JP5465551B2 - 洗濯機および洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗剤投入部を備えた洗濯機および洗濯乾燥機に関するものである。
洗濯機(または洗濯乾燥機)の本体上部には、給水弁および洗剤収容部が設けられており、給水弁から洗剤を収納した洗剤収容部を経由して水槽内に給水することにより、水槽内へ洗剤を投入する構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図17は特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図であり、図18は当該従来のドラム式洗濯機の洗剤収容部の構成を示す側面図である。
図17に示すように、ドラム式洗濯機160は、駆動モータ161により回転駆動される回転ドラム(洗濯兼脱水槽)162と、当該回転ドラム162を内包した水槽(外槽)163とを備えると共に、それらの上方に配置された洗剤投入部164を有する。
図18に示すように、洗剤投入部164は、洗剤投入部枠体165と、当該洗剤投入部枠体165に引き出し可能に収容される洗剤収容容器168と、当該洗剤収容容器168の上方に設けられてその内部に注水路166aが形成された注水蓋体166とを備えている。そして、洗剤投入部枠体165の底部には、一端が水槽163(図17)に接続された給水ホース170の他端が連結されている。通常、洗剤投入部枠体165と給水ホース170との連結部には、洗剤投入部枠体165から水槽163への水流は許可する一方、その逆流を防止する逆止弁171が設けられている。また、洗剤投入部枠体165の側面には、給水受口167からの水を止水または給水する給水弁169が設けられている。
上記の構成において、洗剤収容容器168に洗剤をセットし、給水弁169を開くことで、水が給水弁169から洗剤投入部枠体165の一部を構成する連結水路165aを経由し、注水蓋体166の内部に形成された注水路166aに供給される。このようにして供給された水は、注水蓋体166に形成された複数の注水穴(図示せず)から洗剤収容容器168の内部に注水され、洗剤収容容器168に投入されている洗剤と混合されて洗剤混合水となる。この洗剤混合水は、洗剤投入部枠体165の底部に接続された給水ホース170の内部を通り、水槽163の内部へ給水される。
特開2007−68801号公報
上記従来のドラム式洗濯機において、製品のコンパクト化を実現するために、洗剤投入部164は、水槽163と筐体180の上板180aとの隙間に設けられる。特に、洗濯機の高さ方向のコンパクト化を図るために、洗剤投入部164の上部に形成され、洗剤収容容器168の上方から注水するための注水路166aは、筐体180の上板180aの裏面に近接して設けられている。また、筐体180の上板180aには、ホースなどで水道の蛇口等と接続される給水受口167が設けられ、筐体180の内部における給水受口167の下方に給水弁169が設けられている。
ここで、注水路166aと給水弁169との相対的な位置関係は、図18および図19に示すように、筐体180の上板180aの裏面に近接して設けられる注水路166aの方が、筐体180の内部に若干入り込んで設けられる給水弁169よりも高い位置に存在する関係となる。この場合、給水工程の完了後(洗濯機の動作終了後)、給水弁169を停止すると、図19に示すように、給水弁169と注水路166aとの間を連結する連結水路165aに残水が生じ易い。そして、残水が長期間放置されると、給水弁169、連結水路165aおよび注水路166aの周辺に常時水分が存在するため、カビの発生原因になっていた。このような水路周辺がカビ等で汚染されると、清潔な水で洗濯することができなくなり、洗濯機の洗浄性能の低下を招来するという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、給水弁周辺のカビの発生を効果的に防止し、洗濯機の洗浄性能を維持することができる洗濯機および洗濯乾燥機を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る洗濯機は、筐体と、前記筐体内に支持された水槽と、前記水槽の上方に設けられた洗剤投入部と、前記洗剤投入部と前記水槽とを連通する給水経路と、給水制御を行う給水弁と、前記給水弁に連結され、前記洗剤投入部に水を供給するための注水路を形成する注水路形成部材とを含み、前記給水弁よりも低い位置に前記注水路が形成されている構成である。
上記の構成によれば、洗剤投入部に洗剤を投入して給水弁を開くと、注水路形成部材により形成された注水路を通って水が洗剤投入部に注水され、投入されている洗剤は水と混合されて給水経路を通って水槽の内部へ供給される。ここで、本発明では、注水路と給水弁との相対的な位置関係は、注水路の方が給水弁よりも低い位置に存在する関係となっている。これにより、給水終了時には、給水弁周辺の水が排水され、給水弁周辺には残水が存在しないので、給水弁周辺のカビの発生を効果的に防止することができる。よって、給水弁より清潔な水を供給することができ、洗濯機の洗浄性能を維持することが可能な洗濯機を実現できる。
上記の構成において、洗濯機は動作を制御する制御基板をさらに含み、前記制御基板は、前記筐体内における前記洗剤投入部の上方の空間に配設されていることが好ましい。
上記の構成によれば、制御基板は、洗剤投入部の上方に形成される筐体内の空間を有効に利用して配設される。すなわち、注水路を給水弁よりも低い位置に形成することにより洗剤投入部の高さ位置が下がり、洗剤投入部と筐体の上板との間に空間が形成されるが、当該空間に制御基板を配することにより、筐体内の限られた空間を有効利用できるのである。これにより、洗濯機全体の大きさを変えることなくコンパクト設計が可能となる。
また、水槽の上方に設けられた洗剤投入部のさらに上方に制御基板を配置したことにより、当該制御基板に対するメンテナンスの際に、サービスマンは筐体の上部を開放すれば立ったまま容易にメンテナンス操作が可能であり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
上記の構成において、前記制御基板は放熱部を含み、前記放熱部は、前記注水路を形成する注水路形成部材に近接して配されていることが好ましい。
この場合、注水路を形成する注水路形成部材は、給水中に注水路を通過する水により冷却されているので、当該注水路形成部材に近接して制御基板の放熱部を配することにより、制御基板で発生した熱を効果的に放熱することができる。これにより、放熱性を考慮した制御基板の設計が容易となる。
上記の構成において、前記放熱部が前記注水路形成部材に接触して設けられると共に、前記注水路を通過する水が前記放熱部に接するように前記注水路形成部材には前記放熱部へ通じる貫通穴が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、注水路を通過する水が制御基板の放熱部に直接的に接するので、より効果的に制御基板で発生した熱を放熱することができる。また、さらに、洗濯工程の際、注水路を通過する注水の温度が上昇して水槽内に注入されるので、洗浄液の液温が上がった状態での洗濯が実現され、洗浄性能が向上する。
上記の構成において、洗濯機は、前記洗剤投入部から前記水槽への順方向の水流は許可する一方、その逆流を防止する逆止弁をさらに含み、前記逆止弁は、前記水槽と前記給水経路との接続部に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、逆止弁が水槽と給水経路との接続部に設けられているので(換言すれば、逆止弁が洗剤投入部側ではなく水槽側に設けられているので)、洗剤投入部の高さを従来よりも低くしても、洗剤投入部から水槽への順方向の水流を確保することができる。すなわち、従来のように、逆止弁を洗剤投入部側に設けた構成の場合、洗剤投入部の吐出口に逆止弁が存在するので、洗剤投入部内の水(洗剤混合水)が逆止弁を通過するにはある程度高いヘッド圧を要する。よって、従来ではこのヘッド圧を得るため、洗剤投入部の高さ方向の寸法を小さくすることができなかったのである。これに対して本発明では、洗剤投入部の吐出口に逆止弁を設けるのではなく、上記のように逆止弁を水槽側に設けた構成としているので、洗剤投入部の高さ方向の寸法を従来よりも小さくしても、確実に洗剤投入部から水槽への順方向の水流を確保できるのである。この洗剤投入部の小型化により、洗濯機のコンパクト設計が可能となる。
本発明の他の局面に係る洗濯乾燥機は、上記何れかの構成の洗濯機と、前記水槽内に回転可能に内装されたドラムと、前記ドラム内に乾燥用空気を供給して当該ドラム内の衣類を乾燥させる乾燥機構とを含む。
上記の構成によれば、洗濯機能と乾燥機能とを具備し、給水弁周辺のカビの発生を効果的に防止することにより洗浄性能(洗濯性能)を維持することが可能な洗濯機を実現できる。
本発明によれば、給水弁や水路周辺のカビの発生を効果的に防止し、高い洗浄性能を長期間にわたって維持することができる。
本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機における上部の概略構成を示す要部断面斜視図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機の概略構成を示す側面断面図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機の要部の断面を示す斜視図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機の要部上面図である。 図4のA−A線矢視縦断面図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機の要部平面図である。 前記ドラム式洗濯乾燥機における筐体内の上部空間に配させる部品の要部を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の上部構成を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る衣類乾燥機用ヒートポンプ装置の支持機構の一例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る衣類乾燥機用ヒートポンプ装置の支持機構の他の例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る衣類乾燥機用ヒートポンプ装置の要部構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るヒートポンプ乾燥方式の洗濯乾燥機の概略構成を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の前面の部分外観図である。 本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の上部の概略構成を示す要部断面図である。 本発明の一実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の上部の概略構成を示す要部断面図である。 従来のドラム式洗濯機の縦断面図である。 従来のドラム式洗濯機の洗剤収容部の構成を示す側面図である。 従来のドラム式洗濯機の上部の概略構成を示す要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図2は、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯乾燥機の側面断面図である。
図2において、洗濯物を収容する前面開口で底面を有する筒状のドラム3は、筐体1内に支持されて洗濯水を貯める筒状の水槽2に内包されている。水槽2の背面には、ドラム3の回転軸を前上がりに傾斜して回転させるドラム駆動モータ7が取り付けられている。また、水槽2には、図示しない給水弁が設けられた給水管、および排水弁が設けられた排水管が接続されている。
また、排出口11がドラム3の上方側に配設されており、衣類に接触後の乾燥用空気を効果的に上方へ排出できるようになっている。排出口11はドラム3の上方以外の場所に設けることもできるが、洗濯水の影響を受けるので、洗濯水の水位よりも上方に設けることが好ましい。
水槽2の下方には、水槽2を支えると共に、脱水時等におけるドラム3内の衣類の偏りなどで発生する重量アンバランス状態でドラム3を回転した場合の水槽2の振動を減衰させるための図示しないダンパが設けられている。
図14に示すように、筐体1の前板1eには、ドラム3の開口端側に対向させて扉体5が設けられており、使用者は、扉体5を開くことで、ドラム3に対して洗濯物(衣類)を出し入れすることができる。また、筐体1の前板1eの上部には、左右に細長く、各種操作キーや表示部が配置された操作パネル4が設けられ、その側板1b側の下方には、前方引き出し式の洗剤投入部10が設置されている。
図6、図7(A)及び図10等に示すように、洗濯乾燥機の上部後方には、ホースなどで水道の蛇口等と接続される給水受口20が設けられている。また、筐体1の内部における給水受口20の下方には、給水受口20と接続されて給水制御(給水受口20からの水を止水または給水する制御)を行う給水弁14が設けられている。
図1に示すように、洗剤投入部10は、水槽1の上方に形成される筐体1の内部空間に設けられ、洗剤投入部枠体12と、当該洗剤投入部枠体12に引き出し可能に収容される洗剤収容容器13とを備えている。洗剤収容容器13は、上方に開口を有する有底の断面略コの字状箱体であり、粉末洗剤を収納するための粉末洗剤収容部と、液体洗剤を収容するための液体洗剤収容部と、液体仕上剤を収納するための液体仕上剤収容部との三つに区画された三区画構造となっている。なお、洗剤収容容器13は、洗剤を収容できる構造であれば前記の三区画構造に限定されるものではない。
また、洗剤投入部10の上方には、給水弁14に連結され、洗剤収容容器13に水を供給するための注水路15を形成する注水路形成部材16が設けられている。本実施の形態では、給水弁14よりも低い位置に注水路15が形成されるように注水路形成部材16が配設されている。これにより、給水終了時に給水弁14の周辺の水が効果的に排水され、給水弁14の周辺に水が残らない給水構造を実現する。
注水路形成部材16は、例えばポリプロピレン樹脂等で構成した2枚の樹脂成形板を熱溶着することで、その内部に注水路15を形成することができる。また、注水路形成部材16は、粉末洗剤収容部および液体洗剤収容部に水を供給するための第1の注水路と、液体仕上剤収容部に水を供給するための第2の注水路とを形成する構成とすることができる。この場合、第1の注水路用の給水弁14と第2の注水路用の給水弁14とをそれぞれ設け、洗い工程においては、注水路形成部材16の第1の注水路から粉末洗剤収容部および液体洗剤収容部に給水される一方、すすぎ工程においては、注水路形成部材16の第2の注水路から液体仕上剤収容部に給水されるように構成する。なお、注水路形成部材16の材質や注水路の構成はこれに限定されるものではなく、加工のし易さ等を考慮して任意の材質を選定でき、洗剤収容容器13の区画構造に合わせて適切な注水路を設計することができる。
注水路形成部材16の下面には、注水路15を流れる水を洗剤収容容器13に移動させる複数の注水穴19が形成されており、給水弁14から供給される水は、注水路15を通過して注水穴19から洗剤収容容器13の内部に注水されるようになっている。また、洗剤収容容器13に注入された水は、洗剤収容容器13に投入されている洗剤と混合されて洗剤投入部枠体12に移動するようになっている。
洗剤投入部枠体12の底部には、給水経路を構成する給水ホース17の一端が接続されており、当該給水ホース17の他端は水槽2へと接続されている。これにより、洗剤投入部枠体12内の水(洗剤が混合された水)は、給水ホース17を通って水槽2へと供給される。また、水槽2と給水ホース17(給水経路)との接続部には、洗剤投入部10から水槽2への順方向の水流は許可する一方、水や空気の逆方向の流れ(逆流)を防止する逆止弁18が設けられている。これにより、洗濯工程においては水槽2内の洗濯水の洗剤投入部10への逆流を防止できると共に、乾燥工程においては乾燥用空気が給水ホース17を介して水槽2内から漏れるのを防止できる。
また、本実施の形態では、図7および図10等に示すように、筐体1内における洗剤投入部10の上方には、洗濯乾燥機の制御に必要な電気電子部品(各種の回路)を搭載した制御基板50が配設されている。このため、制御基板50を筐体1内の下部に設けた構成に比べ、制御基板50と各部材とを電気的に接続するリード線を短縮することができる。また、このように、前方上部の操作し易い位置に制御基板50を設けることで、制御基板50のメンテナンスの際に、サービスマンは筐体1の前板1e側から立ったままメンテナンス操作可能であり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下、洗濯工程(洗い工程、すすぎ工程、脱水工程)における洗い工程等の動作を説明する。
洗い工程が開始されると、ドラム3内の洗濯物の量が測定され、必要な洗剤量の目安が操作パネル4の表示部に表示される。その後、使用者は、洗剤収容容器13を筐体1の前板1eから引き出し、洗剤収容容器13の内部に適用の洗剤(粉末洗剤や液体洗剤)や液体仕上剤を投入する。ここで投入される洗剤等の種類は、使用者により適宜、選択されるものであり、どれか一種類であっても良いし、全てであっても良い。
その後、給水弁14が開放され、給水が開始される。給水弁14より給水された水は、図1に示す注水路15を通過して注水穴19から洗剤収容容器13の内部に注水され、洗剤収容容器13に投入されている洗剤と混合されて洗剤混合水となる。また、洗剤混合水は、洗剤収容容器13から洗剤投入部枠体12に流れ込んだ後、最終的に給水ホース17(給水経路)を通って水槽2へと供給される。そして、洗濯物の量に応じた所定量の水の供給が完了した後、給水弁14が閉じられ、ドラム3を回転駆動させた洗い動作が実行される。
すすぎ工程においても、給水弁14が開放され、所定のタイミングで洗剤収容容器13に投入された液体仕上剤が水槽2へと供給されるが、洗い工程と同様であるのでその説明は省略する。
上記のような洗濯工程の終了後、従来の構成であれば、図19に示すように、給水弁の周辺に残水が生じていた。これに対して、本実施の形態に係る洗濯機(洗濯乾燥機)では、図1に示すように、注水路15と給水弁14との相対的な位置関係が、注水路15の方が給水弁14よりも低い位置に存在する関係となっているので、給水終了時には、給水弁14周辺の水が排水され、給水弁14周辺には残水が存在しない。これにより、給水弁14周辺のカビの発生を効果的に防止することができる。従って、常に給水弁14より清潔な水を供給することができ、高い洗浄性能を長期間にわたって維持することが可能な洗濯機を実現できる。
なお、注水路15を給水弁14よりも低い位置に形成することにより洗剤投入部10の高さ位置が下がり、洗剤投入部10と筐体1の上板1eとの間に空間が形成されるが、当該空間に制御基板50を配することにより、筐体1内の限られた空間を有効利用できる。これにより、洗濯機全体の大きさを変えることなくコンパクト設計が可能となる。
また、本実施の形態の洗濯乾燥機では、逆止弁18が洗剤投入部10側ではなく水槽2側(水槽2と給水ホース17との接続部)に設けられているので、洗剤投入部10の高さを従来よりも低くしても、洗剤投入部10から水槽2への順方向の水流を確保することができるようになっている。すなわち、従来の構成では、図18に示すように、逆止弁171が洗剤投入部164側(洗剤投入部枠体165と給水ホース170との接続部)に設けられており、まさに洗剤投入部164の吐出口に逆止弁171が存在する構成となっている。このため、従来の構成では、洗剤投入部164内の水(洗剤混合水)が逆止弁171を通過するには、ある程度の高さのヘッド圧を要することになる。よって、従来ではこのヘッド圧を得るため、洗剤投入部164の高さ方向の寸法を小さくするには制限がある。これに対して本実施の形態の洗濯乾燥機では、図1に示すように、洗剤投入部10の吐出口に逆止弁を設けるのではなく、上記のように逆止弁18を水槽2側に設けた構成としているので、洗剤投入部10の高さ方向の寸法を従来よりも小さくしても、確実に洗剤投入部10から給水ホース170への水流を確保できるのである。また、水(洗剤混合水)が逆止弁18を通過するためのヘッド圧は、給水ホース170において容易に確保できる。上記のように洗剤投入部10の高さ方向の寸法を小さくして洗剤投入部10の小型化を図ることにより、洗濯乾燥機のコンパクト設計が可能となる。また、洗剤投入部10の高さ方向の寸法を小さくすることにより、洗剤投入部10と筐体1の上板1eとの間に、制御基板50等を配するための空間を、余裕を持って形成することができ、設計の自由度を高めることができる。
また、図15に示すように、制御基板50は、基板内で発生した熱を放散して基板温度を下げるためのヒートシンク50a(放熱部)を備えている。そして、制御基板50のヒートシンク50aは、注水路15を形成する注水路形成部材16に近接して配されている(望ましくは、制御基板50のヒートシンク50aが注水路形成部材16に接触して設けられている)。注水路形成部材16は、給水中に注水路15を通過する水により冷却されているので、当該注水路形成部材16に近接して制御基板50のヒートシンク50aを配することにより、制御基板50で発生した熱を効果的に放熱することができる。これにより、放熱性を考慮した制御基板50の設計が容易となる。
あるいは、図16に示すように、制御基板50のヒートシンク50aが注水路形成部材16に接触して設けられると共に、注水路15を通過する水がヒートシンク50aに接するように、注水路形成部材16にはヒートシンク50aへ通じる貫通穴16aが形成されている。これにより、注水路15を通過する水が制御基板50のヒートシンク50aに直接的に接するので、より効果的に制御基板50で発生した熱を放熱することができる。なお、貫通穴16aから水が漏れるのを防止するために、注水路形成部材16とヒートシンク50aとの間をシール材によりシールすることが望ましい。
本実施の形態の洗濯機は、洗濯機能のみならず、衣類乾燥機能を併せて具備する洗濯乾燥機である。以下に、ヒートポンプ方式の衣類乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機について説明する。
図3ないし図6に示すように、ドラム式洗濯乾燥機は、ヒートポンプ方式の除湿および加熱を行うヒートポンプ装置30を備えている。図3は、本ドラム式洗濯乾燥機の要部の断面を示す斜視図である。図4は、本ドラム式洗濯乾燥機の要部上面図である。図5は、図4のA−A矢視縦断面図である。
本ドラム式洗濯乾燥機は、以下に詳細に説明するように、ヒートポンプ装置30を中心とした乾燥用空気の循環路を形成する構成部材が、筐体1内における水槽2の上方の狭い空間に集中して配置されている特徴的構成を有している。すなわち、図2および図13等に示すように、重量物であるヒートポンプ装置30等の部品を、筐体1内における上部空間に配設している。そして、重量物であるヒートポンプ装置30等の部品を、筐体1内における上部空間で確実に支持する支持構造を有し、製品(洗濯乾燥機)の移動対策・落下対策を施している。本実施の形態に係る部品の支持構造の詳細については後述する。
図3ないし図5に示すように、ヒートポンプ装置30は、冷媒を圧縮する圧縮部31と、熱交換器80と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための膨張弁、もしくは、キャピラリーチューブからなる減圧部33とを含む。熱交換器80は、圧縮部31で圧縮されて高温高圧となった冷媒の熱を放熱する加熱部32(放熱部)と、減圧されて低圧となった冷媒によって周囲から熱を奪う除湿部34(吸熱部)とからなる。圧縮部31、熱交換器80を構成する加熱部32及び除湿部34、及び減圧部33は、管路39(図3)で連結されており、冷媒が管路39を循環するように構成されている。
圧縮部31は、水槽2の筒状外周面の上方に配されている。そして、圧縮部31は、図3に示すように、その底面31aの位置が、水槽2の底面の頂部2aよりも低くなるように配置されている。このように、水槽2の筒状外周面上部に形成されるスペースを圧縮部31の設置スペースとして有効に利用することで、圧縮部31を備えたヒートポンプ装置30をコンパクトな筐体高さに納めることができる。これにより、ヒートポンプ装置30を筐体1内の上方に設置しても、衣類乾燥洗濯機の高さ方向のサイズが大きくなることを回避し、装置の小型化を図ることができる。
圧縮部31により高温高圧に圧縮された冷媒が加熱部32に入り、周囲の空気(循環風路8内を通過する乾燥用空気)と熱交換して空気が加温されると共に、冷媒は冷却されて液化する。液化した高圧冷媒は、減圧部33にて減圧されて低温低圧の液冷媒となった後、除湿部34に入り、周囲の空気と熱交換して空気が除湿冷却されると共に、冷媒は加熱されて蒸気冷媒となって圧縮部31に戻る。
一方、送風部9により送り出された乾燥用空気は、水槽2を介してドラム3に入り、ドラム3内の衣類を乾燥させて多湿な空気となってヒートポンプ装置30に入る。ヒートポンプ装置30内では、まず除湿部34において乾燥用空気が除湿及び冷却される。次に、乾燥用空気は、加熱部32へと流入して加温されて高温低湿な空気となり、送風部9へと戻る。
本実施の形態では、図4および図6に示すように、上記送風部9が締結部材38によってヒートポンプ装置30と締結されており、当該送風部9が圧縮部31の側部に近接して配設されている。このように、筐体1における圧縮部31の側方に形成されるスペースを送風部9の設置スペースとして有効に利用することで、送風部9をコンパクトな筐体高さに納めることができる。これにより、ヒートポンプ装置30および送風部9を筐体1内の上方に設置しても、衣類洗濯乾燥機の高さ方向のサイズが大きくなることを回避し、装置の小型化を図ることができる。
また、洗濯乾燥機において、洗濯物の乾燥工程で発生する糸屑等が熱交換器80に付着し、堆積すると目詰まりが起こり、熱交換率が低下してしまう。そこで、循環風路8における上記熱交換器80の上流側には、図5及び図6に示すように、フィルタ部40を設けている。このフィルタ部40は、ドラム3内を通過する際に乾燥用空気に混入している糸屑、塵埃、花粉などの異物を、当該乾燥用空気が熱交換器80を通過する前に捕集して回収することにより、熱交換器80に埃が進入することを防止するものである。
フィルタ部40は、図5に示すように、所定の大きさ以上の埃を捕集して回収する第1フィルタ部40Aと、第1フィルタ部40Aの下流側に設けられ、第1フィルタ部40Aを通過した乾燥用空気内の微小リントや埃を捕集して回収する第2フィルタ部40Bとから構成されている。
図14に示すように、筐体1の上板1cにおける前面側には、第1フィルタ部40Aを脱着するためのフィルタ用開口部40cが形成されており、第1フィルタ部40Aは循環風路8に対して脱着自在に構成されている。このため、使用者またはサービスマンは、筐体1の前板1e側から立ったまま第1フィルタ部40Aを筐体1に対し着脱することができるため、フィルタ交換時の操作性の向上を図ることができる。
一方、図5に示すように、第2フィルタ部40Bは、循環風路8内に固定されている。すなわち、本実施の形態では、第1フィルタ部40Aで、所定の大きさ以上の埃の捕集及び回収を略全て行えるように構成しているため、上記のように、第2フィルタ部40Bを循環風路8に固定することができる。この第2フィルタ部40Bのすぐ上流側には、熱交換器80が配置されている。この熱交換器80は、使用者またはサービスマンが容易に触れることができない構成とすることが好ましい。そこで、本実施の形態では、熱交換器80の前方(上流側)に設けられた第2フィルタ部40Bを循環風路8内に固定することで、使用者またはサービスマンが熱交換器80に容易に触れることができない構成としている。さらに、第2フィルタ部40Bを着脱自在とせずに固定とすることで、第2フィルタ部40Bのセットずれなどによる熱交換器80へのリントのリークを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係るフィルタ部40は、図4及び図5に示すように、熱交換器80の直前の上流側に設けられている。よって、乾燥用空気がフィルタ部40を通過する際に受ける圧力損失により、乾燥用空気の速度分布が平滑化されて整流される。このフィルタ部40における乾燥用空気の整流化により、乾燥用空気を熱交換器80の入口へ導き整流するための風路を短縮することができる。そして、熱交換器80には整流された状態の乾燥用空気が導入されるので、熱交換に局所的な大きなむらが生じることなく、熱交換効率の向上を図ることができる。通常、循環風路を短縮化しコンパクト化した場合、当該循環風路内にストレート部等の整流機構を設置することは困難である。しかしながら、本実施の形態では、上記のように熱交換器80の上流側にフィルタ部40を設けることで、循環風路内にストレート部等の整流機構を設けることなく、乾燥用空気の整流を実現し、循環風路の短縮化を実現しているのである。
また、図2及び図5に示すように、フィルタ部40は、熱交換器80の除湿部34における送風導入面側近傍に設けられている。よって、フィルタ部40で整流された乾燥用空気が、短い風路でフィルタ部40のすぐ上流側に設けられた除湿部34に略直線的に送られるため、除湿部34での除湿水飛散を防止できる。すなわち、フィルタ部40の空気整流作用により乾燥用空気の流速が抑制され、その直後に略直線的に(流路の屈曲による偏流を生じることなく)乾燥用空気が除湿部34に流入する。このため、除湿部34を通過する乾燥用空気の流れが局所的に高風速になる事態を回避できるので、除湿部34で発生した除湿水の水飛びを効果的に防止することができる。その結果、図5に示すように、除湿部34の下部に設けられる除湿水飛散防止構造35を小型化でき、ひいては洗濯乾燥機の小型化を図れる。
上記の除湿水飛散防止構造35は、除湿部34で発生し、当該除湿部34の表面を伝って落下する除湿水の水滴を受ける凹部を含み、当該凹部は、乾燥用空気の風圧で吹き飛ばされる除湿水の水滴を受け止めることができる範囲に形成されている。上記のようにフィルタ部40の空気整流作用により除湿水の水飛びを効果的に防止できるので、除湿水の水滴を受ける凹部の形成範囲を縮小でき、これが除湿水飛散防止構造35の小型化となる。
また、除湿水飛散防止構造35によって飛散が防止された状態で回収される除湿水を洗濯乾燥機の外部へ排水する場合(例えば、筐体1内の下方に設けられる洗濯液などの排水口に排水する場合)、熱交換器80が筐体1における水槽2上方の空間に設けられているので、ポンプなどの排水手段を使用することなく、位置エネルギーを利用して容易に排水することが可能であり、この点でも洗濯乾燥機の小型化を図れる。
また、フィルタ部40を熱交換器80の直前の上流側に設けており、リント等の埃の熱交換器80への流入を効果的に防止可能である。もし、長期的な使用により熱交換器80にリント等の埃が付着したり内部に溜まったりした場合でも、熱交換器80が筐体1内における上部に設けられているので、溜まったリント等の埃を除去するメンテナンスの際に、サービスマンは筐体1の前板1e側から立ったままメンテナンス操作可能であり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
次に、フィルタ部40の構成例を、図5を参照しながらより詳細に説明する。フィルタ部40の第1フィルタ部40A(フィルタ)は、略円筒形状をなし、その円筒周面は所定の目の粗さを有するメッシュ状のフィルタ部材からなる。第1フィルタ部40Aの円筒周面の一部は乾燥用空気の流入部41として開口しており、ドラム3を通過して排出された乾燥用空気は、当該流入部41から第1フィルタ部40Aへと流入する。一方、第1フィルタ部40Aの下流に固設される第2フィルタ部40Bは、フラットな板状である。
第1フィルタ部40Aの上部には、蓋部42が設けられており、当該第1フィルタ部40Aが洗濯乾燥機にセットされた状態では、当該蓋部42が筐体1の上板1cに形成されたフィルタ用開口部40cに嵌装されるようになっている。この蓋部42は、使用者が第1フィルタ部40Aの装着を行う際の取っ手部材としても機能する。
第1フィルタ部40Aは、上記のように略円筒形状をなすので、フィルタ部を通過しようとする流れは、略円筒形状の半径方向に沿ったものとなる。すなわち、フィルタ部の圧力損失は、フィルタ部に流入する乾燥用空気の流れる方向が略円筒形状の半径方向に合致する部分が比較的小さくなるため、当該第1フィルタ部40Aに流入した乾燥用空気の圧力損失の分布は、当該第1フィルタ部40Aの上部および下部(図5中のLで示す領域)では圧損が比較的大きくなり、当該第1フィルタ部40Aの中央部(図5中のLで示す領域)ではそれよりも圧損が小さくなる。そして、このような圧損分布を有する第1フィルタ部40Aを通過した乾燥用空気は、熱交換器80に流入したとき、除湿部34における下部の方がその上部よりも相対的に流速が抑制されるようになっている。このように、除湿部34における下部の方がその上部よりも相対的に流速が抑制されるように第1フィルタ部40Aを略円筒形状とし、これを除湿部34の送風導入面側近傍に設けることが好ましい。これにより、除湿部34で発生する除湿水の飛散をより効果的に抑制できる。すなわち、除湿部34で発生する除湿水の水滴は、除湿部34の上部では比較的小さいが、除湿部34の表面を伝って下方に落下しながら水滴同士が結合して徐々に大きくなるので、除湿部34の下部の方がその上部よりも付着している水滴の粒がより大きい。このような水滴の大きさの分布に対し、除湿部34における下部の方がその上部よりも乾燥用空気の流速を相対的に遅くしているので、結果的に水滴の飛散範囲を縮小できるのである。よって、除湿部34の下方に設けられる除湿水飛散防止構造35をよりコンパクトにすることができる。
なお、本実施の形態においては、フィルタ部40として、第1フィルタ部40Aおよび第2フィルタ部40Bからなる2段構成のフィルタを例示したが、1段構成のフィルタまたは3段以上のフィルタであってもよい。また、フィルタ部40として略円筒型メッシュのフィルタ構成を示したが、これに限定されるものではなく、フラットな板状またはその他の形状のフィルタであってもよい。
上述のように、本実施の形態の洗濯乾燥機は、フィルタ部40及びヒートポンプ装置30の熱交換器80は、共に筐体1における前記水槽2上部の空間に設けられるので、両者を近接して配することができる。そして、前記フィルタ部40、熱交換器80及び送風部9は、循環風路8の上流側よりこの順で配設されており、フィルタ部40を通過後の整流化された乾燥用空気を熱交換器80に導入し、当該熱交換器80で除湿及び加熱された乾燥用空気を送風部9でドラム3へと送風する構成となっている。よって、本実施の形態の洗濯乾燥機は、従来の構成(筐体における外槽下方の空間にヒートポン装置が設けられている一方、筐体における外槽上方の空間にフィルタが設けられており、フィルタ、送風部及び熱交換器が、循環風路の上流側よりこの順で配設されている構成)に比べ、乾燥用空気を循環させる循環風路8の短縮化を図ることができる。これにより、低圧損風路を形成することができ、循環風路8内の乾燥用空気を送風する送風部9の低消費電力化を図ることができると共に、乾燥用空気の循環風量を増加させることが可能である。そして、短縮化された循環風路においても乾燥用空気の整流化を実現して熱交換効率を高めているので、単位時間当たりの熱交換量は従来よりも大幅に増加し、従来の構成よりも省電力化および乾燥時間の短縮化を図れる。
また、本実施の形態の洗濯乾燥機は、図5に示すように、循環風路8内の乾燥用空気の温度を検知する第1温度センサ36および第2温度センサ37を備えている。第1温度センサ36は、ドラム3を通過して熱交換器80に流入する前の乾燥用空気温度を検知する。一方、第2温度センサ37は、熱交換器80で除湿及び加熱されてドラム3へ流入する前の乾燥用空気の温度を検知する。これら第1および第2温度センサ36および37の検知出力は、ヒートポンプ装置30の制御等に用いられる。
ここで、第1温度センサ36は、フィルタ部40と熱交換器80との間に設けられており、特に、略円筒形状の第1フィルタ部40Aにおける圧損の大きい領域L(第1フィルタ部40Aの上部または下部)の近傍に設けられている。第1フィルタ部40Aにおける圧損の大きい領域Lは、それより圧損の小さい領域Lよりもリント等により目詰まりし難い。よって、上記領域Lの近傍に設けられた第1温度センサ36は、長期間にわたって精度よく温度検知が可能である。また、フィルタ部40でリント等により目詰まりが発生した場合は第1温度センサ36の検知温度が変化するので、第1温度センサ36の出力によってフィルタ部40の目詰まりの有無を検知できる。そして、第1温度センサ36を上記領域Lの近傍に設けることにより、フィルタ部40の目詰まりの有無を、長期間、精度良く検知可能である。
また、第2温度センサ37は、送風部9の下流側に設けられている。そして、本実施の形態では、上述のように短縮化された循環風路8の内部に、第1温度センサ36および第2温度センサ37をコンパクトに集約することができる。そして、循環風路8の短縮化により、リーク空気等の温度検出誤差要因も減少する。よって、集約して設けられた第1温度センサ36および第2温度センサ37によって、リーク空気等の影響の少ない、より正確な温度検知が可能となる。
次に、本ドラム式洗濯乾燥機のヒートポンプ装置30を筐体1に支持する支持機構について、図6ないし図12を参照し説明する。
本ドラム式洗濯乾燥機は、ヒートポンプ装置30を筐体1の両側板1a及び1bに支持する第1支持部材61及び第2支持部材62を備えている。図8および図9等に示すように、第1支持部材61は、ヒートポンプ装置30における圧縮部31の上流側端部を下側から支持するように、両側板1a及び1b間に架設されている。一方、第2支持部材62は、ヒートポンプ装置30における圧縮部31から離間した部位を、乾燥用空気の循環路を形成する構成部材の上流側端部に位置するフィルタ部40を介して、上方から支持するように、両側板1a及び1b間に架設されている。
また、図7(A)に示すように、ヒートポンプ装置30は、ビス70(固定部材)および当該ビス70と係合するボス(不図示)により第1支持部材61に固定されている。また、フィルタ部40および制御基板50は、ビス71(図6参照)および当該ビス71と係合するボス72(図7(B)参照)により第2支持部材62に固定されている。
上記のヒートポンプ装置30の支持機構によれば、ヒートポンプ装置30における圧縮部31近傍を支持する第1支持部材61を介して、重量物である圧縮部31の重力が両側板1a及び1bに対し、上方から垂直下方向に作用することとなる。これによって、振動による側板1a及び1bの上端の振れまわりをヒートポンプ装置30の重力で押さえつけて、振動振幅を抑制する効果が発生する。また、側板1a及び1bを含む振動系にヒートポンプ装置30の重量が加わることになるので、側板1a及び1bを含む振動系の重量が増えて、同一加振力に対する振動振幅が抑えられる。このように、筐体1の両側板1a及び1bに対し、上方から垂直下方向に大きな力が働く結果、ドラム3の回転等によって生じる、筐体1の両側板1a及び1bの振動を抑制することができる。これにより、筐体1全体の振動を低減することができる。
第1支持部材61を備えた上記の支持機構によれば、圧縮部31を含むヒートポンプ装置30の重力を利用して両側板1a及び1bを上方から押さえることにより、ドラム3の回転等によって生じる筐体1の側板1a及び1bの振動を効果的に抑制することができる。
なお、本実施の形態の第1支持部材61は、筐体1の両側板1a及び1b間に架設されているが、本発明の第1支持部材は、重量物である圧縮部31の重力が側板に対して垂直下方向に作用するように、ヒートポンプ装置30を支持する構成であれば、上記の構成に限定されるものではない。例えば、図11および図12に示すように、第1支持部材として、筐体1の圧縮部31が設けられている側の側板1aと裏板1dとの間に架設された第1支持部材63を用いてもよい。すなわち、この第1支持部材63は、筐体1の一方の側板1aと裏板1dとで形成されるコーナで、ヒートポンプ装置30における重量物である圧縮部31近傍を、下方から支持する構成であってもよい。このように、強度の強い側板1aと裏板1dとのコーナで、ヒートポンプ装置を支持すれば、落下、転倒等の衝撃に対しても、耐え得る支持機構を実現することができる。
また、本実施の形態では、前述の通り、送風部9が締結部材38によってヒートポンプ装置30と締結されており、圧縮部31の側部に近接して配設されている(図4または図6参照)。このため、ヒートポンプ装置30に加えて送風部9の重力をも利用して側板を上方から押さえることにより、ドラムの回転等によって生じる筐体1の側板の振動を効果的に抑制することができる。加えて、重量物である圧縮部31と、同様に送風モータを含むため重量物である送風部9が近接して配設されるため、重量物である圧縮部31を支持するための構成と送風部9を支持するための構成を、第1支持部材61にて兼用することが可能となり、重量物支持構成を簡略化できるため、構成部材点数の低減や機体重量削減、コストダウンが可能となる。
さらに、ヒートポンプ装置30は、第2支持部材62によって、ヒートポンプ装置30における圧縮部31から離間した部位が上方からも支持されている。
上記のように、重量物である圧縮部31を後方端部に設けた構成では、ヒートポンプ装置30における圧縮部31以外の軽量の構成部材(熱交換器80等)が設けられている前方側(上流側)が逆に浮き上がってしまう。そこで、本実施の形態では、上記のように、ヒートポンプ装置30の前方側(上流側)の浮き上がりを押さえるように、両側板1a及び1b間に架設された第2支持部材62によって、ヒートポンプ装置30の前方側(圧縮部31から離間したヒートポンプ装置30の部位)を、フィルタ部40を介して支持している。すなわち、前記フィルタ部40は、圧縮部31から離間したヒートポンプ装置30の前方側の部位と締結されており、当該フィルタ部40を第2支持部材62で支持することにより、第2支持部材62は当該フィルタ部40を介してヒートポンプ装置30の前方側を実質的に上方から支持する構成となっている。これにより、重量物である圧縮部31から離間したヒートポンプ装置30の軽量部位を支持するための構成と、比較的軽量のフィルタ部40を支持するための構成とを、第2支持部材62により兼用することが可能となる。よって、筐体1内の上部空間における軽量物支持構成を簡略化でき、構成部材点数の低減や機体重量削減、コストダウンが可能となる。
さらに、第2支持部材62がフィルタ部40を介してヒートポンプ装置30を支持する構成により、圧縮部31からより離間した部位を上方から支持することができる。重量物である圧縮部31から離間するほど、浮き上がる方向に大きな力が働くが、このように浮き上がる方向に大きな力が働く部位において第2支持部材62にて上方から支持する構成により、より確実にヒートポンプ装置30を支持することができる。
勿論、フィルタ部40を介さずに、直接的に、ヒートポンプ装置30の前方側を第2支持部材62によって上方から支持する構成にしてもよい。
以上のような支持機構により、筐体1の上部空間に設けられたヒートポンプ装置30等の構成部材を、第1支持部材61によって下方より支持すると共に、第2支持部材62によって上方より支持することによって、上下方向の振動に対して安定して支持することができる。これにより、ドラム3の回転による、筐体1全体の振動を低減することができる。
また、上記の第1支持部材61による支持機構(または、第1支持部材61および第2支持部材62による支持機構)により、洗濯乾燥機が製品として出荷され、運搬、設置される過程における製品の移動中において、誤って製品が落下した場合にも、ビス70等の固定部材の破損等を招来することなく、ヒートポンプ装置30等の被支持部材を確実に保持することができる。以下、この点について説明する。
前述のように、通常、洗濯乾燥機の筐体内の上部空間に部品を配置する場合、部品の上面を支持部材で支持する支持構造が一般的に用いられる。この場合、製品が誤って落下した場合、部品と支持部材とを締結する固定部材(ビス等)は、部品の重力によって引っ張り力を受けることになる。このため、固定部材(ビスまたはビス締めしているボスなど)が破損し易い。特に、部品の重量が大きいほど、固定部材に作用する引っ張り力も大きくなるので、固定部材が破損し易くなる。
これに対し、本実施の形態に係る支持機構は、ヒートポンプ装置30における重量物である圧縮部31近傍を第1支持部材61によって下方から支持する支持構造となっている。これにより、洗濯乾燥機(製品)が誤って落下した場合であっても、ヒートポンプ装置30を第1支持部材61により確実に支持できる。すなわち、製品が誤って落下した場合、第1支持部材61にはヒートポンプ装置30の重力によって上方から大きな圧縮力が加わる。このとき、ヒートポンプ装置30を第1支持部材61に固定するビス70等の固定部材にも圧縮力が加わるが、引っ張り力は作用しないため、固定部材が破損することはなく、ヒートポンプ装置30を確実に支持できるのである。よって、重量の大きなヒートポンプ装置30を筐体1内の上部空間に配置しても、製品の移動や落下により容易に故障(ビス70等の固定部材が破損)することのない信頼性の高い洗濯乾燥機を実現できる。
なお、ヒートポンプ装置30における重量物である圧縮部31近傍を第1支持部材61によって下方から支持しているので、第1支持部材61による支持部位を回転軸として、圧縮部31から離間した軽量部位では浮き上がる方向にモーメントが働く。ここで、第2支持部材62はヒートポンプ装置30を上方から支持しているので、第2支持部材62に対しては下方からの圧縮力が加わり、引っ張り力は作用しない。よって、第2支持部材62においても、ビス71やボス72等が容易に破損することはない。
以上のように、重量物である圧縮部31の近傍を第1支持部材61により下方から支持すると共に、圧縮部31から離間したヒートポンプ装置30の部位を第2支持部材62により上方から支持する支持構造により、筐体1内の上部空間において、より確実にヒートポンプ装置30を支持できる。
なお、通常、洗濯乾燥機の筐体内の上部空間において部品を下方から支持する場合は、支持部材を設けた分だけ、水槽と支持部材との距離が近づく。このため、洗濯乾燥機全体の高さを高くしなければならない。しかしながら、本実施の形態の洗濯乾燥機は、ドラム3および水槽2が傾斜して設けられており、当該傾斜により生じる筐体1内における空間(筐体1内の上部後方のスペース)を利用して、ヒートポンプ装置30を配置することにより、衣類乾燥機全体の高さを抑制している。すなわち、本実施の形態では、水槽2が後方に向かって下方に傾斜しており、水槽2の後方側(傾斜下方側)の上方に形成される筐体1内における空間に、前記ヒートポンプ装置30を配置している。水槽2の傾斜上方側よりも傾斜下方側の方が、当該水槽2の上方により大きな空間が形成されるので、この大きな空間にヒートポンプ装置30を配置することにより、洗濯乾燥機全体の高さを高くすることなく、第1支持部材61をヒートポンプ装置30の下面に配置することができるのである。
また、本実施の形態では、ヒートポンプ装置30を水槽2の上方に配設しているので、洗濯時の洗濯液が循環風路8に浸入することがなく、熱伝導のよい銅やアルミニウムなどの金属で構成される除湿部34及び加熱部32が、洗濯液中の洗剤、柔軟剤、漂白剤等による腐食を受けることを防止できる。
さらに、本実施の形態では、熱交換器80を構成する除湿部34及び加熱部32が、乾燥用空気の風路に沿って、送風部9と略直線状に配置されている好ましい構成となっている。この場合、流れの屈曲による偏流発生を防止して乾燥用空気の圧損をさらに低減することができ、無駄なく乾燥用空気を循環させることができるため、循環風路内の乾燥用空気を送風する送風部9の低消費電力化を図ることができる。また、流れの偏流発生を防止できることで、除湿部34を通過する乾燥用空気の流れが局所的に高風速になることを防止できるため、除湿部34で発生する除湿水が高風速の乾燥用空気に乗って飛散して、送風部9を通過してドラム3まで戻り、衣類を濡らしてしまうといった不都合な事態を防ぐことができる。
なお、循環風路8の乾燥用空気の風量が低下した場合、循環風路に配された除湿部34と乾燥用空気との熱交換量も低下する。そうなると、除湿部34において冷媒を完全に蒸気化できなくなるので、次段の圧縮部31で液冷媒を圧縮することとなり、圧縮部31の故障へとつながる危険性がある。本実施の形態では、上記の構成により、循環風路8内の乾燥用空気の所望の風量を効率よく確保することができるため、圧縮部31で液冷媒を圧縮して故障するといった不都合を回避でき、ヒートポンプ装置30を用いた洗濯乾燥機(または衣類乾燥機)の信頼性が向上する。そして、信頼性の向上により圧縮部31を停止させること無く連続的に除湿を行うことができるので、乾燥運転時間の短縮化が図れる。
また、送風部9は、送風モータ9aと送風ファン9bとからなり、送風モータ9a側が送風ファン9bよりも上側となるようにその回転軸が傾斜して設けられている。これにより、たとえ除湿水が送風部9まで飛散してきたとしても、回転軸に付着した除湿水は、重力によってモータ9bとは逆方向に滴下して、除湿水が飛散する位置よりも上方に位置する送風モータ9bに水分が入り込むことを防止できる。
なお、本実施の形態においては、洗濯機能および衣類乾燥機能をともに具備する洗濯乾燥機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、衣類乾燥機能を具備しない洗濯機にも適用できる。洗濯機の構成例としては、図2に示すドラム式洗濯乾燥機から衣類乾燥機能を除いた構成(ヒートポンプ装置30等を除いた構成)とすることができる。また、本実施の形態においてはドラム式の洗濯機の構成例を示したが、勿論、パルセータ方式の洗濯機であってもよい。
また、本実施の形態においては、ヒートポンプ方式の加熱・除湿機能を有する洗濯乾燥機について説明したが、ヒータ方式の加熱機能や水冷方式または空冷方式の除湿機能を有する洗濯乾燥機であってもよい。
本発明に係る洗濯機および洗濯乾燥機は、ドラム式やパルセータ方式等の様々な洗濯機およびヒートポンプ方式やヒータ方式等の様々な洗濯乾燥機に好適に利用することができる。
1 筐体
2 水槽
3 ドラム
4 操作パネル
8 循環風路
9 送風部
9a 送風モータ
9b 送風ファン
10 洗剤投入部
11 排出口
12 洗剤投入部枠体
13 洗剤収容容器
14 給水弁
15 注水路
16 注水路形成部材
16a 貫通穴
17 給水ホース(給水経路)
18 逆止弁
20 給水受口
30 ヒートポンプ装置
31 圧縮部
32 加熱部(放熱部)
33 減圧部
34 除湿部(吸熱部)
40 フィルタ部
40A 第1フィルタ部
40B 第2フィルタ部
50 制御基板
50a ヒートシンク(放熱部)
61 第1支持部材
62 第2支持部材
63 第1支持部材
80 熱交換器

Claims (4)

  1. 筐体と、前記筐体内に支持された水槽と、前記水槽の上方に設けられた洗剤投入部と、前記洗剤投入部と前記水槽とを連通する給水経路と、給水制御を行う給水弁と、前記給水弁に連結され、且つ、前記洗剤投入部に水を供給するための注水路を形成する注水路形成部材と、を有する洗濯機であって、
    前記洗濯機の動作を制御する制御基板を備え、
    前記給水弁よりも低い位置に前記注水路が形成され
    前記制御基板は、前記筐体内における前記洗剤投入部の上方の空間に配設され、且つ、放熱部を含み、
    前記放熱部は、前記注水路を形成する注水路形成部材に近接して配されることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記放熱部は、前記注水路形成部材に接触し、
    前記注水路を通過する水が前記放熱部に接するように、前記注水路形成部材には前記放熱部へ通じる貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記洗剤投入部から前記水槽への順方向の水流は許可する一方、その逆流を防止する逆止弁を更に備え、
    前記逆止弁は、前記水槽と前記給水経路との接続部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の洗濯機と、
    前記水槽内に回転可能に内装されたドラムと、
    前記ドラム内に乾燥用空気を供給し、前記ドラム内の衣類を乾燥させる乾燥機構と、を含む洗濯乾燥機
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