JP5442574B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の作業機械において、第1の取付部は、昇降装置によって上昇する第1のカウンタウエイトおよび第1の載置台の高さ方向の位置を規定する高さ方向規定部を有し、第1カウンタウエイト側取付部は、昇降装置によって第1のカウンタウエイトおよび第1の載置台を上昇させた際に、高さ方向規定部と当接して第1のカウンタウエイトおよび第1の載置台の高さ方向の位置を規定する当接部と、昇降装置によって第1のカウンタウエイトおよび第1の載置台を上昇させて当接部を高さ方向規定部に当接させると、受け部と高さ方向の位置が一致する挿通口であって第1のピンが挿通される第1ピン挿通口とを有し、第1のカウンタウエイト装置は、第1ピン挿通口に、第1のピンが挿通されることで、第1の取付部に固定され、第2の取付部は、第2カウンタウエイト装着ピンが挿通される第2取付部挿通口を有し、第2カウンタウエイト側取付部は、受け部で支持される第2カウンタウエイト支持ピンと、第2カウンタウエイト装着ピンが挿通される第2カウンタウエイト側挿通口とを有し、第2のカウンタウエイト装置は、受け部で第2カウンタウエイト支持ピンが支持され、第2取付部挿通口と第2カウンタウエイト側挿通口とに第2カウンタウエイト装着ピンが挿通されることで、第2の取付部に固定されることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の作業機械において、昇降装置は、第1の載置台の上面に取り付けられて、先端部を第1の載置台に対して上下方向に伸縮させるアクチュエータを含み、カウンタウエイト取付部は、先端部が取り付けられる先端部取付部を含み、アクチュエータは、先端部が先端部取付部に取り付けられた状態で先端部を縮退させることで第1のカウンタウエイトおよび第1の載置台を上昇させることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項3に記載の作業機械において、先端部取付部は、フレームに対して着脱可能であることを特徴とする。
図4は、カウンタウエイト装置30の後述するベースウエイト1の斜視図であり、図5および図6は、ベースウエイト1を旋回フレーム7の後端部に取り付けた状態を示す側面図および斜視図であり、図7は、旋回フレーム7の後端部に取り付けたベースウエイト1上にカウンタウエイト2を載置した状態を示す側面図である。図7に示すように、カウンタウエイト装置30は、ベースウエイト1と、カウンタウエイト(ウエイト部材)2とを有する。カウンタウエイト装置30は、後述する昇降ユニット付カウンタウエイト装置40とは異なって、後述するウエイト昇降ユニット23を有していない。
本実施の形態では、クローラクレーンの本体(旋回フレーム7)とカウンタウエイト装置30を別々に運搬し、作業現場で旋回フレーム7にカウンタウエイト装置30を取り付ける。以下、このカウンタウエイト装置30の着脱方法について説明する。
図8は、昇降ユニット付カウンタウエイト装置40の斜視図であり、ウエイト部材4の記載を省略している。昇降ユニット付カウンタウエイト装置(以下、単に、カウンタウエイト装置と呼ぶ)40は、ベースウエイト3と、ウエイト昇降ユニット23と、カウンタウエイト(ウエイト部材)4とを有する。
本実施の形態では、クローラクレーンの本体(旋回フレーム7)とカウンタウエイト装置40を別々に運搬し、作業現場で油圧シリンダ123を用いて旋回フレーム7にカウンタウエイト装置40を取り付ける。以下、このカウンタウエイト装置40の着脱方法について説明する。
(1) カウンタウエイト装置30の荷重を受ける部位(受け部10)と、昇降ユニット付カウンタウエイト装置40の荷重を受ける受け部(受け部10)とを共用するように構成した。これにより、簡単な構造で、旋回フレーム7の後端部に異なる種類のカウンタウエイト装置30,40を取り付けられる。したがって、取り付けるカウンタウエイト装置の種類に応じて後端部近傍の形状が異なる2種類の旋回フレーム7を用意する必要がなくなり、同一の旋回フレーム7を使用できるので、製造コストの上昇を抑制できる。また、旋回フレーム7の後端部の形状変更点を最小限に留めることができるので、製造コストの上昇を抑制できる。
(1) 上述の説明では、昇降装置ロッド端係止部12が旋回フレーム7の後端部に形成されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図14(a),(b)に示すように、昇降装置ロッド端係止部12が旋回フレーム27に対して着脱可能に構成されていてもよい。すなわち、図14に示すように、旋回フレーム27に対して着脱可能なブラケット24にピン孔11と昇降装置ロッド端係止部12とを設ける。25は、ブラケット24を旋回フレーム27に対して取り付けるための取付孔である。旋回フレーム27には、ブラケット24を取り付けるための取付孔28を設ける。そして、図14(b)に示すように、取付孔25,28同士を不図示のボルト等で挿通して締結すればよい。
(3)上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
3 ベースウエイト 4 カウンタウエイト(ウエイト部材)
5 固定ピン 7,27 旋回フレーム
8 ガイド溝 9 ピン孔
10 受け部 11 ピン孔
12 昇降装置ロッド端係止部 13 カウンタウエイト支持ピン
14 カウンタウエイト装着ピン 16 ガイドピン
21 ガイドピン 23 ウエイト昇降ユニット
24 ブラケット 30 カウンタウエイト装置
40 昇降ユニット付カウンタウエイト装置
123 油圧シリンダ 131b,132b ピン孔
161a,162a ピン孔 161b,162b ガイド溝
Claims (4)
- フレームにカウンタウエイト装置を取り付けるためのカウンタウエイト取付部が前記フレームに設けられている作業機械において、
前記カウンタウエイト取付部は、第1のカウンタウエイト装置を取り付ける第1の取付部と、第2のカウンタウエイト装置を取り付ける第2の取付部とを有し、
前記第1の取付部で前記第1のカウンタウエイト装置の荷重を受ける受け部と、前記第2の取付部で前記第2のカウンタウエイト装置の荷重を受ける受け部とを共用し、
前記第1のカウンタウエイト装置は、第1のカウンタウエイトと、前記第1のカウンタウエイトを載置する第1の載置台と、前記第1の取付部に取り付けられる第1カウンタウエイト側取付部と、前記第1のカウンタウエイト装置を前記フレームに対して着脱するために前記第1の載置台に載置された前記第1のカウンタウエイトを前記第1の載置台とともに昇降させる昇降装置とを有し、
前記第2のカウンタウエイト装置は、第2のカウンタウエイトと、前記第2のカウンタウエイトを載置する第2の載置台と、前記第2の取付部に取り付けられる第2カウンタウエイト側取付部とを有することを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記第1の取付部は、前記昇降装置によって上昇する前記第1のカウンタウエイトおよび前記第1の載置台の高さ方向の位置を規定する高さ方向規定部を有し、
前記第1カウンタウエイト側取付部は、前記昇降装置によって前記第1のカウンタウエイトおよび前記第1の載置台を上昇させた際に、前記高さ方向規定部と当接して前記第1のカウンタウエイトおよび前記第1の載置台の高さ方向の位置を規定する当接部と、前記昇降装置によって前記第1のカウンタウエイトおよび前記第1の載置台を上昇させて前記当接部を前記高さ方向規定部に当接させると、前記受け部と高さ方向の位置が一致する挿通口であって第1のピンが挿通される第1ピン挿通口とを有し、
前記第1のカウンタウエイト装置は、前記第1ピン挿通口に、前記第1のピンが挿通されることで、前記第1の取付部に固定され、
前記第2の取付部は、第2カウンタウエイト装着ピンが挿通される第2取付部挿通口を有し、
前記第2カウンタウエイト側取付部は、前記受け部で支持される第2カウンタウエイト支持ピンと、前記第2カウンタウエイト装着ピンが挿通される第2カウンタウエイト側挿通口とを有し、
前記第2のカウンタウエイト装置は、前記受け部で前記第2カウンタウエイト支持ピンが支持され、前記第2取付部挿通口と前記第2カウンタウエイト側挿通口とに前記第2カウンタウエイト装着ピンが挿通されることで、前記第2の取付部に固定されることを特徴とする作業機械。 - 請求項1または請求項2に記載の作業機械において、
前記昇降装置は、前記第1の載置台の上面に取り付けられて、先端部を前記第1の載置台に対して上下方向に伸縮させるアクチュエータを含み、
前記カウンタウエイト取付部は、前記先端部が取り付けられる先端部取付部を含み、
前記アクチュエータは、前記先端部が前記先端部取付部に取り付けられた状態で前記先端部を縮退させることで前記第1のカウンタウエイトおよび前記第1の載置台を上昇させることを特徴とする作業機械。 - 請求項3に記載の作業機械において、
前記先端部取付部は、前記フレームに対して着脱可能であることを特徴とする作業機械。
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