JP5381915B2 - インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
また、上記特許文献5の技術は、シアーモード型のインクジェット記録装置に関するものではあるが、圧力チャネル側面のインク吐出口からインクを吐出するサイドシュートタイプのインクジェット記録装置に関するものであり、圧力チャネル末端のインク吐出口からインクを吐出するエッジシュートタイプのインクジェット記録装置に対して単純に適用することができない。
そのため、シアーモード型かつエッジシュートタイプのインクジェット記録装置においては、インクの消費を抑えつつ吐出用流路の気泡を除去することはできない。
電圧の印加によってシアーモード型の変位をする隔壁で隔てられ、当該隔壁の変位によってインクに圧力を加える複数の圧力チャネルと、
前記複数の圧力チャネルに対し、当該圧力チャネルの上流側からインクを供給する共通インク流路と、
前記複数の圧力チャネルの下流側の端部を塞ぐように配設されたノズルプレートと、
各圧力チャネルと連通するよう前記ノズルプレートの厚み方向に貫通して設けられ、当該圧力チャネル内のインクを吐出する複数のインク吐出口と、
前記ノズルプレートにおける前記圧力チャネル側の面に凹設され、前記複数の圧力チャネルと連通する連通流路と、
前記連通流路から当該インクジェット記録ヘッドの外部にインクを排出する排出流路と、
を備えることを特徴とする。
請求項1記載のインクジェット記録ヘッドと、
前記インクジェット記録ヘッドにおける前記共通インク流路にインクを供給するインクタンクと、
前記インクジェット記録ヘッドにおける前記排出流路から排出されるインクを前記インクタンクに供給する循環流路と、
を備えることを特徴とする。
図1(a)は、本発明を適用した実施形態の記録ヘッド100を示す斜視図であり、図1(b)は、記録ヘッド100における流路を示す断面図である。また、図2は、記録ヘッド100を示す分解斜視図である。なお、図1(b),図2にあっては、カバー部材9の図示を省略している。また、以下の説明では、記録ヘッド100のインク吐出口11a(図4参照)の並び方向を左右方向とし、左右方向に直交する一方向を前後方向とし、前後方向及び左右方向の双方に直交する方向を上下方向とする。
図8(a)は、マニホールド5を示す斜視図であり、図8(b)は、マニホールド5を図8(a)と180°異なる方向から視て示す斜視図である。
即ち、図1(b),図2,図8(b)等に示すように、インク貯留部51は、本体部52の下端部から上側に向かって上下方向に沿って略同じ高さに形成された内側面部511を有し、この内側面部511の上端から内側に向かって前後方向及び左右方向に対して略平行に所定の長さ延出され、略矩形状のフィルタFの外縁部が当接するフィルタ縁取付部512が設けられている。
また、フィルタ縁取付部512の左端部であって、第2インクポート54と第3インクポート55の間の部分には、内側面部511の前面と後面を亘るように形成され、フィルタFの左端よりもわずかに内側の部分が当接する端部側フィルタ取付部513が設けられている。この端部側フィルタ取付部513は、フィルタ縁取付部512と略等しい高さに形成されている。
そして、端部側フィルタ取付部513及びフィルタ縁取付部512にフィルタFが接着により取り付け固定されている。
この第1インクポート53には、図10に示すように、当該第1インクポート53にインクを供給するサブタンク202及びメインタンク201がこの順に接続されている。なお、サブタンク202は、気液分離機能を有しており、内部に貯留するインクから気泡を分離するようになっている。また、サブタンクに貯留されるインクの量は、メインタンク201よりも少なくなっている。
即ち、第2インクポート54は、上下方向に沿って延在する円筒状に形成され、外径が上下方向に亘って略等しくされている。また、第2インクポート54は、マニホールド5が筐体6に取り付けられる際に、筐体6の第2挿通孔64(後述)に挿通されるようになっており、当該第2インクポート54の外径は、第2挿通孔64の内径と略等しいか、或いは、これよりもわずかに小径とされている。
この第4インクポート56には、図10に示すように、当該第4インクポート56から排出されるインクをサブタンク202に供給する循環流路203が接続されている。このような循環流路203としては、チューブ等を用いることができる
図9(a)は、筐体6を示す斜視図であり、図9(b)は、筐体6を図9(a)と180°異なる方向から視た斜視図である。
具体的には、筐体6の下端部には、左右方向に長尺な略矩形状の下側開口部61が形成されてなり、当該下側開口部61を介して、ヘッドチップ1、配線基板2及びフレキシブル基板3が取り付けられたマニホールド5を下側から挿通させるようにして、当該筐体6の内側に配設可能となっている。
キャップ受板7は、図2に示すように、キャップ受板取付部62の形状に対応させて、外形が左右方向に長尺な略矩形板状に形成され、その略中央部にノズルプレート11を露出させる左右方向に長尺なノズル用開口部71が形成されている。
そして、筐体6の内側にヘッドチップ1、配線基板2及びフレキシブル基板3が取り付けられたマニホールド5を配設した後、ノズルプレート11がノズル用開口部71を介して露出するようにしてキャップ受板7をキャップ受板取付部62に取り付けることにより、筐体6の下側開口部61が塞がされた状態となる。
これら基板挿通用開口63、63は、筐体6にカバー部材9が取り付けられることで閉塞されるようになっている。
図10は、インクジェット記録装置におけるインクの流路を示す概念図である。
11a インク吐出口
12 隔壁
13A チャネル(圧力チャネル)
13B チャネル(排出流路)
19 連通流路
51 インク貯留部(共通インク流路)
51A 排出用液室(排出流路)
53 第1インクポート(共通インク流路)
56 第4インクポート(排出流路)
100 インクジェット記録ヘッド
200 インクジェット記録装置
202 サブタンク(インクタンク)
203 循環流路
Claims (2)
- 電圧の印加によってシアーモード型の変位をする隔壁で隔てられ、当該隔壁の変位によってインクに圧力を加える複数の圧力チャネルと、
前記複数の圧力チャネルに対し、当該圧力チャネルの上流側からインクを供給する共通インク流路と、
前記複数の圧力チャネルの下流側の端部を塞ぐように配設されたノズルプレートと、
各圧力チャネルと連通するよう前記ノズルプレートの厚み方向に貫通して設けられ、当該圧力チャネル内のインクを吐出する複数のインク吐出口と、
前記ノズルプレートにおける前記圧力チャネル側の面に凹設され、前記複数の圧力チャネルと連通する連通流路と、
前記連通流路から当該インクジェット記録ヘッドの外部にインクを排出する排出流路と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 請求項1記載のインクジェット記録ヘッドと、
前記インクジェット記録ヘッドにおける前記共通インク流路にインクを供給するインクタンクと、
前記インクジェット記録ヘッドにおける前記排出流路から排出されるインクを前記インクタンクに供給する循環流路と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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JP2010150696A JP5381915B2 (ja) | 2010-07-01 | 2010-07-01 | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 |
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