JP5451356B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
(カラー記録装置の説明)
図2は、本発明を適応可能なカラーインクジェット記録装置の一実施形態の構成を示す概略斜視図である。インクカートリッジ202は、である。この図では、4色のカラーインク(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)がそれぞれ入れられたインクタンクと、記録ヘッド201から構成されている。紙送りローラ103とで補助ローラ104とは、記録紙107を押さえながら図中の矢印方向に回転し記録紙107の給紙を行う。キャリッジ106は、4つのインクカートリッジを支持し、搭載するインクカートリッジ202および記録ヘッド201を記録とともに移動させる(記録行程)。このキャリッジ106は、不図示の駆動部によって駆動され、記録装置が記録を行っていないとき、あるいは記録ヘッド201の回復動作を行うときには、図の点線で示したホームポジション位置に待機するように制御される。
次に、上述した記録ヘッド201について図3を参照して説明する。図3は、図2に示した記録ヘッド201の要部斜視図である。記録ヘッド201は、図3に示すようにそれぞれが所定のピッチで複数の吐出口300が形成されており、共通液室301と各吐出口300とを連結する各液路302の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための記録素子303が配設されている。また、吐出口300は図のように列状に設けられてノズル列を形成している。また、実際の記録ヘッド201では、このようなノズル列が複数配列されており、インクの色ごとに分けられている。記録素子303とその回路はシリコン上に半導体製造技術を利用して作られている。また、温度センサ(不図示)、サブヒータ(不図示)も同一シリコン上に半導体製造プロセスと同様のプロセスで一括形成される。これらの電気配線が作られたシリコンプレート308を放熱用のアルミベースプレート307に接着している。また、シリコンプレート上の回路接続部311とプリント板309とは超極細ワイヤー310により接続され記録装置本体からの信号は信号回路312を通して受け取られる。液路302および共通液室301は射出成形により作られたプラスチックカバー306で形成されている。共通液室301は、前述したインクタンク(図2参照)とジョイントパイプ304とインクフィルター305を介して連結しており、共通液室301にはインクタンクからインクが供給される構成となっている。インクタンクから共通液室301に供給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により液路302に侵入し、吐出口300でメニスカスを形成して液路302を満たした状態を保つ。このとき、電極(不図示)を介して記録素子303が通電されて発熱すると、記録素子303上のインクが急激に加熱されて液路302内に気泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口300からインク滴313が吐出される。
次に、装置構成の各部の記録制御を実行するための制御構成(制御行程)について、図4に示すブロック図を参照して説明する。記録制御部500は、外部のインターフェース400と接続されるゲートアレイ400と、MPU401と、ROM402と、DRAM403とを備えている。ROM402は、MPU401が実行する制御プログラムを格納するプログラムROMであり、DRAM403は、各種データ(記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)であり、記録ドット数や、記録ヘッドの交換回数等も記憶できる。ゲートアレイ404は、記録ヘッドに対する記録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェース400、MPU401、DRAM403間のデータの転送制御も行う。キャリッジモータ406は、記録ヘッドを搬送するためのキャリアモータ(CRモータ)であり、紙送りモータ405は、記録用紙搬送(搬送行程)のための搬送モータ(LFモータ)である。モータドライバ407、408は、夫々搬送モータ405、キャリアモータ406を駆動するモータドライバである。ヘッドドライバ409は、記録ヘッド201を駆動するヘッドドライバである。
以下、本実施形態における特徴的な構成について説明する。本発明の実施形態では、プリンタドライバやプリンタ本体に設定された記録条件を取得もしくは参照して、設定された記録条件に応じて、各インクのノズル列において使用する部分(使用ノズル部)の幅および位置をそれぞれ独立に設定するものとなっている。例えば、記録条件として画質の異なる複数の記録モードが設定可能な構成において、高画質の記録モードが設定されている場合には、各記録領域間のインク打ち込み順序が常に固定されるように使用ノズル部の幅および位置を設定するようになっている。また、高速に画像を記録する記録モードが設定されている場合には、各インクとも使用ノズル幅を可能な限り広い範囲に設定された1パス記録または2パス以上の複数回走査によって記録を行うマルチパス記録が行われるように設定される。
上記実施形態で説明したインク構成、インク打ち込み順、設定された記録モードは一例に過ぎず、本発明の実施形態はこれらに限らない。記録モードを使用するに従い使用ノズル部と不使用ノズル部との間に記録濃度差が発生し、使用ノズル部と不使用ノズル部を同時に使用する他のマルチパス記録モードの記録の際に濃度ムラを発生させてしまう場合に本発明は有効となる。
201 記録ヘッド
300 吐出口
500 記録制御部
Claims (6)
- インクを吐出する複数のノズルが配列された記録手段を、搬送手段により搬送される記録媒体に対して走査させることにより前記記録媒体に画像を記録するように、前記記録手段および前記搬送手段を制御する制御手段を備えたインクジェット記録装置であって、
前記制御手段は、前記記録手段の連続する2回の走査の間に前記記録媒体を第1の量搬送し、前記複数のノズルのうち前記配列の方向に連続する第1の範囲に含まれるノズルを用いて、前記記録手段の少なくとも2回の走査により前記記録媒体上の所定領域に画像を記録するように前記記録手段および前記搬送手段を制御する第1記録モードと、前記記録手段の連続する2回の走査の間に前記記録媒体を前記第1の量以下である第2の量搬送し、前記複数のノズルのうち前記配列の方向に連続する前記第1の範囲よりも短い第2の範囲であって、前記第1の量の整数倍の量に対応する前記第2の範囲に含まれるノズルを用いて、前記所定領域に画像を記録するように前記記録手段および前記搬送手段を制御する第2記録モードと、に従って画像を記録するように制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第1の範囲は、前記複数のノズルの全てのノズルを含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2記録モードにおいて前記所定領域に対して画像を完成させるために前記記録手段が走査する回数は、前記第1記録モードにおいて前記所定領域に対して画像を完成させるために前記記録手段が走査する回数よりも多いことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- インクを吐出する複数のノズルが配列された記録手段を、搬送手段により搬送される記録媒体に対して走査させることにより前記記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、
前記記録手段の連続する2回の走査の間に前記記録媒体を第1の量搬送し、前記複数のノズルのうち前記配列の方向に連続する第1の範囲に含まれるノズルを用いて、前記記録手段の少なくとも2回の走査により前記記録媒体上の所定領域に画像を記録するように前記記録手段および前記搬送手段を制御する第1記録工程と、
前記記録手段の連続する2回の走査の間に前記記録媒体を前記第1の量以下である第2の量搬送し、前記複数のノズルのうち前記配列の方向に連続する前記第1の範囲よりも短い第2の範囲であって、前記第1の量の整数倍の量に対応する前記第2の範囲に含まれるノズルを用いて、前記所定領域に画像を記録するように前記記録手段および前記搬送手段を制御する第2記録工程と、を備えることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記第1の範囲は、前記複数のノズルの全てのノズルを含むことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第2記録工程において前記所定領域に対して画像を完成させるために前記記録手段が走査する回数は、前記第1記録工程において前記所定領域に対して画像を完成させるために前記記録手段が走査する回数よりも多いことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインクジェット記録方法。
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