JP5442002B2 - 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム - Google Patents

車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5442002B2
JP5442002B2 JP2011508195A JP2011508195A JP5442002B2 JP 5442002 B2 JP5442002 B2 JP 5442002B2 JP 2011508195 A JP2011508195 A JP 2011508195A JP 2011508195 A JP2011508195 A JP 2011508195A JP 5442002 B2 JP5442002 B2 JP 5442002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vehicle
unit
wireless communication
roadside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011508195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010116601A1 (ja
Inventor
永 菅原
茂樹 森田
崇 前田
宏 荒木
幸夫 後藤
雄治 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011508195A priority Critical patent/JP5442002B2/ja
Publication of JPWO2010116601A1 publication Critical patent/JPWO2010116601A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5442002B2 publication Critical patent/JP5442002B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/164Centralised systems, e.g. external to vehicles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
    • H04W4/44Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P] for communication between vehicles and infrastructures, e.g. vehicle-to-cloud [V2C] or vehicle-to-home [V2H]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は、例えば交差点等の合流点で発生する衝突事故を未然に防止することを目的とし、路車間通信を用いて取得した情報、移動体(自動二輪車、自動四輪車等の車両)の運行状態に基づき、移動体のドライバへ迅速かつ的確な安全運転支援に関する情報提供を実施する車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システムに関するものである。
交差点では、道路の形状や対向移動体の存在によって対向直進移動体を視認できなかったり、対向直進移動体の位置や速度を見誤ったりすることで起こる衝突事故または接触事故などが頻発している。そこで、従来、専用狭域無線通信であるDSRC(登録商標/以下、記載を省略する:Dedicated Short Range Communication)による受信情報を利用して走行支援の情報を車両のドライバに提供する車載情報提供装置があった(例えば、特許文献1参照)。また、右折車と対抗直進車の衝突危険性が高い状況であると判断した場合には、ドライバへ情報提供を行うことで事故を防止する情報提供判定装置、車載装置及び電子化交差点システムがあった。(例えば、特許文献2参照)
特開2005−011252号公報 特開2008−198162号公報
従来の専用狭域無線通信を利用した車載情報提供装置では、安全運転支援に関する提供サービスが交差点ごとにほぼ特定されており、同時に複数のサービス(詳細は後述する)を提供し得る状況下でも移動体に搭載された情報提供装置は予め1つのサービスを特定した上で情報提供を行っていた。また、このような車載情報提供装置は複数のサービスを1つのユニットで実現する必要があり、対応サービスも将来的に増えていくことが見込まれるが、従来のユニットでは拡張性について必ずしも考慮されているとは言えなかった。
また、路上に設置された情報提供判定装置が移動体間の相対位置や移動体の状態等から、衝突の危険性がある移動体を予測し、当該移動体に関する警告情報を提供する場合には、当該情報提供判定装置がいずれのサービスに該当するか判断するが、車両が走行する道路の交通状況や車両の運行状態は刻一刻と変化するため、様々な状況変化に対応した情報の更新や切り替え等は行われていなかった。そのため、提供されるサービスが必ずしも適切なものであるとは言えないという課題があった。
この発明は、係る課題を解決するためになされたものであり、複数のサービスを提供し得る交差点において移動体に必要なタイミングで警告情報の提供や更新を行うことを実現する車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システムを提供することを目的とする。
この発明に係る車載狭域無線通信装置は、合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有する路側通信装置から供給された該合流点における路側情報を専用狭域通信で受信する無線通信部と、自車の運行状態を検出する運行状態検出部と、HMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)に関するパラメータを管理するパラメータ管理部と、前記無線通信部からの路側情報及び前記運行状態検出部からの運行状態情報を蓄積管理する情報蓄積・管理手段と、前記情報蓄積・管理手段から取得した路側情報と運行状態情報に基づいて衝突危険性を判断した結果から情報提供可否を判断する情報提供判断部と、前記情報提供判断部からの判断結果と前記パラメータ管理部から取得した合流点周辺の環境情報からHMI出力の制御を行うHMI出力制御部と、前記HMI出力制御部から通知されたHMI出力要求に基づいて情報提供を行う情報提供出力装置と、前記情報提供判断部は、提供サービスの種類ごとに独立したサービス種別判断部を備え、情報提供可否の判断結果をサービスの種類ごとに前記HMI出力制御部へ通知し、前記HMI出力制御部は、前記情報提供出力装置で再生中のコンテンツを更新する場合、前記パラメータ管理部から取得する再生保障時間に基づいて、HMI出力要求の送信タイミングを判断するものである。
この発明に係る路車間狭域無線通信システムは、合流点及びその周辺からの各種情報に基づいて路側情報を出力する路側狭域無線通信装置と、前記合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有し、前記路側狭域無線通信装置から供給された路側情報を専用狭域通信で放出する路側通信装置と、前記路側通信装置から放出された路側情報を専用狭域通信で受信する上記車載狭域無線通信装置と、を備えたものである。
この発明によれば、取得した路側情報と運行状態情報に基づいて情報提供可否を判断し、この判断結果と予め設定登録してある合流点周辺の環境情報からHMI出力の制御を行い、このHMI出力要求に基づいて各車載側において、ドライバに対する情報提供を行なうように構成したので、ドライバに対する情報提供を適切なタイミングで実行することができるという効果がある。
また、情報提供出力装置と入力情報の管理、HMIの出力制御をそれぞれ単一のモジュールで行うとともに共通のインタフェース仕様を設けることで、各提供サービスの種類ごとに設計/実装を行うことが可能になるため提供サービスが将来的に増えていくことが見込まれる場合において、拡張性も考慮に入れた車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システムを提供することができる。
また、提供サービス毎の情報提供を判断する処理部が他サービスに依存しない構成となるため、複数のサービスを同時に提供する交差点における安全運転支援にも当該通信装置を用いることで容易に対応可能である。
この発明の実施の形態1に係る路車間狭域無線通信システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る路側狭域無線通信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車載狭域無線通信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る判定結果の優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る情報提供判断における動作概要を説明する状態遷移図である。 この発明の実施の形態1に係るサービスを有効であると判断する一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る情報提供可否を判断する一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る情報提供可否を判断する一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るHMI出力要求に対する優先順位付けの判断方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るサービスを有効であると判断する一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る情報提供可否を判断する一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る車載狭域無線通信装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る車載狭域無線通信装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る車載狭域無線通信装置と情報提供出力装置間のメッセージを示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による車載狭域無線通信装置を用いた路車間狭域無線通信システムの構成を模式的に示す図であり、一例として、交差点における右折車両(右折途中または右折待ち車両)へ対向車との衝突防止を意図する情報提供を行うシステムを示している。なお、以下の図において、図1と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものを示す。
路側狭域無線通信装置1は、路側通信装置(例えば、DSRC(ビーコン))2aと、車両感知装置(例えば超音波感知装置)3aと、信号器制御装置である信号制御装置4a、4bと、横断状態検出装置である横断者検出装置(例えばカメラ)5aと、センタ10と接続されている。
なお、DSRCとは、専用狭域通信のことであり、例えば、5.8GHz(ギガヘルツ)の周波数帯を搬送波として用いる通信のことである。このDSRCは例えばETC(Electronic Toll Collection System:ノンストップ自動料金収受システム)等に用いられている。
路側通信装置2aは、少なくとも合流点から所定距離内の地点の一部を覆うように配置された通信エリア2a−1内に進入する車両9a(第2移動体)に搭載された車載狭域無線通信装置と専用狭域無線通信を行なうものであり、任意のデータを所定の形式にエンコードして、上記通信エリア2a−1内の右折車両9a(第2移動体)に無線送信する。
車両感知装置3aは、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する車両9b(第1移動体)の挙動情報を取得する。具体的には第1方向6aに沿った車線の停止線の手前数m〜数十m程度離れた車両感知範囲3a−1内に存在する車両の有無と、車両が存在した場合には車両9b(第1移動体)の挙動情報を検出し、その結果を路側狭域無線通信装置1に通知する。
信号制御装置4a、4bは、信号の表示を制御し、路側狭域無線通信装置1に対して、青、赤、黄または右左折矢印等、表示している信号情報を通知する。
横断者検出装置5aは、横断歩道8bに存在する歩行者、自転車等を検出する。具体的には、数m〜数十m程度の距離にある横断者検出エリア5a−1内に存在する歩行者、自転車等の存在を取得し、その結果を路側狭域無線通信装置1内の移動体挙動情報取得部102に通知する。
センタ10は、交差点周辺における交差点情報、時刻情報、路面情報、天候情報等の環境情報を保有し、これらの環境情報を路側狭域無線通信装置1に入力する。
図2は、この発明の実施の形態1による路側狭域無線通信装置1の構成を示すブロック図である。
路側狭域無線通信装置1は、情報出力手段101と、移動体挙動情報取得部102と、信号情報入力部103と、時刻情報取得手段104と、情報蓄積部105と、交差点情報入力部106とを備える。
なお、移動体挙動情報取得部102と車両感知装置3aと横断者検出装置5aとにより第1移動体9bおよび歩行者、自転車の挙動情報を取得する移動体挙動情報取得手段100を構成する。
信号情報入力部103と信号制御装置4a、4bとにより、交差点の信号情報を取得する信号情報取得手段200を構成する。
情報蓄積部105と交差点情報入力部106とセンタ10とにより、交差点における交差点情報、警告情報、および該警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報を保有する情報保有手段300を構成する。
移動体挙動情報取得部102は、車両感知装置3aの車両感知範囲3a−1内にあって、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する車両9b(第1移動体)の挙動情報(検出時刻、検出位置、速度情報等)を車両感知装置3aから周期的に取得し、挙動情報を取得した装置の種類と取得した時刻とを紐づけて情報蓄積部105に記憶する。
また、移動体挙動情報取得部102は、横断者検出エリア5a−1内に存在する歩行者、自転車等の存在を横断者検出装置5aから周期的に取得し、その取得した挙動情報を情報蓄積部105に記憶する。
信号情報入力部103は、信号制御装置4a、4bから通知された信号情報を入力し、情報蓄積部105に記憶する。
時刻情報取得手段104は、時刻情報を取得し、情報蓄積部105に記憶する。なお、図2では路側狭域無線通信装置1の内部に時刻情報取得手段104を備えているが、外部から入力しても良い。
交差点情報入力部106は、センタ10が保有している交差点情報(交差点の位置、規制速度、右折所要時間等)、時刻情報、路面情報、天候情報等の環境情報を入力し、情報蓄積部105に記憶する。
なお、これ等の環境情報は、予め情報蓄積部105に記憶されていても良い。
情報出力手段101は、情報蓄積部105に記憶された移動体挙動情報、信号情報、時刻情報、交差点情報を一定周期で路側通信装置2aに出力する。路側通信装置2aは上記情報を専用狭域無線通信で右折車両9a(第2移動体)へ送信する。
なお、情報出力手段101は例えば特開2005−318522号公報で示される移動体通信端末を適用すればよい。これにより、路側狭域無線通信装置1は、DSRC路車間通信が可能な車載狭域無線通信装置9(図3参照)との間での通信が可能となる。
図3は、この発明の実施の形態1に係る車載狭域無線通信装置(以下、車載装置と略称する)9の構成を示すブロック図である。図において、車載装置9は、路側通信装置2aとの間で専用狭域無線通信を行う無線通信部902と、カーナビゲーションや光ビーコン車載器などのその他の車載機器910、車両センサ908または車両制御装置909から車両の位置や速度などの車載情報(第2移動体9aの挙動情報)を入力する運行状態検出部903と、運行状態検出部903から入力された情報、および無線通信部902を介して路側通信装置2aより配信された情報を蓄積し、デコード処理等を行い取得情報の管理を行う情報蓄積・管理手段905と、情報蓄積・管理手段905に記録された情報に基づいて第2移動体9aを運転するドライバに警告を送信するか否かを判定する情報提供判断部904と、HMIに関するパラメータを管理するパラメータ管理部907と、情報提供判断部904の判定結果とパラメータ管理部907から取得したパラメータに基づいてHMIの制御を行うHMI出力制御部906と、HMI出力制御部906から取得した表示要求に基づいてドライバへ情報提供を行う情報提供出力装置901とを有している。
なお、無線通信部902と路側通信装置2aとにより、第1移動体9bの挙動情報や信号情報、交差点情報等の周辺情報を取得する情報通信手段400を構成する。
運行状態検出部903と車両制御装置909と車両センサ908とその他の車載機器910とにより、第2移動体9aの挙動情報を取得する挙動情報取得手段500を構成する。
情報提供判断部904とHMI出力制御部906及びパラメータ管理部907とにより、警告情報の内容や警告情報の提供タイミングを判断する情報提供判断手段600を構成する。
情報蓄積・管理手段905は、車両の種別情報(識別子(ID))や車種、車長、車高からなる車両情報を蓄積すると共に、その他の車載機器910、車両センサ908、または車両制御装置909から運行状態検出部903を介して得られる車両の位置、速度、方位、ウインカー、ブレーキの状態等の車戴情報を常時蓄積する。
また、情報蓄積・管理手段905は、これら取得情報のデコード処理などを行い、情報提供判断部904との共通インタフェース仕様を設けるものとする。さらに、情報蓄積・管理手段905は、記録している車両情報および車載情報を無線通信部902を介して路側通信装置2aにアップリンク情報として提供できるものとする。
表1はサービス種別の構成例を示す。サービス種別とは、交差点で提供する提供サービスの種類を規定するものである。(以下、「サービス種別」と略称する)。なお、実施の形態1におけるサービス種別は、交差点における右折車両(右折途中または右折待ち車両)へ対抗車との衝突を防止する情報提供を行うサービスを示すため、表1における「サービス種別7:右折衝突情報提供サービス」に該当する。
Figure 0005442002
情報提供判断部904は、サービス種別ごとに判断部を有する。例えば、サービス種別がa〜cの3種類である場合、図3に示すように情報提供判断部904は、サービス種別a判断部904aと、サービス種別b判断部904bと、サービス種別c判断部904cとで構成される。各判断部904a〜904cは、それぞれ情報蓄積・管理手段905から取得した情報に基づき、第2移動体9aが各サービスを提供し得る状況であるか判断し、判断結果をHMI出力制御部906に通知する。
表2は実施の形態1における判断結果の構成例を示す。当該判断結果はサービス種別と警告情報の緊急の度合いを示す尺度(以下、「優先度」とする)で構成されることを特徴とする。情報提供出力装置901は、当該判断結果に紐付けられた画像と音声を再生することで、第2移動体9aを運転するドライバへ情報提供を行う。なお、優先度2:保留は動作確認用としているが、エラー発生時等に割り当てることで情報提供出力装置901により視覚的、もしくは聴覚的に確認することも可能である。
また、優先度6、7は衝突危険性の高い状況下での発進を抑制するために設けられたものである。ここでは、再生音声を変更しているが、注意喚起音等を変更することで第2移動体9aのドライバの注意を惹きつけることも可能とする。
Figure 0005442002
HMI出力制御部906は、再生中コンテンツ、再生待ちコンテンツを保持する領域を確保し、情報提供判断部904から判定結果を取得するごとに再生コンテンツの優先順位付けや再生タイミングの調製を行う。ここで、コンテンツとは表2のようにサービス種別、優先度に紐づいた再生画像・音声の内容を指すものとする。
図4は本発明の実施の形態1によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。HMI出力制御部906は、前述のように再生中コンテンツ、再生待ちコンテンツを保持する領域を確保する。実施の形態1におけるサービス種別は[7:右折衝突情報提供サービス]であるため、サービス種別7判断部(図示せず)からHMI出力制御部906が判定結果を取得した際の優先順位付け前後の変化を確認する。図4のように、HMI出力制御部906が再生中コンテンツ、再生待ちコンテンツを有していない場合は、そのまま情報提供出力装置901に判定結果を転送するとともに再生中コンテンツとして保持する。また、再生中コンテンツを保持した時より、経過時間を計測するものとする。
図5は実施の形態1によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図5の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図5のように、HMI出力制御部906が有する再生中コンテンツが判定結果のコンテンツと同一の場合は、重複した情報提供を避けるために破棄する。
表3は実施の形態1に係るサービス種別7:右折衝突情報提供サービスにおける再生保障時間の構成例を示す。ここで、再生保障時間とはドライバに混乱を与えるような情報提供を防ぐために設けられたものであり、例えば、再生音声の発話に要する時間が割り当てられるものとする。
Figure 0005442002
図6は実施の形態1によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図6の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図6のように、HMI出力制御部906が有する再生中コンテンツと判定結果のサービス種別が同一、優先度が異なる場合は、優先度の比較を行って優先度のより高いサービスを再生する。この際、再生コンテンツを更新する場合は、パラメータ管理部907から表3に示す再生保障時間のパラメータを取得して、再生コンテンツ保持後の経過時間と比較する。上記経過時間が再生保障時間より少ない場合は、双方が等しくなるよう時間の経過を待ってから更新する。また、例外として優先度6、7に係る再生コンテンツの再生保障時間が経過した場合のみ保持する再生コンテンツの優先度を4、5に付け替えることで図5に示す重複制御を回避可能とすることも可能である。
図7は実施の形態1によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図7の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図7のように、HMI出力制御部906が非表示を示すコンテンツに該当する判定結果を取得した場合は、再生コンテンツの有無に関わらず情報提供出力装置901に判定結果を転送するとともに再生中コンテンツを消去する。
情報提供出力装置901は、音声を再生する音声再生手段901a、画像を再生する画像再生手段901b、およびテキストを再生するテキスト再生手段901c、判断結果に基づいてHMIコンテンツを選択するHMIコンテンツ選択手段901dから構成され、情報提供判断部904と、HMI出力制御部906の判断結果からHMIコンテンツ選択手段901dがサービス種別と優先度に紐付けられたHMIコンテンツを選択することで、音声または画像、テキストなどで表現される右折注意情報や対向車注意情報、または歩行者注意情報等の警告情報を、上記再生手段901a、901b、901cを用いて再生することができる。
図8はこの発明の車載装置9の動作概略を表す状態遷移図であり、情報提供判断部904における動作を示している。実施の形態1を例として説明する。
State1は、車載装置9が[サービス種別7:右折衝突情報提供サービス]に係るサービスに必要な情報が情報蓄積・管理手段905に存在しない、もしくは、サービス提供対象の交差点を通過している等、サービスの提供が不可能な状態を示す。
State2は、サービスの提供が可能な状態を示す。
State3は、State2のサブ状態であり、サービス中(優先度3)、注意喚起(優先度4、5)のいずれもしていない状態を示す。
State4は、State2のサブ状態であり、注意喚起に値する対向車両が存在しない状態を示す。
State5は、State2のサブ状態であり、注意喚起に値する対向車両が存在する状態を示す。
図9は実施の形態1による車載装置9の動作を表すフローチャートであり、情報提供判断部904の図8で示すState2における動作を示している。図9では、交差点に進入する第2移動体9aが実施の形態1に係る右折衝突防止のサービスに必要な情報を取得しているか否かを判定している。無線通信部902が路側通信装置2aから狭域無線通信により情報を取得した場合、ステップST101において情報提供判断部904は情報蓄積・管理手段905から当該サービスに該当する対向車情報が存在するか否かを確認する。
上記により、対向車情報が取得できなかった場合には、終了する(次回の情報取得まで、処理を行わない)。対向車情報が取得できた場合には、State3に移行する。
図10は実施の形態1による車載装置9の動作を表すフローチャートであり、 情報提供判断部904の図8で示すState3、もしくはState4における動作を示している。なお、State3、4では、一定周期ごとに本動作を行うものとする。
ステップST201では、第2移動体9aが交差点を通過しているか否かを確認する。具体的には、情報提供判断部904は情報蓄積・管理手段905より取得した交差点情報より自車の走行距離が大きい場合に交差点通過と判断する。上記により、交差点を通過していた場合には、サービス終了と判断してHMI出力制御部906に優先度1の判断結果を送信するとともにState1に移行する。
次に、交差点に進入する第2移動体9aが実施の形態1に係る右折衝突防止のサービスを提供し得る第2移動体9aに該当するかステップST202〜ステップST206により判断する。
具体的な判定方法としては、ステップST202では車速が右折待ちであると想定される一定速度以下であること、ステップST203では走行車線が右折可能であること、ステップST204では右ターンシグナルが点滅中であること、ステップST205では現在位置が右折停止線付近であること、ステップST206では信号が走行可能な青、もしくは黄であることの全ての要件を満たす場合に第2移動体9aは上記対向車情報を提供すべき右折待ち車両であると判断される。
上記により、第2移動体9aが右折待ち車両でないと判断した場合には、ステップST207に移行して、当該状態が一定時間継続している場合に限り、ステップST209において、サービス終了と判断してHMI出力制御部906に優先度1の判定結果を送信するとともにState1に移行する。当該状態が一定時間継続していない場合には、何もしない。なお、右折待ち車両であると判断した場合には、ステップST208に移行する。
ステップST208では、右折衝突可能性のある対向車両が存在するか否かを判断する。具体的には、以下のTTC演算式をみたすことが要件となる。
ステップST208のTTC演算は、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する第1移動体9bが交差点中央に至るまでに必要な所要時間Tp1(車両感知装置3aが検出した第1移動体9bの速度V1と、車両感知装置3aと交差点中央間の距離Lに基づいて、Tp1=L/V1で求められる)と、第2移動体9aが右折に必要な所要時間Tp2と、警告情報の認識可能時間Trのいずれか大きい方と上記第1移動体9b検出後に第2移動体9aのドライバに警告情報が提供されるまでの遅延時間Tds(車両感知装置3aが第1移動体9bを検出した時刻T1と、現在時刻Tを用いて、Tds=T−T1で求められる)の和を、比較することで警告情報の提供可否を判断する。
すなわち、
Tp2>=Trの場合、
Tp1=<Tds+Tp2
が成立するときに警告情報の提供可(第1移動体9bと衝突危険性あり)と判定する。
Tp2<Trの場合、
Tp1=<Tds+Tr
が成立するときに警告情報の提供可(第1移動体9bと衝突危険性あり)と判定する。
上記により、警告情報の提供可であると判断した場合には、ステップST211において、HMI出力制御部906に優先度4(対向車が四輪車の場合)、もしくは優先度5(対向車が自動二輪車の場合)の判定結果を送信するとともにState5に移行する。提供不可であると判断した場合には、ステップST210において、HMI出力制御部906に優先度3の判定結果を送信するとともにState4に移行する。
図11は実施の形態1による車載装置9の動作を表すフローチャートであり、情報提供判断部904の図8で示すState5における動作を示している。なお、State5でも、一定周期ごとに本動作を行うものとする。
ステップST301〜ステップST308の動作は、図10のステップST201〜ステップST208の動作と共通するため、説明は省略する。ステップST309では、TTC演算式を満たさない場合、つまり本サービスに該当する対向車両が存在しなくなった場合から一定時間経過後には、ステップST311において、当該車両が交差点を通過したと判断してHMI出力制御部906に優先度3の判定結果を送信するとともにState4に移行する。なお、ステップST307に移行して、当該状態が一定時間継続している場合に限り、ステップST310において、サービス終了と判断してHMI出力制御部906に優先度1の判定結果を送信するとともにState1に移行する。当該状態が一定時間継続していない場合には、何もしない。
TTC演算式を満たす場合は、ステップST312において、HMI出力制御部906に優先度4(対向車が四輪車の場合)、もしくは優先度5(対向車が自動二輪車の場合)の判定結果を送信するとともにState5に移行する。ここで、TTC演算式を満たしており、かつブレーキ信号がONからOFFへ変化した場合は、衝突危険性が高いと判断してHMI出力制御部906に優先度6(対向車が四輪車の場合)、もしくは優先度7(対向車が自動二輪車の場合)の判定結果を送信するとともにState5に移行するものとする。
以上のように、実施の形態1に係る車載装置は、路側通信装置から通信により取得した障害物情報、交差点情報、信号情報等のデコード処理や、さらには移動体の車両情報等の蓄積と管理、また情報提供判断手段の判定結果に基づくHMIの制御をそれぞれ単一のモジュール内で行うとともに、上記判断結果をサービス種別と優先度で構成することで、各サービス種別ごとに分散した情報提供判断手段を有することが可能となる。これにより、将来的に増えていくことが予想される提供サービスの追加等の拡張にも容易に対応できる。
実施の形態2.
実施の形態2では、図1に示す交差点において、右折衝突防止サービスのみならず歩行者横断情報提供サービスを同時に提供する場合について説明する。なお、実施の形態2に用いる交差点、路側狭域無線通信装置、車載装置の構成は実施の形態1に係る図1〜3と等しいため、その説明は省略する。
表4に実施の形態2の歩行者横断情報提供サービスにおける判断結果の構成例を示す。判断結果は、表2に示す構成と同一であるため、説明は省略する。
Figure 0005442002
表5は実施の形態2におけるパラメータ管理部907が有する歩行者横断情報提供サービスの再生保障時間の一例を示す。再生保障時間は、表3に示す内容と同じであるため、説明は省略する。
Figure 0005442002
表6は実施の形態2におけるパラメータ管理部907が有するサービス中の優先度の構成例を示す。サービス中の優先度とは、表2に示す各サービス種別における、サービス中(優先度3)のコンテンツのみが競合した場合に、いずれのサービス種別におけるサービス中表示を優先すべきかを規定したパラメータである。
Figure 0005442002
図12はこの発明の実施の形態2によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図12の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図12のように、HMI出力制御部906が表2、表4に示すサービス中の再生中コンテンツを有しており、同様にサービス中のコンテンツを有する判定結果を取得した場合には、パラメータ管理部907から表6に示すサービス中の優先度のパラメータを取得して、サービス中の優先度が高いサービス種別に係る上記コンテンツを選択して再生する。
更新する場合には表5に示す再生保障時間も考慮した上で情報提供出力装置901に判定結果を転送するとともに再生中コンテンツとして保持する。なお、提供し得る全てのコンテンツを転送して、情報提供出力装置901が全てのサービス中表示をアイコン表示できるようにしてもよいものとする。
図13は発明の実施の形態1によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図13の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図13のように、HMI出力制御部906が有する再生中コンテンツ、再生待ちコンテンツがサービス中のみである場合、注意喚起(優先度4以上)に該当する判定結果を取得した場合には、サービス中の優先度に関わらず、情報提供出力装置901に判定結果を転送するとともに再生中コンテンツとして保持するものとする。
表7に実施の形態1におけるパラメータ管理部907が有する注意喚起の優先度の構成例を示す。注意喚起の優先度とは、表1に示す各サービス種別における、注意喚起(優先度4以上)のコンテンツのみが競合した場合に、いずれのサービス種別における注意喚起を優先すべきかを規定したパラメータである。以下、注意喚起は各サービス種別に係る優先度4以上のコンテンツを指すものとする。
Figure 0005442002
図14は実施の形態2によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図14の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図14のように、HMI出力制御部906が有する再生中コンテンツは注意喚起に該当しており、さらに注意喚起に該当する判定結果を取得した場合には、パラメータ管理部907から表7に示す注意喚起の優先度というパラメータを取得して、注意喚起の優先度が高いサービス種別に係る上記コンテンツを選択して再生する。更新する場合には表4に示す再生保障時間も考慮した上で情報提供出力装置901に判定結果を転送するとともに再生中コンテンツとして保持する。
図15は実施の形態2によるHMI出力制御部906における動作の一例を示している。図15の構成は図4と同様であるため、説明は省略する。図15のように、HMI出力制御部906が複数のサービス種別に係る再生中コンテンツ等を有しており、非表示のコンテンツに該当する判定結果を取得した場合には、判定結果と同一サービス種別の再生中コンテンツ、もしくは再生待ちコンテンツを消去した上で、情報提供出力装置901に再生中コンテンツに該当する判定結果を送信する。
また、パラメータ管理部907は、情報有効時間、最短再生時間というパラメータも有するものとする。
情報有効時間は、情報提供可能である有効時間を規定したものであり、再生待ちコンテンツとして一定時間以降経過した場合には情報提供判断部904が情報提供可と判断した時と情報提供出力装置901が再生するまでの時間が長いことを理由に当該コンテンツは破棄する。
また、最短再生時間は、再生した提供情報の有効時間を規定したものであり、光ビーコンからの提供情報のように単発で配信される情報を利用したサービスである場合には、提供情報の消去の契機を窺うことができない状態もあるため設けられている。最短再生時間経過時には提供情報を消去するものとする。
図16は実施の形態2の歩行者横断情報提供サービスに係る車載装置9の動作を表すフローチャートである。なお、車載装置9の動作概略は図8の状態遷移図と共通するため、説明は省略する。図16では、情報提供判断部904の図8に示すState2における動作を示しており、交差点に進入する第2移動体9aが歩行者横断情報提供サービスに必要な情報を取得しているか否かを判定している。無線通信部902が路側通信装置2aから無線通信により情報を取得した場合、ステップST401において、情報提供判断部904は情報蓄積・管理手段905から当該サービスに該当する横断歩行を進行する歩行者・自転車情報が存在するか否かを確認する。
上記により、歩行者・自転車情報が取得できなかった場合には、終了する(次回の情報取得まで、処理を行わない)。歩行者・自転車情報が取得できた場合には、State3に移行する。
図17は発明の実施の形態2による車載狭域無線通信装置9の動作を表すフローチャートであり、情報提供判断部904の図8で示すState3〜5における動作を示している。なお、State3〜5では、一定周期ごとに本動作を行うものとする。ステップST501では、第2移動体9aが交差点を通過しているか否かを確認する。具体的には、情報提供判断部904は情報蓄積・管理手段905より取得した交差点情報より自車の走行距離が大きい場合に交差点通過と判断する。上記により、交差点を通過していた場合には、サービス終了と判断してHMI出力制御部906に優先度1の判定結果を送信するとともにState1に移行する。
次に、交差点に進入する第2移動体9aが実施の形態2に係る歩行者横断情報提供のサービスを提供し得る移動体に該当するかステップST502〜ステップST506により判断する。
具体的な判定方法としては、ステップST502では車速が右折走行であると想定される一定速度以下であること、ステップST503では走行車線が右折可能であること、ステップST504では右ターンシグナルが点滅中であること、ステップST505では現在位置が右折先横断歩道付近であること、ステップST506では信号が走行可能な青、もしくは黄であることの全ての要件を満たす場合に第2移動体9aは上記歩行者横断情報を提供すべき右折車両であると判断される。
上記により、第2移動体9aが右折車両でないと判断した場合には、ステップST507に移行して、当該状態が一定時間継続している場合に限り、ステップST509において、サービス終了と判断してHMI出力制御部906に優先度1の判定結果を送信するとともにState1に移行する。当該状態が一定時間継続していない場合には、何もしない。なお、右折車両であると判断した場合には、ステップST508に移行する。
ステップST508では、右折先横断歩道を通行する歩行者、もしくは自転車が存在するか否かを判断する。具体的には、情報提供判断部904は情報蓄積・管理手段905から当該サービスに該当する横断歩行を進行する歩行者・自転車情報が存在するか否かを確認する。
上記により、警告情報の提供可であると判断した場合には、ステップST511において、HMI出力制御部906に優先度4(横断歩道に歩行者が存在する場合)、もしくは5(横断歩道に自転車が存在する場合)の判定結果を送信するとともにState5に移行する。提供不可であると判断した場合には、ステップST510において、HMI出力制御部906に優先度3の判定結果を送信するとともにState4に移行する。
以上のように、実施の形態2に係る車載装置は、実施の形態1と共通の構成を有することで、複数サービスが提供される交差点においても既存の他のサービス種別に係る情報提供判断手段に変更を加えることがなく動作可能であるため、マルチサービスに対応した情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態3.
図18は、実施の形態3に係る車載装置9の構成を示すブロック図である。この実施の形態3では、実施の形態1の車載装置9において、無線通信部902及び情報提供出力装置901を異なる装置(無線通信装置911、情報提供出力装置912)上に配置するとともに、無線通信装置911及び情報提供出力装置912とのインタフェースを追加で備えたものであり、車載装置9と無線通信装置911及び情報提供出力装置912はそれぞれの外部インタフェース913,914を介して接続される。
この無線通信装置911及び情報提供出力装置912としては、電子情報技術産業協会規格JEITA−TT−6001に記載のITS車載装置等が適用でき、無線通信装置911及び情報提供出力装置912との間のインタフェースとして特許文献「特開2007−067886号公報」に記載のインタフェース等が適用できる。
このとき、第2の外部インタフェース部914が使用するプロトコルに第1の外部インタフェース部913が使用する通信プロトコルを用いることで、無線通信装置911と情報提供出力装置912に標準化されているITS車載装置など、無線通信装置911と情報提供出力装置912から構成される車載装置を用いることが可能となる。
図19は、実施の形態3における車載装置9の動作について説明する。ステップST601で車載装置9の第1の外部インタフェース部913が無線通信装置911から完全運転支援情報を取得する。
ステップST602で車載装置9の情報蓄積・管理手段905及び情報提供判断部904が、実施の形態1及び実施の形態2と同一の方法で安全運転支援の可否を判断する。ここで、安全運転支援情報が存在する場合は、HMI出力制御部906に対して安全運転支援情報の出力を要求する。
ステップST603でHMI出力制御部906は、優先度とサービス情報からなるHMI出力要求メッセージ(図20)を生成する。なお、当該HMI出力要求メッセージは実施の形態1における判断結果と同様の構成である。
ステップST604でHMI出力制御部906は、ステップST603で作成したHMI出力要求メッセージを第2の外部インタフェース部914を用いて送信する。
以上のように、この実施の形態3によれば、無線通信装置911や情報提供出力装置912に、標準化されているITS車載装置を用いることが可能であり、安価な安全運転支援情報提供可能な車載装置を構築することが可能となるという効果が得られる。
また、サービスの追加時に安全走行支援情報の制御処理部分を専用のサービス種別判断部として独立させることにより、提供サービスの追加等の拡張により容易に対応できるという効果がある。
なお、実施の形態3では、無線通信装置及び情報提供出力装置の両方を異なる装置上に配置する構成について説明したが、いずれか一方のみを異なる装置上に配置する構成としても良い。
また、外部インタフェース部として、2種類の外部インタフェース部を用意したが、インターネットプロトコルやCAN等、単一の通信路上の複数のノードCANで通信が可能なネットワークやバス型の通信路を利用する場合は、外部インタフェース部913,914を共用しても良い。
この発明に係る車載狭域無線通信装置は、ドライバに対する情報提供を適切なタイミングで実行できる等の効果を有する為、交差点の合流点で発生する衝突事故の防止等に用いるのに適している。

Claims (13)

  1. 合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有する路側通信装置から供給された該合流点における路側情報を専用狭域通信で受信する無線通信部と、
    自車の運行状態を検出する運行状態検出部と、
    HMIに関するパラメータを管理するパラメータ管理部と、
    前記無線通信部からの路側情報及び前記運行状態検出部からの運行状態情報を蓄積管理する情報蓄積・管理手段と、
    前記情報蓄積・管理手段から取得した路側情報と運行状態情報に基づいて衝突危険性を判断した結果から情報提供可否を判断する情報提供判断部と、
    前記情報提供判断部からの判断結果と前記パラメータ管理部から取得した合流点周辺の環境情報からHMI出力の制御を行うHMI出力制御部と、
    前記HMI出力制御部から通知されたHMI出力要求に基づいて情報提供を行う情報提供出力装置と、
    を備え、
    前記情報提供判断部は、提供サービスの種類ごとに独立したサービス種別判断部を備え、情報提供可否の判断結果をサービスの種類ごとに前記HMI出力制御部へ通知し、
    前記HMI出力制御部は、前記情報提供出力装置で再生中のコンテンツを更新する場合、前記パラメータ管理部から取得する再生保障時間に基づいて、HMI出力要求の送信タイミングを判断することを特徴とする車載狭域無線通信装置。
  2. 前記HMI出力制御部は、前記情報提供出力装置が再生中のコンテンツを更新する場合、同一の提供サービスであれば、優先度に基づいて、HMI出力要求の送信可否を判断することを特徴とする請求項1記載の車載狭域無線通信装置。
  3. 前記HMI出力制御部は、前記情報提供出力装置が再生中のコンテンツを更新する場合、異なる提供サービスであれば前記パラメータ管理部から取得するサービス種別に係る優先度に基づいて、HMI出力要求の送信可否を判断することを特徴とする請求項1記載の車載狭域無線通信装置。
  4. 右折を意図する第2移動体と対向車線を直進する第1移動体の衝突事故を回避するサービスを提供する場合、前記情報提供判断部は、第2移動体の合流点予測到達時間、もしくは右折所要時間のいずれか大きい方に、第2移動体のドライバへの情報提供に要する車載器内部の遅延時間を加算した値より、第1移動体の合流点予測到達時間が小さい場合に、前記第1移動体と前記第2移動体は衝突危険性があると判定することを特徴とする請求項1記載の車載狭域無線通信装置。
  5. 右折を意図する第2移動体と対向車線を直進する第1移動体の衝突事故を回避するサービスを提供する場合、前記情報提供判断部が前記第1移動体と前記第2移動体が衝突危険性があると判定しており、かつブレーキ情報がONからOFFへ変化する場合には、優先度に変化を加えた判断結果を前記HMI出力制御部に通知することを特徴とする請求項1または請求項記載の車載狭域無線通信装置。
  6. 無線通信装置との間で所定の通信プロトコルに従って通信を行う第1の外部インタフェース部と、
    情報提供出力装置との間で所定の通信プロトコルに従って通信を行う第2の外部インタフェース部と、
    自車の運行状態を検出する運行状態検出部と、
    HMIに関するパラメータを管理するパラメータ管理部と、
    前記第1の外部インタフェース部から取得した走行支援情報と前記運行状態検出部から取得した自車情報を管理する情報蓄積・管理手段と、
    前記情報蓄積・管理手段が管理する情報に基づいて衝突危険性を判断した結果から情報提供可否を判断する1つ以上の情報提供判断部と、
    前記情報提供判断部からの判断結果と前記パラメータ管理部から取得した合流点周辺の環境情報からHMI出力の制御を行なうHMI出力制御部とを備え、
    前記情報提供判断部は、提供サービスの種類ごとに独立したサービス種別判断部を備え、情報提供可否の判断結果をサービスの種類ごとに前記HMI出力制御部へ通知し、
    前記HMI出力制御部は、前記第2の外部インタフェース部を用いて前記情報提供出力装置にHMI出力要求を出力し、前記情報提供出力装置で再生中のコンテンツを更新する場合、前記パラメータ管理部から取得する再生保障時間に基づいて、HMI出力要求の送信タイミングを判断することを特徴とする車載狭域無線通信装置。
  7. 無線通信装置との間で所定の通信プロトコルに従って通信を行なう第1の外部インタフェース部と、
    自車の運行状態を検出する運行状態検出部と、
    HMIに関するパラメータを管理するパラメータ管理部と、
    前記第1の外部インタフェース部から取得した走行支援情報と前記運行状態検出部から取得した自車情報を管理する情報蓄積・管理手段と、
    前記情報蓄積・管理手段が管理する情報に基づいて衝突危険性を判断した結果から情報提供可否を判断する1つ以上のサービス種別判断部を有する情報提供判断部と、
    前記情報提供判断部からの判断結果と前記パラメータ管理部から取得した合流点周辺の環境情報からHMI出力の制御を行なうHMI出力制御部と、
    前記HMI出力制御部が生成したHMI出力要求に基づいて情報提供を行う情報提供出力装置と、
    を備え、
    前記情報提供判断部は、提供サービスの種類ごとに独立したサービス種別判断部を備え、情報提供可否の判断結果をサービスの種類ごとに前記HMI出力制御部へ通知し、
    前記HMI出力制御部は、前記情報提供出力装置で再生中のコンテンツを更新する場合、前記パラメータ管理部から取得する再生保障時間に基づいて、HMI出力要求の送信タイミングを判断することを特徴とする車載狭域無線通信装置。
  8. 前記第1の外部インタフェース部が使用する通信プロトコルと前記第2の外部インタフェ−ス部が使用する通信プロトコルが同一であることを特徴とする請求項記載の車載狭域無線通信装置。
  9. 前記HMI出力要求は、提供サービスの種類と優先度により構成されることを特徴とする請求項記載の車載狭域無線通信装置。
  10. 合流点及びその周辺からの各種情報に基づいて路側情報を出力する路側狭域無線通信装置と、
    前記合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有し、前記路側狭域無線通信装置から供給された路側情報を専用狭域通信で放出する路側通信装置と、
    前記路側通信装置から放出された路側情報を専用狭域通信で受信する請求項1記載の車載狭域無線通信装置と、
    を備えたことを特徴とする路車間狭域無線通信システム。
  11. 合流点及びその周辺からの各種情報に基づいて路側情報を出力する路側狭域無線通信装置と、
    前記合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有し、前記路側狭域無線通信装置から供給された路側情報を専用狭域通信で放出する路側通信装置と、
    前記路側通信装置から放出された路側情報を専用狭域通信で受信する請求項記載の車載狭域無線通信装置と、
    を備えたことを特徴とする路車間狭域無線通信システム。
  12. 合流点及びその周辺からの各種情報に基づいて路側情報を出力する路側狭域無線通信装置と、
    前記合流点から所定距離内の地点の一部を覆う通信エリアを有し、前記路側狭域無線通信装置から供給された路側情報を専用狭域通信で放出する路側通信装置と、
    前記路側通信装置から放出された路側情報を専用狭域通信で受信する請求項記載の車載狭域無線通信装置と、
    を備えたことを特徴とする路車間狭域無線通信システム。
  13. 合流点及びその周辺からの各種情報は、
    合流点に進入する第1移動体の進入前の挙動を検出する車両感知装置、
    合流点に設置された信号器を制御する信号器制御装置、
    横断歩道の通行状態を検出する横断状態検出装置、
    合流点周辺の環境情報を保存するセンタ、
    から得ることを特徴とする請求項10から請求項12のうちのいずれか1項記載の路車間狭域無線通信システム。
JP2011508195A 2009-04-07 2010-03-02 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム Active JP5442002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011508195A JP5442002B2 (ja) 2009-04-07 2010-03-02 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092964 2009-04-07
JP2009092964 2009-04-07
PCT/JP2010/001408 WO2010116601A1 (ja) 2009-04-07 2010-03-02 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム
JP2011508195A JP5442002B2 (ja) 2009-04-07 2010-03-02 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010116601A1 JPWO2010116601A1 (ja) 2012-10-18
JP5442002B2 true JP5442002B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=42935901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011508195A Active JP5442002B2 (ja) 2009-04-07 2010-03-02 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8902080B2 (ja)
JP (1) JP5442002B2 (ja)
CN (1) CN102272809B (ja)
DE (1) DE112010001542B4 (ja)
WO (1) WO2010116601A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8924141B2 (en) 2010-03-19 2014-12-30 Mitsubishi Electric Corporation Information providing apparatus
US20150039174A1 (en) * 2012-03-22 2015-02-05 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Vehicular Communication Device and Communication Management System
JP5796529B2 (ja) * 2012-03-30 2015-10-21 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
CN103810877A (zh) * 2012-11-09 2014-05-21 无锡美新物联网科技有限公司 一种汽车信息交互安全***
WO2014083649A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 トヨタ自動車 株式会社 運転支援装置及び運転支援方法
US9244695B2 (en) 2013-03-15 2016-01-26 Dell Products, Lp Obtaining device drivers from an out-of-band management network
CN103258428B (zh) * 2013-04-24 2015-07-29 交通运输部公路科学研究所 一种基于etc设备实现交通状态采集的方法
CN104424800A (zh) * 2013-09-10 2015-03-18 李祖健 基于电子不停车收费电子标签的浮动车交通信息采集方法及其***
US20150100189A1 (en) * 2013-10-07 2015-04-09 Ford Global Technologies, Llc Vehicle-to-infrastructure communication
CN103606270A (zh) * 2013-11-27 2014-02-26 重庆邮电大学 一种车路协同通信方法及***
CN103794087A (zh) * 2014-02-17 2014-05-14 东南大学 基于无线协同的运动物体穿行道路辅助避撞方法和***
JP6180968B2 (ja) * 2014-03-10 2017-08-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
JP6168025B2 (ja) * 2014-10-14 2017-07-26 トヨタ自動車株式会社 車両用交差点関連警報装置
US10002536B2 (en) * 2015-07-14 2018-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for providing service in vehicle to everything communication system
JP6354709B2 (ja) * 2015-09-01 2018-07-11 株式会社デンソー 移動体通信システム、移動体側装置
CN105303890A (zh) * 2015-10-27 2016-02-03 重庆智韬信息技术中心 实现对周边异常行驶状态车辆的智能预警方法
WO2017130641A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 日産自動車株式会社 車両の走行制御方法および車両の走行制御装置
JP6351888B2 (ja) * 2016-02-12 2018-07-04 三菱電機株式会社 情報表示装置及び情報表示方法
CN105608928B (zh) * 2016-03-25 2018-03-09 山东交通学院 基于WiFi的高速公路防撞预警***
CN105869439B (zh) * 2016-04-13 2019-03-26 重庆邮电大学 一种道路交汇口防撞预警方法、路侧设备与防撞***
US10181264B2 (en) * 2016-04-18 2019-01-15 Ford Global Technologies, Llc Systems and methods for intersection assistance using dedicated short range communications
JP6799805B2 (ja) * 2016-05-25 2020-12-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 物体検出装置、プログラムおよび記録媒体
CN109416875B (zh) * 2016-07-06 2021-05-18 三菱电机株式会社 驾驶支援装置
KR102225723B1 (ko) * 2016-09-21 2021-03-09 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 노측 통신 장치 및 차량탑재 통신 장치
JP6443418B2 (ja) * 2016-10-03 2018-12-26 トヨタ自動車株式会社 車両運転支援装置
US11017663B2 (en) 2016-10-03 2021-05-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ultra-low-power traffic-monitoring system
CN106875713A (zh) * 2017-03-23 2017-06-20 奇瑞汽车股份有限公司 交叉口喷泉预警***及其预警方法
CN108154691B (zh) * 2018-02-06 2020-10-30 中国汽车技术研究中心 一种基于专用短程通信的交通调节***及方法
US11330410B2 (en) 2018-04-03 2022-05-10 Corning Research & Development Corporation Pathside communication relay (PCR) for collecting and distributing pathside data among client devices
US11009890B2 (en) * 2018-09-26 2021-05-18 Intel Corporation Computer-assisted or autonomous driving assisted by roadway navigation broadcast
JP7150041B2 (ja) * 2018-10-12 2022-10-07 京セラ株式会社 基地局、管理装置、及び方法
JP7486139B2 (ja) * 2018-12-10 2024-05-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報システム及び情報送信方法
WO2021048966A1 (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 三菱電機株式会社 運転支援装置、車両制御装置、運転支援システム、及び運転支援方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184230A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Mazda Motor Corp 車両用情報提供装置
JP2006082692A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2007241726A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 運転支援システム、送信装置及び受信装置
JP2008198162A (ja) * 2007-01-15 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システム

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2671626B2 (ja) * 1991-04-08 1997-10-29 日産自動車株式会社 走行情報提供装置
EP0677799B1 (en) * 1994-04-15 2000-05-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle travel aiding device
JP3390289B2 (ja) * 1995-06-16 2003-03-24 富士重工業株式会社 警報装置
JP3805832B2 (ja) * 1996-07-10 2006-08-09 富士重工業株式会社 車両用運転支援装置
JP3358709B2 (ja) * 1997-08-11 2002-12-24 富士重工業株式会社 車両用運転支援装置
JP3174833B2 (ja) * 1999-10-27 2001-06-11 建設省土木研究所長 右折衝突防止システム
JP3586714B2 (ja) * 2001-03-08 2004-11-10 国土交通省国土技術政策総合研究所長 走行支援道路システムにおける路側設備の異常処理方法
JP4223320B2 (ja) * 2003-04-17 2009-02-12 富士重工業株式会社 車両用運転支援装置
JP4247710B2 (ja) 2003-06-20 2009-04-02 マツダ株式会社 車両用情報提供装置
JP2005318522A (ja) 2004-03-30 2005-11-10 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信端末
JP4615399B2 (ja) 2005-08-31 2011-01-19 三菱電機株式会社 移動局装置及び外部端末
CN1831839A (zh) * 2006-04-30 2006-09-13 宁焕生 一种适用于etc收费***的防碰撞方法和防碰撞模块
JP4763537B2 (ja) * 2006-07-13 2011-08-31 株式会社デンソー 運転支援情報報知装置
US20080046175A1 (en) * 2006-07-31 2008-02-21 Nissan Technical Center North America, Inc. Vehicle navigation system
CN100580733C (zh) * 2006-08-09 2010-01-13 新世界(中国)科技传媒有限公司 一种语音导行导乘***及其工作方法
US8055440B2 (en) * 2006-11-15 2011-11-08 Sony Corporation Method, apparatus and system for use in navigation
EP2101147A4 (en) * 2006-12-05 2011-09-07 Kenwood Corp SYSTEM, INFORMATION TRANSMISSION METHOD, AND COMPUTER PROGRAM
JP5066437B2 (ja) * 2007-12-21 2012-11-07 富士重工業株式会社 車両の走行制御装置
JP2010086265A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujitsu Ltd 受信装置、データ表示方法、および移動支援システム
US8806129B2 (en) * 2008-11-21 2014-08-12 International Business Machines Corporation Mounted cache memory in a multi-core processor (MCP)
US8416300B2 (en) * 2009-05-20 2013-04-09 International Business Machines Corporation Traffic system for enhancing driver visibility
US8340894B2 (en) * 2009-10-08 2012-12-25 Honda Motor Co., Ltd. Method of dynamic intersection mapping
US8818641B2 (en) * 2009-12-18 2014-08-26 Honda Motor Co., Ltd. Method of intersection estimation for a vehicle safety system
US8823556B2 (en) * 2010-09-02 2014-09-02 Honda Motor Co., Ltd. Method of estimating intersection control
US8618951B2 (en) * 2010-09-17 2013-12-31 Honda Motor Co., Ltd. Traffic control database and distribution system
US8618952B2 (en) * 2011-01-21 2013-12-31 Honda Motor Co., Ltd. Method of intersection identification for collision warning system
US8594923B2 (en) * 2011-06-14 2013-11-26 Crown Equipment Limited Method and apparatus for sharing map data associated with automated industrial vehicles

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184230A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Mazda Motor Corp 車両用情報提供装置
JP2006082692A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2007241726A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 運転支援システム、送信装置及び受信装置
JP2008198162A (ja) * 2007-01-15 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20110254699A1 (en) 2011-10-20
CN102272809A (zh) 2011-12-07
DE112010001542T5 (de) 2012-08-30
US8902080B2 (en) 2014-12-02
JPWO2010116601A1 (ja) 2012-10-18
WO2010116601A1 (ja) 2010-10-14
CN102272809B (zh) 2014-10-08
DE112010001542B4 (de) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5442002B2 (ja) 車載狭域無線通信装置及び路車間狭域無線通信システム
US9761136B2 (en) Methods and software for managing vehicle priority in a self-organizing traffic control system
US9824583B2 (en) Vehicle-to-vehicle and traffic signal-to-vehicle traffic control system
KR101500472B1 (ko) 차량 내외로 차량 관련 정보를 전송하는 방법 및 장치
US11248917B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for determining the criticality of an emergency
JP4840193B2 (ja) 情報提供判定装置
JP4913683B2 (ja) 危険度管理システム、サーバ装置及び危険度管理方法
JP6537631B2 (ja) 予測装置、予測システム、予測方法および予測プログラム
JP5139126B2 (ja) 車車間通信システム並びに車載通信装置及び携帯通信装置
CN111583697B (zh) 驾驶支持***和服务器装置
CN109808737A (zh) 用于适应列车平交道口的导航的方法和设备
WO2018032632A1 (zh) 一种车辆预警方法及装置
JP5582078B2 (ja) 運転支援装置
CN113240918B (zh) 用于为车辆预留车道的方法、存储介质及电子设备
JP2020123212A (ja) 車両呼出/誘導システム、ヘッドアップディスプレイ装置、照明装置、および携帯端末装置
JP2017123072A (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
EP1926072A1 (en) Drive assistance device, drive assistance method, drive assistance program, and recording medium
JP2020126474A (ja) 基地局及び車載装置
JP2012048293A (ja) 運転支援装置
JPWO2020136893A1 (ja) 通信システム、通信端末、制御方法、プログラム、およびプログラムを記憶する記憶媒体
JP2019175492A (ja) 予測装置、予測システム、予測方法および予測プログラム
JP6250891B2 (ja) 移動体用情報出力装置
JP2014191577A (ja) 運転支援装置
JP4698699B2 (ja) 路車間情報通信処理車載装置
WO2022259862A1 (ja) 車載装置、制御装置、システム、車載装置の制御方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5442002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250