JP5402556B2 - データ伝送システム,端局装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送システム,端局装置およびデータ伝送方法 Download PDF

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Description

本案件は、データ伝送システム,端局装置およびデータ伝送方法に関し、例えば、PON(Passive Optical Network)に適用される。
近年、光アクセスシステムは、E−PON(Ethernet-PON)、G−PON(Gigabit capable-PON)など、パッシブダブルスター構成で複数の加入者を収容する光通信システムの導入が進められている。この光通信システムにおいては、例えば、1Gbpsクラス(以下、「Gbps」は単に「G」と記述する場合がある)の伝送容量を有するものがある。
次世代のPONシステムとしては、通信速度の高速化のため、10Gの伝送容量を持つ通信システムの適用が検討されている。またサービス範囲の拡大方法として、リピータ(中継装置)を追加することによる、長距離化・分岐数増大も検討されている。
PONシステムにおいて、経済的かつ効率よく伝送速度が向上されたシステムへ移行するにあたっては、伝送速度の異なるシステムの混在を許容するネットワークシステムが想定される。例えば、1Gのシステムと10Gシステムとを混在させるものが該当する。このようなネットワークシステムにおいても、伝送距離の長距離化のためリピータを組み込むことは想定できる。
特開2008−17264号公報 特開2002−141927号公報
上記の1G/10G混在システム等、伝送速度の異なるシステムの混在に対応したネットワークシステムに対応可能なリピータを開発する場合、以下に示すように、1Gの信号および10Gの信号を共通に処理することが容易でない点が検討項目になる。
たとえば、1Gの信号に対しては、波長帯が広く、光アンプでの増幅が困難である一方、10Gの信号においては、波長帯が狭く、既存の光アンプで増幅可能である。従って、共通の光アンプを用いた光増幅を行なうことは容易ではない。
また、1Gの信号においては、10Gの信号のような光アンプを用いた増幅処理ではなく、従来のO/E変換(Optical/Electrical conversion),E/O変換(Electrical/Optical conversion)を行なうリジェネレータによる処理を行なうことができる。一方、10Gの信号に対してリジェネレータによる処理を行なう場合には、当該処理のためのモジュールを高性能化することが求められ、コストの増大につながる。上述の特許文献1,2に記載された技術は、上述のような検討項目について解決する技術を提供するものではない。
そこで、本案件の目的の一つは、異なる伝送速度を有する光信号が混在するネットワークシステムにおいて、各光信号について適切な通信を行なうことにある。
また、双方向に伝送される光信号において、異なる伝送速度を有する光信号が混在している場合に、伝送速度および伝送方向に応じた中継処理をサポートすることも、他の目的ととらえることができる。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成又は作用により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本案件の他の目的として位置づけることができる。
(1)たとえば、第1伝送速度の光信号、及び、前記第1伝送速度よりも高速である第2伝送速度の光信号による通信を行なう端局装置と、前記端局装置に光伝送路を介してそれぞれ接続される複数の終端装置と、前記光伝送路に介装された、前記光信号を中継する中継装置と、をそなえ、前記複数の終端装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置と、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置と、に分類されるデータ伝送システムであって、前記中継装置は、電気段の中継処理である第1の中継処理を行なうことにより前記第1伝送速度の光信号を中継するとともに、光段のみの中継処理である第2の中継処理を行なうことにより前記第2伝送速度の光信号を中継し、前記端局装置は、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のためにタイムスロットサイズを設定するとともに、前記設定されたタイムスロットサイズを用いて、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のための時間割り当てを設定する一方、前記タイムスロットサイズの設定又は時間割り当ての際に、前記第1伝送速度の光信号のためのタイムスロットと、続くタイムスロットと、の間に消光期間を設け、前記複数の終端装置から前記端局装置に向けた前記第1伝送速度の光信号と前記第2伝送速度の光信号とは光波長帯の一部又は全部が重複している、データ伝送システムを用いることができる。
(2)また、上記(1)の端局装置を用いることができる。
(3)さらに、第1伝送速度の光信号、及び、前記第1伝送速度よりも高速である第2伝送速度の光信号による通信を行なう端局装置と、前記端局装置に光伝送路を介してそれぞれ接続される複数の終端装置と、前記光伝送路に介装された、前記光信号を中継する中継装置と、をそなえ、前記複数の終端装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置と、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置と、に分類されるデータ伝送システムにおけるデータ伝送方法であって、前記中継装置は、電気段の中継処理である第1の中継処理を行なうことにより前記第1伝送速度の光信号を中継するとともに、光段のみの中継処理である第2の中継処理を行なうことにより前記第2伝送速度の光信号を中継し、前記端局装置は、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のためにタイムスロットサイズを設定するとともに、前記設定されたタイムスロットサイズを用いて、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のための時間割り当てを設定する一方、前記タイムスロットサイズの設定又は時間割り当ての際に、異なる伝送速度の光信号間に消光期間を設け、前記複数の終端装置から前記端局装置に向けた前記第1伝送速度の光信号と前記第2伝送速度の光信号とは光波長帯の一部又は全部が重複している、データ伝送方法を用いることができる。
開示の技術によれば、1Gと10GのE−PONの光信号が混在するネットワークシステムのように、異なる伝送速度を有する光信号が混在するネットワークシステムにおいて、各光信号について適切な通信を行なうことができる。
異なる伝送速度での光信号が混在して伝送される光伝送路を有するネットワークシステムの構成を例示する図である。 (a),(b)はE−PONでの使用波長帯を示す図であり、(c),(d)は光増幅器に応じた増幅波長帯を示す図である。 E−PONでのタイムスロット内でのフォーマットを示す図である。 リピータ(中継装置)を示す図である。 第1,第2透過/反射フィルタの特性を示す図である。 第3透過/反射フィルタの特性を示す図である。 (a)〜(d)は第2処理部によるALC制御を説明する図である。 第2処理部による導通/遮断の切り替えについて説明する図である。 OLTによるアクセス制御の一例を示す図である。 OLTによるアクセス制御の他の例を示す図である。 OLTの構成例を示す図である。 図9に示すタイムスロットの割り当て設定を実現するOLTの処理を説明するフローチャートである。 図10に示すタイムスロットの割り当て設定を実現するOLTの処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照することにより、実施形態を説明する。但し、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図は無い。即ち、本実施形態は、その趣旨に逸脱しない範囲において種々変形して実施することができる。
図1は、異なる伝送速度(例えば、1Gおよび10G)での光信号が混在して伝送される光伝送路2を有するネットワークシステム(光通信システム)1の構成を例示する図である。図1に例示するネットワークシステム1では、OLT(Optical Line Terminal、端局装置)3と、複数のONU(Optical Network Unit、終端装置)4,5と、が光信号による通信を行なう。
ここで、OLT3は、伝送速度が1G/10Gで共用に用いられる仕様を有する。又、ONU4は伝送速度が1Gの信号について処理を、ONU5は伝送速度が10Gの信号について処理を、それぞれ行なう仕様を有するものとする。光伝送路2は、星型のネットワークトポロジを有し、光スプリッタ6およびリピータ(中継装置)7を介して、OLT3と各ONU4,5とを接続する。
換言すれば、OLT3は、互いに異なる少なくとも2種類(例えば、1Gおよび10G)の伝送速度に応じた光信号による通信を行なう端局装置である。又、ONU4,5は、端局装置3に光伝送路2を介してそれぞれ接続される終端装置である。
これらの終端装置4,5は、端局装置3との通信に適用される伝送速度で前記少なくとも2種類に分類される。例えば、後述する中継装置7において電気信号処理を含む中継処理が行なわれる1G信号を用いるONU4と、中継装置7において光信号のまま中継処理が行なわれる10G信号を用いるONU5と、に分類される。
図1中では、ONU4,5が接続される光スプリッタ6は、リピータ7に対してOLT3とは反対側(即ち下流側)の光伝送路2に接続されているが、リピータ7に対してOLT3側(即ち上流側)の光伝送路2に接続されるものとしてもよい。又、リピータ7の上流および下流の光伝送路2にそれぞれ接続されるものを含んでいてもよい。
ここで、OLT3およびONU4の伝送方式には1GのE−PONを適用できる。この場合には、図2(a)に示すように、1Gの下り信号(DS;Downstream、OLT3からONU4に向けた方向の光信号)の波長は1480〜1500nmである。又、1Gの上り信号(US;Upstream、ONU4からOLT3に向けた方向の光信号)の波長は1260〜1360nmである。
さらに、OLT3およびONU5の伝送方式には10GのE−PONを適用できる。この場合には、図2(b)に示すように、10Gの下り信号の波長は1574〜1580nmであり、上り信号の波長は1260〜1280nmである。従って、10Gの上り信号は、1Gの上り信号と波長帯が重複していることになる。尚、OLT3とONU4,5間の伝送方式としては、例えばG−PON等の他の方式も適用できる。
そして、OLT3においては、各ONU4,5との伝送距離に応じた伝送時間差を把握した上で、上り方向の光信号として送信可能な時間(タイムスロット)をONU4,5ごとに割り当てる。これにより、時分割多重または時分割多元接続による通信を行なう。
換言すれば、OLT3では、伝送速度の異なる1Gおよび10Gの特に上り方向の光信号間では波長帯が重複しているため、1Gおよび10Gの上り光信号については、光波長単位で区別するのではなく、タイムスロットの割り当てにより区別している。
図3は、E−PONを適用する場合において1G用のONU4に割り当てられる一つのタイムスロット内におけるフォーマットを例示する図である。例示のフォーマットでは、ONU4,5ごとに、この図3に示すような割り当て期間(GT:Grant Time)に相当するタイムスロットがOLT3の制御により時間軸上に配列される。
ここで、ONU4に対する一つの割り当て期間GTには、図3に示すように、先頭部にPONオーバヘッド部F1が、次にデータ期間F2が、末部に立ち下げ期間F3(Toff)が、それぞれ配列される。PONオーバヘッド部F1については、光信号の立ち上がり時間Tonと、同期期間Syncと、が配列される。
そして、同期期間は、入力される信号についてフレーム同期をとるための期間である。例えば、上り信号においてはOLT3又は後述のリピータ7がフレーム同期を取るための期間である。この同期期間は、Treceiver_setting,TcdrおよびTcode_group_alignを有する。
ここで、Treceiver_settingは、受信光波形レベルの調整期間であり、Tcdrは、受信データから受信クロックを抽出するためのビット同期期間であり、Tcode_group_alignは、受信データのバイト同期期間である。なお、上述のTreceiver_setting,Tcdrはそれぞれ400nsよりも短く、Tcode_group_alignは32ns程度とすることができる。
また、データ期間は、IFG(Inter Frame Gap)を挟んでデータフレームが配列される。データフレームは、時間軸上の頭から、PR,DA(Destination Address),SA(Source Address),Type/Length,PayloadおよびFCS(Frame Check Sequence)が配列される。ここで、PRはプリアンブル期間を示し、DA,SAはそれぞれ宛て先アドレス,送信元アドレスを示すための期間である。更に、Type/Lengthは、データ属性やデータ長を示すための期間であり、Payloadは、主信号を示すための期間であり、FCSは、誤り訂正のための情報を示す期間である。
なお、PRのフォーマットは、この図3に示すように、5バイトの交番符号と、それに続く2バイトのLLIDおよび8ビットのCRC8(Cyclic Redundancy Check)が配列される。尚、図3中、「0x55」は16進表記による交番符号を示すもので、2進表記では「01010101」である。
ONU4,5では、このようなフレーム構成を有する光信号を、タイムスロットにより割り当てられたタイミングで送信する。又、OLT3では送信した光信号を受信することができる。
このように、OLT3においては、各ONU4,5との間で、個別に割り当てられたタイムスロットを用いた通信により、伝送速度の異なる両者の光信号を区別するとともに、更に、送信元の個々ONU4,5についても区別している。尚、下り信号のように波長帯が互いに重複していない割り当ての場合には、波長帯で両者の信号を区別することもできる。
図1に示すリピータ7は、このようなネットワークシステムにおいて、伝送距離の長距離化等のため適用され、上り方向(第1方向)および下り方向(第2方向)の光信号について、その光信号が有する伝送速度に応じた中継処理を行なう。この中継処理には、光伝送路2を伝搬する光信号を所期のレベルに増幅する処理が含まれる。
このとき、上述したE−PONのごとき仕様をOLT3およびONU4,5で適用する場合には、上り信号の波長帯が1Gと10Gとで重なることになる。この場合には、1G/10Gの混在システムとしては、1Gの信号が通過している期間は10Gの光信号のための光増幅処理をオフにすることが望まれる。又、10Gの光信号に対する適切な中継処理のため、バースト信号に応答して出力レベルを目標値に向けて制御(ALC制御:Automatic Level Control)することも望まれる。
たとえば、図4に例示するリピータ(中継装置)7を用いて1Gおよび10Gの光信号についての中継処理を行なう。リピータ7においては、図2(a)に示すように波長帯が比較的広い1Gの上りおよび下りの光信号の処理のため、電気信号段での処理を経由する信号再生処理を行なう。一方、波長帯が他の信号波長帯と重ならない10Gの下りの光信号に対しては、電気段での信号処理を経由せずに直接光信号に対して増幅(光増幅)を行なう。
なお、図4中において、伝送速度1Gは「低速」に、伝送速度10Gは「高速」に、それぞれ該当するが、これらの低速および高速の表記は、2つの伝送速度の相対性による区別を意図したものであり、他の伝送速度とすることを排除する趣旨はない。
例示のリピータ7は、第1インタフェース部11,処理部12および第2インタフェース部13をそなえる。第1インタフェース部11は、ONU4,5側(即ち下流側)の光伝送路2に接続され、第2インタフェース部13は、OLT3側(即ち上流側)の光伝送路2に接続される。
第1方向である上り方向の光信号に着目すると、第1インタフェース部11においては、光伝送路2の下流側から上り方向(第1方向)で入力される光信号について分岐し、分岐された光信号を第1方路p1および第2方路p2に導く。ここで、第1方路p1は、第1伝送速度(例えば1Gbps)の光信号の処理方路であり、第2方路p2は、第1伝送速度と異なる第2伝送速度(例えば10Gbps)の光信号の処理方路である。
そして、処理部12は、各方路p1,p2を伝搬する上り方向の光信号について対応する伝送速度に応じた処理を行なう。具体的には、処理部12においては、第1インタフェース部11から第1,第2方路p1,p2を通じて入力される上り光信号について、各々のタイムスロットに割り当てられる光信号の伝送速度に応じて中継処理を行なう。
さらに、第2インタフェース部13は、処理部12にて処理が行なわれた光信号の伝搬方路である第1方路p1および第2方路p2を波長多重により束ね、他方側であるOLT3側の光伝送路2に導く。これにより、リピータ7は上り方向の光信号を中継することができる。
また、第2方向である下り方向の光信号に着目すると、第2インタフェース部12において、光伝送路2からの光信号を入力されて、波長帯ごとに、設定される第3方路p3および第4方路p4に導く。例えば、E−PONにおいては、第1伝送速度(1Gbps)の下り光信号と第2伝送速度(10Gbps)の下り光信号とは波長帯が異なるので、入力される光信号を波長毎に出力方路を切り替えることで、伝送速度に応じて光信号方路が分けられることになる。尚、第3方路p3については、前述の上り方向の第1方路と共通の方路p1として用いることができる。
そして、処理部12においては、上述の第3,第4方路p3,p4を伝搬する下り方向の光信号について対応する伝送速度に応じた中継処理を行なう。更に、第1インタフェース部11は、処理部12にて処理が行なわれた下り方向の光信号の方路である第3方路p3および第4方路p4を束ねて、光伝送路2に導く。これにより、リピータ7では下り方向の光信号を中継することができる。
ここで、第1インタフェース部11は、第1透過/反射フィルタ(フィルタ♯1)11aと光カプラ11bとをそなえる。第1透過/反射フィルタ11aは、光伝送路2と第4方路p4とが透過ルートで接続されるとともに、光伝送路2と共用の第1又は第3方路p1(p3)および第2方路p2とが反射ルートで接続されている。又、光カプラ11bは、上述の共用の第1又は第3方路p1,p3および第2方路p2と、透過/反射フィルタ11aの反射ルートと、の間を合流又は分岐接続する。
図5は上述の第1透過/反射フィルタ11aの波長透過/反射特性を示す図である。この図5に示すように、第1透過/反射フィルタ11aは、10G(第2伝送速度)の下り光信号に該当する波長帯の光については透過する特性を有する。一方で、他の波長帯の光、即ち、1Gの上り及び下りの光信号並びに10Gの上り光信号については反射させる特性を有している。
これにより、光伝送路2を通じて入力されるONU4,5からの光信号については、第1透過/反射フィルタ11aで反射されて、光カプラ11bで分岐されるので、それぞれ、第1,第2方路p1,p2に導かれるようになる。
また、第1インタフェース部11には、処理部12を通じた第4方路p4から、10Gの下り光信号が入力されるようになっているが、この下り光信号については第1透過/反射フィルタ11aを透過するので、下流側の光伝送路2に導かれるようになる。更に、処理部12を通じた第3方路p3(p1)から、1Gの下り光信号が入力されるようになっているが、この下り光信号については、光カプラ11bを介して第1透過/反射フィルタ11aで反射されるので、下流側の光伝送路2に導かれるようになる。
また、図4に示すように、第2インタフェース部13は、第2透過/反射フィルタ(フィルタ♯1)13aおよび第3透過/反射フィルタ(フィルタ♯2)13bをそなえる。第2透過/反射フィルタ13aは、光伝送路2と第4方路p4とが透過ルートで接続され、光伝送路2と第3透過/反射フィルタ13bとが反射ルートで接続される。
そして、第3透過/反射フィルタ13bは、第2透過/反射フィルタ13aの光伝送路2の反射ルートに接続される。そして、第3透過/反射フィルタ13bにおいては、この第2透過/反射フィルタ13aと、上り下り共用の第1および第3方路p1,p3とが反射ルートを介して接続される。更には、第2透過/反射フィルタ13aと第2方路p4とが透過ルートを介して接続される。
第2透過/反射フィルタ13aについては、前述の図5の場合と同様の、換言すれば、第1透過/反射フィルタ11aと同等の波長透過特性を持たせることができる。更に、第3透過/反射フィルタ13bは、図6に示すような波長透過特性を有している。
すなわち、第3透過/反射フィルタ13bは、10Gbps(第2伝送速度)の上り光信号に該当する波長帯の光については透過する特性を有する。一方で、他の波長帯の光、即ち、1Gbpsの上りの光信号における一部の波長帯(即ち10Gの上り光信号との重複波長帯)を除く光信号や、1Gbpsの下り光信号の波長帯、および10Gbpsの下り光信号については反射させる特性を有している。
これにより、第2インタフェース部13の第2透過/反射フィルタ13aでは、光伝送路2を通じて入力されるOLT3からの光信号のうちで、10Gの光信号を透過して第4光方路p4に導く一方で、1Gの光信号は反射する。そして、第3透過/反射フィルタ13bは、第2透過/反射フィルタ13aで反射された1Gの下り光信号について更に反射して、第3方路p3(p1)に導く。
また、第2インタフェース部13には、処理部12から第1方路p1を通じて1Gの上り光信号が、処理部12から第2方路p2を通じて10Gの上り信号が入力されるようになっている。
ここで、1Gの上り光信号については、第3透過/反射フィルタ13bおよび第2透過/反射フィルタ13aで反射されて、光伝送路2に送出されるようになる。1Gの上り光信号については、後述の処理部12にて第3透過/反射フィルタ13bで全成分が反射されるように波長変換されているためである。一方、10Gの上り光信号については、第3透過/反射フィルタ13bを透過するとともに、第2透過/反射フィルタ13aで反射されて、光伝送路2に送出される。
また、処理部12においては、第1インタフェース部11から入力される上り光信号について、各々のタイムスロットに割り当てられる光信号の伝送速度に応じて中継処理を行ない、処理結果の光信号を、第2インタフェース部13を通じ光伝送路2に送出する。同様に、第2インタフェース部13から入力される上り光信号について、各々のタイムスロットに割り当てられる光信号の伝送速度に応じて中継処理を行ない、処理結果の光信号を第1インタフェース部11を通じて光伝送路2に送出する。このため、処理部12は、第1〜第3処理部12−1〜12−3を有する。
第1処理部12−1は、第1インタフェース部11からの、上り方向を有する第1方路p1の光信号について、1Gの光信号に対応する中継処理を行なう。即ち、第1処理部12−1には1Gの光信号とともに10Gの光信号が混在した状態で入力されるが、電気段処理を介した1G信号の再生処理を行なうので、この再生処理により10G相当の光信号の出力は遮断され、1G相当の光信号が出力されるようになる。
たとえば、第1処理部12−1としては、1G相当の信号について同期処理を伴う信号再生処理を行なうリジェネレータ(REG)12aと、光遅延線12bと、を含む。このリジェネレータ12aとしての処理においては、1G用のONU4のために割り当てられたタイムスロットにおいて、Sync(図3参照)に基づく1Gのクロック信号の抽出等の同期処理が含まれる。
このとき、10G用のONU5のために割り当てられたタイムスロットにおいては、リジェネレータ12aでは10Gの信号については再生処理が行なわれず、そのクロック信号も抽出しない。即ち、リジェネレータ12aでは、少なくとも、10Gの光信号に割り当てられるタイムスロットにおいては、プリアンブルPRにおけるLLIDを読み出すことができない。このため、当該タイムスロットにおいては、1G信号のタイムスロットとしての処理は行なわれず、信号再生処理が行なわれた光信号も出力されない。
さらに、リジェネレータ12aにおいては、第1方路から入力される1Gの光信号について、電気段処理後のE/O変換処理により、入力される光信号の波長帯を狭める変換を行なう。具体的には、第2インタフェース部13の第3透過/反射フィルタ13bおよび第2透過/反射フィルタ13aにおいて、1Gの上り光信号の全成分が反射して第2透過/反射フィルタ13aに導かれるように波長変換される。
たとえば、第2透過/反射フィルタ13aにおいては、1Gの上り光信号として入力される光の波長帯(例えば1.26〜1.36μm)の全帯域を反射する特性を有する。これに対し、第3透過/反射フィルタ13bにおいては、10Gの上り光信号の波長帯である1.26〜1.28μmの波長帯の光については透過するようになっている。
そこで、リジェネレータ12aでは、1Gの上り光信号として入力される光の波長帯(例えば1.26〜1.36μm)について、第3透過/反射フィルタ13bの反射波長帯に相当する1.29〜1.36μmの波長帯の光信号に変換している。これにより、1Gの上り光信号が、第3,第2透過/反射フィルタ13b,13aを通じてOLT3側の光伝送路2に送出されるようになっている。
すなわち、リジェネレータ12aでの波長変換により、1G上り信号の波長帯を10G上り信号の波長帯との重複が避けられる。これにより、1G/10G上り信号の合流部に光カプラではなく、光フィルタ13bを用いることができ、損失を抑えることができるとともに、第2処理部12−2の要素であるSOA(Semiconductor Optical Amplifier:半導体光増幅器)12gの余分なASE成分のカットフィルタとしても働かせることができる。また、SOA12gは光非入力のときはオフ状態であるため、リピータ7の上流にONUがそなえられる場合の上り信号に当該SOA12gから発生するASEが重なることを回避している。
また、リジェネレータ(再生処理部)12aは、第1方路p1と共用の第3方路p3からの下り方向を有する光信号について信号再生処理を行なう。前述の第2インタフェース部13において、入力される下り光信号において、第3方路p3へは1Gの伝送速度を有する光信号が導かれ、10Gの伝送速度を有する光信号については第4方路p4へ導かれる。従って、第1処理部12aにおいては、下り方向の1Gの光信号について信号再生処理を行なうことができるようになっている。
さらに、第1処理部12−1をなす光遅延線(第1遅延部)12bは、第1方路p1(第3方路p3)を伝搬する光信号に遅延を与える。これにより、第1,第2インタフェース部11,13間の第1方路p1を伝搬する光信号の伝搬時間と、第1,第2インタフェース部11,13間の第2方路p2を伝搬する光信号の伝搬時間と、を整合させることができる。
また、第2処理部12−2は、上り方向(第1方向)を有する第2方路p2の光信号について、第2伝送速度である10Gの光信号に対応する処理を行なう。例示の第2処理部12−2は、光カプラ21a〜21d,フォトダイオード22a〜22d,SOA23a,23b,光遅延線24およびSOA制御部25をそなえる。
光カプラ21a〜21dはそれぞれ入力される第2方路p2を伝搬する光信号(1G,10Gの光信号の混在信号)を分岐し、一方を対応するフォトダイオード22a〜22dに、他方を第1方路p1の後段に導く。ここで、光カプラ21aはSOA23aの入力側に、光カプラ21bはSOA23aの出力側にそれぞれそなえられる。同様に、光カプラ21cはSOA23bの入力側に、光カプラ21dはSOA23bの出力側にそれぞれそなえられる。
また、フォトダイオード22a〜22dは、対応する光カプラ21a〜21dからの光信号のレベルについてモニタする。SOA23a,23bは、SOA制御部25からの制御を受けて、それぞれ光カプラ21a,21cから第2方路p2を通じて入力される光信号を増幅する。
具体的には、SOA制御部25では、入力側のSOA23aについては光入力の有無にかかわらず常時オン制御する。これに対し、出力側のSOA23bについては、フォトダイオード22a(又は22b)において光入力を検出されない状態においてはオフ制御することにより、第2インタフェース部13側への光信号を遮断させる。そして、フォトダイオード22a(又は22b)において光入力を検出すると、SOA23bをオン制御することにより、光遅延線24,光カプラ21cを通じて入力される光信号を第2インタフェース部13側に導通させる。
このとき、SOA23bにおいては10Gの光信号としての所期の中継処理(光増幅)を行なう。又、SOA制御部25では、図7に例示するように、SOA23bの増幅率について、フォトダイオード22c,22dからのモニタ結果に応じてALC(Automatic Level Control)制御するようにしてもよい。
なお、SOA制御部25においては、フォトダイオード22a(22b)から、入力光強度に応じたレベルの電気信号を取り込むようになっている。そして、この電気信号のレベルについての閾値判断によって、光入力の有無を検出している。この場合において、制御の安定化のため、光入力を有りとする閾値よりも、光入力が有りとする場合から消光状態(光が入力されなくなった状態)に移行したことを判定するための閾値を、小さい値としてもよい。
また、光遅延線24は、フォトダイオード22a(22b)にて光入力が検出される光信号の先頭が入力される前に、SOA制御部25によるSOA23bのオン制御が完了できているような遅延時間を与える。この遅延時間は、フォトダイオード22a(22b),SOA制御部25およびSOA23bの応答時間等をもとに設定される。
図7は上述のSOA制御部25によるSOA23bのALC制御について説明する図である。リピータ7Aには、下流側のONU42,52から、それぞれに割り当てられたタイムスロットにおいて、OLT3宛ての光信号がバースト光信号として入力される。
たとえば、図7(a)に示すように、ONU42,52からのバースト光信号♯1〜♯3が、第1インタフェース部11を介してSOA23aに入力される。尚、図示のバースト光信号♯1〜♯3は、それぞれ、連続したタイムスロットにおける異なるONU42,52からの光信号とすることができる。
運用中は常時オン制御されているSOA23aは、一定の利得で入力光信号を増幅する。例えば、10Gの光信号のパワーは伝送距離の影響を比較的受けやすいことが想定できるので、送信元のONU52に応じて入力光信号のレベルに、バースト光信号♯1〜♯3のようなバラツキが生じていることがある。SOA23aでは一定の利得で増幅するので、図7(b)に例示するように、バラツキが生じたままのレベルで増幅が行なわれることになる。
そして、SOA23bには、SOA23aを出力された光信号が光遅延線24において1μsの遅延が与えられたものについて、ALC制御を行なう。PD22a(又は22b)は、バースト信号として入力される光信号レベルを検出できる応答速度を有する。そして、SOA制御部25では、このPD22a(22b)で検出された光信号レベルに応じて、SOA23bの利得を制御する。
SOA制御部25における上述のSOA23bの利得制御は、光遅延線24に入力される前段の光信号のレベルに応じて制御を行なっているので、SOA23bの利得制御の環境が整ったのちに該当の光信号を迎え入れることができる。尚、光遅延線24での遅延時間については、第1実施形態における光遅延線12fと同様に設定することができる。
たとえば、図7(b)に示すように、バースト信号である光信号♯1〜♯3が光遅延線24で遅延されてから、利得制御されているSOA23bに入力されるので(図7(c))、SOA23bでは一定レベルのバースト光信号♯1〜♯3を出力することができる(図7(d))。
また、前述の第1インタフェース部11においては、第1処理部12−1の要素であるリジェネレータ12aおよび第2処理部12−2の要素であるSOA23aに対して、1Gおよび10Gの光信号の混在信号を出力する。このため、1G用の光信号を処理する第1処理部12−1の出力と、10G用の光信号を処理する第2処理部12−2の出力との衝突を回避させることが必要である。
そこで、SOA制御部25においては、第1処理部12−1のリジェネレータ12aから、リジェネレータ12aにおいて1G信号の同期処理が行なわれているか否かの信号を受け取る。そして、リジェネレータ12aにおいて1G信号の同期処理が行なわれている場合には、当該タイムスロットは10Gではなく1Gの光信号に割り当てられているので、SOA23bを強制的にオフ制御(遮断制御)することで1Gと10Gの光信号の衝突を回避している(図8のt3−t6)。
このとき、リジェネレータ12aにおいては、1G用のタイムスロットの同期確立のためには、少なくとも図3に示すSyncの時間+LLIDの識別時間である850ns程度を要する(図8の時点t1−t2)。光遅延線24では、SOA23aから出力された1G用のタイムスロットの光信号について遅延させる。即ち、対応する1Gの光信号がリジェネレータ12aで同期確立した際の信号を受け取ってSOA23bをオフ制御するのに要する時間が、該当の1G光信号のSOA23bへの入力前となる十分な遅延時間(ここでは1μs)を遅延させている(図8の時点t1−t3,続くタイムスロットについての時点t4−t6)。
また、1Gのタイムスロットから10Gのタイムスロットに移行する場合などのように、リジェネレータ12aによる同期確立が外れる場合は、SOA制御部25では、1G信号の同期が外れたことを通知する信号をリジェネレータ12aから受け取る。
SOA制御部25においては、受け取った同期外れを通知する信号をもとに、SOA23bの強制的なオフ制御を解除する。そして、1Gのタイムスロットに続く10Gのタイムスロットの先頭から、SOA23bのオン制御(導通制御)を行なう。これにより、1Gタイムスロットから10Gタイムスロットに移行する際、前段タイムスロットでのSOA23bの強制的なオフ制御が10Gのタイムスロットまで引き継がれることの回避を図ろうとしている(図8のt6)。
また、第3処理部12−3は、下り方向(第2方向)を有する第4方路p4の光信号について、第2伝送速度である10Gの光信号に対応する処理を行なう。即ち、第3処理部12−3には、第4方路p4を伝搬する10Gの光信号の波長帯である1574〜1580nm(図2(b)参照)の光が入力される。第3処理部12−3では、例えば上述の第4方路p4を通じで入力される光信号の波長帯を光増幅帯域に含む光増幅器を適用する。例えば、SOAを用いることができる。
図2(c)は、第2処理部12−2のSOA23a,23bでの増幅波長帯(C1)と、第3処理部12−3としてのSOAの増幅波長帯(C2)と、を示す図である。SOA12gは、10Gの上り光信号の波長帯(1260〜1280nm、図2(b)参照)をカバーする増幅波長帯を有する。一方、1Gの上り光信号の波長帯(1260〜1360nm、図2(a)参照)の全帯域についてはカバーしていない。これは、1Gの上り光信号に対して光増幅による中継処理ではなく、リジェネレータ12aでの処理を行なっている理由でもある。
また、第3処理部12−3としてのSOAは、10Gの下り光信号についての波長帯をカバーする帯域C2を有することができる。尚、図2(d)に示すように、第3処理部12−3としてEDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)を用いる場合においても、10Gの下り光信号についての波長帯を増幅波長帯としてカバーすることも可能である。
しかしながら、前述の図3に例示するフレームフォーマットをPONシステム1に適用する場合においては、例えば、以下に示すように、1Gのタイムスロットから10Gのタイムスロットに移行する際に通信システムとしての改善の余地が存在する。
すなわち、前述の図3に示すフレームフォーマットにおいては、光信号立ち上げ期間(Ton)内に光信号をONし、光信号立ち下げ期間(Toff)内に光信号をOFFすることは規定されているが、バースト信号光間の消光期間は特に規定されていない。
このため、連続したバースト信号光間(連続したタイムスロット間)では上述のToffとTonとが連続する場合がある。即ち、Toffとして規定される期間は、光信号の消光期間として確保されているものとはいえないので、連続したバースト信号光間で消光期間が全く確保されない場合も想定できる。
この場合においては、SOA制御部25では、フォトダイオード22a,22bからの電気信号に応じたSOA23bのオンオフ制御を行なうことが困難になる。このため、リジェネレータ12aからの同期外れの信号の入力の有無によって、1Gから10Gにタイムスロットが切り替わりに伴う中継動作の切り替えがなされることになる。
リジェネレータ12aにおいて1G信号の同期を確立するのに要する時間は定められているが、同期が外れる時間(同期外れを検出するに要する時間)は特に決められていない。それゆえ、1Gから10Gに切り替わるとき、強制OFFが解除されず、10G信号の通過時間にもSOA23bがOFFのままになり、10G信号の中継の際の支障となりうる場合が想定される。
そこで、本実施形態においては、以下に示すようなOLT3を提案する。OLT3は、ONU4,5からの信号(上り方向の信号)に対して、動的帯域割り当て(Dynamic Bandwidth Allocation)を利用したアクセス制御を行なっている。本提案のOLT3においては、図9に例示するように、そのアクセス制御において、各1Gタイムスロットの末尾と次なるタイムスロットとの間に消光期間Eを確保できるようにしている。具体的には、1Gタイムスロットと、1Gタイムスロットに続く次なるタイムスロット(1Gタイムスロットでもよいし10Gタイムスロットでもよい)と、の間に、消光期間Eが設けられるようにしている。
これにより、各タイムスロットにおいて、前述の図3に例示するような、フレームの先頭又は末尾部に消光期間が確保されていないフレームが伝送されている場合においても、消光期間Eが確保されるようになっている。
図9に例示するように、OLT3においては、上述のアクセス制御を通じて、サービス期間S中に、1G信号用のタイムスロット又は10G信号用のタイムスロットを各ONU4,5に対応付けて動的に割り当てる。即ち、OLT3においては、各ONU4,5から送信される光信号についての処理のために個別に処理時間を設定する。これにより、各ONU4,5からOLT3への光信号の送受信の際の信号の衝突を抑制している。
なお、非サービス期間Cは、所定期間のサービス期間Sごとに設定される。この非サービス期間Cにおいては、例えば、新規にPONシステム1に接続されたONUを検出しうるディスカバリープロセス(Discovery Process)などが行なわれる。又、ディスカバリープロセスと同時に、レンジングタイミングプロセス(Ranging Timing Process)も行なうことができる。レンジングタイミングプロセスでは、各ONU4,5とOLT3との距離測定とともに送受信のタイミング調整を行なう。
非サービス期間はサービス期間の間に定期的に設定されて、上述したようなプロセスを行なっているので、OLT3では、新たに追加するONUの検出も可能になり、OLT3灰化の全てのONUはOLTに登録される。このとき、OLT3では、10GのONUか1GのONUかを区別して登録することができる。これにより、上述したような1G信号用のタイムスロットに続く時間に消光期間Eを与えることが可能になる。
図10は1Gタイムスロットの末尾に消光期間Eを確保する他の例である。図10に例示するものにおいては、伝送速度が同等のタイムスロット群を時間軸上で一まとめに割り当てる。例えば、1G信号用のタイムスロット群を期間S1中に、10G信号用のタイムスロット群を期間S2中に、それぞれまとめて割り当てる。そして、一群の1G信号用のタイムスロットが割り当てられた期間S1に続く時間に、消光期間Eを与えている。
上述の図9および図10のいずれの場合においても、1G信号用のタイムスロットに続く10G信号用のタイムスロットの前段で消光期間Eが確保されているので、中継装置7における伝送速度に応じた中継処理の適正化を図ることができる。
すなわち、10G信号のタイムスロットが開始される前段の消光期間Eにおいて、SOA制御部25においてSOA23bをオフ制御する。そして、SOA制御部25では、続く10G信号のタイムスロットの先頭において光入力に応じたSOA23bのオン制御を行なう。これにより、リジェネレータ12aからの強制オフ解除を待たずしてSOA23bをオン制御することができ、10Gフレームの先頭から適切な増幅処理を行なうことが可能になる。
図11はOLT3の構成例を示す図である。例示のOLT3は、PON−IF(PON-Interface)31,PON MAC(PON Media Access Control)32,MAC制御部33,メッセージ監視部34,DBA部35,ブリッジ部36及びWAN−IF(Wide Area Network-IF)37をそなえる。
PON−IF31は、PONシステム1で通信される光信号の送受信部である。下り方向(OLT3からONU4,5への方向)の信号は電気→光変換され、上り方向(ONU4,5からOLT3への方向)の信号は光→電気変換される。
また、PON MAC32は、PONシステム1で使用される制御フレームの抽出(受信信号からの抽出)または付与(送信信号への付与)を行なう。更に、MAC制御部33は、受信信号からPON MAC32で抽出された制御フレームを受け取り、その情報を基に必要な処理を行なう。更に、MAC制御部33は、例えば、ONUへの送信信号に付与する制御フレームの作成も行なう。
メッセージ監視部34は、MAC制御部33を通じて入力される制御フレームに含まれるLLIDとともに、各ONUからの送信要求情報等を収集する。又、DBA部35は、メッセージ監視部34で収集した送信要求情報をもとに、上りのトラフィック量に応じたONUからの送信帯域の割り当てを行なう。この送信帯域の割り当てには、割り当て時間、光波長、ビットレート等が割り当てパラメータとして用いられる。
ブリッジ部36は、ユーザ(例えば、PONシステム1におけるONU配下の端末)側から送られてくるデータを通信事業者(WAN)側のネットワークに転送するためのデータ変換部である。WAN−IF37は、通信事業者側のネットワークと接続するためのネットワークインターフェース部である。
図12は、図9に示すタイムスロットの割り当て設定を実現するOLT3の処理を説明するフローチャートである。OLT3のメッセージ監視部34においては、各ONU4,5からの制御フレームを通じて送信要求を受け取る(ステップA1)。この送信要求には、使用を求める帯域を含めることができる。尚、この帯域には、送信時間,波長帯およびビットレートなどをパラメータとして含めることもできる。
DBA部35では、メッセージ監視部34から通知される送信要求の内容に応じて、動的帯域割り当てを行ない、タイムスロットのサイズを算出する(ステップA2)。このとき、1G信号を用いるONU4に対しては、設定すべき消光期間E分だけ余分にタイムスロットサイズを伸長して割り当てる(ステップA3)。タイムスロットサイズは16ns刻みのため、例えば16ns×3=48nsを余分に割り当てる。
次に、DBA部35では、算出されたタイムスロットサイズとともに、レンジングタイミングプロセスにおいて測定した伝送距離等をもとに、各ONU4,5に割り当てる送信開始時間を決定し、MAC制御部33に通知する。この送信開始時間の決定に際しては、1G信号を用いるONU4に対しては、消光期間分を加えた伸長タイムスロットのサイズを考慮して、送信開始時間を割り当て、決定する(ステップA4)。尚、上述の場合においては伸長したタイムスロットサイズをもとに送信開始時間を割り当て、決定するようにしているが、DBA部35では、タイムスロットサイズ自体には変更を加えずに、上述の消光期間分を加味して送信開始時間を設定するようにしてもよい。
OLT3では、MAC制御部33で生成する制御フレームを通じて、各ONU4,5に個別の送信開始時間とタイムスロットサイズを通知する(ステップA5)。尚、ONU4に通知するタイムスロットサイズには消光期間を含まないもの、即ち、DBA部35で算出したタイムスロットであって、消光期間で伸長されていないもののサイズを通知するようにする。これにより、ONU4,5においては、設定した消光期間Eには信号成分を含めずに光送信を行なうことができる。
また、図13は、図10に示すタイムスロットの割り当て設定を実現するOLT3の処理を説明するフローチャートである。OLT3のメッセージ監視部34においては、図12のステップA1の場合と同様に、各ONU4,5からの制御フレームを通じて送信要求を受け取る(ステップB1)。
DBA部35では、メッセージ監視部34から通知される送信要求の内容に応じて、動的帯域割り当てを行ない、タイムスロットのサイズを算出する(ステップB2)。次に、送信要求のあったONU4,5のうち、1G信号を用いるONU4に対してのみ送信開始時間を決定する(ステップB3)。そして、一群のONU4用のタイムスロットの最後尾に、消光期間Eのタイムスロットを割り当てる(ステップB4)。
その後、DBA部35では、送信要求のあったONU4,5のうち、残りの10G信号を用いるONU5に対し、消光期間Eのタイムスロットよりも後ろの時間で送信開始時間を割り当てる(ステップB5)。そして、DBA部35では、決定した各ONU4,5の送信開始時間とタイムスロットサイズの割り当てについて、MAC制御部33に通知する。MAC制御部33では、生成する制御パケットの送信を通じて、各ONU4,5に対して、対応するONU4,5の送信開始時間とタイムスロットサイズの割り当てを通知する(ステップB6)。
したがって、サービス時間内で10G信号と1G信号の送信時間を変更するのみで、中継装置7での中継処理に即したタイムスロットの割り当てを行なうことが可能になる。本提案の技術においては、OLT3の機能を大きく変更させる必要がなく、容易に実現が可能である。
このように、開示の技術によれば、異なる伝送速度を有する光信号が混在するネットワークシステムにおいて、各光信号について適切な通信(即ち、OLT3での送信開始時間設定によるONU4の送信処理、および中継装置7での中継処理)を実現することができる。又、双方向に伝送される光信号において、異なる伝送速度を有する光信号が混在している場合に、伝送速度および伝送方向に応じた中継処理をサポートすることが可能になる。
1,20 光ネットワークシステム
2 光伝送路
3 OLT
4,5,41,42,51,52 ONU
6,6−1,6−11〜6−13,6−2,6−21,6−22 スプリッタ
7,7A リピータ(中継装置)
11 第1インタフェース部
11a 第1透過/反射フィルタ
12,12A 処理部
12−1 第1処理部
12−2 第2処理部
12−3 第3処理部
12a リジェネレータ
12b 光遅延線
13 第2インタフェース部
13a 第2透過/反射フィルタ
13b 第3透過/反射フィルタ
21a〜21d 光カプラ
22a〜22d フォトダイオード
23a,23b SOA
24 光遅延線
25 SOA制御部

Claims (7)

  1. 第1伝送速度の光信号、及び、前記第1伝送速度よりも高速である第2伝送速度の光信号による通信を行なう端局装置と、前記端局装置に光伝送路を介してそれぞれ接続される複数の終端装置と、前記光伝送路に介装された、前記光信号を中継する中継装置と、をそなえ、前記複数の終端装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置と、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置と、に分類されるデータ伝送システムであって、
    前記中継装置は、電気段の中継処理である第1の中継処理を行なうことにより前記第1伝送速度の光信号を中継するとともに、光段のみの中継処理である第2の中継処理を行なうことにより前記第2伝送速度の光信号を中継し、
    前記端局装置は、
    前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のためにタイムスロットサイズを設定するとともに、
    前記設定されたタイムスロットサイズを用いて、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のための時間割り当てを設定する一方、
    前記タイムスロットサイズの設定又は時間割り当ての際に、前記第1伝送速度の光信号のためのタイムスロットと、続くタイムスロットと、の間に消光期間を設け
    前記複数の終端装置から前記端局装置に向けた前記第1伝送速度の光信号と前記第2伝送速度の光信号とは光波長帯の一部又は全部が重複している、データ伝送システム。
  2. 前記端局装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、で伝送速度に応じた区別なく前記時間割り当てを行なう一方、
    前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、続くタイムスロットと、の間に前記消光期間を設ける、請求項記載のデータ伝送システム。
  3. 前記端局装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、で伝送速度ごとに配列して前記時間割り当てを行なう一方、
    前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、当該タイムスロットに続き前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置との通信のためのタイムスロットと、の間に前記消光期間を設ける、請求項記載のデータ伝送システム。
  4. 記中継装置は、
    前記複数の終端装置から前記端局装置に向けた第1方向の光信号について分岐し、前記第1伝送速度の光信号の処理方路である第1方路、および、前記第2伝送速度の光信号の処理方路である第2方路に導く第1インタフェース部と、
    前記第1方路を前記第1方向にて伝搬される前記第1伝送速度の光信号に対して前記第1の中継処理を行なうとともに、前記第2方路を前記第1方向にて伝搬される前記第2伝送速度の光信号に対して前記第2の中継処理を行なう処理部と、
    前記処理部にて前記中継処理が行なわれた光信号の伝搬方路である前記第1方路および前記第2方路を波長多重により束ね、前記端局装置側の光伝送路に導く第2インタフェース部と、をそなえた、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ伝送システム。
  5. 前記第1インタフェース部は、前記第1方向の光信号について、前記第1および第2方路の光信号に分岐し、
    前記処理部は、
    前記第1方向を有する前記第1方路の光信号について、前記第1伝送速度の光信号に対応する前記第1の中継処理を行なう第1処理部と、
    前記第1方向を有する前記第2方路の光信号について、前記第2伝送速度の光信号に対応する前記第2の中継処理を行なう第2処理部と、をそなえた、請求項記載のデータ伝送システム。
  6. 請求項1記載のデータ伝送システムにおける前記端局装置の特徴をそなえた、端局装置。
  7. 第1伝送速度の光信号、及び、前記第1伝送速度よりも高速である第2伝送速度の光信号による通信を行なう端局装置と、前記端局装置に光伝送路を介してそれぞれ接続される複数の終端装置と、前記光伝送路に介装された、前記光信号を中継する中継装置と、をそなえ、前記複数の終端装置は、前記第1伝送速度の光信号を用いる終端装置と、前記第2伝送速度の光信号を用いる終端装置と、に分類されるデータ伝送システムにおけるデータ伝送方法であって、
    前記中継装置は、
    電気段の中継処理である第1の中継処理を行なうことにより前記第1伝送速度の光信号を中継するとともに、光段のみの中継処理である第2の中継処理を行なうことにより前記第2伝送速度の光信号を中継し、
    前記端局装置は、
    前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のためにタイムスロットサイズを設定するとともに、
    前記設定されたタイムスロットサイズを用いて、前記複数の終端装置のそれぞれとの通信のための時間割り当てを設定する一方、
    前記タイムスロットサイズの設定又は時間割り当ての際に、異なる伝送速度の光信号間に消光期間を設け
    前記複数の終端装置から前記端局装置に向けた前記第1伝送速度の光信号と前記第2伝送速度の光信号とは光波長帯の一部又は全部が重複している、データ伝送方法。
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