可塑性合成樹脂シートにコード26が埋設されているものである。
クラウン部補強層28の外周側には、サイド部14を形成している熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れたゴムからなるトレッドゴム層30が配置されている。トレッドゴム層30に用いるゴムは、従来のゴム製の空気入りタイヤに用いられているゴムと同種のゴムを用いることが好ましい。
なお、サイド部14を形成している熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れる他の種類の熱可塑性材料からなるトレッド層を外周部に設けても良い。
本参考例のタイヤ10では、サイド部14が周方向に曲率半径を有している。
具体的には、サイド部14を周方向に沿って断面で見た図2Bに示すように、本参考例のサイド部14は、タイヤ内側(矢印IN方向)に曲率中心Pを有する円弧曲面部32を周方向に複数連結したものである。
なお、図1Aに示すように、サイド部14のタイヤ回転軸に沿った断面形状(円弧タイヤ回転軸に沿った円弧曲面部32の断面形状)は、従来のゴム製の空気入りタイヤと同様に、基本的には、全体がタイヤ内側に曲率中心を有する円弧形状を呈しているが、空気充填前においては、一部分にタイヤ外側に曲率中心を有する円弧形状部分があっても良い。
下記の(1)式のhは、図2Bに示すようにサイド部14の厚さであり、Rsは、図1Aに示すようにサイド部14の円弧曲面部32の内面のラジアル方向の曲率半径(平均値)であり、Rtは図2Bに示すように円弧曲面部32の内面の周方向の曲率半径(平均値)である。なお、曲率半径は、例えば、等間隔に10点の曲率半径を測定し、その平均値を用いても良い。
P/h=σs/Rs+σt/Rt・・・・・・(1)式
なお、タイヤ10が乗用車用の場合、周方向に配置する曲率中心が同一側の円弧曲面部32の数は、6〜90の範囲内、好ましくは12〜60の範囲内が好ましい。周方向に配置する円弧曲面部32の数は、上記範囲に限定されるものでは無く、タイヤのサイズ、負荷等によって適宜変更されるものである。
円弧曲面部32は、ユニフォミティの観点から、タイヤ周方向に等間隔に配置することが好ましい。
円弧曲面部32のラジアル方向の半径Rsと、円弧曲面部32の周方向半径Rtとの比率Rt/Rsは、0.01≦Rt/Rs≦10が好ましく、0.1≦Rt/Rs≦1.0とすることがより好ましい。
タイヤ10が乗用車用の場合、円弧曲面部32の周方向半径Rtは、5〜40mmの範囲内が好ましい。円弧曲面部32の周方向半径Rtは、タイヤサイズ、使用時の負荷等によって適宜変更されるものである。
円弧曲面部32の厚さTは、タイヤ10の縦ばね定数、乗心地、耐久性、熱可塑性材料の物性等によって適宜変更される。
本参考例では、円弧曲面部32の厚さTがタイヤ周方向、及びタイヤ径方向に一定であるが、タイヤ周方向に部分的に異なっていても良く、タイヤ径方向に部分的に異なっていても良い。
本参考例では、ビード部12にビードコア18を埋設したが、リム20との嵌合強度が確保できればビードコア18を省略しても良い。
(作用)
本参考例のタイヤ10は、従来のゴム製の空気入りタイヤと同様にリム20に装着することでリム20との間に空気室が形成され、空気室に空気を充填して車両の走行に用いられる。タイヤ内に空気を充填することで、空気圧によってタイヤ全体に応力が作用することになる。
本参考例のタイヤ10では、周方向に曲率を有する円弧曲面部32を周方向に複数連結することでサイド部14がされているため、サイド部14に作用する応力を、ラジアル方向の応力と、タイヤ周方向の応力とに分散できるため、周方向に円弧曲面部を備えていない従来形状よりもラジアル方向応力を低減でき、熱可塑性材料をサイド部14に用いても、車両に用いる空気入りタイヤとしての耐圧性(内圧)を十分に確保することが容易となる。したがって、サイド部14の形状のみで耐圧性(内圧)を確保可能となり、従来のゴム製の空気入りタイヤで必要とされていたカーカスを省略することも可能となる。
本参考例のタイヤ10では、タイヤケース17を真空成形、圧空成形、メルトキャスティング、インジェクション成形等で成形することができるので、従来のゴム製の空気入りタイヤに比較して、製造工程を大幅に簡略化できる。
本参考例のタイヤ10では、タイヤ構成材料の中で熱可塑性材料の占める割合が大きいので、リサイクル性が良好である。
また、本参考例のタイヤ10では、ビード部12にビードコア18を埋設しているので、従来のゴム製の空気入りタイヤと同様に、リム20に対する嵌合強度を確保できる。
クラウン部16を補強する本参考例のクラウン部補強層28は、熱可塑性材料よりも剛性の高いコードを螺旋状に巻回することで形成されているので、従来のゴム製の空気入りタイヤに設けられているスパイラルベルトと同様の作用が得られ、耐パンク性、耐破壊性、周方向剛性、クリープ防止効果等を向上することができる。
本参考例のタイヤ10では、リム20と接触する部分、特にはリムフランジ22と接触する部分に、熱可塑性材料よりも軟質な材料であり、かつ弾性を有するシール性(気密性)に優れたゴムからなるシール層24を設けているので、従来のゴム製の空気入りタイヤと同様のシール性が得られる。
本参考例のタイヤ10では、従来のゴム製の空気入りタイヤのトレッドに用いられているゴムと同種のゴムからなるトレッドゴム層を備えているので、従来のゴム製の空気入りタイヤと同等の耐摩耗性、グリップ等を得ることができる。
上記参考例のタイヤ10は、ビード部12をリム20に装着することで、タイヤ10とリム20との間で空気室を形成する、所謂チューブレスタイヤであったが、本発明はこれに限らず、図3に示すように、完全なチューブ形状であっても良い。
上記参考例では、同一形状の円弧曲面部32を周方向に複数連結することでサイド部14がされていたが、図4に示すように、タイヤ径方向内側部分が外側部分よりも幅狭の第1の円弧曲面部34Aと、タイヤ径方向外側部分が内側部分よりも幅狭の第2の円弧曲面部34Bとを交互に配置してサイド部14を形成しても良い。
円弧曲面部32は、上記参考例のものに限らず、図5に示すようにタイヤ外側(矢印OUT方向側)に曲率中心を有する場合、図6に示すように、タイヤ外側に曲率中心Poを有するものと、タイヤ内側(矢印IN方向側)に曲率中心Piを有するものを交互に配置する場合(なお、図6の場合、曲率半径Roと曲率半径Riは異なっていても良い。)がある。
また、上記参考例では、円弧曲面部32の厚さがタイヤ周方向、及びタイヤ径方向に一定であったが、何れかの方向に厚さを変化させても良い。例えば、サイド部14の周方向断面形状を、図9に示すように外周面をフラットにして内周面側に複数の円弧曲面部32を形成しても良く、図10に示すように内周面をフラットにして外周面側に複数の円弧曲面部32を形成しても良く、図11に示すように、内周面側と外周面側の両方に円弧曲面部32を形成しても良い。
[第1の実施形態]
図7に示すように、第1の実施形態のタイヤ10は、タイヤ内側に曲率中心を有し、かつ曲率半径の大きな円弧曲面部32と小さな円弧曲面部32交互に配置されている。
[第2の実施形態]
図8に示すように、第2の実施形態のタイヤ10は、タイヤ外側に曲率中心を有し、かつ曲率半径の大きな円弧曲面部32と小さな円弧曲面部32交互に配置されている。
(試験例)
効果を確かめるために、サイド部に周方向の曲率を有さない、従来一般のサイド部形状とされた比較例のタイヤと、前述した参考例のようにサイド部に周方向の曲率を有したタイヤとを試作し、耐圧の比較を行った。
供試タイヤの諸元
タイヤサイズ:155/65R13
材料の種類:TPO
サイド部の厚さ:平均厚さ2.5mm
サイド部形状:比較例は周方向の曲率を有する円弧曲面部は無し。実施例は複数の円弧曲面部を周方向に均等配置した。
耐圧試験方法:タイヤをリムに装着し、タイヤ内に圧力を掛けて水を充填し、タイヤが破壊された時点の水圧を計測した。評価は比較例のタイヤの破壊時の圧力を100とする指数表示とし、数値が大きいほど、耐圧性に優れていることを表している。
Figure 0005485255
試験の結果、サイド部に周方向の曲率を設けることで、耐圧を大幅に向上できることが分かった。
なお、曲率半径Rsと曲率半径Rtとの比率である曲率半径比Rt/Rsが0.01未満になると、サイド部の剛性が高すぎてタイヤとしてのしなやかさ(弾性)が不足することになり、曲率半径比Rt/Rsが10を超えると、サイド部において所望する耐圧性の向上が見込めなくなる場合がある。さらには、Rt/Rsは0.1以上で1.0以下が好ましい。
(符号の説明)
10 タイヤ
12 ビード部
14 サイド部
16 クラウン部(外周部)
17 タイヤケース
17A タイヤ半体
18 ビードコア
20 リム
21 ビードシート部
22 リムフランジ
24 シール層
26 コード
28 クラウン部補強層
30 トレッドゴム層
32 円弧曲面部
34A 円弧曲面部
34B 円弧曲面部
P 曲率中心
Rt 半径
Rt 周方向半径

Claims (9)

  1. 1対のサイド部と、前記1対のサイド部の径方向外側端同士を連結する外周部とを備えるタイヤであって、
    少なくともサイド部が熱可塑性材料で形成され、
    前記サイド部は、タイヤ内側及びタイヤ外側において、タイヤ周方向に曲率を有する曲率半径が大きい大湾曲部と前記大湾曲部よりも曲率半径の小さい小湾曲部とがタイヤ周方向に交互に配置されている、タイヤ。
  2. 前記サイド部のタイヤ径方向内側にリムのビードシート、及びリムフランジに接触するビード部を備え、前記ビード部に金属材料からなる環状のビードコアが埋設されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記サイド部から前記外周部まで前記熱可塑性材料で形成されている、請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記熱可塑性材料よりも剛性の高いコードを螺旋状に巻回することで形成された補強層が前記外周部に少なくとも一部が埋設されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のタイヤ。
  5. タイヤ内の空気が外部へ漏れないように、リムと接触する部分に、前記熱可塑性材料よりも軟質な材料からなるシール部が設けられている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のタイヤ。
  6. 路面と接触する前記外周部に、前記熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れたゴムからなるトレッドゴム層が設けられている、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤ。
  7. 前記湾曲部は、タイヤ内側に曲率中心を有する第1湾曲部分、及びタイヤ外側に曲率中心を有する第2湾曲部分の少なくとも一方を有する、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のタイヤ。
  8. 前記サイド部をタイヤ回転軸に沿った断面で見たときのサイド部内面の曲率半径をRs、前記サイド部を周方向に沿った断面で見たときのサイド部内面の曲率半径をRtとしたときに、0.1≦Rt/Rs≦1.0を満足する、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のタイヤ。
  9. 前記サイド部は厚さが一定に形成されている、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のタイヤ。
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