JP5482994B2 - 加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル - Google Patents
加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5482994B2 JP5482994B2 JP2009207893A JP2009207893A JP5482994B2 JP 5482994 B2 JP5482994 B2 JP 5482994B2 JP 2009207893 A JP2009207893 A JP 2009207893A JP 2009207893 A JP2009207893 A JP 2009207893A JP 5482994 B2 JP5482994 B2 JP 5482994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- shaft
- cam
- plate
- holding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
該シャフト(5)の途中に穴を穿設して該穴に嵌め入れるピン(10c、10c)を設けたロックプレート(10)と、
該ロックプレートをピン(10c、10c)回りに回転させて該ロックプレートを傾斜させることのできるカム及び該カムと一体回転するカムシャフト(17)と、
前記枠体(8)の蓋(8b)とロックプレート(10)との間に配置され下方に付勢される弾性体(12)と、
前記シャフト(5)の下部に弾性体(6)を介して上部をストッパ(9)で係止させると共に、前記カムシャフト(17)に設けた押えピン(11)で付勢する弾性体(6)と、
よりなることを特徴としている。
前枠体(8)の蓋(8b)の内部に配置され、前記シャフト(5)を貫通させて該枠体(8)に設けた支点回りに回転傾斜するロックプレート(10)と、
該ロックプレート(10)に接触および非接触するよう回転するカム(15)と、
前記カム(15)を固定しかつ前記枠体の(サイドプレート8a)を貫通させてハンドル(20)で押さえピン11を回転駆動して弾性体(6)を付勢するカムシャフト(17)と、
前記前枠体(8)の蓋(8b)とロックプレート(10)との間に配置される弾性体(12)と、
前記シャフト(5)の下部に弾性体(6)を介して上部をストッパ(9)で係止させると共に、前記各カムシャフト(17)に設けた押えピン(11)で前記弾性体(6)を付勢するシャフト(5)を下げる手段(スプリング用カラー7)と、
上記各シャフト(5)と、各カム(15)と、各弾性体(12)と、各カムシャフト(17)と、各弾性体(12)と、各カムシャフト(17)と、各弾性体(6)と、各スプリング用カラー(7)とを複数個備え、
前記シャフト(5)を貫通させる穴を設けて歪み或いは反りのある加工材をそのまま載置して支持し、上面を研削或いは切削工具で加工可能としたことを特徴としている。
を支持するシャフトであって、上下の動きを規制する。該シャフト5は歪み材加工用テーブル2の下側に多数配置される。図1(A)において、18は後述する前記加工用板材の保持装置1のカム15を固定連結するカムシャフト17(図2(B)を参照)であり、カップリング16,16,・・を介して連結するカウンターシャフトである。すなわちカウンターシャフト18はカムシャフト17をカップリング16で連結したシャフトである。該カウンターシャフト18は、加工用テーブル2の側面に設置されたカムシャフト17の回転駆動用ハンドル20により該カムシャフト17を適宜の位置に回転させる。
(1)装置先ず、図6(A),(B)に示すように、カムシャフト17が回転するカ
ム15が一体に回転し、該カム15に設けた押えピン11がスプリング用カラー7に当接するとシャフト5は押し下げられ、ロックプレート10は水平となる。この状態ではシャフト5は自由に上下移動する。また、この状態ではスプリングカラー7とストッパ9との距離Hは最大となる。そしてシャフト5の上端部はテーブル2上面と同一となる(図10参照)。
・ 次に、図7(A)、(B)に示すように、カムシャフト17が回転すると
共にカム15も一体に回転し、該カム15に設けた押えピン11がスプリング用カラー7に当接した状態から徐々に離れ、スプリング6によりシャフト5は上方に移動し、上端が加工材の下面に当たった状態で止まる。
(3)さらにカムシャフト17を回して行くと図8(A)に示すように、カム
15とロックプレート10は非接触の状態となる。するとロックプレート10はピン10c、10cを中心として回転し、傾斜するためシャフト5はロックされ上下に移動しなくなる。該ロックプレート10とシャフト5はロックプレート10が傾斜している限りロック状態(シャフト5が移動しない状態)となる。その理由は図8(B)に示すようにシャフト5はロックプレート10の穴10bを貫通しているので、ロックプレート10の穴10bが少しでも傾斜してシャフト5を貫通させていると、ロックプレート10の穴10bとシャフト5の間には接触による回転モーメントが作用してシャフト5の移動がロックされるからである。
(4)カムシャフト17が回転するとき、ロックプレート10とカムとが接触
状態から非接触状態に変化する際、スプリング12がロックプレートに付勢力
が作用するのでシャフト5とロックプレート10とのロック状態はより確実となる。
(1)先ず、図10に示すように、ハンドル20でカムシャフト17のリフトが最も高い状態、すなわち、ロックプレート10が水平の状態としシャフト5を移動するようにしておいて、押えピン11によりスプリング用カラー7を押し下げシャフト5の上端をテーブル2面と同等にしておき、加工材Wをテーブル2面と同等にしておき、加工材Wをテーブル2の上に置く。
(2)次に、図11に示すように、ハンドル20によりカムシャフト17を回転させつつカム15を回転させシャフト5を加工材Wに押し当てる(カムを90度回転)。この状態では、まだ、ロックプレート10は水平の状態であるがロック寸前で、シャフト5は移動可能である。
(3)図12に示すように、ハンドル20でシャフト5を加工材Wに押しあてた状態でさらにカム15のリフトが最も小さくなる位置(180度)まで回転させる。この状態ではシャフト5が加工材Wに当接した状態でシャフト5はそれぞれの位置でロックされる。
これら図10〜図12の動作によりシャフト5は自由移動状態から加工材Wのそれぞれの隙間に応じた位置で固定される。
図13は、本発明の加工用板材の保持装置の側面図であって、前記カムシャフト17の回転装置の変形例を示す図である。すなわち、カムシャフト17を回転駆動する場合、列毎に同じハンドル20を設けてカムシャフト17を回転駆動するのではなく、最初からスペーサ21の周囲にスプロケット27を取り付けると共にカムシャフト17に該カムシャフト回転駆動用ハンドル20を設け、他のカムシャフト17の端部のカムシャフトカップリング16,16,・・にもスプロケット27,27,・・を設け、これらにチェーン28を係止させ、同時にカムシャフト17を回転駆動する構成としても良い。
また、図14に示すように、カムシャフト17の端部にロータリ−シリンダ29を取り付け、同時にカムシャフト17を回転駆動するようにしても良い。
或いはまた、テーブル2を移動させるのではなく、図17に示すように、加工工具35を往復移動させる構成としても良い。
上記するように、本発明の加工用板材の保持装置及びこれを用いた歪み加工用テーブルは、その構成部分を他の構成に変えることが可能である。さらに、上記各構成を組み合わせて種々の加工用板材の保持装置及びこれを用いた歪み加工用テーブルとすることができる。
2 歪み加工用テーブル
3 フレーム
4 ベースプレート
5 シャフト
6 スプリング
7 スプリング用カラー
8 枠体
8a サイドプレート
8b 上部プレート
9 ストッパ
10 ロックプレート
10a 凹部
10b 穴
10c ピン
11 押えピン
12 スプリング
13 スプリング押えピン
14 ボルト
15 カム
16 カップリング
17 カムシャフト
18 カウンターシャフト
20 ハンドル
21 スペーサ
W 加工材
Claims (8)
- ベースプレート(4)に立設した蓋付枠体(8)の蓋に貫通させ、上部に加工材を載置することが可能なシャフト(5)と、
該シャフト(5)の途中に穴を穿設して該穴に嵌め入れるピン(10c、10c)を設けたロックプレート(10)と、
該ロックプレートをピン(10c、10c)回りに回転させて該ロックプレートを傾斜させる、ことのできるカム及び該カムと一体回転するカムシャフト(17)と、
前記枠体(8)の蓋(8b)とロックプレート(10)との間に配置され下方に付勢される弾性体(12)と、
前記シャフト(5)の下部に弾性体(6)を介して上部をストッパ(9)で係止させると共に、前記カムシャフト(17)に設けた押えピン(11)で付勢する弾性体(6)と、
よりなることを特徴とする加工用板材の保持装置。 - ベースプレート(4)に立設した蓋付枠体(8)の該蓋(8b)を貫通させ、上端に加工材を載置することが可能なシャフト(5)と、
前枠体(8)の蓋(8b)の内部に配置され、前記シャフト(5)を貫通させて該枠体(8)に設けた支点回りに回転傾斜するロックプレート(10)と、
、該ロックプレート(10)に接触および非接触するよう回転するカム(15)と、
前記カム(15)を固定しかつ前記枠体の(サイドプレート8a)を貫通させてハンドル(20)で押さえピン11を回転駆動して弾性体(6)を付勢するカムシャフト(17)と、
前記前枠体(8)の蓋(8b)とロックプレート(10)との間に配置される弾性体(12)と
前記シャフト(5)の下部に弾性体(6)を介して上部をストッパ(9)で係止させると共に、前記カムシャフト(17)に設けた押さえピン(11)で前記弾性体(6)を付勢するシャフト(5)を下げる手段(スプリング用カラー7)と
上記各シャフト(5)と、各カム(15)と、各弾性体(12)と、各カムシャフト(17)と、各弾性体(12)と、各カムシャフト(17)と、各弾性体(6)と、各スプリング用カラー(7)とを複数個備え、
前記シャフト(5)を貫通させる穴を設けて歪み或いは反りのある加工材をそのまま載置して支持し、上面を研削或いは切削工具で加工可能としたことを特徴とする加工用材板材の保持装置(1)を用いた歪み材加工用テーブル(2)。 - 前記カム(15)は、ロックプレート(10)が、該カム(15)と接触して水平になるようにしたとき、シャフト(5)は自由に上下移動し、前記ロックプレート(10)を回転させて傾斜させるよう非接触となったときシャフト(5)はロックされることを特徴とする請求項1に記載の加工用板材の保持装置。
- カムシャフト(17)を回転可能にハンドル(20)によりカムシャフト(17)を回転可能に取付け、該ハンドル(20)により回転可能にハンドル(20)を取り付け、該ハンドル(20)により回転可能としたことを特徴とする請求項1に記載の加工用板材の保持装置。
- 歪み材加工用テーブルが、前記カムシャフト(17)の端部にロータリーシリンダを装着し、すべてのカムシャフト(17)を同時に回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の加工用板材の保持装置を用いた歪み加工用テーブル(2)。
- また、カムシャフト(17)の端部にスプロケット(27)を取り付けると共に、該スプロケット(27)にチエ−ン(28)を係止させ、該チエ−ンによりすべてのカムシャフト(17)を同時に回転駆動することを特徴とする請求項2または請求項5に記載の加工用板材の保持装置を用いた歪み加工用テーブル(2)。
- ガイドレール(30)とガイド(31)或いはローラーコンベア(32,33)により駆動することを特徴とる請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の
加工用板材の保持装置(1)を用いた歪み材加工用テーブル(2)。 - 加工材を載置するテーブルと、該加工材を加工する加工工具とはいずれかを相対駆動することを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の加工用板材の保持装置(1)を用いた歪み材加工用テーブル(2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009207893A JP5482994B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009207893A JP5482994B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011056611A JP2011056611A (ja) | 2011-03-24 |
JP5482994B2 true JP5482994B2 (ja) | 2014-05-07 |
Family
ID=43944864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009207893A Expired - Fee Related JP5482994B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5482994B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101543305B1 (ko) * | 2014-10-22 | 2015-08-25 | 김성기 | 이동식 수평절삭기 |
CN105397599B (zh) * | 2015-11-25 | 2017-07-28 | 张必葵 | 一种工件抛光机 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH062261Y2 (ja) * | 1986-10-20 | 1994-01-19 | 日本電気株式会社 | マウンドクラツシユ装置 |
JPH0740236A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-02-10 | Hitachi Ltd | 多層配線基板の平坦化加工方法 |
JP3672782B2 (ja) * | 1999-12-08 | 2005-07-20 | Smc株式会社 | クランプ装置 |
JP2002052859A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Techsya:Kk | 書籍端面研磨方法およびその装置 |
JP2007175817A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Ushio Inc | 平面加工装置及びこの加工装置で加工した平面ステージの支持方法 |
JP4851848B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-01-11 | 株式会社ナガセインテグレックス | 加工方法 |
-
2009
- 2009-09-09 JP JP2009207893A patent/JP5482994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011056611A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5259693B2 (ja) | ワーク移載装置 | |
JP5632796B2 (ja) | 板状ワークのアール面取り機 | |
CN107486594A (zh) | 一种铝型材的自动切割机 | |
KR101295258B1 (ko) | 멀티 리벳팅 장치 | |
TWI401130B (zh) | 晶片焊接裝置 | |
KR102415487B1 (ko) | 철판 절단 장치 | |
KR20090113972A (ko) | 리니어 피어싱 프레스 | |
JP4037386B2 (ja) | ワークの側辺加工方法及び装置 | |
JP5482994B2 (ja) | 加工材用板材の保持装置及びこれを用いた歪み材加工用テーブル | |
JP2009018436A (ja) | フィンガージョインター | |
CN109129153B (zh) | 一种可倾斜的治具机构 | |
JP2009160029A (ja) | ミシンの上送り装置 | |
CN211219198U (zh) | 一种批量切割金刚石片的限位装置 | |
KR101045779B1 (ko) | 캠 방식을 이용한 케이싱 가공 장치 | |
KR200362787Y1 (ko) | 종이재 원단 이송장치 | |
KR101100734B1 (ko) | 스프링 너트 장착용 홈 가공장치 | |
JP6720464B1 (ja) | 下溝位置合せ装置 | |
KR101373209B1 (ko) | 글라스 면치용 얼라인 장치 | |
KR100636808B1 (ko) | 조립식 패널의 절단위치 표시장치 | |
JPH0523935A (ja) | レーザ複合加工装置 | |
TWI586289B (zh) | Clamping machine | |
CN212602388U (zh) | 梯形沙发腿全自动生产设备 | |
CN219665550U (zh) | 一种凸轮自定心夹紧机构 | |
JP3507376B2 (ja) | Ncマシンの吸着テーブル装置 | |
CN221391420U (zh) | 书本多面成型设备的裁切模组 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5482994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |