JP5394728B2 - 多色成形品の成形方法と多色成形用金型 - Google Patents

多色成形品の成形方法と多色成形用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP5394728B2
JP5394728B2 JP2008331981A JP2008331981A JP5394728B2 JP 5394728 B2 JP5394728 B2 JP 5394728B2 JP 2008331981 A JP2008331981 A JP 2008331981A JP 2008331981 A JP2008331981 A JP 2008331981A JP 5394728 B2 JP5394728 B2 JP 5394728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
rotating
side mold
movable
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008331981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010149448A (ja
Inventor
正三 西田
博之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2008331981A priority Critical patent/JP5394728B2/ja
Publication of JP2010149448A publication Critical patent/JP2010149448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5394728B2 publication Critical patent/JP5394728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、固定盤に取り付けられる固定側金型と、この固定盤に複数本のタイバーを介して接続されていると共に前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられる可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型との間に設けられている反転あるいは回転側金型とからなる多色成形用金型を使用して多色成形品を得る成形方法と、このような回転側金型に温度調節用の流体、または回転側金型あるいは該金型に設けられている移動コア等を駆動する作動流体や電力を供給する供給方法と、多色成形用金型に関するものである。
1次成形で第1の樹脂材料を射出し、2次成形で第1の樹脂材料と異なる色の第2の樹脂材料を射出して、異なる色からなる成形品を一体的に成形する2色成形法も、第1の樹脂材料の上に第2の樹脂材料を重ねる形で射出して積層品を得る射出成形方法も共に複合成形方法として従来周知である。このような成形方法の実施に使用される金型も周知で、例えば固定側金型と、金型の中心軸を回転の中心として回転的にスライドする回転スライド金型とから構成されている。そして、回転スライド金型には、同一のパーティング面内に1次成形用の凹部と2次成形用の凹部とが設けられている。したがって、1次成形位置で固定側金型と回転スライド金型を型締すると1次成形用のキャビティが構成され、このキャビティに第1の樹脂材料を射出すると1次成形部分が成形される。そこで、1次成形部分を固定側金型に残して型開し、回転スライド金型を2次成形位置へスライドさせて型締する。そうすると、1次成形部分と2次成形用の凹部とで2次成形用のキャビティが構成される。2次成形用のキャビティに第2の樹脂材料を射出すると、2色成形品あるいは2層からなる積層品が得られる。
また、3つの半成形品から1個の複合成形品を成形する射出成形方法は、本出願人により例えば特許文献1によって提案されている。この成形方法の実施に使用される金型は、スライド金型と、2個のスライドコアとから構成されている。スライドコアは、スライド金型のスライド方向と異なる方向にスライドすると共に、スライド金型とスライドコアは、スライド金型のキャビティとスライドコアのキャビティが互いに離間した位置と、接近して整合する位置とを採るようになっている。したがって、1次成形により、3個の半成形品をスライド金型とスライドコア内で同時に成形し、その後半成形品がスライド金型とスライドコア内に残った状態でスライドコアを開き、そしてスライド金型とスライドコアとをスライドさせて半成形品を所定の位置へ集合させる。そして、集合されて型締めされた接合部に溶融樹脂を2次成形により射出すると、スライド金型とスライドコア内で3個の半成形品が一体化された複合成形品が得られる。
特開2000−153538号公報 特開平8−108450号公報
特許文献2には、固定側金型と、この固定側金型に対して型開閉される可動側金型と、これらの金型の間に設けられ回転的にスライドする回転プレートとからなる3色成形用金型が示されている。回転プレートの、固定側金型に面したパーティング面にはコア型が形成されている。一方、固定側金型の、中間プレートに面した側には、円周方向に120度の間隔をおいて、前記コア型に対応する3個の第1、2、3の凹部が設けられている。第1、2の凹部には、固定側金型の方に半径外方から中心部に向かうように設けられているゲートが開口している。これに対し第3の凹部には、中間プレートの裏側に半径外方から中心部に向かうように設けられているゲートが開口している。したがって、中間プレートを120度ずつ回転的にスライドさせて3色からなる成形品を得ることができるが、第3のゲートは中間プレートの裏側に設けられているので、成形品の表面にゲートの痕跡は出ない。
上記のように、2色成形品あるいは2層からなる積層成形品を得る射出成形方法は従来周知であり、また3色からなる複合成形品の成形装置も特許文献1、2等により提案されているので、これらの方法を適用して多色成形品も成形することはできる。しかしながら、従来周知の射出成形方法や特許文献1、2に記載の射出成形方法によって多色成形品を成形する場合、1次成形用の凹部、2次成形用の凹部等を金型の同一パーティング面側に設ける必要がある。そうすると、成形品に比べて大型の金型が必要になり、さらにはこのような大型の金型を型締する大型の型締装置が必要になる。溶融樹脂を射出する射出装置についても問題が認められる。射出装置のノズルは、固定盤の背面から表面に向けて固定盤に明けられている開口を通して固定側金型にタッチするようになっているが、多色成形品を成形する場合、色あるいは材料の異なる複数台の射出装置が必要になる。このような複数台の射出装置が互いに干渉しないように配置することは困難であり、特に射出装置が3台以上になると互いに干渉しないように配置することは実質的に不可能である。
大型の金型や型締装置を格別に必要とせず、さらには複数台の射出装置が互いに干渉することもない射出成形機が、本出願人によって特願2008−230206によって提案されている。本出願人が提案している射出成形機71は、図4に示されているように、多色成形用金型85、87、88と、型締装置72と、第1、2の射出装置74、75とからなっている。多色成形用金型は、固定盤77に取り付けられている固定側金型85と、可動盤79に取り付けられている可動側金型87と、回転金型保持枠84に軸89周りに回転自在に取り付けられている回転側金型88とから構成されている。回転側金型88の両側部には第1、2の凹部91、92が設けられている。このような多色成形用金型には、第1の射出装置74は固定盤77の背面から固定側金型88に設けられているロケートリングにタッチするように設けられ、第2の射出装置75は可動側金型87に設けられているスプルにタッチするように設けられている。型締装置72は、固定盤77と、この固定盤77と、複数本のタイバー78、78、…を介して接続されている可動盤79と、型締ハウジング81と、可動盤79と型締ハウジング81の間に設けられているトグル機構82と、固定盤77と可動盤79の間に設けられている回転金型保持枠84とからなる。このような射出成形機71において型締すると、固定側金型85と回転側金型88と可動側金型87が型締される。固定側金型85と回転側金型88の第1の凹部91とで形成されるキャビティに第1の射出装置74から第1の樹脂材料を射出して1次成形品を成形する。1次成形品を第1の凹部91に残した状態で型開して回転側金型88を180度回転する。すなわち反転する。そうすると、1次成形品と可動側金型87が対向する。型締して1次成形品と可動側金型87とで形成されるキャビティに第2の射出装置75から第2の樹脂材料を射出して2色からなる成形品を得る。
本出願人によって提案されている前記多色成形用金型によれば、金型の1面のパーティング面上には、1個の凹部または1個のコア型だけを設ければよく、成形品の大きさに比較して格別に大型の金型も大型の型締装置も必要としない。さらには、型締力が固定側金型と回転側金型の間と、回転側金型と可動側金型の間に同時に作用するので効率よく型締することができる。また、前記射出成形機によると、第1の射出装置74は固定側金型85の方に、第2の射出装置75は可動側金型87の方に設けられており、すなわち第1の射出装置74と第2の射出装置75は異なる場所に配置されているので互いに干渉することもない。従って、本出願人によって提案されている多色成形用金型と射出成形機を使用すれば、従来の問題点が解決され、容易に多色成形品を得ることができる。しかしながら、改良すべき問題点も見受けられる。すなわち、金型には、温度を調節する冷却水、加熱水等の温度調節用液体あるいは流体を給排する必要があり、さらには移動コア、駒のような被駆動部材が設けられている金型の場合には、被駆動部材の駆動用シリンダに作動用流体を供給したり、例えばソレノイドを駆動する電力を供給する必要もある。従って、回転側金型にはこのような流体を供給する所定のホース、または電力を供給する電力供給線が接続されることになる。回転側金型においては、金型を回転させてもホースや電力供給線が追従するように所定の長さのホース、または電力供給線を設ける必要がある。このようなホースや電力供給線は回転側金型が回転するときに一時的に弛みが生じてしまうので他の装置に絡まってしまうことがある。また、型締時に弛んだホースや電力供給線が金型間に挟まれるとホースや電力供給線が破損したり、金型が破損してしまう。ホースの代わりに回転側金型の回転の中心に所定のシール構造を有するロータリ継ぎ手を設けて液体を給排することも考えられるが、ロータリ継ぎ手は1本のみしか設けることができないので、1種類の流体しか流すことができない。すなわち、温度調節用液体と作動用流体を同時に給排することができない。さらには、シール構造は摩耗して液漏れ等の事故を起こすことが多い。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであって、温度調節用流体や作動用流体を給排する管路、電力供給線等を備えているにも拘わらず、これらの管路や電力供給線が他の装置に絡まったり型締時に金型間に挟まれることがなく、管路には摩耗して液漏れ等の事故を起こすシール構造を設ける必要もない多色成形用金型を提供することと、そのような多色成形用金型を使用して多色成形品を得る成形方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、多色成形用金型は、固定盤に取り付けられている固定側金型と、固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、固定盤と可動盤との間に回転自在に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とから構成される。そして、回転側金型の温度を調節する温度調節用流体や回転側金型の付属品を駆動する作動用流体の給排管路、または電力供給線は、回転金型支持台の中空の回転軸の内部に設けられるように構成される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて回転または反転されるようになっている回転側金型とからなり、前記回転側金型には型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、前記回転側金型が反転されて型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれには異なる面の前記パーティング面が当接するようになっている多色成形用金型において、前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2層からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、前記多色成形用金型を開いて前記2層からなる多色成形品を取り出して、前記1次成形品を前記回転側金型に残して前記回転側金型を反転して、前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている前記1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2層からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、以下同様にして型開毎に1個の2層からなる多色成形品を成形するとき、前記回転側金型の温度を調整する温度調節用流体、前記回転側金型を駆動する作動用流体または電力は、前記回転台の下部の垂直の中空の回転軸に挿通されている温度調整用流体路、作動流体路または電力供給線から給排または給電するように構成されている。
請求項2に記載の発明は、固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型において、前記回転側金型の温度を調整する温度調節用流体、前記回転側金型を駆動する作動用流体または電力は、前記回転台の下部の垂直の中空の回転軸に挿通されている温度調整用流体路、作動流体路または電力供給線から供給するように構成される。
そして、請求項3に記載の発明は、固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型であって、前記回転台はその下部に中空の回転軸を備え、前記回転軸の内部には外部から前記回転側金型に通じる温度調節用流体路、作動流体路または電力供給線が設けられるように構成される。
さらには、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多色成形用金型において、前記流体路は可撓性材料から形成されるように構成される。
以上のように、本発明によると、多色成形用金型は、固定盤に取り付けられている固定側金型と、固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、固定盤と可動盤との間に設けられている回転金型支持台に回転または反転可能に支持されている回転側金型とからなり、回転側金型には型締されると固定側金型と可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、回転側金型が反転されて型締されると固定側金型と可動側金型のそれぞれには異なる面の前記パーティング面が当接するように構成されているので、成形品の大きさに比して格別に大型の金型も大型の型締装置も必要としないし、型締力が固定側金型と回転側金型の間と、回転側金型と可動側金型の間に同時に作用するので効率よく型締することができる。また、上記のように金型が構成されているので、射出装置を可動側金型にも配置することができ、複数台の射出装置を設けても互いに干渉することがない。このような多色成形用金型によって多色成形品を成形するとき、多色成形用金型を型締して、固定側金型と回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、可動側金型と回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2層からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、多色成形用金型を開いて2層からなる多色成形品を取り出して、1次成形品を回転側金型に残して回転側金型を反転して、再び型締するように構成されているので、型開毎に1個の2層からなる多色成形品を得ることができ生産効率が高い。また、このような多色成形用金型においては、回転金型支持台の実質的な回転中心部には中空の回転軸が設けられ、回転金型支持台は回転軸と一体的に回転自在に、型開閉方向に移動する部材に支持されていると共に、回転軸の内部には外部から回転側金型に通じる温度調節用流体路、作動流体路または電力供給線が設けられているので、すなわち、温度調節用流体路や作動流体路または電力供給線は、回転の中心軸に設けられているので、回転側金型が回転しても、流体路や電力供給線が弛むことがなく、これらが他の装置に絡まってしまったり、型締時に金型間に挟まれて流体路や電力供給線が破損したり金型を傷付けることがない。他の発明によると、管路は可撓性材料から構成されているので、摩耗して液漏れ事故を発生する恐れのあるシール構造を格別に設ける必要がなく安全であり、流体路を安価に提供することができるという効果が更に得られる。さらには、他の発明によると、請求項1または請求項2に記載の多色成形用金型において、回転金型支持台は、固定盤と可動盤とを接続するタイバーにガイドされて型開閉方向にスライドする架台と、回転側金型を支持する回転台とからなり、中空の回転軸は回転台に一体化されていると共に、回転軸は架台に設けられている軸受機構に回転自在に軸受されるように構成されているので、構造は比較的シンプルになり、安価に多色成形用金型を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る多色成形用金型5が取り付けられている射出成形機1は、図1の(ア)の平面図と図1の(イ)の側面図に概略的に示されているように、多色成形用金型5と、これらの金型5を型開閉する型締装置2と、第1、2の射出装置3、4とから構成されている。型締装置2は、固定盤7、可動盤8、型締ハウジング9、固定盤7と型締ハウジング9を連結していると共に可動盤8をガイドしている4本のタイバー11、11、…、型締ハウジング9と可動盤8の間に設けられているトグル機構13等から構成されている。本実施の形態の特徴である回転金型支持台14は、後で詳しく説明するように、2本のタイバー11、11によってガイドされて、図1において左右方向あるいは型開閉方向にスライドするようになっている。そして、この回転金型支持台14の上部には、0〜180度の範囲で回転する台、すなわち回転台36が設けられている。この回転台36に回転側金型17が取り付けられるようになっている。
多色成形用金型5は、固定盤7に取り付けられている固定側金型16と、回転金型支持台14の回転台に取り付けられている回転側金型17と、可動盤8に同様に取り付けられている可動側金型18とからなっている。固定側金型16のパーティング面の中央部には比較的低い1個の凸部21が設けられている。この凸部21により、型締されるときに1次射出成形用のキャビティが構成される。固定側金型16には固定側金型16を横切るようにスプル22が設けられている。このスプル22はキャビティに開口したゲート23に連通している。このように構成されているスプル22に、第1の射出装置3のノズルがタッチするようになっている。回転側金型17には、2面のパーティング面、すなわち第1のパーティング面24と第2のパーティング面25とが互いに反対側に設けられている。これらの第1、2のパーティング面24、25の実質的な中心部には、所定の深さで同じ形状の第1、2の凹部27、28がそれぞれ明けられている。図1に示されている位置では、固定側金型16と型締されるパーティング面は第1のパーティング面24になっているが、回転側金型17は回転金型支持台14の回転台と共に0〜180度の範囲で回転するので、すなわち反転するので、反転位置にして型締すると第2のパーティング面24が固定側金型16と型締されることになる。従って、回転側金型17の回転位置によって第1、2の凹部27、28のいずれかが、固定側金型16の凸部21と共に1次射出成形用のキャビティを構成することになる。可動側金型18のパーティング面には、その中心部に比較的浅く大径の穴が明けられ、この穴の底部から小径の穴が明けられている。これらの穴により2段の径からなる凹部29が明けられている。この凹部29により、型締されるときに2次成形用のキャビティを構成することになる。可動側金型18の上部の、型開閉動作と干渉しない位置にはスプル31が設けられ、このスプル31は可動側金型18の凹部29の底部に開口したゲート32に連通している。このスプル31に第2の射出装置4のノズルがタッチするようになっている。
図2の斜視図によって本実施の形態に係る回転金型支持台14について詳しく説明する。回転金型支持台14は、タイバー11、11にガイドされて軸方向すなわち型開閉方向にスライドする架台34、この架台34上で0〜180度の範囲で回転する回転台36等から構成されている。架台34は、2本のタイバー11、11にガイドされるガイド部38、38、これらのガイド部38、38と一体的に形成され円盤状を呈する所定の板厚の円形リテーナ39、この円形リテーナ39の下面の中心から垂直方向の下方に設けられている円筒状の軸受部40等から構成されている。架台34は、図1の(イ)に示されているように、ベッドB上に型開閉方向あるいは軸方向にスライド可能に支持されているが、具体的な支持機構は図2には示されていない。ガイド部38、38には、それぞれのタイバー11、11が挿通される円筒の軸方向の孔、すなわちガイド孔42、42が明けられている。ガイド孔42の内径は、タイバー11、11の外径よりわずかに大きい。従って、架台34は型開閉時にはタイバー11、11にガイドされて矢印Y1方向に滑らかにスライドすることができる。円形リテーナ39の上面には、回転台36を支持する、あるいはガイドするリング状の円形レール43が設けられている。従って、回転台36は円形リテーナ39の円形レール43にガイドされて矢印Y2、Y3方向に滑らかに回転する。円形リテーナ39は、回転台36の水平度を維持する役割も有しており、回転台36に取り付けられる回転側金型17が傾くことを防止もしている。
回転台36は、平面形状が長方形の板状を呈し、回転側金型17が取り付けられるようになっている金型取付板45と、この金型取付板45の下面の中央部から垂直に前記金型取付板45と一体的に構成されている中空の回転軸46とからなっている。中空の回転軸46は、架台34の筒状の軸受部40内に挿入され、図示されていないベアリングからなる軸受機構によって滑らかに回転可能に軸受けされている。このような中空の回転軸46と金型取付板45には、回転軸46の軸方向に貫通孔が明けられており、この貫通孔が金型の温度を調節する冷却水、温水等のホースが通される配管用孔47となっている。金型取付板45には、長方形の長辺の中点から配管用孔47に連通する断面形状が方形の配管用溝49、49が明けられている。従って、配管用孔47に配管される管路等を、配管用溝49、49を介して外部すなわち回転側金型17の方へ引き出すことができる。回転軸46の下端部には従動プーリ50が固着されており、この従動プーリ50と、架台34の所定の箇所に設けられているサーボモータ51の駆動プーリ52との間にはベルト53が掛け回されている。従って、サーボモータ51を駆動すると回転台36を0〜180度の範囲で回転することができる。
このような回転金型支持台14には、金型の温度を調節する冷却水、温水等の温度調節用流体を供給したり排水する温度調節用流体給排管54、54と、金型に設けられる、例えば移動コア、駒等を駆動する作動油を給排する作動油給排管55、55が配管されている。具体的には、これらの給排管54、55、…は、ゴム、プラスチック系の可撓性材料から形成されており、配管用孔47に挿通され、すなわち中空の回転軸46内に挿通されて配管用溝49、49を経由して引き出され、回転台36の金型取付板45の長辺に沿って配管された後に、図2には示されていないが、金型取付板45に取り付けられている回転側金型17に接続される。つまり、給排管54、55、…は回転台36の回転の中心軸から配管されているので、回転台36と回転側金型17が回転しても給排管54、55が弛むことはない。なお、本実施の形態においては、給排管54、55、…のうち配管用溝49、49における所定の部分は、金属管57、57から形成されているが、給排管54、55、…の全長を可撓性材料からなる管路のみで構成することもできる。
次に、本実施の形態に係る多色成形用金型5が取り付けられている射出成形機1によって2色成形品を成形する成形例について説明する。図3の(ア)に示されているように、回転側金型17を0度の回転位置にして型締する。そうすると回転側金型17の第1のパーティング面24と固定側金型16とが型締されて、固定側金型16の凸部21と回転側金型17の第1の凹部27とから1次成形用のキャビティC1が構成される。図3の(イ)に示されているように、第1の射出装置3から第1の樹脂材料を射出して1次成形品Jを成形する。冷却されて固化するのを待って型開する。そうすると、キャビティの形状の違いから1次成形品Jは回転側金型17の方に残る。図3の(ウ)に示されているように、回転台36を駆動して回転側金型17を180度の回転位置、すなわち反転位置に回転する。次いで型締すると、図3の(エ)に示されているように、回転側金型17に残されている1次成形品Jと可動側金型18の凹部29とによって2次成形用のキャビティC2が形成されると共に、回転側金型17の第2の凹部28と固定側金型16の凸部21とによって1次成形用のキャビティC1が構成される。図3の(オ)に示されているように、第2の射出装置4から2次成形用のキャビティC2に、第1の樹脂と異なる色あるいは材料の第2の樹脂材料を射出する。そうすると、1次成形品Jと2次成形部分Kが一体的に成形される。一方、第1の射出装置3からも1次成形用のキャビティC1に第1の樹脂材料を射出して1次成形品Jを成形する。冷却されて固化するのを待って型開する。そうすると、図3の(カ)に示されているように、2色成形品JKが得られる。1次成形品Jは回転側金型17に残った状態になるので、回転側金型17を0度の回転位置に戻す。以下、同様に成形する上記のようにして成形するとき、回転側金型17に必要に応じて温度調節用の流体を給排管54、55を介して給排する。また、回転側金型17に移動コア、駒等の被駆動部材が設けられているときは、これらの被駆動部材を駆動する作動油を同様にして給排する。上記のように連続して成形すると多色成形用金型5を型開する毎に1個の2色成形品JKが得られることになる。
本発明の実施の形態に係る射出成形機は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、回転金型支持台36を構成している架台34は2本のタイバーにガイドされているように説明されているが、タイバーによってガイドする代わりに、射出成形機が設置されているベッド上にレールを設け、湖のレールによってガイドされるように実施することもできる。さらには、架台34は4本のタイバーの外側に井桁状に形成された枠体から構成されていてもよい。このようにすると、比較的大型の回転側金型17を取り付けることができる。また、回転側金型17に、移動コア、駒等の被駆動部材が設けられている場合には、作動油が供給される旨説明されているが、これらの被駆動部分がエアーで駆動される場合にはエアーの給排も当然に可能であるし、電磁ソレノイドで駆動する場合には、外部から回転金型支持台の回転軸内に電力供給線を引き入れて配管用溝49から引き出し、回転側金型17に接続することもできる。
本発明の実施の形態に係る2色成形用金型と射出成形機を一部断面で示す図で、その(ア)はその平面図、その(イ)は側面図である。 本発明の実施の形態に係る回転金型支持台を一部断面にして示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る2色成形用金型と射出成形機によって、2色からなる成形品を成形する成形例を示す図で、その(ア)〜(カ)は、各成形段階にある2色成形用金型と射出成形機を一部断面で示す平面図である。 本出願人によって提案されている多色成形用金型と射出成形機を一部断面で示す平面図である。
符号の説明
1 射出成形機 2 型締装置
3 第1の射出装置 4 第2の射出装置
5 多色成形用金型
7 固定盤 8 型締ハウジング9
11、11 タイバー
14 回転金型支持台 16 固定側金型
17 回転側金型 18 可動側金型
36 回転台 39 円形リテーナ
45 金型取付板 46 中空の回転軸
47 配管用孔 49 配管用溝
54、55 給排管

Claims (4)

  1. 固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて回転または反転されるようになっている回転側金型とからなり、
    前記回転側金型には型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれに当接する2面のパーティング面が設けられ、前記回転側金型が反転されて型締されると前記固定側金型と前記可動側金型のそれぞれには異なる面の前記パーティング面が当接するようになっている多色成形用金型において、
    前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2層からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、
    前記多色成形用金型を開いて前記2層からなる多色成形品を取り出して、前記1次成形品を前記回転側金型に残して前記回転側金型を反転して、
    前記多色成形用金型を型締して、前記固定側金型と前記回転側金型とにより構成される第1のキャビティに第1の樹脂を射出充填して1次成形品を得る1次成形と、前記可動側金型と前記回転側金型に残っている前記1次成形品とにより構成される第2のキャビティに第2の樹脂を射出充填して2層からなる多色成形品を得る2次成形とを実質的に同時に実施し、以下同様にして型開毎に1個の2層からなる多色成形品を成形するとき、
    前記回転側金型の温度を調整する温度調節用流体、前記回転側金型を駆動する作動用流体または電力は、前記回転台の下部の垂直の中空の回転軸に挿通されている温度調整用流体路、作動流体路または電力供給線から給排または給電することを特徴とする多色成形品の成形方法。
  2. 固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、
    前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型において、
    前記回転側金型の温度を調整する温度調節用流体、前記回転側金型を駆動する作動用流体または電力は、前記回転台の下部の垂直の中空の回転軸に挿通されている温度調整用流体路、作動流体路または電力供給線から供給することを特徴とする多色成形用金型の流体または電力の供給方法。
  3. 固定盤に取り付けられている固定側金型と、前記固定盤に対して型開閉される可動盤に取り付けられている可動側金型と、前記固定盤と前記可動盤との間に設けられて型開閉方向にスライドされるようになっている回転金型支持台の回転台に取り付けられて第1、2の回転位置を採るようになっている回転側金型とからなり、
    前記回転側金型を第1の回転位置にして型締すると、前記回転側金型の一方のパーティング面が前記固定側金型に、他方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締され、前記回転側金型を第2の回転位置にして型締すると、前記他方のパーティング面が前記固定側金型に、前記一方のパーティング面が前記可動側金型にそれぞれ当接して型締されるようになっている多色成形用金型であって、
    前記回転台はその下部に中空の回転軸を備え、前記回転軸の内部には外部から前記回転側金型に通じる温度調節用流体路、作動流体路または電力供給線が設けられていることを特徴とする多色成形用金型。
  4. 請求項3に記載の多色成形用金型において、前記流体路は可撓性材料から形成されていることを特徴とする多色成形用金型。
JP2008331981A 2008-12-26 2008-12-26 多色成形品の成形方法と多色成形用金型 Active JP5394728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008331981A JP5394728B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 多色成形品の成形方法と多色成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008331981A JP5394728B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 多色成形品の成形方法と多色成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010149448A JP2010149448A (ja) 2010-07-08
JP5394728B2 true JP5394728B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=42569078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008331981A Active JP5394728B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 多色成形品の成形方法と多色成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5394728B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5440046B2 (ja) * 2009-09-09 2014-03-12 宇部興産機械株式会社 積層成形装置
JP5682820B2 (ja) * 2011-03-15 2015-03-11 宇部興産機械株式会社 回転金型支持装置及び多層成形方法
JP5630713B2 (ja) * 2011-04-12 2014-11-26 宇部興産機械株式会社 回転金型支持装置
CN106671358A (zh) * 2017-01-13 2017-05-17 精英模具(上海)有限公司 一种三色注塑的方法及三色注塑的模具
CN117804871B (zh) * 2024-02-23 2024-05-03 西南石油大学 一种玄武岩纤维微滴脱粘样品固化装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321B2 (ja) * 1988-07-12 1995-01-11 株式会社名機製作所 ロータリ式射出成形機
JP3082649B2 (ja) * 1995-12-21 2000-08-28 株式会社新潟鉄工所 竪型射出成形機の流体等の供給装置
JP3386388B2 (ja) * 1998-10-12 2003-03-17 日精樹脂工業株式会社 複数の型締シリンダ及び射出装置を備えた成形機
JP4942088B2 (ja) * 2006-09-28 2012-05-30 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 二材成形用射出成形機及び制御方法
JP5105087B2 (ja) * 2008-06-24 2012-12-19 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 二材成形用射出成形機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010149448A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3246434B2 (ja) 射出成形方法及び射出成形金型並びにバルブゲート装置
JP5394728B2 (ja) 多色成形品の成形方法と多色成形用金型
KR101835704B1 (ko) 복합 성형품 성형용의 사출 성형기
JP5115987B2 (ja) 多色成形品の成形方法および多色成形用金型
JP5033091B2 (ja) 多色成形用金型
JP2007118214A (ja) 積層射出成形機および積層射出成形方法
JP2005138367A (ja) 横型多材成形機
WO2002016109A1 (en) Stack mold carrier and rotary turret with services provided by a rotary union
JP2013224042A (ja) 複合成形品の射出成形機およびその作動方法
JP5313123B2 (ja) 複合成形品の射出成形機の作動方法
JP2015063013A (ja) 射出成形金型
JP2013132812A (ja) 多材成形品の射出成形機およびその成形方法
JP2792430B2 (ja) ロータリ式射出成形機
KR101605684B1 (ko) 곡진 날개들을 지닌 성형제품의 언더컷을 처리하는 장치 및 이 장치를 구비한 금형
JP5188542B2 (ja) 射出成形機および射出成形方法
JP2011056927A (ja) 多材射出成形機および多材射出成形方法
JP2011031534A (ja) 積層成形装置及び積層成形方法
JP4829274B2 (ja) 複合成形品の成形方法および成形用の型装置
CN210996335U (zh) 一种支架专用钢管一体成型模具
JP2007001054A (ja) 射出成形金型及び射出成形方法
JP4214587B2 (ja) 環状成形品の射出成形方法並びに射出成形金型
JP5083652B2 (ja) 積層成形品の成形方法及び成形用金型
JPH08174594A (ja) ロータリ式射出成形機
CN201863371U (zh) 双色注塑机的转盘转轴共用装置
JP2006142600A (ja) 射出成形機及び射出成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5394728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250