JP5799582B2 - 車両用ドア開閉装置及び車両用ドア開閉装置の製造方法 - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記テンショナブラケットの前記連結凹部は、前記連結軸に回動可能に連結されるとともに、該連結軸の軸方向に係止可能に構成されていることを特徴とする。
図1に示すように、車両ボディ1は、その側部ボディ2に形成されたドア開口2aを有するとともに、後部ボディ3の後部に形成されたリア開口3aを有する。そして、車両ボディ1の側部には、車両ドアとしてのスライドドア20が車両前後方向に移動可能に支持されている。スライドドア20は、車両前後方向に移動することでドア開口2aを開閉する。一方、後部ボディ3の後部には、リア開口3aの上縁に設けられたヒンジにより、バックドア4が上下方向に回動可能に支持されている。バックドア4は、上下方向に回動することでリア開口3aを開閉する。
図3及び図4に示すように、車両幅方向両側のセンターレール13の後端部にはそれぞれ、金属板材よりなる取付部材31(取付部)が溶接により固定されている。取付部材31は、センターレール13の後端部に固定された固定部32からレール取付溝3bに沿って車両後端部側に湾曲して延びる延出部33を有している。この延出部33には、図3、図4及び図5(a)(b)に示すように、センターレール13の後方に位置する連結軸34と、その連結軸34よりも車両幅方向の内側に位置するねじ孔35とが形成されている。連結軸34は、延出部33から上方に突出する円柱状をなすとともに、その連結軸34の上端部には、円形のフランジ部34aが形成されている。ねじ孔35は、延出部33を上下方向に貫通するように形成されている。なお、延出部33の車両前方側縁部には、上側に延出された内側壁部33aが形成され、延出部33の車両後方側縁部には、下側に延出された外側壁部33bが形成されている。また、延出部33の先端部(車両幅方向の内側端部)には、車両幅方向に略沿って突出する係止凸部36が形成されている。
まず、第2ケーブル25の端末が組み付けられたテンショナー29がテンショナブラケット41のホルダ部42に装着される(保持工程)。その後、テンショナブラケット41は、その連結凹部43が取付部材31の連結軸34に回動可能に係止されるとともに、図7に示すように、テンショナー29の長手方向(第2ケーブル25がテンショナー29から導出される導出方向)がセンターレール13と平行な状態とされる(連結工程)。即ち、このとき、テンショナブラケット41は、その長手方向(連結凹部43とねじ孔44とが並ぶ方向)が車両前後方向と略平行な状態とされる。なお、このとき、テンショナブラケット41は、連結軸34のフランジ部34aによって該連結軸34から上方に外れてしまうことが抑制されている。
(1)本実施形態の車両用ドア開閉装置は、第2ケーブル25の車両後方側に配置される端末に設けられたテンショナー29と、テンショナー29を保持するとともに、車両ボディ1側に設けられた取付部材31に取り付けられたテンショナブラケット41とを備える。テンショナブラケット41には、取付部材31に回動可能に連結される連結凹部43と、取付部材31に締結固定される固定部としてのねじ孔44とが設けられる。そして、テンショナブラケット41は、第2ケーブル25の車両後方側の端末を車両前後方向に対して屈曲させてテンショナー29が第2ケーブル25を引っ張る方向が車両前後方向と交差するように連結凹部43を中心に正回動(組付回動方向への回動)された状態で組み付けられ、テンショナブラケット41には、取付部材31に対して正回動とは反対の逆回動の方向に係止された係止片47が設けられる。これにより、テンショナブラケット41をボルト48にて取付部材31に締結固定する前の段階において、テンショナブラケット41の係止片47を取付部材31に対して逆回動方向に係止させることで、取付部材31に対するテンショナブラケット41の仮固定が可能となる。これにより、テンショナブラケット41を仮固定した状態で取付部材31にボルト48にて締結固定をすることが可能となるため、テンショナブラケット41を取付部材31に容易に固定することが可能となる。また、テンショナブラケット41を取付部材31に締結固定した後において、テンショナブラケット41が連結凹部43を中心として逆回動方向に回動してしまうことを防ぐことができるため、テンショナー29を安定的に保持させることができる。
・上記実施形態におけるテンショナブラケット41の係止部としての係止片47及び取付部材31の係止凸部36の構成は適宜変更可能であり、少なくともテンショナブラケット41の逆回動方向に互いに係止可能な構成であればよい。例えば、図8に示す構成では、取付部材31の内側壁部33aには、その車両幅方向内側端部から延出された係止凸部51が形成されている。一方、テンショナブラケット41には、その車両幅方向内側端部から係止凸部51の下側を通って車両前方側に延出された係止片52が形成され、該係止片52の先端部には、車両幅方向外側に突出する突出部52aが形成されている。係止片52の突出部52aは、取付部材31の内側壁部33aに対してテンショナブラケット41の逆回動方向に係止可能に構成されている。また、係止片52は、係止凸部51に対して上下方向(連結軸34の軸方向)に係止可能に構成されている。このような構成によっても、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
Claims (5)
- 車両ボディの車両幅方向の側面に形成されたドア開口を開閉する車両ドア側に固定され、駆動源及び該駆動源により回転駆動されるドラムを有する駆動部材と、
前記ドラムに巻回され、両端末が車両前後方向に離隔されて前記車両ボディ側にそれぞれ連結されるケーブルとを備え、
前記駆動部材により前記ケーブルを選択的に巻取り・繰出しすることで前記車両ドアを車両前後方向に開閉作動させる車両用ドア開閉装置において、
前記ケーブルの車両後方側に配置される前記端末に設けられたテンショナーと、
前記テンショナーを保持するとともに、前記車両ボディ側に設けられた取付部に取り付けられたテンショナブラケットとを備え、
前記取付部には、連結軸が設けられ、
前記テンショナブラケットには、前記取付部の前記連結軸に回動可能に連結される凹部であって、前記テンショナブラケットの周縁側に開口する開口部を有する連結凹部と、前記取付部に締結固定される固定部とが設けられ、
前記テンショナブラケットは、前記ケーブルの車両後方側の前記端末を前記車両前後方向に対して屈曲させて前記テンショナーが前記ケーブルを引っ張る方向が車両前後方向と交差するように前記連結凹部を中心に正回動された状態で組み付けられ、
前記テンショナブラケットには、前記取付部に対して前記正回動とは反対の逆回動の方向に係止された係止部が前記固定部とは別に設けられており、
前記連結凹部の前記開口部は、前記テンショナブラケットの前記係止部が前記取付部に対して係止された状態において、車両前後方向における前側に位置するように設けられていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記係止部は、前記取付部に対して前記連結凹部の軸方向に係止可能に構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記取付部は、前記車両ボディの車両幅方向の側面に設けられて前記車両ドアを車両前後方向に移動可能に支持するレール部材に設けられていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記テンショナブラケットの前記連結凹部は、前記連結軸に回動可能に連結されるとともに、該連結軸の軸方向に係止可能に構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 車両ボディに形成されたドア開口を開閉する車両ドア側に固定され、駆動源及び該駆動源により回転駆動されるドラムを有する駆動部材と、
前記ドラムに巻回され、両端末が車両前後方向に離隔されて前記車両ボディ側にそれぞれ連結されるケーブルとを備え、
前記駆動部材により前記ケーブルを選択的に巻取り・繰出しすることで前記車両ドアを開閉作動させる車両用ドア開閉装置の製造方法において、
前記ケーブルの車両後方側に配置される前記端末に設けられたテンショナーをテンショナブラケットに保持させる保持工程と、
前記テンショナブラケットに設けられ、前記テンショナブラケットの周縁側に開口する開口部を有する連結凹部を、前記車両ボディ側に設けられた取付部の連結軸に回動可能に連結する連結工程と、
前記保持工程及び前記連結工程後において、前記テンショナーが前記ケーブルの端末を引っ張る方向が車両前後方向と交差するように、前記テンショナブラケットを前記連結凹部を中心に正回動させるとともに、前記連結凹部の前記開口部を車両前後方向における前側に位置させる回動工程と、
前記回動工程後において、前記テンショナブラケットに設けられた係止部を前記取付部に対して前記正回動とは反対の逆回動の方向に係止させることで前記テンショナブラケットを前記取付部に仮固定する仮固定工程と、
前記仮固定工程後において、前記取付部と前記テンショナブラケットとを締結固定する本固定工程とを備えていることを特徴とする車両用ドア開閉装置の製造方法。
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