JP5452012B2 - 袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 - Google Patents
袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5452012B2 JP5452012B2 JP2008300501A JP2008300501A JP5452012B2 JP 5452012 B2 JP5452012 B2 JP 5452012B2 JP 2008300501 A JP2008300501 A JP 2008300501A JP 2008300501 A JP2008300501 A JP 2008300501A JP 5452012 B2 JP5452012 B2 JP 5452012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve wall
- holding device
- opening angle
- sleeve
- outer frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
また、袖壁の開き角度を規制していないため、袖壁が開いた状態で自由に回転するため、保守する際、袖壁が回転してしまい、保守作業性が良くないという課題がある。
外枠と、前記外枠の片側を中心に回動して開閉するように取り付けられた袖壁とを備えるエレベータかご操作盤に配置され、前記袖壁の回動を規制して前記袖壁を特定の開き角度で開いている状態に保持することを特徴とする。
図1は、本実施の形態に係る袖壁一体式かご操作盤100がエレベータかご200内に配置されている例を示す。
図1に示すように、袖壁一体式かご操作盤100は、エレベータのドアとエレベータかご200のかご室壁4の間に配置される。
また、図3は、袖壁一体式かご操作盤100を図2の矢印B方向から視た斜視図である。なお、図3では、本実施の形態に係る袖壁一体式かご操作盤100の特徴を示す要素に限定して図示している。つまり、図2に示しているヒンジ3、かご室壁4、手摺5、取付枠6は図示を省略している。
袖壁1は常時に外枠の開口側を覆うように配置されており、ヒンジ3を中心にして外枠2に対して回動し開閉できるようになっている。
袖壁1には、図示を省略しているが、かご戸を開閉する操作ボタンや、行先階を指定する操作ボタン、表示器などが設けられている。
外枠2の内部には、図示を省略しているが、操作ボタンや表示器を制御する操作機能部が内蔵されている。
また、外枠2の端面には取付枠6を介して、かご室壁4が取り付けられている。
かご室壁4には手摺5が取り付けられている。
また、外枠2の上部内側(袖壁1と対向する面)にU字状の掛け金8が取り付けられている。
掛け金8と掛け金10とはほぼ同じ高さに配置されている。
アーム7は、棒状を呈し両側がフック状を形成している。
そして、アーム7のフック部が掛け金8、掛け金10に掛かるようになっている。
また、袖壁1には下部内側(外枠2と対向する面)に掛け金9が設けられ、アーム7のフック部が掛け金9に掛かるようになっている。
そして、保守時に、保守作業員が、袖壁1を開き、アーム7を掛け金8及び掛け金10に掛け、袖壁1の開き角度を所定角度に規制するとともに、開いた状態を保持する。
このアーム7及び掛け金8及び掛け金10が、袖壁1の回動を規制して袖壁1を特定の開き角度で開いている状態に保持する袖壁保持装置を構成する。
つまり、袖壁の回転開き角度を規制する規制手段と、袖壁の回転開いた状態を保持する保持手段を構成する。
なお、掛け金8は、外枠取り付け部の例である。
また、掛け金10は、袖壁取り付け部の例である。
また、掛け金9は、閉時取り付け部の例である。
そのため、袖壁及びかご室壁、手摺などの損傷を防止できる。
また、開いた状態を保持することもでき、保守作業が容易となる。つまり、袖壁の開き角度を規制していないと、袖壁が回転して閉じてしまう場合があるが、本実施の形態では、所定の開き角度において袖壁を開いた状態に保持でき、袖壁を開いた状態で保守ができるので保守作業の作業効率を向上させることができる。
また、袖壁が開いた状態では、アームは上部側に掛けた位置に配置されているので、保守時に邪魔にならない。
図4に、実施の形態2に係る袖壁一体式かご操作盤100を示す。
図4は、図2と同様に、袖壁一体式かご操作盤100の図1のA−A断面を示す。
また、図5は、図4のC部の拡大図である。図5では、C部における要部のみを図示しており、ヒンジ3や、外枠2を取付枠6に固定するネジ等の図示は省略している。
本実施の形態に係る袖壁保持装置は、外枠2の端部に取り付けられている受け金11である。
より具体的には、受け金11は、外枠2の片側の側板(袖壁1の回動の中心となる側板)の外側であって袖壁1が特定の開き角度で開いている際に袖壁1の内面に接する位置に取り付けられている。受け金11は、特定の開き角度で開いている袖壁1の内面に接することにより袖壁1を特定の開き角度で開いている状態に保持する。
また、受け金11は、断面が略コ字状を呈し、一側面(コの字の上辺に相当する面)が外枠2の側板の外面に取り付けられ、他側面(コの字の下辺に相当する面)が袖壁1が特定の開き角度で開いている際に袖壁1の内面に接する。この他側面を、袖壁当接面ともいう。そして、この他側面が一側面に対して内側に傾斜している。つまり、受け金11は、先端に向けて一側面と他側面が狭くなっている。
受け金11は、金属製であるため、磁石12を引きよせることになり、この結果、袖壁1を受け金11に引きよせ、袖壁1を磁石12を介して受け金11の袖壁当接面に密着させて、袖壁1を特定の開き角度で保持することができる。
また、この磁石12は受け金11の他側面(袖壁当接面)に取り付けてもよい。この場合には、金属製である袖壁1を磁石12が受け金11の方に吸引し、袖壁1を受け金11の袖壁当接面に密着させて、袖壁1を特定の開き角度で保持することができる。
また、受け金11が磁性を帯びた材料でもよい。この場合も同様に、磁性により金属製である袖壁1を受け金11の方に吸引し、袖壁1を受け金11の袖壁当接面に密着させて、袖壁1を特定の開き角度で保持することができる。
また、これらを組み合わせてもよい。
つまり、袖壁1及び受け金11のそれぞれに磁石12を取り付けてもよいし、袖壁1に磁石12を取り付け、受け金11を磁性を帯びた材料で形成するようにしてもよい。
この場合は、受け金11のコの字の上辺に相当する面が袖壁当接面になり、コの字の下辺に相当する面が外枠2の外面に取り付けられることになる。
図6では、Hの字の左辺に相当する面が外枠2の片側の側板の外面に取り付けられ、Hの字の右辺に相当する面が特定の開き角度で開いている袖壁1の内面に当接することにより、袖壁1を特定の開き角度で保持する。
なお、図6の例においても、前述と同様に、磁石12は受け金11に取り付けられていてもよいし、袖壁1に取り付けられていてもよい。また、受け金11が磁性を帯びていてもよい。
Claims (8)
- 外枠と、前記外枠の片側を中心に回動して開閉するように取り付けられた袖壁とを備えるエレベータかご操作盤に配置され、前記袖壁の回動を規制して前記袖壁を、前記袖壁と前記袖壁の周囲の設備とが接触しない特定の開き角度で開いている状態に保持する袖壁保持装置であって、
断面が略コの字形状であり、コの字の上辺及び下辺のいずれか一方に相当する面が前記袖壁の回動の中心となる前記外枠の片側の側板の外面に取り付けられ、コの字の上辺及び下辺のいずれか他方に相当する面が前記特定の開き角度で開いている前記袖壁の内面に接することにより前記袖壁を前記特定の開き角度で開いている状態に保持することを特徴とする袖壁保持装置。 - 前記袖壁保持装置は、
コの字の上辺に相当する面とコの字の下辺に相当する面との間の距離が、先端に向かって狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載の袖壁保持装置。 - 前記袖壁保持装置は、
前記袖壁が前記特定の開き角度で開いているときに前記袖壁保持装置のコの字の上辺及び下辺のいずれか他方に相当する面が前記袖壁の内面に取り付けられている磁石を介して前記袖壁の内面に接することを特徴とする請求項1に記載の袖壁保持装置。 - 外枠と、前記外枠の片側を中心に回動して開閉するように取り付けられた袖壁とを備えるエレベータかご操作盤に配置され、前記袖壁の回動を規制して前記袖壁を、前記袖壁と前記袖壁の周囲の設備とが接触しない特定の開き角度で開いている状態に保持する袖壁保持装置であって、
断面が略Hの字形状であり、Hの字の左辺及び右辺のいずれか一方に相当する面が前記袖壁の回動の中心となる前記外枠の片側の側板の外面に取り付けられ、Hの字の左辺及び右辺のいずれか他方に相当する面が前記特定の開き角度で開いている前記袖壁の内面に接することにより前記袖壁を前記特定の開き角度で開いている状態に保持することを特徴とする袖壁保持装置。 - 前記袖壁保持装置は、
前記袖壁が前記特定の開き角度で開いているときに前記袖壁保持装置のHの字の左辺及び右辺のいずれか他方に相当する面が前記袖壁の内面に取り付けられている磁石を介して前記袖壁の内面に接することを特徴とする請求項4に記載の袖壁保持装置。 - 前記袖壁保持装置は、
前記特定の開き角度で開いている前記袖壁の内面に接する袖壁当接面に磁石が取り付けられ、前記磁石により金属製の袖壁が前記袖壁当接面に吸引されることを特徴とする請求項1又は4に記載の袖壁保持装置。 - 前記袖壁保持装置は、
前記特定の開き角度で開いている前記袖壁の内面に接する袖壁当接面が磁性を帯びており、前記磁性により金属製の袖壁が前記袖壁当接面に吸引されることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は4に記載の袖壁保持装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の袖壁保持装置を備えることを特徴とするエレベータかご操作盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008300501A JP5452012B2 (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008300501A JP5452012B2 (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010126272A JP2010126272A (ja) | 2010-06-10 |
JP5452012B2 true JP5452012B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=42326924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008300501A Expired - Fee Related JP5452012B2 (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5452012B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3560876A1 (en) * | 2018-04-27 | 2019-10-30 | Otis Elevator Company | Elevator car and elevator system |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6194986A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-13 | 株式会社東芝 | エレベ−タ乗かごの操作盤パネル |
JPH0726561U (ja) * | 1993-10-27 | 1995-05-19 | 沖電気工業株式会社 | 筐体等の扉部の蝶番 |
JP3966716B2 (ja) * | 2001-11-22 | 2007-08-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご操作盤 |
JP4621437B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-01-26 | 株式会社東芝 | 扉開閉装置 |
-
2008
- 2008-11-26 JP JP2008300501A patent/JP5452012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3560876A1 (en) * | 2018-04-27 | 2019-10-30 | Otis Elevator Company | Elevator car and elevator system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010126272A (ja) | 2010-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101663982B1 (ko) | 여닫이 도어용 양방향 스토퍼 | |
JP5452012B2 (ja) | 袖壁保持装置及びエレベータかご操作盤 | |
KR102106464B1 (ko) | 산업용 승강기 안전문 개폐장치 | |
JP2005232768A (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP5271004B2 (ja) | 扉止め装置 | |
KR20120000469U (ko) | 문 자동잠금장치 | |
JP2016145101A (ja) | エレベータードア装置 | |
JP2006336203A (ja) | ドアロック機構 | |
JP2011190076A (ja) | エレベータの安全帯フック装置 | |
JP2010229753A (ja) | 袖パネル及び袖パネル付ドア | |
JP4423160B2 (ja) | トランク付きエレベーター用乗りかご。 | |
JP6289601B1 (ja) | エレベータの三方枠装置 | |
JP2006045888A (ja) | プラットホームドアの施錠装置 | |
JP2008120504A (ja) | エレベータのドア装置 | |
JP2009280354A (ja) | エレベータかご操作盤及びエレベータ装置 | |
JP2017089203A (ja) | 間仕切り材 | |
JP4842073B2 (ja) | 枠体とカバー体との取付構造 | |
JP2007126837A (ja) | 建設機械の扉ロック装置 | |
JP2017114672A (ja) | 乗りかご | |
JP4746967B2 (ja) | 引戸の鎌錠装置 | |
JP2007302367A (ja) | エレベーター乗り場戸固定器具 | |
JP4897413B2 (ja) | 枠体とカバー体との取付構造 | |
JP2012166919A (ja) | エレベータのかご操作盤 | |
JP2012035985A (ja) | エレベータの三方枠装置 | |
JP6278946B2 (ja) | ドアクローザ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130326 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131008 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |