JP5463532B2 - Led照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードを光源に用いたLED照明装置に関する。
近年、消費電力や光源の寿命などの観点から、照明装置において発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられるようになってきている。また、その発光ダイオードを光源とした照明装置において、広く普及している既存の蛍光灯器具に取り付け可能な蛍光灯型のものが存在する(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2006−100036号公報 特開2007−12322号公報
しかしながら、そのような蛍光灯型のLED照明装置は、通常、電源回路等を内部に含むため、そこから放射妨害波(不要輻射)、雑音端子電圧、妨害電力等のノイズが発生するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ノイズの対策を行った蛍光灯型のLED照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるLED照明装置は、蛍光灯型のLED照明装置であって、1以上の発光ダイオードを有する発光部と、一対の電極と、一対の電極からの電力を発光部に供給する周辺回路と、主面と裏面とを有する基板であり、周辺回路が主面に配設された基板である周辺回路基板と、周辺回路基板の裏面側に設けられた金属シールド膜と、を備えたものである。
このような構成により、周辺回路から発生する不要輻射等のノイズを、金属シールド膜によってシールドすることができる。例えば、周辺回路に含まれる電源回路から不要輻射等のノイズが発生する場合に、そのノイズをシールドできる。
また、本発明によるLED照明装置では、金属シールド膜は、銅の膜であってもよい。
このような構成により、他の金属膜を金属シールド膜として用いた場合よりも、より効果的にシールドを行うことができる。
また、本発明によるLED照明装置では、周辺回路基板と金属シールド膜とは、一体に形成された多層基板または両面基板であってもよい。
このような構成により、LED照明装置の組み立て時に組み立て工数が削減されることになり、組み立ての作業性が向上する。
また、本発明によるLED照明装置では、一対の電極は、第1の電極と第2の電極であり、第1の電極と周辺回路とを接続する第1のケーブルと、第2の電極と周辺回路とを接続する第2のケーブルと、第1のケーブルが通る1以上のフェライトコアを有する第1のフェライトコア部と、第2のケーブルが通る1以上のフェライトコアを有する第2のフェライトコア部と、をさらに備えてもよい。
このような構成により、金属シールド膜とフェライトコアを用いることによって、放射妨害波(不要輻射)、雑音端子電圧、妨害電力等のノイズを除去することができる。
また、本発明によるLED照明装置では、第1の電極は、第1の電極ピンと、第2の電極ピンとを有し、第2の電極は、第3の電極ピンと、第4の電極ピンとを有し、第1のケーブルは、第1の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブル、及び第2の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルであり、第2のケーブルは、第3の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブル、及び第4の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルであってもよい。
このような構成により、例えば、直管蛍光灯型のLED照明装置や、環形(環状)蛍光灯型のLED照明装置において、各電極と周辺回路とを接続するケーブルの通るフェライトコアを用いたノイズの除去を行うことができる。
また、本発明によるLED照明装置では、第1のフェライトコア部は、第1の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルと、第2の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルとの両方が通るフェライトコアを有し、第2のフェライトコア部は、第3の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルと、第4の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルとの両方が通るフェライトコアを有してもよい。
このような構成により、いわゆるコモンモードノイズを除去することができる。
また、本発明によるLED照明装置では、第1のフェライトコア部は、第1の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルのみが通るフェライトコアと、第2の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルのみが通るフェライトコアとを有し、第2のフェライトコア部は、第3の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルのみが通るフェライトコアと、第4の電極ピンと周辺回路とを接続するケーブルのみが通るフェライトコアとを有してもよい。
このような構成により、いわゆるノーマルモードノイズを除去することができる。
本発明によるLED照明装置によれば、周辺回路から発生する不要輻射等のノイズを、金属シールド膜によってシールドすることができる。
本発明の実施の形態1によるLED照明装置の構成を示す模式図 同実施の形態における周辺回路基板と金属シールド膜との関係について説明するための図 同実施の形態における第1のフェライトコア部の構成を示す図 同実施の形態における第2のフェライトコア部の構成を示す図
以下、本発明によるLED照明装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素は同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1によるLED照明装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態によるLED照明装置は、金属シールド膜を有するものである。
図1は、本実施の形態によるLED照明装置1の構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態によるLED照明装置1における周辺回路基板15と金属シールド膜20との関係を説明するための図である。図3,図4は、本実施の形態によるLED照明装置1における第1及び第2のフェライトコア部16,17の構成を示す図である。
本実施の形態によるLED照明装置1は、直管蛍光灯型のものであり、発光部11と、第1の電極12と、第2の電極13と、周辺回路14と、周辺回路基板15と、第1のフェライトコア部16と、第2のフェライトコア部17と、第1のケーブル18と、第2のケーブル19と、金属シールド膜20とを備える。このLED照明装置1は、既存の蛍光灯器具に取り付けられて使用されるものである。
発光部11は、1以上の発光ダイオード11aを有する。その1以上の発光ダイオード11aがLED照明装置1の光源である。その1以上の発光ダイオード11aは、例えば、白色の発光ダイオードであってもよく、その他の色の発光ダイオードであってもよい。その発光部11は、通常、複数の発光ダイオード11aがアレイ状になったもの(LEDアレイ)であるが、そうでなくてもよい。また、発光ダイオード11aは、砲弾型のものであってもよく、フラット型のものであってもよく、チップ型(表面実装型)のものであってもよい。この1以上の発光ダイオード11aは、通常、図2で示されるLED基板21上に配設されるが、そうでなくてもよい。図1では、説明の便宜上、LED基板21を図示していない。
第1の電極12は、第1の電極ピン12aと、第2の電極ピン12bとを有する。また、第2の電極13は、第3の電極ピン13aと、第4の電極ピン13bとを有する。第1及び第2の電極ピン12a,12bは、直管蛍光灯が装着される一方のソケットに装着されるものであり、第3及び第4の電極ピン13a,13bは、直管蛍光灯が装着される他方のソケットに装着されるものである。
周辺回路14は、一対の電極12,13からの電力を発光部11に供給するものである。通常、一対の電極12,13から供給される電力は交流であるため、周辺回路14において、整流される。すなわち、周辺回路14は、例えば、ダイオードブリッジ等の整流回路を有していてもよい。また、周辺回路14は、整流された直流の電流及び/または電圧を制御した電力を発光部11に供給してもよい。したがって、周辺回路14は、例えば、電流制御回路や、電圧制御回路等を含んでいてもよい。その電流や電圧を制御する回路を電源回路と呼ぶこともある。また、一対の電極12,13から供給される電力のノイズを除去するために、周辺回路14は、コンデンサやコイルを有するフィルタ回路を有してもよい。例えば、この周辺回路14は、整流回路と、整流後の直流の電流及び/または電圧を制御する電源回路とを備えたものであってもよい。なお、この周辺回路14の構成は任意である。例えば、前述の特許文献1,2にいくつかの周辺回路の例があるが、それらであってもよく、あるいは、他の構成であってもよい。
周辺回路基板15は、周辺回路14が配設された基板である。この周辺回路基板15は、2面を有しており、その各面を区別するために便宜上、一方を主面、他方を裏面と呼ぶことにする。すなわち、周辺回路基板15は、主面と裏面とを有することになる。そして、周辺回路14は、主面に配設されているものとする。なお、図2で示されるように、この周辺回路基板15と、前述のLED基板21とは一体であってもよく(図2(a))、あるいは、別々の基板であってもよい(図2(b))。なお、図2(b)において、LED基板21の金属シールド膜20と反対側の面(図中の上側の面)に、複数の発光ダイオード11aが配設されているものとする。周辺回路基板15、及びLED基板21は、例えば、片面基板であってもよく、あるいは、多層基板や両面基板であってもよい。
第1のフェライトコア部16は、第1のケーブル18が通る1以上のフェライトコアを有する。第1のケーブル18は、第1の電極12と、周辺回路14とを接続するものである。本実施の形態では、図1及び図3で示されるように、第1のケーブル18は、ケーブル18a及びケーブル18bである。ケーブル18aは、第1の電極ピン12aと周辺回路14とを接続するケーブルである。また、ケーブル18bは、第2の電極ピン12bと周辺回路14とを接続するケーブルである。
本実施の形態では、図3(a)で示されるように、第1のフェライトコア部16は、フェライトコア16a〜16cを有する。フェライトコア16aは、ケーブル18aと、ケーブル18bとの両方が通るフェライトコアである。このフェライトコア16aは、ケーブル18a,18bを流れるコモンモードノイズを減衰させるものである。また、フェライトコア16bは、ケーブル18aのみが通るフェライトコアである。このフェライトコア16bは、ケーブル18aを流れるノーマルモードノイズを減衰させるものである。また、フェライトコア16cは、ケーブル18bのみが通るフェライトコアである。フェライトコア16cは、ケーブル18bを流れるノーマルモードノイズを減衰させるものである。なお、フェライトコア16a〜16cの位置関係は、図3(a)のものに限定されるものではなく、図3(b)〜図3(d)のようであってもよい。
第2のフェライトコア部17は、第2のケーブル19が通る1以上のフェライトコアを有する。第2のケーブル19は、第2の電極13と、周辺回路14とを接続するものである。本実施の形態では、図1及び図4で示されるように、第2のケーブル19は、ケーブル19a及びケーブル19bである。ケーブル19aは、第3の電極ピン13aと周辺回路14とを接続するケーブルである。また、ケーブル19bは、第4の電極ピン13bと周辺回路14とを接続するケーブルである。また、本実施の形態における各ケーブルは、良導体のものである。
本実施の形態では、図4(a)で示されるように、第2のフェライトコア部17は、フェライトコア17a〜17cを有する。フェライトコア17aは、ケーブル19aと、ケーブル19bとの両方が通るフェライトコアである。このフェライトコア17aは、ケーブル19a,19bを流れるコモンモードノイズを減衰させるものである。また、フェライトコア17bは、ケーブル19aのみが通るフェライトコアである。このフェライトコア17bは、ケーブル19aを流れるノーマルモードノイズを減衰させるものである。また、フェライトコア17cは、ケーブル19bのみが通るフェライトコアである。フェライトコア17cは、ケーブル19bを流れるノーマルモードノイズを減衰させるものである。なお、フェライトコア17a〜17cの位置関係は、図4(a)のものに限定されるものではなく、図4(b)〜図4(d)のようであってもよい。
上記説明の各フェライトコアは、環状(ドーナッツ状)のものであり、その孔にケーブルを通すことによって用いられる。フェライトコアの大きさや、フェライトコアの孔に通したケーブルのターン数は、除去したいノイズの周波数に応じて適宜、選択することができる。図3,図4では、全てのフェライトコアについて2ターンの場合について示しているが、それに限定されるものではない。フェライトコアは、一体成形式のものであってもよく、クランプ式(分割式)のものであってもよい。
金属シールド膜20は、図2で示されるように、周辺回路基板15の裏面側に設けられたシールド膜である。その金属シールド膜20は、金属の膜であり、例えば、銅の膜であってもよく、アルミニウムの膜であってもよく、その他の金属の膜であってもよい。なお、発明者の実験によれば、金属シールド膜20が銅の膜である場合の方がアルミニウムの膜である場合よりもシールドの効果が高かった。銅の膜の方が、シールドが強く、さらに浮遊容量の利用によるシールド対策を期待できるからではないかと推察される。また、金属シールド膜20の一面または両面が絶縁膜で被覆されていることが好適である。
なお、金属シールド膜20は、周辺回路基板15の裏面に後から設けられてもよい。すなわち、金属シールド膜20は、周辺回路基板15の裏面に貼着されたり、その他の方法によって設けられたりしたものであってもよい。その場合に、金属シールド膜20は、周辺回路基板15の全面に設けられてもよく、一部に設けられてもよい。後者の場合には、例えば、周辺回路14のうち、特にシールド対象となる電磁波を放射する回路、例えば、電源回路の裏面に設けられてもよい。また、LED照明装置1が1以上の発光ダイオード11aが配設されたLED基板21を有する場合であって、例えば、図2(a)で示されるように、周辺回路基板15とLED基板21とが一体であるときには、金属シールド膜20が周辺回路基板15の裏面に設けられてもよく、図2(b)で示されるように、周辺回路基板15とLED基板21とが別々であって、両基板が重ねられているときには、金属シールド膜20が周辺回路基板15の裏面であって、周辺回路基板15とLED基板21との間に設けられてもよい。また、周辺回路基板15とLED基板21とが一体である場合に、図2(e)で示されるように、LED基板21の両側に周辺回路基板15が存在してもよい。その場合には、図2(e)で示されるように、周辺回路基板15とLED基板21との裏面の全体に金属シールド膜20が設けられていてもよく、あるいは、周辺回路基板15の裏面にのみ金属シールド膜20が設けられていてもよい。なお、LED基板21の裏面側にも金属シールド膜20を設けることによって、ノイズ防止の効果が一段と増すことになる。発光ダイオード11aを点灯させる信号が純直流信号(リップルのない直流信号)ではないことが多いため、LED基板21からのノイズの発生することがありうるからである。
また、周辺回路基板15と金属シールド膜20とは、一体に形成された多層基板または両面基板であってもよい。この場合には、一の基板が、周辺回路基板15であり、かつ、金属シールド膜20を含んでいることになる。その場合には、例えば、図2(c)で示されるように、金属シールド膜20が周辺回路基板15の内部に存在してもよく(多層基板)、あるいは、図2(d)で示されるように、金属シールド膜20が周辺回路基板15の裏面に存在してもよい(両面基板)。また、図2(f)で示されるように、周辺回路基板15とLED基板21とが一体である場合に、その一体としての基板そのものが、内部に金属シールド膜20を含む多層基板であってもよい。この図2(f)で示される場合に、1以上の発光ダイオード11aは、周辺回路14と同じ側の面に設けられてもよく、反対側の面に設けられてもよい。また、その多層基板に代えて、裏面に金属シールド膜20が存在する両面基板を用いてもよい。なお、周辺回路基板15と金属シールド膜20とが、一体に形成された多層基板または両面基板である場合には、金属シールド膜20に対応する基板内部の金属膜(通常は銅箔)または基板表面の金属膜(通常は銅箔)は、いわゆるベタパターンである。基板全体をシールドするためである。また、周辺回路基板15と金属シールド膜20とが多層基板である場合には、その多層基板の裏面(すなわち、周辺回路14の設けられている面と反対側の面)に1以上の発光ダイオード11aが設けられてもよい。すなわち、その多層基板が、周辺回路基板15と金属シールド膜20とLED基板21とを兼ねていてもよい。
このように、金属シールド膜20は、周辺回路基板15の裏面側に設けられるのであれば、その構成を問わない。ここで、裏面側とは、上述の例示から分かるように、周辺回路基板15の裏面そのものの意味(例えば、図2(a)、図2(b)、図2(d)、図2(e)の場合)であってもよく、周辺回路基板15の主面よりも裏面に近い位置(すなわち、基板の内層の位置)の意味(例えば、図2(c)、図2(f)の場合)であってもよい。また、金属シールド膜20は、少なくとも膜状のものであればよく、板状のものであってもよい。
以上のように、本実施の形態によるLED照明装置1によれば、周辺回路14の裏面側に金属シールド膜20を設けたことにより、このLED照明装置1が既存の照明器具に取り付けられて使用された際に、周辺回路14から放射されるノイズを金属シールド膜20によってシールドすることができる。また、第1及び第2のフェライトコア部16,17を備えたことにより、周辺回路14と各電極12,13との間で、フェライトコアを用いてノイズの除去を行うことができる。その結果、本実施の形態によるLED照明装置1は、従来例の蛍光灯型のLED照明装置と比較して、よりノイズを放出しないものとなる。なお、周辺回路14がフィルタ回路を有している場合にフェライトコアを用いてノイズを低減することがより好適である。
通常、蛍光灯は、人間の活動するところに設けられることが多い。すなわち、オフィスや家庭の天井や机の上などに設けられることが多い。その場合に、その蛍光灯を従来例の蛍光灯型のLED照明装置に替えると、人間の活動する領域にノイズを放出することになってしまうが、その蛍光灯を本実施の形態によるLED照明装置1に替えることによって、そのノイズの放出を抑えることができる。特に、図2(b)のように、LED基板21の発光ダイオード11aと反対側に周辺回路基板15が存在し、そのLED基板21と周辺回路基板15との間に金属シールド膜20が存在する場合には、周辺回路14から発生した不要輻射がLED基板21のほうに出力されることを防止できる。その結果、人間の活動する領域に不要輻射を出さないようにすることができる。
なお、本実施の形態では、LED照明装置1が直管蛍光灯型のものである場合について説明したが、そうでなくてもよい。LED照明装置1は、例えば、環形(環状)蛍光灯型のものであってもよく、電球形蛍光灯型のものであってもよい。LED照明装置1が環形蛍光灯型である場合にも、各電極がそれぞれ2個の電極ピンを有するため、上記説明と同様になる。一方、LED照明装置1が電球形蛍光灯型のものである場合には、第1の電極12及び第2の電極13がそれぞれ電球形蛍光灯の口金の2個の電極に対応することになる。なお、電球形蛍光灯の場合には、第1及び第2の電極12,13のそれぞれについて、1個の端子(電極ピンに相当する)のみが存在することになる。したがって、第1のフェライトコア部16,及び第2のフェライトコア部17に存在するフェライトコアの個数は、それぞれ1個となる。
また、本実施の形態では、第1のフェライトコア部16が、3個のフェライトコア16a〜16cを有する場合について説明したが、そうでなくてもよい。第1のフェライトコア部16は、フェライトコア16aのみを有してもよく、フェライトコア16b,16cを有してもよく、あるいは、その他の任意の1個または2個のフェライトコアを有してもよい。また、コモンモード、ノーマルモードで使用するフェライトコアの数は1個以上であればよく、その数を限定するものではない。すなわち、2以上のフェライトコアを用いてコモンモードノイズを減衰させてもよく、2以上のフェライトコアを用いてノーマルモードノイズを減衰させてもよい。
また、本実施の形態では、第2のフェライトコア部17が、3個のフェライトコア17a〜17cを有する場合について説明したが、そうでなくてもよい。第2のフェライトコア部17は、フェライトコア17aのみを有してもよく、フェライトコア17b,17cを有してもよく、あるいは、その他の任意の1個または2個のフェライトコアを有してもよい。また、コモンモード、ノーマルモードで使用するフェライトコアの数は1個以上であればよく、その数を限定するものではない。すなわち、2以上のフェライトコアを用いてコモンモードノイズを減衰させてもよく、2以上のフェライトコアを用いてノーマルモードノイズを減衰させてもよい。
また、本実施の形態では、LED照明装置1が第1及び第2のフェライトコア部16,17を備える場合について説明したが、そうでなくてもよい。LED照明装置1は、第1及び第2のフェライトコア部16,17を備えていなくてもよい。その場合に、第1の電極12及び第2の電極13の少なくとも一方は、周辺回路14にケーブルを介さないで直接、接続されるものであってもよい。その場合には、LED照明装置1は、第1及び第2のケーブル18,19の少なくとも一方を備えていなくてもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明によるLED照明装置等によれば、ノイズを低減できるという効果が得られ、蛍光灯に替えて用いられる蛍光灯型のLED照明装置として有用である。
1 LED照明装置
11 発光部
11a 発光ダイオード
12 第1の電極
12a 第1の電極ピン
12b 第2の電極ピン
13 第2の電極
13a 第3の電極ピン
13b 第4の電極ピン
14 周辺回路
15 周辺回路基板
16 第1のフェライトコア部
16a、16b、16c、17a、17b、17c フェライトコア
17 第2のフェライトコア部
18 第1のケーブル
18a、18b、19a、19b ケーブル
19 第2のケーブル
20 金属シールド膜
21 LED基板

Claims (4)

  1. 蛍光灯型のLED照明装置であって、
    1以上の発光ダイオードを有する発光部と、
    一対の第1の電極及び第2の電極と、
    前記第1及び第2の電極からの電力を前記発光部に供給する周辺回路と、
    主面と裏面とを有する基板であり、前記周辺回路が主面に配設された基板である周辺回路基板と、
    前記周辺回路基板の裏面側に設けられた金属シールド膜と、
    前記第1の電極と前記周辺回路とを接続する第1のケーブルと、
    前記第2の電極と前記周辺回路とを接続する第2のケーブルと、
    前記第1のケーブルが通る1以上のフェライトコアを有する第1のフェライトコア部と、
    前記第2のケーブルが通る1以上のフェライトコアを有する第2のフェライトコア部と、を備えたLED照明装置。
  2. 前記金属シールド膜は、銅の膜である、請求項1記載のLED照明装置。
  3. 前記周辺回路基板と前記金属シールド膜とは、一体に形成された多層基板または両面基板である、請求項1または請求項2記載のLED照明装置。
  4. 前記第1の電極は、第1の電極ピンと、第2の電極ピンとを有し、
    前記第2の電極は、第3の電極ピンと、第4の電極ピンとを有し、
    前記第1のケーブルは、前記第1の電極ピンと前記周辺回路とを接続するケーブル、及び前記第2の電極ピンと前記周辺回路とを接続するケーブルであり、
    前記第2のケーブルは、前記第3の電極ピンと前記周辺回路とを接続するケーブル、及び前記第4の電極ピンと前記周辺回路とを接続するケーブルである、請求項1から請求項3のいずれか記載のLED照明装置。
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