JP5423550B2 - 駆動軸構造、ターボ圧縮機及びターボ冷凍機 - Google Patents

駆動軸構造、ターボ圧縮機及びターボ冷凍機 Download PDF

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Description

本発明は、駆動軸構造、ターボ圧縮機及びターボ冷凍機に関するものである。
水等の冷却対象物を冷却あるいは冷凍する冷凍機として、冷媒ガスを圧縮して排出するターボ圧縮機を備えるターボ冷凍機が知られている。このようなターボ圧縮機には、ターボ冷凍機の冷却能力を調整するために、ターボ圧縮機内を流動する冷媒ガスの流量を調整する流量調整部が設けられる場合がある(例えば特許文献1参照)。流量調整部はターボ圧縮機のケーシング内部に設置され、その種類としては、冷媒ガスの流路幅を調整するものや、冷媒ガスの流路内に回動自在に設置される複数の翼部材を用いるものなどが挙げられる。ケーシングの外部には、流量調整部を駆動するモータ等の駆動部が設置されている。駆動部は、駆動軸を介して流量調整部に連結されている。駆動軸は、駆動部が発生する駆動力を流量調整部に伝達する軸部材である。駆動軸はケーシングを貫通して設けられることから、駆動軸の周囲からの冷媒ガスの漏出を防止するために、駆動軸の外周面に密接するシール部材(パッキン等)が設けられている。
特開2007−177695号公報
ところで、流量調整部はターボ圧縮機のケーシング内部に設置されるために、その動作をケーシングの外部から確認することが難しい。そのため、駆動軸の外周面において外部から視認できる箇所に、流量調整部の動作の確認に用いられる指標マークが形成される場合がある。このような指標マークの形成には、例えばポンチが用いられる。ポンチを用いて指標マークを形成すると、指標マークの周囲にカエリやバリ等が生じる。また、例えばメンテナンス時には、ターボ圧縮機の内部を確認・点検するため、駆動軸とシール部材とを分解し再び組み立てる必要がある。
しかしながら、シール部材は駆動軸の外周面に密接して設けられており、外周面には指標マークの形成によるカエリやバリ等が生じていることから、駆動軸とシール部材との分解・組立時にカエリやバリ等によってシール部材を損傷する虞があった。
シール部材が損傷すると駆動軸の周囲の気密性を確保できないため、損傷したシール部材は交換となる。そのため、ターボ圧縮機のメンテナンス費用が増加してしまうという課題があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、駆動軸とシール部材との分解・組立時におけるシール部材の損傷を防止できる駆動軸構造、ターボ圧縮機及びターボ冷凍機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明に係る駆動軸構造は、駆動力を伝達する駆動軸と、該駆動軸の外周面に密接して設けられるシール部材とを備える駆動軸構造であって、駆動軸は、外周面よりも径方向内側に位置する第2面を備え、第2面は、駆動軸の回転に関する情報又は軸線方向での変位に関する情報の確認に用いられる指標マークを有する、という構成を採用する。
本発明によれば、指標マークは駆動軸の第2面に設けられる。また、駆動軸とシール部材との分解・組立時において、外周面に密接して設けられるシール部材は、外周面よりも径方向内側に位置する第2面に接触しない。そのため、上記分解・組立時において、シール部材は第2面に設けられる指標マークに接触しない。
また、本発明に係る駆動軸構造は、第2面が外周面から漸次縮径してなるテーパ部に設けられる、という構成を採用する。
また、本発明に係る駆動軸構造は、第2面の近傍に駆動軸と隙間をあけて設置される固定台座部を備え、固定台座部は、指標マークの移動に対する基準となる基準マークを有する、という構成を採用する。
また、本発明に係るターボ圧縮機は、圧縮された気体が内部で流動するケーシングと、該ケーシングの内部で気体の流量を調整する流量調整部と、ケーシングの外部から流量調整部を駆動する駆動部と、駆動部の駆動力を流量調整部に伝達する駆動軸構造とを備えるターボ圧縮機であって、駆動軸構造として、請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動軸構造を備える、という構成を採用する。
また、本発明に係るターボ冷凍機は、圧縮された冷媒を冷却液化させる凝縮器と、液化した冷媒を蒸発させ冷却対象物から気化熱を奪うことによって冷却対象物を冷却する蒸発器と、該蒸発器にて蒸発した冷媒を圧縮して凝縮器に供給する圧縮機とを備えるターボ冷凍機であって、圧縮機として、請求項4に記載のターボ圧縮機を備える、という構成を採用する。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
本発明によれば、駆動軸とシール部材との分解・組立時において、シール部材が第2面に設けられる指標マークに接触することを防止できる。そのため、例えば指標マークをポンチ等で形成し、指標マークの周囲にカエリやバリ等が生じていたとしても、シール部材の損傷を防止できるという効果がある。
本発明の実施形態におけるターボ冷凍機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるターボ圧縮機の水平断面図である。 図2における第2駆動軸構造を拡大した水平断面図である。 本発明の実施形態における第2駆動軸構造の概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図4を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態におけるターボ冷凍機S1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるターボ冷凍機S1は、例えば空調用の冷却水を生成するためにビルや工場等に設置されるものであり、図1に示すように、凝縮器1と、エコノマイザ2と、蒸発器3と、ターボ圧縮機4とを備えている。
凝縮器1は、圧縮された気体状態の冷媒である圧縮冷媒ガスX1が供給され、この圧縮冷媒ガスX1を冷却液化することによって冷媒液X2とするものである。この凝縮器1は、図1に示すように、圧縮冷媒ガスX1が流れる流路R1を介してターボ圧縮機4と接続されており、冷媒液X2が流れる流路R2を介してエコノマイザ2と接続されている。なお、流路R2には、冷媒液X2を減圧するための膨張弁5が設置されている。
エコノマイザ2は、膨張弁5にて減圧された冷媒液X2を一時的に貯留するものである。このエコノマイザ2は、冷媒液X2が流れる流路R3を介して蒸発器3と接続されており、エコノマイザ2にて生じた冷媒の気相成分X3が流れる流路R4を介してターボ圧縮機4と接続されている。なお、流路R3には、冷媒液X2をさらに減圧するための膨張弁6が設置されている。また、流路R4は、ターボ圧縮機4が備える後述の第2圧縮段22に対して気相成分X3を供給するようにターボ圧縮機4と接続されている。
蒸発器3は、冷媒液X2を蒸発させて水等の冷却対象物から気化熱を奪うことによって冷却対象物を冷却するものである。この蒸発器3は、冷媒液X2が蒸発することによって生じる冷媒ガスX4が流れる流路R5を介してターボ圧縮機4と接続されている。なお、流路R5は、ターボ圧縮機4が備える後述の第1圧縮段21と接続されている。
ターボ圧縮機4は、冷媒ガスX4を圧縮して圧縮冷媒ガスX1とするものである。このターボ圧縮機4は、上述のように圧縮冷媒ガスX1が流れる流路R1を介して凝縮器1と接続されており、冷媒ガスX4が流れる流路R5を介して蒸発器3と接続されている。
このように構成されたターボ冷凍機S1においては、流路R1を介して凝縮器1に供給された圧縮冷媒ガスX1は、凝縮器1によって液化冷却されて冷媒液X2となる。冷媒液X2は、流路R2を介してエコノマイザ2に供給される際に膨張弁5によって減圧され、減圧された状態にてエコノマイザ2において一時的に貯留された後、流路R3を介して蒸発器3に供給される際に膨張弁6によってさらに減圧され、さらに減圧された状態で蒸発器3に供給される。蒸発器3に供給された冷媒液X2は、蒸発器3によって蒸発して冷媒ガスX4となり、流路R5を介してターボ圧縮機4に供給される。ターボ圧縮機4に供給された冷媒ガスX4は、ターボ圧縮機4によって圧縮されて圧縮冷媒ガスX1とされ、再び流路R1を介して凝縮器1に供給される。
なお、冷媒液X2がエコノマイザ2に貯留されている際に発生した冷媒の気相成分X3は、流路R4を介してターボ圧縮機4に供給され、冷媒ガスX4と共に圧縮されて圧縮冷媒ガスX1として流路R1を介して凝縮器1に供給される。
そして、このようなターボ冷凍機S1では、蒸発器3にて冷媒液X2が蒸発する際に、冷却対象物から気化熱を奪うことによって、冷却対象物の冷却あるいは冷凍を行う。
続いて、ターボ圧縮機4について、より詳細に説明する。図2は、本実施形態におけるターボ圧縮機4の水平断面図である。
図2に示すように、本実施形態におけるターボ圧縮機4は、モータユニット10と、圧縮機ユニット20と、ギアユニット30とを備えている。
モータユニット10は、出力軸11を有するとともに圧縮機ユニット20を駆動させるための駆動源となるモータ12と、該モータ12を囲むとともに上記モータ12が設置されるモータケーシング13とを備えている。なお、圧縮機ユニット20を駆動させる駆動源としてはモータ12に限定されず、例えば内燃機関であってもよい。
モータ12の出力軸11は、モータケーシング13に固定される第1軸受14と第2軸受15とによって回転自在に支持されている。
圧縮機ユニット20は、冷媒ガスX4(図1参照)を吸入して圧縮する第1圧縮段21と、第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4をさらに圧縮して圧縮冷媒ガスX1(図1参照)として排出する第2圧縮段22とを備えている。
第1圧縮段21は、スラスト方向から供給される冷媒ガスX4に速度エネルギを付与してラジアル方向に排出する第1インペラ21aと、第1インペラ21aによって冷媒ガスX4に付与された速度エネルギを圧力エネルギに変換することによって圧縮する第1ディフューザ21bと、第1ディフューザ21bによって圧縮された冷媒ガスX4を第1圧縮段21の外部に導出する第1スクロール室21cと、冷媒ガスX4を吸入して第1インペラ21aに供給する吸入口21dとを備えている。
なお、第1ディフューザ21b、第1スクロール室21c及び吸入口21dは、第1インペラ21aを囲う第1インペラケーシング21eによって形成されている。
圧縮機ユニット20内には、第1圧縮段21と第2圧縮段22とに亘って延在する回転軸23が設けられている。第1インペラ21aは、回転軸23に固定され、回転軸23に対してモータ12の回転動力が伝達されることによって回転駆動される。
第1圧縮段21の吸入口21dには、第1圧縮段21の吸入容量を調節するためのインレットガイドベーン21fが複数設置されている。各インレットガイドベーン21fは、第1インペラケーシング21eに固定された駆動機構21gによって冷媒ガスX4の流れ方向からの見かけ上の面積が変更可能なように回転自在とされている。
第1インペラケーシング21eの外部には、駆動機構21gと連結され各インレットガイドベーン21fを回転駆動させるモータ等の第1駆動部24が設置されている。第1駆動部24は、第1駆動軸構造25を介して駆動機構21gに連結されている。第1駆動軸構造25は、第1駆動部24の駆動力を駆動機構21gに伝達する駆動軸と、該駆動軸の周囲からの冷媒ガスX4の漏出を防止するシール部材とを備えている。
第2圧縮段22は、第1圧縮段21にて圧縮された後にスラスト方向から供給される冷媒ガスX4に速度エネルギを付与してラジアル方向に排出する第2インペラ22aと、第2インペラ22aによって冷媒ガスX4に付与された速度エネルギを圧力エネルギに変換することによって圧縮して圧縮冷媒ガスX1として排出する第2ディフューザ22bと、第2ディフューザ22bから排出された圧縮冷媒ガスX1を第2圧縮段22の外部に導出する第2スクロール室22cと、第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4を第2インペラ22aに導く導入スクロール室22dとを備えている。
なお、第2ディフューザ22b、第2スクロール室22c及び導入スクロール室22dは、第2インペラ22aを囲う第2インペラケーシング22e(ケーシング)によって形成されている。
第2インペラ22aは、上述した回転軸23に第1インペラ21aと背面合わせとなるように固定され、回転軸23に対してモータ12の回転動力が伝達されることによって回転駆動される。
第2スクロール室22cは、圧縮冷媒ガスX1を凝縮器1(図1参照)に供給するための流路R1(図1参照)と接続されており、第2圧縮段22から導出した圧縮冷媒ガスX1を流路R1に供給する。
第2インペラケーシング22eにおける第2ディフューザ22bの近傍には、第2ディフューザ22b内を流動する圧縮冷媒ガスX1の流量を調整する流量調整部22fが設けられている。流量調整部22fは、第2インペラ22aを囲んだ環状に設けられ、第2ディフューザ22bの流路幅を調整できる構成となっている。上述したインレットガイドベーン21f及び流量調整部22fの働きにより、ターボ圧縮機4の圧縮性能を調整でき、ターボ冷凍機S1の冷凍性能を調整することが可能となっている。
第2インペラケーシング22eの外部には、流量調整部22fを駆動させるモータ等の第2駆動部26(駆動部)が設置されている。第2駆動部26は、第2駆動軸構造40(駆動軸構造)を介して流量調整部22fに連結されている。第2駆動軸構造40は、第2駆動部26の駆動力を流量調整部22fに伝達するものであり、その構成は後に詳述する。
なお、第1圧縮段21の第1スクロール室21cと、第2圧縮段22の導入スクロール室22dとは、第1圧縮段21及び第2圧縮段22とは別体で設けられる外部配管(図示せず)を介して接続されており、該外部配管を介して第1圧縮段21にて圧縮された冷媒ガスX4が第2圧縮段22に供給される。この外部配管には、上述の流路R4(図1参照)が接続されており、エコノマイザ2にて発生した冷媒の気相成分X3が外部配管を介して第2圧縮段22に供給される構成となっている。
回転軸23は、第1圧縮段21と第2圧縮段22との間の空間20aにおいて第2インペラケーシング22eに固定される第3軸受27と、第2インペラケーシング22eにおけるモータユニット10側の端部に固定される第4軸受28とによって、回転自在に支持されている。
ギアユニット30は、モータ12の回転動力を回転軸23に伝達するためのものであり、出力軸11に固定される平ギア31と、回転軸23に固定されるとともに平ギア31と噛合するピニオンギア32と、平ギア31及びピニオンギア32を収容するギアケーシング33とを備えている。
平ギア31は、ピニオンギア32よりも大きな外径を備えており、平ギア31及びピニオンギア32が協働することで出力軸11の回転数に対して回転軸23の回転数が増加するようにモータ12の回転動力を回転軸23に伝達する。なお、このような伝達方法に限定されるものではなく、出力軸11の回転数に対して回転軸23の回転数が同数又は減少するように複数のギアの径を設定してもよい。
ギアケーシング33は、モータケーシング13及び第2インペラケーシング22eと別体に成形されるとともに、それぞれを連結するものである。ギアケーシング33の内部には、平ギア31及びピニオンギア32収容するための収容空間33aが形成されている。また、ギアケーシング33には、ターボ圧縮機4の摺動部に供給される潤滑油が回収され貯留される油タンク34が設けられている。
続いて、本実施形態の特徴部分である第2駆動軸構造40について、より詳細に説明する。図3は、図2における第2駆動軸構造40を拡大した水平断面図である。また、図4は、本実施形態における第2駆動軸構造40の概略図であって、(a)は図3のA−A線視断面図、(b)は(a)のB−B線視断面図である。
図3に示すように、第2駆動軸構造40は、駆動軸41と、スタッフィングボックス42とを備えている。
駆動軸41は、第2駆動部26の駆動力を流量調整部22f(図2参照)に伝達する軸部材である。駆動軸41の第2駆動部26側の端部は、コネクタ26aを介して、第2駆動部26の第2出力軸26bに固定されている。また、図示しないが、駆動軸41の流量調整部22f側の端部は、流量調整部22fの駆動機構(図示せず)に固定されている。
スタッフィングボックス42は、駆動軸41を回転自在に支持し、且つ駆動軸41の周囲からの圧縮冷媒ガスX1(図1参照)の漏出を防止するためのものである。スタッフィングボックス42は、駆動軸41が貫通して設けられる貫通孔42aを有している。貫通孔42aの内周面側には、駆動軸41の外周面41aと貫通孔42aとの隙間を気密に保つパッキン42b(シール部材)が配置されている。パッキン42bは駆動軸41を囲んで環状に形成され、駆動軸41の外周面41aに密接して設けられている。
スタッフィングボックス42は、複数の第1ボルト42cによって第2インペラケーシング22eに固定されている。また、スタッフィングボックス42と第2インペラケーシング22eとの間には、圧縮冷媒ガスX1の漏出を防止するためのシール部材であるガスケット42dが配置されている。上述したパッキン42bとガスケット42dとの協働により、駆動軸41の周囲からの圧縮冷媒ガスX1の漏出を防止することが可能となる。
また、スタッフィングボックス42は、第2駆動部26を第2インペラケーシング22eへ固定するためにも用いられている。第2駆動部26は、駆動部架台43を介してスタッフィングボックス42に連結固定されている。駆動部架台43は、4枚の平板部材が矩形枠状に連結された構成となっている。駆動部架台43は、複数の第2ボルト43aによってスタッフィングボックス42に固定され、複数の第3ボルト43bによって第2駆動部26に固定されている。すなわち、第2駆動部26は、スタッフィングボックス42及び駆動部架台43を介して、第2インペラケーシング22eに連結固定されている。
図4に示すように、駆動軸41は、第2駆動部26側に向かうに従って外周面41aから漸次縮径するテーパ部41b(第2面)を有している。すなわち、テーパ部41bは、外周面41aよりも径方向内側に位置している。
テーパ部41bには、駆動軸41の回転に関する情報の確認に用いられる指標マーク41cが形成されている。指標マーク41cは、例えばポンチを用いて形成されており、テーパ部41bの表面から落ち窪んだ孔状となっている。ポンチを用いて形成された指標マーク41cの周囲には、カエリやバリ等が生じている場合がある。
また、第2駆動軸構造40は、スタッフィングボックス42に設置される固定台座部44を備えている。固定台座部44は、テーパ部41bにおける指標マーク41cの近傍に、且つ駆動軸41と隙間をあけて設置されている。固定台座部44の第2駆動部26側の面には、指標マーク41cの移動に対する基準となる基準マーク44aが形成されている。基準マーク44aも指標マーク41cと同様に、例えばポンチを用いて形成されており、固定台座部44の表面から落ち窪んだ孔状となっている。固定台座部44の第2駆動部26側の面と、外周面41a及びテーパ部41bの接続箇所とは、駆動軸41の軸線方向において同一の位置に設けられている。なお、固定台座部44は、第4ボルト44bによってスタッフィングボックス42に固定されている。
固定台座部44は、駆動部架台43を構成する平板部材のうちスタッフィングボックス42側に接して設けられる平板部43cの近傍に設置されている。駆動軸41の軸線方向で比較すると、平板部43cの厚みよりも、固定台座部44が高くなっている。平板部43c及び固定台座部44は、いずれもスタッフィングボックス42の同一面に設置されることから、平板部43cよりも固定台座部44は第2駆動部26側に突出して設けられている。
駆動軸41のテーパ部41bに指標マーク41cが形成されているため、指標マーク41cの移動を視認することで駆動軸41の回転を確認することができる。駆動軸41は流量調整部22fに連結されていることから、指標マーク41cの移動を視認することで、第2インペラケーシング22eの内部に設置された流量調整部22fの動作を外部から確認することができる。また、テーパ部41bにおける指標マーク41cの近傍に固定台座部44が設けられ、固定台座部44に基準マーク44aが形成されていることから、基準マーク44aを基準として指標マーク41cの移動を視認することで、より正確に駆動軸41の回転(及び回転角度)を確認することができる。
上述したように、駆動部架台43の平板部43cよりも、固定台座部44は第2駆動部26側に突出して設けられている。そのため、基準マーク44aや指標マーク41cの外部からの視認が、平板部43cによって遮られる虞がない。すなわち、基準マーク44aや指標マーク41cに対する外部からの視認性を向上させることができる。また、指標マーク41cがテーパ部41bに形成されていることも、視認性の向上に役立っている。
また、例えばターボ圧縮機4のメンテナンス時には、ターボ圧縮機4の内部を確認・点検するため、駆動軸41をスタッフィングボックス42の貫通孔42aから引き抜き、駆動軸41とパッキン42bとを分解し再び組み立てる必要がある。
本実施形態によれば、指標マーク41cは駆動軸41のテーパ部41bに設けられる。駆動軸41とパッキン42bとの分解・組立時において、外周面41aに密接して設けられるパッキン42bは、外周面41aよりも径方向内側に位置するテーパ部41bに接触しない。そのため、上記分解・組立時において、パッキン42bはテーパ部41bに設けられる指標マーク41cに接触しない。よって、指標マーク41cをポンチ等で形成し、指標マーク41cの周囲にカエリやバリ等が生じていたとしても、パッキン42bの損傷を防止できる。
また、駆動軸41にはテーパ部41bが形成されているために、駆動軸41とスタッフィングボックス42とを組み立てるときに、駆動軸41をパッキン42b内に容易に挿入することができる。よって、駆動軸41の挿入時におけるパッキン42bの損傷を防止できる。
続いて、本実施形態におけるターボ圧縮機4の動作を説明する。
まず、モータ12の回転動力が平ギア31及びピニオンギア32を介して回転軸23に伝達され、これによって圧縮機ユニット20の第1インペラ21aと第2インペラ22aとが回転駆動される。
第1インペラ21aが回転駆動されると、第1圧縮段21の吸入口21dが負圧状態となり、流路R5から冷媒ガスX4が吸入口21dを介して第1圧縮段21に流入する。第1圧縮段21の内部に流入した冷媒ガスX4は、第1インペラ21aにスラスト方向から流入し、第1インペラ21aによって速度エネルギを付与されてラジアル方向に排出される。第1インペラ21aから排出された冷媒ガスX4は、第1ディフューザ21bによって速度エネルギを圧力エネルギに変換されることで圧縮される。第1ディフューザ21bから排出された冷媒ガスX4は、第1スクロール室21cを介して第1圧縮段21の外部に導出される。そして、第1圧縮段21の外部に導出された冷媒ガスX4は、不図示の外部配管を介して第2圧縮段22に供給される。
第2圧縮段22に供給された冷媒ガスX4は、導入スクロール室22dを介してスラスト方向から第2インペラ22aに流入し、第2インペラ22aによって速度エネルギを付与されたラジアル方向に排出される。第2インペラ22aから排出された冷媒ガスX4は、第2ディフューザ22bによって速度エネルギを圧力エネルギに変換されることでさらに圧縮されて圧縮冷媒ガスX1とされる。第2ディフューザ22bから排出された圧縮冷媒ガスX1は、第2スクロール室22cを介して第2圧縮段22の外部に導出される。そして、第2圧縮段22の外部に導出された圧縮冷媒ガスX1は、流路R1を介して凝縮器1に供給される。
以上で、ターボ圧縮機4の動作が終了する。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、駆動軸41とパッキン42bとの分解・組立時において、パッキン42bがテーパ部41bに設けられる指標マーク41cに接触することを防止できる。そのため、例えば指標マーク41cをポンチ等で形成し、指標マーク41cの周囲にカエリやバリ等が生じていたとしても、パッキン42bの損傷を防止できるという効果がある。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第2駆動軸構造40がターボ圧縮機4に設けられているが、これに限定されるものではなく、第2駆動軸構造40が圧力容器(少なくとも容器の内外に圧力差が生じている状況で用いられるもの)に設けられる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、第2駆動軸構造40が流量調整部22fに駆動力を伝達するために用いられているが、これに限定されるものではなく、第2駆動軸構造40が、インレットガイドベーン21fや駆動機構21gに駆動力を伝達する第1駆動軸構造25の代わりに用いられてもよい。
また、上記実施形態では、指標マーク41cや基準マーク44aは、駆動軸41の回転に関する情報を確認するために用いられているが、これに限定されるものではなく、駆動軸41の軸線方向での変位に関する情報を確認するために用いられる構成であってもよい。
1…凝縮器、3…蒸発器、4…ターボ圧縮機、22e…第2インペラケーシング(ケーシング)、22f…流量調整部、26…第2駆動部(駆動部)、40…第2駆動軸構造(駆動軸構造)、41…駆動軸、41a…外周面、41b…テーパ部(第2面)、41c…指標マーク、42b…パッキン(シール部材)、44…固定台座部、44a…基準マーク、S1…ターボ冷凍機

Claims (5)

  1. 駆動力を伝達する駆動軸と、該駆動軸の外周面に密接して設けられるシール部材とを備える駆動軸構造であって、
    前記駆動軸は、前記外周面よりも径方向内側に位置する第2面を備え、
    前記第2面は、前記駆動軸の回転に関する情報又は軸線方向での変位に関する情報の確認に用いられる指標マークを有することを特徴とする駆動軸構造。
  2. 請求項1に記載の駆動軸構造において、
    前記第2面は、前記外周面から漸次縮径してなるテーパ部に設けられることを特徴とする駆動軸構造。
  3. 請求項1又は2に記載の駆動軸構造において、
    前記第2面の近傍に前記駆動軸と隙間をあけて設置される固定台座部を備え、
    前記固定台座部は、前記指標マークの移動に対する基準となる基準マークを有することを特徴とする駆動軸構造。
  4. 圧縮された気体が内部で流動するケーシングと、該ケーシングの内部で気体の流量を調整する流量調整部と、前記ケーシングの外部から前記流量調整部を駆動する駆動部と、前記駆動部の駆動力を前記流量調整部に伝達する駆動軸構造とを備えるターボ圧縮機であって、
    前記駆動軸構造として、請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動軸構造を備えることを特徴とするターボ圧縮機。
  5. 圧縮された冷媒を冷却液化させる凝縮器と、液化した前記冷媒を蒸発させ冷却対象物から気化熱を奪うことによって前記冷却対象物を冷却する蒸発器と、該蒸発器にて蒸発した前記冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機とを備えるターボ冷凍機であって、
    前記圧縮機として、請求項4に記載のターボ圧縮機を備えることを特徴とするターボ冷凍機。
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