JP5452008B2 - 代金精算システム及び代金精算方法 - Google Patents

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Description

本発明は、RFIDタグを使用した代金精算システム及び代金精算方法に関し、更に詳しくはRFIDタグに記憶された商品情報の読み取りを確実に行うことができる代金精算システム及び代金精算方法に関する。
調理食品を陳列して販売を行うベーカリー店や菓子店或いは惣菜店等の代金精算は、例えば、ベーカリー店を例に説明すると、焼き上がったパンや菓子等の調理食品を棚に陳列し、その陳列された調理食品をお客がセルフサービスで掴み取ってトレイに載せ、代金精算場所へ持って行き、トレイを店員に手渡し、店員がトレイに載せられた調理食品の代金をPOSレジスタで会計精算を行う、所謂カフェテリア方式が普及している。
そして、前記会計精算を迅速に行うために、前記調理食品毎に非接触ICタグ(RFID/Radio Frequency Identification)を取り付け、トレイに載置された調理食品に付された非接触ICタグから商品情報を一括で読み出して会計精算を行う代金精算システム(代金精算方法)が存在する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、トレイ上に載置された調理食品に取り付けられた非接触ICタグが、電池を持たないパッシブタイプの非接触ICタグである場合、前記非接触ICタグに内蔵されているアンテナが、読取部(リーダ)からの電波を受け取れない方向に向いていた場合、該非接触ICタグに電波が正しく伝わらないために、非接触ICタグに電力が供給されず、前記非接触ICタグが応答しない現象が発生する。その結果、応答しない非接触ICタグが記憶する商品情報を読み出すことができないという問題が発生する。
このように、非接触ICタグから商品情報が読み取れないという事態が生じた場合、実際にトレイ上に載置されている調理食品数分の金額より少ない請求金額で会計処理されてしまうため、顧客から受け取るお金が不足してしまう為、お店が損をするという問題が生じる。
又、前記読み取りできない向きの非接触ICタグを認識することができない為、読取りエラーを報知させることができず、店員は読取りエラーが発生したことを認識することができないという問題も生じる。
その為、調理食品に取り付けられた非接触ICタグの向きのチェックと、調理食品の数分の精算金額であるかの確認を、会計時に店員が一つ一つ目視確認しなければならず、会計精算を迅速に行うためのシステムが、かえって余計な手間と時間を要するシステムになってしまうばかりではなく、店員に余計な負担を強いることになってしまう。
特開2007−272684号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、RFIDタグを用いた代金精算システムにおいて、RFIDタグからの商品情報の読み取りを短時間で効率よく行うことができる代金精算システム及び代金精算方法を提供する。
上記目的を達成する為に本発明の代金精算システムは、購入商品と、それと対応するRFIDをトレイに載置し、前記RFIDが記憶する前記商品の商品情報を会計処理装置の読取部で読み取り、会計精算する代金精算システムにおいて、前記RFIDを、アンテナを内蔵するRFIDタグ本体を設けたICスティックとし、その複数のICスティックを同じ向きに整列保持する収納部と、その収納部に保持されたICスティックが記憶する商品情報を読み取る読取部と、を備え、該読取部は内蔵するアンテナが前記ICスティックのRFIDタグ本体のアンテナと略平行に配置されている。
前記ICスティックは、電池を内蔵しないパッシブタイプのRFIDタグである。又、ICスティックに設けられるRFIDタグ本体の位置は、該スティックの軸芯に沿った長さ方向の中間位置、或いは軸端寄り又は端部など何れでもよい。
前記スティックに設けられるRFIDタグ本体(ICタグ)の形態は、ディスク状、棒状等何れでもよい。又、ICスティックにRFIDタグ本体を設ける形態としては、スティックにRFIDタグ本体を埋設する形態、スティックに凹部を設けてRFIDタグ本体を嵌め込み固定する形態、スティックの端部に接着剤等で接着固定する形態等、何れでもよい。
前記ICスティックを同じ向きに整列保持とは、RFIDタグ本体が内蔵するアンテナが読取部のアンテナに対しできるだけ平行の状態を保持することを意味し、例えば、ICスティックを略鉛直状に起立保持する形態が挙げられる。
上記手段によれば、ICスティックに設けられたRFIDタグ本体が内蔵するアンテナと、会計処理装置の読取部のアンテナとを略平行に保持できるため、応答しないRFIDを無くすことができ、それにより顧客が購入する商品の商品情報を全てのRFIDより漏れなく読み取ることができる。よって、顧客が購入する商品数と対応する精算金額を素早く、且つ正しく会計処理することができる。
前記会計処理装置の読取部が内蔵するアンテナを、前記ICスティックに設けられたRFIDタグ本体のアンテナと略平行に保持する具体例としては、例えば、前記ICスティックに設けられるRFIDタグ本体が内蔵するアンテナの面を該スティックの軸芯と直交するように埋設し、そのICスティックの情報を読み取る読取部を、前記会計処理装置のトレイ載置部に設け、更に前記収納部は前記ICスティックを略鉛直状に保持する容器とする
上記手段によれば、ICスティックを収納部に入れることで、各ICスティックは略鉛直状の同じ向きに整列保持でき、その収納部を読取部に載置することで、ICスティックに設けられたRFIDタグ本体が内蔵するアンテナと、読取部のアンテナとは略平行状態となる。それにより、各ICスティックが記憶する商品情報を確実に読み取ることができる。
前記収納部は、例えば、前記会計処理装置の読取部を配置したトレイ載置部に設ける(請求項)、購入商品を載置するトレイ上に一体的に設ける(請求項)、或いは購入商品を載置するトレイ上に着脱可能に配置され、且つトレイから外した収納部を会計処理装置の読取部上の所定位置に保持する保持手段を前記読取部が配置されるトレイ載置部に設ける(請求項)等が挙げられる。
収納部をトレイ載置部の読取部上の所定位置に保持する保持手段としては、該トレイ載置部の表面に収納部を載置する場所を土手で区画形成する、或いは載置する場所を線描きや色分けで区画表示する、又は収納部を嵌合し得る凹部をトレイ載置部に形成する等が挙げられる。
又、前記読取部(アンテナ)はトレイ載置部に埋設する形態、或いは収納部がトレイ載置部に配置固定される形態においては前記収納部自体に装着(外側又は内部に埋設するなど何れでもよい。
尚、収納部をトレイ上に一体的に設ける場合、該トレイはトレイ載置部の読取部(アンテナ)から出力された電磁波を通すことができる合成樹脂材料等の誘電体材料で形成する。勿論、前記収納部も電磁波を通すことができる合成樹脂材料等の誘電体材料で形成する。
上記手段によれば、ICスティックを同じ向きに保持する収納部が読取部を配置したトレイ載置部に設けられていることで、読取部とICスティックとの位置関係を一定に保持でき、読取部と収納部とを一体化することができる。それにより、トレイに購入商品と一緒に載せて運んできたICスティックをトレイ載置部の収納部に入れることで、該ICスティックを全て同じ向きに整列でき、読取部による商品情報の読み取りは確実に行われる。
又、収納部が購入商品を載せるトレイに一体的に設けられている場合は、購入商品をトレイに載せる時に該商品と対応するICスティックも取って収納部に入れ、会計時に収納部が一体的に設けられたトレイをトレイ載置部(読取部)へ置くことで、全てのICスティックの商品情報は確実に読取られる。
更に、トレイ上に収納部が分離可能に配置され、その分離した収納部を読取部上の所定位置に配置する保持手段がトレイ載置部に設けられていた場合、購入商品と一緒に取ったICスティックをトレイ上の収納部に入れ、会計時に前記収納部をトレイからトレイ載置部に設けられた保持手段に嵌合載置することで、全てのICスティックを読取部に対して同じ向きに保持することができる。
そして、前記収納部は、具体的には前記ICスティックを略鉛直状に起立保持する有底筒状の箱体が好適である(請求項)。尚、箱体(有底筒)の形状は、角形筒、円形筒等、何れでもよい。又、前記箱体(有底筒)にはICスティックを1本宛隔離保持する仕切りを設けてもよい。
また、その代金精算方法は、トレイ上に載置した調理食品に付与されたRFIDタグから商品情報を読取ることで代金の精算を行う調理食品の代金精算方法であって、トレイ上に載置する調理食品毎に付与された内部にRFIDタグ本体を設けたICスティックを、会計処理装置の読取部上に同じ向きに整列保持するステップと、前記ICスティックのRFIDタグ本体から商品情報を読取るステップと、前記商品情報に基づいて前記会計処理装置で精算金額を算出するステップと、からなることを特徴とする。
本発明の代金精算システムは、請求項1〜3記載の構成により、購入する商品と対応する複数のICスティックを、同じ向きに整列して読取部上に保持できるため、応答しないRFIDを無くすことができ、それにより顧客が購入する商品の商品情報を全てのRFIDより漏れなく読み取ることができる。よって、顧客が購入する商品数と対応する精算金額を素早く、且つ正しく会計処理することができると共に、会計処理装置を操作する店員にチェック作業等、余計な負担を強いることがなくなる。
、ICスティックを読取部に対して同じ向きに保持することができ、読取部による商品情報の読み取りを確実に行うことができる。そして、請求項記載の構成においては、ICスティックを移し替える(移動させる)ことが無いため、ICスティックを紛失する、或いは損傷させることがなく、会計処理を早く済ませることができる。また、会計と商品の袋詰作業とを分担し同時に作業することができる。
更に、請求項記載の構成により、ICスティックを収納部に対して簡単に出し入れできる
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は、本発明に係る調理食品の代金精算システムを導入する調理食品販売店の一例であるパン等を販売するベーカリー店の店舗内の配置構成を示す概略平面図である。
同図に示す店舗は、お客がセルフサービスで陳列棚に陳列されているパン等の調理食品の中から好みの商品を選択してトレイに載せ、このトレイを代金精算場所まで運ぶ所謂カフェテリア方式の店舗である。この店舗100は、売場スペース101とバックルーム102とを有し、売場スペース101には、調理食品であるパン40を陳列する陳列棚103と、ICタグリーダ(読取部)11及びレジスタ12とからなる会計処理装置10を設置する代金精算場所104と、来店したお客がパンを選ぶ際に使用するトレイ14が置かれているトレイ置場105とを備えている。106は店舗100への出入口である。
又、この店舗100のバックルーム102には、調理食品に関する識別情報及び価格情報を含む情報であるPLU(プライスルックアップ)コードを下記するICスティック20に書き込むリーダライタ装置107と、焼き上がったパンをパン収納袋に入れたりする作業を行う作業台(作業場所)108とが設置されている。尚、リーダライタ装置107は図示しないホストコンピュータに繋がっていてもよいし、或いは前記会計処理装置10に組み込んでおいてもよい。
図1(b)は、陳列棚103に陳列されるパン(調理食品)40及びそれらパン(調理食品)に対応するICスティック20の陳列状態を示す図である。同図に示すように、焼き上がったパン等40はバスケット41に入れて陳列され、そのバスケット41の手前位置に商品を説明したカード(例えば、プライスカード)42と一緒にICスティック20がバスケット内の商品の個数分だけICスティック入れ43に入れて置かれている。
従って、バスケット41内のパン40を購入する時、購入するパン40の個数分だけそのパン40に対応するICスティック20を取り、パン40を載せたトレイ14に載せて、或いはトレイ14に載置された収納部30に入れて、代金精算場所104に移動する。
図2は代金精算場所104に設置される会計処理装置10の構成例を示す図である。同図に示す会計処理装置10は、ICスティック20の情報を読み取るICタグリーダ(読取部)11と、該ICタグリーダ11が読み取った情報に基づいて代金を計算するレジスタ12とを備えている。
ICタグリーダ11は、商品を載せたトレイ14を載置する平坦面状に形成されたトレイ載置部13を備え、そのトレイ載置部13に載置されたICスティック20の情報を読み取るアンテナ15とコントローラ部16を備えている。このアンテナ15は、トレイ載置部13の内部に設置されており、トレイ載置部13から鉛直上方に向かって電磁波を出力することで、前記トレイ載置部13上に、収納部30に入れて略鉛直状に起立保持されたICスティック20の情報を読み取ることができるように構成されている。尚、前記収納部30は、後述するように、トレイ載置部上に直接載置する、或いはトレイ14に載せて載置される。又、前記トレイ14はアンテナ15から出力された電磁波を通すことができる合成樹脂材料等の誘電体材料で形成されている。
更に、前記トレイ載置部13のICタグリーダ11部分には、収納部30を所定位置に保持する保持手段18が設けられている(図5参照)。
前記保持手段18は、図5に示すように、トレイ載置部13のICタグリーダ(読取部)11の読み取りエリア内に、(a)土手18aで収納部30を載置する場所を区画形成する、(b)収納部30を載置する場所を色分けや線描き18bで区画表示する、(c)収納部30を嵌合する凹部18cを形成する、等によって形成されている。
又、前記ICタグリーダ11は、トレイ載置部13の面内に埋設する構成に限らず、トレイ載置部13の面上に露出配置してもよい。例えば、図6に示すように、トレイ載置部13上に収納部30を配置固定する場合、その収納部30自体にICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15を巻き付け固定してもよい。尚、前記アンテナ15は収納部30の周壁内に埋設固定してもよい。この場合、ICスティック20に埋設するRFIDタグ本体のアンテナ面は該ICスティック20の軸芯と略平行に配置し、ICスティック20に内蔵のアンテナ面がICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15と略平行になるようにする。
ICスティック20の情報を読み取るICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15は、コイル間の誘電起電力を用いて電流を発生させる。先ず、ICタグリーダ11のアンテナ(コイル)15に電流が流れると、該アンテナ15に対して鉛直方向に磁界が発生し、次にこの磁界をICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22が内蔵するアンテナ(コイル)が受けると、該アンテナに起電力が発生し、電流が流れ、更にICタグリーダ11から送られる電磁波には、特定のデータ(コマンド)が変調されて載せられており、ICスティック20はRFIDタグ本体22のアンテナで発生した電流で半導体チップを駆動し、ICタグリーダ11でデータ成分を取り出す。
レジスタ12は、前記ICタグリーダ11が読み取った情報を入力して登録し、該情報に基づいてトレイ14上のパンの代金の合計金額を計算する装置で、操作内容を入力する入力部12aや、計算結果を表示する客側表示部(図示省略)等を備えて構成されている。
前記ICタグリーダ11で読み取ったPLUコードは、レジスタ12に送信される。レジスタ12は、受信したPLUコードと一致する商品情報(商品名と金額)を自身が記憶するPLUファイルから読み出して、トレイ14のパンの合計代金を算出して表示する。店員がお客から代金を受け取ってレジスタ12で締め操作を行うと、レジスタ12は図示しないレシート用紙に明細を印字して精算を終了する。この際に店員は、パンを持ち帰り用の袋に入れてお客に手渡す。以上により、代金の精算が終了する。
ICスティック20は、図3(a)、(b)に示すように電磁波を通す合成樹脂材料、ガラス等の誘電体材料で所定長さの棒状に形成されたスティック本体21と、該スティック本体21に内蔵したRFIDタグ本体22とで構成されている。そして、RFIDタグ本体22は該タグ本体22が内蔵するアンテナの面が、スティック本体21の軸芯と直交するように埋め込まれている。
前記RFIDタグ本体22は、ディスク形状のICタグで、主に0.4〜1mm角程度の小さな半導体チップと、該半導体チップに接続したアンテナで構成されている。RFIDタグ本体22としては、例えば、13.56MHzICタグを使用する。
又、RFIDタグ本体22がスティック本体21に埋め込まれる位置は、長さ方向の略中央位置(図3(a)参照)、或いは長さ方向の一方端寄り(図3(b)参照)の何れでもよい。尚、図3(a),(b)で、RFIDタグ本体22をスティック本体21に設ける形態とした該スティック本体へ埋め込んだ形態を図示しているがこれに限らず、例えば、スティック本体21の端部を凹部形状にし、その凹部にRFIDタグ本体22を嵌め込む形態や、スティック本体21の端部に強力な接着剤で直接RFIDタグ本体22を接着する等が考えられるが、RFIDタグ本体22が内蔵するアンテナ面とICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15とが略平行になる形態であれば、何れの形態を用いてもよい。
また、前記ICスティック20のスティック本体21の外表面には、商品名や金額等の商品情報がコード化されて表示されている。その表示の方法としては、バーコードが印字されたラベルを貼付する、或いはスティック本体21の外表面にバーコードを直接印字する等、何れの方法でもよい。ICスティック20の外表面に商品情報がバーコードで表示されていた場合は、ICタグリーダ11が故障してICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22の情報を読み取ることができない場合でも、前記バーコード表示をハンディースキャナ17で読み取ることで会計処理を実行することができる。
前記ICスティック20を、ICタグリーダ(読取部)11に対して読み取りが可能な同じ向き保持する収納部30は、図4に示すように、電磁波を通す合成樹脂材料等の誘電体材料で有底筒状の箱体(角形筒体)31に構成されている。そして、その箱体の内部にはICスティック20を個々に隔離して略鉛直状態に保持する仕切り32が設けられている。
前記収納部30は箱体(角形筒体)に限らず、円形筒体(カップ)でもよい(図6参照)。
前記仕切り32は、図4(a)、(b)に示すように箱体31の高さ方向の上下部を除いた中間部に形成する、或いは図4(c)、(d)に示すように箱体31の上側開口部近傍にのみ配置する等、その形状、形態は任意である。
尚、箱体31内に仕切り32を設けずに、起立状態に収納したICスティック20が該箱体の上端縁で支えられて傾いたとしても、ICタグリーダ11によるICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22の情報の読み取りが可能であれば、仕切り32はなくてもよい。即ち、収納部30を構成する箱体31の高さ寸法と上方の開口部の口径(間口径)を、前記ICスティック20の長さ寸法より短くし、ICスティック20が傾いても該スティックに内蔵されたRFIDタグ本体22の傾きの角度がICタグリーダ11による読み取り可能な角度内に保持されればよい。
前記収納部30は、代金精算時、代金精算場所104の会計処理装置10のICタグリーダ(読取部)11に置かれるが、収納部30の箱体31をICタグリーダ(読取部)11に置いて精算処理する[パターン1]、[パターン2]、[パターン3]を図7に基づいて説明する。
[パターン1]
図7(a)に示すように、収納部30の箱体31が、会計処理装置10のICタグリーダ(読取部)11が配置されたトレイ載置部13に設置されている。
この場合は、陳列棚103に陳列されたパン40の中から好みのパン40を選んで必要個数をトレイ14に載せ、更にその選んだ各パンに対応するICスティック20を個数分取り、トレイ14に載せて代金精算場所104に移動する。そして、パン40が載ったトレイ14をトレイ載置部13に置き、トレイ14に載せて運んだICスティック20はトレイ載置部13のICタグリーダ(読取部)11上に設置された収納部30の箱体31に収納する。箱体31に収納されたICスティック20は略鉛直状に起立されて同じ向きに保持され、各ICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22のアンテナは、ICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15と略平行に対向し、それぞれのICスティック20が記憶するPLUコードはICタグリーダ(読取部)11で読み取られる。ICタグリーダ11が読み取ったPLUコードはレジスタ12に送信される。レジスタ12は、受信したPLUコードと一致する商品情報(商品名と金額)を自身が記憶するPLUファイルから読み出して、トレイ14上のパン40の合計代金を算出して表示する。店員がお客から代金を受け取ってレジスタ12で締め操作を行うと、レジスタ12はレシート用紙に明細を印字して精算を終了する。
[パターン2]
図7(b)に示すように、収納部30の箱体31が、パン40を載せるトレイ14に設けられている。
この場合は、陳列棚103に陳列されたパン40の中から好みのパン40を選んで必要個数をトレイ14に載せ、更にその選んだ各パンに対応するICスティック20を個数分取り、トレイ14上に設けられた収納部30の箱体31に収納して代金精算場所104に移動する。そして、パン40とICスティック20を収納した収納部30の箱体31が載ったトレイ14をトレイ載置部13のICタグリーダ(読取部)11上に載置する。それにより、箱体31に収納されたICスティック20は略鉛直状に起立されて同じ向きに保持され、各ICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22のアンテナは、ICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15と略平行に対向し、それぞれのICスティック20が記憶するPLUコードはICタグリーダ(読取部)11で読み取られる。ICタグリーダ11が読み取ったPLUコードはレジスタ12に送信される。レジスタ12は、受信したPLUコードと一致する商品情報(商品名と金額)を自身が記憶するPLUファイルから読み出して、トレイ14上のパン40の合計代金を算出して表示する。店員がお客から代金を受け取ってレジスタ12で締め操作を行うと、レジスタ12はレシート用紙に明細を印字して精算を終了する。
[パターン3]
図7(c)に示すように、収納部30の箱体31が、パン40を載せるトレイ14に設けられており、且つ会計処理装置10のICタグリーダ(読取部)11が配置されたトレイ載置部13には前記箱体31を所定位置に保持する保持手段18が設けられている。
この場合は、陳列棚103に陳列されたパン40の中から好みのパン40を選んで必要個数をトレイ14に載せ、更にその選んだ各パンに対応するICスティック20を個数分取り、トレイ14上に載せて在る収納部30の箱体31に収納して代金精算場所104に移動する。そして、トレイ14に載っているICスティック20を収納した収納部30の箱体31をトレイ14から下ろしてトレイ載置部13のICタグリーダ(読取部)11上に設けられた保持手段18(図示の保持手段は土手タイプ18aを示す)に載置する。又、パン40が載ったトレイ14は保持手段周囲のトレイ載置部13に載置する。それにより、箱体31に収納されたICスティック20は略鉛直状に起立されて同じ向きに保持され、各ICスティック20に内蔵されたRFIDタグ本体22のアンテナは、ICタグリーダ(読取部)11のアンテナ15と略平行に対向し、それぞれのICスティック20が記憶するPLUコードはICタグリーダ(読取部)11で読み取られる。ICタグリーダ11が読み取ったPLUコードはレジスタ12に送信される。レジスタ12は、受信したPLUコードと一致する商品情報(商品名と金額)を自身が記憶するPLUファイルから読み出して、トレイ14上のパン40の合計代金を算出して表示する。店員がお客から代金を受け取ってレジスタ12で締め操作を行うと、レジスタ12はレシート用紙に明細を印字して精算を終了する。
上記パターン1〜パターン3の何れの精算システムとも商品情報を記憶したICスティック20を、会計処理装置のICタグリーダ(読取部)11に収納部30の箱体31に収納保持することで、各ICスティック20は同じ向きに整列保持され、各ICスティック20同士が重なり合って、情報の読み取りが不可能になる、読み忘れのICスティック20が発生する等の問題は解消され、正確且つ迅速に精算作業を行うことができる。
本発明は図示した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(1)実施の形態ではICスティックを同じ向きに整列保持する収納部としてペン立て様の筒体を示したが、前記ICスティックの同じ向きの方向は鉛直方向(上下方向)に限らず、トレイ載置部の面と平行な水平方向であってもよい。但し、その場合は、ICスティックが重なり合わず、同じ方向に平行に向くよう、収納部はペン皿の形態でICスティックを1本ずつ並列保持する構成とする。
(2)実施の形態では、ICスティックに埋設されるRFIDタグ本体をディスク形状としたが、該RFIDタグ本体は線材状(例えば、μチップインレット)であってもよく、その場合、線材状のRFIDタグ本体は軸芯をスティックの軸芯と平行にして埋設する。
(3)実施の形態では、ICスティックに埋設するRFIDタグ本体を、アンテナ面がスティックの軸芯と直交するように埋設し、他方、ICタグリーダ(読取部)をトレーサ一部に埋設して、ICタグリーダのアンテナとICスティックのRFIDタグ本体のアンテナを平行にしたが、ICスティックのRFIDタグ本体のアンテナ面をスティックの軸芯と略平行に埋設した場合は、ICタグリーダ(読取部)のアンテナは収納部に収容した前記ICスティックのRFIDタグ本体のアンテナと略平行となる鉛直状に配置する。
本発明に係る代金精算システムの導入形態の一例を示し、(a)は同システムを導入するベーカリー店の店舗内配置構成を示す概略平面図、(b)はパンの陳列状態を示す外観図。 会計処理装置の構成を示す外観斜視図。 ICスティックの一例を示し、(a)はRFIDタグ本体をスティックの長さ方向の略中央位置に埋設した形態、(b)はRFIDタグ本体をスティックの長さ方向の一方端部寄りに埋設した形態を示す。された ICスティックを同じ向きに整列保持する収納部の一例を示し、(a)は格子状の仕切りを箱体の上下部を除いて中間部に収容した断面図、(b)は同平面図、(c)は箱体の上方内部にスティック通し孔を格子状に開設した仕切りを取り付けた断面図、(d)は同平面図。 収納部をトレイ載置部の所定位置に載置する保持手段の一例を示し、(a)は土手で載置部を区画形成した例、(b)は色分け等で載置部を区分けした例、(c)は載置部を凹設した例。 収納部及び読取部のアンテナの他の例を示す斜視図。 (a)は精算システムのパターン1を示す説明図、(b)はパターン2を示す説明図、(c)はパターン3を示す説明図。
符号の説明
10…会計処理装置 11…ICタグリーダ(読取部)
12…レジスタ 13…トレイ載置部
14…トレイ 15…ICタグリーダのアンテナ
18…保持手段 20…ICスティック
21…スティック本体 22…RFIDタグ本体
30…収納部 31…箱体
32…仕切り

Claims (4)

  1. 購入商品と、それと対応するRFIDをトレイに載置し、前記RFIDが記憶する前記商品の商品情報を会計処理装置の読取部で読み取り、会計精算する代金精算システムにおいて、
    前記RFIDを、アンテナを内蔵するRFIDタグ本体を設けたICスティックとし、その複数のICスティックを同じ向きに整列保持する収納部と、その収納部に保持されたICスティックが記憶する商品情報を読み取る読取部と、を備え、前記ICスティックに設けるRFIDタグ本体は内蔵するアンテナの面を前記読取部が内蔵するアンテナと略平行となる向きに配置され、
    前記ICスティックの情報を読み取る読取部が前記会計処理装置のトレイ載置部に設けられ、
    前記収納部を、前記会計処理装置の読取部を配置したトレイ載置部に位置させることにより代金精算行うことを特徴とする代金精算システム。
  2. 購入商品と、それと対応するRFIDをトレイに載置し、前記RFIDが記憶する前記商品の商品情報を会計処理装置の読取部で読み取り、会計精算する代金精算システムにおいて、
    前記RFIDを、アンテナを内蔵するRFIDタグ本体を設けたICスティックとし、その複数のICスティックを同じ向きに整列保持する収納部と、その収納部に保持されたICスティックが記憶する商品情報を読み取る読取部と、を備え、前記ICスティックに設けるRFIDタグ本体は内蔵するアンテナの面を前記読取部が内蔵するアンテナと略平行となる向きに配置され、
    前記ICスティックの情報を読み取る読取部が前記会計処理装置のトレイ載置部に設けられ、
    前記収納部は、購入商品を載置するトレイに設けられていることを特徴とする代金精算システム。
  3. 購入商品と、それと対応するRFIDをトレイに載置し、前記RFIDが記憶する前記商品の商品情報を会計処理装置の読取部で読み取り、会計精算する代金精算システムにおいて、
    前記RFIDを、アンテナを内蔵するRFIDタグ本体を設けたICスティックとし、その複数のICスティックを同じ向きに略鉛直状に整列保持する収納部と、その収納部に保持されたICスティックが記憶する商品情報を読み取る読取部と、を備え、前記ICスティックに設けるRFIDタグ本体は内蔵するアンテナの面を前記読取部が内蔵するアンテナと略平行となる向きに配置され、
    前記ICスティックの情報を読み取る読取部が前記会計処理装置のトレイ載置部に設けられ、
    前記収納部は、購入商品を載置するトレイ上に着脱可能に配置され、且つトレイから外した収納部を会計処理装置の読取部上の所定位置に保持する保持手段が前記読取部に設けられていることを特徴とする代金精算システム。
  4. 前記収納部は、前記ICスティックを略鉛直状に起立保持する有底筒状の箱体であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の代金精算システム。
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