JP5423884B2 - エレベーターの呼び登録装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの乗客が音声によって呼びの登録を行うことができるエレベーターの呼び登録装置に関するものである。
下記特許文献1乃至4には、エレベーターの呼び登録を音声によって行うことができる呼び登録装置が提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載のものでは、マイクロホンの前に人が立っていることを検出している場合のみ、音声による呼び登録を可能にし、乗場にいる待ち客の会話や周囲の騒音等によって呼びの誤登録(音声の誤認識)がなされることを防止している。また、呼びの誤登録を防止するための手段として、特許文献2に、音声入力用のマイクロホンを複数設置することが、特許文献3に、複数の処理方法によって音声認識を行うことが記載されている。
特許文献4に記載のものでは、「玄関」、「本屋」等の目的場所を指定する言語によって呼び登録を行うこと可能にし、更に、一つの目的場所について複数の同義語を登録している。
日本特許第2557939号公報 日本特開平3−284589号公報 日本特許第3082618号公報 日本特開2002−128404号公報
特許文献1乃至4に記載のものを含め、従来の呼び登録装置では、乗客の行先階を特定するために、マイクロホンから入力された音声データの解析を行い、その音声データが既登録の階床データを含むものであるか否かを判定していた。このため、乗客の滑舌が悪かったり、方言が強かったりすると、乗客が正しい言い方をしたと思っている場合であっても、乗客の要求する呼びがなかなか登録されず、乗客は、自分の行先階等を何度も言い直さなければならなかった。
なお、登録しようとしている階床の文字列が長い程、このような問題は起こり易くなる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベーターの乗客が音声による呼び登録を何度も失敗してしまうことを防止し、乗客の要求する呼びを円滑に登録することができるエレベーターの呼び登録装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターの呼び登録装置は、エレベーターの乗場又はかごに設けられたマイクロホン及び報知器と、マイクロホンから入力された音声データに対して所定の音声認識処理を行い、その音声データが既登録の階床データと所定の条件で一致するか否かを判定する音声認識手段と、かごがサービス可能な階床を判別する判別手段と、音声データが階床データの全体に一致すると音声認識手段によって判定された場合に、その階床データに対応する行先階の呼びを登録させる音声判定手段と、を備え、音声判定手段は、音声データが階床データの一部のみに一致すると音声認識手段によって判定された場合に、階床名に階床データの一部に対応する部分を含む階床であって、判別手段によってサービス可能と判別された階床の情報を、報知器から報知させ、エレベーターの乗客に、その階床データの他部に対応する音声をマイクロホンから再入力させるものである。

この発明に係るエレベーターの呼び登録装置であれば、エレベーターの乗客が音声による呼び登録を何度も失敗してしまうことを防止でき、乗客の要求する呼びを円滑に登録することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターの呼び登録装置を示す構成図である。 図1の呼び登録装置を備えたエレベーターのかご内の状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの呼び登録装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの呼び登録装置を示す構成図、図2は図1の呼び登録装置を備えたエレベーターのかご内の状態を示す図である。
図1及び図2において、1はエレベーター昇降路内を昇降するかご、2はかご1の走行制御等、エレベーター全体の運行制御を司る制御盤である。かご1には、人感センサ(人検出装置)3、報知器4、音声登録装置5が設けられている。
人感センサ3は、所定の検出範囲にいる乗客を検出する機能を有している。具体的に、人感センサ3は、音声登録装置5の使用者となり得る乗客を検出するために備えられたものであり、例えば、その検出範囲が、かご1の出入口を横切るように設定される(図2参照)。なお、図2に示す例では、かご1の出入口を形成する縦柱に複数の人感センサ3を設置することにより、各検出範囲を上下に配置して、検出漏れを防止している。かかる構成であれば、乗客は、かご1の出入口を通過する際に、少なくとも何れかの人感センサ3によって、確実にその存在が検出される。
報知器4は、かご1内の乗客に対して所定の情報を報知する機能を有している。この報知器4は、例えば、かご1内の乗客に対して音声案内を行うスピーカや、文字等を表示するディスプレイ等によって構成される。報知器4は、例えば、制御盤2や音声登録装置5からの指令に基づき、制御される。
音声登録装置5は、かご1内の乗客が音声によって呼びを登録するために、かご1に設置されたものである。音声登録装置5は、乗客の行先階を複数回に分けて段階的に認識する(音声を区切り登録する)機能を有しており、例えば、マイクロホン(音声入力装置)6、表示装置7、音声認識装置8により、その要部が構成されている。
マイクロホン6は、音声入力用としてかご1に設置されたものである。即ち、音声によって呼びを登録したい乗客は、自分の行先階等の音声情報をこのマイクロホン6から入力する。表示装置7は、音声登録装置5が動作中であること、即ち、音声による呼び登録が可能なことをかご1内の乗客に対して表示する機能を有している。この表示装置7は、例えば、LED等によって構成される。
なお、図2に示す例では、上記マイクロホン6及び表示装置7をかご1内の操作盤9に配置している。操作盤9には、上記報知器4の他、戸開釦10、戸閉釦11、各行先釦12も設けられている。
音声認識装置8は、本発明の要部を構成するものであり、例えば、人検出手段13、呼び登録可能判定手段14、音声認識手段15、音声判定手段16、呼び登録手段17により、その要部が構成される。
人検出手段13は、人感センサ3からの検出信号を受信し、音声登録装置5の使用者となり得る乗客の有無を検出する。
呼び登録可能判定手段14は、音声によって呼びを登録することが可能か否かを判定する機能を有している。即ち、呼び登録可能判定手段14によって音声による呼び登録が不可と判定されている時に乗客がマイクロホン6に対して音声を発しても、呼びの登録は行われない。この呼び登録可能判定手段14には、人検出手段13から乗客の有無の検出結果が、制御盤2からエレベーターの運行状況に関するデータが入力される。なお、制御盤2から入力されるデータには、例えば、エレベーターの戸開閉情報等が含まれる。そして、呼び登録可能判定手段14は、それらの入力情報に基づいて、例えば、エレベーターの戸開中に人感センサ3が乗客の存在を検出すると、戸閉がなされるまでの間、音声による呼び登録が可能な旨を判定する。
音声認識手段15は、音声登録装置5の音声認識機能を司る。具体的に、音声認識手段15は、マイクロホン6から音声データが入力されると、その音声データに対して所定の音声認識処理を行う。そして、音声認識手段15は、その音声データが既登録の階床データの何れかと所定の条件で一致するか否かを判定する。
音声判定手段16は、音声認識手段15の判定結果に基づいて、各機器及び手段に、適切な動作を行わせる機能を有している。具体的に、音声判定手段16は、音声データが階床データとどの程度一致しているのか、即ちその一致の度合いに基づき、その後の動作内容を決定する。例えば、音声判定手段16は、マイクロホン6から入力された音声データが、ある1つの階床データの全体に一致すると音声認識手段15によって判定されると、その旨の判定信号を呼び登録手段17に対して出力し、呼び登録手段17に、その階床データに対応する行先階の呼び登録を行わせる。
また、音声判定手段16は、マイクロホン6から入力された音声データが、階床データの何れかと部分的に一致する(ある階床データの一部のみと一致する)と音声認識手段15によって判定されると、音声を区切り登録するための所定の処理を開始する。なお、この時の具体的な動作内容については後述する。
呼び登録手段17は、呼び登録を行う機能を有している。例えば、呼び登録手段17は、音声による呼び登録が可能な旨が呼び登録可能判定手段14によって判定されている時に、音声判定手段16から全体一致の旨の判定信号を受信すると、対応する登録要求を制御盤2に出力し、乗客の呼びを登録させる。
呼び登録手段17による上記機能は、例えば、呼び登録可能判定手段14によって登録可能と判定されている時のみ、マイクロホン6のスイッチをONにしたり、音声認識手段15の音声認識機能を有効にしたりすることにより、容易に実現できる。また、呼び登録が可能な時か否かの判断を、音声判定手段16や呼び登録手段17において実施することにより、マイクロホン6からの音声入力と音声認識手段15の音声認識機能とを常時有効に設定しておいても構わない。
なお、音声認識装置8に備えられた13乃至17に示す各手段は、例えば、マイクロコンピュータ上のソフトウェアによって構成される。
次に、図3も参照し、上記構成を有する呼び登録装置の動作について具体的に説明する。図3は、この発明の実施の形態1におけるエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。
音声登録装置5では、呼び登録可能判定手段14が、エレベーターの運行状況に関するデータを制御盤2から取得する(S101)。呼び登録可能判定手段14がこの時取得するデータには、例えば、かご1の戸開閉状況、呼びの登録状況、エレベーター(かご1)への乗車負荷といった各種情報が含まれる。
また、人検出手段13が、音声登録装置5の使用者状況に関するデータを人感センサ3から取得する(S102)。
S101及びS102において各種情報を取得すると、音声登録装置5は、呼び登録可能判定手段14により、音声によって呼びを登録することが可能な状態であるか否かの判定を行う(S103)。
この時、音声による呼び登録が可能な状態であれば、音声登録装置5は、表示装置7及びマイクロホン6の各スイッチをONにする(S104)。これにより、例えば、図2に示すように、表示装置7のLEDが点灯して「使用可能」等の表示がなされ、かご1内の乗客に対して、音声による呼び登録が可能な旨が報知される。また、マイクロホン6から音声入力を行うことが可能となる。
マイクロホン6からの音声入力が可能になると、音声認識手段15は、音声認識処理を開始する(S105)。そして、マイクロホン6から音声データが入力されると、音声認識手段15は、入力された音声データの解析を行い、その音声データが既登録の階床データの何れかと所定の条件で一致するか否かを判定する。
ここで、マイクロホン6から入力された音声データが何れかの階床データの全体に一致すると音声認識手段15によって判定されると(S106のYes)、音声判定手段16は、その旨の判定信号を呼び登録手段17に対して出力する。そして、呼び登録手段17は、上記判定信号を受信すると、対応の登録要求を出力して制御盤2に乗客の呼びを登録させる(S107)。
また、S106において全体一致が確認できない場合、音声認識手段15は、マイクロホン6から入力された音声データが、階床データの何れかと部分的に一致するか否かの判定を行う(S108)。なお、S108において部分一致の確認もできなければ、音声登録装置5は、S103の処理に戻る。
一方、音声データと階床データとの部分的な一致が確認できた場合(S108のYes)、音声判定手段16は、音声の区切り登録を行うための処理を開始する。
具体的に、音声判定手段16は、先ず、音声データと部分的に一致した階床データのうち、音声データと一致した部分(音声認識処理によって認証された部分)の内容を報知器4から報知させる(S109)。そして、音声判定手段16は、更に所定の報知を行い、エレベーターの乗客に対し、上記階床データのうち、音声データと一致しなかった部分(音声認識処理によって認証されなかった部分)に対応する音声を、マイクロホン6から再入力させる。
例えば、「にじゅう**かい(*は認証されなかった部分)」のように、十の位の音声データのみ階床データに一致すると音声認識手段15によって判定された場合、音声判定手段16は、「認証された部分は「にじゅう」になります。認証されなかった部分をもう一度登録して下さい。」といった内容の文字表示や音声アナウンスを行い、一の位の数字(上記**の部分)をマイクロホン6から再入力するように乗客に促す。
S109における上記報知後にマイクロホン6から音声データが再入力されると、音声認識手段15は、その再入力された音声データに対し、音声認識処理を開始する。具体的に、音声認識手段15は、マイクロホン6から再入力された音声データの解析を行い、その音声データが、上記階床データのうち、前回の音声認識処理において認識されなかった部分に一致するか否かを判定する(S110、S111)。例えば、前回の音声認識処理において「にじゅう**かい」と部分的な一致が確認できていた場合、音声認識手段15は、マイクロホン6から再入力された音声データが、「**」の部分と一致するか否かを判定する。
この時、音声認識手段15は、ゲインを上げる或いは音声認識用のキーワードを増やすといった方法により、認識レベルの変更行っても良い。
前回の音声認識処理において一致が確認できなかった部分の認証が成功すると(S111のYes)、音声判定手段16は、S108において認証された部分とS111において認証された残りの部分とから階床データの特定を行い、呼び登録手段17に対し、その特定した階床データに対応する行先階の呼びを登録させる(S107)。そして、S107において呼びが登録されると、音声登録装置5は、S101の処理に戻る。
なお、S111において認証が成功しなければ、音声登録装置5は、S103の処理に戻る。
音声登録装置5を使用するための条件が成立しなくなり、S103において使用不可(No)の判定がなされると、音声登録装置5は、表示装置7及びマイクロホン6の各スイッチをOFFにする(S112)。これにより、表示装置7のLEDが消灯され、かご1内の乗客に対して、音声登録装置5の使用時間が終了した旨が報知される。また、マイクロホン6からの音声入力が停止されることにより、音声認識手段15は、音声認識処理を終了する(S113)。
この発明の実施の形態1によれば、マイクロホン6から入力された音声データが階床データの何れかと完全に一致しない場合であっても、部分的な一致が確認されれば、音声を区切り登録するための処理が開始される。このため、例えば、乗客の滑舌が悪かったり、方言が強かったりする場合であっても、この乗客が音声による呼び登録を何度も続けて失敗してしまうようなことはなく、乗客の要求する呼びを円滑に登録することができるようになる。
なお、音声の区切り登録を行う際には、「ひゃく」や「じゅう」等の位を表す用語や、「かい」や「がい」といった末尾を表す特定の用語を利用することにより、階床データとの比較範囲を適宜調整しても良い。これにより、例えば、2桁以上の階床(45階や123階等)についても、円滑な登録が可能となる。
また、本実施の形態では、かご1に設置された呼び登録装置について具体的な説明を行った。しかし、これは単に一例を示したものであり、上記構成の呼び登録装置は、エレベーターの乗場に設置されていても構わない。かかる場合であっても、上記と同様の効果を奏することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの呼び登録装置の要部を示す構成図である。本実施の形態における音声認識装置8内には、上述の13乃至17に示す各手段に加え、判別手段18が備えられている。なお、判別手段18も他の各手段13乃至17と同様に、例えば、マイクロコンピュータ上のソフトウェアによって構成されている。
判別手段18は、かご1がサービス可能な階床を判別する機能を有している。そして、判別手段18が新たに追加されたことにより、音声判定手段16は、音声の区切り登録を行う際に、判別手段18の判別結果も考慮した所定の報知を報知器4から行わせる。具体的に、音声判定手段16は、音声データがある階床データの一部のみと一致すると音声認識手段15によって判定されると、階床名にその階床データの上記一部に対応する部分を含む階床であって、判別手段18によってサービス可能と判定された階床の情報を、報知器4から報知させる。
音声認識装置8以外の構成を含め、その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、図5も参照し、上記構成を有する呼び登録装置の動作について具体的に説明する。図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートであり、本実施の形態における音声登録装置5の具体的な処理フローを示している。なお、図5は図3のS109及びS110の動作に相当する。即ち、他の動作(図5に示す動作の前後)は、図3のS101乃至S108、S111乃至S113と同様である。
マイクロホン6から入力された音声データが、既登録の階床データの何れかと部分的にのみ一致すると音声認識手段15によって判定されると(図3のS108のYesに相当)、音声判定手段16は、その階床データのうち、音声データと一致した部分(音声認識処理によって認証された部分)の情報(認証情報)を音声認識手段15から取得する(S201)。例えば、音声認識処理において「にじゅう**かい」と十の位の一致のみが確認された場合、音声判定手段16は、「にじゅう」(及び「かい」)に対応する認証情報を音声認識手段15から取得する。
また、音声認識手段15によって音声データと階床データとの部分的な一致が確認されると、判別手段18は、制御盤2から、かご1がサービス可能な階床(サービス可能階)の情報を取得し、音声判定手段16に対して出力する(S202)。
音声判定手段16は、音声認識手段15から認証情報が、また、判別手段18からサービス可能階情報が入力されると、これらの入力情報に基づき、その乗客が、上記認証された部分(「にじゅう」に相当)に続けて登録することができる階床(登録可能階)を特定し、その情報を報知器4から報知させる(S203)。
例えば、かご1のサービス可能な階床が1階から25階の時に、音声認識処理において「にじゅう**かい」と十の位の一致のみが確認されると、音声判定手段16は、乗客が「にじゅう」に続けて登録することができる21乃至25階を、この乗客の登録可能階として特定する。そして、音声判定手段16は、「一部音声認識できませんでした。登録可能階は21階から25階です。認識できなかった部分をもう一度登録して下さい。」といった内容の文字表示や音声アナウンスを行い、一の位の数字(上記**の部分)をマイクロホン6から再入力するように乗客に促す。
なお、図5のS204の処理は、図3のS109と同じである。
上記構成の呼び登録装置であれば、音声認識処理において部分的な認証しかなされなかった場合に、その認証結果に応じた最適な登録可能階の報知を行うことができる。このため、例えば、乗客が勘違いによってかご1がサービスしない階床を登録しようとした場合に、乗客がその階床を何度も発声して、呼び登録が連続して失敗してしまうような事態を確実に防止できるようになる。
その他は、実施の形態1と同様の効果を有している。
なお、本実施の形態においては、登録可能階の特定を音声判定手段16において実施する場合について説明したが、この登録可能階の特定は、他の手段、例えば、判別手段18において実施しても構わない。かかる場合、音声判定手段16は、音声認識手段15から認証情報を取得すると、その取得した認識情報を判別手段18に対して転送する。そして、判別手段18は、音声判定手段16から入力された認識情報と制御盤2から取得したサービス可能階情報とに基づき、上記登録可能階を特定する。
この発明に係るエレベーターの呼び登録装置は、エレベーターの乗客が音声によって呼びの登録を行うことができるものに対して適用することができる。
1 かご
2 制御盤
3 人感センサ
4 報知器
5 音声登録装置
6 マイクロホン
7 表示装置
8 音声認識装置
9 操作盤
10 戸開釦
11 戸閉釦
12 行先釦
13 人検出手段
14 呼び登録可能判定手段
15 音声認識手段
16 音声判定手段
17 呼び登録手段
18 判別手段

Claims (2)

  1. エレベーターの乗場又はかごに設けられたマイクロホン及び報知器と、
    前記マイクロホンから入力された音声データに対して所定の音声認識処理を行い、その音声データが既登録の階床データと所定の条件で一致するか否かを判定する音声認識手段と、
    前記かごがサービス可能な階床を判別する判別手段と、
    音声データが階床データの全体に一致すると前記音声認識手段によって判定された場合に、その階床データに対応する行先階の呼びを登録させる音声判定手段と、
    を備え、
    前記音声判定手段は、音声データが階床データの一部のみに一致すると前記音声認識手段によって判定された場合に、階床名に階床データの前記一部に対応する部分を含む階床であって、前記判別手段によってサービス可能と判別された階床の情報を、前記報知器から報知させ、エレベーターの乗客に、その階床データの他部に対応する音声を前記マイクロホンから再入力させることを特徴とするエレベーターの呼び登録装置。
  2. 前記音声認識手段は、前記マイクロホンから音声データが再入力されると、その音声データが階床データの前記他部と一致するか否かを判定し、
    前記音声判定手段は、再入力された音声データが階床データの前記他部に一致すると前記音声認識手段によって判定された場合に、その階床データに対応する行先階の呼びを登録させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの呼び登録装置。
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