JP5402232B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高耐量のヘテロ接合ダイオードを含む半導体装置に関する。
従来、この種の技術としては、例えば本出願人が提案した以下に示す文献に記載されたものが知られている(特許文献1参照)。この文献には、ヘテロ接合ダイオードの半導体装置の技術が記載されている。この半導体装置は、炭化珪素半導体基板と炭化珪素エピタキシャル層とから構成される炭化珪素半導体基体の一方の主面に、炭化珪素とバンドギャップの異なる半導体材料である多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域が積層形成されてヘテロ接合が形成され、ヘテロ半導体領域に接するようにアノード電極が形成され、炭化珪素半導体基板に接するようにカソード電極が形成されている。
上記構成の半導体装置では、例えばカソード電極を接地してアノード電極に正電位を印加した場合は、ダイオードの順方向特性に相当する導通特性が得られる一方、カソード電極に正電位を印加した場合には、ダイオードの逆方向特性に相当する阻止特性が得られ、順方向特性並びに逆方向特性ともに金属電極と半導体材料から構成されるショットキー接合の如き特性を示す。
また、上記構成の半導体装置では、所定の逆バイアスを印加した際にヘテロ半導体領域がアバランシェ降伏することによって耐圧が決まるように構成されている。このため、従来のショットキー接合ダイオード(ショットキーバリアダイオード)に比べてアバランシェ降伏する領域を広く確保でき、その結果高いアバランシェ耐量が得られる。
特開2007−305964号公報
しかしながら、上記従来技術における半導体装置では、アバランシェ降伏時にある程度のアバランシェ電流が流れるが、このアバランシェ電流はヘテロ半導体領域とアノード電極とが接する接合面の外周端部に集中することが判明した。このようにアバランシェ電流の集中が発生すると、この電流が集中した箇所で素子の損傷や破壊が生じやすくなり、この結果アバランシェ耐量に限界が生じるといった不具合を招いていた。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アバランシェ降伏時のアバランシェ電流の集中を緩和して、高アバランシェ耐量の半導体装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、第1電極に接続された第1の半導体領域内に形成され、第1の半導体領域とはバンドギャップが異なり、かつ第1の半導体領域とヘテロ接合を形成する第2の半導体領域よりも先にアバランシェ降伏状態となるように設定され、第2の半導体領域の外周端部に接して終端する接合終端領域と、第2の半導体領域との接合面の外周端部は、第2の半導体領域と第2の電極との接合面の外周端部に内包されることを特徴とする。
本発明によれば、アバランシェ降伏領域と第1の半導体領域または第2の半導体領域との接合面の外周端部が、第2の半導体領域と第2の半導体領域に接する第2の電極との接合面の外周端部に内包されることにより、アバランシェ電流の集中を緩和するようにしたので、従来に比べてアバランシェ耐量を向上することができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を示す図である。 ヘテロ接合領域4の外周端部9がコンタクト領域7の外周端部8に内包される位置関係を示す図である。 従来の半導体装置におけるアバランシェ降伏時にアバランシェ電流が集中する様子を示す断面図である 本発明の実施例2に係る半導体装置の構成を示す図である。 本発明の変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を示す図であり、同図(a)は断面図であり、同図(b)は上面図である。図1に示す実施例1の半導体装置は、炭化珪素とシリコンとのヘテロ接合を用いたヘテロ接合ダイオードを構成している。図1において、炭化珪素の半導体基体(第1の半導体領域)100は、例えばN型の炭化珪素の半導体基板1上にN型の炭化珪素のエピタキシャル層2が積層形成されて構成されている。
炭化珪素の半導体基体100の一方の主面、すなわち半導体基板1に接していないエピタキシャル層2の一方の主面に接するように、炭化珪素よりもバンドギャップの小さい多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域(第2の半導体領域)3が積層形成されている。
エピタキシャル層2と第1のヘテロ半導体領域3との接合部では、炭化珪素とシリコンによるヘテロ接合領域4が形成され、このヘテロ接合領域4によりヘテロ接合ダイオードが形成されている。ヘテロ接合領域4の接合界面にはエネルギー障壁が存在し、この実施例1では、ヘテロ接合ダイオードに所定の逆バイアスが印加されたときに、少なくとも第1のヘテロ半導体領域3中でアバランシェ降伏が起こりアバランシェ耐圧が決まるように第1のヘテロ半導体領域3の不純物密度が設定されている。
また、半導体基板1には半導体基板1に接するようにカソード電極5が形成され、第1のヘテロ半導体領域3には第1のヘテロ半導体領域3に接するようにアノード電極6が形成されている。第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6が接するコンタクト領域7の外周端部8は、図1(b)に示すように第1のヘテロ半導体領域3と半導体基体100のエピタキシャル層2とが接するヘテロ接合領域4の外周端部9よりも外側に配置形成されている。すなわち、ヘテロ接合ダイオードに所定の逆バイアスが印加されたときに、アバランシェ降伏するアバランシェ降伏領域(この実施例1では第1のヘテロ半導体領域3)とエピタキシャル層2との接合面(ヘテロ接合領域4)の外周端部9は、第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6との接合面(コンタクト領域7)の外周端部8の内側に内包(重畳を含む)されるように各領域が配置形成されている。
なお、ヘテロ接合領域4の外周端部9がコンタクト領域7の外周端部8に内包される位置関係とは、図2(a)(図1の場合)に加えて、例えば同図(b)や同図(c)の位置関係でもよく、また同図(d)に示すように双方が重畳する場合も含まれる。
このようなヘテロ接合ダイオードを有限な領域に形成した場合には、活性領域には必ず端部が生じる。図1では、エピタキシャル層2と第1のヘテロ半導体領域3のヘテロ接合部の端部が活性領域の外周端部となった場合を例示しており、外周端部のエピタキシャル層2内には外周端部を終端するようにP型の炭化珪素からなる接合終端領域10が形成されている。
このように構成されたヘテロ接合ダイオードにおいて、アノード電極6とカソード電極5との間に所定の電圧を印加すると、第1のヘテロ半導体領域3とエピタキシャル層2との接合界面において整流作用が生じ、ダイオード特性が得られる。すなわち、カソード電極5を接地してアノード電極6に正電位を印加した場合は、ダイオードの順方向特性に相当する導通特性が得られる。また、カソード電極5に正電位を印加した場合には、ダイオードの逆方向特性に相当する阻止特性が得られ、順方向特性並びに逆方向特性ともに金属電極と半導体材料から構成されるショットキー接合の如き特性を示す。
一方、第1のヘテロ半導体領域3の電位よりも半導体基体100側の電位が高くなり半導体基体100と第1のヘテロ半導体領域3とが逆バイアス状態となるようにカソード電極5とアノード電極6間に所定の電圧を印加すると、第1のヘテロ半導体領域3はアバランシェ降伏が生じる。すなわち、逆バイアスが印加されると、ヘテロ接合領域4の界面から第1のヘテロ半導体領域3側へ空乏層が伸びる。ここで、第1のヘテロ半導体領域3内での空乏層の伸び度合いは第1のヘテロ半導体領域3の不純物濃度に依存する。第1のヘテロ半導体領域3の内部へ空乏層が伸びることによって第1のヘテロ半導体領域3に電界分布が生じる。さらに、逆バイアスを大きくしていくと、第1のヘテロ半導体領域3内部における最大電界が、ヘテロ半導体材料、この実施例1では多結晶シリコンの絶縁破壊電界に到達し、第1のヘテロ半導体領域3がアバランシェ降伏する。したがって、この実施例1では、第1のヘテロ半導体領域3の内部における最大電界がヘテロ半導体材料である多結晶シリコンの絶縁破壊電界強度となるように不純物濃度が調整されている。
このようにして、第1のヘテロ半導体領域3をアバランシェ降伏させると、先に説明した従来のヘテロ接合ダイオードでは、図3に示すように、第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6とが接するコンタクト領域7の外周端部8の位置が、第1のへテロ半導体領域3と半導体基体100とが接するヘテロ接合領域4の外周端部9よりも内側に位置していたため、同図の矢印で示すようにコンタクト領域7の外周端部8にアバランシェ電流が集中し、ある程度のアバランシェ電流が流れると、コンタクト領域7の外周端部8で破壊が生じるおそれがあった。
これに対して、この実施例1では、コンタクト領域7の外周端部8の位置は、図1に示すように、第1のへテロ半導体領域3と半導体基体100とが接するヘテロ接合領域4の外周端部9よりも外側に位置しているため、コンタクト領域7の外周端部8でアバランシェ電流の集中が生じ難くなり、アバランシェ電流の集中を緩和することができる。これにより、コンタクト領域7の外周端部8やその近傍で損傷や破壊が生じにくくなり、高いアバランシェ耐量を実現することが可能となる。
また、第1のヘテロ半導体領域3を構成する半導体材料に多結晶シリコンを用いているため、GaAsなどの半導体材料を用いた場合には、特にP型の場合にはイオン注入による局所的な不純物濃度の制御が困難となるのに対して、この実施例1では不純物濃度の制御が容易となり、第1のヘテロ半導体領域3のアバランシェ降伏電圧を容易に調整制御することができる。
図4は本発明の実施例2に係る半導体装置の構成を示す図であり、同図(a)は断面図であり、同図(b)は上面図である。なお、図4において、先の図1と同符号のものは同一機能を有して先の実施例1で説明したと同様に作用するものであり、実施例2の構成においても、ダイオードとしての順方向特性ならびに逆方向特性は、先の実施例1と同様である。
先の実施例1では、第1のヘテロ半導体領域3でアバランシェ降伏が生じてアバランシェ耐圧が決まるように設計されているのに対して、この実施例2のヘテロ接合ダイオードの特徴とするところは、先の実施例1の構成に対して、ヘテロ接合ダイオードに逆バイアスを印加した際に、第1のヘテロ半導体領域3に代えて接合終端領域10でアバランシェ降伏が生じ、この場合でもコンタクト領域7の外周端部8にアバランシェ電流が集中することを回避して、先の実施例1と同様の効果を得ることができるようにしたことにある。
そこで、この実施例2では、接合終端領域10でアバランシェ降伏が生じてアバランシェ電流がコンタクト領域7の外周端部8に集中しないようにするために、コンタクト領域7の外周端部8は、図4(b)に示すように半導体基体100のエピタキシャル層2内に形成された接合終端領域10の外周端部11よりも外側に配置形成されている。すなわち、ヘテロ接合ダイオードに所定の逆バイアスが印加されたときに、アバランシェ降伏するアバランシェ降伏領域(この実施例2では接合終端領域10)と第1のヘテロ半導体領域3との接合面の外周端部11は、第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6との接合面(コンタクト領域7)の外周端部8に内包(重畳を含む)されるように各領域が配置形成されている。
また、絶縁層となる酸化膜層12が接合終端領域10上に選択的に形成され、接合終端領域10でアバランシェ降伏が生じた際に、接合終端領域10に流れるアバランシェ電流を制限している。
このような構成においては、ヘテロ接合ダイオードに逆バイアスが印加されたときに、接合終端領域10でアバランシェ降伏が生じてアバランシェ耐圧が決まるようなヘテロ接合ダイオードにおいても、上述したような各外周端部8,11の配置構成により、アバランシェ電流が流れる接合終端領域10と第1のヘテロ半導体領域3の接合面を内包するように、第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6とが接するコンタクト領域7の方が大きく形成されており、外周端部8にアバランシェ電流が集中することは回避されるため、これによりコンタクト領域7の外周端部8で破壊が生じにくくなり、高いアバランシェ耐量を実現することが可能となる。
また、半導体基体100を構成する半導体材料にワイドバンドギャップ半導体材料である炭化珪素を用いているため、同じアバランシェ耐圧を想定した場合に、一般的なシリコン等の半導体と比較してエピタキシャル層2の濃度を高く、かつエピタキシャル層2の厚さを薄くすることができる。これは、低いオン抵抗が得られる利点に加えて、この実施例2においては、エピタキシャル層2内部における電界分布を一次元に近い状態で得ることができるため、接合終端領域10のアバランシェ降伏電圧を安定して得ることができるという利点を併せ持つことになる。
本発明の実施例を上記実施例1ならびに実施例2として説明してきたが、本発明は上記実施例のみによって実施限定されるものではなく、実施においてはその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を様々に変更して具体化することが可能である。
例えば、先の図1に示す構成に対して、図5の断面図に示すようにエピタキシャル層2と第1のヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合領域4、ならびに第1のヘテロ半導体領域3とアノード電極6とのコンタクト領域7をメサ構造体として構成するようにしても、先の実施例1と同様の効果を得ることができる。この場合には、コンタクト領域7の外周端部8とヘテロ接合領域4の外周端部9は重畳することになる。
また、先の図1に示す構成に対して、図6に示すように、第1のヘテロ半導体領域3内に、第1のヘテロ半導体領域3の不純物濃度と異なる不純物濃度を有する第2のヘテロ半導体領域13(第3の半導体領域)を等間隔に配置形成するようにしてもよい。このような構成においては、ダイオードのヘテロ接合において障壁が異なる複数のヘテロ接合領域が形成されるので、単一の障壁の場合に比べて、第1のヘテロ半導体領域3のみが形成された先の実施例1,2の場合と同等の逆方向のリーク電流を維持しつつ、かつ順方向特性における立ち上がり順方向電圧を下げることが可能となる。
また、図7に示すように、コンタクト領域7の下部の第1のヘテロ半導体領域3内に、第1のヘテロ半導体領域3の不純物濃度よりも不純物濃度が高い第2のヘテロ半導体領域14(第3の半導体領域)を配置形成するようにしてもよい。このような構成においては、第2のヘテロ半導体領域14を形成しない先の実施例1、2に比べて、コンタクト領域7のコンタクト抵抗を低下することが可能となり、損失を低減することができる。
さらに、別の変形例として、図8に示すように、先の図1に示す構成に対して、第1のヘテロ半導体領域3内にショットキー金属を選択的に配置形成することで第1のヘテロ半導体領域3内にショットキー接合領域15を混在させてショットキー接合ダイオードを形成するようにしても、先の実施例1と同様な効果を得ることができる。さらに、ショットキー接合ダイオードを含むヘテロ接合ダイオードにおいて、ダイオードが逆バイアスとなるように所定の高電圧が印加された際に、ショットキー接合ダイオードのショットキー接合を形成するショットキー金属には電界が印加されず、第1のヘテロ半導体領域3でアバランシェ降伏が生じるので、ショットキーダイオードのアバランシェ耐量を向上することができる。
また、別の変形例として、図4に示す構成に対して、図9に示すように、ヘテロ接合領域4に接してエピタキシャル層2内に選択的に電界緩和領域16を配置形成してもよい。このような構成においては、逆バイアス時におけるヘテロ接合領域4に印加される電界を緩和することが可能となり、かつヘテロ接合領域4におけるリーク電流を低減することができる。
なお、本発明の上記各実施例ならびに各変形例においては、半導体基体100を構成する材料を炭化珪素を用いて説明しているが、その他の材料、例えば窒化ガリウムやダイヤモンドなどのワイドギャップ半導体材料を用いてもよい。
また、炭化珪素のポリタイプについては、単結晶の4H−型や6H−型、3C−型などを用いることができる。
さらに、ヘテロ半導体領域の材料としては、多結晶シリコンの他に、例えば単結晶シリコンやアモルファスシリコンでもよいし、シリコン材料に限定されず、シリコンゲルマニウムなどを用いてもよい。
1…半導体基板
2…エピタキシャル層
3…第1のヘテロ半導体領域
4…ヘテロ接合領域
5…カソード電極
6…アノード電極
7…コンタクト領域
8,9,11…外周端部
10…接合終端領域
12…酸化膜層
13,14…第2のヘテロ半導体領域
15…ショットキー接合領域
16…電界緩和領域
100…半導体基体

Claims (6)

  1. 第1電極と、
    前記第1電極に接続された第1の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域とはバンドギャップが異なり、かつ前記第1の半導体領域とヘテロ接合を形成する第2の半導体領域と
    前記第2の半導体領域に接合された第2の電極とを有する半導体装置において、
    前記第1の半導体領域内に形成され、前記第2の半導体領域よりも先にアバランシェ降伏状態となるように設定され、前記第2の半導体領域の外周端部に接して終端する接合終端領域と、
    前記接合終端領域に流れるアバランシェ電流を制限する絶縁領域とを有し、
    前記接合終端領域と前記第2の半導体領域との接合面の外周端部は、前記第2の半導体領域と前記第2の電極との接合面の外周端部に内包される
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第の半導体領域内に、前記第2の半導体領域の不純物濃度とは異なる不純物濃度を有する第3の半導体領域が選択的に形成されてい
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2の半導体領域内に、前記第の半導体領域間でショットキー接合を形成するショットキー接合領域が選択的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第の半導体領域内に、前記ヘテロ接合と接する電界緩和領域が選択的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の半導体領域炭化珪素、窒化ガリウムおよびダイヤモンドのいずれか1つで形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記第の半導体領域は、単結晶シリコン、多結晶シリコンおよびアモルファスシリコンのいずれか1つで形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
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