JP5422566B2 - 制動力を印加する永久磁石バイアスを有するエレベータブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は一般にエレベータブレーキ装置に関する。
エレベータ装置は、乗客、貨物、またはこれらの両方を建物または構造物内のさまざまな階へと運ぶように垂直方向に移動するエレベータかごを備える。エレベータかごを昇降路内で移動させるとともに支持するさまざまな構成がある。大抵の装置は、エレベータかごを所望の位置で停止させ、保持するのに使用されるブレーキを備える。
トラクション方式のエレベータ装置では、例えば、エレベータ機械アッセンブリは、モータと、モータの作動を制御する駆動装置と、エレベータかごの所望の移動を生じさせるためにモータによって駆動されるトラクションシーブとを備える。荷重支持部材(例えば、丸形ロープ、平形ベルトなど)が、エレベータかごの重量を支持するとともに、トラクションシーブの動きがエレベータかごの対応する移動を生じさせるようにトラクションシーブに追随する。ブレーキは、トラクションシーブに結合されたブレーキロータディスクに作用して、シーブの回転速度を制御するとともに、特定の状況における要求に適合するようにシーブ(およびエレベータかご)の動きを防止する。
使用されてきたエレベータブレーキ装置にはさまざまなものがある。通常のブレーキは、軸方向に移動可能なプレートを、ブレーキライニング材料を有するブレーキロータに押し付ける機械ばねを備える。結果として生じる可動プレートとライニング材料の間の摩擦力によって、エレベータは所定の位置で停止され、保持される。可動プレートの係合は、当業技術内で「ブレーキの投下(dropping)」として知られており、一般にデフォルト状態である。ブレーキの解除は、当業技術内で「ブレーキの持ち上げ(lifting)」として知られている。通常の構成は、機械ばねのバイアスに抗する動きを生じさせて、係合から可動プレートを移動させるソレノイドを備える。ソレノイドが生じさせる力は、ばねの付勢力に打ち勝って、ブレーキロータから離れるように可動プレートを引っ張る。
可動プレートとその関連部材との間隙が変化する(例えば、可動プレートが移動して係合から外れたり、あるいは係合したりする)につれて加速が変化するので、可動プレートの移動にソレノイドを使用することには不安定さが内在する。磁界は、強磁性部品(例えば、可動プレートや、電磁石を支持するハウジングなど)が互いに近づくにつれて増加し、可動プレートの加速が増加する傾向がある。プレートは一般に、係合(すなわち投下)位置と非係合(すなわち持ち上げ)位置の間の約0.3mmのエアギャップを移動する。ブレーキを投下するとき例えば磁界の減少が速すぎると、可動プレートはばねによって加速されてブレーキロータと接触する。エアギャップを通るプレートの加速が制御できず、その結果ブレーキロータまたはハウジングと接触することで、エレベータかご内でも聞こえる不快な騒音が発生し得る。
このような騒音を低減する試みには、動きを抑制し、衝撃を減少させ、騒音を低減するのにOリングを使用することが含まれる。不都合なことには、Oリングは、クリープ、応力、緩和、老朽化を受ける。時間が経つと、これらの要因によってOリングは劣化し、騒音が目立って増大するとともに、ブレーキを係合させる力が減少する。騒音の増大と係合力の減少によって最終的には、所望の作動や騒音の抑制特性を維持するためにブレーキトルクの再調整やOリングの交換が必要となる。また、通常の構成では、その他万一の場合のOリングの劣化を補うのに必要とされるより大きなトルクを最初に設定する必要がある。このようなエレベータブレーキの過剰設計によってさらに費用が必要になる。その他の既知の装置では、エラストマーバンパやパッドが使用されている。このような装置もまた、Oリングに関連するように寿命が不十分であるという欠点がある。
例示的なエレベータブレーキ装置は永久磁石を備える。コアが永久磁石を支持する。第1のプレートがコアの1つの側面の近くに配置され、第1の間隙が第1のプレートとコアの間にある。第2のプレートがコアのもう1つの側面の近くに配置され、第2の間隙が第2のプレートとコアの間にある。第1および第2のプレートは、互いに固定されたままであり、コアとそれぞれのプレートの間で相対移動が可能となるように配置されている。電磁石がブレーキの制動力を制御するように、第1および第2の間隙に亘ってそれぞれ所定量の磁束を選択的に作用させる。
制動力を印加する永久磁石と、コアにより支持された電磁石とを有するエレベータブレーキであって、第1のプレートがコアの第1の側面の近くに配置され、第2のプレートがコアの第2の側面の近くに配置され、間隙がそれぞれのプレートとコアの間にあるエレベータブレーキを制御する例示的な方法は、制動力を印加するように各間隙内にそれぞれ第1の磁束密度を生じさせることを含む。制動力を解除するように各間隙内にそれぞれ第2の磁束密度を生じさせる。
開示された実施例のさまざまな特徴および利点は、以下の詳細な説明から当業者には明らかになるであろう。詳細な説明に付随する図面は以下のように簡単に説明可能である。
本発明の実施例により設計されたブレーキ装置を含む例示的なエレベータ機械アッセンブリを示す概略図。 例示的なエレベータブレーキ装置の斜視図。 図2の例示的な実施例の選択された部分の部分断面図。 図2の例示的なブレーキ装置の例示的な作動状態の概略図。 図2の例示的なブレーキ装置の例示的な別の作動状態の概略図。
図1は、エレベータ機械アッセンブリ20を概略的に示している。フレーム22が、モータ部分24と、トラクションシーブ26とを支持している。モータ24がトラクションシーブ26を回転させ、荷重支持部材28(例えば、ロープまたは平形ベルト)の移動を生じさせて、関連するエレベータかごの所望の移動を生じさせる。ブレーキ装置30が、トラクションシーブ26の動きを遅くしあるいは停止させて、例えば、関連するエレベータかごの所望の速度または位置を維持する。
図2、図3を参照すると、例示的な一実施例のブレーキ装置30が、制動力を印加してブレーキロータディスク32の回転を制御し、ブレーキロータディスク32は、トラクションシーブ26と、ブレーキロータディスク32とが一緒に回転するようにトラクションシーブ26に結合されている。取り付け部材34が、ブレーキ装置30をフレーム22の一部に固定する。取り付け部材34によって、ブレーキ装置30は、フレーム22に対して回転することなく、確実にディスク32の回転を制御する。
例示された実施例は、ブレーキパッド36を有するキャリパー型の構成を含み、ブレーキパッド36は、ディスク32の両側に係合して、ブレーキパッド36をディスク32に押圧するのに使用される力の量に相当する量の抵抗をディスク32の回転に与える。この実施例は、ディスク32に作用する2つのキャリパー部分を有する。他の実施例には、1つのキャリパー部分を有するものもあれば、3つ以上のキャリパー部分を有するものもある。
永久磁石(permanent magnet)(PM)40が、制動力を印加する磁界バイアスを与える。すなわち、PM40がブレーキ装置30を投下状態にする。PM40は、コア42によって支持される。この実施例では、PEM40は、コア42の対応する部分に収容されるリングを含む。コア42は、強磁性材料から成る。
第1のプレート44が、コア42の1つの側面の近くに配置される。第1のプレート44は、強磁性材料から成り、一実施例では、コア42と同じ材料から成る。第1のプレート44は、第1のプレート44とコア42の間に第1の間隙46が生じるようにコア42から離間している。
第2のプレート48が、コア42の反対の側面の近くに配置される。第2のプレート48は、強磁性材料から成り、一実施例では、コア42および第1のプレート44と同じ材料から成る。この実施例では、ブレーキパッド36のうちの一方が第2のプレート48に支持されると同時に、もう一方は、フレーム22に対して静止したまま配置されている。例示された実施例では、もう一方のブレーキパッド36は、取り付け部材34に支持されている。
第2の間隙50が、第2のプレート48とコア42の間にある。この実施例では、第2の間隙50は、非磁性材料から成るスペーサ52と空の空間とから成り、間隙50に亘る非磁性空間の大きさが、第2のプレート48とコア42の間の何も占有されていない空気の空間より大きいものとなっている。
この実施例では、第2の間隙50に亘る非磁性空間は、第1の間隙46のものより大きい。しかしながら、第2の間隙50内の何も占有されていない空気の空間(例えば、機械的距離)は、第1の間隙46のものと同じかそれより小さい。非磁性スペーサ52は、間隙50内に物理的に占有された非磁性空間を形成し、これによって、第1、第2の間隙46、50の大きさの間のこのような関係が可能となる。
コイル54もコア42によって支持される。コイル54およびコア42は、電磁石として作用し、この電磁石は、ブレーキ装置30がどの程度の大きさの制動力を印加するかを制御するように、各間隙46、50内に磁束密度を作用させる。この実施例では、コイル54は、各間隙46、50内に磁束密度を選択的に作用させ、それ以外の磁束密度は、PM40の磁界から生じるものである。この実施例では、電磁石(例えば、コイル54、コア42、第1のプレート44、および第2のプレート48)が励磁される量(例えば、コイル54のワイヤに供給される電流量)が、電磁石がどの程度間隙46、50内に磁束密度を選択的に作用させるかを制御し、従って、ブレーキ装置30が印加する制動力を制御する。
第1のプレート44および第2のプレート48は、互いに固定されたままである。ブレーキ装置30は、コア42と、プレート44、48との間の相対移動を考慮して設計される。この実施例では、コア42は、取り付け部材34と接続されているので、フレーム22に対して固定されたままである。プレート44、48は共にコア42に対して移動可能である。別の実施例では、取り付け部材34およびブレーキパッド36と共にコア42は、プレートに対して移動可能であるが、これらのプレートはフレーム22に対して固定された位置のままである。
例示された実施例では、ロッド56が第1のプレート44を第2のプレート48に接続している。ロッド56は、少なくとも部分的にコア42内に収容されており、プレート44、48とコア42との間の相対移動の際にコア42に対して摺動する。これらのプレートおよびロッドは、ブレーキ装置30のプランジャとみなすことができる。この実施例では、軸受58が、コア42に対するロッド56の摺動を容易にする。別の実施例は、このような摺動を容易にするブシュを備える。
PM40の磁界およびコア42に対するプレート44、48の配置によって、ロータディスク32の回転を阻止する制動力を印加するようにブレーキ装置30の部材にバイアスが掛けられる。この実施例では、コイル54が励磁されていないときに、ブレーキパッド36をバイアスさせてロータディスク32と係合させる。すなわち、コイル54が励磁されていないとき、ブレーキ装置30は、投下状態にある。
図4は、ブレーキ装置30の選択された部分のそのような作動状態を概略的に示している。コイル54は、励磁されていず(例えば、コイル54のワイヤに電流が流れていず)、PM40の磁界は、各間隙46、50に亘る各磁束密度を生じる。この実施例では、磁界分布線60は、第2の間隙50に亘る1つの磁界に対応する。磁界線62は、第1の間隙46に亘る別の磁束に対応する。この状態では、間隙の大きさの割合(例えば、第2の間隙50に亘る非磁性空間が、第1の間隙46に亘る非磁性空間より大きいこと)によって、第2の間隙50内の磁束密度は、第1の間隙46内の磁束密度より小さくなる。結果として生じる、第2のプレート48をコア42の方へ引き付ける力F2は、結果として生じる、第1のプレート44をコア42の方へ引き付ける力F1より小さくなる。F1がF2より大きくかつプレート44、48が互いに固定されたままなので、PM40の磁界から生じる全体の力によって、第2のプレート48および付随するブレーキパッド36はコアから離れるように(例えば図の左側へと)移動し、ロータディスク32と係合して、ディスク32およびトラクションシーブ26の回転を阻止する制動力を印加する。
NdFeBである40MGOeの磁石を含む一実施例では、第1の間隙46の大きさが約0.3mmのとき、第2の間隙の50の全体の大きさは、約2.1mmであり、残りの寸法は、これらに応じた大きさであり、結果として印加される制動力は、約5100ニュートンである。このような力は、多くのエレベータ装置でロータディスク32の回転を防止するのに十分である。
エレベータかごの移動が望まれるとき、コイル54のワイヤに電流を供給することで電磁石が励磁される。印加された電流によって回路内に、ブレーキを持ち上げまたはその係合を解除するようにPM40の磁界を効果的にそらす電磁界が発生する。図5は、例示的なブレーキ装置30のそのような一作動状態を概略的に示している。図5では、コイル54は励磁されて、PM40の磁界に加えて、コア42内に、および間隙46、50に亘って結果として生じる磁界を発生する。図5では、磁界線60’で示される、間隙50に亘る磁束密度は、磁界線62’で示される、間隙46に亘る磁束密度より大きい。従って、力F2は力F1より大きく、第2のプレート48はコア42の方へと押しやられる。これらの力の結果として、ディスク32に印加されている制動力が、(プランジャが図の右の方へと移動するにつれて)解除される。
一実施例は、NdFeBである40MGOeの磁石を含み、第1の間隙46は、0.3mmであり、第2の間隙50は、0.6mmの何も占有されていない空気の空間と、1.5mmのスペーサ52とを含み、残りの寸法は、これらに応じた大きさである。約2.3アンペアの印加された電流によって、F1、F2間に176Nの差が生じ、大きい方の力は、(図によれば)F2の方向である。このような電流レベルは、このような実施例において制動力を解除するのに十分である。
一実施例では、持ち上げ位置にブレーキを保持するのに使用される電流を低減することで、エネルギーの節約や発熱の低減が可能である。例えば、第1の電流レベル(例えば2.3アンペア)がコイル54のワイヤに印加されて、ディスク32に印加された制動力が解除され、次いで、エレベータかごの移動の際に、より小さな電流が電磁石に印加されて、ブレーキが持ち上げ状態で維持される。
例示された実施例の特徴の一つは、第1の間隙46、第2の間隙50の配置と、コイル54への電流の選択的な制御とによって、プランジャ(例えば、第2のプレート48、および付随するブレーキパッド36)の移動速度を制御して、プランジャの望ましくない加速を防止することや、防止されなければ第2のプレート48とスペーサ52の衝突、あるいは付随するブレーキパッド36とロータディスク32の衝突で生じるであろう騒音を防止することができる。すなわち、例示された実施例の構成によって、投下位置と持ち上げ位置との間でプランジャが移動する速度を選択的に制御して、ブレーキ装置30の作動に付随する望ましくない騒音を低減または解消することができる。
例示された実施例の別の特徴は、コイル54が励磁されていないときに、PM40の作動によって通常の制動力が与えられることである。また、第2のプレート48および付随するブレーキパッド36をディスク32の方へ押しやるように力F1を増大させるよう電磁石を励磁することでより大きな制動力を印加することも可能である。一実施例では、図4に概略的に示された状態で使用される反対方向にコイル54内のコイルに電流を印加することによって、第1の間隙46に亘る磁束密度レベルが高くなる。これによって印加される制動力がよりいっそう大きくなる。この特徴によって、例示的なブレーキ装置30は、(PM40により与えられる制動力を用いる)通常の作動条件におけるエレベータの通常サービス用ブレーキとして、また、(PM40およびコイル54の磁界間の協同作用で生じる増大した制動力を用いる)緊急停止条件における緊急停止装置として使用できる。
一実施例では、与えられた電流の関数としてのブレーキトルクの理論特性は、直線に近い。所望の方向への電流が増加すると、対応する変化が制動力に生じる。第1の間隙46内の磁束密度を増加させる方向に電流を直線的に増加させると、一実施例の制動力が対応して直線的に増大する。
例示的なブレーキ装置30の特徴の一つは、PM40の磁界から生じる制動力を解除することができ、また、PM40の磁界から生じる制動力を超えて制動力を増大させることができることである。一実施例では、これらの両方が可能であり、また、これら両方が、他のブレーキ構成より全体の大きさが小さい構造で実現される。すなわち、例示された実施例では、ブレーキ装置の大きさの増大を必要とせずに、制動力の解除や制動力の増大が可能となる。これは、例示した種類の構成や、電磁石が第1、第2の間隙46、50それぞれに亘って磁束密度を作用させる仕方によって可能となる。
上述した説明は、本質的に限定ではなく例示的なものである。当業者には、開示された実施例に対する変更や修正が明らかに可能であるし、これらは必ずしも本発明の趣旨から逸脱しない。本発明に与えられる法律上の保護範囲は、以下の特許請求の範囲を検討することによってのみ決定可能である。

Claims (18)

  1. 永久磁石と、
    永久磁石を支持するコアと、
    コアの1つの側面の近くに配置された第1のプレートであって、第1の間隙が第1のプレートとコアの間にある、第1のプレートと、
    前記1つの側面の反対側のコアのもう1つの側面の近くに配置された第2のプレートであって、第2の間隙が第2のプレートとコアの間にあり、第1および第2のプレートは、互いに固定されたままであり、コアと第1および第2のプレートとの間で相対移動が可能となるように第1および第2のプレートが配置されている、第2のプレートと、
    ブレーキ装置の制動力を制御するように、第1および第2の間隙に亘ってそれぞれ所定量の磁束密度を選択的に作用させる電磁石と、
    固定ブレーキパッドと、
    第1および第2の間隙それぞれに亘る磁束密度に対応して固定ブレーキパッドの方へと押しやられる可動ブレーキパッドと、
    固定ブレーキパッドと可動ブレーキパッドの間に配置されたブレーキロータディスクと、
    を備えるエレベータブレーキ装置であって、
    可動ブレーキパッドは、第2のプレートに支持されており、
    固定ブレーキパッドは、コアに対して静止したまま配置されていることを特徴とするエレベータブレーキ装置。
  2. 第1の間隙は、第1のプレートとコアの間に第1の非磁性空間を含み、
    第2の間隙は、第2のプレートとコアの間に第2の非磁性空間を含み、
    第2の非磁性空間は、第1の非磁性空間より大きいことを特徴とする請求項1記載のエレベータブレーキ装置。
  3. 永久磁石は、第1の間隙より第2の間隙に接近していることを特徴とする請求項2記載のエレベータブレーキ装置。
  4. エレベータブレーキ装置は、第2の間隙内の何も占有されていない物理空間が第2の非磁性空間より小さくなるように第2の間隙内に非磁性スペーサを備えることを特徴とする請求項2記載のエレベータブレーキ装置。
  5. 永久磁石は、第1および第2の間隙内に磁束密度を生じさせる、付随する磁界を有しており、電磁石が励磁されていないとき、第2のプレートをコアの方へ押しやる第2の力より大きい第1の力によって第1のプレートがコアの方へと押しやられるように、第1の間隙内の磁束密度は、第2の間隙内の磁束密度より大きいことを特徴とする請求項2記載のエレベータブレーキ装置。
  6. 永久磁石によって、第1および第2のプレートおよびコアは、電磁石が励磁されていないときに制動力を印加するのに対応する位置に置かれることを特徴とする請求項5記載のエレベータブレーキ装置。
  7. 制動力は、第1および第2の力の差に相当することを特徴とする請求項6記載のエレベータブレーキ装置。
  8. 第1および第2のプレートおよびコアが互いに配置されてブレーキ装置が解除位置になるように、電磁石の第1の励磁状態に対応して第1の間隙内の磁束密度が減少し、第2の間隙内の磁束密度が増加することを特徴とする請求項5記載のエレベータブレーキ装置。
  9. 第2の力が第1の力を上回ってブレーキ装置を解除位置に移動させるまで、第1の励磁状態によって、第2の間隙内の磁束密度が増加し、第1の間隙内の磁束密度が減少することを特徴とする請求項8記載のエレベータブレーキ装置。
  10. 電磁石の第2の励磁状態は、ブレーキの解除位置を維持するように作用し、また、第2の励磁状態は、第1の励磁状態に付随する電流に比較して小さい、電磁石のコイル内の電流から成ることを特徴とする請求項9記載のエレベータブレーキ装置。
  11. 第1の力より大きな増大された力によって第1のプレートがコアの方へと押しやられるように、第1の間隙内の磁束密度は、制動力を増大させる励磁状態にある電磁石に対応する、より高いレベルに増加することを特徴とする請求項5記載のエレベータブレーキ装置。
  12. エレベータブレーキ装置は、第1のプレートを第2のプレートに接続する非磁性ロッドを備えており、このロッドとこれらのプレートは、コアに対して一緒に移動可能であることを特徴とする請求項1記載のエレベータブレーキ装置。
  13. ロッドは、少なくとも部分的にコア内に収容されることを特徴とする請求項12記載のエレベータブレーキ装置。
  14. エレベータブレーキ装置は、コアに対するロッドの所望の移動を容易にするように、ロッドに隣接してブシュまたは軸受のうちの少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項13記載のエレベータブレーキ装置。
  15. エレベータブレーキ装置は、
    第2の永久磁石と、
    第2のコアと、
    さらなる第1のプレートと、
    さらなる第2のプレートと、
    第2の電磁石と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のエレベータブレーキ装置。
  16. コアに支持された永久磁石および電磁石と、コアの1つの側面の近くに配置された第1のプレートと、前記1つの側面の反対側のコアのもう1つの側面の近くに配置された第2のプレートとを有し、コアと第1および第2のプレートそれぞれとの間に間隙がある、エレベータブレーキの制御方法であって、
    制動力を印加するようにコアと第1および第2のプレートとの間の各間隙内にそれぞれ第1の磁束密度を生じさせ、
    制動力を解除するように前記各間隙内にそれぞれ第2の磁束密度を生じさせる、
    ことを含み、
    エレベータブレーキは、
    固定ブレーキパッドと、
    前記間隙それぞれに亘る磁束密度に対応して固定ブレーキパッドの方へと押しやられる可動ブレーキパッドと、
    固定ブレーキパッドと可動ブレーキパッドの間に配置されたブレーキロータディスクと、
    をさらに有しており、
    可動ブレーキパッドは、第2のプレートに支持されており、
    固定ブレーキパッドは、コアに対して静止したまま配置されていることを特徴とする、エレベータブレーキを制御する方法。
  17. それぞれの第1の磁束密度は、永久磁石の磁界に対応し、
    それぞれの第2の磁束密度は、電磁石の磁界および永久磁石の磁界に対応する、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  18. 永久磁石および電磁石の組み合わされた磁界に対応する増大した制動力を印加するように前記各間隙内にそれぞれ第3の磁束密度を生じさせることを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
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