JP5378655B2 - 木質化粧床材および木質化粧床のリフォーム方法。 - Google Patents

木質化粧床材および木質化粧床のリフォーム方法。 Download PDF

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Description

本発明は、住宅等の建築物のフローリング用の木質化粧床材、および該床材を用いて施工されたフローリングのリフォーム方法に関する。
近年、地球規模での環境保全の要請の高まりに伴って、建築材料として用いる天然木材資源についても、その省資源化が強く求められている。
このような要請のもと、建築物についても、リフォームによる再利用が推奨されるなか、フローリング、即ち床仕上げ材に木質系素材を用いた床についても、床材の貼り替えによる更新施工が求められることが近来益々多くなってきている現状にある。
従来、戸建て住宅等における木質系の床は、根太上にコンパネと呼ばれる下地合板を敷きつめて木質床下地を構成し、この床下地上に、仕上げ材としての、表面が化粧された木質化粧床材を貼り込むことによって施工されている。この木質化粧床材は、一般に、合板製等の基板上に、銘木化粧単板、印刷化粧シート、合成樹脂シート、樹脂含浸紙等からなる化粧材を積層接着一体化し、要すれば更に基板の下面側に、発泡合成樹脂シート等の緩衝材層を積層したものが用いられている。そして、このような床材は、その周縁に、隣接する床材どおしを接合する雌雄の実(さね)加工が施されており、これらの雌雄さね部を嵌め合わせつつ、糊または釘を用いて、あるいは糊・釘併用で床下地上に張り込み固定されている。
このため、経年使用によって損傷し、あるいは外観劣化した床をリフォームするに際しては、上記床材そのものを床下地面上から取り外したのち、改めて床下地面上に新たな床材を張り込む必要があった。
このような床材の貼り替え作業は、先ず、床下地面上に糊や釘で強固に接合固定されている古い既設の床材を該下地面から剥離除去する作業がいささか厄介であるのに加えて、既設床材を取り除いたあとの床下地面の清掃、清浄化作業を必要とし、更には損傷した床下地面の補修作業を要することも多く、新たな床材を貼り込むまでに多くの労力と時間を要し、結果的に工事費用の面でかなりコスト高につくという問題があった。
このような問題点に対して、床材のリフォームのための貼り替え作業を容易化するための技術手段として、最近、下記特許文献1〜4に示されるような各種の提案がなされている。
特開平9−242312号公報 特開2002−21295号公報 特開2005−155189号公報 特開2006−348724号公報
上記特許文献1は、床材の木質基板(木質ボード)の裏面に、厚紙や薄い不織布等の層間剥離可能な剥離材を積層一体化したものとし、床材の貼り替えに際しては上記剥離材を層間剥離させることで床下地面から床材部分を容易に剥離しうるようになされたものである。
また、特許文献2および3は、床下地面への床材の接着固定を、熱感応性のホットメッルト接着剤を用いて行うものとし、貼り替えに際しては、高周波誘導加熱装置等を用いて上記ホットメルト接着剤を加熱溶融させることにより、床材の再剥離除去を行いうるようにしているものである。
これらの特許文献1〜3に示されるような先行提案技術は、いずれも既設の床材の剥離除去作業を比較的容易にかつ床下地面を大きく損傷することなく行いうる点では有益である。しかしながら、いずれも、既設の古い床材をその木質基板部分も含めて全体を取り外し、これをすべて廃材とするものである。このため、廃材量がボリューム的にかなり多くなり、焼却等によって廃棄処分する際にもその処理費用が嵩む不利益に加えて、未だ充分に再利用が可能な、しかも床材中で最も大きな体積を占める木質基板部分までをも廃棄処分してしまうことになるため、前述したような木材資源の省資源の要請に対しても必ずしも十分な満足度を与えるものではなかった。
これに対し、特許文献4は、床暖房用の床材に関するものであるが、熱媒流通用配管を仕組んだ板状基体上に下層薄板を設ける一方、床材に相当する積層表装材の下面にも上層薄板を設けたものとし、これらの両薄板間を互いに剥離可能なものとした上で、両薄板を介して基体上に表層材を積層施工するようにしているものである。従って表装材の更新に際しては、上記両薄板同士の間を剥がすことによって、配管を組込んだ基材を残したまま表装材部分のみを剥離除去することができ、基材の再使用を可能なものとしている。 しかしながら、上記表装材は、一般の木質床との対応でみるとそれ自体が床材に相当するものであり、ひいては、リフォームに際して床材自体をその下地面から剥離除去することを教示するにとどまり、前記のような省資源化の要請に対する対応技術を示唆するものではない。また、仮に、上記基材を床材の基板に相当するものと考えて評価した場合においても、特許文献物4による開示技術は、床施工現場において、予め基材を敷設した上で、現場でその上に2枚の薄板を介在させた状態に表装材の貼り込み施工を行うものであるため、現場施工にいささか手間がかかる上に、基材と表装材とを現場で積層複合化するために品質の安定性に不安が残り、更には構造も複雑でコスト高につくというような問題がある。
本発明は、上記のような従来技術の背景下において、床材のリフォームのための貼り替え作業を容易に、しかも必要に応じて部分的にも行うことができ、かつ廃材処理負担を軽減し、省資源化に大きく貢献しうるほか、初期の床施工も簡易に行いうる木質化粧床材、およびこれを用いた木質床のリフォームのための施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、先ず木質化粧床材について、下記[1]〜[10]に記載の構成を提示する。
[1]木質基板上に表面に化粧層を有する薄物シート状の表装材が積層接着一体化されてなる化粧床材であって、
前記表装材が、再剥離を可能とする再剥離性接着剤層を介して前記木質基板上に接着されており、施工後において前記表装材を前記木質基板から剥離除去可能なものとなされていることを特徴とする木質化粧床材。
[2]前記再剥離性接着剤層が、ホットメルト接着剤またはホットメルト粘着剤からなる前項[1]に記載の木質化粧床材。
[3]前記表装材は、厚さが0.5〜3mmである前項[1]または[2]に記載の木質化粧床材。
[4]前記表装材は、比重1.0〜3.0の軟質合成樹脂製の高比重シートと、その上に積層された厚さ2.0mm以下、比重0.35以上の木質繊維板と、更にその上に積層された表面化粧層とからなる前項[1]〜[3]のいずれか1項に記載の木質化粧床材、
[5]前記表装材は、前記高比重シートの下面に更に厚さ2.0mm以下、比重0.35以上の木質繊維板が積層されてなる前項[4]に記載の木質化粧床材。
[6]前記表装材における高比重シートの少なくとも上面側の木質繊維板は、その比重が0.7以上である前項[4]または[5]に記載の木質化粧床材。
[7]前記木質基板は、合板、集成板、中質繊維板、配向性ストランドボード、およびパーチクルボードの群から選ばれた1種または2種以上の積層板からなる前項[1]〜[6]のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
[8]前記木質基板の下面に、緩衝材層が積層接着一体化されてなる前項[1]〜[7]のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
[9]前記表装材の上面に、床材の長手方向および幅方向の少なくともいずれか1方向に真直ぐに伸びた1ないし複数条の化粧溝が設けられている前項[1]〜[8]のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
[10]前記化粧溝は、その深さが、表装材の厚さ未満に設定され、木質基板に到達しないものとなされている前項[9]に記載の木質化粧床材。
次に、本発明は、既設の木質化粧床のリフォーム施工方法に関して、下記[11]〜[13]に記載の施工方法を提示する。
[11]前項[1]〜[10]のいずれか1項に記載の化粧床材で施工された木質化粧床のリフォーム方法であって、
所定の1ないし複数枚の床材の表装材を、再剥離性接着剤層の部分で分離して木質基板から剥離除去し、この除去した領域部分に、対応形状の新たな表装材を貼り込むことを特徴とする木質化粧床のリフォーム方法。
[12]前記表装材の表面中の損傷・損壊を生じた貼り替え所要領域をとり囲む態様で該表装材にカッターナイフで切目を入れたのち、前記貼り替え所要領域の表装材を部分的に剥離除去し、新たな表装材を貼り込む前項[11]に記載の木質化粧床のリフォーム方法。
[13]前項[9]または[10]に記載の化粧床材で施工された木質化粧床のリフォーム方法であって、
前記表装材の表面中の損傷・損壊を生じた貼り替え所要領域をとり囲む態様で、かつ前記表装材の化粧溝を、切目を入れるときの基準線に利用して該化粧溝の部分で切目を入れたのち、前記貼り替え所要領域の表装材を部分的に剥離除去し、新たな表装材を貼り込む前項[11]に記載の木質化粧床のリフォーム方法。
本発明に係る前記[1]〜[10]項に記載のような床材は、基板部分とその上の表装材部分とが予め工場で積層一体化された、品質的に安定した一体ものの床材として提供できるものであり、従って、新規施工時においては従来の木質化粧床材と同等に、床下地面上に敷き並べて、糊着、釘付け、あるいは糊・釘併用により、更には両面粘着テープを固着手段に用いて基板部分を床下地面に固定することにより、何ら格別工数を増大することなく、効率良く施工できる。
その上で、本発明に係る上記床材は、基板とその上の表装材とが、再剥離可能な特有の接着剤層を介して接合一体化されたものとなされていることにより、表面の化粧層が汚れ、あるいは表装材が損傷して床の貼り替えが必要になったような際には、本質基板を残したまま、再剥離性接着剤層の部分から表装材部分のみを剥離除去し、これを新たな表装材に取替えて上記基板上に接着剤で貼り込むことにより、床の全体的な、あるいは部分的なリフォームを行うことができる。従って、先ず第1に、貼り替えの省施工化を達成できる。即ち、従来のように床下地面に強固に固定された基板の取外しを必要としないので、貼り替え施工を比較的簡単に効率良く行うことができる。また第2に、リフォーム施工によって発生する廃材量を大幅に減少することができる。即ち、木質基板をそのまま再利用するので、廃材になるのは表装材部分のみであり、廃材量を減らして、その処分コストを削減できる。更に第3に、リフォームに要する材料コストを大幅に削減できる。即ち、床材中の最も大きな部分を占める基板部分を、床の貼り替え後も再利用するので、本材資源を有効活用して省資源化を達成しうるのはもとより、床の貼り替えに要する新規材料を表装材のみに限定できることにより、床のリフォーム費用を従来より一層低減できる。
上記の再剥離性接着剤層に用いる接着剤の選択は、床のリフォーム作業の容易性を左右する上で重要な要素である。好ましくは、前記[2]項に記載のような感熱可塑性のホットメルト接着剤、またはホットメルト粘着剤の使用が推奨される。これらのホットメルト接着剤または粘着剤を使用する場合には、床の貼り替えに際して、床面にアイロン(加熱盤)を当てて表面側から加熱し、あるいは高周波誘導加熱装置を用いて高周波加熱することにより、接着剤層を加熱溶融させることで、表装材の再剥離作業を極めて容易に行うことができる。
また、再剥離性接着剤層には、経時非硬化型の再剥離性粘着剤を用いてもよい。この場合、タック力がやや弱い難点があるが、上記のような加熱作業を行うことなく、表装材をその一端側あるいは一側縁から強い力でめくり上げることによって基板面上から剥離除去することができる点では有利である。
従って、いずれの場合も、床下地面をほとんど損傷することがなく、該下地面の補修作業を行う必要なしに、新たな表装材を貼り込みを行うことができる。
しかも、このような床の貼り替えは、床面全体に対して行う場合はもとより、特に床面の損傷の激しい部分のみに限定して、部分的な貼り替えを行う場合にも容易に対応できる。
また、表装材として前記[4]項に記載のような特定の積層構造物を使用することにより、それ自体を全体としてまとまりのある1枚のシート状物として取扱いうるものとすることができ、前記のような再剥離、更新貼り込みの作業をいずれも行い易い。しかも、木質繊維板及び高比重シートは、繊維方向等の方向性がなく、更に木質繊維板は、硬質であるものの、厚さが2.0mm以下と薄いため、カッターナイフによって、簡単かつ確実に切断することができ、現場等での裁断加工を精度良く簡単に行うことができる。
更にカッターナイフにより切断できるため、鋸による切り屑等の木粉が発生することもないので、現場周辺を汚すことなく、周辺環境を良好に維持することができる。
また、表面側の木質繊維板として、比重が0.35以上の硬質の木質繊維板、即ち中質繊維板を用いるとともに、裏面側の高比重層として、十分な厚みを有する高比重シートを用いるものであるため、床材表面の耐落下傷性を向上させることができ、物品等の落下による凹み傷の発生を有効に防止することができる。特に、表面側の木質繊維板として、前記[6]項のように比重0.7以上のものを用いる場合には、上記の耐傷性を更に一段と優れたものとすることができる。
また本発明の床材において、裏面側の高比重シートは、比重が高く、柔軟性を有するものであるため、木質基板面に対して馴染み性が良く安定状態に木質基板と積層接合一体化できる。
更にまた、表装材として、前記[5]項に記載のように高比重シートの上下両面に硬質の木質繊維板を積層したサンドイッチ構造のものとするときは、該表装材が上下にほぼ対称な構造となり、構成上のバランスが図られて、反り等のない高品質のフラットな表装材を作製することができる。更に施工後においても、水分の吸放湿によって反り等の伸縮変形が生じるのを防止することができる。
また反りの発生を防止できるため、表装材の基板に対する接着強度が低くとも、谷反りすることがなく、表装材端部が浮き上がったり、床面に隙間が形成されたりするのを防止することができる。従って、接着強度の低い再剥離性接着剤を用いて基板上に接合固定した場合にあっても、床材の安定品質を保つことができる。
また、前記[7]項に記載のような基板を用いることによって、施工性、耐久性、強度に遜色のない床材を提供しうる。
更に、前記[8]項に記載のように、木質基板の下面に、緩衝材層を積層したものとするときは、防音性、クッション性に優れ、あるいはまた使用材料によっては防湿・遮音性にも優れたものとすることができる。
更にまた、前記[9]項に記載のように、表装材の上面に、1ないし複数条のV字溝等の化粧溝を設けたものとすることにより、化粧性を向上しうるのはもとより、表装材の部分貼り替えに際して、当該化粧溝を基準線に利用してこれに切目を入れることにより、表装材の貼り替え所要部分のみを正確に部分的に剥離除去することができ、部分貼り替えの作業性を向上しうる。
そしてまた、前記[10]項に記載のように、上記化粧溝の深さを表装材の厚さ未満に設定し、溝底が木質基板に到達しないものとすることにより、木質基板からの有害な揮発性成分の放散を抑制できると共に、溝の側面や底面に木質基板が露出することがないので、高比重シートに着色しておくことによって溝付け加工後の溝着色が不要となり、製造上有利である。
一方、前記[11]〜[13]に記載のような化粧床のリフォーム方法は、前記構成の化粧床材を用いることによって実施可能な工法であり、前記の床材の構成に基づく効果と同等の省施工、省資源、廃材削減の諸効果を実現しうる。
次に、この発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
図1,2の参照において、本発明に係る木質化粧床材(1)は、納まり、施工性を考慮した一般的な床材の寸法に準じて、厚さ5〜18mm、幅75〜303mm、長さ900〜1818mmに形成されるものである。
該床材(1)は、図2に示すように、木質基板(2)と、その上面に特有の再剥離性接着剤層(3)を介して積層接着一体化された表装材(4)とを基本的な構成要素とする積層板材からなる。
木質基板(2)は、従来の一般的な木質床材の基板と同様に、合板、集成板、木製ムク板、中質繊維板(MDF)、配向性ストランドボード(OSB)、パーチクルボード等の単板または複数種類の板材を接合一体化した積層板からなるものであって、厚さ4〜12mm程度のものが用いられる。
この木質基板(2)の上面に表装材(4)を貼着する接着剤層(3)は、本発明において再剥離性のものに限定される。ここに、再剥離性接着剤とは、被着体である表装材(4)を基板(2)面から再剥離可能とする接着剤の意味で用いられる。
その具体的な接着剤の種類は特に限定されるものではないが、感熱可塑性のホットメルト型接着剤またはホットメルト型粘着剤の使用が推奨される。その他経時非硬化型の感圧性接着剤としての再剥離性粘着剤を使用することもできる。
ホットメルト型接着剤または同粘着剤を使用する場合、常時は強力な接着力を確保しながら、リフォーム時には、表装材(4)の上面側に家庭用アイロン等の熱盤を当てて加熱することにより、再剥離性接着剤層(3)を軟化溶融させて安易に表装材(4)を再剥離除去しうる点で有利である。このような簡易なアイロンでの加熱による再剥離性を担保するために、上記接着剤としては、110℃以下の温度で溶融させ得るようなものを使用するのが良く、好ましくは100℃以下、更に好ましくは90℃以下の比較的低い可熱温度で溶融させ得るようなものを使用することが望ましい。このような要請に対応しうるホットメルト型接着剤の具体例としては、エチレン酢ビ系、ポリオレフィン系の接着剤が一般的であり、また、ホットメルト型粘着剤の具体例としては、ゴム系、アクリル系、シリコーン系の粘着剤が一般的である。
表装材(4)は、これ自体が厚さ0.5〜3.0mm程度の柔軟な積層シートからなるものであり、具体的には図2の拡大部に示すように、軟質合成樹脂製の高比重シート(41)と、その上に接着剤層(44)を介して積層された軟質の木質繊維板(42)と、更にその上面に接着剤層(45)を介して積層された表面化粧層(43)とからなる複合シートである。
表装材(4)の厚さは、必ずしも上記の0.5〜3mmの範囲に限定されるものではないが、3mm以下の薄物シートで構成することにより、その上面にアイロンを当てて加熱した場合に、その熱が再剥離性接着層(3)に伝わり易く、アイロンを板面上で摺接移動させながら表装材(4)をその可撓性を利用して一端からめくり上げていくことで、簡易に剥離させることが可能になる。
上記の木質繊維板(42)としては、比重(密度)が0.35(g/cm2)以上の、即ち中質繊維板以上の比重を有するものを用いることが必要であり、好ましくは0.7(g/cm2)以上のもの、より好ましくは0.8(g/cm2)以上のものを用いるのが良い。すなわちこの比重が小さ過ぎる場合には、硬度を十分に確保することができず、耐落下傷性の低下を来たし、床面上に物品を落下させてしまった際に、凹み傷が生じる恐れがある。
更に木質繊維板(42)としては、厚さが、2.0mm以下のものを用いる必要があり、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1.0mm以下、更に一層好ましくは0.5mm以下のものを用いるのが良い。すなわち厚過ぎる場合には、床材全体として十分な柔軟性を得ることができず、木質繊維板が放湿により収縮して谷反り方向の応力が発生した際に、谷反りを戻す方向に対する弾性反発力が大きくなり、谷反りを矯正できず、表装材(4)の端部が浮き上がったり、隣接する床材間で隙間が形成される恐れがある。
また、厚さが0.25mm未満の木質繊維板は、薄過ぎて製作が困難になるとともに、耐落下傷性の低下等を来す恐れがある。
なお、市販の中比重以上の木質繊維板製品は、薄くとも2.5mm厚程度のものしか存在しないため、市販の木質繊維板製品を用いて本発明の床材を作製する場合には、その厚板の木質繊維板製品の厚さを、2分割以上に分割して、本発明に対応した木質繊維板を作製するようにすれば良い。
また、高比重シート(41)としては、例えば軟質の合成樹脂、合成ゴム系樹脂、合成樹脂系ゴム等の合成樹脂(高分子材料)に炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の高比重の無機物粉体や、鉄、鉛等の金属製粉体からなる充填材(増量材)が混入された組成物により得られるものを好適に用いることができる。
高比重シート(41)の主成分としての合成樹脂は、複数のものが混合された混合物であっても良く、更に硬質の合成樹脂が含まれていても良い。
更にこの合成樹脂としては、廃棄後の焼却処理を考慮した場合、有害ガスを発生する塩素を含まないものを用いるのが良い。
またこの合成樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹脂に配合されるような可塑剤が含まれていないもの、例えば合成ゴム系樹脂、合成樹脂系ゴム等のゴム成分が含まれるもの等を用いるのが良い。すなわち、可塑剤が含まれている場合、床材として長期間使用している間に、可塑剤が徐々に蒸発して収縮し変形する恐れがある。更に高比重シート全体に分散している可塑剤が木質繊維板との接着面に移行し、層間剥離を生じさせる恐れがある。
高比重シート(41)用の具体的な組成物としては、ポリエチレン系樹脂と、エチレン・プロピレン・ラバー(ゴム)と、炭酸カルシウムとが配合されたものを好適例として挙げることができる。
また、高比重シート(41)としては、比重(密度)が1.0〜3.0(g/cm3 )のものを用いる必要があり、好ましくは1.3〜3.0、更に好ましくは1.5〜2.5(g/cm3 )のものを用いるのが良い。すなわちこの比重が小さ過ぎる場合には、敷設施工時の安定性が低下する恐れがある。逆に比重が大き過ぎる場合には、床材自体の高重量化を来たし、施工作業性等、取扱性の低下を来す恐れがある。
また、高比重シート(41)としては、厚さが、木質繊維板(42)の厚さに対し、同等から10倍の範囲(1〜10倍)のものを用いる必要があり、好ましくは下限値が2倍以上、上限値が7倍以下、より好ましくは下限値が3倍以上、上限値が6倍以下のものを用いるのが良い。すなわち厚過ぎる場合には、高比重シート(41)の熱膨張による影響が大きくなり、施工した床面の床材接合部に隙間が生じる恐れがある。逆に薄過ぎる場合には、温湿度変化に伴う挙動が、高比重シート(41)よりも木質繊維板(42)の方が大きくなるため、施工後、木質繊維板の吸放湿によって、床材接合部に表装材(4)の突き上げや隙間が生じる恐れがある。
また別の観点から見て、本発明の実施においては、木質繊維板(42)の比重を「df」、厚さを「Tf」とし、高比重シート(高比重層)の比重を「dr」、厚さを「Tr」としたとき、dr・Tr≧6×df・Tfの関係、好ましくはdr・Tr≧10×df・Tfの関係の関係を成立させるのが良い。換言すれば、高比重シートにおける比重と厚さの積(単位面積当たりの質量)が、木質繊維板の比重と厚さの積に対し、4倍、好ましくは6倍、より好ましくは10倍以上に設定するのが良い。
すなわちこれらの厚さ関係や単位面積当たりの質量関係が、上記の特定値に満たない場合には、高比重シート(41)が、木質繊維板(42)の伸縮挙動による影響を受け易くなり、表装材(4)の谷反りを十分に抑制できなくなる恐れがある。
また本発明においては、高比重シート(41)として、硬度(JISK6253のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠)が80°以上のものが用いられてなる構成を採用するのが好ましい。
すなわち、高比重シート(41)として、JISK6253「加硫ゴム硬さ試験方法」記載のデュロメーター硬さ試験タイプAに準拠した硬度が、80°以上のものを用いるのが良く、より好ましくは硬度が85°〜95°のものを用いるのが良い。
この硬度が80°未満の場合には、床材表面に物品が落下した際に、その荷重を高比重シートによって十分に受け止めることができず、凹み傷が発生する恐れがある。
なお、この硬度が95°を超える場合には、熱による伸びが大きくなり、谷反り発生の要因となる恐れがあり、好ましくない。
本実施形態においては、化粧層(43)としては、天然木や人工杢からなる木質単板、模様印刷樹脂シート、模様印刷紙、表面塗装等、あるいはそれらの組合せにて形成されたものを用いることができる。
化粧層(43)に用いる木質単板は、湿潤単板でも乾燥単板でも良いが、乾燥単板は木質繊維板への積層接着部の水分量変化が少ないので望ましい。また化粧層(43)の厚さは任意であるが、0.2〜0.6mm程度が通常採用され、好ましくは0.2〜0.4mm程度が良い。
図2に示す実施形態においては、高比重シート(41)の上面側のみに木質繊維板(42)が積層されたものとなされているが、図3に示すように高比重シート(41)の上下両面に同様の木質繊維板(42A)(42B)を積層して3層サンドイッチ構造のものとしても良い。この場合、表装材(4)が上下にほぼ対称な構造となり、構成上のバランスが図られて、反り等のない高品質のフラットな表装材(4)を作成することができる。
上記において、各層の積層接着に用いる接着剤(44)(45)としては、ホットメルト系(反応性ホットメルト系)、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系等の溶剤や水等の溶媒を含まない接着剤を用いるのが好ましい。
すなわち、接着剤として通常用いられるメラミン系、フェノール系、水性ビニルウレタン系等のものは水分等の溶媒を含むため、その溶媒が木質繊維板に浸透し、接着剤硬化後も溶媒が残留し、有害な反り等の変形を生じる要因となる恐れがあるからである。
木質繊維板(42)や化粧層(43)の積層接着工程は、熱圧下で及び冷圧下のいずれで行っても良いが、熱圧では、高比重シートが熱にて膨張するため、その膨張を防止できるよう、冷圧で行うのが良い。
上記表装材(4)は、これを予め積層シートとして製作したのち、木質基板(2)上に再剥離性接着剤層(3)を介して重ね合わせ、熱圧により、あるいはコールドプレスにより積層接合一体化して床材(1)に仕上げられるものである。
ここに、木質基板(2)には、その四周の四辺に、隣接する床材(1)(1)どおしを結合するための雄ざね部(5)と雌さね部(6)が形成され、あるいは相じゃくり接合のための上部突出部(7)を下部突出部(8)が形成される。また、特に基板(2)に合板が用いられる場合、図3に示すように反り防止のために下面側に多数条の溝(9)を形成したものが好適に用いられる。
また、床材(1)は、その表装材(4)の厚み領域の範囲内において、周縁にV字状の化粧溝用面取り部(10)が形成されると共に、更に上面に床材の長さ方向および/または幅方向に平行に、図1に示すように1本ないし複数本の真直ぐなV字状化粧溝(12)が形成されたものとなされている。
この化粧溝(12)は、その深さを図2に示すように表装材(4)の厚さ未満に設定し、溝底が木質基板(2)に到達しないものとすることが好ましい。このような深さのものに設定することにより、木質基板(2)が溝底部に露出することがなく、その表面の全体が表装材(4)で密閉状に覆われるため、該木質基板(2)に含まれることがある揮発性の有害成分が外部放散するのを防止しうると共に、高比重シート(42)に予め着色したものを用いることにより、化粧溝(12)の溝付け切削加工後に溝着色を行う必要がなくなり、床材の製造工程を簡素化しうる点で有利である。
図3は、他の好ましい実施形態を示すものである。この実施形態においては、木質基板(2)の下面に、緩衝材層(11)が積層接着一体化して設けられたものとなされている。この緩衝材層(11)は、床材にクッション性を付与して踏み下げ感の向上をはかると共に、防音性、断熱性等の向上に資するものであり、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの発泡体シートや、ポリエステル不織布、ゴムシート等が用いられる。また、緩衝材層(11)に代えて、防湿紙等の防湿シートが設けられることもある。
上記の床材(1)は、施工に際しては従来の通常の床材と同様に、床下地面(G)上に釘、接着剤等の適宜の固着手段を用いて図4に示すように敷き並べられ、木質化粧床(F)構成するものである。
そして、リフォーム時においては、床材(1)の上面側に家庭用アイロン等の加熱盤を当て、あるいは高周波誘導加熱装置を当接して、ホットメルト型の再剥離性接着剤層(3)を加熱溶融せしめつつ、表装材(4)を一端からめくり上げて剥離除去する。そして、代わりに、別途準備した対応寸法の新しい表装材(4)を、適宜の接着剤や両面粘着テープ等を用いて、木質基板(2)上に貼り込むことによってリフォームを完成する。
一方、床面の損傷個所、汚損個所が部分的なものである場合には、当該損傷部分を有する床材(1)について、1枚毎の床材単位で上記同様に表装材(4)の貼り替えを行うことができる。あるいはまた、上記の貼り替え所要領域が1枚の床材(1)中の更に限定された一部領域のみである場合には、当該貼り替え所要領域を囲む態様で該表装材(4)にカッターナイフ等を用いて切目を入れたのち、この切目に囲まれた部分のみの表装材(4)を剥離して新しくその貼替えを行うこともできる。この際、図1に示されるように上面にV字状等の化粧溝(12)を設けた床材(1)である場合には、この化粧溝(12)を、切目を入れるときの基準線定規に利用して、該化粧溝(12)の溝底部分に切目を入れ、前記のような部分貼り替えを行うものとすることにより、所要部分のみの部分貼り替え作業を、一層正確にかつ容易に行うことができ、非熟練者によってもリフォームを美しく仕上げることができる。
次に、本発明の床材の具体的な構成例を実施例として示せば下記のとおりである。
表装材: 厚さ1.6mm
化粧材(43)…厚さ0.1mm
オレフィン樹脂シート
木質繊維板(42)…厚さ0.5mm
比重0.8
中質繊維板(MDF)
高比重シート…厚さ1.0mm
比重1.5
エチレン・プロピレンラバー
[実施例1]
木質基板として、厚さ9.0mmのパーチクルボードを使用し、その上面に、アクリル系ホットメルト型粘着剤を介して、上記仕様の表面材を積層接着一体化し、かつ下面に防湿紙を貼着して、
厚さ: 10.6mm
長さ: 1.818mm
幅 : 303mm
の床材を製作した。
[実施例2]
木質基板として、厚さ5.5mmのMDFを使用したほかは、前記実施例1と同様にして、厚さが7.1mmである床材を製作した。
[実施例3]
木質基板として、厚さ8.0mmのファルカータ合板を使用し、かつその下面に厚さ2.5mmのポリエチレン発泡体からなる緩衝材を積層接着したほかは、前記実施例1と同様にして、厚さが12.1mmである床材を製作した。


上記実施例1〜3の各床材について、上面に表面温度を約200℃に設定した家庭用アイロンを押し当て、1〜2分間の加熱時間を目安にしてアイロンをゆっくりと押し動かしながら、表装材を一端からめくり上げたところ、これを簡単に剥離除去しうることを確認し得た。そしてまた、その剥離除去後の木質基板面を観察したところ、僅かに接着剤残渣が見られる程度で、十分にそのまま接着剤を塗布して新たな表装材の再貼り込みを行うに適する表面状態であった。
本発明に係る本質化粧床材の好ましい1つの実施形態を示す平面図である。 図1のII−II線の中間省略拡大断面図である。 本発明の他の実施形態を示す図2相当の断面図である。 本発明の床材で施工された木質化粧床の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1…床材
2…木質基板
3…再剥離性接着剤層
4…表装材
10…面取り部
11…緩衝材
12…化粧溝
41…高比重シート
42、42A、42B…木質繊維板
43…化粧層

Claims (12)

  1. 木質基板上に表面に化粧層を有する薄物シート状の表装材が積層接着一体化されてなる化粧床材であって、
    前記表装材が、再剥離を可能とする再剥離性接着剤層を介して前記木質基板上に接着されており、施工後において前記表装材を前記木質基板から剥離除去可能なものとなされており、
    前記表装材は、比重1.0〜3.0の軟質合成樹脂製の高比重シートと、その上に積層された厚さ2.0mm以下、比重0.35以上の木質繊維板と、更にその上に積層された表面化粧層とからなることを特徴とする木質化粧床材。
  2. 前記表装材は、前記高比重シートの下面に更に厚さ2.0mm以下、比重0.35以上の木質繊維板が積層されてなる請求項1に記載の木質化粧床材。
  3. 前記表装材における高比重シートの少なくとも上面側の木質繊維板は、その比重が0.7以上である請求項1または2に記載の木質化粧床材。
  4. 前記表装材の上面に、床材の長手方向および幅方向の少なくともいずれか1方向に真直ぐに伸びた1ないし複数条の化粧溝が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
  5. 前記化粧溝は、その深さが、表装材の厚さ未満に設定され、木質基板に到達しないものとなされている請求項4に記載の木質化粧床材。
  6. 前記再剥離性接着剤層が、ホットメルト接着剤またはホットメルト粘着剤からなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
  7. 前記表装材は、厚さが0.5〜3mmである請求項1〜6のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
  8. 前記木質基板は、合板、集成板、中質繊維板、配向性ストランドボード、およびパーチクルボードの群から選ばれた1種または2種以上の積層板からなる請求項1〜7のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
  9. 前記木質基板の下面に、緩衝材層が積層接着一体化されてなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の木質化粧床材。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の化粧床材で施工された木質化粧床のリフォーム方法であって、
    所定の1ないし複数枚の床材の表装材を、再剥離性接着剤層の部分で分離して木質基板から剥離除去し、この除去した領域部分に、対応形状の新たな表装材を貼り込むことを特徴とする木質化粧床のリフォーム方法。
  11. 前記表装材の表面中の損傷・損壊を生じた貼り替え所要領域をとり囲む態様で該表装材にカッターナイフで切目を入れたのち、前記貼り替え所要領域の表装材を部分的に剥離除去し、新たな表装材を貼り込む請求項10に記載の木質化粧床のリフォーム方法。
  12. 前記表装材の上面に、床材の長手方向および幅方向の少なくともいずれか1方向に真直ぐに伸びた1ないし複数条の化粧溝が設けられ、
    前記表装材の表面中の損傷・損壊を生じた貼り替え所要領域をとり囲む態様で、かつ前記表装材の化粧溝を、切目を入れるときの基準線に利用して該化粧溝の部分で切目を入れたのち、前記貼り替え所要領域の表装材を部分的に剥離除去し、新たな表装材を貼り込む請求項10に記載の木質化粧床のリフォーム方法。
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