JP5453915B2 - 燃料電池システムの冷却水温制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は燃料電池システムの冷却水温制御装置に関する。
従来の燃料電池システムの冷却水温制御装置として、燃料電池冷却系と空調冷却系との間で冷媒を共通化して協調制御を実施するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−130470号公報
しかしながら、前述した従来の燃料電池システムの冷却水温制御装置は、冷却水温が低いときに燃料電池冷却系と空調冷却系を切り離して、燃料電池冷却系と空調冷却系をそれぞれ独立に機能させていた。つまり、燃料電池冷却系を循環する冷媒と、空調冷却系を循環する冷媒と、をそれぞれ個別に加熱することで、各冷却系の冷媒温度を速やかに上昇させえて、暖機性能と暖房性能とを確保していた。
そのため、冷却系ごとに冷媒を加熱するための加熱装置や冷媒を循環させるためのポンプなどが必要となり、部品点数の増大によってコスト、車両重量及び搭載スペースが増大するという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、暖機性能及び暖房性能を確保しつつ、燃料電池冷却系及び空調冷却系の部品点数を削減することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明は、燃料電池と、燃料電池を冷却する冷却水が循環する冷却水通路と、冷却水通路に設けられて冷却水を圧送する燃料電池用ポンプと、冷却水通路に設けられて通過する冷却水の温度を低下させるラジエータと、ラジエータをバイパスするように冷却水通路に接続されるバイパス通路と、バイパス通路に流入する冷却水の流量を調整する燃料電池用流量調整弁と、燃料電池の冷却水出口からバイパス通路の入口までの間の冷却水通路と、ラジエータの出口と燃料電池の冷却水入口までの間の冷却水通路と、を接続する空調用冷却水通路と、空調用冷却水通路を流れる冷却水を加熱する加熱器と、加熱装置よりも下流の前記空調用冷却水通路に設けられ、室内に供給する空気を加熱する熱交換器と、を備える燃料電池システムの冷却水温制御装置である。本発明による燃料電池システムの冷却水温制御装置は、室内に供給する空気の加熱要求の有無を判定し、燃料電池の暖機が完了したか否かを判定し、燃料電池の暖機が完了していないときは、燃料電池から排出された冷却水のうち、空調用冷却水通路に流入しなかった冷却水がバイパス通路に流入するように燃料電池用流量制御弁の開度を調整するとともに、加熱要求の有無にかかわらず加熱器を作動させることを特徴とする。
本発明によれば、冷却水温が低いときは、燃料電池スタックから排出された冷却水のうち、空調冷却水通路に流入しなかった分をバイパス通路に流して燃料電池スタックに再び流入させる。そして、空調用冷却水通路に流入した分を加熱器で加熱してバイパス通路を流れてきた冷却水と合流させる。
このように、冷却水温が低いときは、空調スイッチのオンオフにかかわらず、ラジエータをバイパスさせた冷却水とヒータを通過して高温になった冷却水とを合流させるので、燃料電池スタックに流入する冷却水の温度を速やかに上昇させることができる。特に空調スイッチがオフのときは、熱交換器で熱交換されることがないのでより速やかに燃料電池スタックに流入する冷却水の温度を上昇させることができる。したがって、燃料電池の暖機性能を確保できる。
また、冷却水温が低いときに空調スイッチがオンにされた場合であっても、加熱器で加熱された冷却水と空気との間の熱交換を熱交換器で実施できる。したがって、冷却水温が低いときの暖房性能を確保できる。
そして、燃料電池冷却系と空調冷却系を独立して運転させることがないので、加熱器及びポンプが1つで済み、部品点数を削減することができる。
第1実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 第1実施形態による冷却水の温度制御について説明するフローチャートである。 第1実施形態による冷間時処理について説明するフローチャートである。 第1実施形態による通常時処理について説明するフローチャートである。 第2実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 第2実施形態による冷間時処理について説明するフローチャートである。 第2実施形態による通常時処理について説明するフローチャートである。 第3実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態による燃料電池システムを搭載した燃料電池車両の概略側面図である。 第4実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 第4実施形態による冷間時処理について説明するフローチャートである。 第4実施形態による通常時処理について説明するフローチャートである。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
燃料電池は電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とによって挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
このような燃料電池を自動車用動力源として使用する場合には、要求される電力が大きいため、数百枚の燃料電池を積層した燃料電池スタックとして使用する。そして、燃料電池スタックにアノードガス及びカソードガスを供給する燃料電池システムを構成して、車両駆動用の電力を取り出す。
図1は、本発明の第1実施形態による燃料電池システム1の概略構成図である。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック2と、燃料電池スタック2を冷却する冷却装置3と、車室の室内温度を調節する空調装置4と、コントローラ5と、を備える。
燃料電池スタック2は、アノードガス及びカソードガスの供給を受けて発電する。燃料電池スタック2にアノードガス及びカソードガスを供給するガス供給装置については、本発明の主要部ではないので、発明の理解を容易にするため図示を省略した。
冷却装置3は、冷却水通路31と、ラジエータ32と、バイパス通路33と、三方弁34と、リザーバタンク35と、メインポンプ36と、第1水温センサ37と、を備える。
冷却水通路31は、燃料電池スタック2を冷却する冷却水が流れる通路である。冷却水通路31は、燃料電池スタック2の冷却水出口孔21と冷却水入口孔22とに接続される。以下では便宜上、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側を冷却水通路31の上流として扱い、燃料電池スタック2の冷却水入口孔側を冷却水通路31の下流として扱う。
ラジエータ32は、冷却水通路31に設けられる。ラジエータ32は、通過する冷却水の温度を下げる。
バイパス通路33は、ラジエータ32よりも上流側の冷却水通路31と下流側の冷却水通路31とを接続する通路である。
三方弁34は、上流側の冷却水通路31とバイパス通路33との接続部に設けられる。三方弁34は、コントローラ5によってバルブ開度が制御され、ラジエータ32に流入する冷却水の流量とバイパス通路33に流入する冷却水の流量を調節する。
リザーバタンク35は、ラジエータ32よりも下流側の冷却水通路31に接続される。リザーバタンク35は、キャップ35aと、大気解放口35bと、を備える。
キャップ35aは冷却水通路31との接続部に設けられる。キャップ35aの内部にはバネが設けられており、冷却水に圧力をかける。このキャップ35aによって冷却水にかけられる圧力(以下「キャップ圧」という)は、冷却水温に応じて変化する。
冷却水温の上昇によって冷却水通路内の圧力が増加し、キャップ圧が所定圧を超えると、キャップ35aが開いてリザーバタンク35に冷却水が一旦貯蔵され、冷却水通路内の圧力が調整される。一方で冷却水通路内の圧力が低下したときは貯蔵された冷却水を冷却水通路31に戻し、冷却水通路内の圧力を調節する。
メインポンプ36は、リザーバタンク35よりも下流側の冷却水通路31に設けられる。メインポンプ36は、冷却水通路31の冷却水を循環させる。メインポンプ36は、回転速度によって吐出流量が連続的に変化する。メインポンプ36の吐出流量は、コントローラ5によって制御される。
第1水温センサ37は、燃料電池スタック2の冷却水出口孔21の近傍の冷却水通路31に設けられる。第1水温センサ37は、冷却水通路31を流れる冷却水の温度を検出する。
空調装置4は、空調用冷却水通路41と、ヒータ42と、空調ダクト43と、電動ブロアファン44と、ヒータコア45と、第2水温センサ46と、を備える。
空調用冷却水通路41は、三方弁34よりも上流の冷却水通路31と、冷却水通路31とバイパス通路33の下流側接続部33aよりも下流であってメインポンプ36よりも上流の冷却水通路31と、を接続する。空調用冷却水通路41には、冷却水通路31を流れる冷却水流量の10分の1程度が流入する。
ヒータ42は、空調用冷却水通路41に設けられる。ヒータ42は電気によって冷却水を加熱して冷却水の温度を上げる。
空調ダクト43は、一方の開口端に外気又は内気を導入する空気取入口43aを備え、他方の開口端に車室内に連通する吹き出し口43bを備える。
電動ブロアファン44は、空調ダクト43の内部に設けられ、吹き出し口43bから車室内に導入される空気の量を調節する。電動ブロアファン44は、運転者によって空調スイッチがオンにされたときに通電されて作動する。
ヒータコア45は、電動ブロアファン44よりも下流の空調ダクト43の内部に設けられるとともに、ヒータ42よりも下流の空調冷却水通路31に接続される。ヒータコア45は、燃料電池スタック2から排出された高温の冷却水と空調ダクト43を流れる低温の空気との間で熱交換させて空気の温度を上げる。
第2水温センサ46は、ヒータ42とヒータコア45との間の空調用冷却水通路41に設けられる。第2水温センサ46は、空調用冷却水通路41を流れる冷却水の温度を検出する。
コントローラ5は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ5には、第1水温センサ37及び第2水温センサ46の他にも燃料電池スタック2の運転状態を検出する種々のセンサからの信号が入力される。コントローラ5は、これらの入力信号に基づいて三方弁34などを制御し、冷却水通路31及び空調用冷却水通路41を流れる冷却水の温度を制御する。以下では、この冷却水の温度制御について説明する。
図2は、本実施形態による冷却水の温度制御について説明するフローチャートである。コントローラ5は、本ルーチンを燃料電池スタック2の運転中に所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS1において、コントローラ5は、冷間フラグが1にセットされているか否かを判定する。コントローラ5は、冷間フラグが1にセットされていればステップS3に処理を移行し、0にセットされていればステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、コントローラ5は、冷間時か否かを判定する。具体的には、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側の冷却水温度が、所定の冷間時判別温度より低ければ冷間時と判定する。冷間時判定温度は0℃から5℃の間で設定するのが望ましい。コントローラ5は、冷間時であればステップS3に処理を移行し、冷間時でなければステップS4に処理を移行する。
ステップS3において、コントローラ5は、冷間時処理を実施する。具体的な内容については図3を参照して後述する。
ステップS4において、コントローラ5は、通常時処理を実施する。具体的な内容については図4を参照して後述する。
図3は、冷間時処理について説明するフローチャートである。
ステップS30において、コントローラ5は、メインポンプ36を作動させる。すでにメインポンプ36が作動していれば引き続きメインポンプ36を作動させる。
ステップS31において、コントローラ5は、三方弁34のラジエータ側の開度を全閉にし、バイパス通路側の開度を全開にする。
ステップS32において、コントローラ5は、ヒータ42を作動させる。すでにヒータ42が作動していれば引き続きヒータ42を作動させる。
ステップS33において、コントローラ5は、空調スイッチがオンになっているか否かを判定する。コントローラ5は、空調スイッチがオンになっていればステップS34に処理を移行する。一方で、空調スイッチがオフになっていればステップS35に処理を移行する。
ステップS34において、コントローラ5は、電動ブロアファン44を作動させる。すでに電動ブロアファン44が作動していれば引き続き電動ブロアファン44を作動させる。
ステップS35において、コントローラ5は、電動ブロアファン44を停止させる。すでに電動ブロアファン44が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
ステップS36において、コントローラ5は、暖機が終了したか否かを判定する。具体的には、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側の冷却水温度が、燃料電池スタック2が効率良く発電できる温度(以下「スタック要求温度」という)よりも高くなっていれば暖機が終了したと判定する。本実施形態ではスタック要求温度を60℃に設定している。コントローラ5は、暖機が終了していればステップS37に処理を移行し、暖機が終了していなければステップS39に処理を移行する。
ステップS37において、コントローラ5は、ヒータ42を停止させる。
ステップS38において、コントローラ5は、冷間フラグを0にセットする。
ステップS39において、コントローラ5は、冷間フラグを1にセットする。
図4は、通常時処理について説明するフローチャートである。
ステップS40において、コントローラ5は、メインポンプ36を作動させる。すでにメインポンプ36が作動していれば引き続きメインポンプ36を作動させる。
ステップS41において、コントローラ5は、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側の冷却水温度が、スタック要求温度となるように、三方弁34のラジエータ側の開度及びバイパス通路側の開度を制御する。
ステップS42において、コントローラ5は、空調スイッチがオンになっているか否かを判定する。コントローラ5は、空調スイッチがオンになっていればステップS43に処理を移行する。一方で、空調スイッチがオフになっていればステップS44に処理を移行する。
ステップS43において、コントローラ5は、電動ブロアファン44を作動させる。すでに電動ブロアファン44が作動していれば引き続き電動ブロアファン44を作動させる。
ステップS44において、コントローラ5は、電動ブロアファン44を停止させる。すでに電動ブロアファン44が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
ステップS45において、コントローラ5は、空調用冷却水通路41の冷却水温度が、車室内の暖房に必要な温度(以下「空調要求温度」という)よりも低いか否かを判定する。本実施形態では空調要求温度を70℃に設定している。コントローラ5は、空調用冷却水通路41の冷却水温度が空調要求温度よりも低ければステップS46に処理を移行する。一方で、空調用冷却水通路41の冷却水温度が空調要求温度よりも高ければステップS47に処理を移行する。
ステップS46において、コントローラ5は、ヒータ42を作動させる。すでにヒータ42が作動していれば引き続きヒータ42を作動させる。
ステップS47において、コントローラ5は、ヒータ42を停止させる。すでにヒータ42が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
次に本実施形態による燃料電池システム1の作用効果について説明する。
燃料電池スタック2で発電が開始されると、コントローラ5はメインポンプ36を駆動させて冷却水を循環させる。燃料電池スタック2から排出された冷却水は、その一部が空調用冷却水通路41へと流入し、残りは三方弁34の開度に応じてラジエータ側の冷却水通路31及びバイパス通路33のいずれか一方又は双方に流入する。前述したように、燃料電池スタック2から排出された冷却水うちの10分の1程度が空調用冷却水通路41へと流入する。
ここで、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側の冷却水温度が冷間時判別温度より低い冷間時には、冷却水温度を早期に燃料電池スタック2が効率良く発電できるスタック要求温度まで上昇させる必要がある。
そこで本実施形態では、このような冷間時には、三方弁34のラジエータ側の開度を全閉にしてバイパス通路側の開度を全開にするとともに、空調用冷却水通路41に設けられたヒータ42を作動させる。
これにより、空調用冷却水通路41に流入しなかった冷却水は、その全てがラジエータ32を通過せずにバイパス通路33を流れて下流側の冷却水通路31に流入する。
一方で、空調用冷却水通路41に流入した冷却水は、ヒータ42によって暖められた後に下流側の冷却水通路31に流入する。このとき、空調用冷却水通路41を流れる冷却水の流量は相対的に少ないので、ヒータ42を通過する冷却水の温度を速やかに上昇させることができる。
したがって、冷間時に空調スイッチがオンにされた場合であっても、始動直後からヒータ42を通過して高温になった冷却水と空気との間の熱交換をヒータコア45で実施することできる。そのため、冷間時の暖房性能を確保することができる。
また、冷間時には空調スイッチのオンオフにかかわらず、ラジエータ32をバイパスさせた冷却水とヒータ42を通過して高温になった冷却水とを合流させるので、燃料電池スタック2に流入する冷却水の温度を速やかに上昇させることができる。
特に空調スイッチがオフのときは、ヒータコア45で熱交換されることがないのでより速やかに燃料電池スタック2に流入する冷却水の温度を上昇させることができる。したがって、燃料電池スタック2の暖機を促進させることができる。また、空調スイッチがオンのときであってもヒータ42の消費電力を燃料電池スタック2で発電するので、その分燃料電池スタック2の暖機を促進させることができる。
一方で、暖機が終了した後の通常運転時には、燃料電池スタック2の冷却水出口孔側の冷却水温度がスタック要求温度となるように三方弁34の開度を制御する。そして、空調スイッチがオンになったときは、空調用冷却水通路41の冷却水温度が空調要求温度より低ければ、ヒータ42によって空調用冷却水通路41の冷却水温度が空調要求温度となるように制御する。これにより、暖機完了後の空調性能を確保できる。
このように、本実施形態によれば、冷却水を加熱する装置として1つの電気ヒータ42を用いるだけで、燃料電池スタック2の暖機性能と車両の空調性能とを満足させることができる。したがって、冷却装置3と空調装置4のそれぞれに冷却水の加熱装置を設ける場合と比較して部品点数の削減や車両重量の軽減などを図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、空調用冷却水通路41にサブポンプ47を備える点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、以下に示す各実施形態では前述した実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図5は本実施形態による燃料電池システム1の概略構成図である。
本実施形態による燃料電池システム1は、空調用冷却水通路41にサブポンプ47を備える。
このような構成とすることで、アイドル中などメインポンプ36を停止したときに、サブポンプ47を駆動させ、かつ、三方弁34のラジエータ側の開度を全閉にしてバイパス通路側の開度を全開にすることで、空調装置4の単独運転が可能となる。
すなわち、サブポンプ47から吐出された冷却水がヒータ42及びヒータコア45を通過して冷却水通路31に流入した後、自然にバイパス通路33を逆流して空調用冷却水通路41に流入し、再びサブポンプ47から吐出される状態となる。図中の一点鎖線の矢印は、メインポンプ36を停止したときの冷却水の流れを示す。
図6は、本実施形態による冷間時処理について説明するフローチャートである。
ステップS30からステップS39までの処理は第1実施形態と同様である。
ステップS301において、コントローラ5は、サブポンプ47を作動させる。すでにサブポンプ47が作動していれば引き続きサブポンプ47を作動させる。
ステップS302において、コントローラ5は、サブポンプ47を停止させる。
図7は、本実施形態による通常時処理について説明するフローチャートである。
ステップS40からステップS47までの処理は第1実施形態と同様である。
ステップS401において、コントローラ5は、アイドル中か否かを判定する。コントローラ5は、アイドル中であればステップS402に処理を移行し、アイドル中でなければステップS40に処理を移行する。なお、ここでいうアイドル中とは、燃料電池スタック2を駆動するために必要な補機類が消費する電力のみを発電する状態のことをいう。
ステップS402において、コントローラ5は、メインポンプ36を停止させる。すでにメインポンプ36が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
ステップS403において、コントローラ5は、三方弁34のラジエータ側の開度を全閉にし、バイパス通路側の開度を全開にする。
ステップS404において、コントローラ5は、サブポンプ47を作動させる。すでにサブポンプ47が作動していれば引き続きサブポンプ47を作動させる。
ステップS405において、コントローラ5は、サブポンプ47を停止させる。すでにサブポンプ47が停止していればそのまま停止状態とする
次に本実施形態による燃料電池システム1の作用効果について説明する。
冷間時には、メインポンプ36及びサブポンプ47を共に駆動し、三方弁34をバイパス通路側に切り替えてヒータ42を作動させる。サブポンプ47を駆動することで、空調用冷却水通路41の通気抵抗(圧力損失)が大きい場合であっても空調用冷却水通路41に冷却水を流すことができる。
また、通常運転時には、アイドル中であればメインポンプ36を停止して三方弁34をバイパス通路側に切り替える。そして、空調スイッチがオンになれば電動ブロアファン44及びサブポンプ47を駆動する。
これにより、メインポンプ36を停止させた状態であっても空調装置4を単独運転させて、空調性能を確保できる。また、空調用冷却水通路41の流量は冷却水通路31の流量よりも少ないので、サブポンプ47の消費電力はメインポンプ36の消費電力よりも少ない。そのため、アイドル中にメインポンプ36を駆動せずにサブポンプ47を駆動することで燃費を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、空調用冷却水通路41の下流側をリザーバタンク35より上流であってラジエータ32より下流の冷却水通路31に接続する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図8は本実施形態による燃料電池システム1の概略構成図である。
本実施形態による燃料電池システム1は、空調用冷却水通路41の下流側接続部41aをリザーバタンク35より上流であってラジエータ32より下流の冷却水通路31に接続している。
図9は、本実施形態による燃料電池システム1を搭載した燃料電池車両の概略側面図である。
図9に示すように、本実施形態による燃料電池スタック2は、車両室内空間61とアンダーカバー62との間に形成された床下スペース63に搭載される。そして、車両の前方に形成されたエンジンルーム64にラジエータ32、リザーバタンク35、ヒータ42及びヒータコア45が搭載される。
ここで、燃料電池スタック2を床下スペース63に搭載するときには、ラジエータ32及びヒータコア45が燃料電池スタック2よりも高い位置に搭載されることになる。
そこで本実施形態のように空調用冷却水通路41の下流側をリザーバタンク35より上流であってラジエータ32より下流の冷却水通路31に接続することで、ラジエータ32及びヒータコア45に溜まった空気をリザーバタンク35に放出することができる。これにより、冷却水中に空気が混入したままの状態のときに起こる流水音の発生を抑制することができる。
また、空調装置4を単独運転した場合であってもリザーバタンク35のキャップ圧が変わらないため、単独運転に切り替える前後で冷却水通路内の圧力変動が少なく、圧力変動に起因する振動等によって冷却水通路31及び空調用冷却水通路41の耐久性が低下するのを抑制できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態は、空調用冷却水通路41にサブポンプ47とサブ三方弁48とを備え、サブ三方弁48と空調用冷却水通路41とを接続する循環通路49を備える点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図10は、本実施形態による燃料電池システム1の概略構成図である。
本実施形態による燃料電池システム1は、空調用冷却水通路41にサブポンプ47とサブ三方弁48とを備え、サブ三方弁48と空調用冷却水通路41とを接続する循環通路49を備える。
サブポンプ47は、ヒータ42より上流の空調用冷却水通路41に設けられる。サブポンプ47は、空調スイッチがオンになったときに駆動されて空調用冷却水通路41の冷却水を圧送する。
サブ三方弁48は、サブポンプ47よりも上流の空調用冷却水通路41に設けられる。サブ三方弁48は、コントローラ5によって開閉される。サブ三方弁48が開状態のときは、燃料電池スタック2から排出された冷却水の一部は空調用冷却水通路41へと流入し、再び燃料電池スタック2に流入する。一方で、サブ三方弁48が閉状態のときは、燃料電池スタック2から排出された冷却水は空調用冷却水通路41へと流入せず、サブポンプ47が駆動していれば冷却水は空調用冷却水通路41及び循環通路49を流れて循環し、空調装置4が単独運転することになる。
図11は、本実施形態による冷間時処理について説明するフローチャートである。
ステップS30からステップS39、ステップS301及びステップS302までの処理は第1実施形態と同様である。
ステップS311において、コントローラ5は、サブ三方弁48を開状態とする。
図12は、本実施形態による通常時処理について説明するフローチャートである。
ステップS40からステップS44及びステップS401からステップS405までの処理は前述した実施形態と同様である。
ステップS411において、コントローラ5は、冷却水通路31の冷却水温度が、空調要求温度よりも低いか否かを判定する。コントローラ5は、冷却水通路31の冷却水温度が空調要求温度よりも低ければステップS412に処理を移行する。一方で、冷却水通路31の冷却水温度が空調要求温度よりも高ければステップS414に処理を移行する。
ステップ412において、コントローラ5は、ヒータ42を作動させる。すでにヒータ42が作動していれば引き続きヒータ42を作動させる。
ステップS413において、コントローラ5は、サブ三方弁48を閉状態とする。
ステップS414において、コントローラ5は、ヒータ42を停止させる。すでにヒータ42が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
ステップS415において、コントローラ5は、サブ三方弁48を開状態とする。
ステップS416において、コントローラ5は、三方弁34をバイパス通路側に切り替える。
ステップS417において、コントローラ5は、ヒータ42を停止させる。すでにヒータ42が作動を停止していれば、そのまま停止状態とする。
ステップS418において、コントローラ5は、サブ三方弁48を閉状態とする。
次に本実施形態による燃料電池システム1の作用効果について説明する。
冷間時には、メインポンプ36及びサブポンプ47を共に駆動し、三方弁34をバイパス通路側に切り替え、サブ三方弁48を開状態としてヒータ42を作動させる。
これにより、空調用冷却水通路41に流入しなかった冷却水は、その全てがラジエータ32を通過せずにバイパス通路33を流れて下流側の冷却水通路31に流入する。
一方で、空調用冷却水通路41へ流入した冷却水は、ヒータ42によって暖められた後にヒータコア45を通って下流側の冷却水通路31に流入する。このとき、空調用冷却水通路41を流れる冷却水の流量は相対的に少ないので、ヒータ42を通過する冷却水の温度を速やかに上昇させることができる。
したがって、冷間時に空調スイッチがオンにされた場合であっても、始動直後からヒータ42を通過して高温になった冷却水と空気との間の熱交換をヒータコア45で実施することできる。
また、冷間時には空調スイッチのオンオフにかかわらず、ラジエータ32をバイパスさせた冷却水とヒータ42を通過して高温になった冷却水とを合流させるので、燃料電池スタック2に流入する冷却水の温度を速やかに上昇させることができる。特に空調スイッチがオフのときは、ヒータコア45で熱交換されることがないのでより速やかに燃料電池スタック2に流入する冷却水の温度を上昇させることができる。したがって、燃料電池の暖機を促進させることができる。
通常時には、空調スイッチをオンにしたときに冷却水通路31の冷却水温が空調要求温度よりも低ければ、燃料電池スタック2出口側の冷却水温度がスタック要求温度となるように三方弁34の開度を制御し、サブ三方弁48を閉状態としてヒータ42を作動させる。
これにより、燃料電池スタック2から排出された冷却水は、空調用冷却水通路41へと流入せずに、三方弁34の開度に応じてラジエータ側及びバイパス通路側へと流れて冷却水通路31を循環する。一方で、空調用冷却水通路41の冷却水は、空調用冷却水通路41及び循環通路49を流れて循環し、ヒータ42によって速やかに昇温させられる。
このように、通常時において、冷却水通路31の冷却水温が空調要求温度よりも低い場合に空調スイッチがオンにされたときは、冷却装置3及び空調装置4をそれぞれ単独運転させる。これにより、冷却水通路31の冷却水温をスタック要求温度に維持しつつ、空調用冷却水通路41の冷却水温を速やかに空調要求温度まで上昇させることができる。
また、空調スイッチをオンにしたときに冷却水通路31の冷却水温が空調要求温度よりも高ければ、三方弁34をバイパス通路側に切り替え、サブ三方弁48を開状態としてヒータ42を停止させる。
これにより、空調用冷却水通路41に流入しなかった冷却水は、その全てがラジエータ32を通過せずにバイパス通路33を流れて下流側の冷却水通路31に流入する。一方で、空調用冷却水通路41へ流入した冷却水は、そのままヒータコア45で空気と熱交換される。ヒータコア45で熱交換された冷却水は、下流側の冷却水通路31に流入する。
このように、通常時において、冷却水通路31の冷却水温が空調要求温度よりも高い場合に空調スイッチがオンにされたときは、冷却装置3及び空調装置4を一体として運転させる。これにより、ヒータ42を作動させることなく暖房性能を確保できるので、ヒータ42の消費電力分だけ燃費を向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池スタック(燃料電池)
31 冷却水通路
32 ラジエータ
33 バイパス通路
34 三方弁(燃料電池用流量調整弁)
35 リザーバタンク
36 メインポンプ(燃料電池用ポンプ)
41 空調用冷却水通路
42 加熱器
45 熱交換機
47 サブポンプ(空調用ポンプ)
48 サブ三方弁(空調用流量調整弁)
49 循環通路
S2 暖機判定手段
S31 冷間時冷却水加熱手段
S32 冷間時冷却水加熱手段
S33 加熱要求判定手段

Claims (7)

  1. 燃料電池と、
    前記燃料電池を冷却する冷却水が循環する冷却水通路と、
    前記冷却水通路に設けられ、冷却水を圧送する燃料電池用ポンプと、
    前記冷却水通路に設けられ、通過する冷却水の温度を低下させるラジエータと、
    前記ラジエータをバイパスするように前記冷却水通路に接続されるバイパス通路と、
    前記バイパス通路に流入する冷却水の流量を調整する燃料電池用流量調整弁と、
    前記燃料電池の冷却水出口から前記バイパス通路の入口までの間の前記冷却水通路と、前記ラジエータの出口と前記燃料電池の冷却水入口までの間の前記冷却水通路と、を接続する空調用冷却水通路と、
    前記空調用冷却水通路を流れる冷却水を加熱する加熱器と、
    前記加熱器よりも下流の前記空調用冷却水通路に設けられ、室内に供給する空気を加熱する熱交換器と、
    を備える燃料電池システムの冷却水温制御装置であって、
    室内に供給する空気の加熱要求の有無を判定する加熱要求判定手段と、
    前記燃料電池の暖機が完了したか否かを判定する暖機判定手段と、
    前記燃料電池の暖機が完了していないときは、前記燃料電池から排出された冷却水のうち、前記空調用冷却水通路に流入しなかった冷却水が前記バイパス通路に流入するように前記燃料電池用流量制御弁の開度を調整するとともに、前記加熱要求の有無にかかわらず前記加熱器を作動させる冷間時冷却水加熱手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  2. 前記燃料電池の暖機が完了した後は、前記加熱要求があり、かつ、前記空調用冷却水通路を流れる冷却水の温度が所定の空調要求温度よりも低いときに前記加熱器を作動させる通常時制御手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  3. 前記空調用冷却水通路に設けられ、冷却水を圧送する空調用ポンプを備え、
    前記バイパス通路の一端は、前記燃料電池の冷却水出口から前記ラジエータの入口までの間の前記冷却水通路に接続されるとともに、前記バイパス通路の他端は、前記ラジエータの出口から前記燃料電池用ポンプまでの間の前記冷却水通路に接続され、
    前記空調用冷却水通路の一端は、前記バイパス通路の一端と前記燃料電池の冷却水出口までの間の前記冷却水通路に接続されるとともに、前記空調用冷却水通路の他端は、前記ラジエータの出口から前記燃料電池用ポンプまでの間の前記冷却水通路に接続され、
    前記通常時制御手段は、前記燃料電池の暖機が完了した後に前記燃料電池用ポンプが停止した場合であって、前記加熱要求があったときは、ラジエータ側を閉弁し、バイパス通路側を開弁するように前記燃料電池用流量制御弁の開度を調整し、かつ、前記空調用ポンプを作動させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  4. 前記空調用冷却水通路に設けられ、前記空調用冷却水通路に流入する冷却水の流量を調整する空調用流量制御弁と、
    前記熱交換器よりも下流の前記空調用冷却水通路と前記空調用流量制御弁とを接続する循環通路と、を備え、
    前記燃料電池の暖機が完了していないときは、前記空調用冷却水通路に冷却水が流入するように前記空調用流量制御弁の開度を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  5. 前記燃料電池の暖機が完了した後に通常時制御を実行する通常時制御手段と、をさらに備え、
    前記通常制御手段は、前記加熱要求があり、かつ、前記冷却水通路を流れる冷却水の温度が所定の空調要求温度より高いときに、前記加熱器を作動させず、前記空調用冷却水通路に冷却水が流入するように前記空調用流量制御弁の開度を調整する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  6. 前記空調用冷却水通路に設けられ、冷却水を圧送する空調用ポンプと、
    前記燃料電池の暖機が完了した後に通常時制御を実行する通常時制御手段と、をさらに備え、
    前記通常制御手段は、前記加熱要求があり、かつ、前記冷却水通路を流れる冷却水の温度が所定の空調要求温度より低いときに、前記加熱器及び前記空調用ポンプを作動させ、前記冷却水通路から前記空調用冷却水通路に冷却水が流入しないように前記空調用流量制御弁の開度を調整する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
  7. 前記ラジエータよりも下流の前記冷却水通路に接続されるリザーバタンクを備え、
    前記空調用冷却水通路を前記リザーバタンクよりも上流の前記冷却水通路に接続させたことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1つに記載の燃料電池システムの冷却水温制御装置。
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