JP6250891B2 - 移動体用情報出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等の移動体の利用者に提供される情報を出力する移動体用情報出力装置に関する。
従来、車両の運転者などの利用者に該車両の走行や状態に関する警告や注意、経路案内及びおすすめ情報などの各種の情報を、表示装置などを通じて提供する移動体用情報出力装置が知られている。こうした装置では、提供対象とする情報(以下、提供情報)が入力されることに応じて、その提供情報を順次出力させるようにしているものの、略同じタイミングで複数の提供情報が入力されることも少なくない。そこで、略同じタイミングで入力された複数の提供情報を比較して優先度を付与する技術が提案されており、そうした技術の一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の情報処理装置は、ネットワーク上の情報を自動的に収集し参照することにより、利用者に提供する情報の重要度の判定を、全て自動的に処理する、もしくは人の手による判定処理を補佐する装置である。すなわち、この情報処理装置は、コンピュータネットワーク上で収集可能な情報を自動的に収集し、解析し、比較を行うことによって、情報提供サイトにおいて提供される各情報のそれ自身の重要度を判定する。そして、この判定を通じて、重要な情報を利用者に明確に示し、これを優先的に利用者に提供する。また、同情報処理装置では、情報提供サイトの編集者等が行う、提供する情報の重要度や優先順位の判定作業を補佐するか、もしくは判定処理を全て自動処理する。
特開2001−209655号公報
上記特許文献1に記載の情報処理装置によれば、ネットワーク上の情報などを重要度に応じて利用者に提供することができるようになる。
ところで、例えば車両の利用者に提供される情報には、車両の走行や状態に関する情報、特に安全に係わる情報など、その重要性に鑑みて優先度が高く設定される情報が存在する。そして、同時に複数の提供情報の出力が要求される場合、通常は優先度の低い情報よりも優先度の高い提供情報が優先して出力される。ただし近年、利用者の利便性を高めるべく、車両で出力される提供情報も多様化する傾向にある。すなわち、こうした提供情報の中には、優先度が必ずしも高くは設定されていないものの、移動に際しての「その時」、「その場」で通知されることに価値のある情報が含まれることも少なくない。しかし、こうした「その時」、「その場」で通知されることに価値のある提供情報は、出力タイミングが優先度の高い情報と競合すると、その出力が後回しにされ、結果として、情報の価値が低下したり、あるいは無くなってしまったり、またあるいは、出力する機会そのものが失われてしまったりすることとなる。
なお、出力タイミングが重なる複数の提供情報の出力については、必ずしも優先度がない場合であれ、その出力タイミングの調整となると、上述と同様の問題が避けられない。また、こうした課題は、車両以外の移動体についても同様に生じる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、出力タイミングが重なる複数の情報について、それら情報をできるだけ多く出力することができるように出力態様を調整することのできる移動体用情報出力装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果を記載する。
上記目的を達成するために移動体用情報出力装置は、移動体の利用者に提供すべくリアルタイムに入力される情報を出力する移動体用情報出力装置であって、前記提供すべき情報ごとに、出力を待機させることができる時間の長さである待機可能時間、及び、最低限必要とされる出力時間の長さである最低出力時間をそれぞれ属性として付与する属性付与部と、前記提供すべき情報のうちの出力タイミングが重なる2つの情報について、一方の情報に付与された前記待機可能時間が他方の情報に付与された前記最低出力時間よりも長いとき、前記他方の情報を該他方の情報の前記最低出力時間以上の長さだけ出力させてから、前記一方の情報の前記待機可能時間以内に該一方の情報を前記他方の情報に切り替えて出力させる態様で情報の出力を調停する出力調停部と、を備え、前記属性付与部は、前記待機可能時間と前記最低出力時間との和以上の長さの時間としての出力継続時間を前記提供すべき情報ごとに属性としてさらに付与するものであり、前記出力調停部は、前記他方の情報に付与された前記出力継続時間が前記一方の情報の前記待機可能時間よりも短いとき、前記他方の情報の出力時間を該他方の情報の前記出力継続時間以上とすることを要旨とする。
このような構成によれば、提供する情報(提供情報)が複数あるとき、出力タイミングが重なる2つの提供情報の待機可能時間と最低出力時間とを比較して、それら2つの情報が共に出力されるようにそれぞれの情報の出力態様が調停される。これによって、各情報に出力機会がより多く与えられるようになり、出力タイミングが重なる複数の情報について、それら情報ができるだけ多く出力されるように調整されるようになる。
また、このような構成によれば、情報を出力する出力時間が最低出力時間よりも長い時間となる出力継続時間にすることで、出力する情報の認知性が高められるようになる。よって、通知した情報を利用者に認知させることが容易になる。
好ましい構成として、前記出力調停部は、前記提供すべき情報の出力時間が該提供すべき情報の前記最低出力時間であるとき、該提供すべき情報に代えて、該提供すべき情報に対応して表現を簡略化した情報として予め用意されている簡略表現情報を出力させる。
このような構成によれば、出力時間が最低出力時間であるとき、出力する情報を簡略表現情報にすることで、出力時間が短時間であったとしても提供すべき情報の認知性を高めるようにすることができる。つまり、出力時間が短時間であっても、提供すべき情報の内容をより確実に認知させることができるようになる。
好ましい構成として、前記出力調停部は、前記提供すべき情報の出力時間が該提供すべき情報の前記出力継続時間よりも短いとき、該提供すべき情報に代えて、該提供すべき情報に対応して表現を簡略化した情報として予め用意されている簡略表現情報を出力させる。
このような構成によれば、出力時間が出力継続時間よりも短いとき、簡略表現情報を提供することで、出力する時間が多少短くなったとしても提供すべき情報の認知性を維持させることができるようになる。
好ましい構成として、前記属性付与部は、前記提供すべき情報ごとに提供の優先順を示す優先度を属性としてさらに付与するものであり、前記出力調停部は、前記付与された優先度の高い情報の出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する。
このような構成によれば、優先度の高い情報の出力時間がより長く確保されることから、優先度の高い情報の認知性がより高められるようになる。
好ましい構成として、前記出力調停部は、前記提供すべき情報が先着順で、それぞれ出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する。
上記目的を達成するために移動体用情報出力装置は、移動体の利用者に提供すべくリアルタイムに入力される情報を出力する移動体用情報出力装置であって、前記提供すべき情報ごとに、出力を待機させることができる時間の長さである待機可能時間、及び、最低限必要とされる出力時間の長さである最低出力時間をそれぞれ属性として付与する属性付与部と、前記提供すべき情報のうちの出力タイミングが重なる2つの情報について、一方の情報に付与された前記待機可能時間が他方の情報に付与された前記最低出力時間よりも長いとき、前記他方の情報を該他方の情報の前記最低出力時間以上の長さだけ出力させてから、前記一方の情報の前記待機可能時間以内に該一方の情報を前記他方の情報に切り替えて出力させる態様で情報の出力を調停する出力調停部と、を備え、前記出力調停部は、前記提供すべき情報が先着順で、それぞれ出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する。
このような構成によれば、先に発行された提供すべき情報の出力時間を長く確保することで、先に発行された情報が認知されなくなるおそれを軽減させることができる。
好ましい構成として、前記最低出力時間は、前記提供すべき情報を利用者が認知するために最低限必要とされる時間の長さとして付与される属性である。
このような構成によれば、情報の出力時間として、最低出力時間を確保することで、出力すべき情報の最低限の認知性を維持することができるようになる。そして、認知性を維持しつつ、より多くの情報を出力させることができるようにもなる。
移動体用情報出力装置を具体化した第1の実施形態について、その概略構成を示すブロック図。 同実施形態において提供情報の出力順を調整する処理についてその処理手順を示すフローチャート。 同実施形態において出力順が調整された提供情報を出力する処理についてその処理手順を示すフローチャート。 同実施形態において提供情報に付与される待機可能時間、最低出力時間、及び、出力継続時間を模式的示す図であって、(a)及び(b)はそれぞれ「情報1」及び「情報2」に付与される属性を示す模式図。 同実施形態において、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与される属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図、(e)は2つの情報を出力させるパターンの他の例を示す図。 移動体用情報出力装置を具体化した第2の実施形態について、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与された属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図。 同実施形態において、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与された属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図、(e)は2つの情報を出力させるパターンの他の例を示す図。 同実施形態において、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与された属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図、(e)は2つの情報を出力させるパターンの他の例を示す図。 同実施形態において、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与された属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図、(e)は2つの情報を出力させるパターンの他の例を示す図。 同実施形態において、(a)は2つの情報である「情報1」及び「情報2」に付与された属性の関係を示す図であり、同関係において、(b)は2つの情報の出力順の可否の判定結果を示す図、(c)は待機可能時間と出力継続時間との関係を示す図、(d)は2つの情報を出力させるパターンの一例を示す図。 移動体用情報出力装置を具体化した第3の実施形態について、各情報に付与される優先度の例をリストにして示す図。
(第1の実施形態)
移動体用情報出力装置を具体化した第1の実施形態について、図1〜5に従って説明する。移動体用情報出力装置は、移動体としての自動車からなる車両10に搭載されて運転者などの車両の利用者に対して各種の提供情報を出力する装置である。各種の提供情報は、文字情報や画像情報、又は、音声情報などからなり、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)を通じて画像及び音声の少なくとも一方として出力される。HMIとしては、画像等を表示する表示装置160と音声や音を出力する音声出力装置170とが設けられており、文字情報や画像情報は可視情報Oaとして表示装置160を通じて、他方の音声情報は可聴情報Obとして音声出力装置170を通じてそれぞれ利用者に提供される。
図1に示すように、車両10は、外部からの情報を検出する外部情報検出部100と、車外環境を検出する車外環境検出部110と、車内環境を検出する車内環境検出部120と、車両状態を検出する車両状態検出部130と、走行経路案内等を行うナビゲーションシステム150とを備えている。また、車両10は、画像等の可視情報Oaを出力する前述の表示装置160と、音声等の可聴情報Obを出力する前述の音声出力装置170とを備えている。さらに、車両10は、各種の提供情報の出力順を調停して出力させる処理等を行う情報処理部200を備えている。情報処理部200は、外部情報検出部100、車外環境検出部110、車内環境検出部120、車両状態検出部130、及び、ナビゲーションシステム150と共々、車内LANに接続され、その車内LANを介して利用者に提供すべき情報となる提供情報Ia〜Idを受信することが可能に構成されている。車内LANとしては、CAN(コントローラエリアネットワーク)等が用いられる。また、情報処理部200は、表示装置160、及び、音声出力装置170とも共にCAN等の上記車内LANに接続され、その車内LANを介して利用者に提供すべき提供情報に関する可視情報Oaや可聴情報Obを送信することが可能に構成されている。
外部情報検出部100は、車両10の現在位置を検出する位置検出部101、路上のインフラ装置との通信を行う路車間通信部102、及び、公衆通信の基地局と通信する公衆通信部103が接続されており、それら各部から車両10の外部から情報を取得する。また、外部情報検出部100は、他車両との通信を行う車車間通信部や、携帯電話やスマートフォンなどの携帯型情報端末との近距離通信を可能とする通信部などが接続されていてもよい。位置検出部101は、GPS衛星信号を受信するとともに、受信したGPS衛星信号に基づき車両10の現在位置を検出する。また位置検出部101は、車両10の現在位置を示す緯度経度の位置情報を、車内LANを介してナビゲーションシステム150に出力するようにしてもよい。路車間通信部102は、路上に設置された光ビーコン装置などのインフラ装置と通信を行い、交通規制情報、渋滞情報又は所要時間などの交通情報などを取得する。公衆通信部103は、公衆通信回線等を通じて送受信される電子メールの状態などを取得する。そして、外部情報検出部100は、取得した情報から利用者に提供する情報を選択し、選択した情報を提供情報Iaとして情報処理部200へ出力する。なお、提供情報Iaは、主に一般情報として出力される。ここで、一般情報とは、以下に説明する警告情報や注意情報以外の、本実施形態において調停の対象となる提供情報である。
車外環境検出部110は、車両の前方などの車外環境を撮像する車載カメラ111、車両の前方などの障害物等を検知するレーザセンサ112、車両周辺の比較的近距離にある障害物等を検知する超音波センサ113が接続されており、それら各装置から車外環境に関する情報を取得する。車載カメラ111は、車外環境の撮像画像に基づいて先行車両の位置や走行車線、障害物、歩行者などの情報を検出する。レーザセンサ112は、先行車両との間の距離や相対速度などの情報を検出する。超音波センサ113は、比較的近くにある人、先行車、障害物等までの距離を検出する。そして、車外環境検出部110は、取得した情報から利用者に提供する情報を選択し、選択した情報を提供情報Ibとして情報処理部200へ出力する。また、車外環境検出部110は、取得した情報に基づいて、衝突や接触、車線逸脱やそれらのおそれなどを検出すると、それら検出した情報について利用者に提供する警告情報や注意情報として選択し、こうして選択した情報についても提供情報Ibとして情報処理部200へ出力する。なお、提供情報Ibは、安全性などに及ぼす影響の重要性に応じて区分された警告情報や注意情報、一般情報等として出力される。
車内環境検出部120は、車内の温度を検出する温度検出部121、シートの位置を検出するシートポジション検出部122、及び、車内の明るさを検出する照度検出部123が接続されており、それら各部から車内環境に関する情報を取得する。また、車内環境検出部120は、乗車している人を検出する検出部などが接続されていてもよい。そして、車内環境検出部120は、取得した情報から利用者に提供する情報を選択し、選択した情報を提供情報Icとして情報処理部200へ出力する。なお、提供情報Icは主に一般情報として出力される。
車両状態検出部130は、車両10の速度を検出する速度検出部131、車両10の加速度を検出する加速度検出部132、及び、車両10の操舵角を検出する操舵角検出部133が接続されており、検出された速度、加速度、及び、操舵角度を車両状態に関する情報として取得する。また、車両状態検出部130は、他の検出装置に接続されて、車両の角部の状態を検出するようにしてもよい。そして、車両状態検出部130は、取得した情報から利用者に提供する情報を選択し、選択した情報を提供情報Idとして情報処理部200へ出力する。また、車両状態検出部130は、取得した情報に基づいて、故障、異常、残油量やそれらのおそれなどを検出すると、それら検出した情報についても利用者に提供する情報として選択し、こうして選択した情報についても提供情報Idとして情報処理部200へ出力する。なお、提供情報Idは、安全性などに及ぼす影響の重要性に応じて区分された注意情報や一般情報等として出力される。
ナビゲーションシステム150は、位置検出部101から取得した車両10の現在位置、設定された目的地、及び、記憶されている道路地図データに基づいて車両10に経路案内を行う。ナビゲーションシステム150は、目的地が設定されると、車両10の現在位置から目的地までの走行経路を検索し、この検索した走行経路を地図表示に重ねる態様で表示画面に表示させる。これにより、運転者に経路案内が画像として提供される。またナビゲーションシステム150は、運転者に有意な情報や運転者の好む情報を有する地点に近づくことを検出すると利用者に提供する情報として選択し、選択した運転者に有意な情報や運転者の好む情報を提供情報Ieとして情報処理部200へ出力する。運転者に有意な情報としては、ルート案内であったり、車両の状態に応じて望まれるディーラ店舗や給油所の情報が挙げられる。また運転者の好む情報としては、運転者の好みに応じた飲食店や店舗の情報が挙げられる。なお、提供情報Ieは主に一般情報として出力される。
情報処理部200は、提供情報Ia〜Ieを利用者に提供する情報としてリアルタイムに入力する。情報処理部200は、CAN通信により取得された提供情報Ia〜Ieの内容を、そのCANのメッセージIDに基づいて特定することができる。なお、提供情報Ia〜IeがCAN通信以外の通信方法で入力されたとしても、提供情報Ia〜Ieを含む通信メッセージに含まれている情報や、提供情報Ia〜Ieに含まれている情報に基づいて提供情報Ia〜Ieの内容を特定することはできる。
情報処理部200は、いわゆるECU(電子制御装置)であって演算部や記憶部を有する小型コンピュータを含んで構成されている。そして、情報処理部200は、記憶部に記憶されたプログラムやパラメータを演算部が演算処理することにより各種の制御を行うことができる。すなわち、情報処理部200は、提供情報Ia〜Ieを受け付ける出力依頼受付部210と、各提供情報に対応する属性を付与する属性付与部211と、属性に対応する優先度に基づいて出力順の調停の有無を判定する情報カテゴリ調停部220とを備えている。また、情報処理部200は、2つの提供情報があるときそれら提供情報を出力させる優先順を定める出力調停部230と、提供情報の出力形態を定める出力形態選定部240と、提供情報の出力状態を管理する出力状態管理部250とを備えている。さらに、情報処理部200は、各種パラメータ、プログラム、データなどを格納可能な記憶部260を備えている。
記憶部260は、公知の記憶装置を含んで構成されており、該記憶部260には、出力を待機させられる情報が待機させられる待機キュー261と、CANのメッセージIDに対応して定まる提供情報に対応する属性を保持する属性リスト262とが保持されている。待機キュー261は、提供情報の入出力が可能になっており、入力された提供情報は既に格納されている提供情報の後に先着順に追加格納される。また、待機キュー261は、提供情報の出力に際し、先頭の提供情報から出力するとともに、出力の済んだ提供情報は消去して、既に格納されている提供情報の順序を順次繰り上げる。属性リスト262には、提供情報に対応する属性として、情報カテゴリ(情報優先度)、待機可能時間、最低出力時間、及び、出力継続時間などが保持されている。なお、提供情報に対応する属性としては、少なくとも必要とされる属性が設定されていればよく、本実施形態では、少なくとも待機可能時間及び最低出力時間が保持されていればよい。
ここで、提供情報に対応する属性について説明する。まず、情報カテゴリ(情報優先度)は、提供情報の内容を適切なカテゴリに区分する情報であって、区分されたカテゴリに応じた優先度が付与される。本実施形態では、カテゴリは、警告情報、注意情報、及び一般情報の3つに区分され、警告情報及び注意情報には高い優先度、一般情報には警告情報及び注意情報の優先度よりも低い優先度が付与される。
図4(a)に示すように、待機可能時間、最低出力時間、及び、出力継続時間は、「情報1」には待機可能時間St1、最低出力時間Nt1、及び、出力継続時間Ot1として対応付けられ、図4(b)に示すように、「情報2」には待機可能時間St2、最低出力時間Nt2、及び、出力継続時間Ot2が対応付けられる。
各待機可能時間St1,St2は、提供情報を出力するまで待機できる時間の長さであって、現在時刻から情報の報知を行わなければならない時刻までの時間の長さである。待機可能時間は、例えば、車線規制の情報を得た位置と、適切に車線変更ができる距離とが離れているとき、車線規制の情報の出力を待機させることができる時間である。なお、移動体の場合、待機可能時間は、速度と距離とから算出されるものであり、こうした時間を、距離や速度などで代替することも可能である。
各最低出力時間Nt1,Nt2は、出力した提供情報が運転者などの利用者に認知されるために少なくとも必要とされる時間の長さである。この最低出力時間は、利用者が認知できないおそれが高い時間よりも長い時間が設定され、少なくとも各最低出力時間Nt1,Nt2だけ出力させることで提供情報が認知される可能性が高く維持される時間である。例えば、提供情報が文字情報や音声情報である場合、その文字情報や音声情報の内容が認知可能であると考えられる時間の長さが最低出力時間として設定される。文字情報や音声情報が「新着メールがありました」である場合、「新着メール」が認知可能な時間、狭い表示域に文字を順次表示させる場合であれば表示に要する時間、音声で出力する場合であれば「新着メール」までの発声に要する時間が最低出力時間として設定される。
各出力継続時間Ot1,Ot2は、現在時刻から提供情報を出力させておきたい時刻までの時間の長さであり、その提供情報に対応付けられている待機可能時間St1,St2及び最低出力時間Nt1,Nt2の和以上の長さの時間が設定される。例えば、各出力継続時間Ot1,Ot2は、出力した提供情報を運転者などの利用者が余裕を持って認知するために必要とされる時間を設定したり、提供情報の内容が完全に出力されるまでに要する時間を設定したり、提供情報の提供価値が無くなるタイミングまでの時間を設定したりすることができる。なお、提供情報は、出力継続時間Ot1,Ot2が設定されていたとしても、次に出力される情報があるときには、次の情報に切り替えられてもよいし、逆に、次に出力される情報が無いときには、その出力継続時間を経過した後も出力され続けられてもよい。
次に、図2〜5を参照して、情報処理部200で行われる出力順設定処理、及び、情報出力処理の動作について順に説明する。
まず、図2に示すように、情報処理部200は、提供情報Ia〜Ieが入力されると出力順設定処理を開始する。出力順設定処理が開始されると、出力依頼受付部210は、入力された提供情報Ia〜Ieを、順次、出力順設定処理の対象として受け付ける(ステップS10)。出力依頼受付部210は、CANのメッセージIDをフィルタリングすることにより出力順設定処理の対象となる提供情報Ia〜Ieを選択的に受け付ける。
対象となる提供情報Ia〜Ieが受け付けられると、属性付与部211は、受け付けた提供情報Ia〜Ieに情報属性を特定し付与する(ステップS11)。属性付与部211は、提供情報Ia〜Ieに対応するCANのメッセージIDを取得し、取得したメッセージIDに対応する情報属性を属性リスト262のうちから特定するとともに、特定した情報属性を提供情報Ia〜Ieに対応付ける。これにより、提供情報Ia〜Ieに、情報カテゴリ(情報優先度)、待機可能時間、最低出力時間、及び、出力継続時間が対応付けられる。
提供情報Ia〜Ieに情報属性が対応付けられると、情報カテゴリ調停部220は、情報カテゴリ調停を行う(ステップS12)。情報カテゴリ調停は、情報カテゴリ(情報優先度)を参照し、当該情報カテゴリが、警告情報又は注意情報である情報の優先度を高く設定し、一般情報である情報の優先度を低く設定する。そして、情報カテゴリ調停部220は、提供情報Ia〜Ieの情報カテゴリに基づく優先度が高いか否かを判断する(ステップS13)。提供情報Ia〜Ieの優先度が高いと判断された場合(ステップS13でYES)、情報カテゴリ調停部220は、提供情報Ia〜Ieを迅速に出力させるべく出力状態管理部250にて出力状態管理が行われるようにする(ステップS16)。本実施形態では、優先度の低い一般情報を出力調停の対象とする一方、優先度の高い警告情報及び注意情報は出力調停の対象外とする。これにより、警告情報及び注意情報は迅速に報知されるようにしている。なお、出力状態管理の詳細については後に説明する。
一方、提供情報Ia〜Ieの優先度が高くないと判断された場合(ステップS13でNO)、出力調停部230は、提供情報Ia〜Ieについて出力順を調整する(ステップS14)。なお、出力調停部230は、次の出力が可能になるまでの間に提供情報Ia〜Ieが1つだけ入力された場合、出力順を調整することなく提供情報Ia〜Ieを出力形態選定部240に伝達する(ステップS15に進める)。一方、出力調停部230は、次の出力が可能になるまでの間に提供情報Ia〜Ieが2つ入力された場合、それらの出力順を調整する。これら2つの提供情報Ia〜Ieは、次の出力が可能になるまでの間に受け付けられた情報であって、連続する情報であることが少なくない。例えば、略同じタイミングで情報処理部200に入力された提供情報Ia〜Ieからなる。
ここで、図5(a)〜(d)を参照して、出力調停部230により行われる2つの提供情報Ia〜Ieの出力順の調停について説明する。ここでは、説明の便宜上、2つの提供情報Ia〜Ieの一方を「情報1」、他方を「情報2」として説明する。出力調停部230は、「情報1」及び「情報2」のそれぞれの待機可能時間、及び、最低出力時間の関係に基づいて、それら「情報1」及び「情報2」の出力順を調停する。ここでは、「情報1」の属性を待機可能時間St1、及び、最低出力時間Nt1と示し、「情報2」の属性を待機可能時間St2、及び、最低出力時間Nt2と示す。図5(a)〜(d)に例示すように、「情報1」及び「情報2」の属性の関係は、「最低出力時間Nt1<待機可能時間St2」、及び、「最低出力時間Nt2>待機可能時間St1」である。つまり、図5(b)に示すように「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力することが可能である一方、「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力することはできない。よって、「情報1」と「情報2」の出力順は、「情報1」→「情報2」の順番は「○」(可)であり、「情報2」→「情報1」の順番は「×」(不可)となる。そこで、出力順を「情報1」→「情報2」とするとき、図5(d)に示すように、「情報1」を最低出力時間Nt1だけ出力させることができる(出力パターン1)、又は、図5(e)に示すように「情報1」を「情報2」の待機可能時間St2まで出力させることができる(出力パターン2)。「出力パターン1」では、「情報1」に必要最低限の認知性が確保されつつ、「情報2」は出力時間を長く確保されて認知性が高められるようになる。また、「出力パターン2」では、「情報1」は出力時間を長く確保されて認知性が高められつつ、「情報2」に必要最低限の認知性が確保されるようになる。
出力調停部230は、「情報1」及び「情報2」の出力順を「情報1」→「情報2」の順とするとともに、「出力パターン1」又は「出力パターン2」を選択する。出力調停部230は、出力依頼受付部210が先に受け付けた(先着順に)情報の出力時間を長くするようにしてもよい。例えば、「情報1」が先に受け付けられていた場合、「出力パターン2」を選択し、「情報2」が先に受け付けられていた場合、「出力パターン1」を選択してもよい。また、出力調停部230は、受付順に代えて、情報の重要度の高い情報の出力時間を長くするようにするようにしてもよい。例えば、「情報1」の重要度が高い場合、「出力パターン2」を選択し、「情報2」の重要度が高い場合、「出力パターン1」を選択することができる。なお、重要度は、一般情報をさらに区分して付与することができるし、又は、優先度をより詳細に区分して付与することもできるし、又は、CANのメッセージIDの大小に基づいて付与することもできる。
出力順を含む出力パターンが選択されると、出力形態選定部240は、「情報1」の出力形態選定を行う(ステップS15)。出力形態選定部240は、「情報1」を出力する時間が最低出力時間Nt1であるとき、「情報1」として出力される情報の出力形態を、簡略表現情報の形態に変更する。簡略表現情報は、提供情報の内容を短時間で伝えられるように表現を簡略化した情報であって、提供情報として用意されている通常の出力表現よりも短い時間であってもその内容を正確に認知させることが可能とされる情報である。簡略表現情報を用いることで、出力時間が短時間であったとしても提供情報の認知性を高めるようにすることができる。つまり、出力時間が短時間であっても、提供情報の内容をより確実に認知させることができるようになる。
簡略表現情報は、提供情報の通常の出力表現に対応付けられるようにして予め用意されており、例えば、予め用意されている対応表(図示略)が記憶部260に設定されている。一例として、通常の出力表現が「新着メールがありました」であるとき、これに対応する簡略表現情報として「メールです」が予め用意されている。すなわち、提供情報が文字情報である場合、利用者の違和感の低減される態様に簡略表現された簡略表現情報を用いることができる。また、適切に省略された文字情報を用いることで、提供情報の内容を短時間で利用者に正確しく認知させることができるようになる。また例えば、提供情報の表示範囲が限られている場合、表示に要する時間を短縮させることができる態様に簡略化された簡略表現情報を用いることができる。
また、出力形態選定部240は、「情報2」について、その出力する時間が最低出力時間Nt2であるとき、「情報2」として出力される情報の出力形態を、簡略表現情報の形態に変更するようにしてもよい。
出力状態管理部250は、ここまでで特定された出力順と出力態様とに従って「情報1」及び「情報2」を出力させるようにそれら情報の出力状態管理を行う(ステップS16)。出力状態管理部250は、「情報1」及び「情報2」を受け付けると、出力順が後に定められた「情報2」を、それに定められた出力態様とともに待機キュー261に格納する。一方、出力状態管理部250は、出力順が先である「情報1」を出力対象情報として設定し、出力順設定処理を終了する。
続いて、図3に示すように、情報出力処理によって「情報1」及び「情報2」が出力される。出力状態管理部250は、出力処理の対象となる情報として「情報1」が設定されると、「情報1」を定められた出力時間及び出力態様で出力させる情報出力処理を行う。すなわち、出力状態管理部250は、上記出力状態管理で「情報1」を出力対象情報として設定することで、その設定された「情報1」を出力処理対象として受け付ける(ステップS20)。そして、出力状態管理部250は、「情報1」に定められた期間を出力期間として設定し、同定められた出力態様を出力態様として設定し、これら設定によって情報を出力する(図3のステップS21)。このとき出力期間は、例えば、最低出力時間Nt1もしくは待機可能時間St2が設定される。また、出力状態管理部250は、設定された出力態様に応じて、「情報1」を出力させる信号を表示装置160及び音声出力装置170の少なくとも一方に出力する。そして、出力状態管理部250から出力された信号が表示装置160や音声出力装置170に伝達され、表示装置160や音声出力装置170から利用者に認知可能な態様で「情報1」が出力される。
そして、「情報1」の出力期間が経過すると、出力状態管理部250は、情報出力を終了する(ステップS22)。これにより、表示装置160や音声出力装置170からの「情報1」の出力が終了される。そして、出力状態管理部250は、他の提供情報が出力待ちをしていないか否かを判定する(ステップS23)。出力状態管理部250は、待機キュー261を参照することで出力待ちをしている他の提供情報の有無を確認する。例えば、「情報2」が待機キュー261に格納されていることから出力待ちがあると判定した場合(ステップS23でNO)、出力状態管理部250は、順番待ちをしている先頭の情報(ここでは「情報2」とする)を取得する。そして、出力状態管理部250は、処理をステップS20に戻り、取得された「情報2」を出力処理の対象となる情報として受け付ける(ステップS20)処理などを行う。
そして、待機キュー261に出力待ちがないと判定した場合(ステップS23でYES)、出力状態管理部250は、情報出力処理を終了する。
こうした移動体用情報出力装置によれば、出力タイミングが重なる複数の情報について、それら情報をできるだけ多く出力することができるように出力態様を調整することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る移動体用情報出力装置によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)提供情報Ia〜Ieが複数あるとき、つまり「情報1」及び「情報2」であるとき、出力タイミングが重なる「情報1」及び「情報2」の待機可能時間St1,St2と最低出力時間Nt1,Nt2とを比較して、それら2つの情報が共に出力されるようにそれぞれの情報の出力態様が調停される。これによって、各情報に出力機会がより多く与えられるようになり、出力タイミングが重なる複数の情報について、それら情報ができるだけ多く出力されるように調整されるようになる。
(2)出力時間が最低出力時間Nt1,Nt2であるとき、出力する情報を簡略表現情報にすることで、出力時間が短時間であったとしても提供すべき情報、例えば「情報1」や「情報2」の認知性を高めるようにすることができる。つまり、出力時間が短時間であっても、提供すべき情報の内容をより確実に認知させることができるようになる。
(3)優先度の高い情報の出力時間がより長く確保されるようにすることで、優先度の高い情報の認知性がより高められるようになる。
(4)先に発行された提供すべき情報の出力時間を長く確保するようにすることで、先に発行された情報が認知されなくなるおそれを軽減させることができる。
(5)利用者が認知するために最低限必要とされる時間の長さとして、最低出力時間を確保することで、出力すべき情報の最低限の認知性を維持することができるようになる。そして、認知性を維持しつつ、より多くの情報を出力させることができるようにもなる。
(第2の実施形態)
移動体用情報出力装置を具体化した第2の実施形態について、図6〜10を参照して説明する。本実施形態は、第1の実施形態で例示した属性とは異なる属性が付与された「情報1」及び「情報2」に対して出力調停部230が調停を行う。そこで、以下では、第1の実施形態と相違する構成や処理について説明し、説明の便宜上、同様の構成や処理についてはその詳細な説明を割愛する。
図6(a)〜(d)は、「情報1」及び「情報2」の属性の関係が、「出力継続時間Ot1<待機可能時間St2」であるときの出力調停例を示す。このとき図6(b)に示すように、「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることが可能である一方、「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることはできない。よって、「情報1」及び「情報2」の出力順は、「情報1」→「情報2」の順番は「○」(可)であり、「情報2」→「情報1」の順番は「×」(不可)となる。そこで、出力順を「情報1」→「情報2」とするとき、図6(d)に示すように、「情報1」を出力継続時間Ot1だけ出力させることができる。これにより、「情報1」は出力時間を長く確保されて認知性が高められるようになるとともに、「情報2」は必要最低限の認知性が確保される。なお、図示しないが、「情報1」を「情報2」の待機可能時間St2だけ出力させることや、最低出力時間Nt1だけ出力させることを選択することもできる。これにより、出力タイミングの重なる「情報1」及び「情報2」を、それらの最低出力時間及び出力継続時間からなる時間属性のみを比較することに基づいて、共に出力させるように出力調停が行われる。
図7(a)〜(e)は、「情報1」及び「情報2」の属性の関係が、「出力継続時間Ot1>待機可能時間St2>最低出力時間Nt1」であるときの出力調停例を示す。このとき、図7(b)に示すように「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることが可能であるとともに、「待機可能時間St1≧最低出力時間Nt2」の条件で「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることもできる。一方、「待機可能時間St1<最低出力時間Nt2」の条件では「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることはできない。よって、「情報1」と「情報2」の出力順は、「情報1」→「情報2」の順番は「○」(可)であり、「情報2」→「情報1」の順番は、「St1≧Nt2」の条件下で「○」(可)、「St1<Nt2」の条件下で「×」(不可)となる。そこで、出力順を「情報1」→「情報2」とするとき、図7(d)に示すように、「情報1」を最低出力時間Nt1だけ出力させることができる(出力パターン1)。これにより、「情報1」には必要最低限の認知性が確保されるようになる。また、出力順を「情報2」→「情報1」とするとき、図7(e)に示すように、「情報2」を最低出力時間Nt2だけ出力させることができる(出力パターン2)。これにより、「情報2」には必要最低限の認知性が確保されるようになる。なお、どちらの出力順を選択するかは、情報の重要度や先着順などにより定めることができる。例えば、「情報1」と「情報2」との重要度の関係が「「H」(情報1)>「L」(情報2)」であれば、「情報1」がより確実に認知される出力パターンが選択される。これにより、出力タイミングの重なる「情報1」及び「情報2」を、それらの時間属性のみを比較することに基づいて、共に出力させるように出力調停が行われる。
図8(a)〜(e)は、「情報1」及び「情報2」の属性の関係が、「出力継続時間Ot2>待機可能時間St1」であるときの出力調停例を示す。このとき、図8(b)に示すように「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることが可能である一方、「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることはできない。よって、「情報1」と「情報2」の出力順は、「情報2」→「情報1」の順番は「○」(可)であり、「情報1」→「情報2」の順番は「×」(不可)となる。そこで、出力順を「情報2」→「情報1」とするとき、図8(d)及び(e)に示すように、「情報2」を最低出力時間Nt2(出力パターン1)、又は、出力継続時間Ot2(出力パターン2)だけ出力させることができる。これにより、出力タイミングの重なる「情報1」及び「情報2」を、それらの時間属性のみを比較することに基づいて、共に出力させるように出力調停が行われる。
図9(a)〜(e)は、「情報1」及び「情報2」の属性の関係が、「出力継続時間Ot2>待機可能時間St1>最低出力時間Nt2」であるときの出力調停例を示す。このとき、図9(b)に示すように「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることが可能であるとともに、「待機可能時間St1≧最低出力時間Nt2」の条件で、「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることもできる。一方、「待機可能時間St1<最低出力時間Nt2」の条件では、「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることはできない。よって、「情報1」と「情報2」の出力順は、「情報2」→「情報1」の順番は「○」(可)であり、「情報1」→「情報2」の順番は、「St1≧Nt2」の条件下で「○」(可)、「St1<Nt2」の条件下で「×」(不可)となる。そこで、出力順を「情報2」→「情報1」とするとき、図9(d)に示すように、「情報2」を最低出力時間Nt2だけ出力させることができる(出力パターン1)。これにより、「情報2」には必要最低限の認知性が確保されるようになる。また、出力順を「情報1」→「情報2」とするとき、図9(e)に示すように、「情報1」を最低出力時間Nt1だけ出力させることができる(出力パターン2)。これにより、「情報1」には必要最低限の認知性が確保されるようになる。なお、どちらの出力順を選択するかは、情報の重要度や先着順などにより定めることができる。これにより、出力タイミングの重なる「情報1」及び「情報2」を、それらの時間属性のみを比較することに基づいて、共に出力させるように出力調停が行われる。
参考までに、図10は、時間属性の比較によっては「情報1」及び「情報2」を共に出力させるように調停することができない場合について例示する。この場合、出力される情報は、情報の重要度や先着順などの予め定められた条件で選択される。
図10(a)〜(d)は、「情報1」及び「情報2」の属性の関係が、「出力継続時間Ot1>最低出力時間Nt1>待機可能時間St2」であるときの出力調停例を示す。このとき、図10(b)に示すように「情報1」の出力を待機させている間に「情報2」を出力させることはできないとともに、「情報2」の出力を待機させている間に「情報1」を出力させることもできない。よって、「情報1」と「情報2」の出力順は、「情報2」→「情報1」の順序でも、「情報1」→「情報2」の順番でもいずれも「×」(不可)となる。そこで、図10の(d)に示すように、ここでは「情報1」と「情報2」との重要度の関係が「「H」(情報1)>「L」(情報2)」であれば、「情報1」が優先順の高い提供情報とされ「情報1」のみが出力され、「情報2」は出力されない。このように、時間属性を比較したとしても、結果として、「情報1」及び「情報2」の有する優先度等に応じて、優先度等の高い情報のみが出力されるようになることもある。
こうした移動体用情報出力装置によれば、出力タイミングが重なる複数の情報について、それら提供情報の時間属性の比較に基づいて、それら情報をできるだけ多く出力することができるように出力態様を調整することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る移動体用情報出力装置によれば、先の第1の実施形態で記載した効果(1)〜(5)に加え、以下に記すような効果が得られるようになる。
(6)情報を出力する出力時間が最低出力時間Nt1,Nt2よりも長い時間となる出力継続時間Ot1,Ot2にすることで、出力する情報の認知性が高められるようになる。よって、通知した情報を利用者に認知させることが容易になる。
(第3の実施形態)
移動体用情報出力装置を具体化した第3の実施形態について、図11を参照して説明する。本実施形態は、情報カテゴリ調停部220や出力調停部230が細分化された優先度を考慮して処理を行う点が、第1や第2の実施形態で説明した態様と相違する。そこで、以下では、第1や第2の実施形態と相違する構成や処理について説明し、説明の便宜上、同様の構成や処理についてはその詳細な説明を割愛する。
図11に示すように、提供情報に付与される属性に含まれる情報カテゴリ(情報優先度)には、情報のカテゴリとして「緊急事態」、「警報、警告」、「注意喚起」、「FB(フィードバック)情報」、「一般情報」及び「事後情報」とが含まれる。「緊急事態」は、重大な危険を知らせる情報などのカテゴリである。「警報、警告」は、危険を知らせる情報などのカテゴリである。「注意喚起」は、危険性の高まりを知らせる情報などのカテゴリである。「FB(フィードバック)情報」は、操作に対する車両10の作動結果等の応答を知らせる情報などのカテゴリである。「一般情報」は、提供した情報についての採否を利用者が選択可能な情報などのカテゴリである。「事後情報」は、運転の評価結果などリアルタイム性が要求されない情報などのカテゴリである。
上述の各情報カテゴリには、それぞれ対応する優先度が付与されており、例えば、「緊急事態」には優先度「5」が、「警報、警告」には優先度「4」が、「注意喚起」には優先度「3」が、「FB情報」には優先度「2」が、「一般情報」には優先度「1」が、そして「事後情報」には優先度「0」がそれぞれ付与されている。
情報カテゴリ調停部220は、優先度「5」〜「3」は高い優先度であり、優先度「2」及び「1」は低い優先度であると判断する。よって、情報カテゴリ調停部220は、情報カテゴリ(情報優先度)が「緊急事態」、「警報、警告」、及び「注意喚起」である提供情報は、出力調停の対象外と判断する。一方、情報カテゴリ調停部220は、情報カテゴリ(情報優先度)が「FB情報」、及び「一般情報」である提供情報は、出力調停の対象と判断する。そして、情報カテゴリ調停部220は、「一般情報」に対して出力調停を行う。なお、「事後情報」の出力にはリアルタイム性が要求されないため、他の情報と出力タイミングが重なるようなとき、優先的に出力が待機させられるため出力調停の対象にはならない。
また、出力調停部230は、調停した情報の出力に際し、情報カテゴリの優先度を考慮する。例えば、「情報1」と「情報2」とが共に出力可能であり、かつ、両方とも先に出力させることができる場合、優先度の高さに応じて先に出力させる情報を選択する。また、例えば、「情報1」と「情報2」とが共に出力可能であり、かつ、出力時間に違いがある場合、優先度の高さに応じて出力時間が長くなる出力機会を与えるようにする。さらに、例えば、「情報1」と「情報2」との一方のみが出力可能である場合、優先度の高さに基づいて出力させる提供情報を選択する。
これにより、出力タイミングの重なる「情報1」及び「情報2」を、それらの時間属性の比較と優先度の比較とに基づいて、できるだけ共に出力させることができるように出力調停が行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る移動体用情報出力装置によれば、先の第1及び第2の実施形態で記載した効果(1)〜(6)に加え、以下に記すような効果が得られるようになる。
(7)優先度の高い情報の出力時間をより長く確保するようにすることで、優先度の高い情報の認知性がより高められるようになる。
(その他の実施形態)
なお上記各実施形態は、以下の態様で実施することもできる。
・上記各実施形態では、提供情報の出力時間が最低出力時間Nt1,Nt2であるとき、提供情報の出力表現を簡略表現情報の形態に変更する場合について例示した。しかしこれに限らず、提供情報の出力時間が出力継続時間よりも短いとき、提供情報の出力表現を簡略表現情報の形態に変更してもよい。これにより、出力する時間が多少短くなったとしても提供すべき情報の認知性を維持させることができるようになる。
・上記各実施形態では、提供情報の出力時間が最低出力時間Nt1であるとき、提供情報の出力表現を簡略表現情報の形態に変更する場合について例示した。しかしこれに限らず、提供情報の出力時間が最低出力時間であっても、情報の出力形態を、通常の出力表現から簡略表現情報の形態に変更しなくてもよい。例えば、最低出力時間を、通常の出力表現を用いても認知に可能な最低限時間とすれば、最低出力時間に通常の出力表現を適用しても提供情報を認知させることができる。
・上記各実施形態では、提供情報Ia〜Ieに属性が付与される場合について例示した。このとき、提供情報に対応する属性が取得されるのであれば、どのような態様で属性が付与されてもよい。例えば、属性は、提供情報Ia〜Ieを構成するデータ列に直接追加される付与態様でもよいし、提供情報Ia〜Ieを構成するデータ列に追加される属性に関連付けられたIDを介して付与される付与態様でもよいし、提供情報Ia〜Ieと属性との関連をリスト等で管理することによる付与態様でもよい。
・上記各実施形態では、属性付与部211は、図2のステップS11で提供情報Ia〜Ieに、情報カテゴリ(情報優先度)、待機可能時間、最低出力時間、及び、出力継続時間を対応付ける場合について例示した。しかしこれに限らず、提供情報には、情報属性のうち少なくとも待機可能時間、及び、最低出力時間の2つが対応付けられてもよい。この場合、出力順設定処理において、ステップS12及びステップS13を飛ばして処理させる、もしくは、通過するように処理させるようにして、ステップS11の処理に続きステップS14による処理を行うようにすればよい。
・上記各実施形態では、情報処理部200が車載されているECUである場合について例示した。しかしこれに限らず、情報処理部は、その一部もしくは全部がスマートフォンや携帯電話などの携帯型情報処理装置を含み構成されていてもよい。たとえば、スマートフォンの内蔵カメラや近距離通信装置を介して車両情報を取得し、提供情報を選択して、内蔵表示画面に選択した提供情報を表示してもよい。
・上記各実施形態では、移動体が車両10である場合について例示したが、これに限らず、移動体はその時その場で価値のある情報が発生するものであればよい。例えば、自転車、二輪車などでもよいし、鉄道、船舶、又は航空機などであってもよい。
10…車両、100…外部情報検出部、101…位置検出部、102…路車間通信部、103…公衆通信部、110…車外環境検出部、111…車載カメラ、112…レーザセンサ、113…超音波センサ、120…車内環境検出部、121…温度検出部、122…シートポジション検出部、123…照度検出部、130…車両状態検出部、131…速度検出部、132…加速度検出部、133…操舵角検出部、150…ナビゲーションシステム、160…表示装置、170…音声出力装置、200…情報処理部、210…出力依頼受付部、211…属性付与部、220…情報カテゴリ調停部、230…出力調停部、240…出力形態選定部、250…出力状態管理部、260…記憶部、261…待機キュー、262…属性リスト、Ia〜Ie…提供情報、Oa…可視情報、Ob…可聴情報、Nt1,Nt2…最低出力時間、Ot1,Ot2…出力継続時間、St1,St2…待機可能時間。

Claims (7)

  1. 移動体の利用者に提供すべくリアルタイムに入力される情報を出力する移動体用情報出力装置であって、
    前記提供すべき情報ごとに、出力を待機させることができる時間の長さである待機可能時間、及び、最低限必要とされる出力時間の長さである最低出力時間をそれぞれ属性として付与する属性付与部と、
    前記提供すべき情報のうちの出力タイミングが重なる2つの情報について、一方の情報に付与された前記待機可能時間が他方の情報に付与された前記最低出力時間よりも長いとき、前記他方の情報を該他方の情報の前記最低出力時間以上の長さだけ出力させてから、前記一方の情報の前記待機可能時間以内に該一方の情報を前記他方の情報に切り替えて出力させる態様で情報の出力を調停する出力調停部と、を備え
    前記属性付与部は、前記待機可能時間と前記最低出力時間との和以上の長さの時間としての出力継続時間を前記提供すべき情報ごとに属性としてさらに付与するものであり、
    前記出力調停部は、前記他方の情報に付与された前記出力継続時間が前記一方の情報の前記待機可能時間よりも短いとき、前記他方の情報の出力時間を該他方の情報の前記出力継続時間以上とする
    ことを特徴とする移動体用情報出力装置。
  2. 前記出力調停部は、前記提供すべき情報の出力時間が該提供すべき情報の前記最低出力時間であるとき、該提供すべき情報に代えて、該提供すべき情報に対応して表現を簡略化した情報として予め用意されている簡略表現情報を出力させる
    請求項1に記載の移動体用情報出力装置。
  3. 前記出力調停部は、前記提供すべき情報の出力時間が該提供すべき情報の前記出力継続時間よりも短いとき、該提供すべき情報に代えて、該提供すべき情報に対応して表現を簡略化した情報として予め用意されている簡略表現情報を出力させる
    請求項1に記載の移動体用情報出力装置。
  4. 前記属性付与部は、前記提供すべき情報ごとに提供の優先順を示す優先度を属性としてさらに付与するものであり、
    前記出力調停部は、前記付与された優先度の高い情報の出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の移動体用情報出力装置。
  5. 前記出力調停部は、前記提供すべき情報が先着順で、それぞれ出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の移動体用情報出力装置。
  6. 前記最低出力時間は、前記提供すべき情報を利用者が認知するために最低限必要とされる時間の長さとして付与される属性である
    請求項1〜のいずれか一項に記載の移動体用情報出力装置。
  7. 移動体の利用者に提供すべくリアルタイムに入力される情報を出力する移動体用情報出力装置であって、
    前記提供すべき情報ごとに、出力を待機させることができる時間の長さである待機可能時間、及び、最低限必要とされる出力時間の長さである最低出力時間をそれぞれ属性として付与する属性付与部と、
    前記提供すべき情報のうちの出力タイミングが重なる2つの情報について、一方の情報に付与された前記待機可能時間が他方の情報に付与された前記最低出力時間よりも長いとき、前記他方の情報を該他方の情報の前記最低出力時間以上の長さだけ出力させてから、前記一方の情報の前記待機可能時間以内に該一方の情報を前記他方の情報に切り替えて出力させる態様で情報の出力を調停する出力調停部と、を備え、
    前記出力調停部は、前記提供すべき情報が先着順で、それぞれ出力される時間が長く確保される態様で前記切り替えるタイミングを調整する
    ことを特徴とする移動体用情報出力装置。
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