JP2009160029A - ミシンの上送り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上送り歯が縫製物に対して水平な状態によって縫製物を押圧する時間を長くすることにより、縫製物を搬送する力を大きくして、効率的かつ確実に縫製物を搬送する。
【解決手段】上下運動台5および上下運動台5を上下方向のみに運動するように規制する上下案内台6を有する上下動機構7と、水平運動台11および水平運動台11を縫製物に対して水平方向のみに運動するように規制する水平案内台12を有する水平動機構13とを備えてなり、上送り歯2の下面を、縫製物に対して水平に配置し、上送り歯2を水平運動台11に固定して連結するとともに、上下運動台5と水平案内台12とを相互に連結し、上下動機構7および水平動機構13の協働によって上送り歯2を楕円運動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はミシンの上送り装置に係り、特に、上送り歯を縫製物に押圧し、上送り歯の楕円運動によって前記縫製物を搬送するミシンの上送り装置に関する。
従来より、例えば、布等の縫製物を所定の方向に搬送しながら、飾り縫いを行う扁平縫いミシンにおいて、布を重ねて縫い合わせる場合に両布をズレがないように確実に搬送することができる等の観点から、上送り歯によって縫製物の上面を押圧して、上送り歯を搬送方向に移動させることにより、縫製物を搬送する上送り装置が用いられている。
図6(a)〜(d)は、従来の扁平縫いミシンの上送り装置の一例を示す概略斜視図であり、従来の扁平縫いミシンの上送り装置31においては、上送り歯32が、上下方向に延在する上送り軸33に固定して連結されている。上送り歯32の上方には、上送り軸33を支持する軸受支持台35が設けられており、軸受支持台35には、水平方向に貫通する円状の孔35aが形成されている。軸受支持台35の孔35aには、円柱形状の軸受36が回動可能に遊嵌されており、軸受36には、上下方向に貫通する孔36aが形成されているとともに、軸受支持台35における軸受36の孔36aに対向する位置には、軸受36の回動方向に沿って長い長孔35bが形成されている。そして、上送り軸33は、軸受36の孔36aに上下動可能に挿通されているとともに、軸受36の回動に合わせて軸受支持台35の長孔35bに前後動可能に挿通されている。
また、上送り軸33は、軸受36の上方において、上送り軸33を上下動させるための図示しない上下動駆動機構および上送り軸33を軸受36を軸として前後動させるための図示しない前後動駆動機構にそれぞれ連結されており、上送り装置31は、各駆動機構によって上送り軸33を上下動させながら前後動させることにより、上送り歯32を楕円運動させるようになっている。そして、この上送り歯32は、前記楕円運動において布38を押圧しながら搬送方向に移動するようになっている。
そして、このような上送り装置31が設けられた扁平縫いミシンは、下送り歯と上送り歯32とによって両布38を挟持し、両送り歯の協働によって布38を搬送するようになっている。
特開平07−328258号公報
しかし、前述のような従来の扁平縫いミシンの上送り装置31によれば、上送り歯32が連結された上送り軸33は、回動する軸受36を軸として前後動するようになっているので、楕円運動を行うにあたり、図6(c)に示す上送り軸33の前後動における最後退位置に上送り軸33が位置するとき、上送り歯32は、布38に対して傾斜して配置され、布38の搬送方向における最後端部のみが布38に接触することとなる。また、図6(d)に示す上送り軸33の前後動における最前進位置に上送り軸33が位置するとき、上送り歯32は、布38に対して傾斜して配置され、布38の搬送方向における最前端部のみが布38に接触することとなる。そして、従来の上送り装置31によれば、上送り軸33が、図6(a)に示す上送り軸33の上下動における下死点、および図6(b)に示す上送り軸33の上下動における上死点に位置するときのみ、上送り歯32が搬送する布38に対して水平に配置されることとなる。
このため、従来の上送り装置31は、上送り歯32はその下面が布38に対して傾斜しながら楕円運動を行うので、上送り歯32の下面が布38に対して水平な状態で、上送り歯32における歯部全体によって布38を押圧する時間が短時間であった。このため、従来の上送り装置31は、布38を搬送する力が弱く、効率的かつ確実に布38を搬送することが困難であり、縫製の品質が低下してしまうおそれがあるという問題を有していた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、上送り歯が縫製物に対して水平な状態で、上送り歯における歯部全体によって縫製物を押圧する時間を長くすることにより、縫製物を搬送する力を大きくして、効率的かつ確実に縫製物を搬送することが可能なミシンの上送り装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るミシンの上送り装置の特徴は、上送り歯を縫製物の上面に押圧しながら駆動させることにより、前記縫製物を所定の搬送方向に搬送するミシンの上送り装置において、上下運動台およびこの上下運動台を上下方向のみに運動するように規制する上下案内台を有する上下動機構と、水平運動台およびこの水平運動台を前記縫製物に対して水平方向のみに運動するよう規制する水平案内台を有する水平動機構とを備えてなり、前記上送り歯の下面を、前記縫製物に対して水平に配置し、前記上送り歯を前記上下運動台または前記水平運動台に固定して連結するとともに、前記上下動機構と前記水平動機構とを相互に連結し、前記上下動機構および前記水平動機構の協働によって前記上送り歯を楕円運動させる点にある。
この請求項1に記載の発明によれば、上下動機構および水平動機構は連結されており、上下運動台の動作は、上下案内台によって上下方向のみに規制されているとともに、水平運動台の動作は、水平案内台によって水平方向のみに規制されている。このため、上送り装置においては、上送り歯が上下動機構および水平動機構の協働によって楕円運動を行う際に、常に縫製物に対して水平な状態に位置することとなり、上送り歯が縫製物に対して水平な状態によって上送り歯における歯部全体により縫製物を押圧する時間を長くすることができる。
また、請求項2に記載の発明に係るミシンの上送り装置の特徴は、請求項1に記載のミシンの上送り装置において、前記上下運動台の下端部に前記水平案内台を連結し、前記上送り歯を前記水平運動台に連結する点にある。
この請求項2に記載の発明によれば、上下運動台および水平案内台を連結することにより上下動機構および水平動機構を連結し、上下運動台の動作は、上下案内台によって上下方向のみに規制されているとともに、水平運動台の動作は、水平案内台によって水平方向のみに規制されている。このため、前記上送り装置においては、上送り歯が上下動機構および水平動機構の協働によって楕円運動を行う際に、常に縫製物に対して水平な状態に位置することとなり、上送り歯が縫製物に対して水平な状態によって上送り歯における歯部全体により縫製物を押圧する時間を長くすることができる。
さらに、請求項3に記載の発明に係るミシンの上送り装置の特徴は、請求項1または請求項2に記載のミシンの上送り装置において、前記上送り歯を前記縫製物の載置方向に付勢する弾性部材を有する点にある。
この請求項3に記載の発明によれば、弾性部材によって上送り歯が縫製物の載置方向に付勢されるので、縫製物の布が重なり合うような、他の部分に比べて部分的に厚い部分を上送り歯が押圧する場合であっても、弾性部材を圧縮させることにより、上送り歯は楕円運動の最下点まで移動せず、縫製物に無理な力がかかって傷をつけてしまうことを回避することができる。
以上述べたように、本発明に係るミシンの上送り装置によれば、上送り歯が縫製物に対して水平な状態によって縫製物を押圧する時間を長くすることができるので、縫製物を搬送する力を大きくすることができ、これにより、効率的かつ確実に縫製物を搬送することができる。
以下、本発明に係るミシンの上送り装置の一実施形態を図1から図5を参照して説明する。ここで、本実施形態においてはミシンとして扁平縫いミシンを用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る扁平縫いミシンの上送り装置を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の扁平縫いミシンの上送り装置1は、縫製物としての布3の上方に設けられた布3の搬送方向に沿って所定の長さを有する上送り歯2を有しており、上送り歯2の下面は、鋸刃状に形成され、布3に対して水平に配置されている。
また、上送り装置1は、上下方向に長く形成され上下動する角棒状の上下運動台5と、上下運動台5を上下方向のみに運動するように規制する上下案内台6とを備えた上下動機構7を有している。
上下案内台6は、図示しない扁平縫いミシンのフレームに固定して設けられており、上下案内台6には、上下方向に延在する上下運動台5が遊嵌可能な角溝6aが形成されている。上下運動台5の上端部にはピン21が突設されており、上下方向に延在する上下リンク体8の一端部に設けられた長穴8aに、この長穴8aの長手方向に移動可能に遊嵌されている。また、ピン21は、長穴8a内に設置されたばね21により、長穴8aの下端方向に付勢されている。上下リンク体8の他端部は、上送り上下軸9の一端部に形成されたレバー9aの先端に回動可能に連結されている。上送り上下軸9は、図示しない駆動機構に連結されて往復して回動可能とされており、上下案内台6の角溝6aに遊嵌された上下運動台5は、上送り上下軸9の回動により上下リンク体8を介して、上下案内台6の角溝6aに沿って上下方向のみに移動するようになっている。
さらに、上送り装置1は、布3の搬送方向に対して水平方向に長く形成され前記搬送方向に対して水平動する角棒状の水平運動台11と、水平運動台11を水平方向のみに運動するように規制する水平案内台12とを備えた水平動機構13を有している。
水平案内台12は、上下運動台5の下端部に連結され上下運動台5と一体に形成され、上下運動台5の上下動にしたがって上下動するようになっており、これにより、上下動機構7と水平動機構13は連結されている。また、水平案内台12には、水平方向に延在する水平運動台11が遊嵌可能な角溝12aが形成されている。水平運動台11の一端部は、水平方向に延在する水平リンク体15の一端部に回動可能に連結されており、水平リンク体15の他端部は、上送り水平軸16の一端部に形成されたレバー16aの先端に回動可能に連結されている。上送り水平軸16は、図示しない駆動機構に連結されて往復して回動可能とされており、水平案内台12の角溝12aに遊嵌された水平運動台11は、上送り水平軸16の回動により、水平リンク体15を介して、水平案内台12の角溝12aに沿って往復して水平方向にのみ移動するようになっている。
水平運動台11の下端部には、柱状の上送り歯支持部18が突出して設けられ、水平運動台11と一体に形成されており、上送り歯支持部18の下端部には、連結部材19を介して上送り歯2が固定して連結されている。水平案内台12の下端部には、上送り歯支持部18が配置される長溝12bが形成されており、長溝12bは、上送り歯支持部18が水平運動台11の水平動とともに水平動可能な程度に水平方向に長く形成されている。
これにより、上送り歯2は、上送り歯支持部18を介して水平運動台11に固定して連結され、水平運動台11の水平動にしたがって水平動するとともに、水平運動台11の水平動を規制する水平案内台12に一体に形成された上下運動台5の上下動にしたがって上下動し、この上下動機構7および水平動機構13の協働により楕円運動を行うようになっている。そして、上送り歯2は、楕円運動において針板上に載置された布3を押圧するようになっている。
この上送り装置1は、扁平縫いミシンのフレームにおける図示しないアーム部の内部に配置されており、さらに、前記アーム部の内部には、下端部に縫い針が装着された針棒が上下動可能に設けられている。さらに、針板における縫い針が針落ちする針落ち点の上方には、布3を押さえる押さえが配置されており、押さえは、前記アーム部の内部であって針棒の近傍に配置された押さえ軸の下端部に連結されている。押さえにおける縫い針の針落ち点に対応する位置には、縫い針を針板の下方に針落ちさせるための貫通孔が形成されており、この押さえは、前記押さえ軸に内蔵されたばねの付勢力によって、針板上に載置された布3を押さえるようになっている。そして、上送り装置1の上送り歯2は、押さえの舟部に設けられた開口溝部を通して、布を送るように配置されている。さらに、前記ベッド部の内部であって上送り歯2に対向する位置には、下送り歯が上送り歯2と連動して楕円運動するように設けられており、扁平縫いミシンは、上送り歯2を布3の上面に押圧させると同時に下送り歯を布3の下面に押圧させて上送り歯2および下送り歯によって布3を挟持するように上送り歯2および下送り歯を楕円運動させることにより、布3を搬送方向に搬送するようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2(a)に示すように、上下動機構7の上下運動台5が上死点に位置するとき、上送り歯2の下面は、針板上に載置された布3に対して水平な状態である。
次に、図2(b)に示すように、上送り上下軸9を所定の方向に回動させて上下運動台5を上下案内台6の各溝に沿って下降させることにより、上下運動台5に一体形成された水平案内台12を下降させるとともに、上送り水平軸16を所定の方向に回動させて水平運動台11を水平案内台12の各溝に沿って最前進位置まで移動させる。このとき、水平運動台11は、水平案内台12の各溝に沿って移動しているので、上送り歯支持部18を介して水平運動台11に連結された上送り歯2の下面は、布3に対して水平な状態である。
続いて、図2(c)に示すように、上送り上下軸9を所定の方向に回転させて上下運動台5を上下案内台6の各溝に沿って下降させて下死点に位置させることにより、水平案内台12を下降させるとともに、上送り水平軸16を所定の方向に逆回転させて水平運動台11を水平案内台12の各溝に沿って布3の搬送方向に沿って移動させる。このときも、水平運動台11は、水平案内台12の各溝に沿って移動しているので、上送り歯2は、下面が布3に対して水平な状態で上送り歯2における歯部全体により布3を押圧しながら布3の搬送方向に移動することにより、布3を搬送方向に搬送する。
さらに、図2(d)に示すように、上送り上下軸9を所定の方向に逆回転させて上下運動台5を上下案内台6の各溝に沿って上昇させることにより、水平案内台12を上昇させるとともに、上送り水平軸16を所定の方向に逆回転させて水平運動台11を水平案内台12の各溝に沿って最後退位置まで移動させる。このときも、水平運動台11は、水平案内台12の各溝に沿って移動しているので、上送り歯2の下面は、布3に対して水平な状態である。
ここで、上送り歯2は、連結部材19に対して、布3の厚みに合わせて高さ方向に調整されて取り付けられており、図3(a)に示すような楕円運動の軌跡をとることとなる。しかし、図4に示すような布厚が部分的に厚い布3における厚い部分3aを上送り歯2が押圧する場合は、増えた厚みの分だけ上送り歯2の下降が妨げられる。本実施形態では、図5(a)に示すように、通常は、ピン22は付勢ばね21により長穴8aの下端に位置するようになっているが、上送り歯2が布3における布厚の厚い部分3aを押圧する間は、図5(b)に示すように、付勢ばね21を圧縮させることにより、ピン22、上送り支持部18、連結部材19、上送り歯2を通常の楕円運動の最下点より布厚が増えた分に対応した高い位置にとめる。また、この間に、水平運動台11は、上送り歯2等と同様に通常の最下点より布厚が増えた分に対応した高い位置にとめられた水平案内台12の角溝12aに沿って水平方向の運動を続けるので、上送り歯2は、通常の最下点よりも布厚が増えた分に対応した高い位置において布3を押圧しながら搬送することができる。すなわち、図3(b)に示すような楕円の下端部が直線状に変形した運動軌跡を取ることとなる。
また、布3における部分的に布厚の厚い部分3aを搬送し終わった後は、上送り歯2の下降が妨げられないので、ばね21は通常の長さに戻り、上送り歯2も通常の楕円運動を行う。
このように、本実施形態によれば、上下運動台5および水平案内台12は連結されており、上下運動台5の動作は、上下案内台6によって上下方向のみに規制されているとともに、水平運動台11の動作は、水平案内台12によって水平方向のみに規制されている。このため、本実施形態の上送り装置1においては、上送り歯2が上下動機構7および水平動機構13の駆動によって楕円運動を行う際に、上送り歯2の下面は、常に針板に載置された布3に対して水平な状態に位置することとなる。
したがって、本実施形態の上送り装置1は、上送り歯2の下面が布3に対して水平な状態によって、上送り歯2が上送り歯2における歯部全体により布3を押圧する時間を長くすることができるので、布3を搬送する力を大きくすることができ、これにより、効率的かつ確実に布3を搬送することができる。
また、本実施形態においては、部分的に布厚が厚い布3における布厚が厚い部分を搬送する場合、付勢ばね21を圧縮させることにより、ピン22、上送り支持部18、連結部材19、上送り歯2を通常の楕円運動の最下点より布厚が増えた分に対応した高い位置にとめるようになっている。また、この間に、水平運動台11は、上送り歯2等と同様に通常の最下点より布厚が増えた分に対応した高い位置にとめられた水平案内台12の角溝12aに沿って水平方向の運動を続けるようになっている。このため、上送り歯2は、通常の最下点よりも布厚が増えた分に対応した高い位置において布3を押圧しながら搬送することができるので、これにより、本実施形態の上送り装置1によれば、上送り歯2が布3に無理な力を加えて傷をつけることなく、布3を搬送することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、本実施形態においては、上下運動台5と水平案内台12とを連結することにより上下動機構7と水平動機構13とを連結し、上下動機構7と水平機構との協働によって上送り歯2を楕円運動させるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、水平運動台11と上下案内台6とを連結することにより上下動機構7と水平動機構13とを連結してもよい。また、上下運動台5を上下動させる機構や水平運動台11を水平動させる機構は、本実施形態に限定されるものではなく、上下運動台5を上下案内台6によって上下方向にのみ運動するように規制し、水平運動台11を水平案内台12によって水平方向のみに運動するように規制するものであればよい。
本発明に係るミシンの上送り装置の一実施形態を示す概略斜視図 (a)〜(d)は、図1の上送り装置における上送り歯の楕円運動における各位置を示す概略側面図 (a)(b)は、上送り歯の運動軌跡を示す概略側面図 図1の上送り装置における部分的に布厚が厚い布を搬送する場合を示す概略側面図 (a)(b)は、図4における部分的に布厚が厚い布を搬送する場合の弾性部材21の圧縮状態を示す概略側面図 (a)〜(d)は、従来のミシンの上送り装置の一例を示す概略斜視図
符号の説明
1 上送り装置
2 上送り歯
5 上下運動台
6 上下案内台
6a 角溝
7 上下動機構
8 上下リンク体
9 上送り上下軸
11 水平運動台
12 水泳案内台
12a 角溝
12b 長溝
13 水平動機構
15 水平リンク体
16 上送り水平軸
18 上送り支持部
19 連結部材
21 圧縮ばね

Claims (3)

  1. 上送り歯を縫製物の上面に押圧しながら駆動させることにより、前記縫製物を所定の搬送方向に搬送するミシンの上送り装置において、
    上下運動台およびこの上下運動台を上下方向のみに運動するように規制する上下案内台を有する上下動機構と、
    水平運動台およびこの水平運動台を前記縫製物に対して水平方向のみに運動するよう規制する水平案内台を有する水平動機構とを備えてなり、
    前記上送り歯の下面を、前記縫製物に対して水平に配置し、前記上送り歯を前記上下運動台または前記水平運動台に固定して連結するとともに、前記上下動機構と前記水平動機構とを相互に連結し、前記上下動機構および前記水平動機構の協働によって前記上送り歯を楕円運動させることを特徴とするミシンの上送り装置。
  2. 前記上下運動台の下端部に前記水平案内台を連結し、
    前記上送り歯を前記水平運動台に連結することを特徴とする請求項1に記載のミシンの上送り装置。
  3. 前記上送り歯を前記縫製物の載置方向に付勢する弾性部材を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミシンの上送り装置。
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