JP5428464B2 - リチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本願の発明は、リチウム二次電池に関するものである。
リチウム二次電池は、携帯電話、ノートパソコン、ゲーム、DSC(Digital Still Camera)等の小型携帯機器から、電動工具、アシスト自転車、電動スクーター、HEV(Hybrid Electric Vehicle)、EV(Electric Vehicle)に至る幅広い用途に展開されつつある。これに伴い、リチウム二次電池の高容量化と高出力化に向けた開発がなされている。
ここで、高出力用途では、従来より、ニカド電池やニッケル水素電池等といった安全性の高いアルカリ水溶液系電池が用いられてきたため、リチウム二次電池を高出力用途に用いる場合にも、同程度の安全性が求められており、高容量かつ安全性の高いリチウム二次電池の開発が急務となっている。
リチウム二次電池の安全性を高める手段として、特許文献1には、無機粒子を含んで構成される層(以降、無機粒子層と記載)を電極やセパレータ上に設置することにより、正負極間の絶縁性を高め、製造過程や原料由来の異物等による内部短絡を防止し、電池の安全性を高めることが記載されている。
国際公開WO2005/057691A1号パンフレット
負極上に無機粒子層を形成する場合、負極合剤層の形成の後に無機粒子層を形成する為、負極合剤層と無機粒子層とで同じ溶媒を用いたスラリーを作製できない。同じ溶媒を用いると、集電体からの負極合剤層の剥がれや塗布量の制御が困難になる。
ここで、環境負荷やコストを考慮すると、負極合剤層は、水系スラリーで形成することが好ましく、無機粒子層は、溶剤系スラリーで形成することが好ましい。したがって、負極合剤層の結着剤として、例えば、SBR(スチレンブタジエンゴム)や CMC(カルボキシメチルセルロース)等を用い、無機粒子層を形成するための溶剤系スラリーの溶媒として、NMP(N−メチルピロリドン)等を用いることが好ましい。
ここで、SBRは、NMPとの親和性が高い。したがって、無機粒子層を形成する溶剤系スラリーの溶媒としてNMPを用いる場合、NMPが負極合剤層に浸透し、SBRが膨潤する。したがって、集電体と負極合剤層との間の密着強度が低下するため、後工程の巻き取り工程等で不具合が発生し、品質面での課題が生じる。
一方、CMCは、NMPに対する親和性が低い。負極合剤層内のCMCとSBRは、負極活物質の表面に複合膜を形成するため、密着強度が付与される。これは、CMCにより、SBRが吸収するNMPの量が緩和されたためと考えられる。
しかしながら、CMCとSBRとを同時に用いた場合であっても、無機粒子層の形成後における密着強度は、無機粒子層の形成前のものよりも低下する。
本願の発明は、負極合剤層上に無機粒子層が形成された負極と正極と非水電解質とを有
するリチウム二次電池において、前記負極合剤層は、CMCと水酸基変性ビニルピロリドン共重合体(水酸基変性PVP)とを含んで構成され、CMCは、水酸基変性PVPよりも質量比で多く含有され、前記カルボキシメチルセルロースと前記水酸基変性ビニルピロリドン共重合体との質量比は、60:40〜100:0未満であることを特徴とする。
負極合剤層にCMCと水酸基変性PVPを含むことにより、集電体と負極合剤層との間の密着強度を改善することができる。
また、本願の発明では、負極合剤層に含まれるCMCが水酸基変性PVPよりも質量比で多く含有されていることにより、密着強度の向上と高容量化を図ることができる。CMCの含有量が水酸基変性PVPの含有量よりも少ない場合には、密着強度を高めることが困難であり、また、負極合剤層を形成するための水系スラリーの塗工性が低下し、厚膜塗工が困難になる。
水酸基変性PVPは、ポリビニルピロリドン(PVP)の構造内に、無機粒子層を形成するための溶剤系スラリーの溶媒(NMP)に対する親和性の低い水酸基を導入したものであり、NMPの影響を受け難い。負極合剤層に水酸基変性PVPを含むことによっても、溶剤系スラリーの溶媒に対して親和性が高い物質(例えばSBR)の膨潤を抑制することができると考えられ、品質の優れた負極極板を作製できる。
なお、水酸基変性PVPは、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエトキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有アクリレート類とN-ビニルピロリドン(NVP)との共重合体等が挙げられる。水酸基含有アクリレート類の中でも、単位ユニット内に含まれる水酸基の数が多く、ビニルピロリドンとの共重合体を容易に形成できる2−ヒドロキシエチルアクリレートを用いるのが好ましい。
本願の発明によれば、負極合剤層上に無機粒子層が形成された負極について、無機粒子層の形成後における集電体と負極合剤層との間の密着強度の低下を抑制することができる。このような負極を用いることにより、リチウム二次電池の安全性を高めることができる。
以下、具体的な実施例により、本願の発明について詳細に説明するが、本願の発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。すなわち、本願の発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することが可能である。
1.負極の作製
まず、ホモミクサー(プライミクス株式会社製)を用いて、CMC(ダイセル化学工業株式会社製、品名;1380(エーテル化度1.0〜1.5))を脱イオン水に溶解させ、濃度1.0質量%のCMC水溶液を得た。また、ホモミクサーを用いて、PVP化合物を脱イオン水に溶解させ、濃度1.0質量%のPVP化合物水溶液を得た。
そして、ハイビスミックス(プライミクス株式会社製)にて、所定の固形分比率で、90rpm×60minの条件で、人造黒鉛(平均粒径21μm, 表面積4.0m/g) とPVP化合物水溶液とCMC水溶液とを混合した。残りのPVP化合物水溶液とCMC水溶液を投入後、更に90rpm×20minの条件で混合した。なお、PVP化合物の種類及びPVP化合物水溶液とCMC水溶液との比率は、実施例・比較例ごとに異なる。
そして、PVP化合物とCMCとが混合された水溶液にSBR(固形分濃度50質量%)を追加してハイビスミックスにて40rpm×45minの条件で混合し、さらに、粘度調整の為に脱イオン水を添加し、水系スラリーを作製した。なお、質量比で黒鉛:CMCとPVP化合物の混合物:SBR=98:1:1となるように調製した。
集電体として銅箔を用い、水系スラリーを銅箔の両面に塗着し、乾燥後、充填密度が1.60g/ccとなるように圧延し、集電体上に負極合剤層が形成された負極極板を作製した。水系スラリーの塗布量の目標値は、204mg/10cmとし、正負極の対向容量比は、1.10で負極リッチとなるように調整した。
なお、CMCとPVP化合物の混合物の添加量は、水系スラリーに対して0.2〜2.0質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.5〜1.5質量%である。これらの添加量が多すぎると、リチウムイオンの負極活物質への脱挿入が阻害される。
また、ラテックス系の高分子であるSBRは、結着剤として好適である。CMCやPVP化合物の高分子は増粘作用の他に結着性も有するが、柔軟性に欠けるため、充放電に伴う負極活物質の膨張収縮が大きいリチウム二次電池用の結着剤として用いることができないため、SBRを添加している。SBRは、その添加量が多すぎると、リチウムイオンの負極活物質への脱挿入が阻害されるため、SBRの添加量は、0.5〜2.0質量%であることが望ましく、更に望ましくは0.5〜1.5質量%である。
なお、負極活物質として人造黒鉛を用いたが、グラファイト、コークス、酸化スズ、金属リチウム、珪素及びそれらの混合物等、リチウムイオンを脱挿入できるものを用いることも可能である。
2.無機粒子層の作製
無機粒子として酸化チタン(TiO、石原産業株式会社製、商品名;CR−EL、ルチル構造、平均粒子径;0.25μm)を用いた。溶媒としてNMPを用い、固形分濃度が30質量%となるようにTiOとPVdF(ポリフッ化ビニリデン)を調製し、フィルミックス(プライミクス株式会社製)にて混合分散処理(40mm/s×30s×3回)を行い、溶剤系スラリーを作製した。なお、PVdFは、TiOに対して3.0質量%となるように調製した。
溶剤系スラリーを負極合剤層上にグラビアコーターで塗工した後、NMPを乾燥・除去し、無機粒子層を形成し、負極を得た。なお、溶剤系スラリーは、負極合剤層が塗工されている全面を被覆するように、片面ずつ塗工した。無機粒子層の塗工厚みは片面3μmであった。
無機粒子としては、TiOの他にアルミナ、ジルコニア、マグネシア等が使用できるが、TiOはルチル構造であることが好ましい。アナターゼ構造のTiOは、リチウムイオンの脱挿入が可能であり、環境雰囲気や電位によってはリチウムイオンを吸蔵し、電子伝導性を発現するため、容量低下や、短絡の危険性がある。
なお、無機粒子層の厚みとしては、特に制約はないが、絶縁の効果や体積密度の影響を考慮すると5μm以下であることが望ましい。無機粒子の粒径は、無機粒子の粒径が大きすぎると無機粒子層が厚くなりすぎるため、平均粒径が1μm以下であることが好ましい。
また無機粒子層に用いる結着剤の材質は、(1)無機粒子の分散性確保(再凝集防止)、(2)電池の製造工程に耐え得る密着性の確保、(3)電解液を吸収した後の膨潤による無機粒子間の隙間充填、の性質を総合的に満足する必要がある。また、電池性能を確保する為には少量の結着剤でこれらの効果を発揮することが好ましい。したがって、その添加量は、無機粒子および導電性物質の総量に対して10質量%以下であることが好ましく、更に好ましくは5質量%以下であることが望ましい。材質としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPAN(ポリアクリロニトリル)、SBRやその変性体及び誘導体、アクリロニトリル単位を含む共重合体やポリアクリル酸誘導体などが好ましい。特に、少量添加での(1)や(3)を満たし、かつ、溶剤系スラリーの分散性や電極の柔軟性を重視するとアクリロニトリル単位を含む共重合体が好ましい。
溶剤系スラリーの溶媒としては、NMPの他に、結着剤が溶解可能な溶媒を用いることができる。
また、溶剤系スラリーの分散方法としては、前述のフィルミックスの他に、ビーズミル、ロールミル方式などの湿式分散方法が好適である。特に、無機粒子の粒径が小さいことにより、機械的に分散処理を施さないと溶剤系スラリーの沈降が激しく、均質な膜を作製することができないため、塗料業界で塗料の分散に用いる方法が好適である。
負極合剤層上への無機粒子の塗工方法は、グラビアコートの他に、ダイコート、ディップコート、カーテンコート、スプレーコート等が使用できる。
3.正極の作製
正極活物質としてコバルト酸リチウムを用い、正極活物質と炭素導電剤であるアセチレンブラックとPVdFとを95:2.5:2.5の質量比で混合し、正極合剤を得た。正極合剤に溶媒としてNMPを加え、コンビミックス(プライミクス株式会社製)を用いて攪拌し、正極スラリーを調製した。これをアルミ箔の両面に塗着し、乾燥後圧延して正極を作製した。
なお、正極合剤の混合は、コンビミックスのような湿式の混合方式のみならず、正極活物質と導電剤とを乾式混合した後に、PVdFとNMPとを混合・攪拌してもよい。
また、正極活物質は、コバルト酸リチウムに限定されるものではなく、コバルト-ニッケル-マンガンやアルミニウム-ニッケル-マンガン、アルミニウム-ニッケル-コバルト等のコバルト或いはマンガンを含むリチウム複合酸化物等を用いることもできる。
4.非水電解液の調製
非水電解液は、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)を3:7の体積比で混合した溶媒に、溶質としてLiPFを1モル/リットルとなるように溶解することで調製した。
なお、非水電解液の溶媒としては、リチウム二次電池の非水電解液の溶媒として一般的なものを用いることができる。これらの中でも、環状カーボネートと鎖状カーボネートの混合溶媒を用いることが好ましい。
環状カーボネートとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネートなどが挙げられる。鎖状カーボネートとしては、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどが挙げられる。また、環状カーボネートと、1,2−ジメタキシエタン、1,2−ジエトキシエタンなどのエーテル系溶媒との混合溶媒を用いてもよい。
また、非水電解液の溶質としては、例えば、LiPF、LiBF、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiN(CFSO)(CSO)、LiC(CFSO、LiC(CSO、LiAsF、LiClO、Li10Cl10、Li12Cl12や、これらの混合物を用いることができる。特に、LiXF(式中、Xは、P、As、Sb、B、Bi、Al、Ga、またはInであり、XがP、AsまたはSbのときyは6であり、XがB、Bi、Al、Ga、またはInのときyは4である)、リチウムペルフルオロアルキルスルホン酸イミドLiN(C2m+1SO)(C2n+1SO)(式中、m及びnはそれぞれ独立して1〜4の整数である)、及びリチウムペルフルオロアルキルスルホン酸メチドLiC(C2p+1SO)(C2q+1SO)(C2r+1SO)(式中、p、q及びrはそれぞれ独立して1〜4の整数である)のうち、少なくとも1種が好ましく用いられる。
また、非水電解液として、ポリエチレンオキシド、ポリアクリロニトリルなどのポリマー電解質に、非水電解質の溶媒を含浸したゲル状ポリマー電解質や、LiI、LiNなどの無機固体電解質などを用いてもよい。
なお、リチウム二次電池の非水電解液は、イオン伝導性を発現させる溶質としてのリチウム化合物と、これを溶解・保持する溶媒が、電池の充電時や放電時あるいは保存時の電圧で分解されない限り、制約なく用いることができる。
5.電池の組立
正極と負極にリード端子を取り付け、セパレータを間に挟んだ正極と負極を渦巻状に巻き取り、これをプレスして電極体を作製した。扁平状に押し潰された電極体を、アルミニウムラミネートで作製された電池外装体に入れ、これに非水電解液を注液し、封止して試験用電池を作製した。なお、試験用電池の設計容量は850mAhである。また、電池の設計容量は、4.4V(正極電位:4.5V(VS.Li/Li+))の充電終止電圧を基準に設計した。
(実施例1)
実施例1では、PVP化合物として水酸基変性PVPを用い、質量比で水酸基変性PVP:CMC=40:60の質量比にて、負極極板を作製した。そして、負極極板上に無機粒子層を形成し、負極t1を作製した。そして、負極t1を用いて電池T1を作製した。
なお、水酸基変性PVPは、以下の方法により作製した。
冷却管、窒素導入ライン、温度計を設置したガラス製重合容器に、イオン交換水28.2質量%とイソプロピルアルコール(IPA)12.1質量%とN−ビニルピロリドン(NVP)1質量%を入れ、撹拌しながら窒素を導入して、系内を窒素置換した。重合容器の内温をオイルバスで80℃(重合温度)に加熱した後、NVP18.2質量%及びイオン交換水10.2質量%を混合したモノマー溶液(A液)とジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート(和光純薬工業株式会社製「V601」)0.36質量%をIPA3.2質量%に混合・溶解させた開始剤溶液と、2−ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)4.84質量%(B液)とを、それぞれ2時間かけて滴下し、その後、昇温させて蒸留を開始した。そして、留出液量が29.2質量%に到達する前に、イオン交換水29.2質量%およびジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート0.07質量%をIPA0.6質量%に混合・溶解させた開始剤溶液を、それぞれ3回に分けて重合容器内に投入しながら5時間蒸留を行い、水酸基変性PVP水溶液を得た。得られたN水酸基変性PVP水溶液は、無色透明であり、固形分は30.2%であった。また、水溶液中の水酸基変性PVPのK値は、28.6であった。
なお、水酸基変性PVPのK値は、10〜90の範囲にあることが好ましい。K値が10よりも低い場合には、水系スラリーの高い分散安定性が得難くなる。また、K値が90より高い場合には、水系スラリーの粘度が非常に高くなり、ハンドリングし難い等の問題が生じる。
なお、K値は、式(1)によって求めることができる。ここで、式(1)は、一般的にフィーケンチャー(Fikentscher)式と呼ばれる式であり、K値は、重合度を表し、分子量と相関する値である。式(1)において、ηは、PVP水溶液の水に対する相対粘度であり、cは、PVP水溶液中のPVP濃度(%)である。
K=(1.5logη - 1)/(0.15 + 0.003c) + (300clogη + (c + 1.5clogη)2)1/2/0.15c + 0.003c2) ・・・ 式(1)
(実施例2)
実施例2では、PVP化合物として水酸基変性PVPを用い、水酸基変性PVP:CMC=20:80の質量比にて、負極極板を作製した。この負極極板上に無機粒子層を形成し、負極t2を作製した。負極t2を用いて電池T2を作製した。
(実施例3)
実施例3では、PVP化合物として水酸基変性PVPを用い、水酸基変性PVP:CMC=5:95の質量比にて、負極極板を作製した。この負極極板上に無機粒子層を形成し、負極t3を作製した。負極t3を用いて電池T3を作製した。
(比較例1)
比較例1では、PVP化合物:CMC=0:100の質量比にて、負極極板を作製した。すなわち、比較例1の負極合剤層に、PVP化合物は、含有されない。そして、負極極板上に無機粒子層が形成された負極r1を作製した。
無機粒子を形成する前の負極極板を用いて電池R1を作製した。また、負極r1を用いて電池R2を作製した。
(比較例2)
比較例2では、PVP化合物としてPVP(株式会社日本触媒製、K値:35)を用い、PVP:CMC=100:0の質量比にて、負極極板を作製し、これを負極r2とした。すなわち、負極合剤層に、CMCは、含有されない。
負極r2では、水系スラリーの分散性が悪く、目標の塗布量での塗工が出来なかった。このため、負極r2を用いた電池の作製は、出来なかった。
(比較例3)
比較例3では、PVP化合物として水酸基変性PVPを用い、水酸基変性PVP:CMC=100:0の質量比にて、負極極板を作製し、これを負極r3とした。すなわち、負極合剤層に、CMCは、含有されない。
負極r3では、水系スラリーの分散性が悪く、目標の塗布量での塗工が出来なかった。このため、負極r3を用いた電池の作製は、出来なかった。
(比較例4)
比較例4では、PVP化合物として水酸基変性PVPを用い、水酸基変性PVP:CMC=50:50の質量比にて、負極極板を作製し、これを負極r4とした。
負極r4では、水系スラリーの分散性が悪く、目標の塗布量での塗工が出来なかった。このため、負極r4を用いた電池の作製は、出来なかった。
(比較例5)
比較例5では、PVP化合物としてPVPを用い、PVP:CMC=20:80の質量比にて、負極極板を作製し、これを負極r5とした。
負極極板上に無機粒子層を形成したところ、負極合剤層の剥離が見られた。このため、負極r5を用いた電池は、作製出来なかった。
(比較例6)
比較例6では、PVP化合物としてカルボン酸変性PVPを用いカルボン酸変性PVP:CMC=20:80の質量比にて、負極極板を作製し、これを負極r6とした。
負極極板上に無機粒子層を形成したところ、負極合剤層の剥離が見られた。このため、負極r6を用いた電池は、作製出来なかった。
なお、カルボン酸変性PVPは以下の方法により作製した。
冷却管、窒素導入ライン、温度計を設置したガラス製重合容器に、ポリビニルピロリドン(K値=28、株式会社日本触媒製)40質量%とイオン交換水139質量%を入れ、窒素を導入して系内を窒素置換した後、撹拌溶解して均一溶液とした。その後、さらに、この溶液が還流状態となるまで昇温した。容器内の内温は、103℃であった。次いで、この容器に80%アクリル酸水溶液12.5質量%と、10%アンモニア水溶液11.8質量%、および15%過硫酸アンモニウム水溶液2.7質量%を90分間かけて滴下した。滴下終了後、容器内の内温を保った状態で2時間熟成を行った。熟成中に、さらに15%過硫酸アンモニウム水溶液0.5質量%を2回に分けて添加し、カルボン酸変性PVPを得た。カルボン酸変性PVPのK値は44.3であった。また、液体クロマトグラフィーでアクリル酸の転化率を分析したところ、97.3%であった。
6.水系スラリーの塗工性の評価
水系スラリーの塗工性は、目視観察により、以下の基準で評価し、結果を表1に示した。
○:塗工面に塗工されていない部分やスジは、観察されない。
△:塗工面に塗工されていない部分は、観察されないが、スジは、観察される。
×:塗工面に塗工されていない部分が、観察される。
7.負極の密着強度の評価:90度剥離試験方法
100mm×25mmサイズの負極極板または負極を、120mm×30mmのアクリル板上に、70mm×20mmの両面テープ(ニチバン株式会社製、ナイスタックNW−20)で貼り付けた。小型卓上試験機(日本電産シンポ株式会社製 FGS-TV又はFGP−5)を用い、負極極板または負極の端を、電極接着面と90度の方向で、上方に、一定速度(100mm/min)で50mm引っ張り、剥離強度(mN/cm)を測定した。剥離強度の測定は、各実施例・比較例について3回行い、その平均値と密着性維持率(%)を表1に示した。
表1の無機粒子層形成前の剥離強度とは、負極極板の剥離強度であり、無機粒子層形成後の剥離強度とは、負極の剥離強度である。剥離強度が高いほど、密着強度も高い。
密着性維持率とは、無機粒子層形成前後での剥離強度の維持率である。密着性維持率が高いほど、無機粒子層の形成前後において、剥離強度の低下が抑制されたことを示す。
8.電池性能評価
試験用電池について、25℃において、充放電試験を行った。充電試験では、試験用電池を、1It(850mA)の定電流にて電池電圧が4.4Vになるまで定電流充電を行い、さらに、4.4Vの定電圧で電流が0.05It (42.5mA)となるまで充電した。充電試験の後、10分間の休止後、放電負荷試験を行った。放電負荷試験は、試験用電池を、電池電圧が2.75Vになるまで、1It 又は3Itの電流にて定電流放電を行った。
3Itでの放電容量と1Itでの放電容量を用いて、式(2)より、放電負荷率(%)を求め、表2に示した。
放電負荷率(%)=(3Itでの放電容量/1Itでの放電容量)×100・・・(2)
Figure 0005428464
9.考察
(1) 水系スラリーの塗工性について考察する。
負極t1からt3およびr1において、塗工面に塗工されていない部分やスジは観察されず、塗工性は良好であった。また、水酸基変性PVP以外のPVP化合物とCMCとの混合物を用いた負極r5とr6では、塗工面に塗工されていない部分は、観察されていなかったが、スジが観察された。更に、PVPのみを用いた負極r2、水酸基変性PVPのみを用いた負極r3、水酸基変性PVP:CMC=50:50である負極r4は、水系スラリーの分散性が低く、目標の塗布量を塗工することができなかった。
負極t1からt3とr1、r3、r4の結果より、CMCが水酸基変性PVPよりも質量比で多く含有されている負極ほど、塗工性が良好であることが分かる。すなわち、負極r2、r3のようにPVP化合物のみを用いた場合や、負極r4のようにCMCと水酸基変性PVPが等しい質量比にて含有されている場合には、塗工性が悪い。
負極t2、r5、r6の結果より、いずれの負極もCMCの含有比率が同じであるにもかかわらず、水酸基変性PVPを含有する負極t2のみ塗工性が良好であった。
したがって、負極合剤層にCMCと水酸基変性PVPを含み、CMCのほうが水酸基変性PVPよりも、質量比で多く含有されていることにより、塗工性が良好な水系スラリーを得ることができる。
(2) 集電体と負極合剤層との間の密着強度について考察する。
無機粒子層の形成前及び形成後の両方において、負極r1の密着強度よりも、負極t1からt3の密着強度のほうが高かった。また、無機粒子層形成前における負極r1の密着強度よりも、無機粒子層形成後における負極t1〜t3の密着強度の方が高かった。したがって、負極合剤層に水酸基変性PVPを含むことにより、密着強度を改善することができる。
また、負極t1からt3は、負極r1よりも、密着性維持率が高かった。これより、負極合剤層にCMCと水酸基変性PVPを含み、CMCのほうが水酸基変性PVPよりも、質量比で多く含有されていることにより、無機粒子層の形成前後における密着強度の低下も抑制することができる。
(3) PVP化合物について考察する。
負極r5とr6は、無機粒子層を形成後、集電体より負極合剤層が剥離した。これは、PVPやカルボン酸変性PVPは、NMPとの親和性が高いため、無機粒子層の形成に用いられるNMPが負極合剤層に浸透し、SBRおよびPVPやカルボン酸PVPがNMPに膨潤したと考えられる。
これに対し、負極r5やr6と同じ比率のCMCが含有された負極t2では、無機粒子層の形成後においても負極合剤層は剥離しなかった。これは、水酸基変性PVPはNMPとの親和性が低いため、水酸基変性PVP自体がNMPに膨潤しないことに加え、SBRの膨潤も抑制されたものと考えられる。
(4) CMCについて考察する。
負極r1は、塗工性は良好であったが、負極t1からt3と比較して、無機粒子層形成前後における密着強度および密着性維持率が低かった。これは、CMCの負極活物質に対する吸着力が低いため、負極活物質粒子の表面にCMCが吸着していない部分が残存するためと考えられる。
(5) 負極r3について考察する。
負極r3は、塗工性が悪かった。これは、水酸基変性PVPの負極活物質に対する吸着力が高いため、1分子の水酸基変性PVPは、1つの負極活物質粒子のみと吸着し、複数の負極活物質粒子と吸着しにくいためと考えられる。
Figure 0005428464
電池T1、T2、T3は、電池R1およびR2と同程度の放電負荷率を有し、いずれの電池も同程度の放電性能を有している。したがって、CMCと水酸基変性PVPとの混合物が無機粒子層に含有された電池であっても、CMCのみを用いた電池と同等の高い放電性能が得られることが確認できた。
なお、本願の実施例・比較例において、電池の充電終止電圧を4.4V(正極電位:4.5V(VS.Li/Li+))となるようにしたが、充電終止電圧は、これに限られるものではない。すなわち、電池T1からT3は、それぞれ負極t1からt3の負極を用いることで、正負極間の絶縁性が高めることができるため、充電終止電圧を4.4Vよりも高めるほど、本願の発明を適用する効果が高い。

Claims (5)

  1. 負極合剤層上に無機粒子層が形成された負極と正極と非水電解質とを有するリチウム二次電池において、
    前記負極合剤層は、カルボキシメチルセルロースと水酸基変性ビニルピロリドン共重合体とを含んで構成され、
    前記カルボキシメチルセルロースは、前記水酸基変性ビニルピロリドン共重合体よりも質量比で多く含有されており、
    前記カルボキシメチルセルロースと前記水酸基変性ビニルピロリドン共重合体との質量比は、60:40〜100:0未満である、リチウム二次電池。
  2. 前記水酸基変性ビニルピロリドン共重合体は、N−ビニルピロリドンと2−ヒドロキシエチルアクリレートとを構成成分として含むことを特徴とする請求項1に記載されたリチウム二次電池。
  3. 前記負極合剤層には、ラテックス系結着剤が含有されていることを特徴とする請求項1または2に記載されたリチウム二次電池。
  4. 前記負極合剤層における前記カルボキシメチルセルロースの含有量と前記水酸基変性ビニルピロリドン共重合体の含有量との合計が0.2〜2.0質量%の範囲内であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載されたリチウム二次電池。
  5. 前記負極合剤層における前記ラテックス系結着剤の含有量が0.5〜2.0質量%の範囲内であることを特徴とする請求項3に記載されたリチウム二次電池用負極。
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