JP5470013B2 - ボトル - Google Patents
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Description
この種のボトルは、様々なものが提供されているが、その1つとして持ち易さの向上を図るために胴部がくびれたものが知られている。
(1)本発明に係るボトルは、有底筒状に形成され、ボトル軸を中心として断面円形状に形成された胴部を有するボトルであって、前記胴部には、径方向内方に凹む周溝が形成され、前記周溝内には、前記ボトル軸を径方向に挟んで対向するように配設され、径方向内方に向けてさらに凹んだ少なくとも一対の指当て用凹部と、前記指当て用凹部間に配設された滑り止め用リブと、が形成され、前記滑り止め用リブは、前記ボトル軸方向に延在すると共に周方向に沿って並んだ複数の縦リブを有し、前記縦リブは、前記周溝の最深部よりも径方向内方に凹んだ凹部底面から、径方向外方に向かって立設されていることを特徴とする。
このように、フィット性に優れて把持し易いので、持ち上げたときにボトルが手の中で滑り難い。よって、安定した持ち運びを行うことができる
また、ボトルを把持したまま水平に持ち運びしたり、内容物の注出時にボトルを傾けたりした場合、仮に指先が指当て用凹部から外れかかってしまったとしても、滑り止め用リブによって滑り止めされ、周溝に沿って指先がそれ以上滑ってしまうことを抑制することができる。従って、この点においても安定した持ち運びや注出動作を行うことができる。
さらに、本発明に係るボトルにおいては、ボトルを把持したまま水平に持ち運びしたり、内容物の注出時にボトルを傾けたりした場合、複数の縦リブが抵抗となるので、指先が周溝に沿ってより移動し難い。従って、指先の滑り止め効果をより発揮させることができ、より安定した持ち運び及び注出動作を行うことができる。
本実施形態のボトル1は、図1から図3に示すように、ボトル軸Oに沿って口部2、肩部3、胴部4及び底部5が、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂により一体的に連続して形成された平面視丸型のボトルである。
なお、この口部2には、図示しないキャップが嵌合する嵌合突起2aが外周面に形成されている。但し、嵌合突起2aに限定されるものではなく、キャップが螺着される雄ねじ部が形成されていても構わない。
このように、第1胴部4Aには複数の凹面パネル11及び縦リブ12が形成されているので、内圧変化を凹面パネル11で吸収することで、径方向への不正変形(例えば、断面楕円状や断面三角形状に変形)が生じ難い構造とされている。
このように、第1胴部4A及び第2胴部4Bのいずれも径方向に不正変形し難い構造とされているので、減圧時(容器内圧の低下時)やボトル1を把持した際に、胴部4の不正変形を防止して品質を維持し易い。
指当て用凹部20は、周溝10の最深部よりもさらに径方向内方に凹んだ平面視円形状の窪みであり、ボトル軸Oを径方向に挟んで対向して対をなすように配設されている。本実施形態では、2組の対をなすように、ボトル軸Oを中心に周方向に90度毎に4つ形成されている。
なお、この指当て用凹部20の開口サイズは、1本の指先が入り込むサイズとすることが好ましい。また、指当て用凹部20の深さは、指先の先端部(第1関節よりも先の部分)が十分に入り込んで引っ掛かる深さとすることが好ましい。
また、前記縦リブ21aは、周溝10の最深部(底面)よりも径方向内方に凹んだ凹部底面から、径方向外方に向かって立設されている。但し、前記凹部を形成せず、周溝10の最深部から縦リブ21aを立設しても良い。
なお、周溝10は、指当て用凹部20及び滑り止め用リブ21によって剛性強化が図られているので、座屈等の不正変形が生じ難い設計とされている。よって、胴部4に環状の周溝20が形成されていたとしても、ボトル1の座屈強度の低下を抑制することができる。
まず、本実施形態のボトル1では、胴部4に一対の指当て用凹部20が形成されているので、例えば、一方の指当て用凹部20に人差し指又は中指を引っ掛け、他方の指当て用凹部20に親指を引っ掛けるようにしてボトル1を把持することができる。しかも、これら指当て用凹部20は、胴部4の周方向に沿って延在した周溝10内に形成されているので、ボトル1を把持した際に、人差し指、中指及び親指の側部やその間の付け根部分を、周溝10に沿って引っ掛けるようにフィットさせることができる。
このように、フィット性に優れて把持し易いので、持ち上げたときにボトル1が手の中で滑り難い。よって、安定した持ち運びを行うことができる。
また、ボトル1を把持したまま水平に持ち運びしたり、図示しない内容物の注出時にボトル1を傾けたりした場合、仮に指先が指当て用凹部20から外れかかったとしても、滑り止め用リブ21によって滑り止めされ、周溝10に沿って指先がそれ以上滑ってしまうことを抑制することができる。従って、この点においても安定した持ち運び及び注出動作を行える。
また、横リブを利用して滑り止め用リブ21を形成しても構わない。但し、縦リブ21aとすることで、ボトル1を把持したまま持ち運びしたり、内容物の注出時にボトル1を傾けたりした場合、縦リブ21aが抵抗となるので、指先が周方向に沿って移動し難い。よって、指先の滑り止め効果をより発揮させることができ、より安定した持ち運び及び注出動作を行うことができる。
1…ボトル
4…胴部
10…周溝
20…指当て用凹部
21…滑り止め用リブ
21a…縦リブ
Claims (2)
- 有底筒状に形成され、ボトル軸を中心として断面円形状に形成された胴部を有するボトルであって、
前記胴部には、径方向内方に凹む周溝が形成され、
前記周溝内には、
前記ボトル軸を径方向に挟んで対向するように配設され、径方向内方に向けてさらに凹んだ少なくとも一対の指当て用凹部と、
前記指当て用凹部間に配設された滑り止め用リブと、が形成され、
前記滑り止め用リブは、前記ボトル軸方向に延在すると共に周方向に沿って並んだ複数の縦リブを有し、
前記縦リブは、前記周溝の最深部よりも径方向内方に凹んだ凹部底面から、径方向外方に向かって立設されていることを特徴とするボトル。 - 請求項1に記載のボトルであって、
前記周溝は、前記胴部の全周に亘って延在していることを特徴とするボトル。
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Family Applications (1)
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