JP5477015B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

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Description

本発明はインクジェットヘッドに関し、詳しくは、複数の層からなる積層体によって構成され、圧力室が上下2段に高密度に配置されたインクジェットヘッドに関する。
軽印刷用途として高精細描画が可能なインクジェットプリンタが望まれており、インクジェットヘッドの高集積化が市場のニーズとしてある。
インクジェットヘッドには、インクをノズルから吐出するための圧力発生手段として、電気信号を機械エネルギーに変換するPZT等の圧電素子を用い、圧力室の一面に形成された振動板を圧電素子によって振動させることで、圧力室内のインクにノズルから吐出するための圧力変化を与えるものが知られている。これは、電気信号を熱エネルギーに変換するヒーターを用いて圧力室内のインクに吐出のための圧力変化を与えるサーマル方式のものと異なり、圧力室に大きさが必要となるため、物理的な集積限界がある。
このため、従来、圧力室を上下方向に2段に積層することによって圧力室の高密度な集積を可能とする技術が提案されている(特許文献1、2)。
特開2001−146010号公報 特開2005−153501号公報
ところで、インクジェットヘッドには、圧力室にインクを供給するためのインク供給路に絞り部が設けられている。
このような絞り部は、圧力室にインクを供給するインク供給路の流路を部分的に狭くすることにより、液滴射出におけるインク供給路側の流路抵抗を調整するものである。従って、絞り部は液滴を効率良く射出するため重要な部位であり、ばらつきのない加工精度を必要とする。
しかしながら、加工精度を高めると、絞り部の加工に時間がかかるようになり、また、絞り部を加工するために必要となるマスク製作のためのコストも高くなるといった問題がある。
このような絞り部は、圧力室毎に設けられるため、特許文献1、2記載のインクジェットヘッドのように圧力室が上下2段に積層されるものでは、絞り部も圧力室に対応して上下2段に異なる層に分かれて配置される。従って、絞り部が配置される異なる層毎に高精度な加工を行わなくてはならず、加工時間及び加工の手間がかかり、また、マスク製作のための手間も層毎にかかることから、製作の手間及びコストが余計にかかってしまう問題がある。
そこで、本発明は、上下2段に配置した圧力室にそれぞれ対応する絞り部の加工時間及び加工コストを抑制可能なインクジェットヘッドを提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、複数の層からなる積層体によって構成され、前記積層体内に設けられた圧力室内のインクを圧力発生手段によってノズルから吐出するインクジェットヘッドであって、
前記積層体を構成する第1の層に形成された第1の圧力室に連通する第1のインク供給路に設けられた第1の絞り部と、
前記積層体を構成する第2の層に形成された第2の圧力室に連通する第2のインク供給路に設けられた第2の絞り部とを有し、
前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記積層体中の同一の層に形成されており、
前記積層体の上部に、前記第1のインク供給路及び前記第2のインク供給路を介して前記第1の圧力室及び前記第2の圧力室に共通にインクを供給する共通インク室を有しており、
前記第1の層は前記第2の層よりも上層に配置され、前記第2のインク供給路は、前記第1の層を貫通しており、
前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記第1の層に形成されていることを特徴とするインクジェットヘッドである。
請求項2記載の発明は、複数の層からなる積層体によって構成され、前記積層体内に設けられた圧力室内のインクを圧力発生手段によってノズルから吐出するインクジェットヘッドであって、
前記積層体を構成する第1の層に形成された第1の圧力室に連通する第1のインク供給路に設けられた第1の絞り部と、
前記積層体を構成する第2の層に形成された第2の圧力室に連通する第2のインク供給路に設けられた第2の絞り部とを有し、
前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記積層体中の同一の層に形成されており、
前記第1の絞り部は横向きに配置され、前記第2の絞り部は縦向きに配置されていることを特徴とするインクジェットヘッドである。
請求項3記載の発明は、前記第1の絞り部は横向きに配置され、前記第2の絞り部は縦向きに配置されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッドである。
請求項4記載の発明は、前記第1の絞り部及び前記第2の絞り部は共に縦向きに配置されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッドである。
請求項5記載の発明は、前記第1の層はSi層であり、前記第1の圧力室、前記第1の絞り部及び前記第2の絞り部がエッチングによって加工されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットヘッドである。
本発明によれば、上下2段に配置した圧力室にそれぞれ対応する絞り部を同一の層に設けたことにより、絞り部の加工時間及び加工コストを抑制可能なインクジェットヘッドを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの層構成を示す部分断面図 第1の実施形態における圧力室の上下方向の配置構成を示す平面透視図 本発明の第2の実施形態に係るインクジェットヘッドの層構成を示す部分断面図 第2の実施形態における圧力室の上下方向の配置構成を示す平面透視図
本発明は、複数の層からなる積層体によって構成され、前記積層体内に設けられた圧力室内のインクを圧力発生手段によってノズルから吐出するインクジェットヘッドであって、前記積層体を構成する第1の層に形成された第1の圧力室に連通する第1のインク供給路に設けられた第1の絞り部と、前記積層体を構成する第2の層に形成された第2の圧力室に連通する第2のインク供給路に設けられた第2の絞り部とを有し、前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記積層体中の同一の層に形成されていることを特徴とする。
第1の絞り部と第2の絞り部が共に積層体中の同一の層に形成されているとは、積層体中の一つの共通の層に全ての第1の絞り部と全ての第2の絞り部とが形成されていることをいう。
第1の圧力室及び第2の圧力室は、積層体を構成する複数の層のうちの第1の層及び第2の層においてそれぞれ平面的にマトリックス状に配列される。このためインクジェットヘッドの高密度化及び小型化が図られる。
また、高度な加工精度が要求される第1の絞り部と第2の絞り部が共に積層体中の同一の層に設けられていることにより、これら第1の絞り部と第2の絞り部を同一の層に対して一度に加工することができる。従って、全ての絞り部を加工するための加工時間を大幅に抑えることができる。
本発明に係るインクジェットヘッドは、積層体の上部に、第1のインク供給路及び第2のインク供給路を介して第1の圧力室及び第2の圧力室に共通にインクを供給する共通インク室を有している。すなわち、第1のインク供給路及び第2のインク供給路は、この共通インク室内に臨むように、共に積層体の上面に開口している。そして、第1の層は第2の層よりも上層に配置され、第2のインク供給路は、この第1の層を貫通している。第1の絞り部と第2の絞り部は、共にこの第1の層に形成されていることが好ましい。
これにより、この第1の層を貫通する第2のインク供給路に設けられる第2の絞り部は、部分的に径を小さくした単なる貫通孔とすることができ、第1の層に対して容易且つ高精度に加工することができる。
しかも、第2の層に絞り部を加工する必要がないため、この第2の層には簡易な加工法を選ぶことができる。一般に圧力室の加工よりも絞り部の加工の方がより高い加工精度が求められるからである。このため、加工コストを抑えることが可能となる。
なお、本発明に係るインクジェットヘッドにおいて、ノズルからインクが吐出される側を下、その反対側を上と定義する。従って、インクジェットヘッドを構成する積層体において、基準となる層に対して上側に配置される層を上層、下側に配置される層を下層という。但し、第1の層と第2の層は必ずしも上下に接していなくてもよい。
第1の絞り部及び第2の絞り部の態様としては、第1の絞り部は横向きに配置され、第2の絞り部は縦向きに配置される態様、第1の絞り部及び第2の絞り部が共に縦向きに配置される態様が挙げられる。
ここで、横向き、縦向きとは、第1の圧力室及び第2の圧力室に向かってそれぞれ流れるインクの流れの方向のことをいう。従って、横向きとは、インクが絞り部の部分において圧力室に向けて横方向に流れることをいい、縦向きとは、インクが絞り部の部分において圧力室に向けて縦方向(上から下)に流れることをいう。
前者の態様によれば、第1の絞り部を横向きにしたことによって、第1の圧力室までの角部を少なくし、圧力差によるキャビテーションを防止できる。また、後者の態様によれば、第1の絞り部の占有面積を大きく減らすことができ、圧力室を高集積化することができる。
本発明では、第1の層がSi(シリコン)層であり、この第1の層に形成される第1の圧力室、前記第1の絞り部及び前記第2の絞り部がエッチングによって加工されていることが好ましい。Si層に対するエッチング加工は、RIE(Reactive Ion Etching)法によって高精度に行うことができるためである。
次に、本発明の具体的な実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの層構成を示す部分断面図、図2は、圧力室の上下方向の配置構成を示す平面透視図である。
インクジェットヘッド1は、図1に示すように、複数の層が積層された積層体によって構成されている。本実施形態では、層中央部のボディ層10と、このボディ層10の上層側に第1のシリコンインターポーザ層20、下層側に第2のシリコンインターポーザ層30及びノズルプレート層40を有している。
ボディ層10は、その中央のガラス層11を挟んで、上層及び下層にそれぞれSi(シリコン)層12、13が積層され、陽極接合によって一体に接合されている。
上層側のSi層12は、本発明における第1の層であり、ガラス層11と接する図中の下面側からRIE法によってエッチングされることにより凹設された第1の圧力室121が、水平方向にマトリックス状に多数配列形成されている。第1の圧力室121の上壁は、Si層12が薄く形成された振動板122を構成しており、この振動板122の上面側に、圧力発生手段であるPZT等の圧電素子123がそれぞれ積層されている。
一方、下層側のSi層13は、本発明における第2の層であり、ガラス層11と接する図中の上面側からRIE法によってエッチングされることにより凹設された第2の圧力室131が、水平方向にマトリックス状に多数配列形成されている。第1の圧力室131の上壁は、Si層13が薄く形成された振動板132を構成しており、この振動板132の下面側に、圧力発生手段であるPZT等の圧電素子133がそれぞれ積層されている。
これら第1の圧力室121及び第2の圧力室131は、積層方向である図示上下方向に2段に立体的に配置されると共に、図2に示すように、平面視で互いに部分的にオーバーラップするように配置されている。このため、第1の圧力室121と第2の圧力室131の水平方向の広がりが抑えられ、高密度化が図られている。
第1のシリコンインターポーザ層20は、上から順に、Si(シリコン)層21、絶縁層22、感光性接着剤層23によって構成される。絶縁層22はSiO膜からなり、その層中に、後端が不図示の駆動回路と電気的に接続され、該駆動回路からの電気信号を第1の圧力室121に積層された圧電素子123に印加するための配線221が設けられている。配線221の一端は、例えば低融点半田によって形成され、絶縁層22から下方に突出して層外に露出し、圧電素子123の電極と電気的に接続される接点部222を形成している。感光性接着剤層23は凹部231を有しており、この凹部231内に接点部222及び圧電素子123が収容されている。
第2のシリコンインターポーザ層30は、上から順に、感光性接着剤層31、絶縁層32、Si(シリコン)層33、感光性接着剤層34によって構成される。絶縁層32はSiO膜からなり、その層中に、後端が不図示の駆動回路と電気的に接続され、該駆動回路からの電気信号を第2の圧力室131に積層された圧電素子133に印加するための配線321が設けられている。配線321の一端は、例えば低融点半田によって形成され、絶縁層32から上方に突出して層外に露出し、圧電素子133の電極と電気的に接続される接点部322を形成している。感光性接着剤層31は凹部311を有しており、この凹部311内に接点部322及び圧電素子133が収容されている。
ノズルプレート層40はSiからなり、第1の圧力室121に対応するノズル41と、第2の圧力室131に対応するノズル42とが、RIE法によってエッチング加工されている。
第1の圧力室121内と連通する第1のインク供給路50は、インクジェットヘッド1の最上層である第1のインターポーザ層20のSi層21からボディ層10のSi層12にかけて縦方向に貫通するように形成されている。第1のインク供給路50は、ボディ層10のSi層12において横向きに屈曲し、該Si層12中において第1の圧力室121内に対して横方向にインクを供給するようになっている。この第1のインク供給路50におけるSi層12中の横向きの流路部分52は、第1のインク供給路50における縦向きの流路部分51の流路径よりも幅狭状に形成され、インクの流路が部分的に絞られた横向きの第1の絞り部52を形成している。
また、ボディ層10のガラス層11からSi層13を経て、第2のインターポーザ層30の感光性接着剤層34にかけて縦方向に貫通するように第1のインク吐出路60が形成され、第1の圧力室121内とノズルプレート層40に形成されたノズル41とを連通している。
第2の圧力室131内と連通する第2のインク供給路70は、インクジェットヘッド1の最上層である第1のインターポーザ層20のSi層21からボディ層10のSi層12及びガラス層11にかけて縦方向に貫通するように形成されている。第2のインク供給路70の下端はSi層13に凹設された第2の圧力室131内に臨んで開口しており、第2の圧力室131内に対して縦方向にインクを供給するようになっている。この第2のインク供給路70におけるSi層12中の縦向きの流路部分72は、第2のインク供給路70における同じく第1のインターポーザ層20を貫通する縦向きの流路部分71及びガラス層11を貫通する縦向きの流路部分73の流路径よりも小径に形成され、インクの流路が部分的に絞られた縦向きの第2の絞り部72を形成している。
また、ボディ層10のSi層13から第2のインターポーザ層30の感光性接着剤層34にかけて縦方向に貫通するように第2のインク吐出路80が形成され、第2の圧力室131内とノズルプレート層40に形成されたノズル42とを連通している。
最上層であるSi層21の上面には、不図示の共通インク室が設けられる。第1のインク供給路50及び第2のインク供給路70は、この共通インク室内に臨んで開口しており、共通インク室から第1の圧力室121及び第2の圧力室131に共通にインクが供給されるようになっている。
以上図示した第1の実施形態では、第1の圧力室121にインクを供給する第1のインク供給路50に設けられた第1の絞り部52と、第2の圧力室131にインクを供給する第2のインク供給路70に設けられた第2の絞り部72とが、共に同一の層であるSi層12(第1の層)に設けられているため、極めて高精度な加工精度が要求される第1の絞り部52及び第2の絞り部72の加工を、Si層12のみに対して一度に加工することができ、全ての絞り部を加工するための加工時間を大幅に抑えることができる。
しかも、これら第1の絞り部52及び第2の絞り部72の加工は、Siに対する加工であるため、RIE法によって高精度なエッチング加工が可能である。また、第2の圧力室131のためにこの第2の圧力室131のSi層13に絞り部を加工する必要がないため、この第2の圧力室131は簡易な加工法を選ぶことができ、加工コストの抑制を図ることができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るインクジェットヘッドの層構成を示す部分断面図、図3は、圧力室の上下方向の配置構成を示す平面透視図である。図1、図2と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているため、ここでの詳細な説明は省略する。
本実施形態におけるインクジェットヘッド100は、第1の圧力室121に共通インク室からのインクを供給する第1のインク供給路50が、インクジェットヘッド1の最上層である第1のインターポーザ層20のSi層21からボディ層10のSi層12にかけて縦方向に貫通するように形成されている点で第1の実施形態と同一であるが、この第1のインク供給路50において、ボディ層10のSi層12を縦向きに貫通する貫通孔53が、第1のインク供給路50における第1のインターポーザ層20を縦向きに貫通する流路部分51の流路径よりも小径に形成され、インクの流路が部分的に絞られた縦向きの第1の絞り部53を形成している点で異なっている。ガラス層11におけるSi層12と接する図中上面には、凹溝状の流路部分54が形成されており、この貫通孔からなる第1の絞り部53の下端と第1の圧力室121内とを連通している。
かかる第2の実施形態においても、第1の圧力室121にインクを供給する第1のインク供給路50に設けられた第1の絞り部53と、第2の圧力室131にインクを供給する第2のインク供給路70に設けられた第2の絞り部72とが、共に同一の層であるSi層12(第1の層)に設けられているため、極めて高精度な加工精度が要求される第1の絞り部53及び第2の絞り部72の加工を、Si層12のみに対して一度に加工することができ、また、単純な貫通孔の形状であるため、全ての絞り部を加工するための加工時間を大幅に抑えることができる。
しかも、これら第1の絞り部53及び第2の絞り部72の加工は、Siに対する加工であるため、RIE法によって高精度なエッチング加工が可能である。また、第2の圧力室131のためにこの第2の圧力室131のSi層13に絞り部を加工する必要がないため、この第2の圧力室131は簡易な加工法を選ぶことができ、加工コストの抑制を図ることができる。
1、100:インクジェットヘッド
10:ボディ層
11:ガラス層
12:Si層(第1の層)
121:第1の圧力室
122:振動板
123:圧電素子
13:Si層(第2の層)
131:第2の圧力室
132:振動板
133:圧電素子
20:第1のインターポーザ層
21:Si層
22:絶縁層
221:配線
222:接点部
23:感光性接着剤層
231:凹部
30:第2のインターポーザ層
31:感光性接着剤層
311:凹部
32:絶縁層
321:配線
322:接点部
33:Si層
34:感光性接着剤層
40:ノズルプレート層
41、42:ノズル
50:第1のインク供給路
51:縦向きの流路部分
52:第1の絞り部(横向きの流路部分)
53:第1の絞り部(貫通孔)
54:凹溝状の流路部分
60:第1のインク吐出路
70:第2のインク供給路
71:縦向きの流路部分
72:第2の絞り部(縦向きの流路部分)
73:縦向きの流路部分
80:第2のインク吐出路

Claims (5)

  1. 複数の層からなる積層体によって構成され、前記積層体内に設けられた圧力室内のインクを圧力発生手段によってノズルから吐出するインクジェットヘッドであって、
    前記積層体を構成する第1の層に形成された第1の圧力室に連通する第1のインク供給路に設けられた第1の絞り部と、
    前記積層体を構成する第2の層に形成された第2の圧力室に連通する第2のインク供給路に設けられた第2の絞り部とを有し、
    前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記積層体中の同一の層に形成されており、
    前記積層体の上部に、前記第1のインク供給路及び前記第2のインク供給路を介して前記第1の圧力室及び前記第2の圧力室に共通にインクを供給する共通インク室を有しており、
    前記第1の層は前記第2の層よりも上層に配置され、前記第2のインク供給路は、前記第1の層を貫通しており、
    前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記第1の層に形成されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 複数の層からなる積層体によって構成され、前記積層体内に設けられた圧力室内のインクを圧力発生手段によってノズルから吐出するインクジェットヘッドであって、
    前記積層体を構成する第1の層に形成された第1の圧力室に連通する第1のインク供給路に設けられた第1の絞り部と、
    前記積層体を構成する第2の層に形成された第2の圧力室に連通する第2のインク供給路に設けられた第2の絞り部とを有し、
    前記第1の絞り部と前記第2の絞り部は、共に前記積層体中の同一の層に形成されており、
    前記第1の絞り部は横向きに配置され、前記第2の絞り部は縦向きに配置されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 前記第1の絞り部は横向きに配置され、前記第2の絞り部は縦向きに配置されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記第1の絞り部及び前記第2の絞り部は共に縦向きに配置されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記第1の層はSi層であり、前記第1の圧力室、前記第1の絞り部及び前記第2の絞り部がエッチングによって加工されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットヘッド。
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