JP2003032066A - 圧電振動子と圧電振動子用プラグ及び電子機器 - Google Patents

圧電振動子と圧電振動子用プラグ及び電子機器

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JP2003032066A
JP2003032066A JP2001215605A JP2001215605A JP2003032066A JP 2003032066 A JP2003032066 A JP 2003032066A JP 2001215605 A JP2001215605 A JP 2001215605A JP 2001215605 A JP2001215605 A JP 2001215605A JP 2003032066 A JP2003032066 A JP 2003032066A
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plug
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Tetsuo Nakagawa
哲男 中川
Takanori Niwa
孝典 丹羽
Masayuki Kitamura
政幸 北村
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛の使用を避けることができて、かつプラグ
メッキの改善により、温度サイクル環境下において気密
保持性及びメッキ表面耐久性を向上させた圧電振動子
と、このような圧電振動子を利用した電子機器を提供す
ること。 【解決手段】 水晶振動片11を収容した金属製の筒状
のパッケージ12の開放端12bに嵌入固定され、パッ
ケージ内の前記圧電振動片の接続電極と固定される給電
用の一対のリード17,17を支持するための圧電振動
子用プラグ18bであって、前記一対のリードを互いに
絶縁してほぼ平行に支持するための絶縁部材18cと、
この絶縁部材を包囲しており、前記パッケージの開放端
に嵌入されてパッケージ内面と当接する金属製のリング
部材18bとを有し、かつ前記リング部材18bが、金
属製の本体構成物30と、その表面に配置されたCuを
含む金属化合物でなる下地層31と、その上に設けられ
るAgでなる表層32とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電振動子を構成
する圧電振動片に接続される給電用リードを支持する圧
電振動子用プラグの改良と、このような圧電振動子用プ
ラグを利用した圧電振動子及び圧電振動子を搭載した電
子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の圧電振動子を示す概略断
面図である。図において、圧電振動子1は、金属製の筒
体でなるパッケージ2内に、圧電振動片3を収容したタ
イプのものである。このパッケージ2は奥側が塞がれて
おり、パッケージ2の開放端2aから内部空間内には、
水晶等の圧電材料により形成した圧電振動片3が挿入さ
れるようになっている。圧電振動片3の表面には、図示
しない励振電極と、この励振電極に接続された接続電極
が形成されている。圧電振動片3の一端部の上記接続電
極上に、パッケージ2の外部から引き込まれる給電電極
としてのリード端子7の先端であるインナーリード7a
が、このインナーリード7aに予め形成した表面層が溶
融されることにより接合されている。
【0003】圧電振動子1のパッケージ2の開放端2a
には、プラグ8が嵌入されて、矢印方向に外部から圧力
をかけて、かしめることによって、内部空間を密閉して
いる。このプラグ8は、パッケージ2の開放端2aの内
周部に嵌入される金属製のリング8bと、このリング8
bの内側に配置される例えばガラス材料等でなる絶縁部
材8cとを有している。
【0004】このようなプラグ8を介して、圧電振動片
3の一端側が固定され、奥側が自由とされることによ
り、圧電振動片3は片持ち方式で支持された構造となっ
ている。そして、プラグ8の絶縁部材8cは、これを貫
通するリード端子7,7どうしを絶縁している。このよ
うな圧電振動子1では、プラグ8の表面,すなわち、金
属製のパッケージ8の内面と当接する面に半田SnPb
がメッキされることにより、密封性を向上させるように
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
鉛の環境への悪影響を避ける努力が精力的に行われてお
り、この点から、SnPbの替わりに、SnCuやSn
Bi等のSn系金属化合物をプラグ8の表面に被覆する
ことが検討されている。この場合、振動子の客先基盤へ
の実装性及び耐熱仕様を満たす為に、メッキSn系金属
の融点を特定温度領域にコントロールする必要があり、
従来のように、SnPbを使用していた場合と比べる
と、Sn系金属化合物のSn以外の成分であるCuやB
i等の含有率を低く抑える措置をとらなくてはならな
い。
【0006】しかしながら、Sn系金属化合物のSn以
外の成分の含有率を低く抑えると、メッキした後、所定
期間が経過すると、金属成分が針のように起立するウィ
スカーという現象を引き起こしやすくなり、短絡の原因
をつくるという別の問題が発生する。
【0007】また、Sn系金属化合物でメッキすると、
温度環境の変化として、例えば、摂氏マイナス50度か
ら摂氏120度程度まで変化すると、表層が劣化すると
いう問題があり、特に、車載機器に用いる圧電振動子に
使用する場合には、必要な耐性を得られないという問題
がある。
【0008】本発明は、上記課題を解消して、鉛の使用
を避けることができ、しかも十分な温度サイクル耐久性
を備えるようにした圧電振動子用プラグと、このような
圧電振動子用プラグを利用することで、鉛の使用を避け
ることができ、しかも十分な温度サイクル耐久性を備え
る圧電振動子及び、このような圧電振動子を搭載した電
子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、内部に圧電振動片を収容した金属製の筒
状のパッケージの開放端に嵌入固定され、パッケージ内
の前記圧電振動片の接続電極と固定される給電用の一対
のリードを支持するための圧電振動子用プラグであっ
て、前記一対のリードを互いに絶縁してほぼ平行に支持
するための絶縁部材と、この絶縁部材の周囲を包囲して
おり、前記パッケージの開放端に嵌入されてパッケージ
内面と当接する金属製のリング部材とを有しており、か
つ前記リング部材が、金属製の本体構成物と、この本体
構成物の表面に配置されたCuを含む金属化合物でなる
下地層と、この下地層の上に設けられるAgでなる表層
とを備える、圧電振動子用プラグにより、達成される。
請求項1の構成によれば、この圧電振動子用プラグの前
記リング部材は、本体構成物の上にCu下地層を介し
て、Agでなる表層を設けたので、Pbを含んでおら
ず、鉛による環境への悪影響等を回避することができ
る。前記下地層は、前記金属製の本体構成物と表層との
密着性を向上させる役割を果たす。ここで、下地層にC
uを選択するのは、メッキコストが安価であり、Agと
の密着性がよいからである。また、表層を構成するAg
は、従来使用されていた鉛半田と同等な導電性を有し、
しかも、リング部材とパッケージ内面との間に介在し
て、十分なシール性能を得ることができる程度の柔らか
さと、圧延性を有し、摩擦抵抗も低いものである。しか
も、表層を構成するAgは、温度が繰り返し変化する環
境に対して、優れた耐久性を備えている。したがって、
鉛の使用を避けることができて、しかも優れた温度サイ
クル耐久性を有するメッキを圧電振動子用プラグに施す
ことができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μm以上で、
40μm以下であることを特徴とする。請求項2の構成
によれば、前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μm未
満であると、プラグをパッケージの開放端に圧入した時
に、内部の気密性を保証するシール機能が不十分となる
場合がある。また、表層被膜の厚みが、40μmを超え
ると、上記圧入の際に、パッケージの開放端との摩擦で
削れて、削りカス等の異物が発生しやすくなる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の構成におい
て、前記下地層と前記表層の間にSnを含み、Pbを含
有しない金属化合物で中間層を形成したことを特徴とす
る。請求項3の構成によれば、前記下地層は、前記金属
製の本体構成物と中間層との密着性を向上させる役割を
果たす。この中間層は、従来使用されていた鉛半田と同
等な導電性を有し、しかも、柔らかさと、圧延性を有
し、これらの機能により表層の機能を補完する役割を果
たすと共に、それ自体は、安価な材料でメッキに要する
費用を節約することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、前記Agでなる表層と、Snを含み、Pbを含有し
ない金属化合物でなる中間層とを合わせた被膜の厚み
が、5μm以上で、40μm以下であり、かつ、前記A
gでなる表層の被膜の厚みが、0.5μm以上で、3μ
m以下であることを特徴とする。請求項4の構成によれ
ば、表層と中間層とを合わせた被膜の厚みが、5μm未
満となると、プラグをパッケージの開放端に圧入した時
に、内部の気密性を保証するシール機能が不十分となる
場合がある。また、表層と中間層とを合わせた被膜の厚
みが、40μmを超えると、上記圧入の際に、パッケー
ジの開放端との摩擦で削れて、削りカス等の異物が発生
しやすくなる。さらに、表層の被膜の厚みが、0.5μ
m未満であると、中間層から表層にかけて、金属成分が
針状に起立するウィスカーの発生を抑制できなくなり、
表層の被膜の厚みが、3μmを超えると、表層が発揮す
る機能にそれ以上の改善はないにもかかわらず、製造コ
ストが無視できない程度に悪化する。
【0013】また、上記目的は、請求項5の発明によれ
ば、一端が塞がれた金属製の筒状のパッケージと、前記
パッケージ内に収容される圧電振動片と、前記パッケー
ジの開放端に嵌入固定され、パッケージ内の前記圧電振
動片の接続電極と固定される給電用の一対のリードを支
持するための圧電振動子用プラグとを含んでおり、前記
圧電振動子用プラグが、前記一対のリードを互いに絶縁
してほぼ平行に支持するための絶縁部材と、この絶縁部
材の周囲を包囲しており、前記パッケージの開放端に嵌
入されてパッケージ内面と当接する金属製のリング部材
とを有していて、かつ前記リング部材が、金属製の本体
構成物と、この本体構成物の表面に配置されたCuを含
む金属化合物でなる下地層と、この下地層の上に設けら
れるAgでなる表層とを備える、圧電振動子により、達
成される。請求項5の構成によれば、この圧電振動子に
使用される圧電振動子用プラグの前記リング部材は、本
体構成物の上にCu下地層を介して、Agでなる表層を
設けたので、Pbを含んでおらず、鉛による環境への悪
影響等を回避することができる。前記下地層は、前記金
属製の本体構成物と表層との密着性を向上させる役割を
果たす。ここで、下地層にCuを選択するのは、メッキ
コストが安価であることと、Agとの密着性が良好であ
ることによる。また、表層を構成するAgは、従来使用
されていた鉛半田と同等な導電性を有し、しかも、リン
グ部材とパッケージ内面との間に介在して、十分なシー
ル性能を得ることができる程度の柔らかさと、圧延性を
有し、摩擦抵抗も低いものである。しかも、表層を構成
するAgは、温度が繰り返し変化する環境に対して、優
れた耐久性を備えている。したがって、鉛の使用を避け
ることができて、しかも十分な気密保持性と耐久性を備
える圧電振動子を得ることができる。
【0014】請求項6の発明は、請求項5の構成におい
て、前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μm以上で、
40μm以下であることを特徴とする。請求項6の構成
によれば、前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μm未
満であると、プラグをパッケージの開放端に圧入した時
に、内部の気密性を保証するシール機能が不十分となる
場合がある。また、表層被膜の厚みが、40μmを超え
ると、上記圧入の際に、パッケージの開放端との摩擦で
削れて、削りカス等の異物が発生しやすくなる。
【0015】請求項7の発明は、請求項5の構成におい
て、前記下地層と前記表層の間にSnを含み、Pbを含
有しない金属化合物で中間層を形成したことを特徴とす
る。請求項7の構成によれば、前記下地層は、前記金属
製の本体構成物と中間層との密着性を向上させる役割を
果たす。この中間層は、従来使用されていた鉛半田と同
等な導電性を有し、しかも、柔らかさと、圧延性を有
し、これらの機能により表層の機能を補完する役割を果
たすと共に、それ自体は、安価な材料でメッキに要する
費用を節約することができる。
【0016】請求項8の発明は、請求項7の構成におい
て、前記Agでなる表層と、Snを含み、Pbを含有し
ない金属化合物でなる中間層とを合わせた被膜の厚み
が、5μm以上で、40μm以下であり、かつ、前記A
gでなる表層の被膜の厚みが、0.5μm以上で、3μ
m以下であることを特徴とする。請求項8の構成によれ
ば、表層と中間層とを合わせた被膜の厚みが、5μm未
満となると、プラグをパッケージの開放端に圧入した時
に、内部の気密性を保証するシール機能が不十分となる
場合がある。また、表層と中間層とを合わせた被膜の厚
みが、40μmを超えると、上記圧入の際に、パッケー
ジの開放端との摩擦で削れて、削りカス等の異物が発生
しやすくなる。さらに、表層の被膜の厚みが、0.5μ
m未満であると、中間層から表層にかけて、金属成分が
針状に起立するウィスカーの発生を抑制できなくなり、
表層の被膜の厚みが、3μmを超えると、表層が発揮す
る機能にそれ以上の改善はないにもかかわらず、製造コ
ストが無視できない程度に悪化する。
【0017】請求項9の発明は、請求項5ないし8の構
成において、前記圧電振動片の表面に形成した電極の表
面層がAgまたはAuでなり、この圧電振動片の接続電
極と、前記リードが導電剤を分散含有する有機接着剤で
固定されていることを特徴とする。請求項9の構成によ
れば、表層の被膜をAgとする場合には、その溶融温度
が摂氏900度を超えることから、リード線の表面層を
溶融して圧電振動片の電極と接合する手法を避けて、導
電性接着剤で接合する。この場合、有機接着剤に導電剤
を分散含有したものを利用すれば、好適に接合すること
ができる。
【0018】請求項10の発明は、請求項5ないし9の
構成において、前記パッケージの内面が、Niを含む金
属化合物であることを特徴とする。請求項10の構成に
よれば、前記パッケージの内面には、前記圧電振動子用
プラグが当接するので、前記パッケージの内面をNiを
含む金属化合物とすることで、パッケージ側にもウィス
カーの発生をさけてプラグを接続することができる。
【0019】また、上記目的は、請求項11の発明によ
れば、一端が塞がれた金属製の筒状のパッケージと、前
記パッケージ内に収容される圧電振動片と、前記パッケ
ージの開放端に嵌入固定され、パッケージ内の前記圧電
振動片の接続電極と固定される給電用の一対のリードを
支持するための圧電振動子用プラグとを含んでおり、前
記圧電振動子用プラグが、前記一対のリードを互いに絶
縁してほぼ平行に支持するための絶縁部材と、この絶縁
部材の周囲を包囲しており、前記パッケージの開放端に
嵌入されてパッケージ内面と当接する金属製のリング部
材とを有していて、かつ前記リング部材が、金属製の本
体構成物と、この本体構成物の表面に配置されたCuを
含む金属化合物でなる下地層と、この下地層の上に設け
られるAgでなる表層とを備える圧電振動子により、制
御用のクロック信号を得る構成とした電子機器により、
達成される。請求項11の構成によれば、鉛の使用を避
けることができ、かつプラグメッキの改善により、温度
サイクル環境下において気密保持性及びメッキ表面の耐
久性を向上させた圧電振動子を使用した電子機器を得る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態
による圧電振動片を利用した圧電振動子を示す斜視図で
あり、図2はその水平方向の概略断面図、図3は垂直方
法の概略断面図である。これらの図において、この圧電
振動子10は、空間部12aが形成されたパッケージ1
2と、このパッケージ内に密封される一方向に長い板状
の圧電振動片として、水晶振動片11を備えている。図
1では、理解の便宜のため、パッケージ内に収容した水
晶振動片11を実線で示している。
【0021】パッケージ12は、例えば金属材料によ
り、形成されている。具体的には、パッケージ12は、
加工のしやすい洋白や、より好ましくはコバール等によ
り形成されており、図1において手前側が開放され、奥
側に壁部もしくは底部23を有するシリンダー状の中空
の筒体として形成されている。このパッケージ12の内
面には、ニッケル(Ni)メッキが施されている。すな
わち、パッケージ12の内面全体には、ニッケル(N
i)メッキもしくは、ニッケルを含有する金属化合物を
メッキすることで、メッキ被覆の際にこのメッキ部分に
ウィスカーの発生を避けることができる。
【0022】水晶振動片11は、圧電材料のひとつとし
て選択された水晶により短冊状に形成された板体であ
り、この水晶振動片11上には、銀(Ag)または金
(Au)を所定のパターンで蒸着等により成膜した励振
電極19と、接続電極13,14が形成されている。励
振電極19は外部から駆動電圧を印加されることで、圧
電作用に基づいて、水晶に所定の厚みすべり振動を生じ
させるためのものである。この励振電極19と接続電極
14とは、引き出し電極14aにより接続されている。
励振電極19は、図1の裏面にも同様に形成されてお
り、接続電極14は、表面側に形成した励振電極19と
の間に引き出し電極14aを介して接続されている。接
続電極13は、裏面側に形成した同じ形状の励振電極
(図示せず)との間に引き出し電極13aを介して接続
されている。
【0023】パッケージ12の開放端12bから上記空
間部12a内には、水晶振動片11が挿入され、その一
端部には、上記接続電極13,14上に、パッケージ外
部から引き込まれる給電電極としてのリード端子17,
17の各先端,すなわちインナーリード17a,17a
が、導電性接着剤15,16を用いてそれぞれ接合され
ている。そして、パッケージ12の開放端12bは、圧
電振動子用プラグ(以下、「プラグ」という)18が嵌
入されて、図8で説明したのと同様に外部周囲から圧力
をかけて密閉されている。このプラグ18は、図2及び
図3に示すように、パッケージ12の開放端12bの内
周部に嵌入される金属製のリング18bと、このリング
18bの内側に配置される例えばガラス材料等でなる絶
縁部材18cとを有している。このプラグ18を介し
て、水晶振動片11の一端側が固定され、奥側が自由端
11aとされることにより、水晶振動片11は片持ち方
式で支持された構造となっている。そして、プラグ18
の絶縁部材18cは、これを貫通する平行なリード端子
17,17を支持すると共に、これらリード端子17,
17どうしを絶縁している。
【0024】次に、プラグ18の金属製のリング18b
の構造について、詳しく説明する。図4に示すように、
プラグ18は、上述したリード端子を支持するための円
柱状の絶縁部材18cと、この絶縁部材18cの周囲を
包囲するように設けられた金属製のリング(以下、「リ
ング」という)18bとを備えている。このリング18
bは、その表面が図2及び図3に示されているように、
パッケージ12の開放端12bに嵌入されたときに、パ
ッケージ12の内面と当接するようになっている。この
ため、以下のような構成とされている。
【0025】図5は、プラグ18の第1の実施形態とし
て、そのリング18bの表面構造を示している。図にお
いて、リング18bは、その本体が本体構成物30とし
て、上述したパッケージ12と同じ材質として、洋白や
コバール等により形成されている。この本体構成物30
の上には、CuまたはCuを含む金属化合物として、例
えば、銅でなる下地層31がメッキにより設けられてい
る。また、この下地層31の上には銀(Ag)でなる表
層をメッキにより形成している。
【0026】ここで、下地層31は、本体構成物30と
表層32との密着性を向上させる役割を果たす。ここ
で、下地層にCuを選択するのは、下地層にCuを選択
するのは、メッキコストが安価なことと、Agとの密着
性がよいからである。また、表層32を構成するAg
は、従来使用されていた鉛半田と同等な導電性を有し、
しかも、リング18bとパッケージ12の内面との間に
介在して、十分なシール性能を得ることができる程度の
柔らかさと、圧延性を有し、摩擦抵抗も低いものであ
る。しかも、表層32を構成するAgは、温度が繰り返
し変化する環境に対して、優れた耐久性を備えている。
したがって、本実施形態のプラグ18によれば、鉛の使
用を避けることができて、しかも十分なシール性能と耐
久性を備える圧電振動子用プラグを実現できる。
【0027】ここで、好ましくは、Agでなる表層32
の被膜の厚みが、5μm以上、40μm以下とする。す
なわち、Agでなる表層32の被膜の厚みが、5μm未
満であると、プラグ18をパッケージ12の開放端12
bに圧入した時に、空間部12aの気密性を保証するシ
ール機能が不十分となる場合がある。また、表層32の
被膜の厚みが、40μmを超えると、上記圧入の際に、
パッケージ12の開放端12bとの摩擦で削れて、削り
カス等の異物が発生しやすくなるためである。
【0028】ここで、このようなプラグ18を使って、
リード17,17と水晶振動片11とを接合する場合に
は、従来のように、リード17,17の表面層を溶融さ
せて接合する手法を採用しない。この実施形態は上述し
たように、水晶振動片11の接続電極13,14上に、
図1ないし図3に示されているように、リード端子1
7,17の各先端,すなわちインナーリード17a,1
7aが、有機接着剤である導電性接着剤15,16を用
いてそれぞれ接合される。
【0029】すなわち、表層32の被膜がAgで形成さ
れているので、その溶融温度が摂氏900度を超えるこ
とから、リード線の表面層を溶融して圧電振動片の電極
と接合する手法を避けて、導電性接着剤15,16で接
合するようにしている。ここで、導電性接着剤15,1
6として使用する接着剤は、エポキシ系やシリコン系の
熱硬化性接着剤が好適である。この接着剤には、例え
ば、Agを分散含有させることで導電性が付与されてい
る。
【0030】図6は、プラグ18の第2の実施形態とし
て、そのリング18bの表面構造を示しており、第1の
実施形態と同一の符号を付した箇所は、共通する構成で
あるから重複する説明は省略し、相違点を中心に説明す
る。図6において、リング28bは、下地層31と表層
32の間にSnを含み、Pbを含有しない金属化合物で
中間層33を形成した点が第1の実施形態と異なってい
る。
【0031】すなわち、この構成においては、下地層3
1は、本体構成物30と中間層33との密着性を向上さ
せる役割を果たす。この中間層33は、Snを含み、P
bを含有しない金属化合物として、例えば、SnCu、
またはSnBiによるメッキ被覆とする。これにより、
従来使用されていた鉛半田と同等な導電性を有し、しか
も、柔らかさと、圧延性を有し、これらの機能により表
層の機能を補完する役割を果たすと共に、それ自体は、
安価な材料でメッキに要する費用を節約することができ
る。
【0032】ここで、好ましくは、Agでなる表層32
と、Snを含み、Pbを含有しない金属化合物でなる中
間層33とを合わせた被膜の厚みが、5μm以上で、4
0μm以下であり、かつ、Agでなる表層32の被膜の
厚みが、0.5μm以上で、3μm以下としている。表
層32と中間層33とを合わせた被膜の厚みが、5μm
未満となると、プラグ18をパッケージ12の開放端1
2bに圧入した時に、空間部12aの気密性を保証する
シール機能が不十分となる場合がある。また、表層32
と中間層33とを合わせた被膜の厚みが、40μmを超
えると、プラグ18をパッケージ12の開放端12bに
圧入した際に、パッケージ12の開放端12b内面との
摩擦で削れて、削りカス等の異物が発生しやすくなる。
さらに、表層32の被膜の厚みが、0.5μm未満であ
ると、中間層33から表層32にかけて、金属成分が針
状に起立するウィスカーの発生を抑制できなくなり、表
層32の被膜の厚みが、3μmを超えると、表層32が
発揮する機能にそれ以上の改善はないにもかかわらず、
製造コストが無視できない程度に悪化するものである。
【0033】図7は、本発明の上述した実施形態に係る
圧電振動子を利用した電子機器の一例としてのデジタル
式携帯電話装置の概略構成を示す図である。図におい
て、送信者の音声を受信するマイクロフォン308及び
受信内容を音声出力とするためのスピーカ309を備え
ており、さらに、送受信信号の変調及び復調部に接続さ
れた制御部としての集積回路等でなるコントローラ30
1を備えている。コントローラ301は、送受信信号の
変調及び復調の他に画像表示部としてのLCDや情報入
力のための操作キー等でなる情報の入出力部302や、
RAM,ROM等でなる情報記憶手段303の制御を行
うようになっている。このため、コントローラ301に
は、圧電振動子10が取り付けられて、その出力周波数
をコントローラ301に内蔵された所定の分周回路(図
示せず)等により、制御内容に適合したクロック信号と
して利用するようにされている。このコントローラ30
1に取付けられる圧電振動子10は、圧電振動子10単
体でなくても、圧電振動子10と所定の分周回路等と組
み合わせた発振器であってもよい。
【0034】コントローラ301は、さらに、温度補償
水晶発振器(TCXO)305と接続され、温度補償水
晶発振器305は、送信部307と受信部306に接続
されている。これにより、コントローラ301からの基
本クロックが、環境温度が変化した場合に変動しても、
温度補償水晶発振器305により修正されて、送信部3
07及び受信部306に与えられるようになっている。
【0035】このように、制御部を備えた携帯電話装置
300のような電子機器に、上述した実施形態に係る圧
電振動子を利用することにより、内蔵する圧電振動子1
0に鉛の使用を避けることができる。このため、例え
ば、携帯電話装置300が使い捨てされて廃棄されて
も、少なくとも、その部品である圧電振動子10や温度
補償水晶発振器305には、鉛が使用されていないこと
から、環境に対して鉛による悪影響を与えることを有効
に防止することができる。
【0036】本発明は上述の実施形態に限定されない。
上述の各実施形態の各構成は、省略したり、適宜任意に
組み合わせることができる。また、本発明の圧電振動子
は、水晶以外のあらゆる圧電材料を利用した圧電振動片
を用いた圧電振動子に適用することができる。また、本
発明の圧電振動子は、上述の携帯電話装置の他、電子的
な制御手段を備えたあらゆる電子機器に適用することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、鉛
の使用を避けることができて、かつプラグメッキの改善
により、温度サイクル環境下において気密保持性及びメ
ッキ表面耐久性を向上させた圧電振動子と、このような
圧電振動子を利用した電子機器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る圧電振動子の一例を示
す概略斜視図。
【図2】図1の圧電振動子の概略水平断面図。
【図3】図1の圧電振動子の概略垂直断面図。
【図4】図1の圧電振動子のプラグの概略断面図。
【図5】図4のプラグの第1の実施形態に対応した金属
製リングの構造を示す表面構成図。
【図6】図4のプラグの第2の実施形態に対応した金属
製リングの構造を示す表面構成図。
【図7】本発明の実施形態に係る圧電振動子を利用した
電子機器の一例を示す概略構成図。
【図8】従来の圧電振動子の概略断面図。
【符号の説明】
10 圧電振動子 11 水晶振動片 12 パッケージ 13 接続電極 13a 引き出し電極 14 接続電極 14a 引き出し電極 15 導電性接着剤 16 導電性接着剤 17 リード端子 19 励振電極 31 下地層 32 表層 33 中間層
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月5日(2002.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】このようなプラグ8を介して、圧電振動片
3の一端側が固定され、奥側が自由とされることによ
り、圧電振動片3は片持ち方式で支持された構造となっ
ている。そして、プラグ8の絶縁部材8cは、これを貫
通するリード端子7,7どうしを絶縁している。このよ
うな圧電振動子1では、プラグ8の表面,すなわち、金
属製のパッケージの内面と当接する面に半田SnPb
がメッキされることにより、密封性を向上させるように
されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 政幸 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5J108 BB02 CC04 DD02 EE02 EE07 EE11 FF10 GG06 GG15 GG17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧電振動片を収容した金属製の筒
    状のパッケージの開放端に嵌入固定され、パッケージ内
    の前記圧電振動片の接続電極と固定される給電用の一対
    のリードを支持するための圧電振動子用プラグであっ
    て、 前記一対のリードを互いに絶縁してほぼ平行に支持する
    ための絶縁部材と、 この絶縁部材の周囲を包囲しており、前記パッケージの
    開放端に嵌入されてパッケージ内面と当接する金属製の
    リング部材とを有しており、 かつ前記リング部材が、 金属製の本体構成物と、 この本体構成物の表面に配置されたCuを含む金属化合
    物でなる下地層と、 この下地層の上に設けられるAgでなる表層とを備える
    ことを特徴とする、圧電振動子用プラグ。
  2. 【請求項2】 前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μ
    m以上で、40μm以下であることを特徴とする、請求
    項1に記載の圧電振動子用プラグ。
  3. 【請求項3】 前記下地層と前記表層の間にSnを含
    み、Pbを含有しない金属化合物で中間層を形成したこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の圧電振動子用プラ
    グ。
  4. 【請求項4】 前記Agでなる表層と、Snを含み、P
    bを含有しない金属化合物でなる中間層とを合わせた被
    膜の厚みが、5μm以上で、40μm以下であり、か
    つ、前記Agでなる表層の被膜の厚みが、0.5μm以
    上で、3μm以下であることを特徴とする、請求項3に
    記載の圧電振動子用プラグ。
  5. 【請求項5】 一端が塞がれた金属製の筒状のパッケー
    ジと、 前記パッケージ内に収容される圧電振動片と、 前記パッケージの開放端に嵌入固定され、パッケージ内
    の前記圧電振動片の接続電極と固定される給電用の一対
    のリードを支持するための圧電振動子用プラグとを含ん
    でおり、 前記圧電振動子用プラグが、 前記一対のリードを互いに絶縁してほぼ平行に支持する
    ための絶縁部材と、 この絶縁部材の周囲を包囲しており、前記パッケージの
    開放端に嵌入されてパッケージ内面と当接する金属製の
    リング部材とを有していて、 かつ前記リング部材が、 金属製の本体構成物と、 この本体構成物の表面に配置されたCuを含む金属化合
    物でなる下地層と、 この下地層の上に設けられるAgでなる表層とを備える
    ことを特徴とする、圧電振動子。
  6. 【請求項6】 前記Agでなる表層被膜の厚みが、5μ
    m以上で、40μm以下であることを特徴とする、請求
    項5に記載の圧電振動子。
  7. 【請求項7】 前記下地層と前記表層の間にSnを含
    み、Pbを含有しない金属化合物で中間層を形成したこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の圧電振動子。
  8. 【請求項8】 前記Agでなる表層と、Snを含み、P
    bを含有しない金属化合物でなる中間層とを合わせた被
    膜の厚みが、5μm以上で、40μm以下であり、か
    つ、前記Agでなる表層の被膜の厚みが、0.5μm以
    上で、3μm以下であることを特徴とする、請求項7に
    記載の圧電振動子。
  9. 【請求項9】 前記圧電振動片の表面に形成した電極の
    表面層がAgまたはAuでなり、この圧電振動片の接続
    電極と、前記リードが導電剤を分散含有する有機接着剤
    で固定されていることを特徴とする、請求項5ないし8
    に記載の圧電振動子。
  10. 【請求項10】 前記パッケージの内面が、Niを含む
    金属化合物であることを特徴とする、請求項5ないし9
    に記載の圧電振動子。
  11. 【請求項11】 一端が塞がれた金属製の筒状のパッケ
    ージと、 前記パッケージ内に収容される圧電振動片と、 前記パッケージの開放端に嵌入固定され、パッケージ内
    の前記圧電振動片の接続電極と固定される給電用の一対
    のリードを支持するための圧電振動子用プラグとを含ん
    でおり、 前記圧電振動子用プラグが、 前記一対のリードを互いに絶縁してほぼ平行に支持する
    ための絶縁部材と、 この絶縁部材の周囲を包囲しており、前記パッケージの
    開放端に嵌入されてパッケージ内面と当接する金属製の
    リング部材とを有していて、 かつ前記リング部材が、 金属製の本体構成物と、 この本体構成物の表面に配置されたCuを含む金属化合
    物でなる下地層と、 この下地層の上に設けられるAgでなる表層とを備える
    圧電振動子により、制御用のクロック信号を得る構成と
    したことを特徴とする、電子機器。
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