JP5435034B2 - 車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システム Download PDF

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Description

本発明は車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システムに関し、特に、道路の交通量を改善するための車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システムに関するものである。
従来、個々の車両の走行を制御することにより、道路の交通量を改善し、渋滞を緩和する試みがなされている。例えば、特許文献1では、走行道路前方の勾配の変化を検出し、サグ(道路における下り坂から上り坂への変化点)付近等で、走行道路前方に勾配の変化が検出されたら、車間距離制御から車速制御へ切り換える先行車追従装置が開示されている。特許文献1の先行車追従装置では、サグ付近で、車間距離制御から車速制御へ切り換えることにより、先行車追従制御中の車速変動を抑制する。特に、特許文献1の先行車追従装置は、複数台が連なって走行しているときにサグで勾配が変化しても、先行車の車速変動が後方車両に増幅されて伝播する現象を防止する。
特開2002−137652号公報
しかしながら、上記の技術では、サグ部分で車速制御に切換えたとしても、先行車の減速が後方車両に伝播する減速伝播は避けられず、車両が連続して走行すると後方の車両ほど減速が大きくなってしまう。また、上記の技術では、サグの手前で車速制御に切換えたとしても、減速伝播が生じると、車間距離が接近し過ぎるのを防ぐために、車間距離制御に戻ってしまう恐れがある。そして、上記の技術では、減速伝播が生じた時点で車速制御を車間距離制御に戻すため、低速となった車両が複数台連なって走行する渋滞の状態となり、効果的に渋滞を抑制することができない。
そこで、さらに効果的に渋滞を抑制するために、一台だけではなく、同じ車線を走行する同様のシステムを搭載した複数の車両同士で互いに連携して走行することにより、渋滞を抑制することが考えられる。この方法では、同じ車線上の同様のシステムを搭載した他車両を連携する車両として検出する必要がある。
ところが、車両が走行している車線を認識するための方法は、車載カメラで道路の白線を撮影することにより、認識する手法が主流である。このようなカメラによる白線認識は、天候、時刻、道路状態に大きく左右され、検出率が低くなる。例えば、雨天、夜間及び白線が掠れている場合等には、白線の認識率が低下する。また、カメラによる白線認識は、交差点内、合流地点等の白線の状態が通常の直線道路と異なる場所では、白線を認識できない。したがって、カメラによる白線認識では、同じ車線上の同様のシステムを搭載した他車両を認識する精度が低い。
また、レーダ等で、同じ車線上の同様のシステムを搭載した他車両を検出する方法も考えられる。しかし、現実には、システムを搭載した車両同士の間に、システムを搭載していない他車両が複数台存在している場合が多い。この場合、レーダ波を、システムを搭載した車両に直接照射することができないため、レーダによって、同じ車線上の同様のシステムを搭載した車両を検出することは困難である。
また、GPS(Global Positioning System)により、車両の絶対位置を検出し、当該車両同士で車車間通信により互いに絶対位置を送信し合うことにより、同じ車線上の同様のシステムを搭載した車両を検出する方法も考えられる。しかし、GPSは、単独での測位誤差が30〜100mと大きい場合があり、車両が走行している車線を認識するために必要な測位誤差5m以内を実現できない場合がある。以上のように、従来の手法では、二車線以上を有する道路では、同じ車線上の同様のシステムを搭載した車両を検出することは困難である。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、車両が走行する車線を認識する精度に影響されることなく、効果的に渋滞を抑制することが可能な車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システムを提供することにある。
本発明は、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を連携する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、連携車両選定ユニットが選定した連携車両と自車両との距離、連携車両と自車両との相対速度、並びに連携車両及び自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両及び自車両の周囲の道路の交通量を制御する交通量制御ユニットとを備え、連携車両選定ユニットは、他車両と自車両との相対速度に基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定する車両制御装置である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を連携する連携車両として選定し、交通量制御ユニットは、連携車両選定ユニットが選定した連携車両と自車両との距離等を制御することにより、連携車両及び自車両の周囲の道路の交通量を制御するため、自車両が単独で走行制御を行う場合より、効果的に渋滞を抑制することができる。また、連携車両選定ユニットは、連携車両として選定する他車両が自車両と同一車線を走行しているか否かに関わらず、他車両と自車両との相対速度に基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定するため、他車両が走行する車線を認識する精度に影響されることなく、連携する連携車両を選定することができる。
この場合、連携車両選定ユニットは、他車両と自車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、他車両を連携車両として選定することが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、他車両と自車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、他車両を連携車両として選定するため、相対速度が小さく、同じ車群を形成することにより互いに連携し易い他車両を連携車両として選定することができる。
また、連携車両選定ユニットは、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両の内で、自車両との距離が最も近い他車両を連携車両として選定することが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両の内で、自車両との距離が最も近い他車両を連携車両として選定するため、自車両との距離が近く、同じ車群を形成することにより互いに連携し易い他車両を連携車両として選定することができる。
また、連携車両選定ユニットは、自車両の前方及び後方を走行する他車両それぞれを連携車両として選定し、交通量制御ユニットは、連携車両選定ユニットが選定した連携車両それぞれと自車両との距離、連携車両それぞれと自車両との相対速度、並びに連携車両それぞれ及び自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両それぞれ及び自車両の周囲の道路の交通量を制御することが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、自車両の前方及び後方を走行する他車両それぞれを連携車両として選定し、交通量制御ユニットは、連携車両選定ユニットが選定した連携車両それぞれと自車両との距離等を制御することにより、連携車両それぞれ及び自車両の周囲の道路の交通量を制御するため、例えば、自車両と、自車両の前方及び後方を走行する他車両とは同じ車線を走行していなくとも、自車両の前方及び後方を走行する他車両同士は同じ車線を走行している可能性があり、この場合、自車両の前方及び後方を走行する他車両同士が間接的に車間距離等を制御されることになるため、自車両及び他車両が走行する車線に影響されることなく、効果的に渋滞を抑制することが可能となる。
この場合、連携車両選定ユニットが選定する連携車両それぞれは、自車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他車両のいずれかであり、連携するn台以上の他車両は、他車両同士の距離、他車両同士の相対速度及び他車両同士の速度の少なくともいずれかが制御されることにより、他車両の周囲の道路の交通量が制御されていることが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットが選定する連携車両それぞれは、自車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他車両のいずれかであり、連携するn台以上の他車両は、他車両同士の距離等が制御されることにより、他車両の周囲の道路の交通量が制御されているため、車線数nの道路に自車両を含めてn+1台の連携する車両が走行することになる。このため、少なくとも1車線では、同じ車線で2台の車両が連携して車間距離等が制御されるため、自車両及び他車両が走行する車線に影響されることなく、さらに効果的に渋滞を抑制することが可能となる。
また、連携車両選定ユニットは、他車両の加減速の履歴及び他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定することが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、他車両の加減速の履歴及び他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定するため、仮に連携可能な他車両であっても、ドライバーの運転操作による加減速の傾向や車線変更の傾向が連携するのに適当な他車両を連携車両として選定することができる。
この場合、連携車両選定ユニットは、他車両の一定時間内の加減速回数及び他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、他車両を連携車両として選定しないことが好適である。
この構成によれば、連携車両選定ユニットは、他車両の一定時間内の加減速回数及び他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、他車両を連携車両として選定しないため、加減速回数や車線変更回数が多く、ドライバーの不要な運転操作により連携の妨げとなる可能性のある他車両を排除し、より確実に連携できる他車両を連携車両として選定することができる。
一方、本発明は、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を連携する連携車両として選定する連携車両選定工程と、連携車両選定ユニットが選定した連携車両と自車両との距離、連携車両と自車両との相対速度、並びに連携車両及び自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両及び自車両の周囲の道路の交通量を制御する交通量制御工程とを含み、連携車両選定工程は、他車両と自車両との相対速度に基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定する車両制御方法である。
この場合、連携車両選定工程は、他車両と自車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、他車両を連携車両として選定することが好適である。
また、連携車両選定工程は、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両の内で、自車両との距離が最も近い他車両を連携車両として選定することが好適である。
また、連携車両選定工程は、自車両の前方及び後方を走行する他車両それぞれを連携車両として選定し、交通量制御工程は、連携車両選定ユニットが選定した連携車両それぞれと自車両との距離、連携車両それぞれと自車両との相対速度、並びに連携車両それぞれ及び自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両それぞれ及び自車両の周囲の道路の交通量を制御することが好適である。
この場合、連携車両選定工程で選定する連携車両それぞれは、自車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他車両のいずれかであり、連携するn台以上の他車両は、他車両同士の距離、他車両同士の相対速度及び他車両同士の速度の少なくともいずれかが制御されることにより、他車両の周囲の道路の交通量が制御されていることが好適である。
また、連携車両選定工程は、他車両の加減速の履歴及び他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、他車両を連携車両として選定するか否かを決定することが好適である。
この場合、連携車両選定工程は、他車両の一定時間内の加減速回数及び他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、他車両を連携車両として選定しないことが好適である。
一方、本発明は、一の車両の前方及び後方のいずれかを走行する他の車両を連携する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、連携車両選定ユニットが選定した連携車両と一の車両との距離、連携車両と一の車両との相対速度、並びに連携車両及び一の車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両及び一の車両の周囲の道路の交通量を制御する交通量制御ユニットとを備え、連携車両選定ユニットは、他の車両と一の車両との相対速度に基づいて、他の車両を連携車両として選定するか否かを決定する車両制御システムである。
この場合、連携車両選定ユニットは、他の車両と一の車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、他の車両を連携車両として選定することが好適である。
また、連携車両選定ユニットは、一の車両の前方及び後方のいずれかを走行する他の車両の内で、一の車両との距離が最も近い他の車両を連携車両として選定することが好適である。
また、連携車両選定ユニットは、一の車両の前方及び後方を走行する他の車両それぞれを連携車両として選定し、交通量制御ユニットは、連携車両選定ユニットが選定した典型車両それぞれと一の車両との距離、連携車両それぞれと一の車両との相対速度、並びに連携車両それぞれ及び位置の車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、連携車両それぞれ及び位置の周囲の道路の交通量を制御することが好適である。
この場合、連携車両選定ユニットが選定する連携車両それぞれは、一の車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他の車両のいずれかであり、交通量制御ユニットは、連携するn台以上の他車両について、他の車両同士の距離、他の車両同士の相対速度及び他車両同士の速度の少なくともいずれかを制御することにより、他の車両の周囲の道路の交通量を制御することが好適である。
また、連携車両選定ユニットは、他の車両の加減速の履歴及び他の車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、他の車両を連携車両として選定するか否かを決定することが好適である。
この場合、連携車両選定ユニットは、他の車両の一定時間内の加減速回数及び他の車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、他の車両を連携車両として選定しないことが好適である。
本発明の車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システムによれば、車両が走行する車線を認識する精度に影響されることなく、効果的に渋滞を抑制することが可能となる。
第1実施形態に係る車両制御装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の車両制御装置が適用される基本的な状況の例を示す側面図である。 第1実施形態の車両制御装置の基本的な動作を示すフローチャートである。 交通流率と平均速度との関係を示すグラフ図である。 速度と車頭距離との関係を示すグラフ図である。 第1実施形態の車両制御装置が適用される一般的な状況の例を示す平面図である。 第1実施形態の車両制御装置の一般的な動作を示すフローチャートである。 図6に示す状況において行なわれる制御を示す平面図である。 図6に示す状況における従来型の装置の問題点を示す平面図である。 第2実施形態の車両制御装置の一般的な動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車両制御装置を説明する。本実施形態の車両制御装置は、車両に搭載され、道路の交通量を改善するための車両制御を行なうためのものである。図1に示すように、本実施形態の車両制御装置10は、車車間通信機12、路車間通信機14、ナビゲーションシステム16、ECU(Electronic Control Unit)20及びACC(Adaptive Cruise Control)30を備えている。
車車間通信機12は、車車間通信により自車両以外のシステム搭載車両の位置、速度あるいは渋滞を防止する本実施形態の車載制御装置を搭載しているか否か情報を相互に送受信するためのものである。
路車間通信機14は、光ビーコン通信機等の路側施設から道路の交通量や道路を走行する車両の位置、車速等の情報を受信するためのものである。なお、本実施形態においては、路車間通信機14は必ずしも必須の構成ではない。
ナビゲーションシステム16は、複数のGPS衛生からの信号をGPS受信機で受信し、各々の信号の相違から自車両の位置を測位するGPS18と、自車両内の地図情報を記憶させた不図示の地図情報DB(Data Base)と、自車両の速度を計測する不図示の車輪速センサとから構成されている。ナビゲーションシステム16は、自車両の経路案内を行う他、自車両の絶対位置や、自車両の速度や、自車両前方のサグ等の車速の低下が誘発されている地点に関する情報を取得するためのものである。例えば、ナビゲーションシステム16は、自車両の絶対位置や速度やサグに対する相対位置を検出して、ECU20に出力する。
ECU20は、ナビゲーションシステム16からの自車両の絶対位置やサグに対する相対位置に関する情報、車車間通信機12からの自車両周辺の他車両の位置と速度とに関する情報、あるいはACC30から自車両周辺の他車両の位置と速度とに関する情報や自車両の走行している車線に関する情報を入力される。また、ECUは、ナビゲーションシステム16及び車車間通信機12あるいはACC30から入力された情報に基づいて、ACC30に対し、目標車速、加減速G及び目標車間距離といった走行制御指令値を出力する。
ACC30は、自車両周辺の他車両の相対位置と相対速度とを検出するレーダ32を有する。また、ACC30は、自車両が走行する車線の白線を認識するためのカメラ34を有する。また、ACC30は、ECU20からの走行制御指令値に基づいて、自車両が目標車速、加減速G及び目標車間距離となるように走行制御を行なう。なお、本実施形態においては、レーダ32やカメラ34は、必ずしも必須の構成ではない。
以下、本実施形態の車両制御装置10の動作について説明する。まず、連携する車両同士が同じ車線を走行している基本的な状況における動作について説明する。図2に示すように、同一車線上を本実施形態の車両制御装置10を搭載した2台のシステム搭載車100a,100bが道路500を走行している状況を想定する。システム搭載車100a,100bそれぞれの前方又は後方には、本実施形態の車両制御装置10を搭載していない複数台の一般車両200が走行している。このような状況では、システム搭載車100a,100b及び一般車両200が登坂路520に到達した場合、速度が低下し、渋滞が発生することが予想される。
まず、システム搭載車100a,100bに搭載された車両制御装置10のECU20は、路車間通信機14により路上の交通監視システム等から、道路500の交通量に関する情報を取得する(S101)。また、ECU20は、路車間通信機14又はナビゲーションシステム16により、登坂路520までの距離を検出する(S101)。ECU20は、交通量が所定の閾値以下であるときは(S102)、制御を中止する(S103)。
交通量が所定の閾値を超えているときは(S102)、システム搭載車100a,100bのECU20は、ナビゲーションシステム16のGPS18等の測位センサや車輪速センサやACC30のカメラ34によって、自車両の位置、走行している車線及び速度を検出する(S104a)。
システム搭載車100a,100bそれぞれは、検出した自車両の位置、走行している車線及び速度に関する情報を、車車間通信機12により互いに送受信する(S104b)。道路500の同一車線を走行しているシステム搭載車100a,100bは、互いを連携する車両として認識する(S104c)。
システム搭載車100a,100bのいずれかのECU20は、システム搭載車100aとシステム搭載車100bとの間に存在する一般車両200の台数Xと、当該一般車両200同士の平均車間距離(車頭距離)D1を推定する。台数Xと平均車間距離D1とは、ECU20は、路上の監視システムで直接に測定された値を路車間通信機14で受信することができる。
あるいは、台数Xと平均車間距離D1との推定においては、ECU20は、現在のシステム搭載車100aの車速V1で、最も車間距離が詰まっていると仮定し、図5に示すような速度と車間距離との関係の統計値から、当該車速V1で最も短い車間距離の値を平均車間距離D1として推定することができる。ECU20は、路車間通信機14で取得したシステム搭載車100aとシステム搭載車100bとの車間距離(車頭距離)L1を平均車間距離D1で割ることにより、台数Xを推定できる。
ECU20は、目標速度V2と、システム搭載車100aと直前の一般車両200との車間距離(車頭距離)R1とを求める。ECU20は、図4に示すような速度(km/h)と交通流率(台/時)との関係の統計値から、最も交通流率が高くなる速度である例えば60km/hを目標速度V2とする。ECU20は、システム搭載車100aと直前の一般車両200との目標車間距離(車頭距離)R2を求める。ECU20は、直前の一般車両200の減速がシステム搭載車100aに伝播しない車間距離を目標車間距離R2とする。ECU20は、例えば、目標速度V2である60km/hで前方車両の減速が伝播しない車間距離として一般的に必要とされている60mを目標車間距離R2とすることができる。
ECU20は、登坂路520におけるシステム搭載車100aとシステム搭載車100bとの目標車間距離(車頭距離)L2を、L2=X・D+R2から求めることができる。システム搭載車両100a,100bは、上記のようにして算出したそれぞれの現在位置、速度V1、目標位置及び目標速度V2を車車間通信機12により互いに送受信する。各ECU20は、登坂路520において、目標速度V2とシステム搭載車100aとシステム搭載車100bとの目標車間距離L2とを実現できる減速G及び減速開始位置を算出する(S105)。
システム搭載車両100a,100bの各ECU20は、現在の速度が目標速度V2よりも所定の閾値を超えて低いときは(S106)、減速が不可能であると判断し、制御を中止する(S107)。現在の速度が目標速度V2よりも所定の閾値を超えて低くないときは(S106)、ECU20は、算出した減速開始位置にシステム搭載車100a,100bが到達したときに(S108)、ECU20は、算出した減速GでACC30に減速を開始させる(S109)。ECU20は、現在の速度が目標速度V2となり、システム搭載車100aとシステム搭載車100bとの車間距離が目標車間距離L2となったら(S110)、処理を終了する。
なお、上記のようにして算出したシステム搭載車100aの目標速度V2、目標車間距離L2、減速G及び減速開始位置等の値は、さらに後方を走行する不図示のシステム搭載車の制御にも必要であるため、当該システム搭載車にも車車間通信機12により送信される。以上のような処理によって、同一車線を走行するシステム搭載車100a,100b等の車間を順次制御することにより、渋滞発生を抑制することができる。
次に、連携する車両同士が異なる車線を走行している一般的な状況における動作について説明する。図6に示すように、本実施形態の車両制御装置10を搭載した3台のシステム搭載車100a〜100cが、左車線501Lと右車線501Rとを有する道路500を走行している状況を想定する。右車線501Rを走行するシステム搭載車100aの前方には、左車線501Lを走行するシステム搭載車100bが走行している。システム搭載車100bの前方には、右車線501Rを走行するシステム搭載車100cが走行している。システム搭載車100a〜100cそれぞれの前方又は後方には、本実施形態の車両制御装置10を搭載していない複数台の一般車両200が走行している。
システム搭載車100a〜100cの各ECU20は、図3のS101〜103の処理を実行する。図7に示すように、システム搭載車100a〜100cのECU20は、ナビゲーションシステム16のGPS18等の測位センサや車輪速センサやACC30のカメラ34によって、自車両の位置、走行している車線及び速度を検出する(S104h)。図6に示す状況では、最も近いシステム搭載車両100a,100b及びシステム搭載車100b,100cは、異なる車線を走行しているが、これらのシステム搭載車100a〜100cの位置の精度は、システム搭載車100a〜100cの前後関係が判る程度で良く、それぞれが走行する車線の判断は出来なくとも良い。
システム搭載車100a〜100cそれぞれは、検出した自車両の位置及び速度に関する情報を、車車間通信機12により互いに送受信する(S104i)。システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、受信した情報から、自車と他のシステム搭載車両との相対位置(車間距離)及び相対速度を検出する(S104j)。
システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、相対速度が閾値(例えば、5km/h)以下のシステム搭載車両を同一車群に存在するシステム搭載車両であると判断し、連携する候補とする(S104k,S104l)。この連携する候補の車両は複数台検出される場合も有り得る。例えば、図6の例では、システム搭載車100aにとっては、システム搭載車100b,100cが連携する候補であり、システム搭載車100bにとっては、システム搭載車100a,100cが連携する候補であり、システム搭載車100cにとっては、システム搭載車100a,100bが連携する候補である。相対速度が閾値以下のシステム搭載車両が存在しないときは(S104l)、各ECU20は制御を中止する(S104m)。
相対速度が閾値以下のシステム搭載車両が存在するときは(S104l)、システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、自車両の前方の最も近い位置に存在するシステム搭載車を連携する車両として特定する(S104n)。例えば、図6の例では、システム搭載車100aにとっては、システム搭載車100bが連携する車両であり、システム搭載車100bにとっては、システム搭載車100cが連携する車両となる。
その後は、図3のS105〜S110に示すように、システム搭載車両100a〜100c同士の車間距離を減速制御により調整し、サグや登坂路での渋滞発生を抑制する。
本実施形態では、図8に示すように、システム搭載車100aとシステム搭載車100bとの間の制御C1、及びシステム搭載車100bとシステム搭載車100cとの間の制御C2を、同一車群内の前方あるいは後方へと順次連続して行なっていく。このように制御することで、最も近いシステム搭載車同士は別車線を走行していたとしても、複数回の制御を複数のシステム搭載車の間で行なうことにより、結果として、同一車線を走行するシステム搭載車同士の車間距離が制御されることになる。
例えば、図8の例では、システム搭載車100a,システム搭載車100b及びシステム搭載車100b,システム搭載車100cは、互いに別車線を走行しているが、2回の制御C1,C2を行なうことで、システム搭載車100a,100cの間の車間距離について間接的な制御C3がなされる。この結果、システム搭載車100a〜100cそれぞれの車間距離が制御され、渋滞発生が抑制される。
また、図8の場合、仮に同一車群内のシステム搭載車が、システム搭載車100a〜100cの3台だけであると仮定すると、システム搭載車100bの前後の一般車両200との車間距離は制御されないこととなる。しかし、システム搭載車100bの前後に、相対速度の小さいシステム搭載車が存在しないということは、システム搭載車100bの前後には大きな車群が形成されていないことを意味する。つまり、システム搭載車100bの前後は、ある程度車間距離を拡げる余裕があることになる。したがって、システム搭載車100bについては、サグや登坂路における先行車からの減速伝播による渋滞の発生は起こりにくいため、システム搭載車100bの前後での制御の必要性は、高くはないと考えられる。
図8の例では、車線が2車線の道路での例を示したが、車線が3車線以上ある道路であっても、車線数nに対して、n台のシステム搭載車、より好ましくはn+1台以上のシステム搭載車が前後に連携し、直近のシステム搭載車同士が互いの車間距離及び速度等を制御することにより、同様の効果を得ることができる。例えば、車線数nに対して、n+1台以上のシステム搭載車が前後に連携する場合は、少なくとも、1車線以上で2台以上のシステム搭載車同士が互いに車間距離及び速度等を制御することになり、システム搭載車の走行する車線を検出する精度が低くとも、渋滞を防止する効果を有する。また、もし、n本の車線に対して、連携可能な全てのシステム搭載車が異なる車線を走行していた場合においても、上記と同様に、連携可能な相対速度の小さいシステム搭載車が存在していないということは、当該システム搭載車の前後には大きな車群が形成されていないことを意味するため、当該システム搭載車については、渋滞を防止するための制御の必要性は低いものと考えられる。
本実施形態では、車両制御装置10のECU20は、システム搭載車100aの前方を走行するシステム搭載車100bを連携する車両として選定し、選定したシステム搭載車100bとシステム搭載車100aとの車間距離L1等を制御することにより、システム搭載車100a,100bの周囲の道路の交通量を制御するため、システム搭載車100aが単独で走行制御を行う場合より、効果的に渋滞を抑制することができる。また、ECU20は、連携する車両として選定するシステム搭載車100bがシステム搭載車100aと同一車線を走行しているか否かに関わらず、システム搭載車100bとシステム搭載車aとの相対速度に基づいて、システム搭載車100bを連携する車両として選定するか否かを決定するため、システム搭載車が走行する車線を認識する精度に影響されることなく、連携するシステム搭載車を選定することができる。
また、本実施形態では、ECU20は、システム搭載車100bとシステム搭載車100aとの相対速度が所定の閾値以下であるときに、システム搭載車100bを連携する車両として選定するため、相対速度が小さく、同じ車群を形成することにより互いに連携し易いシステム搭載車100bを連携する車両として選定することができる。
また、本実施形態では、ECU20は、システム搭載車100aの前方を走行するシステム搭載車100b,100cの内で、システム搭載車100aとの距離が最も近いシステム搭載車100bを連携する車両として選定するため、システム搭載車100aとの距離が近く、同じ車群を形成することにより互いに連携し易いシステム搭載車100bを連携する車両として選定することができる。
さらに、本実施形態では、ECU20は、システム搭載車100bの前方及び後方を走行するシステム搭載車100a,100cそれぞれを連携する車両として選定し、選定したシステム搭載車100a,100cそれぞれとシステム搭載車100bとの距離等を制御することにより、システム搭載車100a〜100cの周囲の道路の交通量を制御するため、例えば、システム搭載車100bと、システム搭載車100bの前方及び後方を走行するシステム搭載車100a,100cとは同じ車線を走行していなくとも、システム搭載車100bの前方及び後方を走行するシステム搭載車100a,100c同士は同じ車線を走行している可能性があり、この場合、システム搭載車100a,100c同士が間接的に車間距離等を制御されることになるため、システム搭載車100a〜100cが走行する車線に影響されることなく、効果的に渋滞を抑制することが可能となる。
すなわち、従来の連携するシステム搭載車を、同一車線を走行する車両に限定する制御では、制御の可否が、システム搭載車が走行する車線を認識する精度に影響される。図9に示すように、システム搭載車100aと同一車線を走行するシステム搭載車100cについての制御c1については、渋滞の抑制が可能であるが、別車線を走行するシステム搭載車100bについての制御c2については、渋滞の抑制が不可能である可能性がある。一方、本実施形態では、連携する他車両が自車両と同一車線を走行しているか否かに関わらず、他車両と自車両との相対速度に基づいて、自車両の前後を走行する他車両と連携するか否かが決定され、自車両の前後を走行する他車両との連携が行なわれる。本実施形態では、このような連携が順次複数の車両について行なわれていくため、連携する車両が同一車線を走行しているか否かは重要ではなくなり、制御の可否が、システム搭載車が走行する車線を認識する精度に影響されない。
特に本実施形態では、道路500の車線数nに対して、n+1台以上のシステム搭載車が連携することにより、1車線以上で2台以上のシステム搭載車同士が互いに車間距離及び速度等を制御することになり、システム搭載車の走行する車線を検出する精度が低くとも、渋滞を防止する効果を有する。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態では、自車両の前方の車間距離を広げたり、減速する制御が行なわれるため、システム搭載車のドライバーによっては、当該動作を不快に感じ、車間距離を詰めようとしたり、増速する運転操作を行う可能性も考えられる。
そこで、本実施形態では、以下に説明する動作を行なう。図6に示すような状況において、システム搭載車100a〜100cの各ECU20は、図3のS101〜103の処理を実行する。図10に示すように、システム搭載車100a〜100cのECU20は、ナビゲーションシステム16のGPS18等の測位センサや車輪速センサやACC30のカメラ34によって、自車両の位置、走行している車線及び速度を検出すると共に、障害物との接触防止用のレーダ32等により、前方のシステム搭載車との車間距離を検出し、さらにこれらのデータをECU20内のメモリ内に一定時間記録する(S104p)。
システム搭載車100a〜100cそれぞれは、検出した自車両の位置、速度及び車間距離に関する情報を、車車間通信機12により互いに送受信する(S104q)。システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、受信した情報から、自車と他のシステム搭載車両との相対位置(車間距離)及び相対速度を検出する(S104r)。
システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、相対速度が閾値(例えば、5km/h)以下のシステム搭載車両を検出し、連携する車両の候補とする(S104s)。各ECU20は、S104pで記録したデータから、相対速度が閾値以下のシステム搭載車両の一定時間内の加減速回数を集計する。各ECU20は、相対速度が閾値以下のシステム搭載車両の中で、一定時間内の加減速回数が他車両の平均値よりも所定の閾値以上多い車両を、ドライバーが車群の流れに乗ろうとしていない車両であると判断し、連携する車両の候補から除外する(S104t)。
また、前方車両との車間距離が急激に変化した車両は車線変更を実施したと判断される。各ECU20は、S104pで記録したデータから、一定時間内に前方車両との車間距離が急激に変化した回数、すなわち一定時間内に車線変更の回数が所定の閾値以上に多い車両を、ドライバーが車群の流れに乗ろうとしていない車両であると判断し、連携する車両の候補から除外する(S104u)。
以上のようにして連携する対象のシステム搭載車両が存在しないときは(S104v)、各ECU20は制御を中止する(S104x)。
連携する対象のシステム搭載車両が存在するときは(S104v)、システム搭載車100a〜100cそれぞれのECU20は、自車両の前方の最も近い位置に存在するシステム搭載車を連携する車両として特定する(S104y)。その後は、図3のS105〜S110に示すように、システム搭載車両100a〜100c同士の車間距離を減速制御により調整し、サグや登坂路での渋滞発生を抑制する。
本実施形態によれば、ECU20は、他のシステム搭載車の加減速及び車線変更の履歴に基づいて、他のシステム搭載車を連携する車両として選定するか否かを決定するため、仮に連携可能なシステム搭載車であっても、ドライバーの運転操作による加減速の傾向や車線変更の傾向が連携するのに適当なシステム搭載車を連携する車両として選定することができる。
特に本実施形態によれば、ECU20は、他のシステム搭載車の一定時間内の加減速回数及び車線変更回数が所定の閾値以上であるときは、当該他のシステム搭載車を連携する車両として選定しないため、加減速回数や車線変更回数が多く、ドライバーの不要な運転操作により連携の妨げとなる可能性のあるシステム搭載車を排除し、より確実に連携できるシステム搭載車を連携する車両として選定することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、個々のシステム搭載車両に搭載された車両制御装置が渋滞を防止するための車両制御を行う態様を中心に説明したが、例えば、車両制御装置は管理センターにのみ配置され、管理センターからの指令を通信により個々の車両に送信することで、渋滞を防止するための車両制御を行なうことも可能である。
本発明の車両制御装置、車両制御方法及び車両制御システムは、車両が走行する車線を認識する精度に影響されることなく、効果的に渋滞を抑制することが可能となる。
10 車両制御装置
12 車車間通信機
14 路車間通信機
16 ナビゲーションシステム
18 GPS
20 ECU
30 ACC
32 レーダ
34 カメラ
100a〜100c システム搭載車両
200 一般車両
500 道路
501L 左車線
501R 右車線
520 登坂路

Claims (15)

  1. 自車両の前方及び後方を走行する他車両それぞれを前記自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両それぞれと前記自車両との距離、前記連携車両それぞれと前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両それぞれ及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記連携車両選定ユニットは、前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記連携車両選定ユニットが選定する前記連携車両それぞれは、前記自車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他車両のいずれかであり、前記連携するn台以上の他車両は、前記他車両同士の距離、前記他車両同士の相対速度及び前記他車両同士の速度の少なくともいずれかが制御されることにより、前記他車両が走行する道路の交通量が制御されている、
    車両制御装置。
  2. 自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両と前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記交通量制御ユニットは、前記連携車両と前記自車両との距離、並びに、前記連携車両及び前記自車両の速度から、統計値に基づいて、前記自車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数と、前記一般車両同士の車頭距離と、前記自車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記自車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定ユニットは、
    前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の加減速の履歴及び前記他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の一定時間内の加減速回数及び前記他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御装置。
  3. 自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両と前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記交通量制御ユニットは、前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両及び前記自車両の速度、並びに、前記自車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数又は前記一般車両同士の車頭距離から、統計値に基づいて、前記自車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記自車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定ユニットは、
    前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の加減速の履歴及び前記他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の一定時間内の加減速回数及び前記他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御装置。
  4. 前記連携車両選定ユニットは、前記他車両と前記自車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、前記他車両を前記連携車両として選定する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記連携車両選定ユニットは、前記自車両の前方及び後方のいずれかを走行する前記他車両の内で、前記自車両との距離が最も近い前記他車両を前記連携車両として選定する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 車両制御装置により実行される車両制御方法であって、
    連携車両選定ユニットが、自車両の前方及び後方を走行する他車両それぞれを前記自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定工程と、
    交通量制御ユニットが、前記連携車両選定工程で選定した前記連携車両それぞれと前記自車両との距離、前記連携車両それぞれと前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両それぞれ及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両それぞれ及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御工程と、
    を含み、
    前記連携車両選定工程は、前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記連携車両選定工程で選定する前記連携車両それぞれは、前記自車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の他車両のいずれかであり、前記連携するn台以上の他車両は、前記他車両同士の距離、前記他車両同士の相対速度及び前記他車両同士の速度の少なくともいずれかが制御されることにより、前記他車両が走行する道路の交通量が制御されている、
    車両制御方法。
  7. 車両制御装置により実行される車両制御方法であって、
    連携車両選定ユニットが、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を前記自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定工程と、
    交通量制御ユニットが、前記連携車両選定工程で選定した前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両と前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御工程と、
    を含み、
    前記交通量制御工程は、前記連携車両と前記自車両との距離、並びに、前記連携車両及び前記自車両の速度から、統計値に基づいて、前記自車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数と、前記一般車両同士の車頭距離と、前記自車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記自車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定工程は、
    前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の加減速の履歴及び前記他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の一定時間内の加減速回数及び前記他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御方法。
  8. 車両制御装置により実行される車両制御方法であって、
    連携車両選定ユニットが、自車両の前方及び後方のいずれかを走行する他車両を前記自車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定工程と、
    交通量制御ユニットが、前記連携車両選定工程で選定した前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両と前記自車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記自車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記自車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御工程と、
    を含み、
    前記交通量制御工程は、前記連携車両と前記自車両との距離、前記連携車両及び前記自車両の速度、並びに、前記自車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数又は前記一般車両同士の車頭距離から、統計値に基づいて、前記自車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記自車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定工程は、
    前記他車両と前記自車両との相対速度に基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の加減速の履歴及び前記他車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他車両の一定時間内の加減速回数及び前記他車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御方法。
  9. 前記連携車両選定工程は、前記他車両と前記自車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、前記他車両を前記連携車両として選定する、
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両制御方法。
  10. 前記連携車両選定工程は、前記自車両の前方及び後方のいずれかを走行する前記他車両の内で、前記自車両との距離が最も近い前記他車両を前記連携車両として選定する、
    請求項6〜9のいずれか1項に記載の車両制御方法。
  11. 一の車両の前方及び後方を走行する他の車両それぞれを前記一の車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両それぞれと前記一の車両との距離、前記連携車両それぞれと前記一の車両との相対速度、並びに前記連携車両それぞれ及び前記一の車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両それぞれ及び前記一の車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記連携車両選定ユニットは、前記他の車両と前記一の車両との相対速度に基づいて、前記他の車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し
    前記連携車両選定ユニットが選定する前記連携車両それぞれは、前記一の車両が走行する道路の車線数nに対して前方又は後方を走行する車両同士で順次連携するn台以上の前記他の車両のいずれかであり、
    前記交通量制御ユニットは、前記連携するn台以上の他車両について、前記他の車両同士の距離、前記他の車両同士の相対速度及び前記他車両同士の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記他の車両が走行する道路の交通量を制御する、
    車両制御システム。
  12. 一の車両の前方及び後方のいずれかを走行する他の車両を前記一の車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両と前記一の車両との距離、前記連携車両と前記一の車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記一の車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記一の車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記交通量制御ユニットは、前記連携車両と前記一の車両との距離、並びに、前記連携車両及び前記一の車両の速度から、統計値に基づいて、前記一の車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数と、前記一般車両同士の車頭距離と、前記一の車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記一の車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定ユニットは、
    前記他の車両と前記一の車両との相対速度に基づいて、前記他の車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他の車両の加減速の履歴及び前記他の車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他の車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他の車両の一定時間内の加減速回数及び前記他の車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他の車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御システム。
  13. 一の車両の前方及び後方のいずれかを走行する他の車両を前記一の車両と連携して走行する連携車両として選定する連携車両選定ユニットと、
    前記連携車両選定ユニットが選定した前記連携車両と前記一の車両との距離、前記連携車両と前記一の車両との相対速度、並びに前記連携車両及び前記一の車両の速度の少なくともいずれかを制御することにより、前記連携車両及び前記一の車両が走行する道路の交通量を制御する交通量制御ユニットと、
    を備え、
    前記交通量制御ユニットは、前記連携車両と前記一の車両との距離、前記連携車両及び前記一の車両の速度、並びに、前記一の車両と前記連携車両との間に存在する他車両である一般車両の台数又は前記一般車両同士の車頭距離から、統計値に基づいて、前記一の車両と前記連携車両との目標車頭距離及び前記一の車両の目標速度を算出し、
    前記連携車両選定ユニットは、
    前記他の車両と前記一の車両との相対速度に基づいて、前記他の車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他の車両の加減速の履歴及び前記他の車両の車線変更の履歴の少なくともいずれかに基づいて、前記他の車両を前記連携車両として選定するか否かを決定し、
    前記他の車両の一定時間内の加減速回数及び前記他の車両の一定時間内の車線変更回数の少なくともいずれかが所定の閾値以上であるときは、前記他の車両を前記連携車両として選定しない、
    車両制御システム。
  14. 前記連携車両選定ユニットは、前記他の車両と前記一の車両との相対速度が所定の閾値以下であるときに、前記他の車両を前記連携車両として選定する、
    請求項11〜13のいずれか1項に記載の車両制御システム。
  15. 前記連携車両選定ユニットは、前記一の車両の前方及び後方のいずれかを走行する前記他の車両の内で、前記一の車両との距離が最も近い前記他の車両を前記連携車両として選定する、
    請求項11〜14のいずれか1項に記載の車両制御システム。
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