JP5379564B2 - インプリント装置、および物品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インプリント装置、および物品の製造方法に関する。
インプリント技術は、ナノスケールの微細パターンの転写を可能にする技術であり、磁気記憶媒体や次世代半導体デバイスの量産向用リソグラフィ技術の1つとして実用化されつつある。インプリントでは、電子線描画装置等の装置を用いて微細パターンが形成されたモールド(型)を原版としてシリコンウエハやガラスプレート等の基板上に微細パターンが形成される。この微細パターンは、基板上にインプリント樹脂を塗布し、その樹脂を介して基板にモールドのパターンを押し付けた状態でその樹脂を硬化させることによって形成される。
現時点において実用化されているインプリント技術としては、熱サイクル法および光硬化法がある。熱サイクル法では、熱可塑性のインプリント樹脂をガラス転移温度以上の温度に加熱し、樹脂の流動性を高めた状態で樹脂を介して基板にモールドが押し付けられる。そして、冷却した後に樹脂からモールドを引き離すことによりパターンが形成される。また、光硬化法では、紫外線硬化型のインプリント樹脂を使用し、樹脂を介して基板にモールドを押し付けた状態で紫外線を照射して樹脂を硬化させた後、硬化した樹脂からモールドを引き離すことによりパターンが形成される。熱サイクル法は、温度制御による転写時間の増大および温度変化による寸法精度の低下を伴うが、光硬化法には、そのような問題が存在しないため、現時点においては、光硬化法がナノスケールの半導体デバイスの量産において有利である。
特許文献1は、インプリント技術を利用して基板上に半導体デバイスを製造する技術に関するものであり、同文献には、ウエハの一部の領域にパターンを形成する動作を繰り返すことによってウエハの全面にパターンを形成することが記載されている。その後、インプリントによって形成されたパターンを利用してエッチング処理または酸化処理がなされる。以上の処理を繰り返すことによって多層構造の半導体デバイスが製造される。これは、フォトリソグラフィー工程による半導体デバイスの製造と同様である。パターンを重ね合わせるためのアライメントの方法として、特許文献1、2および非特許文献1において、フォトリソグラフィー工程による半導体デバイスの製造方法で使用される方法を応用したものが提案されている。特に、非特許文献1では、オフアクシスアライメントスコープによるグローバルアライメント方法(AGA)が提案されている。AGAでは、新たなパターンの形成に先立ってウエハ上に既にあるパターン群のXY位置配列状態がオフアクシスアライメントスコープを使って検出される。そして、この検出結果に従って、ウエハ上の各ショット領域に新たなパターンが位置合わせされる。
特許第4185941号公報 米国特許第7281921号明細書
稲,「ナノインプリントのウエハアライメント」,(独)日本学術振興会未踏・ナノデバイステクノロジー第151委員会・ナノインプリント技術シンポジウム資料,日本,社団法人日本分光学会,平成20年10月7日,p.46−52
インプリントは、ArFレーザーを用いた液浸露光装置と同等或いはそれより微細なパターンを形成することを目的として実用化が目指されている。したがって、インプリント装置には、現状の最新半導体露光装置と同等以上、即ち数ナノメートルから十数ナノメートルのアライメント精度が要求される。
しかし、インプリントでは、硬化した樹脂からモールドを引き離す際にモールドのパターン面に沿った方向に力が加わり、これによって、モールドの位置が正規位置からずれてしまう可能性がある。AGA情報に基づいて各ショット領域のパターンを形成している際にモールドの位置ずれが発生すると、XY位置決め精度が良いXYステージでウエハを位置決めしたとしても、ウエハに形成されるパターンに位置ずれが生じてしまう。
特許文献2(段落13、14)には、テンプレート(モールド)にミラーを設けて、本体の架台からその位置をモニターする技術が記載されている。しかし、この方法では、テンプレート(モールド)の端面をレーザー干渉計で測定可能な面精度に仕上げた上で反射膜をコーティングするか、テンプレートに面精度の良い反射面を持つ部品を取り付ける必要がある。また、その反射面に関しては、パターン面および2つの端面を含む3直交面のうち当該2つの端面に対して高い直交度が要求される。直交度が悪い場合には、テンプレートを交換した際に、パターン面の法線方向に平行な軸の周りの回転角を調整(一般にはθ合わせと呼ばれる)を行っても、2つの端面の法線の双方をレーザー干渉計の光軸に対して合わせることはできない。したがって、いずれかのレーザー干渉計から照射され端面で反射されたビームの経路が正規経路からずれてしまい、端面の位置検出が不能となってしまう。
なお、通常は、レーザー干渉計で必要な反射面の面精度は、光の波長の1/4以下であることが望まれている。即ち、通常のHe−Neレーザーを使用するレーザー干渉計では、0.16μm以下の平面度が必要である。
モールド(テンプレート)の端面にレーザー干渉計による計測が可能な反射面を設けることは技術的には可能であるが、インプリントの度に劣化するモールドは、使用回数に制限がある。したがって、量産用のモールドの端面にレーザー干渉計による計測が可能な反射面を設けることには、コストの観点で大きな問題があると思われる。
本発明は、以上の課題認識を契機としてなされたものであり、例えば、重ね合わせ精度の点で有利なインプリント技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、モールドを保持するモールドチャックを含む構造体を備え、基板への樹脂の塗布と、塗布された樹脂の前記モールドによる成形とを含む処理を行うインプリント装置に係り、前記インプリント装置は、前記構造体の基準部分の位置を計測する第1計測器と、前記基準部分に対する前記モールドの相対的な位置を計測する第2計測器と、前記第1計測器による計測結果および前記第2計測器による計測結果に基づいて前記モールドと前記基板との相対的な位置関係を制御する制御部とを備え、前記第2計測器は、前記構造体によって支持された近接センサを含む。
本発明によれば、例えば、重ね合わせ精度の点で有利なインプリント装置を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置の側面図である。 第2実施形態のインプリント装置の側面図である。 第1及び第2実施形態のインプリント装置の正面図である。 第1及び第2実施形態のインプリント装置の一部分の平面図である。 第3実施形態のインプリント装置の部分拡大図である。 インプリント装置で実施されうるインプリント方法を例示するフローチャートである。 インプリント装置のレーザー干渉計計測値の記号説明表である。 インプリント装置の制御系のブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の幾つかの実施形態を例示的に説明する。本発明は、ナノスケールの微細パターンの形成に有用であるが、ナノスケールよりも大きいスケールのパターンの形成にも適用可能である。
[第1実施形態]
図1、図3、図4を参照しながら本発明の第1実施形態のインプリント装置について説明する。インプリント装置INPは、パターン面Pを有するモールド1を保持するモールドチャック2を含む構造体(2、6)を備える。インプリント装置INPは、基板10への樹脂の塗布と、塗布された樹脂のモールド1による成形とを含む処理を行うように構成されている。より具体的には、インプリント装置INPは、基板10に樹脂を塗布し該樹脂にパターン面Pを押し付けた状態で該樹脂を硬化させることにより基板10にパターンをインプリントする。モールド1のパターン面Pには、パターンを構成する凹凸が形成されている。モールドチャック2は、例えば真空吸着によってモールド1を保持する。モールドチャック2は、モールドチャック2からのモールド1の脱落を防止する構造を有することが好ましい。モールドチャック2には、後述の第2計測器としての近接センサ7(7a〜7m)を支持するセンサ支持部材6が設けられている。センサ支持部材6は、モールドチャック2の一部分として考えることもできるし、モールドチャック2に結合された部材として考えることもできる。
モールドチャック2には、干渉計ミラー3a、3bが取り付けられている。インプリント装置INPは、第1計測器として、装置基準部材14aに取り付けられた干渉計15a(図1では奥側)、15b(図1では手前側)、および装置基準部材14cに取り付けられた干渉計15gからなる合計で3個のレーザー干渉計を備えている。第1計測器により、干渉計ミラー3a、3bの位置、即ちモールドチャック2の位置が計測される。ここで、基準部分としてのモールドチャック2のY方向における位置は、干渉計15aによって計測される干渉計ミラー3aの位置と干渉計15bによって計測される干渉計ミラー3aの位置との平均値で与えられる。モールドチャック2のZ軸周りの回転は、干渉計15aによって計測される干渉計ミラー3aの位置と干渉計15bによって計測される干渉計ミラー3aの位置との差で与えられる。モールドチャック2のX方向における位置は、干渉計15gによって計測される干渉計ミラー3bの位置で与えられる。モールドチャック2のY方向における位置は、装置基準部材14aを基準とするものである。モールドチャック2のX方向における位置は、装置基準部材14cを基準とするものである。
3個のレーザー干渉計15a、15b、15gの各々は、例えば、2軸計測の干渉計として構成されうる。この場合には、2軸の計測値の平均値により距離を検出し、2軸の計測値の差により傾きを検出することができる。或いは、上記3個のレーザー干渉計15a、15b、15gの各々は、2個の1軸干渉計を並べて2軸計測の干渉計として構成されてもよい。
インプリント装置INPは、基準部分としてのモールドチャック2には、モールドチャック2に対するモールド1の相対的な位置を計測する第2計測器として近接センサ7(7a〜7m)を備えている。近接センサ7は、少なくともnmオーダーの精度で位置ずれを計測可能であることが好ましい。そこで、近接センサ7は、静電容量センサまたは分光干渉レーザー変位計であることが好ましい。分光干渉レーザー変位計としては、例えば、株式会社キーエンスのSIシリーズが好適である。静電容量センサおよび分光干渉レーザー変位計は、一般にnmレベルの分解能を有し、絶対測長が可能である。
インプリント装置では、硬化した樹脂からモールド1を引き離す際(離型)に、モールドチャック2によって保持されているモールド1が急激に移動することがある。レーザー干渉計のような相対測長方式のセンサは、パルスを発生させてそのパルスに従ってカウンタのカウント値を増減させて位置を認識する。したがって、相対測長方式のセンサが使用される場合には、最小パルス間隔によって最高許容速度が制限される。モールド1の急激な移動の速度が最高許容速度を超えた場合には、計測エラーが発生する。
これに対して静電容量センサまたは分光干渉レーザー変位計のような近接センサが使用される場合には、絶対測長が可能であるので、モールド1の急激な移動の速度に対する制限はない。即ち、モールド1が如何なる速度で移動しようが、近接センサによって、少なくとも移動後の位置を計測することができる。しかも、近接センサを使用する場合、測定面(モールド1の端面)が高い面精度を有する必要がないこと、測定ヘッドが測定面に対して傾斜していても計測が可能であること、測定面に反射コーティングが不要であることなどの利点がある。
一方で、近接センサの分解能をnmレベルの分解能に設定した場合、一般には、測定範囲が数mm以下に制限される。そこで、この実施形態では、モールドチャック2を含む構造体(2、6)の基準部分としてのモールドチャック2の位置と、該基準部分に対するモールド1の相対的な位置とに基づいて、モールド1の位置を検出する。ここで、モールドチャック2の位置は、この実施形態では、装置基準部材14a、14cを基準として計測される。基準部分としてのモールドチャック2の位置は、例えば、干渉計ミラー3a、3bの位置とモールドチャック2の基準位置(例えば、モールドチャック2の原点)との差を、干渉計15a、15b、15gによって計測される位置に加算することによって決定されうる。基準部分としてのモールドチャック2に対するモールド1の相対的な位置は、例えば、近接センサ7(7a〜7m)の位置とモールドチャック2の基準位置との差を、近接センサ7によって計測される位置に加算することによって決定されうる。
図8を参照しながらインプリント装置INPの制御部CNTの構成例を説明する。制御部CNTは、モールド1と基板10との相対的な位置関係を制御するための構成を含む。制御部CNTは、基板10を保持する基板ステージ24の位置(以下、ステージ指令位置)71を目標位置として決定する。制御部CNTはまた、上記の方法にしたがって、レーザー干渉計15a、15b、15cによる計測結果に基づいて基準部分としてのモールドチャック2の位置を検出し、更にその変化量(以下、基準部分の位置変化量)を計算する。制御部CNTはまた、上記の方法にしたがって、近接センサ7による計測結果に基づいてモールドチャック2に対するモールド1の相対位置を検出し、更にその変化量(以下、モールドの相対位置変化量)73を計算する。
例えば、モールド1の位置が+側にずれた場合には、ステージ指令位置71は、+側に補正されるべきであり、このような補正がなされなければ、基板10に対してインプリントされるパターンが+側にずれてしまう。制御部CNTは、補正部79を有し、補正部79は、ステージ指令位置71に対して基準部分の位置変化量72およびモールドの相対位置変化量73を加算することによって、ステージ指令位置71を補正し、補正されたステージ指令位置CTを出力する。即ち、制御部CNTは、基板ステージ24の目標位置(基板の目標位置と等価)であるステージ指令位置71を干渉計(第1計測器)15a、15b、15gによる計測結果および近接センサ(第2計測器)7による計測結果に基づいて補正部79によって補正する。このようにステージ指令位置71を補正することによって、モールド1の位置ずれによるインプリントのずれを低減することができる。
補正されたステージ指令位置CTは、基板ステージ24の位置を検出するステージ位置検出器(干渉計15c、15e)74による検出結果と比較され、それらの差分(即ち偏差)信号が安定化補償器76および定常偏差補償器77を含む補償器に供給される。該補償器は、差分信号に対して補償演算をして駆動指令DIを生成する。駆動指令DIは、ステージモーターアンプ78に供給され、ステージモーターアンプ78は、ステージモーター(リニアモーター23a、23b、23c等)75を駆動し、これにより基板ステージ24(基板10)が位置決めされる。
ここで、モールド1の端面の面精度や直交度を良好にすることができない理由、および、反射コーティングを行うことが難しい理由について説明すると共に、上記の近接センサの使用の有用性について説明する。
モールド1は、例えば、ノンコートの合成石英で構成されうる。モールド1は、基板10へのパターン形成の際、基板10や樹脂と接触するので、摩耗や樹脂の付着により、その寿命は、通常のフォトリソグラフィー工程で使用される露光装置において原版として使用されるレチクルと比較して非常に短寿命である。よって、モールドの価格は、インプリント装置を使用して半導体デバイスを製造する際に無視することができないコスト要因である。このため、パターンの形成に直接に関係しないモールドの端面の直交度や平面度、反射コーティングに関して、モールドのコストを上昇させるような加工を行うことは難しい。
なお、モールド1は、一般的には、マザーモールドと呼ばれる非常に高価なモールドを複製して製作されうる。このマザーモールドが高価である理由は、1nm〜40nmの細い径の電子ビームの一筆書きでパターン領域にパターンを描画してパターンを形成するために、非常に長い描画時間を要するからである。例えば、インプリントのパターン領域の面積は、ArFレーザーを光源とする液浸露光装置との併用によって半導体デバイスを製造する場合には、その液浸露光装置におけるショット領域の面積と同じである必要がある。この面積は、現在のところ、33mm×26mmがデファクトスタンダードとなっている。今後パターンの線幅が20nmを切るようになると、24時間以上の描画時間を要すると言われている。
以下、インプリント装置INPに関する説明に戻る。モールドチャック2には、モールド1の上面に形成されたモールド側マークの直上にモールドチャック基準プレート4a、4bが設けられうる。モールドチャック基準プレート4a、4bの下面には、モールド1に設けられたモールド側マークに対応したチャック側マークが形成されている。チャック側マークは、例えば、モールド側マークに対して2μm〜300μmの間隔が形成されるように配置されうる。光学センサとしての位置合わせ用顕微鏡44a、44bを使用して、チャック側マークおよびモールド側マークを観察することにより、互いの相対位置ずれを検出することができる。この検出は、例えば、明視野観察やモアレの縞位置計測による画像処理方法によって行うことが可能である。このような光学センサとしての位置合わせ用顕微鏡44a、44bを前述の近接センサ7(7a〜7m)に代えて、または、追加で設けることができる。光学センサとしての位置合わせ用顕微鏡44a、44bもまた、モールド1の端面の面精度や直交度、反射コーティングとは無関係に、基準部分としてのモールドチャック2に対するモールド1の相対位置を計測するために有用である。
ただし、位置合わせ用顕微鏡44a、44bによる位置計測を行うためには、マザーモールドからのパターンを複製する工程のほかに、モールド側マークを形成する工程が必要になる。よって、半導体デバイスを製作する上で、重ね合わせ精度が重要なレイヤーの形成に用いられるモールド1にのみ、位置計測用のモールド側マークを形成することが好ましいかもしれない。重要でないレイヤーの形成に用いられるモールド1には、位置計測用のモールド側マークを設けず、近接センサ7でその位置を計測することが好ましいかもしれない。また、近接センサと光学センサの双方をインプリント装置に搭載するとインプリント装置のコストが上昇するので、要求仕様に応じて搭載すべきセンサを決定すればよい。
モールドチャック2は、この実施形態では、連結部材5を介して、支持体であるブリッジ定盤13によって支持されうる。モールドチャック2は、ブリッジ定盤13に直接に固定されてもよい。位置合わせ用顕微鏡44a、44bもブリッジ定盤13によって支持されうる。モールドチャック2の上方には、ハーフミラー43が配置されている。光硬化用光源41が発生する光は、ハーフミラー43で反射され、モールド1を透過して樹脂に照射される。樹脂は、光の照射によって硬化する。ハーフミラー43の上方には、カメラ42が配置されていて、ハーフミラー43を介して、モールド1によるインプリントの状況を確認することができる。
ブリッジ定盤13は、床からの振動を絶縁するため、床に設置された支持足11によって空気ばね12を介して支持されている。空気ばね12は、アクティブ防振機能として露光装置において一般的に採用されている構成を有しうる。具体的には、空気ばね12は、その上下の部材に取り付けられたXYZ相対位置測定センサ、XYZ方向駆動用リニアモーター、空気ばねの内部のエア容量を制御するサーボバルブを含みうる。
また、ブリッジ定盤13には、光硬化性の樹脂を基板10上に塗布するためのディスペンサー8a、8bがホルダー9を介して取り付けられている。ディスペンサー8は、例えば、インクジェットプリンターに用いられているインクジェットヘッドを用いて樹脂の液滴を線状に基板10上に吹きつけるように構成されうる。樹脂をディスペンサー8で吹き付けながら基板ステージ24(即ち、基板10)を走査駆動することにより、基板10上の四角形状の領域に樹脂を塗布することができる。なお、インクジェットヘッドの本来の機能は、直線状に配列された微細な複数のノズルからのインクの吐出と記録シートの送りとを制御して絵や文字をインクで描画することである。よって、吐出を行う領域は四角形状である必要は無く、丸等の任意の形状の領域に樹脂を塗布することができる。
基板10としてのウエハの形状は一般に円形であるので、四角形状のショット領域でウエハを埋め尽くしていった場合、周辺の領域ではウエハからショット領域がはみだしてしまい、四角形状のショット領域が確保できなくなる。このような領域のことは、欠けショット領域と呼ばれることがある。現状では、33mm×26mmのショット領域に複数のチップを形成することができることが一般的であるので、ウエハに効率良くチップを形成するためには、欠けショット領域にもパターンを形成するべきである。
現状では、インプリント処理で半導体デバイスを製造する際には、インプリント後に形成される凹凸パターンにおける凹部に膜(残膜と呼ばれうる)が残るため、これをエッチングする必要がある。凹部に残る膜の厚さは、RLT(Residual Layer Thickness)と呼ばれうる。RLT分の膜が欠けショット領域にも形成されていないと、エッチングによりウエハ上に深い抉れができてしまう。これを防ぐ上でも、周辺領域への樹脂の塗布が有効である。この際に四角形状に樹脂の塗布を行うと、ウエハから樹脂がはみ出してしまい、この状態で紫外線が照射されれば、ウエハを固定する基板チャック上で樹脂が硬化し付着する。この結果、ウエハが基板チャックに接着されてしまうばかりか、次に処理するウエハが付着物の上に乗ってしまい、ウエハ表面の面精度が劣化して正常にインプリントを行うことができなくなってしまう。そこで、ディスペンサー8と基板ステージ24の送りの組み合わせにより、樹脂をウエハの適正な領域に塗布することが好ましい。基板10の+Y方向側には、ディスペンサー8bで樹脂が塗布され、基板10の−Y方向側には、ディスペンサー8aで樹脂が塗布されうる。
ブリッジ定盤13には、基板10に形成された位置合わせ用マークの位置を計測する位置合わせ用顕微鏡(オフアクシススコープ;OAS)31が配置されている。図3に示す通り、OAS31の側面には、レーザー干渉計34aからのレーザー光を反射可能なように干渉計用ミラー32が取り付けられている。レーザー干渉計34aは、ブリッジ定盤13に固定された装置基準部材14bからOAS31までのX方向距離を計測可能なように設置されている。
次に、基板10を保持する基板ステージ24およびその駆動機構について説明する。この実施形態では、基板ステージ24の移動による振動や変形がブリッジ定盤13に伝わらないように、基板ステージ24を支持するベース18は、空気ばね(除振装置)19を介して床上に設置されている。インプリント装置INPのブリッジ定盤13と基板ステージ24とのZ方向における距離は、ブリッジ定盤13から下方向に延びたブラケット30に固定されたセンサ(例えば、レーザー測長器、エンコーダー)16a、16b、16c、16dによって計測される。部材17a、17b、17c、17dは、センサ16a、16b、16c、16dにそれぞれ対応する計測対象部であり、ベース18に取り付けられている。部材17a、17b、17c、17dは、センサ16a、16b、16c、16dがレーザー測長器であればミラーであり、エンコーダーであればスケールである。
この実施形態では、ブリッジ定盤13とベース18との間の距離が4箇所で計測されるが、実際には、3箇所で計測を行えば、Z方向の距離、および傾きを検出することができる。ベース18のZ方向における位置や傾きに基づいてベース18に対する基板ステージ24のZ方向における位置や傾きを制御することによって、基板10の位置および傾きを補正することができる。なお、空気ばね12の高さや空気ばね19の高さを適正値に調整することによって、基板ステージ24の調整量を小さくすることができる。
ベース18の上には、粗動ステージ22が配置されている。粗動ステージ22には複数のエアパット21が設けられていて、ベース18の上に静圧で浮上する。粗動ステージ22をXY方向に駆動した際に、ベース18が傾いたり、駆動反力で振られたりすると、パターン形成の精度が低下するため、ダミー荷重を粗動ステージ22の駆動方向とは逆の方向に駆動して、ベース18の傾きや反力を低減することが好ましい。粗動ステージ22には、ミラー25aおよび25bが設けられていて、X方向及びY方向の装置基準部材14a、14cに取り付けられたレーザー干渉計15d、15f、15g(下)により装置基準部材14a、14cからの距離が計測される。ここで、X方向の装置基準部材14cには、Y方向の装置基準部材14aと同様に、3個の2軸レーザー干渉計が縦に配置されている。レーザー干渉計15g(上)はモールドチャック2とのX方向距離を、レーザー干渉計15g(中)は基板ステージ24に設けられたミラー27とのX方向距離を、レーザー干渉計15g(下)は粗動ステージ22に設けられたミラー25aとのX方向距離を計測する。
粗動ステージ22の上には、微動ステージである基板ステージ24が配置されている。基板ステージ(微動ステージ)24は、粗動ステージ22に取り付けられた自重キャンセル機能付きリニアモーター23a、23b、23cにより、粗動ステージ22に対して物理的に接触することなく、浮上状態で支持される。これにより、支持足19から減衰しきれずに伝わってくる振動から、基板ステージ24を完全に分離することが可能となっている。ただし、そのままでは基板ステージ24の位置を制御することはできない。そこで、基板ステージ24の側面にミラー26、27を取り付けて、これらを使ってX方向、Y方向、Z軸回りの回転であるωZ(=θ)方向、X軸周りの回転であるωX方向、Y軸回りの回転であるωY方向の位置が計測される。これらの計測は、Y方向の装置基準部材14aに取り付けられた干渉計15cおよび15e、X方向の装置基準部材14cに取り付けられた干渉計15g(中)によってなされる。以上の構成によって、インプリント時におけるモールド1と基板10とのの位置関係が保証される。粗動ステージ22と基板ステージ24とのZ方向における間隔に関しては、リニアモーター23a、23b、23cにエンコーダーやレーザー測長器を内蔵し、それらによる計測結果の平均値を使用して制御可能である。
[第2実施形態]
図2を参照しながら本発明の第2実施形態のインプリント装置INPについて説明する。なお、ここで言及しない事項は、第1実施形態に従う。第2実施形態では、モールドチャック2を含む構造体(2、6')の基準部分がセンサ支持部材6'である点で第1実施形態と異なる。センサ支持部材6'は、モールドチャック2を支持する支持体であるブリッジ定盤13に連結されている。センサ支持部材6'は、近接センサ7(7a〜7m)を支持する。第1実施形態ではモールドチャック2に設けられていたミラー3a、3bは、センサ支持部材6'が基準部分に変更されたことに伴って、センサ支持部材6'に設けられている。
モールド1を基板10上の樹脂から引き離した際にモールドチャック2には振動が生じうる。第1実施形態では、レーザー干渉計による計測対象部分がモールドチャック2であるので、振動時におけるモールドチャック2の位置を計測可能な応答速度がレーザー干渉計に要求される。一方、第2実施形態では、干渉計による計測対象部分がモールドチャック2ではなくセンサ支持部材6'であるので、第1実施形態に比べて、応答速度の低い干渉計を使用することができる。
[第3実施形態]
図5を参照しながら本発明の第3実施形態のインプリント装置INPについて説明する。なお、ここで言及しない事項は、第1実施形態に従う。第3実施形態では、第1実施形態では、モールド1の上面に形成された位置合わせ用のモールド側マークが、モールド1の下面に形成されている。
第1実施形態の説明において言及したように、モールド1の上面(パターン面の反対側の面)に半導体デバイスのパターン以外のパターンを配置することは、モールド1のコストアップを招くため、実際のシステム設計上は避けたい。また、位置合わせ用のパターンと、半導体デバイスのパターンとの位置合わせ精度も厳密に要求されるので、モールド1の上面に位置合わせ用のパターンを形成するためには、高い技術力が必要とされる。
そこで、電子線描画装置によってパターンが描画されたマザーモールドに予めマークを形成しておき、モールド1を作成する際、半導体デバイスのパターンと同一の工程でマークを形成できればモールド1のコストを下げることが可能となる。光学系46bおよびモールドチャック基準プレート4bは、モールドチャック2に搭載されうる。この実施形態では、モールドチャック基準プレート4bを構成する硝材の下面にチャック側マーク45bが形成されている。光学系46bは、モールド1の下面に形成されたモールド側マーク47bの光学的共役像を、モールドチャック基準プレート4bに形成されたチャック側マーク45bに投影する。位置合わせ用顕微鏡44bは、モールド側マーク47bの光学的共役像とチャック側マーク45bを同時に観察し、そのずれ量を読み取ることにより、モールドチャック2とモールド1の位置ずれを検出する。
[インプリント方法]
以下、図6および図7を参照しながら第1〜第3実施形態のインプリント装置INPで実施されうるインプリント方法を例示的に説明する。図7には、図6に示すフローチャートにおいて記載されている記号の説明が記載されている。
ステップ51では、基板(ウエハ)10がインプリント装置INPに搬入され、基板ステージ24の基板チャック上に固定される。所定数の基板10が処理される度に、基板ステージ24の上に設けられたステージ基準マーク33を用いて、OAS31の基準位置とモールド1との位置関係の誤差が計測されうる。インプリント装置INPに基板10を搬入したり、インプリント装置INPから基板10を搬出したりする搬送系ユニットは、図1において、左方向に配置されているものとして説明する。工程51では、基板10の搬入、搬出の時には、基板ステージ24は−Y方向に移動し、搬送系ユニットの近くに移動する。これにより、搬送系ユニットが基板10を搬送する時間を短くすることができる。
工程51において基板ステージ24に取り付けられたミラー27も−Y側に移動するので、工程52では、装置基準部材14bに取り付けられたレーザー干渉計34bによって基板ステージ24の位置を計測することができる。通常のレーザー干渉計では、計測対象物であるミラーがレーザー光の光軸から外れてしまうと、計測ができなくなる。しかし、OAS31によって基板10上のマークを計測するために基板ステージ24のY方向におけるフルストロークで2つのレーザー干渉計のビームからミラーが外れないように設計した場合、ミラーが非常に長くなってしまう。これによって、ミラー自体の剛性が大幅に低下して制御帯域が狭くなる。また、長いミラーを搭載した基板ステージがXY方向に移動する場合には、インプリント装置INPの占有領域が大きくなる。
この実施形態では、基板ステージ24が−Y方向に移動し、レーザー干渉計34bで計測可能となった時点でレーザー干渉計34a、34bをリセットする。レーザー干渉計は、一般に相対測長方式であり、リセットした場合、現在の距離を上位側の制御装置から与える必要がある。
そこで、まず、X方向の装置基準部材14cに取り付けたレーザー干渉計15g(中)での基板ステージ24の計測値X、ωYを現在のレーザー干渉計34bの計測値としてセットする。
工程53では、基板ステージ24のX方向及びωY方向の位置制御方法が変更される。このタイミングまでは、基板ステージ24のX方向およびωY方向位置は、X方向の装置基準部材14cに取り付けられたレーザー干渉計15gによる計測値Xtwt、ωYtwtで制御されている。
ここまでは、基板ステージ24の位置は、一般に言われる6自由度の内、Z方向を除く全ての方向を基準部分であるモールドチャック2またはセンサ支持部材6'に対する相対位置に基づいて制御されている。
この制御状態から、X方向およびωY方向については、OAS31による計測結果に基づく制御に切り替えられる。また、θ方向についても、θwtに基づく制御からθwに基づく制御に切り替えられる。この切り替えを行わないと、次の工程54で基準部分の位置がAGA計測中に何らかの原因で位置ずれした場合に、AGA計測値に誤差が混入してしまうからである。
工程55では、AGA計測中に、XowとXtwの計測値の切り替え誤差が平均化処理により求められる。工程56では、基板ステージ24がモールド1の下方の領域に駆動される。工程57〜59では、ステージの制御のための基準が切り替えられる。図6では、ステージ指令位置をインプリントの前に補正する例が示されているが、図8を参照しながら説明したように、モールド1のずれに基づいてステージ指令位置をリアルタイムで補正してもよい。
図4に例示される構成では、近接センサ7は、モールド1の4辺のそれぞれに対して3個ずつ配置されており、離型に伴う位置ずれの他に、形状変形についても検出可能なようになっている。よって、合計で12個の近接センサ7による計測結果から倍率成分および変形成分を分離し、これに基づいてモールド1の中央のXYシフト量及び回転量を分離して基板ステージ24の位置が補正される。
なお、近接センサ7の個数は特定数に限定されるものではない。近接センサの個数が多くなればなるだけ精度良く補正値を計測可能である。
工程60では、インプリントによるパターンの形成を基板10の全面に対して実行される。工程61では、最終ショット領域のインプリントが終了したか否かを判断し、まだ終了していなければ、工程60において次のショット領域のインプリントがなされ、終了していれば次の工程62に進む。工程62では、基板10が搬出され、工程53では、次に処理する基板10の有無が確認され、処理すべき基板10がある場合には工程51に戻り、処理すべき基板10がなければ一連のジョブが終了する。
基準部分(例えば、モールドチャック2、センサ支持部材6')、モールド1、基板ステージ24等について回転成分の計測も実施しているが、回転成分の計測結果は、アッベ量の補正のために利用されうる。
[物品の製造方法]
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、前述したインプリント装置(押印装置)を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)にパターンを転写(形成)するステップを含む。さらに、該製造方法は、パターンを転写された前記基板をエッチングするステップを含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングステップの代わりに、パターンを転写された前記基板を加工する他の加工ステップを含みうる。
本実施形態のデバイス製造方法は、デバイスの性能、品質、生産性および生産コストの少なくとも一つにおいて従来よりも有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (8)

  1. モールドを保持するモールドチャックを含む構造体を備え、基板への樹脂の塗布と、塗布された樹脂の前記モールドによる成形とを含む処理を行うインプリント装置であって、
    前記構造体の基準部分の位置を計測する第1計測器と、
    前記基準部分に対する前記モールドの相対的な位置を計測する第2計測器と、
    前記第1計測器による計測結果および前記第2計測器による計測結果に基づいて前記モールドと前記基板との相対的な位置関係を制御する制御部とを備え、
    前記第2計測器は、前記構造体によって支持された近接センサを含む、
    ことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記制御部は、前記第1計測器による計測結果および前記第2計測器による計測結果に基づいて前記基板の目標位置を補正し、補正された目標位置に従って前記基板を位置決めすることによって、前記モールドと前記基板との相対的な位置関係を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記第1計測器は、レーザー干渉計を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2項に記載のインプリント装置。
  4. 前記基準部分は、前記モールドチャックである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリント装置。
  5. 前記構造体は、前記モールドチャックを支持する支持体、および、前記支持体に連結され、前記第2計測器を支持するセンサ支持部材を含み、
    前記基準部分は、前記センサ支持部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインプリント装置。
  6. 前記第2計測器は、前記モールドに形成されたマークの位置を計測するように前記構造体によって支持された光学センサを更に含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインプリント装置。
  7. モールドを保持するモールドチャックを含む構造体を備え、基板への樹脂の塗布と、塗布された樹脂の前記モールドによる成形とを含む処理を行うインプリント装置であって、
    前記構造体の基準部分の位置を計測する第1計測器と、
    前記基準部分に対する前記モールドの相対的な位置を計測するように第2計測器と、
    前記第1計測器による計測結果および前記第2計測器による計測結果に基づいて、前記モールドと基板との相対的な位置関係を制御する制御部とを備え、
    前記第2計測器は、前記モールドチャックに設けられたマークと前記モールドに設けられたマークとの位置ずれを計測する光学センサを含む、
    ことを特徴とするインプリント装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて樹脂のパターンを基板に形成する工程と、
    前記工程において前記パターンを形成された基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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