JP5418787B2 - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気制御装置であって、吸気通路におけるデポジットの堆積状態を推定して吸気流量を演算する技術に関する。
エンジン(内燃機関)の吸気流量を測定する手段としては、エアフローセンサにより直接検出する方法や、スピードデンシティ方式のようにエンジン回転速度と吸気圧とから推定する方法が知られている。特に、スピードデンシティ方式では、例えば吸気マニホールドで吸気圧を検出することで、燃焼室に流入する直前での吸気流量を推定することが可能になるとともに、吸気抵抗を抑制することができる。
しかしながら、エンジンの吸気管には、粉塵等の付着物(デポジット)が付着する虞がある。このように吸気管にデポジットが付着すると、吸気圧が変化するので上記のようなスピードデンシティ方式では吸気流量を正確に検出できなくなる虞がある。そこで、スピードデンシティ方式以外の吸気流量の検出装置を新たに備え、吸気流量の検出値を比較して、スピードデンシティ方式で推定した吸気流量が正確であるか否かを判別する技術が開発されている(特許文献1)。
また、排気還流(Exhaust Gas Recirculation:以下、EGR)装置を備えたエンジンにおいて、エアフローセンサにより吸入空気量を検出するとともに、スピードデンシティ方式により、エンジンの燃焼室に流入する直前、即ちEGRガスを含んだ吸気流量を推定する技術が開発されている。このようなエンジンでは、吸入空気量及びEGR量を夫々検出することが可能となり、これらの検出値に基づいてスロットルバルブ及びEGRバルブの両方を夫々正確に制御することが可能となる。
特開2006−242067号公報
EGR装置を備えたエンジンでは、排気が吸気管に還流するので、吸気管内に排気中のすすがデポジットとして堆積し易くなる。したがって、スピードデンシティ方式により吸気流量を検出する場合には、よりデポジットによる影響を抑制させる必要がある。
しかしながら、EGR装置を備えたエンジンでは、上記のようにスピードデンシティ方式以外にもエアフローセンサを設けていたとしても、それはEGRガスを含まない吸入空気の流量を検出するためのものであって、スピードデンシティ方式により検出した吸気流量と単純に比較できるものではない。したがって、EGRガスを含んだ吸気流量を正確に検出するためには、上記特許文献1のように吸気流量の検出装置を更に設けなければならず、コストの増加を招いてしまう。
本発明の目的は、EGR装置を備えた内燃機関において、新たに吸気流量の検出装置を設けることなく、吸気通路の閉塞状態を容易に推定し、吸気流量を正確に検出することが可能な吸気制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の内燃機関の吸気制御装置は、内燃機関の排気通路から排気の一部を導入し吸気通路に還流する排気還流通路と、排気還流通路を開閉する排気還流バルブと、排気還流通路との接続位置より上流側の吸気通路に設けられ、当該吸気通路を通過する新気流量を検出する新気流量検出手段と、排気還流通路との接続位置より下流側の吸気通路に設けられ、吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、少なくとも吸気圧検出手段により検出された吸気圧及び体積効率に基づいて、排気還流通路との接続位置より下流側の吸気通路を通過する吸気流量を演算する吸気流量演算手段と、排気還流バルブが閉作動した状態で、新気流量検出手段により検出された新気流量と吸気流量演算手段により演算された吸気流量とに基づいて、吸気通路の閉塞状態を推定する閉塞状態推定手段と、閉塞状態検出手段により推定した吸気通路の閉塞状態に基づいて、吸気流量演算手段により吸気流量を演算するための体積効率を補正する補正手段と、排気還流バルブが開作動した状態において、新気流量検出手段により検出した新気流量と補正手段により補正された体積効率を用いて吸気流量演算手段により演算された吸気流量との差に基づいて、排気還流通路を通過して吸気通路に還流される排気の流量を演算する排気還流量演算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の内燃機関の吸気制御装置は、請求項1において、閉塞状態推定手段は、新気流量と吸気流量の比と内燃機関の回転速度により吸気通路の閉塞指数を算出することを特徴とする
また、請求項3の内燃機関の吸気制御装置は、請求項1または2において、新気流量検出手段は、エアフローセンサであることを特徴とする。
また、請求項4の内燃機関の吸気制御装置は、請求項1〜3のいずれか1項において、閉塞状態推定手段は、内燃機関の運転中に排気還流バルブを所定時間強制的に閉作動させて、吸気通路の閉塞状態の推定を行なうことを特徴とする。
本発明の請求項1の内燃機関の吸気制御装置によれば、排気還流バルブが閉作動した状態では、吸気通路の閉塞状態が大きくなるほど、新気流量検出手段により検出された排気還流通路との接続位置より上流側の吸気通路を通過する新気流量と、吸気流量演算手段により演算された排気還流通路との接続位置より下流側の吸気通路を通過する吸気流量との違いが大きくなるので、これらの新気流量と吸気流量とに基づいて、新たに吸気流量の検出装置を設けることなく容易に吸気通路の閉塞状態を推定することが可能となる。
そして、補正手段により、吸気通路の閉塞状態に基づいて吸気流量を演算するための体積効率が補正され、当該補正された体積効率を用いて吸気流量が補正されるので、吸気通路の閉塞状態に拘わらず吸気圧と吸気温度に基づいて吸気流量を正確に求めることが可能となる。
また、排気還流バルブが開作動した状態において、排気還流量演算手段により、新気流量検出手段により検出した新気流量と吸気流量演算手段により演算された補正後の吸気流量との差に基づいて、吸気通路に還流される排気の流量が演算されるので、吸気通路の閉塞状態に拘わらず、吸気通路に還流される排気の流量を正確に求めることが可能となる。
本発明の請求項2の内燃機関の排気浄化装置によれば、新気流量と吸気流量の比と内燃機関の回転速度により吸気通路の閉塞指数を算出するので、吸気通路内を流れる吸気流量の多少に影響を受けることなく閉塞状態をより正確に推定することが可能となる。
本発明の請求項3の内燃機関の排気浄化装置によれば、排気還流通路との接続位置より上流側の吸気通路を通過する新気流量を容易に検出することが可能となる。
本発明の請求項4の内燃機関の排気浄化装置によれば、閉塞状態推定手段は、内燃機関の運転中に排気還流バルブを所定時間強制的に閉作動させて、吸気通路の閉塞状態を推定するので、閉塞状態を推定する機会を増加させることができる。よって、補正手段による吸気流量の補正機会が増加し、吸気流量演算手段における吸気流量の演算精度をより向上させることができる。
本発明の吸気制御装置が適用されたエンジンの吸排気系の概略構成図である。 体積効率の補正要領を示すフローチャートである。 閉塞係数を求めるマップの一例である。 体積効率の補正係数を求めるマップの一例である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の吸気制御装置が適用されたエンジン1(内燃機関)の吸排気系の概略構成図である。
本実施形態のエンジン1は、ターボチャージャ2及びEGR装置3を備えたディーゼルエンジンである。
エンジン1のシリンダヘッド4には、各気筒毎に燃料噴射弁5が設けられている。燃料噴射弁5は、図示しないコモンレールから供給された高圧化した燃料を筒内に噴射する機能を有する。
エンジン1の吸気管10(吸気通路)には、ターボチャージャ2のコンプレッサ11より上流側に、エアクリーナ12が介装されている。また、コンプレッサ11より下流側の吸気管10には、スロットルバルブ13が介装されている。エアクリーナ12は、吸気中の塵埃を捕捉する機能を有する。スロットルバルブ13は、吸気管10の流路面積を調節することで、新気流量を制御する機能を有している。
エアクリーナ12とコンプレッサ11との間の吸気管10には、新気流量Gaを検出するエアフローセンサ20(新気流量検出手段)が設けられている。また、エンジン1の吸気マニホールド21には、吸気圧Pimを検出する吸気圧センサ22(吸気圧検出手段)及び吸気温度を検出する温度センサ23が設けられている。
エンジン1の排気管30には、ターボチャージャ2のタービン31とその下流側に図示しない酸化触媒、DPF等の排気浄化装置が設けられている。
EGR装置3は、EGR通路32と、該EGR通路32を開閉するEGRバルブ33とを備えて構成されている。EGR通路32は、エンジン1の排気マニホールド34と、スロットルバルブ13より下流側の吸気管10とを接続している。EGR装置3は、EGRバルブ33を開作動させることで、排気の一部を吸気管10内に還流させ、エンジン1の燃焼温度を低下させてNOxの排出を抑制する機能を有する。
ECU40は、エンジン1の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
ECU40の入力側には、エアフローセンサ20、吸気圧センサ22、温度センサ23、エンジン1のクランク角を検出するクランク角センサ24や図示しないアクセルポジションセンサ等の各種センサが接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入力される。
ECU40の出力側には、スロットルバルブ13、EGRバルブ33、燃料噴射弁5等の各種出力デバイスが接続されている。ECU40は、各種センサ類からの検出情報に基づいて新気流量、EGR量、燃料噴射量、燃料噴射時期等を演算し、各種出力デバイスにそれぞれ出力することで、適正なタイミングでスロットルバルブ13、EGRバルブ33、燃料噴射弁5等を制御する。
本実施形態では、エアフローセンサ20により吸気管10に導入される新気流量Gaを検出するとともに、ECU40において、吸気圧センサ22により検出した吸気圧Pimと吸気温度センサにより検出した吸気温度Timに基づいてスピードデンシティ方式によりエンジン1の燃焼室に流入する吸気管内ガス流量(吸気流量)Gtを推定する。吸気管内ガス流量Gtは、EGR装置3によって還流されたEGRガスとスロットルバルブ13を通過した新気とを含む合計流量である。ECU40は、スピードデンシティ方式による吸気管内ガス流量Gtからエアフローセンサ20によって検出された新気流量Gaを減算することで、EGR量Geを演算する(排気還流量演算手段)。ECU40は、このようにして求められた新気流量Ga、EGR量Geを用いて、アクセル操作等に基づいて設定された所望の吸気流量及びEGR量となるように、スロットルバルブ13やEGRバルブ33の制御を行なう。
更に、本実施形態では、ECU40は、吸気管10のデポジットによる閉塞状態を推定し、スピードデンシティ方式による吸気管内ガス流量Gtの演算精度を向上させる機能を有している。詳しくは、EGR装置3により還流した排気に含まれるすす等によって吸気管10内にデポジットが堆積すると、吸気圧センサ22によって検出した吸気圧Pimが同じであっても、実際の流量は減少してしまうので、吸気圧Pimに基づく吸気管内ガス流量Gtの演算に誤差が生じる虞がある。そこで、このデポジットの堆積による誤差が解消されるように、吸気管内ガス流量Gtを補正するのである。
図2は、吸気管内ガス流量Gt演算時に使用される体積効率ηvの補正要領を示すフローチャートである。本ルーチンは、エンジン運転時において、EGRバルブ33の閉作動時に所定時間毎に繰り返し行なわれる。
始めに、ステップS10では、エアフローセンサ20により検出した新気流量Gaを入力する。そして、ステップS20に進む。
ステップS20では、吸気圧センサ22により検出した吸気圧Pimを入力し、吸気管内ガス流量Gtを演算する。吸気管内ガス流量Gtは、以下の式(1)により算出される。
Gt=Vcyl×ηv×ρa×(Pim/Pa)×√(Ta/Tim)・・・(1)
但し、Vcylはシリンダ容積、ηvは体積効率、ρaは大気密度、Paは大気圧、Taは基準大気温度、Timは温度センサ23により検出された吸気温度である。ここで使用する体積効率とは吸気行程で燃焼室に取り込める吸気流量の指標であり、吸気管の状態における吸気体積を排気量で割った値である。そして、ステップS30に進む。なお、本ステップにおける吸気管内ガス流量Gtの演算は、本発明の吸気流量演算手段に該当する。システム構成上、EGRバルブ33の閉作動時でデポジット堆積等による変化が無い場合には、新気流量Gaと吸気管内ガス流量Gtは基本的に等しい値になる。
ステップS30では、ステップS10で入力した新気流量GaとステップS20で演算した吸気管内ガス流量Gtとを比較する。詳しくは、Ga/Gt<1であるか否かを判別し、Ga/Gt<1である場合には、ステップS40に進む。
ステップS40では、新気流量Gaと吸気管内ガス流量Gtとの比であるGa/Gtと、クランク角センサ23から入力したクランク角の推移より求められたエンジン回転速度Neとに基づいて、閉塞指数Ibを演算する。閉塞指数Ibは、例えば図3に示すようなマップを用いて求めればよい。図3に示すように、新気流量Gaと吸気管内ガス流量Gtとの比Ga/Gtが減少するに従って、閉塞係数Ibが大きくなるように設定されている。閉塞指数Ibは、吸気管10の閉塞度合いを示す指数であり、閉塞指数Ibが大きくなると閉塞度合いが大きくなることを示す。そして、ステップS50に進む。なお、本ステップにおける閉塞係数Ibの演算は、本発明の閉塞状態推定手段に該当する。
ステップS50では、上記式(1)で示す吸気管内ガス流量Gtを演算するために用いられる体積効率ηvを補正する。体積効率ηvは、補正係数Cηvを乗算して補正される。補正係数Cηvは、ステップS40で演算した閉塞指数Ibと、エンジン回転速度Neとに基づいて、図4に示すようなマップを用いて求めればよい。なお、本ステップにおける体積効率ηvの補正は、本発明の補正手段に該当する。そして、本ルーチンを終了する。
なお、ステップS40において、Ga/Gt<1でない場合、即ち新気流量Gaと吸気管内ガス流量Gtとが同一である場合には、ステップS10に戻る。
以上のように制御することで、吸気管内ガス流量Gtを演算するために用いられる体積効率ηvが補正される。体積効率ηvを補正する補正係数Cηvは、吸気管10の閉塞度合いを示す閉塞指数Ibに基づいて求められる。そして、本実施形態では、ECU40は、この閉塞指数Ibを記憶しておき、その後、EGRバルブ33の開作動時において吸気管内ガス流量Gtを演算する際に、この閉塞指数Ibを用いて、都度、補正係数Cηvを算出し補正された体積効率ηvを用いる。したがって、吸気管内ガス流量Gtを演算する際に、吸気管10の閉塞度合いが反映されることとなり、例えばデポジットにより吸気管10が閉塞され吸気圧Pimが上昇したり、実吸気流量が減少したとしても、吸気管内ガス流量Gtを正確に演算することが可能となる。
このように、吸気管内ガス流量Gtがデポジットによる影響がなく正確に演算されるので、吸気管内ガス流量Gtと新気流量Gaとの差により求められるEGR量Geを正確に演算することができ、EGRバルブ33を正確に作動させることが可能となる。具体的には、デポジットにより実吸気流量が減少しても、EGR量Geを過小に設定することがなくなり、NOx増加を抑制することができる。
本実施形態では、EGR装置3を備えたエンジン1において、吸気圧Pimに基づいて新気とEGRガスとを含む吸気管内ガス流量Gt(吸気流量)を演算するスピードデンシティ方式による吸気流量演算手段と、エアフローセンサ20により新気流量Gaを検出する新気流量検出手段とを利用して、EGRバルブ33が閉作動しているときに、これらの吸気管内ガス流量Gtと新気流量Gaとを比較し、比Ga/Gtに基づき吸気管10の閉塞度合いを推定しているが、この吸気流量検出手段及び新気流量検出手段は、EGR量を演算するためにあらかじめ設けられているものであり、これらを利用して部品コストを増加することなく、容易に閉塞度合いを推定可能としている。
なお、本実施形態では、EGRバルブ33が閉作動しているときに体積効率ηvの補正を行なうが、エンジン運転時に強制的にEGRバルブ33を閉作動させて体積効率ηvの補正を行なってもよい。このようにすれば、体積効率ηvの補正機会が増加し、デポジット閉塞状況を常に正確に把握して、その後のEGRバルブ33の開作動時における作動制御をより正確に行なうことができる。
また、本実施形態では、ディーゼルエンジンに本発明を適用しているが、本発明はガソリンエンジンでも適用可能である。
1 エンジン
10 吸気管
13 スロットルバルブ
20 エアフローセンサ
22 吸気圧センサ
32 EGR通路
33 EGRバルブ
40 ECU

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路から排気の一部を導入し吸気通路に還流する排気還流通路と、
    前記排気還流通路を開閉する排気還流バルブと、
    前記排気還流通路との接続位置より上流側の前記吸気通路に設けられ、当該吸気通路を通過する新気流量を検出する新気流量検出手段と、
    前記排気還流通路との接続位置より下流側の前記吸気通路に設けられ、吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、
    少なくとも前記吸気圧検出手段により検出された吸気圧及び体積効率に基づいて、前記排気還流通路との接続位置より下流側の前記吸気通路を通過する吸気流量を演算する吸気流量演算手段と、
    前記排気還流バルブが閉作動した状態で、前記新気流量検出手段により検出された新気流量と前記吸気流量演算手段により演算された吸気流量とに基づいて、前記吸気通路の閉塞状態を推定する閉塞状態推定手段と、
    前記閉塞状態検出手段により推定した前記吸気通路の閉塞状態に基づいて、前記吸気流量演算手段により前記吸気流量を演算するための前記体積効率を補正する補正手段と、
    前記排気還流バルブが開作動した状態において、前記新気流量検出手段により検出した前記新気流量と前記補正手段により補正された前記体積効率を用いて前記吸気流量演算手段により演算された前記吸気流量との差に基づいて、前記排気還流通路を通過して前記吸気通路に還流される排気の流量を演算する排気還流量演算手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  2. 前記閉塞状態推定手段は、前記新気流量と前記吸気流量の比と前記内燃機関の回転速度により前記吸気通路の閉塞指数を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  3. 前記新気流量検出手段は、エアフローセンサであることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の吸気制御装置。
  4. 前記閉塞状態推定手段は、前記内燃機関の運転中に前記排気還流バルブを所定時間強制的に閉作動させて、前記吸気通路の閉塞状態の推定を行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の吸気制御装置。
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