JP5087977B2 - 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法 - Google Patents

光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5087977B2
JP5087977B2 JP2007105241A JP2007105241A JP5087977B2 JP 5087977 B2 JP5087977 B2 JP 5087977B2 JP 2007105241 A JP2007105241 A JP 2007105241A JP 2007105241 A JP2007105241 A JP 2007105241A JP 5087977 B2 JP5087977 B2 JP 5087977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit rate
data
speed
header
scramble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007105241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008263451A (ja
Inventor
良男 坂井
和行 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007105241A priority Critical patent/JP5087977B2/ja
Priority to EP08006919.8A priority patent/EP1981190A3/en
Priority to US12/081,220 priority patent/US8331402B2/en
Publication of JP2008263451A publication Critical patent/JP2008263451A/ja
Priority to US13/667,661 priority patent/US8929371B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5087977B2 publication Critical patent/JP5087977B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1694Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1652Optical Transport Network [OTN]
    • H04J3/1658Optical Transport Network [OTN] carrying packets or ATM cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0086Network resource allocation, dimensioning or optimisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法に関し、特に、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法に関する。
近年、高速かつ大容量のデータ伝送を可能とする通信システムとして、光ファイバを用いた光伝送システムが注目されている。光伝送システムは、局側装置であるOLT(Optical Line Terminal)と加入者側装置である複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバによって接続されて構成される。
このような光伝送システムは、一般にPON(Passive Optical Network)と呼ばれ、伝送容量をさらに増大させるための様々な検討が行われている。例えば特許文献1においては、局側装置に複数のONUそれぞれに対応するフレーマを設け、それぞれのフレーマから伝送速度が異なるフレームをONUへ送信することが記載されている。この特許文献1に記載の技術によれば、各ONUへ送信するフレームのビットレートなどを個別に設定し、1つの局側装置と伝送容量が異なる複数のONUとの接続が可能となる。結果として、光伝送システムにおいて、一部のONUの高性能化を図りながら、段階的に伝送容量を増大させることができる。
特開平9−214541号公報
ところで、上記の特許文献1に記載の技術では、1つの局側装置に独立した複数のフレーマを設けるため、著しくコストが増大してしまう。さらに、特許文献1においては、ネットワークのトポロジーとしてSS(Single Star)型を前提としているため、現状のネットワーク形態を大幅に改変する必要があり、この点でもコストがかかる。
そこで、低コストで伝送容量の段階的な増大を図る方法として、フレームのデータ部分についてはビットレートを高速にする一方、ヘッダ部分については最も低速のビットレートに統一することが考えられる。すなわち、伝送容量が大きいONU宛てのフレームについては、ヘッダ部分とデータ部分のビットレートを異なるものとし、データ部分の容量を大きくすることで伝送容量の増大を図ることができる。また、ヘッダ部分については、どのフレームも最低速のビットレートであることから、すべてのONUが共通して内容を確認することができ、自装置宛てのデータであるか否かをヘッダ部分から判断することができる。
このように、ヘッダ部分をすべてのONUに共通のビットレートとする一方、データ部分をONUによって変更することから、局側装置のOLTは、複数のビットレートが混在するフレームを送信することになる。このような場合、フレームに対するスクランブル処理をどのように実行するかについて考慮する必要があるが、現状では、ビットレートが混在するフレームのスクランブル処理に関する検討例はない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置であって、前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル手段と、前記第2付加手段における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル手段と、前記第1スクランブル手段または前記第2スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と有する構成を採る。
この構成によれば、データのビットレートに拘わらず最低速のビットレートのヘッダを付加し、データ部分やヘッダ部分に対してそれぞれのビットレートに応じたクロックでスクランブル処理を施す。このため、ビットレートが異なるデータそれぞれを適切なクロックでスクランブル処理することができるとともに、受信側においては、最低速のビットレートのヘッダから確実にデータの宛先を識別することができる。つまり、現状のネットワーク形態を改変することなく、高速データおよび低速データのスクランブル処理および送信を実行することができ、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記第2スクランブル手段は、前記第1スクランブル手段と同一の信号を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する構成を採る。
この構成によれば、複数のスクランブラへ同一の信号を出力するため、装置構成を簡易にすることができる。
また、本発明は、上記構成において、前記送信手段は、スクランブル処理前のビットレートに応じて前記第1スクランブル手段および前記第2スクランブル手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を含み、前記選択手段によって選択されて出力される信号を含むフレームを送信する構成を採る。
この構成によれば、スクランブル処理前のビットレートに応じてスクランブル処理後の信号が配置されたフレームを生成するため、フレーム内のヘッダ部分やデータ部分に最適なスクランブル処理が施された信号が配置されたフレームを送信することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記送信手段は、フレームの先頭に既知パターンの同期用信号を付加する同期用信号付加手段を含む構成を採る。
この構成によれば、スクランブル処理が施されていない同期用信号をフレームの先頭に付加するため、受信側においてデスクランブル処理が実行される前に、フレーム同期を確立することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記第1スクランブル手段は、前記第1のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号のビットとの排他的論理和を前記第1のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路とを含む構成を採る。
また、本発明は、上記構成において、前記第2スクランブル手段は、前記第2のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と前記第2付加手段における前記第2のビットレートのデータ部分のビットとの排他的論理和を前記第2のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路とを含む構成を採る。
これらの構成によれば、複数のシフトレジスタと排他的論理和算出回路によってスクランブル処理を行うため、ビットレートに対応するクロックをスクランブル処理に反映することができるとともに、シフトレジスタ数や排他的論理和算出回路の配置を調整することにより、任意の生成多項式を用いたスクランブル処理を実行することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記第2付加手段は、前記第2のビットレートのデータに前記第1のビットレートの同期保護パターンを付加し、前記第1スクランブル手段は、同期保護パターンを除外してスクランブル処理を実行する構成を採る。
この構成によれば、高速のビットレートのデータ部分にも低速のビットレートの同期保護パターンがスクランブル処理を施されずに付加されるため、低速のビットレートに対応する受信側は、高速のビットレートのデータ部分を用いて同期の保護を図ることができ、同期はずれや誤同期を防止することができる。
また、本発明は、第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置であって、前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を結合して結合データを得る結合手段と、前記結合手段によって得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル手段と、前記スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と有する構成を採る。
この構成によれば、データのビットレートに拘わらず最低速のビットレートのヘッダを付加し、ビットレートが異なるデータ部分やヘッダ部分を結合して最低速のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理を施す。このため、スクランブラが1つで済み、装置構成をさらに簡易にすることができるとともに、受信側は、対応するビットレートに拘わらず確実にデスクランブル処理を実行することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記送信手段は、前記スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号の先頭に既知パターンの同期用信号を付加する同期用信号付加手段を含む構成を採る。
この構成によれば、スクランブル処理が施されていない同期用信号をスクランブル処理後の信号の先頭に付加するため、受信側においてデスクランブル処理が実行される前に、同期を確立することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記スクランブル手段は、前記第1のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と結合データのビットとの排他的論理和を前記第1のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路とを含む構成を採る。
この構成によれば、複数のシフトレジスタと排他的論理和算出回路によってスクランブル処理を行うため、ビットレートに対応するクロックをスクランブル処理に反映することができるとともに、シフトレジスタ数や排他的論理和算出回路の配置を調整することにより、任意の生成多項式を用いたスクランブル処理を実行することができる。
また、本発明は、上記構成において、前記第2付加手段は、前記第2のビットレートのデータに前記第1のビットレートの同期保護パターンを付加し、前記スクランブル手段は、同期保護パターンを除外してスクランブル処理を実行する構成を採る。
この構成によれば、高速のビットレートのデータ部分にも低速のビットレートの同期保護パターンがスクランブル処理を施されずに付加されるため、低速のビットレートに対応する受信側は、高速のビットレートのデータ部分を用いて同期の保護を図ることができ、同期はずれや誤同期を防止することができる。
また、本発明は、ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置であって、受信信号中の自装置宛てのデータのビットレートに対応するクロック信号を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周手段と、前記分周手段によって得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル手段と、前記第1デスクランブル手段によってデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の自装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて自装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル手段とを有する構成を採る。
この構成によれば、分周により最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を取得し、低速クロック信号を用いてヘッダのデスクランブル処理を実行した後、ヘッダを参照して元のクロック信号を用いた自装置宛てのデータのデスクランブル処理を実行する。このため、すべてのデータに付加されるヘッダが最低速のビットレートであれば、このヘッダから自装置宛てのデータを特定し、容易に自装置宛てのデータをデスクランブル処理することができる。
また、本発明は、第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル工程と、前記第2付加工程における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル工程と、前記第1スクランブル工程または前記第2スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と有するようにした。
この方法によれば、データのビットレートに拘わらず最低速のビットレートのヘッダを付加し、データ部分やヘッダ部分に対してそれぞれのビットレートに応じたクロックでスクランブル処理を施す。このため、ビットレートが異なるデータそれぞれを適切なクロックでスクランブル処理することができるとともに、受信側においては、最低速のビットレートのヘッダから確実にデータの宛先を識別することができる。つまり、現状のネットワーク形態を改変することなく、高速データおよび低速データのスクランブル処理および送信を実行することができ、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる。
また、本発明は、第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を結合して結合データを得る結合工程と、前記結合工程にて得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル工程と、前記スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と有するようにした。
この方法によれば、データのビットレートに拘わらず最低速のビットレートのヘッダを付加し、ビットレートが異なるデータ部分やヘッダ部分を結合して最低速のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理を施す。このため、スクランブラが1つで済み、装置構成をさらに簡易にすることができるとともに、受信側は、対応するビットレートに拘わらず確実にデスクランブル処理を実行することができる。
また、本発明は、ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置におけるデスクランブル方法であって、受信信号中の前記光伝送装置宛てのデータのビットレートに対応するクロック信号を取得する取得工程と、前記取得工程にて取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周工程と、前記分周工程にて得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル工程と、前記第1デスクランブル工程にてデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の前記光伝送装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて前記光伝送装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル工程とを有するようにした。
この方法によれば、分周により最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を取得し、低速クロック信号を用いてヘッダのデスクランブル処理を実行した後、ヘッダを参照して元のクロック信号を用いたデスクランブル処理を実行する。このため、すべてのデータに付加されるヘッダが最低速のビットレートであれば、このヘッダからデータの宛先を識別し、容易に正規の宛先においてデータをデスクランブル処理することができる。
本発明によれば、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる。
本発明の骨子は、ビットレートが異なる複数のデータ部分に最低速のビットレートのヘッダ部分を共通して付加して結合し、得られた結合データに対して信号のビットレートに対応するスクランブル処理を施すことである。以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光伝送システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態においては、局側装置であるOLT100に加入者側装置である複数のONU300がスプリッタ200を介して接続されている。
OLT100は、複数のONU300宛ての信号を時分割多重し、光ファイバを介して送信する。このとき、OLT100は、ビットレートが異なるデータに対して同一のビットレートのヘッダを付加し、得られた一組のデータとヘッダを伝送単位として送信する。データに付加されるヘッダのビットレートは、すべてのONU300のビットレートのうち最低速のビットレートに等しい。また、ヘッダには、データの宛先のONU300を識別する識別情報と伝送単位中におけるデータの位置情報とが格納されている。
スプリッタ200は、OLT100に接続する光ファイバを分岐して、複数のONU300へ接続させる。このため、OLT100から光ファイバを介して送信される信号は、スプリッタ200を経由してすべてのONU300へ伝送される。
ONU300は、光ファイバを介して信号を受信し、ヘッダに自装置の識別情報が格納された伝送単位からデータを取得する。なお、図1においては、すべてのONU300が完全に同一の機能を有するものではなく、それぞれのONU300が受信可能な信号のビットレートは多様であって良い。ただし、以下においては説明を簡単にするため、低速のビットレートAおよび高速のビットレートBの2種類のビットレートに対応するONU300が混在するものとして説明する。
図2は、本実施の形態に係るOLT100の要部構成を示すブロック図である。図2に示すOLT100は、バッファ部101、ヘッダ付加部102、ヘッダ付加部103、結合部104、低速スクランブラ105、高速スクランブラ106、選択部107、同期用信号付加部108、およびE/O(Electrical/Optical)変換部109を有している。
バッファ部101は、ONU300へ送信するデータを一時的に保持する。このとき、バッファ部101は、ビットレートAに対応するONU300宛てのデータと、ビットレートBに対応するONU300宛てのデータとを保持する。換言すれば、バッファ部101は、低速のビットレートAのデータと高速のビットレートBのデータとを保持している。
ヘッダ付加部102は、バッファ部101に保持されたデータのうち、低速のビットレートAのデータにビットレートAのヘッダを付加して伝送単位を生成する。このヘッダには、宛先のONU300の識別情報および伝送単位中におけるデータの位置情報などが含まれている。また、ヘッダ付加部102は、1つまたは複数の伝送単位を含むフレームに関するフレームヘッダを伝送単位に付加する。このフレームヘッダには、フレーム中における各伝送単位の位置情報などのフレーム情報が含まれている。
ヘッダ付加部103は、バッファ部101に保持されたデータのうち、高速のビットレートBのデータにビットレートAのヘッダを付加して伝送単位を生成する。このヘッダには、宛先のONU300の識別情報および伝送単位中におけるデータの位置情報などが含まれている。そして、ヘッダ付加部103は、ヘッダが付加された伝送単位を結合部104へ出力するとともに、ヘッダ付加前のビットレートBのデータのみを高速スクランブラ106へ出力する。
結合部104は、ヘッダ付加部102によって生成される伝送単位とヘッダ付加部103によって生成される伝送単位とを結合し、得られた結合データを低速スクランブラ105へ出力する。すなわち、結合部104は、低速のビットレートAのデータやヘッダと高速のビットレートBのデータとが混在する結合データを低速スクランブラ105へ出力する。
低速スクランブラ105は、結合データを低速のビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理する。すなわち、低速スクランブラ105は、結合データの各ビットと低速のビットレートAに対応するクロックごとに変化するスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してスクランブルデータを得る。
高速スクランブラ106は、高速のビットレートBのデータをビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理する。すなわち、高速スクランブラ106は、ビットレートBのデータの各ビットと高速のビットレートBに対応するクロックごとに変化するスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してスクランブルデータを得る。
ここで、本実施の形態に係るスクランブラの構成について、図3を用いて説明しておく。本実施の形態に係る低速スクランブラ105および高速スクランブラ106は、例えば図3に示すような構成を有している。このスクランブラは、複数のシフトレジスタ401、最終シフトレジスタ402、EXOR回路403、およびEXOR回路404を有している。
シフトレジスタ401は、1ビットの「0」または「1」を保持し、クロックによって通知される周期で保持している1ビットの値を隣接するシフトレジスタ401または最終シフトレジスタ402へ出力する。また、シフトレジスタ401は、フレームの先頭におけるタイミングで入力されるリセット信号によって初期化され、初期化状態では「1」を保持する。
最終シフトレジスタ402は、1ビットの「0」または「1」を保持し、クロックによって通知される周期で保持している1ビットの値をEXOR回路403およびEXOR回路404へ出力する。また、最終シフトレジスタ402は、フレームの先頭におけるタイミングで入力されるリセット信号によって初期化され、初期化状態では「1」を保持する。
本実施の形態における低速スクランブラ105および高速スクランブラ106は、シフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402に入力されるクロックが異なっている。具体的には、低速スクランブラ105のシフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402には、低速のビットレートAに対応するクロックが入力されており、高速スクランブラ106のシフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402には、高速のビットレートBに対応するクロックが入力されている。したがって、シフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402が1ビットの値を出力する間隔が異なっており、それぞれビットレートが異なるデータに合わせたスクランブル処理が行われる。
EXOR回路403は、最終シフトレジスタ402から出力される1ビットとデータの各ビットとの排他的論理和を算出し、算出結果をスクランブルデータとして順次出力する。換言すれば、EXOR回路403は、スクランブル用のビットとデータのビットとの排他的論理和を算出し、算出結果をスクランブルデータとして順次出力する。本実施の形態においては、低速スクランブラ105および高速スクランブラ106に入力されるデータのビットレートと最終シフトレジスタ402から1ビットの値が出力される周期とが一致しているため、データのそれぞれのビットが対応するスクランブル用のビットによってスクランブル処理されることになる。
EXOR404は、一端のシフトレジスタ401から出力されるビットと最終シフトレジスタ402から出力されるビットとの排他的論理和を算出し、算出結果を他端のシフトレジスタ401へ出力する。なお、図3に示すスクランブラは、生成多項式1+x6+x7のスクランブル処理を行うスクランブラを示しているが、生成多項式は任意で良い。このため、シフトレジスタ401の数やEXOR回路404の位置は図3と異なっていても良い。
図2に戻って、選択部107は、低速スクランブラ105の出力および高速スクランブラ106の出力のいずれか一方を選択して出力する。具体的には、選択部107は、フレーム中のビットレートAに対応する部分の出力タイミングにおいては低速スクランブラ105の出力を選択し、フレーム中のビットレートBに対応する部分の出力タイミングにおいては高速スクランブラ106の出力を選択する。したがって、選択部107は、フレームヘッダ、各伝送単位のヘッダ、およびビットレートAのデータに対応するタイミングにおいては、低速スクランブラ105によってスクランブル処理されたスクランブルデータを出力し、ビットレートBのデータに対応するタイミングにおいては、高速スクランブラ106によってスクランブル処理されたスクランブルデータを出力する。
同期用信号付加部108は、選択部107から出力されたスクランブルデータの先頭に所定のパターンの同期用信号を付加する。すなわち、同期用信号付加部108は、フレームヘッダの先頭に同期用信号を付加して、同期用信号を含むフレームヘッダ、低速のデータを含む伝送単位、および高速のデータを含む伝送単位から構成されるフレームを生成する。
E/O変換部109は、同期用信号付加部108によって生成された電気信号のフレームを光信号に変換し、光ファイバを介して複数のONU300へ送信する。
次いで、上記のように構成されたOLT100の動作について、図4に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、ONU300宛てのデータがOLT100に入力され、バッファ部101によって保持される(ステップS101)。そして、バッファ部101に保持されたデータのうち、低速のビットレートAのデータ(以下「低速データ」という)はヘッダ付加部102へ出力され、高速のビットレートBのデータ(以下「高速データ」という)はヘッダ付加部103へ出力される。
低速データがヘッダ付加部102へ出力されると、ヘッダ付加部102によって、低速データに低速のビットレートAのヘッダが付加されて伝送単位が生成されるとともに、フレーム全体のフレーム情報を含むフレームヘッダが伝送単位に付加される(ステップS102)。また、高速データがヘッダ付加部103へ出力されると、ヘッダ付加部103によって、高速データに低速のビットレートAのヘッダが付加されて伝送単位が生成される(ステップS103)。
ヘッダ付加部103によって生成された高速データを含む伝送単位は、結合部104へ出力されると同時に、ヘッダを除く高速データのみが高速スクランブラ106へ出力される。そして、結合部104によって、低速データを含む伝送単位と高速データを含む伝送単位とが結合され(ステップS104)、得られた結合データが低速スクランブラ105へ出力される。
これにより、結合データが低速スクランブラ105に入力され、高速データが高速スクランブラ106に入力されたことになる。そこで、結合データは、低速スクランブラ105によって、スクランブル処理される(ステップS105)。同様に、高速データは、高速スクランブラ106によって、スクランブル処理される(ステップS106)。
すなわち、図5に示すように、低速スクランブラ105には、ビットレートAのヘッダおよび低速データとビットレートBの高速データとが入力され、ビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理が施される。また、高速スクランブラ106には、ビットレートBの高速データが入力され、ビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理が施される。なお、本実施の形態においては、低速スクランブラ105が結合データ中の高速データに対するスクランブル処理を施すため、高速データのビットレートBは、ビットレートAの整数倍であることが望ましい。また、図5では省略したが、低速スクランブラ105には、フレーム全体のフレーム情報を格納するフレームヘッダが最初に入力される。
こうして低速スクランブラ105および高速スクランブラ106によるスクランブル処理が実行されることにより、結合データおよび高速データにスクランブルがかけられ、伝送中の信号間の干渉を抑制することができる。また、高速データは、低速スクランブラ105および高速スクランブラ106の双方によってスクランブル処理が施されているが、高速スクランブラ106においては、高速データのそれぞれのビットに対して変化するスクランブル用のビットを用いたスクランブル処理が施されており、高速データに関しては、高速スクランブラ106によるスクランブルデータを伝送する場合の方が干渉抑制効果が大きい。
このため、選択部107によって、所定のフレーム構成において、フレーム中にスクランブルデータを配置可能な各タイミングが低速のビットレートAの信号用のタイミングであるか否かが判断される(ステップS107)。すなわち、選択部107によって、フレーム中のフレームヘッダ、伝送単位のヘッダ、および低速データの信号用のタイミングには、低速スクランブラ105からの出力が選択されて出力され(ステップS108)、フレーム中の高速データの信号用のタイミングには、高速スクランブラ106からの出力が選択されて出力される(ステップS109)。
そして、同期用信号付加部108によって、選択部107からの出力の先頭に所定のパターンの同期用信号が付加されて、フレームが生成される(ステップS110)。同期用信号は、受信側のONU300におけるデスクランブル処理に先立つ同期確立の時点で利用されるため、スクランブル処理が施されない状態でフレームの先頭に付加される。こうして生成されたフレームは、E/O変換部109によって光信号に変換され(ステップS111)、光ファイバを介して複数のONU300へ送信される(ステップS112)。
ここで、本実施の形態に係る低速スクランブラ105および高速スクランブラ106の動作タイミングについて、図6を参照しながら具体的に説明する。
上述したように、本実施の形態においては、同期用信号を先頭に含むフレームヘッダに続いて1つまたは複数の伝送単位が配置されたフレームがOLT100から送信される。ここでは、1フレームがフレームヘッダ、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位から構成されているものとする。
図6に示すように、フレームの先頭の同期用信号のタイミングにおいては、低速スクランブラ105および高速スクランブラ106の双方においてリセット信号が有効を示すイネーブル(Enable)状態となる。これにより、図3に示したシフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402のすべてが初期化され「1」を保持した状態となる。
その後、低速スクランブラ105がイネーブル状態となり、ビットレートAのフレーム情報、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位がビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理される。一方、フレーム中の高速データのタイミングでは、高速スクランブラ106がイネーブル状態となり、ビットレートBの高速データがビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理される。
また、選択部107においては、フレーム情報の開始タイミングから高速データを含む伝送単位のヘッダの終了タイミングまでの間は低速スクランブラ105からの出力がイネーブル状態となり、高速データのタイミングでは高速スクランブラ106からの出力がイネーブル状態となる。これにより、図6の最上図に示すように、フレーム情報、各伝送単位のヘッダ、および低速データには低速のビットレートAに対応するスクランブル処理が施され、高速データには高速のビットレートBに対応するスクランブル処理が施されたフレームが得られることになる。
次に、本実施の形態に係るONU300の要部構成について、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施の形態に係る高速のビットレートBに対応するONU300の要部構成を示すブロック図である。なお、低速のビットレートAに対応するONU300の構成については、従来と同様であるため、その説明を省略する。図7に示すONU300は、O/E変換部301、分周部302、速度変換部303、低速デスクランブラ304、ヘッダ処理部305、および高速デスクランブラ306を有している。
O/E変換部301は、光ファイバを介してフレームを受信し、電気信号に変換した上で、フレームに含まれるクロック信号を分周部302へ出力し、クロック信号以外の信号を速度変換部303および高速デスクランブラ306へ出力する。ここで、図7に示すONU300は、ビットレートBに対応するONUであるため、フレームに含まれるクロック信号もビットレートBに対応している。
分周部302は、フレームに含まれるクロック信号を分周して低速のビットレートAに対応するクロック信号を取得し、速度変換部303へ出力する。
速度変換部303は、ビットレートAに対応するクロック信号を用いて、フレームの信号速度をビットレートAに相当する速度に変換し、低速デスクランブラ304へ出力する。
低速デスクランブラ304は、フレームを低速のビットレートAに対応するクロックでデスクランブル処理する。具体的には、低速デスクランブラ304は、OLT100の低速スクランブラ105と同様の内部構成を有し、フレームの各ビットと低速のビットレートAに対応するクロックごとに変化するデスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してデスクランブルデータを得る。
ヘッダ処理部305は、低速デスクランブラ304によって得られたデスクランブルデータからフレームヘッダおよび各伝送単位のヘッダを取得し、自装置宛ての高速データを含む伝送単位の位置を高速デスクランブラ306へ通知する。
高速デスクランブラ306は、フレーム中のヘッダ処理部305から通知された位置に配置された高速データをビットレートBに対応するクロックでデスクランブル処理する。具体的には、高速デスクランブラ306は、OLT100の高速スクランブラ106と同様の内部構成を有し、高速データ部分の各ビットと高速のビットレートBに対応するクロックごとに変化するデスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出して自装置宛てのデータを得る。
本実施の形態においては、低速のビットレートAの信号部分は低速スクランブラ105によってスクランブル処理されており、高速のビットレートBの信号部分は高速スクランブラ106によってスクランブル処理されている。また、フレームヘッダや各伝送単位のヘッダについては、いずれもビットレートAの信号部分となっており、すべてのONU300が共通して内容を確認することが可能となっている。
そこで、ビットレートBに対応するONU300は、受信信号に含まれるクロック信号を分周してビットレートAに対応するクロック信号を取得し、受信したフレームの信号速度を変換することにより、フレームヘッダおよび各伝送単位のヘッダの内容を確認する。そして、ヘッダの内容から自装置宛ての高速データを含む伝送単位の位置を確認し、高速デスクランブラ306によって、自装置宛ての高速データ部分をデスクランブル処理する。これにより、ビットレートBに対応するONU300は、ビットレートが混在しているフレームから自装置宛てのデータを正確に取得することができる。
一方、ビットレートAに対応するONU300は、受信信号に含まれるビットレートAに対応するクロック信号を用いてデスクランブル処理を実行し、フレームヘッダおよび各伝送単位のヘッダの内容をそのまま確認することができる。そして、伝送単位のヘッダから自装置宛ての低速データの位置を検出し(すなわち、ヘッダから自装置の識別情報を検出し)、自装置宛てのデータを取得することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、OLTは、信号を受信し得る複数のONUが対応するビットレートのうち最低速のビットレートのヘッダを各ONUへ送信するすべてのデータに付加して伝送単位を生成し、ヘッダおよび低速データには最低速のビットレートに対応するクロックで低速のスクランブル処理を施し、高速データには高速データのビットレートに対応するクロックで高速のスクランブル処理を施す。このため、1フレーム中に低速データと高速データが混在していても、すべてのONUにおいて最低速のビットレートのヘッダからデータの宛先を識別することが可能であり、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、低速データおよび高速データを含む結合データに対して、低速のスクランブル処理および高速のスクランブル処理双方を施すようにし、装置構成を簡易にする点である。
図8は、本実施の形態に係るOLT100の要部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図8に示すOLT100は、図2に示すOLT100の高速スクランブラ106に代えて高速スクランブラ121を有している。
高速スクランブラ121は、結合部104によって得られた結合データを高速のビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理する。すなわち、高速スクランブラ121は、結合データの各ビットと高速のビットレートBに対応するクロックごとに変化するスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してスクランブルデータを得る。なお、高速スクランブラ121の内部構成は、実施の形態1で説明したスクランブラ(図3参照)と同様である。
本実施の形態においては、結合部104においてフレームヘッダ、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位が結合されて結合データが得られると、この結合データが低速スクランブラ105および高速スクランブラ121の双方によってスクランブル処理されることになる。
このため、ヘッダ付加部103は、ビットレートBの高速データのみを高速スクランブラ121へ出力する必要がなく、同一の結合データを低速スクランブラ105および高速スクランブラ121へ出力する簡易な制御が行われれば良い。すなわち、実施の形態1と比較すると、ヘッダ付加部103から高速スクランブラ121への出力線が不要となり、OLT100の装置構成を簡易にすることができる。また、選択部107においては、実施の形態1と同様に、高速データに対応するタイミングで高速スクランブラ121からの出力が選択されて出力されるため、最終的に生成されるフレームは、実施の形態1と同様のものになる。
次いで、上記のように構成されたOLT100の動作について、図9に示すフロー図を参照しながら説明する。同図において、図4と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
まず、ONU300宛てのデータがOLT100に入力され、バッファ部101によって保持される(ステップS101)。そして、バッファ部101に保持されたデータのうち、低速データはヘッダ付加部102へ出力されてヘッダが付加され(ステップS102)、高速データはヘッダ付加部103へ出力されてヘッダが付加される(ステップS103)。
ヘッダ付加部103によって生成された高速データを含む伝送単位は、結合部104へ出力され、結合部104によって、低速データを含む伝送単位と高速データを含む伝送単位とが結合され(ステップS104)、得られた結合データが低速スクランブラ105および高速スクランブラ121へ出力される。
これにより、結合データが低速スクランブラ105および高速スクランブラ121の双方に入力されたことになる。そこで、結合データは、低速スクランブラ105によって、スクランブル処理される(ステップS105)。同様に、結合データは、高速スクランブラ121によって、スクランブル処理される(ステップS106)。
すなわち、図10に示すように、低速スクランブラ105には、ビットレートAのヘッダおよび低速データとビットレートBの高速データとが入力され、ビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理が施される。また、高速スクランブラ121にも、ビットレートAのヘッダおよび低速データとビットレートBの高速データとが入力され、ビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理が施される。なお、本実施の形態においては、低速スクランブラ105が結合データ中の高速データに対するスクランブル処理を施し、高速スクランブラ121が結合データ中の低速データに対するスクランブル処理を施すため、高速データのビットレートBは、ビットレートAの整数倍であることが望ましい。また、図10では省略したが、低速スクランブラ105および高速スクランブラ121には、フレーム全体のフレーム情報を格納するフレームヘッダが最初に入力される。
こうして低速スクランブラ105および高速スクランブラ121によるスクランブル処理が実行されることにより、結合データにスクランブルがかけられ、伝送中の信号間の干渉を抑制することができる。また、結合データは、低速スクランブラ105および高速スクランブラ121の双方によってスクランブル処理が施されているが、高速データに関しては、高速スクランブラ121によるスクランブルデータを伝送する場合の方が干渉抑制効果が大きい。
このため、選択部107によって、所定のフレーム構成において、フレーム中にスクランブルデータを配置可能な各タイミングが低速のビットレートAの信号用のタイミングであるか否かが判断される(ステップS107)。すなわち、選択部107によって、フレーム中のフレームヘッダ、伝送単位のヘッダ、および低速データの信号用のタイミングには、低速スクランブラ105からの出力が選択されて出力され(ステップS108)、フレーム中の高速データの信号用のタイミングには、高速スクランブラ121からの出力が選択されて出力される(ステップS109)。
そして、同期用信号付加部108によって、選択部107からの出力の先頭に所定のパターンの同期用信号が付加されて、フレームが生成される(ステップS110)。同期用信号は、受信側のONU300におけるデスクランブル処理に先立つ同期確立の時点で利用されるため、スクランブル処理が施されない状態でフレームの先頭に付加される。こうして生成されたフレームは、E/O変換部109によって光信号に変換され(ステップS111)、光ファイバを介して複数のONU300へ送信される(ステップS112)。
ここで、本実施の形態に係る低速スクランブラ105および高速スクランブラ121の動作タイミングについて、図11を参照しながら具体的に説明する。
本実施の形態においては、同期用信号を先頭に含むフレームヘッダに続いて1つまたは複数の伝送単位が配置されたフレームがOLT100から送信される。ここでは、1フレームがフレームヘッダ、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位から構成されているものとする。
図11に示すように、フレームの先頭の同期用信号のタイミングにおいては、低速スクランブラ105および高速スクランブラ121の双方においてリセット信号が有効を示すイネーブル状態となる。これにより、図3に示したシフトレジスタ401および最終シフトレジスタ402のすべてが初期化され「1」を保持した状態となる。
その後、実施の形態1と同様に、低速スクランブラ105がイネーブル状態となり、ビットレートAのフレーム情報、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位がビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理される。一方、本実施の形態においては、低速スクランブラ105と同一のタイミングにおいて高速スクランブラ121がイネーブル状態となり、ビットレートAのフレーム情報、低速データを含む伝送単位、および高速データを含む伝送単位がビットレートBに対応するクロックでスクランブル処理される。
また、選択部107においては、実施の形態1と同様に、フレーム情報の開始タイミングから高速データを含む伝送単位のヘッダの終了タイミングまでの間は低速スクランブラ105からの出力がイネーブル状態となり、高速データのタイミングでは高速スクランブラ106からの出力がイネーブル状態となる。これにより、図11の最上図に示すように、フレーム情報、各伝送単位のヘッダ、および低速データには低速のビットレートAに対応するスクランブル処理が施され、高速データには高速のビットレートBに対応するスクランブル処理が施されたフレームが得られることになる。
以上のように、本実施の形態によれば、OLTは、低速の伝送単位および高速の伝送単位が結合されて得られる結合データに低速のスクランブル処理および高速のスクランブル処理の双方を施し、フレーム中の位置に応じてどちらのスクランブル処理結果をフレームに配置するか選択する。このため、異なるスクランブラが同一のデータに対するスクランブル処理を施すことになり、装置構成を簡易にすることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の特徴は、高速データを含むフレームであっても低速のスクランブル処理のみを施して伝送し、装置構成をさらに簡易にする点である。
図12は、本実施の形態に係るOLT100の要部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図12に示すOLT100は、図2に示すOLT100の低速スクランブラ105に代えて低速スクランブラ141を有し、高速スクランブラ106および選択部107を削除した構成となっている。
低速スクランブラ141は、結合データを低速のビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理する。すなわち、低速スクランブラ141は、結合データの各ビットと低速のビットレートAに対応するクロックごとに変化するスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してスクランブルデータを得る。このとき、低速スクランブラ141は、結合データ中の高速データ部分については、複数のビットに対して同一のスクランブル用のビットを用いる。なお、低速スクランブラ141の内部構成は、実施の形態1で説明したスクランブラ(図3参照)と同様である。
そして、低速スクランブラ141は、スクランブルデータを同期用信号付加部108へ直接出力する。したがって、本実施の形態においては、結合データ全体が低速のスクランブル処理を施された上で同期用信号が先頭に付加されてフレームが生成される。そして、高速データについても低速のスクランブル処理が施されたままで送信される。
本実施の形態においては、ビットレートBの高速データに対してもビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理が施され、そのままONU300へ送信される。したがって、フレーム中の高速データ部分については、複数のビットが同一のスクランブル用のビットによってスクランブル処理されていることになる。
具体的に、ビットレートAを2.5Gbpsとし、ビットレートBを10Gbpsとすると、図13に示すように、低速スクランブラ141内のクロックは2.5Gbpsである。このため、図3に示した最終シフトレジスタ402から出力される1ビットの値も2.5Gbpsに対応する周期で変化し、図13においては「110010101」が順に出力されている。
一方、結合データには、図13に示すように、2.5Gbpsのヘッダや低速データと10Gbpsの高速データとが混在している。高速データは低速データの4倍のビットレートであるため、クロックの1周期内には高速データの4ビットが含まれていることになる。このように本実施の形態においては、高速データに対しても低速のビットレートAに対応するスクランブル処理が施されるため、ビットレートBはビットレートAの整数倍であることが必要である。
低速スクランブラ141は、結合データのビットと2.5Gbpsに対応するクロックで変化する最終シフトレジスタ出力のビットとの排他的論理和を算出し、スクランブルデータを得るが、結合データ中の高速データに関しては、4ビットに対して同一の最終シフトレジスタ出力のビットとの排他的論理和を算出する。また、低速スクランブラ141は、結合データ中のヘッダや低速データに関しては、1ビットに対して1つの最終シフトレジスタ出力のビットとの排他的論理和を算出する。こうして得られるスクランブルデータにおいては、図13に示すように、結合データの2.5Gbpsの部分についてはビットレートが2.5Gbpsとなっており、結合データの10Gbpsの部分についてはビットレートが10Gbpsとなっている。
次に、本実施の形態に係るONU300の要部構成について、図14を参照しながら説明する。図14は、本実施の形態に係る高速のビットレートBに対応するONU300の要部構成を示すブロック図である。同図において、図7と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図14に示すONU300は、O/E変換部301、分周部302、低速デスクランブラ321、速度変換部322、ヘッダ処理部305、およびデータ取得部323を有している。
低速デスクランブラ321は、分周部302によって得られたビットレートAに対応するクロック信号を用いて、フレーム全体をデスクランブル処理する。そして、低速デスクランブラ321は、デスクランブル処理されて得られたデスクランブルデータを速度変換部322およびデータ取得部323へ出力する。
速度変換部322は、ビットレートAに対応するクロック信号を用いて、デスクランブルデータの信号速度をビットレートAに相当する速度に変換し、ヘッダ処理部305へ出力する。したがって、本実施の形態に係るヘッダ処理部305は、デスクランブルデータから伝送単位のヘッダを取得し、自装置宛ての高速データを含む伝送単位の位置をデータ取得部323へ通知する。
データ取得部323は、デスクランブルデータ中のヘッダ処理部305から通知された位置に配置された高速データを取得する。本実施の形態においては、低速デスクランブラ321によって高速データのデスクランブル処理も完了しているため、データ取得部323は、高速データに該当する部分から高速データを取得するのみで良い。
本実施の形態においては、低速のビットレートAの信号部分および高速のビットレートBの信号部分の双方が低速スクランブラ141によってスクランブル処理されている。また、フレームヘッダや各伝送単位のヘッダについては、いずれもビットレートAの信号部分となっており、すべてのONU300が共通して内容を確認することが可能となっている。
そこで、ビットレートBに対応するONU300は、受信信号に含まれるクロック信号を分周してビットレートAに対応するクロック信号を取得し、ビットレートAに対応するクロックでフレーム全体をデスクランブル処理し、デスクランブルデータの信号速度を変換することにより、フレームヘッダおよび各伝送単位のヘッダの内容を確認する。そして、ヘッダの内容から自装置宛ての高速データを含む伝送単位の位置を確認し、データ取得部323において、自装置宛ての高速データを取得する。これにより、ビットレートBに対応するONU300は、ビットレートが混在しているフレームから自装置宛てのデータを正確に取得することができる。
一方、ビットレートAに対応するONU300は、受信信号に含まれるビットレートAに対応するクロック信号を用いてデスクランブル処理を実行し、フレームヘッダおよび各伝送単位のヘッダの内容をそのまま確認することができる。そして、伝送単位のヘッダから自装置宛ての低速データの位置を検出し(すなわち、ヘッダから自装置の識別情報を検出し)、自装置宛てのデータを取得することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、OLTは、低速データおよび高速データが混在するフレーム全体に低速のスクランブル処理を施して、そのまま送信する。このため、OLTに速度が異なる複数のスクランブラを設ける必要がなく、装置構成をさらに簡易にすることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の特徴は、フレーム中の高速データに所定の周期で既知の同期保護パターンを挿入し、低速データに対応するONUが高速データ部分を用いて同期を保護できるようにする点である。
図15は、本実施の形態に係るOLT100の要部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図15に示すOLT100は、図2に示すヘッダ付加部103および低速スクランブラ105に代えてヘッダ付加部161および低速スクランブラ162を有している。
ヘッダ付加部161は、バッファ部101に保持されたデータのうち、高速のビットレートBのデータ(高速データ)にビットレートAのヘッダを付加し、さらに所定の周期で既知の同期保護パターンを挿入して伝送単位を生成する。同期保護パターンは、光伝送システム内のONU300があらかじめ記憶しているビットレートAのビットパターンである。ONU300は、この同期保護パターンの位置を確認することにより、確立された同期を保護することができる。
低速スクランブラ162は、結合データを低速のビットレートAに対応するクロックでスクランブル処理する。すなわち、低速スクランブラ162は、結合データの各ビットと低速のビットレートAに対応するクロックごとに変化するスクランブル用のビットとの排他的論理和を算出してスクランブルデータを得る。このとき、低速スクランブラ162は、同期保護パターンのビットについては、スクランブル処理の対象から除外し、スクランブル処理前のパターンのまま出力する。
具体的には、本実施の形態に係る低速スクランブラ162は、図16に示すような内部構成を有している。図16において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
セレクタ421は、結合データの同期保護パターン以外の部分のタイミングにおいてはEXOR回路403からの出力を選択して出力する一方、同期保護パターンのタイミングにおいては元の結合データを選択して出力する。すなわち、セレクタ421は、結合データ中の同期保護パターンのみについては、スクランブル処理前のデータをそのまま出力する。
本実施の形態においては、選択部107は、高速データのタイミングにおいては高速スクランブラ106からの出力を選択し、それ以外のヘッダや同期保護パターンのタイミングにおいては低速スクランブラ162からの出力を選択する。このため、同期用信号付加部108において同期用信号が付加されて生成されるフレームの高速データ部分には、所定の周期でスクランブル処理されていない同期保護パターンが挿入されていることになる。
そして、同期保護パターンがスクランブル処理されないため、同期保護パターンは、ONU300におけるデスクランブル処理前に利用することが可能となる。また、ビットレートAの同期保護パターンが高速データ部分に所定の周期で挿入されるため、ビットレートAに対応するONU300は、フレーム中の高速データ部分を利用して同期の保護を図ることができる。このため、ビットレートAに対応するONU300における同期はずれなどを防止することができる。
また、ビットレートBに対応するONU300は、分周によりビットレートAに対応するクロック信号を得ることができるため、同期保護パターンを利用して同期の保護を図ることができる。さらに、ビットレートBに対応するONU300は、ビットレートBの高速データ部分に含まれる既知パターンを利用して同期の保護を図ることも可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、OLTは、スクランブル処理が施されない低速のビットレートの同期保護パターンを高速データ部分に挿入して送信する。このため、低速のビットレートに対応するONUは、高速データ部分を利用して同期の保護を図ることができ、同期はずれや誤同期を防止することができる。
なお、上記各実施の形態においては、複数のONU300がすべてビットレートAまたはビットレートBに対応しているものとしたが、複数のONU300が3種類以上のビットレートのいずれかに対応していても良い。この場合には、伝送単位中のヘッダのビットレートを、3種類以上のビットレートのうち最低速のビットレートに統一すれば良い。そして、この場合には、OLT100に3種類以上のビットレートに対応するスクランブラを設けても良い。
また、上記実施の形態4は、実施の形態2または実施の形態3と組み合わせることも可能である。すなわち、結合データ全体を低速スクランブラおよび高速スクランブラ双方でスクランブル処理する場合や結合データ全体を低速スクランブラのみでスクランブル処理する場合にも、高速データ部分に低速のビットレートの同期保護パターンを挿入することも有効である。
(付記1)複数の宛先へデータを伝送する光伝送装置であって、
第1のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、
前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、
前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル手段と、
前記第2付加手段における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル手段と、
前記第1スクランブル手段または前記第2スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と
有することを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記第2スクランブル手段は、
前記第1スクランブル手段と同一の信号を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理することを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記3)前記送信手段は、
スクランブル処理前のビットレートに応じて前記第1スクランブル手段および前記第2スクランブル手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を含み、
前記選択手段によって選択されて出力される信号を含むフレームを送信することを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記4)前記送信手段は、
フレームの先頭に既知パターンの同期用信号を付加する同期用信号付加手段を含むことを特徴とする付記3記載の光伝送装置。
(付記5)前記第1スクランブル手段は、
前記第1のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、
前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号のビットとの排他的論理和を前記第1のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路と
を含むことを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記6)前記第2スクランブル手段は、
前記第2のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、
前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と前記第2付加手段における前記第2のビットレートのデータ部分のビットとの排他的論理和を前記第2のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路と
を含むことを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記7)前記第2付加手段は、
前記第2のビットレートのデータに前記第1のビットレートの同期保護パターンを付加し、
前記第1スクランブル手段は、
同期保護パターンを除外してスクランブル処理を実行する
ことを特徴とする付記1記載の光伝送装置。
(付記8)複数の宛先へデータを伝送する光伝送装置であって、
第1のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、
前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、
前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を結合して結合データを得る結合手段と、
前記結合手段によって得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル手段と、
前記スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と
有することを特徴とする光伝送装置。
(付記9)前記送信手段は、
前記スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号の先頭に既知パターンの同期用信号を付加する同期用信号付加手段を含むことを特徴とする付記8記載の光伝送装置。
(付記10)前記スクランブル手段は、
前記第1のビットレートに対応するクロックごとに1ビット値をシフトする複数のシフトレジスタと、
前記複数のシフトレジスタのいずれか1つからシフトされる1ビット値と結合データのビットとの排他的論理和を前記第1のビットレートに対応するクロックごとに算出する排他的論理和算出回路と
を含むことを特徴とする付記8記載の光伝送装置。
(付記11)前記第2付加手段は、
前記第2のビットレートのデータに前記第1のビットレートの同期保護パターンを付加し、
前記スクランブル手段は、
同期保護パターンを除外してスクランブル処理を実行する
ことを特徴とする付記8記載の光伝送装置。
(付記12)ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置であって、
受信信号からクロック信号を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周手段と、
前記分周手段によって得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル手段と、
前記第1デスクランブル手段によってデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の自装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて自装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル手段と
を有することを特徴とする光伝送装置。
(付記13)複数の宛先へデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、
第1のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、
前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、
前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル工程と、
前記第2付加工程における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル工程と、
前記第1スクランブル工程または前記第2スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と
有することを特徴とするスクランブル方法。
(付記14)複数の宛先へデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、
第1のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、
前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータにこのデータの宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、
前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を結合して結合データを得る結合工程と、
前記結合工程にて得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル工程と、
前記スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と
有することを特徴とするスクランブル方法。
(付記15)ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置におけるデスクランブル方法であって、
受信信号からクロック信号を取得する取得工程と、
前記取得工程にて取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周工程と、
前記分周工程にて得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル工程と、
前記第1デスクランブル工程にてデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の前記光伝送装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて前記光伝送装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル工程と
を有することを特徴とするデスクランブル方法。
本発明は、低コストで異なるビットレートの信号を混在させて伝送する場合に適用することができる。
実施の形態1に係る光伝送システムの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るOLTの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るスクランブラの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るOLTの動作を示すフロー図である。 実施の形態1に係るスクランブル処理を説明する図である。 実施の形態1に係るスクランブラの動作タイミングを示す図である。 実施の形態1に係るONUの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るOLTの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るOLTの動作を示すフロー図である。 実施の形態2に係るスクランブル処理を説明する図である。 実施の形態2に係るスクランブラの動作タイミングを示す図である。 実施の形態3に係るOLTの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るスクランブル処理を説明する図である。 実施の形態3に係るONUの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係るOLTの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る低速スクランブラの内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 バッファ部
102、103、161 ヘッダ付加部
104 結合部
105、141、162 低速スクランブラ
106、121 高速スクランブラ
107 選択部
108 同期用信号付加部
109 E/O変換部
200 スプリッタ
301 O/E変換部
302 分周部
303、322 速度変換部
304、321 低速デスクランブラ
305 ヘッダ処理部
306 高速デスクランブラ
323 データ取得部
401、402 シフトレジスタ
403、404 EXOR回路
421 セレクタ

Claims (10)

  1. 第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置であって、
    前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、
    前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、
    前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル手段と、
    前記第2付加手段における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル手段と、
    前記第1スクランブル手段または前記第2スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と
    有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第2スクランブル手段は、
    前記第1スクランブル手段と同一の信号を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  3. 前記送信手段は、
    スクランブル処理前のビットレートに応じて前記第1スクランブル手段および前記第2スクランブル手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を含み、
    前記選択手段によって選択されて出力される信号を含むフレームを送信することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  4. 前記送信手段は、
    フレームの先頭に既知パターンの同期用信号を付加する同期用信号付加手段を含むことを特徴とする請求項3記載の光伝送装置。
  5. 前記第2付加手段は、
    前記第2のビットレートのデータに前記第1のビットレートの同期保護パターンを付加し、
    前記第1スクランブル手段は、
    同期保護パターンを除外してスクランブル処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  6. 第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置であって、
    前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加手段と、
    前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加手段と、
    前記第1付加手段および前記第2付加手段によって得られた信号を結合して結合データを得る結合手段と、
    前記結合手段によって得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル手段と、
    前記スクランブル手段によってスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信手段と
    有することを特徴とする光伝送装置。
  7. ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置であって、
    受信信号中の自装置宛てのデータのビットレートに対応するクロック信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周手段と、
    前記分周手段によって得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル手段と、
    前記第1デスクランブル手段によってデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の自装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて自装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル手段と
    を有することを特徴とする光伝送装置。
  8. 第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、
    前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、
    前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、
    前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第1スクランブル工程と、
    前記第2付加工程における前記第2のビットレートのデータ部分を前記第2のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理する第2スクランブル工程と、
    前記第1スクランブル工程または前記第2スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と
    有することを特徴とするスクランブル方法。
  9. 第1のビットレートおよび前記第1のビットレートより高速の第2のビットレートのデータを伝送する光伝送装置におけるスクランブル方法であって、
    前記第1のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第1付加工程と、
    前記第2のビットレートを有するデータに宛先を識別する識別情報を含む前記第1のビットレートのヘッダを付加する第2付加工程と、
    前記第1付加工程および前記第2付加工程にて得られた信号を結合して結合データを得る結合工程と、
    前記結合工程にて得られた結合データを前記第1のビットレートに対応するクロックでスクランブル処理するスクランブル工程と、
    前記スクランブル工程にてスクランブル処理されて得られた信号を送信する送信工程と
    有することを特徴とするスクランブル方法。
  10. ビットレートが異なる複数のデータを含む信号を受信する光伝送装置におけるデスクランブル方法であって、
    受信信号中の前記光伝送装置宛てのデータのビットレートに対応するクロック信号を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得されたクロック信号を分周して前記複数のデータのビットレートのうち最低速のビットレートに対応する低速クロック信号を得る分周工程と、
    前記分周工程にて得られた低速クロック信号を用いて受信信号に含まれる最低速のビットレートのヘッダをデスクランブル処理する第1デスクランブル工程と、
    前記第1デスクランブル工程にてデスクランブル処理されたヘッダを参照して受信信号中の前記光伝送装置宛てのデータ位置を特定し、前記取得手段によって取得されたクロック信号を用いて前記光伝送装置宛てのデータをデスクランブル処理する第2デスクランブル工程と
    を有することを特徴とするデスクランブル方法。
JP2007105241A 2007-04-12 2007-04-12 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法 Expired - Fee Related JP5087977B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105241A JP5087977B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法
EP08006919.8A EP1981190A3 (en) 2007-04-12 2008-04-07 Optical transmission device, scambling method, and descrambling method
US12/081,220 US8331402B2 (en) 2007-04-12 2008-04-11 Optical transmission device, scrambling method, and descrambling method
US13/667,661 US8929371B2 (en) 2007-04-12 2012-11-02 Optical transmission device, scrambling method, and descrambling method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105241A JP5087977B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008263451A JP2008263451A (ja) 2008-10-30
JP5087977B2 true JP5087977B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=39467257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105241A Expired - Fee Related JP5087977B2 (ja) 2007-04-12 2007-04-12 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US8331402B2 (ja)
EP (1) EP1981190A3 (ja)
JP (1) JP5087977B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4893437B2 (ja) * 2007-04-12 2012-03-07 富士通株式会社 光伝送装置および光伝送方法
JP5347674B2 (ja) * 2009-04-15 2013-11-20 富士通株式会社 中継装置,信号処理装置および光通信システム
JP5402556B2 (ja) 2009-11-19 2014-01-29 富士通株式会社 データ伝送システム,端局装置およびデータ伝送方法
US9137326B2 (en) * 2012-08-14 2015-09-15 Calix, Inc. Distributed cache system for optical networks
CN106507225B (zh) * 2016-10-31 2019-11-19 华为技术有限公司 一种调整光线路终端的接收参数的方法及光线路终端
JP7071625B2 (ja) * 2018-03-14 2022-05-19 日本電信電話株式会社 光伝送システム、及び通信条件選択方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566081B2 (ja) * 1990-12-19 1996-12-25 エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション 光パケットのエンコーディング方法及びスイッチングノード
JPH05344091A (ja) * 1992-06-09 1993-12-24 Sony Corp デジタルデータ伝送システム
JPH06169320A (ja) * 1992-10-02 1994-06-14 Toshiba Corp Atmセル化装置
US5327421A (en) * 1992-11-06 1994-07-05 At&T Bell Laboratories Apparatus for interfacing between telecommunications call signals and broadband signals
US5841771A (en) * 1995-07-07 1998-11-24 Northern Telecom Limited Telecommunications switch apparatus and method for time switching
JP3003568B2 (ja) * 1996-02-06 2000-01-31 日本電気株式会社 光加入者伝送システム
US5787255A (en) * 1996-04-12 1998-07-28 Cisco Systems, Inc. Internetworking device with enhanced protocol translation circuit
US6167041A (en) * 1998-03-17 2000-12-26 Afanador; J. Abraham Switch with flexible link list manager for handling ATM and STM traffic
JP2000188593A (ja) 1998-12-22 2000-07-04 Mitsubishi Electric Corp 同報分配伝送装置
US6952409B2 (en) * 1999-05-17 2005-10-04 Jolitz Lynne G Accelerator system and method
JP3613102B2 (ja) * 1999-12-14 2005-01-26 日本電気株式会社 フレーム構成方法、フレーム構成装置およびフレーム構成転送システム
US7191249B1 (en) * 2002-06-14 2007-03-13 Juniper Networks, Inc. Packet prioritization systems and methods using address aliases
JP4254201B2 (ja) * 2002-10-31 2009-04-15 ソニー株式会社 スクランブラ、送信装置および受信装置
US7535930B2 (en) * 2003-04-10 2009-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. GEM frame structure showing payload type of frame and method for processing data thereof
DE602005019549D1 (de) * 2004-03-31 2010-04-08 British Telecomm Tendegradierung
US8712243B2 (en) * 2004-12-17 2014-04-29 Alcatel Lucent Methods and apparatus for achieving multiple bit rates in passive optical networks
JP3961000B2 (ja) * 2005-05-26 2007-08-15 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー パケット転送装置及びネットワークシステム
JP4710444B2 (ja) * 2005-07-07 2011-06-29 Kddi株式会社 光伝送システム及び方法並びに光終端装置
DE602005004288T2 (de) * 2005-09-13 2009-01-15 Alcatel Lucent Verfahren zum Betrieb eines passiven optischen Netzwerks, optischer Leitungsabschluss und Übertragungsrahmen
US7643753B2 (en) * 2005-09-29 2010-01-05 Broadlight Ltd. Enhanced passive optical network (PON) processor
CN101048010B (zh) * 2006-03-31 2013-02-27 株式会社日立制作所 无源光网络***中实现存储功能的方法及装置
JP4346653B2 (ja) * 2007-02-01 2009-10-21 富士通株式会社 伝送システム
JP2009016925A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Fujitsu Ltd パリティビット挿入方法およびパリティ検査方法,局側装置ならびに加入者装置
JP5094247B2 (ja) * 2007-07-06 2012-12-12 株式会社日立製作所 受動光網システムおよびその通信方法
JP4942680B2 (ja) * 2008-02-08 2012-05-30 株式会社日立製作所 受動光網システム、光多重終端装置及び受動光網システムの通信方法
US8086104B2 (en) * 2008-02-15 2011-12-27 Alcatel Lucent System, method and computer readable medium for providing dual rate transmission on a gigabit passive optical network

Also Published As

Publication number Publication date
EP1981190A2 (en) 2008-10-15
US8929371B2 (en) 2015-01-06
US20130058656A1 (en) 2013-03-07
EP1981190A3 (en) 2016-09-28
US8331402B2 (en) 2012-12-11
US20080253568A1 (en) 2008-10-16
JP2008263451A (ja) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087977B2 (ja) 光伝送装置、スクランブル方法、およびデスクランブル方法
TW416188B (en) Time division multiplexing expansion subsystem
JP5038207B2 (ja) 伝送システム及びデータ伝送方法
US10182039B2 (en) Encrypted and authenticated data frame
US7127645B2 (en) Skew compensation method
EP2975858B1 (en) Method for processing data in the ethernet, physical layer chip and ethernet device
JP2018046373A (ja) 伝送装置及び伝送方法
US10992413B2 (en) Method and apparatus for transmitting optical transport unit signal
KR20180008696A (ko) 수동형 광네트워크에서의 프레이밍 방법 및 장치, 그리고 시스템
CN107113072A (zh) 分割数据的收发***
US10587437B2 (en) Link aggregator with universal packet scrambler apparatus and method
KR20110101250A (ko) 병렬 버스 상에서의 병렬 데이터 플로우들의 송신
US20170331592A1 (en) Transmitting device and receiving method
US7760881B2 (en) Data processing apparatus and data reception processing apparatus
US20170048023A1 (en) Apparatus to transmit data using different scramble generator polynomials
JP2008294510A (ja) 光信号受信機及び受信方法
JP5814803B2 (ja) 送信回路、受信回路、送信方法及び受信方法
JP2008294511A (ja) 光信号受信機及び受信方法
JP2007274533A (ja) シリアル伝送用の送信装置,スクランブル処理方法,受信装置及びシステム
US20230155732A1 (en) Data Scrambling Method, Data Descrambling Method, and Related Device
JP4311941B2 (ja) 送信装置、通信システムおよびデータ送信方法
KR100421950B1 (ko) 광전송시스템의 병렬 스크램블러 회로
JP6468292B2 (ja) 送信回路、受信回路、光伝送システムおよびマルチフレームの送信方法
JP5056909B2 (ja) 受信装置、ponシステム、及び、受信方法
JP5429535B2 (ja) インターフェース回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees