JP5467833B2 - 歯車研削工具、該歯車研削工具の使用方法及び該歯車研削工具を用いた歯車の製造方法 - Google Patents

歯車研削工具、該歯車研削工具の使用方法及び該歯車研削工具を用いた歯車の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、螺旋条が刻設され、回転する歯車に噛合して該歯車を研削する歯車研削工具該歯車研削工具の使用方法及び該歯車研削工具を用いた歯車の製造方法に関する。
一般的に、歯車研削機は、螺旋条が刻設された歯車研削工具を保持した工具軸と、ワークである歯車を保持したワーク軸とを同期して回転駆動させることにより、歯車研削工具で歯車の歯面研削を行う。
このような歯面研削は、荒加工と仕上げ加工の2段階で行う場合があり、この場合、該2段階の研削工程に対応して荒加工用と仕上げ加工用の工具とをそれぞれ用い、各工具による歯車研削を順に行って所望の歯面を成形している。
一方、特許文献1には、軸方向に沿って配列された荒さ研削帯域及び仕上げ研削帯域を備え、荒さ研削帯域及び仕上げ研削帯域が軸方向に沿って互いに重なり合う構成を採用した歯車研削工具が開示されている。
特開2005−305645号公報
上記特許文献1の工具によれば、単一の工具によって連続的に荒加工と仕上げ加工とを行うことができる。ところが、当該工具では、前記荒さ研削帯域よりも先に前記仕上げ研削帯域の寿命が尽きて、所定の加工精度が得られなくなる可能性がある。荒加工用の研削面よりも仕上げ加工用の研削面の方が精密であり、同様に使用している場合には仕上げ加工用の研削面の方が先に磨耗等によって使用不適合となることが多いからである。そうすると、当該工具では、まだ使用可能な荒さ研削帯域についても仕上げ研削帯域の寿命に引きずられ、結果として工具寿命が短くなってしまう可能性がある。
本発明はこのような従来の課題を考慮してなされたものであり、単一の工具によって連続的に荒加工と仕上げ加工とを行うことができ、しかも工具寿命を長くすることができる歯車研削工具該歯車研削工具の使用方法及び該歯車研削工具を用いた歯車の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る歯車研削工具は、螺旋条が刻設され、回転する歯車に噛合して該歯車を研削する歯車研削工具であって、前記螺旋条に沿って荒加工用の研削面が延在形成されると共に、該荒加工用の研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、荒加工用の研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられていることにより、1つの工具で荒加工工程と仕上げ加工工程とに対応することができると共に、構造の簡素化が可能となり、コスト低減を図ることができる。また、成形ラインが荒加工用の研削面上に形成されることにより、例えば、成形ラインの一部が磨耗等により使用不適合となった場合にも、該成形ラインに隣接した荒加工用の研削面を荒加工工程に使用し、使用不適合でない成形ラインを仕上げ加工工程に使用することができるため、工具寿命を長くすることができる。
この場合、前記成形ラインは、前記荒加工用の研削面上で帯状に設けられていると、成形ラインの形成が簡便となり、製造コストを低減することができる。
また、1工程の前記仕上げ加工で用いられる部位の軸方向長さに対して、工具全長が倍以上の長さであると、当該歯車研削工具を荒加工用及び仕上げ加工用にそれぞれバランスよく領域分けして、各工程毎に適切に使い分けることができる。このため、例えば成形ラインが磨耗等により使用不適合となった場合には、該使用不適合となった研削面を構成する荒加工用の研削面を荒加工用として使用し、他の領域の荒研削面上に新たな成形ラインを形成して仕上げ加工用として使用することができ、当該歯車研削工具の寿命を一層長くすることができる。
なお、前記成形ラインが前記荒加工用の研削面上に形成された螺旋条を当該歯車研削工具の軸線方向から見た場合に、前記成形ラインは前記螺旋条の軸中心に対して、前記荒加工用の研削面上での半径方向位置が変化しながら旋回して形成されていると、ワークである歯車に対し、成形ラインを確実に且つ適切に対応させることができ、また成形ラインに隣接した荒加工用の研削面についても同様に歯車に対して確実に対応させることが可能となる。
本発明に係る歯車研削工具の使用方法は、刻設された螺旋条に荒加工用の研削面が設けられ且つ該研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられた歯車研削工具の使用方法であって、前記荒加工用の研削面で歯車の荒加工を行った後、前記成形ラインで前記歯車の仕上げ加工を行う第1使用形態と、前記第1使用形態での使用により前記仕上げ加工への使用が不適合となった前記成形ラインに並設された前記荒加工用の研削面又は未使用の前記荒加工用の研削面で前記歯車の荒加工を行った後、前記第1使用形態で使用された前記成形ライン以外の成形ラインで前記歯車の仕上げ加工を行う第2使用形態とを有することを特徴とする。
このような方法によれば、刻設された螺旋条に荒加工用の研削面が設けられ且つ該研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられた歯車研削工具について、荒加工と仕上げ加工に使用する領域を適切に使い分けることができ、歯車研削工具の寿命を長くすることができる。
この場合、前記第2使用形態では、前記第1使用形態で使用された前記荒加工用の研削面上又は未使用の前記荒加工用の研削面上に新たな前記成形ラインを形成し、該形成した新たな成形ラインによって前記歯車の仕上げ加工を行ってもよい。すなわち、第1使用形態で使用される荒加工用の研削面上に成形ラインを形成しておかず、第2使用形態に応じて該研削面上に成形ラインを形成するため、第1使用形態では荒加工用の研削面上に成形ラインがないため荒加工時の歯合わせが一層容易となり、また荒加工時に誤って成形ラインを磨耗させてしまうことを防止することができる。さらに、本発明は、軸方向に複数の螺旋条を有する歯車研削工具を用いた歯車の製造方法であって、当該歯車研削工具を移動して荒加工用の研削面が設けられた第1螺旋状を前記歯車の加工部位に位置決めする第1位置決め工程と、第1位置決め工程の後、前記研削面により前記歯車の歯面に荒加工を行う荒加工工程と、前記荒加工工程の後、当該歯車研削工具を軸方向に移動させ前記研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられた第2螺旋状を前記加工部位に位置決めする第2位置決め工程と、前記第2位置決め工程の後、前記成形ラインにより前記荒加工を行った歯面に仕上げ加工を行う仕上げ加工工程と、を有することを特徴とする。この場合、当該歯車研削工具は、前記第1螺旋状が軸方向に複数設けられた荒加工領域を備え、前記荒加工工程では、前記荒加工領域を構成する複数の前記第1螺旋状の研削面を前記歯車の複数の歯面に接触させて荒加工を行うとよい。また、当該歯車研削工具は、前記第2螺旋状が軸方向に複数設けられた仕上げ加工領域を備え、前記仕上げ加工工程では、前記仕上げ加工領域を構成する複数の前記第2螺旋状の成形ラインを前記歯車の複数の歯面に接触させて仕上げ加工を行ってもよい。
本発明によれば、荒加工用の研削面の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ラインが設けられていることにより、1つの工具で荒加工工程と仕上げ加工工程とに対応することができると共に、構造の簡素化が可能となり、コスト低減を図ることができる。また、成形ラインが荒加工用の研削面上に形成されることにより、例えば、成形ラインの一部が磨耗等により使用不適合となった場合にも、該成形ラインに隣接した荒加工用の研削面を荒加工工程に使用し、使用不適合でない成形ラインを仕上げ加工工程に用いることができるため、工具寿命を長くすることができる。
本発明の一実施形態に係る歯車研削工具を適用した歯車研削機の斜視図である。 図1に示す歯車研削機の工具軸及びその周辺部の一部省略正面図である。 歯車研削工具と歯車との噛合状態を示す一部省略斜視図である。 図4Aは、歯車研削工具の成形ラインが形成されていない研削面を模式的に示した平面図であり、図4Bは、歯車研削工具の成形ラインが形成された研削面を模式的に示した平面図である。 本実施形態に係る歯車研削工具による歯車研削工程の手順を示すフローチャートである。 荒加工工程時の歯車研削工具と歯車との噛合状態を示す要部拡大説明図である。 荒加工工程時の歯車研削工具と歯車との噛合状態を模式的に示す斜視図である。 仕上げ加工工程時の歯車研削工具と歯車との噛合状態を示す要部拡大説明図である。 変形例に係る歯車研削工具と歯車との噛合状態を示す一部省略斜視図である。
以下、本発明に係る歯車研削工具について、該歯車研削工具の使用方法及び該歯車研削工具を用いた歯車の製造方法との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯車研削工具10を適用した歯車研削機12の斜視図であり、図2は、図1に示す歯車研削機12の工具軸及びその周辺部の一部省略正面図である。歯車研削工具10は、歯車研削機の工具軸に取り付けられて、ワーク軸に取り付けられた歯車の歯面研削を行うための工具である。
図1及び図2に示すように、歯車研削機12は、ベッド14と、ベッド14上でワークである歯車(被削歯車)16を保持するワーク軸18と、ワーク軸18をベッド14上で切り込み方向(矢印A方向)及びトラバース方向(矢印B方向)に移動可能に支持する可動テーブル機構20と、ベッド14上で歯車研削工具10をワーク軸18に対向して保持する工具軸22と、工具軸22をベッド14上で旋回方向(矢印C方向)及び軸線方向(矢印D方向)に移動可能に支持するスライダ機構24が取り付けられるコラム26とを備え、さらにコラム26の背面側に制御ボックス28が配設されている。
可動テーブル機構20は、ベッド14上で矢印A方向に進退可能に支持された切り込みテーブル30と、切り込みテーブル30上で矢印B方向に進退可能に支持されたトラバーステーブル32とを備え、トラバーステーブル32上にワーク軸18が配置されている。切り込みテーブル30は、切り込みモータ34及びボールねじ機構36の作用により矢印A方向に進退可能である。トラバーステーブル32は、トラバースモータ38及びボールねじ機構(図示せず)の作用により矢印B方向に進退可能である。
スライダ機構24は、ベッド14上に立設されたコラム26の側面で矢印C方向に揺動可能に支持された旋回テーブル40と、旋回テーブル40上で矢印D方向に進退可能に支持されたシフトテーブル42とを備え、シフトテーブル42上に工具軸22及び該工具軸22を回転駆動するスピンドルユニット44が配置されている。旋回テーブル40は、図示しないモータによりコラム26に対して矢印C方向に旋回可能である。シフトテーブル42は、シフトモータ46及びボールねじ機構48の作用により矢印D方向に進退可能である。シフトモータ46とボールねじ機構48との間には、減速機50が介装されている。
ワーク軸18は、トラバーステーブル32に設けられたワーク軸モータ52によって回転駆動され、歯車16を所定の回転数で回転駆動することができる。ワーク軸モータ52の回転はエンコーダ54によって検出され、歯車16の回転はワークセンサ56によって検出される。ワーク軸モータ52とワーク軸18との間には減速機等を含む図示しない伝達機構が配設される。ワークセンサ56は、歯車16が回転する際の歯数を、例えば磁気的や光学的に検出して所定のパルスを発生する。
工具軸22は、シフトテーブル42に設けられたスピンドルユニット44によって回転駆動される。スピンドルユニット44は、ハウジング58内に収納されたスピンドルモータ60と、スピンドルモータ60の回転を検出するエンコーダ62とを備える。スピンドルモータ60と工具軸22との間には減速機等を含む図示しない伝達機構が配設される。
歯車研削機12には、さらに、シフトテーブル42の矢印D方向位置、つまり工具軸22(スピンドルユニット44)の矢印D方向位置を検出する位置検出部64が設けられている。位置検出部64は、旋回テーブル40側に固定されて所定の目盛りが付与されたリニアスケール66と、シフトテーブル42(スピンドルユニット44)側に固定されて該シフトテーブル42と共に移動し、前記リニアスケール66の前記目盛りを検出するセンサ68とを有する。歯車研削機12では位置検出部64を用いたことにより、工具軸22(歯車研削工具10)の矢印D方向位置を直接的に検出することができ、工具軸22をより高精度で移動制御することができる。なお、図1及び図2では、センサ68を目盛りの配列方向に一対用いているが、1個としてもよい。
制御ボックス28は、所定のNCプログラム等により、歯車研削機12を全体的に駆動制御する制御部であり、例えば、エンコーダ54、62、ワークセンサ56及び位置検出部64等の検出結果に基づくフィードバック制御を実行し、ワーク軸18及び工具軸22の位置を適宜制御可能であり、歯車研削工具10と歯車16との初期噛合位置合わせや研削時の相互の同期回転等の制御を行う。
図3に示すように、歯車研削工具10は、例えば、はすば歯車からなる歯車16の歯面16R、16Lを研削する螺旋状の砥石であり、その外周面に歯面16R、16Lに対応した両歯面研削が可能な研削面70、71を備えた螺旋条72が刻設されている。歯車研削工具10は、制御ボックス28の制御下に、螺旋条72が歯車16に噛合して互いに回転し、螺旋条72の研削面70、71で歯面16R、16Lを研削することができる。図3に示すように、歯車研削工具10では螺旋条の上下面に研削面70、71を形成して両歯面研削を可能に構成しているが、研削条件や歯車16の種類等によっては、螺旋条の一面側にのみ研削面70を設けてもよい。
図3に示すように、本実施形態の場合、螺旋条72は正面視で9山設けられており、以下の説明では、該9山のうち、研削面70を有する下部3山を領域R1、研削面70を有する中間3山を領域R2、研削面71を有する上部3山を領域R3と呼ぶ。すなわち、領域R1、R2には研削面70が形成され、領域R3には研削面71が形成されている。なお、螺旋条72の山数や各領域の使い分け等についてはワークである歯車16の仕様や加工条件等に応じて適宜変更可能であることは言うまでもない。
図4Aは、歯車研削工具10の領域R1、R2の研削面70を模式的に示した平面図であり、図4Bは、歯車研削工具10の領域R3の研削面71を模式的に示した平面図である。
図4Aに示すように、領域R1、R2の研削面70は、その略全面(上下両面又は一面)に荒加工用の研削面である荒研削面74が設けられている。一方、図4Bに示すように、領域R3の研削面71は、その略全面(上下両面又は一面)に荒加工用の研削面である荒研削面74が設けられると共に、該荒研削面74による研削方向(螺旋条72の周回方向)に沿って仕上げ加工用の成形ライン(仕上げ研削面)76が所定幅で帯状に設けられている(図8も参照)。なお、荒研削面74は、研削面70、71の略全面に設けられているが、実際の研削に使用される部位は成形ライン76と略同様で帯状となる。そこで、図4A及び図4Bでは、破線矢印により、荒研削面74で実際の研削に供されるラインである研削部位74aを例示している。
研削面71において、仕上げ加工用の成形ライン76は、荒研削面74よりも精密な研削を行うためのものであり、予め形成された荒研削面74上を所定のドレッサー等で帯状に削ることにより形成されている。これにより、歯車研削工具10では、例えば領域R1の荒研削面74で歯面16R(16L)の荒加工(1次研削)を行った後、領域R3の成形ライン76で仕上げ加工(2次研削)を行い、所望の歯面形状を形成することができる。
次に、以上のように構成される歯車研削工具10を備えた歯車研削機12による歯車16の歯車研削工程、及び歯車研削工具10の使用方法について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
図5のステップS1において、制御ボックス28の制御下に、歯車研削機12を駆動し、工具軸22に軸支された歯車研削工具10と、ワーク軸18に軸支された歯車16との初期噛合位置合わせ(初期位相合わせ)を行い、領域R1(又は領域R2)の研削面70を歯車16の歯面16R、16Lに対応させる。すなわち、領域R1の研削面70上に形成された荒研削面74の研削部位74aと歯車16の歯面16R、16Lとを対応させる。
そこで、先ず、荒研削面74による歯面16R(16L)の荒加工工程を実行する(ステップS2)。図6及び図7に示すように、荒加工工程では、荒研削面74の研削部位74aと歯車16の歯面16R(16L)との噛合接触点(作用点)P1R、P2R、P3R(P1L、P2L、P3L)が、研削部位74aと歯面16R(16L)の法線(作用線)N1R(N1L)上を移動するようにして研削が行われる。なお、図7では、理解の容易のため、荒研削面74による成形方向(螺旋方向)に歯車16が移動するかのように図示しているが、実際には、図1及び図3より明らかに、加工中のワーク軸18及び工具軸22の位置関係は固定であり、歯車16が荒研削面74の成形方向(螺旋方向)に移動することはない。
このような荒研削面74による荒加工を行うステップS2は、例えば、一つのワークである歯車16について、その歯幅方向(トラバース方向。図1の矢印B方向)に沿って移動させながら、該歯車16が15回転するまで加工する。
この際、ステップS3で荒加工の終了判定を行い、予定した回転数分(本実施形態では15回転)の工程が終了していない場合には(ステップS3のNO)、ステップS2が継続される。このような荒加工工程が終了すると(ステップS3のYES)、次に、ステップS4を実行する。
ステップS4では、制御ボックス28の制御下に、工具軸22に軸支された歯車研削工具10とワーク軸18に軸支された歯車16とを適度に離間させると共に、工具軸22を軸線方向(矢印D方向)に移動させ、領域R3の研削面71上に形成された成形ライン76を歯車16の歯面16R、16Lに対応させる。すなわち、噛合位置再合わせを行い、歯車研削工具10の仕上げ加工用の成形ライン76を歯面16R、16Lに対応させる。
この際、歯車研削機12では、工具軸22を矢印D方向に移動する際に、リニアスケール66を備えた位置検出部64を用いている。これにより、歯車研削工具10と歯車16との噛合位置再合わせを一層高精度に且つ迅速に行うことができ、荒研削面74から帯状の成形ライン76への移行を円滑に実行可能である。リニアスケール66で実際の移動量を直接的にフィードバックすることができ、各種軸受等の誤差を可及的に吸収してより精度よく歯車研削工具10を移動させることができるためである。
そこで、ステップS5では、仕上げ加工用の成形ライン76による仕上げ加工工程を実行し、歯面16R(16L)を所望の歯面形状に成形する。図8に示すように、仕上げ加工工程についても図6に示す荒加工工程の場合と略同様であり、成形ライン76と歯面16R(16L)との噛合接触点(作用点)P11R、P12R、P13R(P11L、P12L、P13L)が、成形ライン76と歯面16R(16L)の法線(作用線)N2R(N2L)上を移動するようにして研削が行われる。
このような成形ライン76による仕上げ加工行うステップS5についても、上記した荒加工工程の場合と同様であり、例えば、一つのワークである歯車16について、その歯幅方向に沿って移動させながら、該歯車16が15回転するまで加工する。
この際、ステップS6で仕上げ加工の終了判定(研削終了判定)を行い、予定した回転数分(本実施形態では15回転)の工程が終了していない場合には(ステップS6のNO)、ステップS5が継続される。
そして、仕上げ加工工程が終了し、歯車16が所望の歯面形状に成形されると(ステップS6のYES)、次に、歯車研削工具10と歯車16とを離間させて加工済の歯車16をワーク軸18から取り外し(ステップS7)、必要に応じて次のワークである歯車をワーク軸18に装着して再びステップS1〜S7の各工程が実行される。
なお、上記のような荒加工工程は、例えば第1荒加工工程及び第2荒加工工程の2工程で段階的に研削を行ってもよい。例えば、第1荒加工工程では、上記ステップS2での切込み量よりも少ない切込み量で荒加工を行った後、第2荒加工工程についても同様に上記ステップS2よりも少ない切込み量で荒加工を行い、これら第1荒加工工程及び第2荒加工工程を経た後、歯車16に仕上げ加工を施すとよく、仕上げ加工工程についても同様に複数段の工程で行ってもよい。
ところで、単一の歯車研削工具10を用いて複数の歯車16の研削を実行した結果、成形後の歯車16の歯面検査や歯車研削工具10自体の研削面検査等により、成形ライン76が仕上げ加工での使用に不適合な状態、例えば成形ライン76が磨耗して適正な研削が実際上不可能な状態となっていると判断されることがある。そこで、本実施形態に係る歯車研削工具10の使用方法では、ステップS7の終了後、ステップS8を実行して成形ライン76の状態の検査を実行し、その後の歯車研削工具10の使用形態を適切に変更する。
すなわち、ステップS8では、成形ライン76に問題がなく、さらなる使用が可能と判断された場合には(ステップS8のNO)、当該歯車研削工具10は再びステップS1〜S7に使用に供される(歯車研削工具10の第1使用形態)。
一方、ステップS8において、成形ライン76が使用不適合な状態であると判断されると(ステップS8のYES)、次にステップS9を実行する。
ステップS9では、当該歯車研削工具10について、前記第1使用形態で荒加工工程に使用された領域R1(R2)の研削面70又は未使用の領域R2(R1)の研削面70に対し、ドレッサー等を用いて新たな成形ライン76を形成する。そこで、次回以降の歯車16に対するステップS1〜S7では、第1使用形態で使用された以外の荒研削面74(例えば、領域R2又はR3)を用いて荒加工工程(ステップS2)を行い、さらに、ステップS9で形成した新たな成形ライン76を用いて仕上げ加工工程(ステップS5)を実行する(歯車研削工具10の第2使用形態)。以降は、このような各工程を繰り返すことにより、歯車研削工具10が成形ライン76を形成不能な状態となるまで繰り返し使用することができ、歯車研削工具10の寿命を最大化することができる。
以上のように、本実施形態に係る歯車研削工具10によれば、螺旋条72に沿って荒研削面74が延在形成されると共に、該荒研削面74の少なくとも一部に仕上げ加工用の成形ライン76が設けられている。従って、1つの工具によって荒加工工程と仕上げ加工工程とに対応することができ、工程毎の工具交換が不要となるため、加工時間を短縮することができる。
また、成形ライン76が荒研削面74上に形成されることにより、成形ライン76が磨耗等により使用不適合となった場合にも、該成形ライン76に隣接した荒研削面74を荒加工工程に使用し、使用不適合でない成形ライン76や新たな成形ライン76を仕上げ加工工程に使用することができるため、歯車研削工具10の実質的な寿命を長くすることができる。しかも、歯車研削工具10は、荒研削面74の少なくとも一部に対して成形ライン76を帯状に設けただけの構成であることから、構造の簡素化と当該歯車研削工具10自体の製造効率の向上が可能となり、コスト低減を図ることができる。
このような歯車研削工具10は、予め全ての螺旋条72に荒研削面74を形成しておき、ワークとなる歯車16の加工条件や形状等によって成形ライン76の形成領域や帯幅等を適切に変更することができるため、汎用性が高く、結果として一層のコスト低減が可能となる。
歯車研削工具10では、成形ライン76が荒研削面74上で帯状に設けられているため、当該成形ライン76は所定のドレッサー等によって簡便に形成することができ、製造コストを低減することができる。
また、1工程の仕上げ加工で用いられる部位の軸方向(矢印D方向)長さ(本実施形態では、例えば領域R1に属する3山分の長さ)に対して、工具全長(本実施形態では、領域R1〜R3間の9山分の長さ)が倍以上の長さ(本実施形態では3倍)に設定されることにより、当該歯車研削工具10を設定した領域毎に荒加工工程及び仕上げ加工工程にそれぞれ適切にバランスよく使い分けることができる。すなわち、成形ライン76が使用不適合となった場合には、該使用不適合となった研削面を構成する荒研削面74を荒加工用として使用し、他の領域の荒研削面74上に新たな成形ライン76を形成して仕上げ加工用として使用することができ、当該歯車研削工具10の寿命を一層長くすることができる。
この場合、成形ライン76が荒研削面74上に形成された螺旋条72(研削面71)を当該歯車研削工具10の軸線方向から見た場合に(図4B参照)、成形ライン76は螺旋条72の軸中心に対して、荒研削面74上での半径方向位置が変化しながらインボリュート状に旋回して形成されている。このため、成形ライン76を適切に且つ確実に歯車16の歯面に対応させて使用することができ、同様に、該成形ライン76に隣接する荒研削面74(研削面71上の荒研削面74)も適切に且つ確実に歯車16の歯面に対応させて使用することができる。
本実施形態に係る歯車研削工具10の使用方法によれば、荒研削面74で歯車16の荒加工を行った後、成形ライン76で歯車16の仕上げ加工を行う第1使用形態と、該第1使用形態での使用により仕上げ加工への使用が不適合となった成形ライン76に並設(隣接)された研削面71上の荒研削面74又は未使用の荒研削面74で歯車16の荒加工を行った後、前記第1使用形態で使用された成形ライン76以外の成形ライン76で歯車16の仕上げ加工を行う第2使用形態とを行う。これにより、歯車研削工具10の荒加工と仕上げ加工に使用する領域(例えば、R1〜R3)を適切に使い分けることができ、当該歯車研削工具10の寿命を長くすることができる。
この場合、第2使用形態では、前記第1使用形態で使用された領域R1(R2)の荒研削面74上又は未使用の領域R2(R1)の荒研削面74上に新たな成形ライン76を形成し、該形成した新たな成形ライン76によって歯車16の仕上げ加工を行ってもよい。換言すれば、第1使用形態で使用される荒研削面74上に成形ライン76を形成しておかず、第2使用形態に応じて該荒研削面74上に成形ライン76を形成することにより、第1使用形態での荒加工時の歯合わせが一層容易となり、また荒加工時に使用しない成形ライン76を誤って磨耗させてしまうことも防止することができる。
本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成乃至工程を採り得ることは勿論である。
上記実施形態では、図3に示す領域R3にのみ成形ライン76を形成するものを例示したが、例えば、図9に示すように、螺旋条72を領域R11、R12、R13に分け、各領域R11〜R13の全てに成形ライン76を形成した歯車研削工具10aを用いることもできる。歯車研削工具10aでは、例えば、領域R13を第1使用形態での仕上げ加工用として使用し、領域R13の成形ライン76が使用不適合となった場合には、次に第2使用形態として、領域R11又はR12の成形ライン76を仕上げ加工用として使用することができる。このような歯車研削工具10aでは、予め全ての螺旋条72に荒研削面74及び成形ライン76を形成しておくことにより、成形ライン76の磨耗状態によって適宜使用領域を使い分けることができるという利点がある。
勿論、図3に示す領域R2、R3に成形ライン76を予め形成しておき、領域R1にのみ成形ライン76を形成しておかない構成や、領域を2分割や4分割とした構成等も可能である。
10、10a…歯車研削工具 12…歯車研削機
16…歯車 16R、16L…歯面
18…ワーク軸 22…工具軸
70、71…研削面 72…螺旋条
74…荒研削面 74a…研削部位
76…成形ライン

Claims (7)

  1. 螺旋条が刻設され、回転する歯車に噛合して該歯車を研削する歯車研削工具であって、
    前記螺旋条に沿って荒加工用の研削面が延在形成されると共に、該荒加工用の研削面の少なくとも一部に前記螺旋条に沿って帯状且つ帯幅が略一定の仕上げ加工用の成形ラインが設けられ、
    前記成形ラインが前記荒加工用の研削面上に形成された螺旋条を当該歯車研削工具の軸線方向から見た場合に、前記成形ラインは前記螺旋条の軸中心に対して、前記荒加工用の研削面上での半径方向位置が変化しながら旋回して形成されていることを特徴とする歯車研削工具。
  2. 請求項1記載の歯車研削工具において、
    1工程の前記仕上げ加工で用いられる部位の軸方向長さに対して、工具全長が倍以上の長さであることを特徴とする歯車研削工具。
  3. 刻設された螺旋条に荒加工用の研削面が設けられ且つ該研削面の少なくとも一部に前記螺旋条に沿って帯状且つ帯幅が略一定の仕上げ加工用の成形ラインが設けられた歯車研削工具の使用方法であって、
    前記荒加工用の研削面で歯車の荒加工を行った後、前記成形ラインで前記歯車の仕上げ加工を行う第1使用形態と、
    前記第1使用形態での使用により前記仕上げ加工への使用が不適合となった前記成形ラインに並設された前記荒加工用の研削面又は未使用の前記荒加工用の研削面で前記歯車の荒加工を行った後、前記第1使用形態で使用された前記成形ライン以外の成形ラインで前記歯車の仕上げ加工を行う第2使用形態と、
    を有することを特徴とする歯車研削工具の使用方法。
  4. 請求項記載の歯車研削工具の使用方法において、
    前記第2使用形態では、前記第1使用形態で使用された前記荒加工用の研削面上又は未使用の前記荒加工用の研削面上に新たな前記成形ラインを形成し、該形成した新たな成形ラインによって前記歯車の仕上げ加工を行うことを特徴とする歯車研削工具の使用方法。
  5. 軸方向に複数の螺旋条を有する歯車研削工具を用いた歯車の製造方法であって、
    当該歯車研削工具を移動して荒加工用の研削面が設けられた第1螺旋を前記歯車の加工部位に位置決めする第1位置決め工程と、
    第1位置決め工程の後、前記研削面により前記歯車の歯面に荒加工を行う荒加工工程と、
    前記荒加工工程の後、当該歯車研削工具を軸方向に移動させ前記研削面前記螺旋条に沿って帯状且つ帯幅が略一定の仕上げ加工用の成形ラインが設けられた第2螺旋を前記加工部位に位置決めする第2位置決め工程と、
    前記第2位置決め工程の後、前記成形ラインにより前記荒加工を行った歯面に仕上げ加工を行う仕上げ加工工程と、を有することを特徴とする歯車研削工具を用いた歯車の製造方法。
  6. 請求項記載の歯車研削工具を用いた歯車の製造方法において、
    当該歯車研削工具は、前記第1螺旋が軸方向に複数設けられた荒加工領域を備え、
    前記荒加工工程では、前記荒加工領域を構成する複数の前記第1螺旋の研削面を前記歯車の複数の歯面に接触させて荒加工を行うことを特徴とする歯車研削工具を用いた歯車の製造方法。
  7. 請求項又は記載の歯車研削工具を用いた歯車の製造方法において、
    当該歯車研削工具は、前記第2螺旋が軸方向に複数設けられた仕上げ加工領域を備え、
    前記仕上げ加工工程では、前記仕上げ加工領域を構成する複数の前記第2螺旋の成形ラインを前記歯車の複数の歯面に接触させて仕上げ加工を行うことを特徴とする歯車研削工具を用いた歯車の製造方法。
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