JP5390248B2 - インナーケーブル連結構造およびそれを用いたスライドドア駆動装置 - Google Patents

インナーケーブル連結構造およびそれを用いたスライドドア駆動装置 Download PDF

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Description

本発明はインナーケーブル連結構造およびそれを用いたスライドドア駆動装置に関する。さらに詳しくは、車両のスライドドアをインナーケーブルを介して開閉させるパワースライドドアに用いられるインナーケーブル連結構造およびスライドドア駆動装置に関する。
特許文献1には、図19に示すような、ローラブラケット101に組み付けレバー102の一端を回動自在に設け、その組み付けレバー102に形成したスリット103にインナーケーブル104を通し、円柱状のケーブルエンド105をスライド自在に係合したインナーケーブルの連結構造100が開示されている。この装置は車両のスライドドアのケーブル式自動開閉装置に用いられるものであり、ローラブラケット101には車体の側面に形成したガイドレール内を転動する水平ローラ106が回転自在に取付けられている。
この連結構造では、組み付けレバー102を開いた状態から閉じた状態まで回動させるときにケーブルエンド105が組み付けレバー102の裏面を滑るので、インナーケーブル104に張力を付与しながら水平ローラ106の下側の本来の係止位置まで移動させることができる。そしてその位置で、円柱状のケーブルエンド105を略円柱状の係止穴107aを備えた受け部107に回動自在に嵌合させることができる。
他方、特許文献2には、図20に示すように、略円弧状の係合部を備えた略W字状のホルダーブラケット110に、一対の弾性片111を備えた扇状のエンドホルダー112を後ろ側から装着し、弾性片111の復元作用でエンドホルダー112をホルダーブラケット110の装着位置に固定するケーブルエンドの連結構造が開示されている。この連結構造では、ホルダーブラケット110が垂直ローラ114のブラケットを兼用している。扇状のエンドホルダー112は、ケーブルエンド113を回動自在に係止する円柱状の孔115と、上下の鍔部の間に形成される案内スリット116とを備えている。
特開2007−313942号公報 特許第3907105号公報
特許文献1のインナーケーブル連結構造では、インナーケーブル104に加えられる張力をスムーズにローラブラケット101に伝えてローラ106を転動させるため、受け部107はローラ106の近くに、とくに下側に同心状に配置されている。そのため、受け部107もガイドレール内に配置される。しかし近時、ガイドレールの開口部が狭くなってきており、従来の大きさの受け部107では充分に対応できない。特許文献2の連結構造でも同様の問題がある。
さらにスライドドアをガイドするガイドレールは、前端近辺で車体の内側に向けて湾曲しているので、湾曲部分に沿って移動するとき、ローラブラケット101も回動し、インナーケーブル104の引き出し方向が変化する。そのため、従来はケーブルエンド105を円柱状とし、同形状の受け部107の係止穴107a内で回動自在とすることにより、引き出し方向の変化に対応している。しかしケーブルエンド104と受け部107の係止穴107aの内面との間に塵埃などが詰まり、固着・焼き付けが生ずる懸念がある。特許文献2の連結構造でも同様の問題がある。
本発明は断面形状が小さく、開口部が狭いガイドレールにも対応することができ、さらにケーブルエンドの固着の懸念が少ないインナーケーブル連結構造およびスライドドア駆動装置を提供することを技術課題としている。
本発明のインナーケーブル連結構造は、スライドドアを駆動する前後のインナーケーブルの端部をスライドドア側に係止するためのインナーケーブル連結構造であって、ガイドレールに沿って張設され、先端にケーブルエンドが固定されている前後のインナーケーブルと、スライドドアに対し、鉛直方向の軸廻りに回動自在に連結されるブラケットと、そのブラケットに取り付けられる、それぞれ前記ケーブルエンドを係止する係止穴を備えた前後のエンドホルダーとを備え、前記前後のエンドホルダーが前後方向に延びているインナーケーブルをケーブルエンドから離れた部位でガイドレールに沿う向きからスライドドア側へ湾曲経路に沿って方向転換させると共に、前記係止穴近辺まで案内するガイド部を備えていることを特徴としている。
本発明のスライドドア駆動装置は、スライドドアのドアアームに鉛直方向の軸廻りに回動自在に設けられるブラケットと、固定位置でスライドドアの駆動方向に沿って互いに反対向きに延びる一対のインナーケーブルと、それらのインナーケーブルの端部を係止するための一対のエンドホルダーとを備え、前記一対のインナーケーブルの他端側がインナーケーブルを交互に引き操作するケーブル駆動機構に連結されているスライドドア駆動装置であって、その一対のエンドホルダーと、それらのエンドホルダーに係止される前後のインナーケーブルと、前記ブラケットとが前記いずれかのインナーケーブル連結構造を構成していることを特徴としている。
(1)本発明のインナーケーブル連結構造は、前後方向に延びている前後のインナーケーブルを、ケーブルエンドから離れた部位で、ガイドレールに沿う向きからスライドドア側へ湾曲経路に沿って方向転換させると共に、前記係止穴近辺まで案内するガイド部を備えているので、ケーブルエンドをガイドレールの外側に配置することができる。そのため、断面形状が小さく開口部が狭いガイドレールにも対応することができる。さらにスライドドアが回動するとき、湾曲経路の部分でインナーケーブルの引き出し方向の変化に追従させることができる。したがってケーブルエンドを係止穴内で回動させる必要がなく、固着・焼き付けの問題が生じない。
(2)前記ブラケットがガイドレールに沿って転動する前後一対の水平ローラを備えており、前記インナーケーブルが、ガイドレールに沿う向きから水平ローラの中心近辺を通してスライドドア側へ方向転換している場合は、インナーケーブルの引っ張り力によってスムーズに水平ローラを転動させることができる。
(3)前記エンドホルダーが、ブラケットに対し、インナーケーブルが延びている方向に対して略直角の方向に沿って挿入/離脱自在である場合は、エンドホルダーをブラケットに挿入したとき、インナーケーブルの張力をブラケットが支えることができる。そのため、挿入/離脱方向にはインナーケーブルの張力が直接加わらない。したがって取付け作業が容易である。
(4)さらに前記ブラケットに、スライドドア側で開口する2個の受け部を備えた略W字状のホルダーブラケットが取付けられており、前記エンドホルダーが、そのホルダーブラケットの受け部に対し、スライドドア側から挿入/離脱自在とされている場合は、一層取付け作業が容易である。
(5)前記ホルダーブラケットが、前記受け部を横切る係合片を備えており、前記エンドホルダーにその係合片と係合してエンドホルダーの抜け止め作用をする係合舌片が設けられており、それらの係合片と係合舌片とが前記外れ防止手段となっている場合は、受け部に挿入したエンドホルダーの係合舌片がホルダーブラケットの係合片と係合するので、受け部の開口側に抜けない。
(6)前記エンドホルダーがブラケットに対して係止穴近辺で組み付け位置と固定位置との間で回動自在に設けられており、前記エンドホルダーを固定位置に固定する固定手段を備えており、前記エンドホルダーの固定位置におけるインナーケーブルの配索経路が組み付け位置における配索経路より長くされている場合は、エンドホルダーを組み付け位置に開いた状態で係止穴にケーブルエンドを係止し、ついでエンドホルダーを固定位置まで回動させ、その状態で固定手段でエンドホルダーを固定することにより、組み付け作業が完了し、インナーケーブルに適切な張力が付与される。したがってインナーケーブルの配索作業が容易である。さらにインナーケーブルを緩めた状態でそのケーブルエンドを係止穴に係止すれば、係止作業が容易である。
(7)前記固定手段が、前記ブラケットに形成された、エンドホルダーの回動中心と略平行の穴と、前記エンドホルダーに形成された、エンドホルダーが固定位置に来たときに前記穴と連通する貫通孔と、前記穴および貫通孔に挿入されるネジないしボルトとを備えている場合は、エンドホルダーを固定位置までインナーケーブルの張力に抗しながら回動させたとき、ネジないしボルトを貫通孔と穴に通すことにより、インナーケーブルの張力を支持させることができる。したがってその後は楽にネジを締めたりボルトにナットを締結できる。
(8)前記前後のエンドホルダーが、エンドホルダー同士を互いに近づけるように締結する連結ボルトによって連結されている場合は、連結ボルトの螺進によってインナーケーブルに適切な張力を付与することができる。
(9)本発明のスライドドア駆動装置は、前述のインナーケーブル連結構造を備えているので、開口部が狭いガイドレールにも対応することができ、さらにケーブルエンドの係止穴内での固着・焼き付けに基づく問題がない。
本発明の連結構造の一実施形態を示す平面図である。 図1の連結構造の正面図である。 図1の連結構造の側面図である。 図1の連結構造の組み立て前の状態を示す斜視図である。 本発明の往復駆動装置の一実施形態を示す概略平面図である。 本発明の連結構造の他の実施形態を示す平面図である。 図6の連結構造の正面図である。 図6の連結構造の側面図である。 図6の連結構造のエンドホルダーとインナーケーブルを示す組み立て前の平面図である。 図6の連結構造のエンドホルダーとインナーケーブルを示す組み立て前の正面図である。 本発明の連結構造のさらに他の実施形態を示す組み立て前の底面図である。 図11の連結構造に用いるブラケットの正面図である。 図11の連結構造組み立て前の側面図である。 図11の連結構造の全体を示す前側から見た斜視図である。 図11の連結構造の全体を示す後ろ側(スライドドア側)から見た斜視図である。 図11の連結構造の組み立て後の全体を示す平面図である。 図11の連結構造の組み立て後の全体を示す正面図である。 図11の連結構造の組み立て後の全体を示す側面図である。 従来の連結構造の一例を示す斜視図である。 従来の連結構造の他の例を示す下側から見た斜視図である。
図1は、自動車のスライドドアのローラブラケット11にインナーケーブル13、14の端部を連結するための連結構造10を示している。ローラブラケット11は、図2に示すように、上板11aと下板11bとを備え、それらの上板および下板は、スライドドアの後部で上下方向の中間部に、鉛直方向の回動軸廻りに回動自在に取り付けられると共に、図3に示すようにセンターレール15の上部の凹部15a内を転動する水平ローラ16および下壁15bを転動する垂直ローラ17をそれぞれ回転自在に支持する。
この連結構造10は、連結シャフト18によって回動自在に連結される一対のエンドホルダー20、21と、それらのエンドホルダーに連結される前述のインナーケーブル13、14と、エンドホルダー20、21を固定位置で被駆動体である前述のローラブラケット11に固定するための固定ボルト22とを備えている。図2、図4に示すように、連結シャフト18の先端(上端)は小径部18aとされており、下端には薄肉円板状の頭部18bが設けられている。エンドホルダー20、21はいずれか一方を固定ボルト22でローラブラケット11に固定すると、他方が互いに組み付け位置(図1の斜めに開いた位置Op)と固定位置(互いに平行に配置される位置Cl)との間で回動自在となる。
ローラブラケット11は図3、図4に示すように、略三角形状の上板(基部)11aと、その上板の前端から下方に延びる縦壁23と、縦壁の下端の左右から前方に延びるフォーク状の左右一対の支持アーム24と、縦壁23の中央から下方に延びる縦片25と、その縦片の下端から後方に折り曲げられる前述の下板11bとを備えている。なお、図4では、縦片25および下板11bは上板11aおよび縦壁23から分離して図4の下部に示している。上板11aおよび下板11bの後端近辺には、図3のドアアーム61に回動自在に取付けられる取付け孔26が形成され、上板11aの前端近辺には、固定ボルト22を通すための左右一対の固定ボルト孔27が形成されている。支持アーム24の先端近辺には、水平ローラ(水平面に沿って回転するローラ)16の支持軸28を固着する貫通孔29が形成されている。
図4の下部に示すように、前記縦片25および下板11bの前端部は、支持アーム24の間の部分を折り曲げて形成している。下板11bの後端には、前述の取付け孔26が形成されている。縦壁23から縦片25にかけて、垂直ローラ(垂直面に沿って回転するローラ)17の支持軸34を固定するための孔35が形成されている。ローラブラケット11は、鋼板などからプレス加工により製造することができる。
インナーケーブル13、14は、ドアを自動車の前方に移動させて出入り口を閉じるための閉側インナーケーブル13と、後方に移動させて出入り口を開くための開側インナーケーブル14とからなる。インナーケーブル13、14はそれぞれ金属素線を撚り合わせた従来公知のものであり、可撓性を備えていると共に、所定の曲げ半径以上で湾曲させた場合は弾力的に元の形状に戻る弾力性を備えている。ただし小さい曲げ半径で湾曲させたり折り曲げたりすると、元に戻らない塑性変形が生ずるので、最小曲げ半径が定められている。インナーケーブル13、14の端部には円柱状のケーブルエンド13a、14aが、鋳込み、カシメなどで固着されている。本発明の構造では、ケーブルエンド13a、14aは係止穴内で回動しなくてもよいので円柱状にする必要がなく、たとえば角柱状など、他の形状でもよい。ただし成型性などの理由で通常は円柱状にする。
エンドホルダー20、21は左右一対で構成されており、それぞれ断面扇状の柱状ないし角柱状の基部36と、その基部の下部から互いに直角方向に突出する板状の連結片37、38および係合片39とを備え、平面視で略L字状を呈している。基部36は、連結片37、38が設けられる内側面40と、係合片39が設けられる前側面41とを備え、他の側面42はブラケット11の上板11aの対応する部分の輪郭に合わせている。前側面41の上部は、固定位置で上ブラケット11の縦壁23の背面側に当接するように平坦にしている。
基部36の上面には、エンドホルダー20が固定位置に来たときに固定ボルト孔27と連通し、固定ボルト22と螺合するネジ穴44が形成されている。さらに基部36には、ケーブルエンド13aを係止するための係止穴45が形成されている。この実施形態では基部36の内側面40側が係止穴45の略半分の位置で切り欠かれている。係止穴45は成型のために下面側までは貫通しているが、途中に段部がある(図3参照)。なお、係止穴45についても、ケーブルエンド13aを回転自在に保持する必要がないので、円柱以外の形状でもよい。係止穴45は前側面41の側で、組み立て時にインナーケーブル13を通すための導入溝46を介して外部と連通している。係止穴45の段部までの深さは、ケーブルエンド13aを挿入したとき、インナーケーブル13が所定の高さ(ガイド溝47と合う高さ)で外部に出るように、適切な寸法にしている。
前記左側のエンドホルダー20の係合片39には、内側の側面から先端にかけてインナーケーブル13を案内するガイド溝47が形成されており、先端近辺ではインナーケーブル13の方向を約90度変換するため、円弧状の方向転換部48とされている。ガイド溝47は前記導入溝46と連続している。そして係合片39の内側の側面のガイド溝47の上側には、インナーケーブル13のガイド溝47からの外れを防止するための外れ防止片49が突出している。また、先端側の上部は、エンドホルダー20を固定位置まで回動させるときに、水平ローラ16の支持軸28を固定するナットとの干渉を避けるため、円弧状に切り欠いている。そのため、本来はインナーケーブル13と当接してガイドするガイド溝47の底部となる部分が、円弧状突起47aとして露出している。
左側のエンドホルダー20の連結片37は、先端近辺に連結シャフト18と回転自在に嵌合する回動孔50が貫通され、連結片37の先端はその回動孔50を中心とする半円状にされている。
右側のエンドホルダー21は、連結片38以外は左側のエンドホルダー20と同一である。右側のエンドホルダー21の連結片38の先端には、左側のエンドホルダー20の連結片37の先端を挿入する溝51が形成され、上下の突片52a、52bにはそれぞれ連結シャフト18が嵌合される孔50a、50bが形成されている。上側の突片52aの孔50aには連結シャフト18の小径部18aが嵌合され、下側の突片52bの孔50bには連結シャフト18の基部が嵌合される。上側の突片52aから突出する連結シャフト18の小径部18aの先端の周囲に形成される環状溝には、止め輪18cが嵌合されて連結シャフト18の抜け止めとされている。左右のエンドホルダー20、21はポリブチレンテレフタレート(PBT)などの合成樹脂、あるいはアルミニウム、亜鉛合金などの金属から成形することができる。合成樹脂の場合はネジ穴44は、ナットをインサート成型するなどにより、設けることができる。
上記のように構成される連結構造10を組み立てるには、始めに左右のエンドホルダ20、21の連結片37、38同士を組み合わせた状態で、連結シャフト18を上下のエンドホルダ20、21の連結片37、38の孔50b、回動孔50および孔50aに通し、連結シャフト18の上端の環状溝に止め輪18cを装着する。このとき、頭部18bは一方の連結片38の下面に当接し、小径部18aと他の部分の境界の段部は、上側の突片52aの下面に当接する(図2参照)。ローラブラケット11は図3に示すように、スライドドアのドアアーム61の先端に組み付けておく。なお、水平ローラ16および垂直ローラ17は、あらかじめローラブラケット11の支持アーム24および縦片25に取付けておく。
つぎにエンドホルダー20、21を開いた状態、すなわち組み付け位置で、一方のエンドホルダー、たとえば右側のエンドホルダー21の係止穴45に、対応するインナーケーブル14のケーブルエンド14aを嵌合する。このとき、インナーケーブル14の根元部は導入溝46に通し、インナーケーブル14の他の部分は係合片39のガイド溝47に通しておく。ついでそのエンドホルダー21をインナーケーブル14と略直角の向きとなる固定位置まで閉じる。この状態では、エンドホルダー21の横側面41がローラブラケット11の縦壁23の背面側に当接し、係合片39の上面が支持アーム24の下面に当接する(図3参照)。そのため、エンドホルダー21とローラブラケット11の結合がしっかりとする。また、係止穴45の上端の開口が上板11aによって塞がれる。
ついで上板11aの上側から、固定ボルト22を固定ボルト孔27に通し、その下のエンドホルダー21のネジ穴44に螺合し、一方のエンドホルダー21をローラブラケット11の上板11aに締結する。このとき、エンドホルダー21の上部側面がローラブラケット11の縦壁23の裏面に当接するので、1本の固定ボルト22でも回転しないように固定できる。この一方のインナーケーブル14を連結する作業は、インナーケーブル13、14のループがまだ閉じていないため、張力が発生しておらず、連結作業は容易である。この片方のインナーケーブル14を連結した状態が図1の右側に示されている。そしてこのように一方のエンドホルダー21を固定することにより、他方のエンドホルダー20は連結シャフト18および他方のエンドホルダー21を介してローラブラケット11に対して組み付け位置と固定位置の間で回動自在に連結されることになる。
ついで図1の左側に示すように、開いている(組み付け位置にある)左側のエンドホルダー20の係止穴45に、他方のインナーケーブル13のケーブルエンド13aを嵌合し、インナーケーブル13を導入溝46およびガイド溝47に通す。この状態では、エンドホルダー20が開いており、インナーケーブル13の配索経路は斜め方向に延びるので、張力はまだ発生していない。また、仮に発生していてもわずかであり、連結作業に支障はない。
ついでそのエンドホルダー20を図1の想像線で示す固定位置Clまで矢印P方向に回動させる。それにより、インナーケーブル13の配索経路が斜め方向から略90度屈曲する経路に変化する。この場合、三角形の一辺と他の二辺の関係で、固定位置の配索経路の方が組み付け位置の配索経路より長い。そのため、エンドホルダー20を回動させるとき、インナーケーブル13に次第に生ずる張力に抗しながら回動させることになる。そしてエンドホルダー20を閉じた位置に維持しながら、そのエンドホルダー20に対応する固定ボルト22を上板11aの固定ボルト孔27に通し、エンドホルダー20のネジ穴44に螺合し、エンドホルダー20をローラブラケット11に固定する。
上記の手順により、両側のインナーケーブル13、14がローラブラケット11に連結される(図2参照)。この状態ではガイドレールに沿って延びているインナーケーブル13、14は、ガイド溝47の方向転換部48で案内されることにより、それぞれ水平ローラ16、16の中心近辺で約90度方向変換して係止穴45に向かう。そして垂直ローラ17も水平ローラ16の中心近辺に設けられている。そのため、一方のインナーケーブル13に加わる引っ張り力は、ローラ16、17の転動による抵抗力に対し、ほぼ真っ直ぐに加えられ、スムーズにスライドドアを引っ張ることができる。さらにスライドドアがガイドレールの湾曲している部位を移動するとき、インナーケーブル13、14が方向転換部48の接線方向に離れることができるので、引き出し方向の変化に対してスムーズに追従することができる。さらにケーブルエンド13a、14aは係止穴45内で回動する必要がないので、固着による問題が生じない。
図5は図1〜4の連結構造10を備えた駆動装置の一実施形態を示している。この駆動装置55は、自動車のスライドドアを駆動するものであり、閉側のインナーケーブル13と、開側のインナーケーブル14と、それらのインナーケーブルの端部を係止し、それらを交互に巻き取り駆動するドラム56と、そのドラムを往復回転させるモータMおよび減速機Gと、インナーケーブル13、14の他端側をローラブラケット11に連結するための連結構造10とを備えている。ドラム56、モータMおよび減速機Gは、全体としてケーブル駆動機構を構成している。なお、符号57、58はインナーケーブル13、14の方向転換用のプーリないしスライドガイドなどのガイド部材であり、符号59は自動車、符号60はスライドドア、符号61はドアアーム、符号62はロアレールを示している。アッパーレールは図示していない。後部のガイド部材58は、水平軸廻りにインナーケーブル14を方向転換させることもあるが、ここでは鉛直軸廻りに方向転換するものとして示している。ドラム56についても同様である。
上記のように構成される駆動装置55は、モータMが回転してドラム56を一方向に回転させると、一方のインナーケーブル、たとえば前側(閉側)のインナーケーブル13を巻き取り、後ろ側(開側)のインナーケーブル14を送り出す。それによりインナーケーブル13、14のループは図5の時計方向に循環し、スライドドア60が前進し、出入り口を閉じることができる。モータMが逆に回転すると、スライドドア60が後退し、出入り口を開けることができる。なお、センターレール15およびロアレール62、アッパーレールの前端は、自動車の車内側に湾曲しており、スライドドア60が閉じたときはドアの外面が自動車の側壁と面一になる。
図5に示す駆動装置55において、スライドドア60がセンターレール15の前端の湾曲経路に沿って車体内側に移動するとき、前後のインナーケーブル13、14は、エンドホルダー20、21の先端の方向転換部48でスムーズに引き出し方向が変化する。そのため、ケーブルエンド13a、14aはエンドホルダー20、21の係止穴45の内部で回転する必要がなく、ケーブルエンド13a、14aが係止穴45の内面に固着したり焼き付いたりするおそれがない。
さらに図3に示すように、エンドホルダー20、21の係止穴45の部分はセンターレール15の外側に配置できるので、水平ローラ16の下方に大きいスペースを要しない。そのため、断面形状が小さいガイドレール、とくに開口部の幅Wが狭いガイドレールに対しても対応することができる。
つぎに図6〜10を参照して連結構造の他の実施形態を説明する。図6の連結構造70は、左右のエンドホルダー20、21の連結片71、72を平面視で段違いに形成し、連結片の側面同士を係合させる構造としている(図9参照)。この連結構造70では、エンドホルダー20、21は、組合せた状態では回動させることができない。そして図7に示すように、連結片71、72の下面側に連結片より幅が広い連結ブロック73、74を突設し、一方の連結ブロック74にネジ孔75を形成すると共に他方の連結ブロック73に貫通孔76を形成して、連結ブロック73、74同士を連結ボルト77で締結するようにしている(図8、図9参照)。ただし両方を貫通孔として連結ボルト77にナットを螺合して締結してもよい。他の構成については、図1〜4の連結構造10と実質的に同一であるので、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
上記のように構成される連結構造70を組み立てるには、まず、左右のエンドホルダー20、21にインナーケーブル13、14の端部を係止しておく。ついで一方のエンドホルダーだけに固定ボルト22を仮締めしておき、他方のエンドホルダーを近寄せてきて連結ボルト77で双方を締結する(図10参照)。それによりインナーケーブル13、14の張力に抗して両者を互いに近づけることができる。そのため、組み立て作業が容易である。その後、最終的に双方のエンドホルダー20、21を固定ボルト22でローラブラケット11にしっかりと固定する(図6、図7参照)。
この連結構造70においても、図1の連結構造と同様に、インナーケーブル13、14は水平ローラ16の中心近辺を通る位置で方向転換部48によって方向転換され、エンドホルダー20、21に沿ってガイドレールの外に延び、その位置でケーブルエンド13a、14aが係止穴45に係止される。そのため、インナーケーブル13、14によるローラブラケット11の引っ張り操作に影響がなく、ケーブルエンド13a、14aを水平ローラ16の下側に配置する必要がない。また、ケーブルエンド13a、14aは係止穴45内で回動する必要がない。そのため、水平ローラ16の下方にスペースをとらず、ガイドレールの開口部の幅が狭くても対応することができる。さらにケーブルエンド13a、14aが係止穴45の内面に固着したり焼き付いたりするおそれがない。
図11に示す連結構造80は、エンドホルダー20、21をホルダーブラケット81に対して、ひいてはローラブラケット(図14の符号11)に対して真っ直ぐに(インナーケーブル13、14の配索方向に対して略直角方向に)挿入して嵌合させる構成としている。ホルダーブラケット81は、平面視(図11は底面視)で略W字状ないし略「弓」字状の本体81aと、その本体81aに固着した係合片81bとからなる。本体81aはローラブラケット(図14の符号11参照)に取付ける基部82と、その基部の左右端から車体側に突出する略U字状の受け部83とからなる。図12に示すように、受け部83の先端にはインナーケーブルが通るスリット84が形成されている。スリット84で上下に分けられた部分の上側の部分83aは基部82の近辺まで延びており、下側の部分83bは短くしている。スリット84はスライドドアが湾曲経路に沿って移動するとき、インナーケーブルの引き出し方向が変化するときの干渉を避けるためである。
係合片81bは、受け部83に装着したエンドホルダー20、21を保持すると共に、抜け止めのためのものである。係合片81bは略U字状の受け部83の開口側を遮るように設けられ、基部82の下端に溶接などで固着されている。符号Yは溶接部を示している。係合片81bの先端(図13の右側)が下向きに傾斜しているのは、エンドホルダー20、21の係合舌片85を挿入しやすくするためである。ブラケット81の本体81aおよび係合片81bはそれぞれ鋼板などの金属板から形成することができる。
エンドホルダー20、21は、一端にケーブルエンドを係止するための係止穴45が形成され、他端側に湾曲した方向転換部48を備えた板状の部材である。これらのエンドホルダー20、21はホルダーブラケット81に真っ直ぐに挿入嵌合するものであるので、図1のエンドホルダーにおける連結片37、38を備えていない。係止穴45は、ケーブルエンド13a、14aを挿入するときにインナーケーブルを通すための導入溝46と連通している。また、エンドホルダー20、21の内側の側縁に沿って、インナーケーブルをガイドするガイド溝47が形成されている。これらの係止穴45、導入溝46、ガイド溝47は図1の場合と実質的に同一である。この実施形態でのエンドホルダー20、21では、図11および図13に示すように、エンドホルダー20、21の下面側に、前述のホルダーブラケット81の係合片81bと弾力的に係合する係合舌片85が設けられている。
図13に示すように、係合舌片85は、エンドホルダー20、21の本体の下面から下向きに突出し、さらに折れ曲がって挿入方向の先端側(車体側)に向かって延びている。そして係合舌片85の先端には、係合片81bの端縁と係合する突起86が形成されている。突起86の上面はエンドホルダー20、21をホルダーブラケット81に挿入するときに係合舌片85を下向きに弾力的に変形させるため、傾斜面が形成されている。そして突起86が係合片81bを越えたとき、係合舌片85が弾力的に元に戻り、突起86が係合片81bの端縁と係合することができる。さらに図11に示すように、エンドホルダー20、21の先端側の外縁には、スリット84からインナーケーブルが外れることを防止する押さえ片87が突出している。
この連結構造80は図14〜18に示すように、受け部83の先端近辺に回転中心が来る水平ローラ16および受け部83の間に配置される垂直ローラ17と組み合せて、図1の連結構造10とほぼ同様に組み立てられる。図14〜図18の部品のうち、図1の連結構造と対応する部品には、同一の符号を付して説明を省略する。この連結構造80についても、図5に示す駆動装置55に用いられる。この場合においても、スライドドアが湾曲経路に沿って車体内側に移動するとき、前後のインナーケーブルは滑らかに湾曲している方向転換部48で容易に引き出し方向が変化する。そのため、ケーブルエンド13a、14aはエンドホルダー20、21の係止穴45の内部で回転する必要がなく、エンドホルダー20、21が係止穴45の内面に固着したり焼き付いたりするおそれがない。
さらにエンドホルダー20、21の係止穴45の部分をガイドレールの外側に配置できるので、ガイドレールの開口部の幅が狭くても対応することができる。さらにインナーケーブル13、14は水平ローラ16のほぼ中心近辺からスライドドア側に方向転換されるので、インナーケーブル13、14に加えられる操作力によりスライドドアをスムーズに引き操作することができる。
10 連結構造
11 ローラブラケット
11a 上板
11b 下板
13 インナーケーブル(閉側インナーケーブル)
13a ケーブルエンド
14 インナーケーブル(開側インナーケーブル)
14a ケーブルエンド
15 センターレール
15a 上部の凹部
15b 下壁
16 水平ローラ
17 垂直ローラ
18 連結シャフト
18a 小径部
18b 頭部
18c 止め輪
Op 組み付け位置
Cl 固定位置
20、21 エンドホルダー
22 固定ボルト
23 縦壁
24 支持アーム
25 縦片
26 取付け孔
27 固定ボルト孔
28 支持軸
29 貫通孔
32 支持壁
34 支持軸
35 孔
36 基部
37、38 連結片 +
39 係合片
40 内側面
41 前側面
42 他の側面
44 ネジ穴
45 係止穴
46 導入溝
47 ガイド溝
47a 円弧状突起
48 方向転換部
49 外れ防止片
50 回動孔
50a、50b 孔
51 溝
52a、52b 突片
53 ナット
55 往復駆動装置
56 ドラム
M モータ
G 減速機
57、58 ガイド部材
59 自動車
60 ドア
61 ドアアーム
62 ロアレール
70 連結構造
71、72 連結片
73、74 連結ブロック
75 ネジ孔
76 貫通孔
77 連結ボルト
80 連結構造
81 ホルダーブラケット
81a 本体
81b 係合片
82 基部
83 受け部
83a 上側の部分
83b 下側の部分
84 スリット
85 係合舌片
86 突起
87 押さえ片

Claims (5)

  1. スライドドアを駆動する前後のインナーケーブルの端部をスライドドア側に係止するためのインナーケーブル連結構造であって、
    ガイドレールに沿って張設され、先端にケーブルエンドが固定されている前後のインナーケーブルと、
    スライドドアに対し、鉛直方向の軸廻りに回動自在に連結されるブラケットと、
    そのブラケットに取り付けられる、それぞれ前記ケーブルエンドを係止する係止穴を備えた前後のエンドホルダーとを備え、
    前記前後のエンドホルダーが前後方向に延びているインナーケーブルをケーブルエンドから離れた部位でガイドレールに沿う向きからスライドドア側へ湾曲経路に沿って方向転換させると共に、前記係止穴近辺まで案内するガイド部を備えており、
    前記ブラケットに、スライドドア側で開口する2個の受け部を備えた略W字状のホルダーブラケットが取付けられており、
    前記エンドホルダーが、そのホルダーブラケットの受け部に対し、スライドドア側から挿入/離脱自在とされており、
    前記ホルダーブラケットが、前記受け部を横切る係合片を備えており、前記エンドホルダーにその係合片と係合してエンドホルダーの抜け止め作用をする係合舌片が設けられており、それらの係合片と係合舌片とが外れ防止手段となっているインナーケーブル連結構造。
  2. スライドドアを駆動する前後のインナーケーブルの端部をスライドドア側に係止するためのインナーケーブル連結構造であって、
    ガイドレールに沿って張設され、先端にケーブルエンドが固定されている前後のインナーケーブルと、
    スライドドアに対し、鉛直方向の軸廻りに回動自在に連結されるブラケットと、
    そのブラケットに取り付けられる、それぞれ前記ケーブルエンドを係止する係止穴を備えた前後のエンドホルダーとを備え、
    前記前後のエンドホルダーが前後方向に延びているインナーケーブルをケーブルエンドから離れた部位でガイドレールに沿う向きからスライドドア側へ湾曲経路に沿って方向転換させると共に、前記係止穴近辺まで案内するガイド部を備えており、
    前記エンドホルダーがブラケットに対して係止穴近辺を中心として組み付け位置と固定位置との間で回動自在に設けられており、前記エンドホルダーを固定位置に固定する手段を備えており、前記エンドホルダーの固定位置におけるインナーケーブルの配索経路が組み付け位置における配索経路より長くされているインナーケーブル連結構造。
  3. 前記固定する手段が、前記ブラケットに形成されたエンドホルダーの回動中心と略平行の穴と、前記エンドホルダーに形成されたエンドホルダーが固定位置に来たときに前記穴と連通するネジ穴と、前記穴およびネジ穴に挿入されるネジないしボルトとを備えている請求項2記載のインナーケーブル連結構造。
  4. スライドドアを駆動する前後のインナーケーブルの端部をスライドドア側に係止するためのインナーケーブル連結構造であって、
    ガイドレールに沿って張設され、先端にケーブルエンドが固定されている前後のインナーケーブルと、
    スライドドアに対し、鉛直方向の軸廻りに回動自在に連結されるブラケットと、
    そのブラケットに取り付けられる、それぞれ前記ケーブルエンドを係止する係止穴を備えた前後のエンドホルダーとを備え、
    前記前後のエンドホルダーが前後方向に延びているインナーケーブルをケーブルエンドから離れた部位でガイドレールに沿う向きからスライドドア側へ湾曲経路に沿って方向転換させると共に、前記係止穴近辺まで案内するガイド部を備えており、
    前記前後のエンドホルダーが、エンドホルダー同士を互いに近づけるように締結する連結ボルトによって連結されているインナーケーブル連結構造。
  5. スライドドアのドアアームに鉛直方向の軸廻りに回動自在に設けられるブラケットと、固定位置でスライドドアの駆動方向に沿って互いに反対向きに延びる一対のインナーケーブルと、それらのインナーケーブルの端部を係止するための一対のエンドホルダーとを備え、前記一対のインナーケーブルの他端側がインナーケーブルを交互に引き操作するケーブル駆動機構に連結されているスライドドア駆動装置であって、
    その一対のエンドホルダーと、それらのエンドホルダーに係止される前後のインナーケーブルと、前記ブラケットとが請求項1〜のいずれかに記載のインナーケーブル連結構造を構成しているスライドドア駆動装置。
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