JP5397253B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所望領域にアライメントマークとして利用される空洞が設けられた半導体基板の製造方法に関する。
従来より、高耐圧と低オン抵抗を両立させるパワーデバイスとしてPNコラム構造を有するスーパージャンクションMOSFET(以下、SJ−MOSFETという)が知られている。SJ−MOSFETは、PNコラムピッチ幅を小さくすることで、より低オン抵抗化が可能であり、その有効な製造方法として基板にトレンチを形成した後に埋込エピタキシャル層を成長させることでPNコラム構造を形成する方法がある。
しかしながら、この製造方法では、基板に形成されたトレンチ内には形を残すことなく単結晶半導体層が埋め込まれることから、デバイス製造工程で必要となるPNコラムパターンでのアライメントマークの形成が困難である。このため、アライメントマークを形成するための専用の工程の別途追加が必要となり、半導体基板の製造工程の複雑化やコスト増大に繋がるという問題があった。
そこで、アライメントマーク領域のトレンチ幅をPNコラム領域のトレンチ幅よりも小さくして、アライメントマーク領域のトレンチにボイド(空洞)が残されるようにしつつ、PNコラム領域のトレンチに埋込エピタキシャル層を形成する方法が特許文献1で提案されている。
また、別の方法として、アライメントマーク領域のトレンチ幅をPNコラム領域のトレンチ幅よりも大きくして、アライメントマーク領域に深い溝状の形状を残す方法が特許文献2で提案されている。
特開2008−41942号公報 特開2007−288213号公報
しかしながら、特許文献1では、アライメントマーク領域のトレンチ幅をPNコラム領域のトレンチ幅よりも小さくしているので、出来上がるアライメントマークの幅が必然的にPNコラムピッチ幅の1/2よりも小さくなる。このため、アライメントマークの幅を自由に設計することができない。これに伴い、製造装置に合ったアライメントマークを自由に形成することが出来ないという制約がある。
そこで、アライメントマーク領域のトレンチ幅を広くすることが考えられる。しかしながら、PNコラム領域のトレンチ幅はアライメントマーク領域のトレンチ幅よりも広いため、アライメントマーク領域のトレンチ幅を広くするとPNコラム領域が無意味に広い領域になってしまう。
また、特許文献2では、基板に深い溝状のアライメントマークが残るので、当該深い溝状のアライメントマークが原因でデバイスの製造工程においてレジスト塗布斑やレジスト残りを発生させる懸念がある。
本発明は上記点に鑑み、アライメントマークを形成する専用の工程の別途追加が無く、アライメントマークのサイズも自由に設定することができ、さらに、デバイス製造工程においてレジスト塗布斑やレジスト残り等の不具合を発生させない半導体基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、単結晶半導体で構成された基板(19)を用意する工程と、基板(19)の表面(20)から基板(19)の厚み方向に延設されたトレンチ(14、16)を形成する工程と、トレンチ(14、16)内に単結晶半導体層(21)をエピタキシャル成長させる工程とを有する半導体基板の製造方法であって、トレンチ(14、16)を形成する工程では、基板(19)の表面(20)のうちの所望領域(15)と所望領域以外の領域(13)とで異なるトレンチを同時に形成する。
また、エピタキシャル成長させる工程は、単結晶半導体層(21)の一部を所望領域以外の領域(13)のトレンチ(14)内に完全に埋め込むのと同時に所望領域(15)のトレンチ(16)内の空間と所望領域(15)のトレンチ(16)外の空間とが繋がるように当該トレンチ(16)内に埋め込む第1のエピタキシャル成長工程と、第1のエピタキシャル成長工程の後、所望領域(15)のトレンチ(16)内にアライメントマークとしての空洞(22)が残るように単結晶半導体層(21)の残りの部分を形成する第2のエピタキシャル成長工程と、の2段階のエピタキシャル成長工程を経ることを特徴とする。
これによると、まず、各領域(13、15)に異なるトレンチ(14、16)を同時に形成しているので、アライメントマークとなる空洞(22)を形成するための専用の工程を別途追加しなくても良いようにすることができる。この場合、所望領域(15)に形成するトレンチ(16)の幅を調節することで、後にトレンチ(16)内に形成する空洞(22)のサイズを自由に設計できる。
また、第1のエピタキシャル成長工程で所望領域(15)のトレンチ(16)を完全に埋まらないようにしているので、当該トレンチ(16)の壁面に形成する単結晶半導体層(21)の厚みを調節することにより、後の工程で形成される空洞(22)のサイズを自由に調節することができる。
さらに、第2のエピタキシャル成長工程で所望領域(15)のトレンチ(16)内に空洞(22)が残るように第2のエピタキシャル成長工程を行っているので、単結晶半導体層(21)の成長具合に応じて空洞(22)のサイズを調節することができる。
そして、第2のエピタキシャル成長工程により各トレンチ(14、16)に単結晶半導体層(21)を埋めているので、トレンチ(14、16)の凹みによりレジスト塗布斑やレジスト残り等の不具合を発生させないようにすることができる。
請求項2に記載の発明のように、トレンチ(14、16)を形成する工程では、所望領域(15)をアライメントマーク領域とし、所望領域以外の領域(13)を基板(19)の表面(20)の面方向において基板(19)と単結晶半導体層(21)とが交互に配置されるPNコラム領域としてトレンチ(14、16)を形成しても良い。
そして、請求項3に記載の発明のように、トレンチ(14、16)を形成する工程では、異なるトレンチ(14、16)として、所望領域(15)に形成するトレンチ(16)のトレンチ幅(W1)が所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)のトレンチ幅(W2)よりも広いトレンチ(14、16)を形成することが好ましい。
また、請求項4に記載の発明のように、トレンチ(14、16)を形成する工程では、異なるトレンチ(14、16)として、所望領域(15)に形成するトレンチ(16)のトレンチ深さが所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)のトレンチ深さよりも深いトレンチ(14、16)を形成することもできる。
一方、請求項5に記載の発明のように、トレンチ(14、16)を形成する工程では、異なるトレンチ(14、16)として、所望領域(15)に形成するトレンチ(16)の壁面のうち基板(19)の表面(20)に直角の側面(24)における単結晶半導体層(21)の成長速度が、所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)の壁面のうち基板(19)の表面(20)に直角の側面(25)における単結晶半導体層(21)の成長速度よりも遅いトレンチ(14、16)を形成することもできる。
他方、請求項6に記載の発明のように、トレンチ(14、16)を形成する工程では、異なるトレンチ(14、16)として、所望領域(15)に形成するトレンチ(16)の壁面のうち基板(19)の表面(20)に直角の側面(24)の面方位が、所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)の壁面のうち基板(19)の表面(20)に直角の側面(25)の面方位と異なるトレンチ(14、16)を形成しても良い。
そして、請求項7に記載の発明のように、エピタキシャル成長させる工程では、第2のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層(21)の成長速度が前記第1のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層(21)の成長速度よりも速いことが好ましい。
また、請求項8に記載の発明では、エピタキシャル成長させる工程では、第2のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層(21)の成長温度が第1のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層(21)の成長温度よりも高いことが好ましい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る半導体基板の平面図である。 図1のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 図3のC−C’断面図である。 図1〜図4に示される半導体基板の製造工程を示した図である。 図5に続く製造工程を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体基板の製造工程を示した図である。 図7に続く製造工程を示した図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体基板の平面図である。 図9のD部拡大図である。 図10のE部拡大図である。 図11のF−F’断面図である。 図9〜図12に示される半導体基板の製造工程を示した図である。 図13に続く製造工程を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る半導体基板10の平面図である。また、図2は、図1のA部拡大図である。
図1に示されるように、半導体基板10は半導体ウェハとして構成された板状のものである。この1枚の半導体基板10には複数のチップ11が形成される。チップ11は、半導体基板10がダイシングカットされることにより個々に分割される単位である。
また、図2に示されるように、各チップ11はスクライブライン12で区画されている。スクライブライン12は、半導体基板10の一面において任意のx方向およびx方向に直角のy方向にそれぞれ延設されている。このようなスクライブライン12に囲まれた四角形状の領域が1つのチップ11の領域であり、この1つのチップ11の領域内にPNコラム領域13が設けられている。このPNコラム領域13には、複数のトレンチ14が形成されている。
そして、スクライブライン12にはPNコラム領域13の位置を認識するためのアライメントマークが形成されたアライメントマーク領域15が設けられている。本実施形態では、x方向に延びるスクライブライン12とy方向に延びるスクライブライン12との両方にアライメントマーク領域15がそれぞれ設けられている。このアライメントマーク領域15はダイシングカットされる領域であり、複数のトレンチ16が形成されている。
図3は、図2のB部拡大図である。この図に示されるように、PNコラム領域13にはx方向に延びるトレンチ14がy方向に複数設けられている。また、y方向に延びるスクライブライン12に設けられたアライメントマーク領域15には、x方向に延びるトレンチ16がy方向に複数設けられている。
そして、アライメントマーク領域15に形成されたトレンチ16のトレンチ幅をW1とし、PNコラム領域13に形成されたトレンチ14のトレンチ幅をW2とすると、W1>W2という関係になっている。すなわち、アライメントマーク領域15に形成されたトレンチ16のトレンチ幅W1がPNコラム領域13に形成されたトレンチ14のトレンチ幅W2よりも広くなっている。
なお、「トレンチ幅」とは、半導体基板10の表面の面方向において、各トレンチ14、16の長手方向に垂直な方向の長さを言う。また、x方向に延びるスクライブライン12に設けられたアライメントマーク領域15には、y方向に延びるトレンチ16がx方向に複数設けられている。この場合についてもアライメントマーク領域15に形成されたトレンチ16のトレンチ幅W1はPNコラム領域13に形成されたトレンチ14のトレンチ幅W2よりも広くなっている。
図4は、図3のC−C’断面図である。この図に示されるように、半導体基板10は、例えば単結晶シリコンで構成されたN+型基板17の上に単結晶シリコンで構成されたN型層18が形成された基板19をベースに形成されている。N型層18の表面が基板19(つまり半導体基板10)の表面20となる。そして、各トレンチ14、16はN+型基板17に達するように、基板19の表面20から基板19の厚み方向にそれぞれ延設されている。
また、アライメントマーク領域15では、トレンチ幅がW1の各トレンチ16内に当該トレンチ16内の空間とトレンチ16外の空間とが分離されるように単結晶シリコンで構成されたP型の単結晶半導体層21が埋め込まれている。このため、トレンチ16内には空洞22が設けられている。この空洞22は、赤外線マスクアライナー等ではアライメントマークとして作用する。
一方、PNコラム領域13では、トレンチ幅がW2の各トレンチ14内にP型の単結晶半導体層21がそれぞれ完全に埋め込まれている。これにより、PNコラム領域13では、N+型基板17の上に、コラム状のN型層18およびコラム状のP型の単結晶半導体層21がN+型基板17の面方向に交互に配置されたSJ(スーパージャンクション)構造になっている。すなわち、基板19の表面20の面方向において基板19(N型層18)とP型の単結晶半導体層21とが交互に配置された繰り返し構造となっている。以上が、本実施形態に係る半導体基板10の全体構成である。
次に、上記半導体基板10の製造方法について、図5および図6を参照して説明する。まず、図5(a)に示す工程では、ウェハ状の基板19を用意する。この基板19は、単結晶シリコンにより構成されたN+型基板17の上に、単結晶シリコンにより構成されたN型層18をエピタキシャル成長させ、表面を平坦化させることで得られる。
続いて、図5(b)に示す工程では、N型層18の上にSiO等のマスク23を形成する。このマスク23は、例えばN型層18の表面を酸素雰囲気中で熱処理することで形成できる。そして、N型層18のうちトレンチ14、16の形成予定領域がマスク23から露出するようにマスク23の一部を開口する。
このとき、アライメントマーク領域15におけるマスク23の開口幅およびPNコラム領域13におけるマスク23の開口幅を調節することで、各領域13、15のトレンチ14、16の幅を調節する。上述のように、アライメントマーク領域15のトレンチ16のトレンチ幅W1がPNコラム領域13のトレンチ14のトレンチ幅W2よりも広くなるように、マスク23の一部を開口する。
この後、図5(c)に示す工程では、マスク23を用いて基板19のエッチングを行う。これにより、アライメントマーク領域15とPNコラム領域13とで異なるトレンチ14、16を基板19に同時に形成する。各トレンチ14、16はN+型基板17に達している。「異なるトレンチ14、16」とはトレンチ幅が異なるトレンチ14、16を言い、上述のように、アライメントマーク領域15のトレンチ16のトレンチ幅W1がPNコラム領域13のトレンチ14のトレンチ幅W2よりも広いことを指す。
これら図5(b)および図5(c)に示す工程がトレンチ14、16を形成する工程に相当する。
そして、図6(a)に示す工程では、PNコラム領域13のトレンチ14内に単結晶半導体層21の一部を完全に埋め込むのと同時にアライメントマーク領域15のトレンチ16内の空間と当該トレンチ16外の空間とが繋がるように、当該トレンチ16内に単結晶半導体層21の一部を埋め込む第1のエピタキシャル成長工程を行う。
この第1のエピタキシャル成長工程では、例えば950℃以下の反応律則条件でP型の単結晶半導体層21を成膜する。反応律則条件は、単結晶半導体層21を形成するための反応ガスの供給を少なくすると共に成長温度を950℃以下に低くすることで、トレンチ14、16の壁面で単結晶半導体層21が成長しやすい条件である。
具体的には、エピタキシャル成長装置のチャンバ内にトレンチ14、16を形成した基板19を配置する。また、エピタキシャル成長装置のチャンバ内の温度を上げると共に、ハロゲン化物ガスおよびシリコンソースガスを必要量流し、チャンバ内を減圧環境とし、さらに、チャンバ内に水素ガスを流す。
ここで、シリコンソースガスとして例えばSiHCl(ジクロロシラン:DCS)を用い、ハロゲン化物ガスとして例えば塩化水素(HCl)を混合したガスを用い、減圧エピタキシャル成長を行う。成長温度は950℃以下、成長圧力は例えば40Torr、DCSの流量=0.1slm、水素ガス(H)の流量=30slm、塩化水素ガス(HCl)の流量=0.5slmである。この条件における基板19の主表面での成長速度は数10〜100nm/min程度である。これにより、トレンチ14、16の開口部では塩素原子(Cl原子)がシリコン表面に付着するため、トレンチ14、16の開口部が塞がらずにトレンチ14、16内にシリコンが成長する。
この反応律則条件による第1のエピタキシャル成長工程を行うことにより、アライメントマーク領域15におけるトレンチ幅W1よりも狭いトレンチ幅W2のトレンチ14に単結晶半導体層21の一部が完全に埋まる。一方、アライメントマーク領域15におけるトレンチ幅W1はPNコラム領域13におけるトレンチ幅W2よりも幅広のため、単結晶半導体層21の埋め込みが不完全になる。
「埋め込みが不完全になる」とは、単結晶半導体層21の一部が形成されたとしても、トレンチ16内に隙間が残った状態のことである。言い換えると、アライメントマーク領域15のトレンチ16内に形成された単結晶半導体層21は開口していると言え、トレンチ16の内外の空間が繋がった状態を指す。
本工程により、図6(a)に示されるように、アライメントマーク領域15のトレンチ16の壁面、PNコラム領域13のトレンチ14の内部全体、そして基板19の表面20上に単結晶半導体層21の一部を形成する。
次に、図6(b)に示す工程では、アライメントマーク領域15のトレンチ16内にアライメントマークとしての空洞22が残るように単結晶半導体層21の残りの部分を形成する第2のエピタキシャル成長工程を行う。
この第2のエピタキシャル成長工程では、例えば1000℃以上の供給律則条件でP型の単結晶半導体層21を成膜する。供給律則条件は、単結晶半導体層21を形成するための反応ガスの供給を多くすると共に成長温度を1000℃以上にすることで、基板19の表面20側で単結晶半導体層21の成長を速くする条件である。
具体的には、成長温度を第1のエピタキシャル成長工程時(950℃以下)に比べて高くする他、ハロゲン化物ガスの流量を第1のエピタキシャル成長工程時よりも少なくしたり、成長圧力やDCSの流量を第1のエピタキシャル成長工程時よりも上げたりする。したがって、基板19の表面20側での成長速度が速い条件下とすることができる。
これにより、基板19の表面20側に成長ガスが多く供給されるので、トレンチ16内の底部側の単結晶半導体層21の成長レートよりも基板19の表面20側の単結晶半導体層21の成長レートが高くなる。このため、トレンチ16内の空間が完全に埋まる前にトレンチ16の開口部分が単結晶半導体層21で閉じられるため、トレンチ16内に空洞22が残される。この空洞22がアライメントマークとして用いられる。
このように、基板19の表面20側での成長速度が速くなったので、基板19の表面20上にも単結晶半導体層21が成長する。この場合、第1のエピタキシャル成長工程によりPNコラム領域13のトレンチ14に形成した単結晶半導体層21のトレンチ14に起因する凹みが平坦化される。また、第1のエピタキシャル成長工程では開口していたトレンチ16についても、当該トレンチ16の開口部が単結晶半導体層21により閉じられる。したがって、基板19の表面20上の単結晶半導体層21全体が平坦化される。
上記の図6(a)および図6(b)に示す工程がトレンチ14、16内に単結晶半導体層21をエピタキシャル成長させる工程に相当する。
そして、図6(c)に示す工程では、基板19の表面20が露出するように基板19の表面20上の単結晶半導体層21をCMP研磨等の平坦化研磨の方法により除去する。こうして、図1〜図4に示される半導体基板10が完成する。こうして製造されたウェハ状の半導体基板10には、チップ11の領域それぞれにMOSFET等のデバイスが形成され、スクライブライン12に沿ってダイシングカットされることにより、個々に分割される。
以上説明したように、本実施形態では、アライメントマーク領域15とPNコラム領域13とにアライメントマーク領域15のトレンチ幅W1がPNコラム領域13のトレンチ幅W2よりも広いトレンチ14、16を同時に形成することが特徴となっている。これにより、半導体基板10を製造する上で、アライメントマークとなる空洞22を形成するための専用の工程が不要とすることができる。
そして、PNコラム領域13のトレンチ14に単結晶半導体層21を完全に埋め込みつつアライメントマーク領域15のトレンチ16に隙間が残るように単結晶半導体層21の一部を形成する第1のエピタキシャル成長工程を行い、この後、アライメントマーク領域15のトレンチ16内に空洞22が残るように当該トレンチ16を単結晶半導体層21で塞ぐ第2のエピタキシャル成長工程を行うことが特徴となっている。
これにより、アライメントマーク領域15のトレンチ16に隙間が残るように当該トレンチ16の壁面に形成する単結晶半導体層21の厚みを調節することで、空洞22のサイズを自由に調節することができる。また、アライメントマーク領域15のトレンチ16内にアライメントマークとなる空洞22を残すことができる。
例えば、基板19の表面20に平行な方向の空洞22のサイズをW3とする。また、トレンチ16に空洞22が形成される位置において、第1のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の膜厚(成長量)をW4とし、第2のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の膜厚(成長量)をW5とする。この場合、空洞22のサイズW3は、W3=W1−W4−W5となる。つまり、トレンチ幅W1とエピタキシャル成長量W4、W5から出来上がりの空洞22(アライメントマーク)のサイズを自由に設計することができる。
ここで、「空洞22のサイズ」は、基板19(半導体基板10)の表面20に平行な方向の長さや、空洞22の空間体積等と定義できる。
そして、トレンチ16のトレンチ幅W1はPNコラム領域13のトレンチ14のトレンチ幅W2よりも広いので、空洞22の幅が必然的にPNコラムピッチ幅の1/2よりも小さくなることも、空洞22のサイズの設計に制約が生じることもない。また、空洞22のサイズを大きくするためにPNコラム領域13のトレンチ14のトレンチ幅W2を広くする必要もない。したがって、デバイスの製造装置に合ったアライメントマークを自由に形成することができる。
そして、第2のエピタキシャル成長工程により各トレンチ14、16に単結晶半導体層21を埋めているので、トレンチ14、16の凹みが原因となってデバイスの製造工程においてレジスト塗布斑やレジスト残り等を発生させないようにすることができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、アライメントマーク領域15が特許請求の範囲の「所望領域」に対応し、PNコラム領域13が特許請求の範囲の「所望領域以外の領域」に対応する。また、N+型基板17の上にN型層18が形成された基板19が特許請求の範囲の「単結晶半導体で構成された基板」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、アライメントマーク領域15に形成するトレンチ16のトレンチ深さが、PNコラム領域13に形成するトレンチ14のトレンチ深さよりも深いことが特徴となっている。以下、図7および図8に従って、本実施形態に係る半導体基板10の製造工程を説明する。
まず、図7(a)に示す工程では、図5(a)に示す工程と同様に、基板19を用意する。また、図7(b)に示す工程では、図5(b)に示す工程と同様に、基板19の表面20にマスク23を形成する。
続いて、図7(c)に示す工程では、各領域13、15にトレンチ14、16を形成する。本工程では、異方性エッチング(RIE)等により、マスク23の開口幅によるエッチングレートの違いを利用して基板19をエッチングする。これにより、開口幅が広いすなわちトレンチ幅W1が広いアライメントマーク領域15のトレンチ16はN+型基板17に達する一方、開口幅が狭いすなわちトレンチ幅W2が狭いPNコラム領域13のトレンチ14はN+型基板17に達せずにトレンチ16よりも浅い。
したがって、本工程では、アライメントマーク領域15に形成するトレンチ16のトレンチ深さがPNコラム領域13に形成するトレンチ14のトレンチ深さよりも深いトレンチ14、16を形成することとなる。
この後、図8(a)に示す工程では、図6(a)に示す工程と同様に、第1のエピタキシャル成長工程を行い、図8(b)に示す工程では、図6(b)に示す工程と同様に、第2のエピタキシャル成長工程を行う。そして、図8(c)に示す工程では、図6(c)に示す工程と同様に、基板19の表面20が露出するように表面20上の単結晶半導体層21を研磨する。こうして、本実施形態に係る半導体基板10が完成する。
以上のように、アライメントマーク領域15のトレンチ16をPNコラム領域13のトレンチ14よりも深く形成することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態では、主に第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。上記各実施形態では、第1のエピタキシャル成長工程の成長温度および成長速度よりも第2のエピタキシャル成長工程の成長温度および成長速度を大きくしていたが、本実施形態ではアライメントマーク領域15のトレンチ16の側面の成長速度がPNコラム領域13のトレンチ14の側面の成長速度よりも遅いことにより、アライメントマーク領域15のトレンチ16に単結晶半導体層21が完全に埋まらないようにすることが特徴となっている。
したがって、本実施形態では半導体基板10の面方位が重要なパラメータとなる。このため、図9に示されるように、本実施形態に係る半導体基板10のオリエンテーションフラットの面方位は(111)面であり、半導体基板10の一面の面方位は(110)面になっている。
図10は、図9のD部拡大図である。この図に示されるように、本実施形態では、y方向に延びるスクライブライン12にアライメントマーク領域15がそれぞれ設けられている。すなわち、1つのチップ11に対してアライメントマークが1つの場合の例である。このアライメントマーク領域15にはx方向に延びるトレンチ16が複数形成されている。
そして、基板19の表面20においてアライメントマーク領域15のトレンチ16が延びる方向はオリエンテーションフラットに平行であるので、アライメントマーク領域15のトレンチ16の壁面のうち基板19の表面20に直角の側面24は(111)面である。
ここで、トレンチ16の壁面のうちの側面はx方向とy方向で合わせて4つあるため、「トレンチ16の側面24」とは、基板19の表面20においてトレンチ16の長手方向に平行で当該表面20に直角の面を指す。
一方、PNコラム領域13では複数のトレンチ14がx方向に対して所定角度で傾けられて形成されている。この所定角度は、図11に示されるように、x軸に対して126°である。このため、PNコラム領域13のトレンチ14の壁面のうち基板19の表面20に直角の側面25は(100)面である。なお、「トレンチ14の側面25」とは、上記と同様に、基板19の表面20においてトレンチ14の長手方向に平行で当該表面20に直角の面に相当する。
以上のように、トレンチ14、16の側面24、25の面方位が異なっていると、各側面24、25における単結晶半導体層21の成長速度が異なる。具体的には、(100)面の成長速度が(111)面の成長速度よりも速い。したがって、PNコラム領域13のトレンチ14が単結晶半導体層21で完全に埋まっても、アライメントマーク領域15のトレンチ16は完全には埋まらない。
そして、本実施形態では、アライメントマーク領域15に形成されたトレンチ16のトレンチ幅W1と、PNコラム領域13に形成されたトレンチ14のトレンチ幅W2とは同じ幅(W1=W2)になっている。
図12は、図11のF−F’断面図である。上述の面方位を断面図として表すと、図12に示されるように、基板19の表面20が(110)面になっている。また、アライメントマーク領域15のトレンチ16の側面24が(111)面になっており、PNコラム領域13のトレンチ14の側面25が(100)面になっている。半導体基板10においてトレンチ幅の関係がW1=W2となっていることや面方位以外は、図4に示される構成と同じである。
次に、本実施形態に係る半導体基板10の製造方法について、図13および図14を参照して説明する。
まず、図13(a)に示す工程では、ウェハ状の基板19を用意する。本工程では、N型層18の表面、つまり基板19の表面20が(110)面となるようにN型層18をエピタキシャル成長させたものを用意する。
図13(b)に示す工程では、図5(b)に示す工程と同様に、N型層18の上にマスク23を形成する。ここで、アライメントマーク領域15のトレンチ16の側面24が(111)面となり、PNコラム領域13のトレンチ14の側面25が(100)面となるようにマスク23の所定領域を開口する。また、各トレンチ14、16のトレンチ幅W1、W2は同じ幅とする。
図13(c)に示す工程では、図5(c)に示す工程と同様に、マスク23を用いて基板19のエッチングを行う。これにより、アライメントマーク領域15とPNコラム領域13とにおいて同じトレンチ幅であるが面方位が異なるトレンチ14、16を形成する。
図14(a)に示す工程では、図6(a)に示す工程と同様に、第1のエピタキシャル成長工程を行う。上述のように、面方位に従って単結晶半導体層21の成長速度が異なるため、PNコラム領域13のトレンチ14は単結晶半導体層21で完全に埋め込まれる一方、アライメントマーク領域15のトレンチ16では単結晶半導体層21の成長速度が遅いためにトレンチ16内に単結晶半導体層21が完全に埋まらず、上述のように不完全な状態となる。
この後、図14(b)に示す工程では、図6(b)に示す工程と同様に、第2のエピタキシャル成長工程を行う。これにより、アライメントマーク領域15のトレンチ16内に空洞22が残される。そして、図14(c)に示す工程では、図6(c)に示す工程と同様に、基板19の表面20が露出するように基板19の表面20上の単結晶半導体層21を除去する。こうして、図9〜図12に示される半導体基板10が完成する。
以上説明したように、各トレンチ14、16の側面24、25の面方位をそれぞれ指定することにより、第1のエピタキシャル成長工程においてPNコラム領域13のトレンチ14を完全に埋めつつ、アライメントマーク領域15のトレンチ16が完全に埋まらないようにすることができる。この場合、側面24、25の成長速度の違いを利用しているので、トレンチ幅が同じであっても良いし、第1実施形態のようにW1>W2としても良い。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された半導体基板の製造方法は一例であり、各実施形態の方法を組み合わせても良い。また、第2のエピタキシャル成長工程において、アライメントマーク領域15のトレンチ16に空洞22が残るように単結晶半導体層21を形成するためには、第2のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の成長温度を第1のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の成長温度よりも高くする他、第2のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の成長速度を第1のエピタキシャル成長工程における単結晶半導体層21の成長速度よりも速くしても良い。
上記各実施形態では、スクライブライン12にアライメントマーク領域15を設けていたが、これは一例であり、スクライブライン12の他の位置にアライメントマーク領域15が位置していても良い。また、アライメントマーク領域15はチップ11の領域に位置していても良い。例えば図2に示されるように、チップ11の領域内にPNコラム領域13が設けられているが、このPNコラム領域13の周囲の領域は特に何も形成されていないので、この領域にアライメントマーク領域15を設けても良い。さらに、上記各実施形態で示されたアライメントマーク領域15におけるトレンチ16の延設方向も一例であり、その延設方向を自由に設定することができる。
上記では、アライメントマークとして機能する空洞22のサイズを単結晶半導体層21の成長量で調節していたが、出来上がりのアライメントマークに所望のサイズ(特に幅)があれば、エピタキシャル成長量から初期のトレンチ幅を決定すれば良い。
また、上記各実施形態では、第2のエピタキシャル成長工程を行った後、最終的な研磨により基板19の表面20を平坦化しているので、半導体基板10を用いたデバイス製造工程においてレジスト塗布斑やレジスト残りを発生させる懸念は無くなる。このように、基板19の表面20側を研磨しているが、第2のエピタキシャル成長工程において基板19の表面20上に単結晶半導体層21を厚く形成すれば、単結晶半導体層21の表面におけるトレンチ14、16の凹みの影響を低減でき、この場合にもデバイス工程におけるレジストに関する懸念は無くなる。
さらに、上記各実施形態では、第2のエピタキシャル成長工程を行った後に研磨を行っているが、この研磨の工程は半導体基板10をどのように用いるかによって必要であったり、不要であったりする。したがって、研磨の工程は必須ではなく、行わなくても良い。
第3実施形態では、各トレンチ14、16の側面24、25の面方位の設定は単結晶半導体層21のエピタキシャル成長速度の大小関係が成立すれば、どのような面方位であっても良く、特に限定しなければならないものではない。
10 半導体基板
13 PNコラム領域
14、16 トレンチ
15 アライメントマーク領域
19 基板
20 基板の表面
21 単結晶半導体層
22 空洞

Claims (8)

  1. 単結晶半導体で構成された基板(19)を用意する工程と、
    前記基板(19)の表面(20)から前記基板(19)の厚み方向に延設されたトレンチ(14、16)を形成する工程と、
    前記トレンチ(14、16)内に単結晶半導体層(21)をエピタキシャル成長させる工程とを有する半導体基板の製造方法であって、
    前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記基板(19)の表面(20)のうちの所望領域(15)と所望領域以外の領域(13)とで異なるトレンチを同時に形成し、
    前記エピタキシャル成長させる工程は、前記単結晶半導体層(21)の一部を前記所望領域以外の領域(13)のトレンチ(14)内に完全に埋め込むのと同時に前記所望領域(15)のトレンチ(16)内の空間と前記所望領域(15)のトレンチ(16)外の空間とが繋がるように当該トレンチ(16)内に埋め込む第1のエピタキシャル成長工程と、前記第1のエピタキシャル成長工程の後、前記所望領域(15)のトレンチ(16)内にアライメントマークとしての空洞(22)が残るように前記単結晶半導体層(21)の残りの部分を形成する第2のエピタキシャル成長工程と、の2段階のエピタキシャル成長工程を経ることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記所望領域(15)をアライメントマーク領域とし、前記所望領域以外の領域(13)を前記基板(19)の表面(20)の面方向において前記基板(19)と前記単結晶半導体層(21)とが交互に配置されるPNコラム領域として前記トレンチ(14、16)を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体基板の製造方法。
  3. 前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記異なるトレンチ(14、16)として、前記所望領域(15)に形成するトレンチ(16)のトレンチ幅(W1)が前記所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)のトレンチ幅(W2)よりも広いトレンチ(14、16)を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体基板の製造方法。
  4. 前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記異なるトレンチ(14、16)として、前記所望領域(15)に形成するトレンチ(16)のトレンチ深さが前記所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)のトレンチ深さよりも深いトレンチ(14、16)を形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体基板の製造方法。
  5. 前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記異なるトレンチ(14、16)として、前記所望領域(15)に形成するトレンチ(16)の壁面のうち前記基板(19)の表面(20)に直角の側面(24)における前記単結晶半導体層(21)の成長速度が、前記所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)の壁面のうち前記基板(19)の表面(20)に直角の側面(25)における前記単結晶半導体層(21)の成長速度よりも遅いトレンチ(14、16)を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体基板の製造方法。
  6. 前記トレンチ(14、16)を形成する工程では、前記異なるトレンチ(14、16)として、前記所望領域(15)に形成するトレンチ(16)の壁面のうち前記基板(19)の表面(20)に直角の側面(24)の面方位が、前記所望領域以外の領域(13)に形成するトレンチ(14)の壁面のうち前記基板(19)の表面(20)に直角の側面(25)の面方位と異なるトレンチ(14、16)を形成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体基板の製造方法。
  7. 前記エピタキシャル成長させる工程では、前記第2のエピタキシャル成長工程における前記単結晶半導体層(21)の成長速度が前記第1のエピタキシャル成長工程における前記単結晶半導体層(21)の成長速度よりも速いことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の半導体基板の製造方法。
  8. 前記エピタキシャル成長させる工程では、前記第2のエピタキシャル成長工程における前記単結晶半導体層(21)の成長温度が前記第1のエピタキシャル成長工程における前記単結晶半導体層(21)の成長温度よりも高いことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の半導体基板の製造方法。
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