JP5376577B2 - ナースコールシステム - Google Patents

ナースコールシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5376577B2
JP5376577B2 JP2009046132A JP2009046132A JP5376577B2 JP 5376577 B2 JP5376577 B2 JP 5376577B2 JP 2009046132 A JP2009046132 A JP 2009046132A JP 2009046132 A JP2009046132 A JP 2009046132A JP 5376577 B2 JP5376577 B2 JP 5376577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
nurse call
unit
dedicated
slave unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009046132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010194269A (ja
Inventor
厚樹 武富
Original Assignee
株式会社ケアコム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケアコム filed Critical 株式会社ケアコム
Priority to JP2009046132A priority Critical patent/JP5376577B2/ja
Publication of JP2010194269A publication Critical patent/JP2010194269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5376577B2 publication Critical patent/JP5376577B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

本発明は、患者から看護師などの医療従事者を呼び出して、呼び出しに応答した医療従事者と患者との間で通話を行うナースコールシステムに関する。
一般的に、ナースコールシステムは、呼出ボタンを有するナースコール子機を各病室内の各病床の近傍に設置するとともに、看護師などの医療従事者が常駐するナースセンタにナースコール親機を設置している。そして、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しの発生を報知するように構成されている。ここで、ナースコールシステムは、病院だけではなく、介護施設などでも使用される。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などのランプと患者氏名を表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。ボード形のナースコール親機は、ナースセンタの壁面などに取り付けられ、ナースセンタ内の医療従事者がボード形親機に表示された情報を閲覧することが可能である。ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれ、ナースコール子機を識別するための子機識別情報により呼び出しを行ったナースコール子機を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者に対応する選局部のランプを点灯または点滅させることで呼び出しの発生の報知を行っている。
ナースコール親機にて呼び出しの発生が報知されると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの発生の報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの発生が報知されている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの発生の報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。
ところで、施設によっては、病室内にトイレや浴室などが設置されているものも存在している。そして、患者がトイレや浴室から医療従事者を呼び出すことができるように、専用のナースコール子機をトイレや浴室に設置するケースがある。このような場合において、病床の近傍に設置されたナースコール子機からの呼び出しとトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機からの呼び出しとを区別するために、ボード形のナースコール親機の選局部を二つ使用することが知られている。ここで、病床の近傍に設置されたナースコール子機に対応する選局部とトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機に対応する選局部とを縦や横に並べて配置することで、各ナースコール子機が同じ病室に設置されていることを医療従事者に直感的に把握させることができる。
しかしながら、ボード形のナースコール親機は、ナースセンタの壁面などに設置されるため、病床の近傍に設置されたナースコール子機とトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機とに対して別の選局部を使用すると、設置スペースが増大してしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、病床の近傍に設置されたナースコール子機とトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機とを同じ選局部に対応させることが知られている(例えば、特許文献1など)。
特開2005−102941号公報
特許文献1に記載の技術によれば、病床の近傍に設置されたナースコール子機からの呼び出しとトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機からの呼び出しとを区別するために、ランプの点灯パターンを異ならせるようにしている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、トイレや浴室に設置された専用のナースコール子機が1床の病室(病室内に病床が1床設置されており、病室内に一人の患者しか存在しない)に設置されているので、病室内に病床が複数床設置されているような場合には、病室内の複数床の病床に設置されたナースコール子機に対応する選局部の何れかにトイレや浴室に設置された専用のナースコール子機の呼び出しを割り当てるようにしなければならないため、専用のナースコール子機からの呼び出しであっても、割り当てられた選局部のナースコール子機が設置された病床の患者が呼び出しを行っているような錯覚を医療従事者に与えてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、病室内に複数の病床およびトイレや浴室などが存在し、各病床の近傍にナースコール子機が設置され、トイレや浴室などに専用のナースコール子機が設置されている場合に、専用のナースコール子機に対応する選局部を設けることなく、かつ、専用のナースコール子機からの呼び出しが各ナースコール子機からの呼び出しと混同されないように明確に区別したナースコール親機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、病室内に設置されたナースコール子機にそれぞれ対応する選局部を、縦および横の少なくとも一つの方向に並べて一つの病室領域を形成し、病床の近傍に設置されたナースコール子機からの呼び出しについては、対応する選局部のランプのみを点灯または点滅させ、同じ病室内のトイレや浴室などの特定のスペースに設置された専用のナースコール子機からの呼び出しについては、病室領域内のすべての選局部のランプを点灯または点滅させるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、病床の近傍に設置されたナースコール子機からの呼び出しについては、対応する一つの選局部のランプが点灯または点滅し、特定のスペースに設置された専用のナースコール子機からの呼び出しについては、病室領域内のすべての選局部のランプが点灯または点滅するため、専用のナースコール子機に対応する選局部を別途設ける必要がなくなるとともに、専用のナースコール子機からの呼び出しを各ナースコール子機からの呼び出しと混同されないように明確に区別することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の選局部の構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の動作を示すフローチャートを示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すナースコールシステムは、患者の病床近傍に設置され、同じ病室内に居る複数の患者によってそれぞれ使用されるナースコール子機1と、ナースコール子機1が設置された病室内の特定のスペースに設置される専用のナースコール子機10と、医療従事者が常駐するナースセンタなどに設置され、医療従事者によって使用されるナースコール親機20とを備えて構成されている。ここで、ナースコール子機1は、各病室内に病室内の病床数に応じて設置されている。また、専用のナースコール子機10は、トイレや浴室などの特定のスペースが存在する病室に設置されており、病室内の患者によって適宜使用可能である。また、本実施形態では、複数のナースコール子機1および専用のナースコール子機10が設置されている病室が少なくとも一部屋以上存在していることを必須要件としている。
また、ナースコール子機1は、子機制御部2、子機呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。また、専用のナースコール子機10は、専用子機制御部11、専用子機呼出操作部12、子機インターフェース13を備えて構成されている。また、ナースコール親機20は、親機制御部21、親機インターフェース22、記憶部23、スピーカ24、表示部25、選局部26、復旧操作部27を備えて構成されている。
まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。子機呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、子機呼出操作部3を操作する。すると、子機制御部2は、子機呼出信号を生成する。ここで、子機呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1や他の専用のナースコール子機10と区別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。
子機インターフェース4は、ナースコール子機1とナースコール親機20とを接続して通信を行うためのものである。ここで、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された子機呼出信号をナースコール親機20に出力する。また、ナースコール子機1とナースコール親機20との間で通話が可能である場合に、子機インターフェース4は、ナースコール親機20へ音声信号を送信し、ナースコール親機20から音声信号を受信する。また、ナースコール子機1とナースコール親機20との間の通信は、有線や無線によって行われる。
また、ナースコール子機1とナースコール親機20との間には、ナースコール子機1からの呼び出しを表示したり、病室内の患者の氏名などを表示したりする図示しない廊下灯が接続されている。また、ナースコール子機1とナースコール親機20との間には、ナースコール子機1およびナースコール親機20間の通話やデータの送受信に関する制御を行う図示しない制御機が接続されている。
次に、専用のナースコール子機10の各構成要素について説明する。専用子機制御部11は、専用のナースコール子機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。専用子機呼出操作部12は、トイレや浴室などの特定のスペースに居る患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、専用子機呼出操作部12を操作する。すると、専用子機制御部11は、専用子機呼出信号を生成する。ここで、専用子機呼出信号には、この専用のナースコール子機10を他のナースコール子機1や他の専用のナースコール子機10と区別するための専用子機識別情報が含まれる。また、専用子機識別情報としては、病室の部屋番号などの情報を用いる。
専用子機インターフェース13は、専用のナースコール子機10とナースコール親機20とを接続して通信を行うためのものである。ここで、専用子機インターフェース13は、専用子機制御部11により生成された専用子機呼出信号をナースコール親機20に出力する。また、専用のナースコール子機10とナースコール親機20との間で通話が可能である場合に、専用子機インターフェース13は、ナースコール親機20へ音声信号を送信し、ナースコール親機20から音声信号を受信する。また、専用のナースコール子機10とナースコール親機20との間の通信は、有線や無線によって行われる。
また、専用のナースコール子機10とナースコール親機20との間には、ナースコール子機1と同様に図示しない廊下灯が接続されている。また、専用のナースコール子機10とナースコール親機20との間には、ナースコール子機1と同様に図示しない制御機が接続されている。
次に、ナースコール親機20の各構成要素について説明する。親機制御部21は、ナースコール親機20の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース22は、ナースコール親機20とナースコール子機1および専用のナースコール子機10とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース22は、ナースコール子機1から出力された子機呼出信号を入力したり、専用のナースコール子機10から出力された専用子機呼出信号を入力したりする。また、ナースコール子機1および専用のナースコール子機10とナースコール親機10との間で通話が可能である場合に、親機インターフェース22は、ナースコール子機1や専用のナースコール子機10へ音声信号を送信し、ナースコール子機1や専用のナースコール子機10から音声信号を受信する。
記憶部23は、メモリやハードディスクドライブなどの記憶装置により構成されており、ナースコール親機20に接続されているナースコール子機1の子機識別情報(例えば、ベッド番号など)と患者を識別する患者識別情報(例えば、患者氏名など)とを関連付けて記憶している。また、記憶部23は、ナースコール親機20に接続されている専用のナースコール子機10の専用子機識別情報(例えば、部屋番号など)と専用のナースコール子機10が設置された病室に設置されているすべてのナースコール子機1の子機識別情報とを関連付けて記憶している。また、記憶部23は、表示部25に表示される画面の画像情報を記憶している。
スピーカ24は、ナースコール子機1や専用のナースコール子機10からの呼び出しを報知するためのものである。表示部25は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成されており、ナースコール親機20の近傍、または、ナースコール親機20と一体的に設置される。また、表示部25は、ナースコール子機1や専用のナースコール子機10からの呼び出しを報知する。
選局部26は、ベッド番号を表示するベッド番号表示欄Bと、LEDなどのランプLと、患者氏名を表示する氏名表示欄Nとを備えたものであり、複数の選局部26を患者の数に応じて縦横に組み合わせ、表示部25などを近傍に設置することによりボード形のナースコール親機20を形成する。ここで、ランプLは、スピーカ24の報知や表示部25の報知と同期して点滅することにより、患者から呼び出しがあったことを報知する。また、選局部26は、ベッド番号表示欄Bに記載されたベッド番号をナースコール子機1の子機識別情報に関連付けて設置されている。従って、一つの選局部26が一人の患者を示すことになる。また、同じ病室に対応する選局部26は、一つの病室領域として扱われ、枠線などで囲まれる。これにより、医療従事者は、同じ病室に対応する選局部26を容易に判別することができる。
ここで、親機インターフェース22がナースコール子機1から子機呼出信号を入力すると、親機制御部21は、子機呼出信号に含まれる子機識別情報を取得し、記憶部23に記憶されている子機識別情報の中から一致する子機識別情報を特定して、子機識別情報に関連付けて記憶されている患者識別情報を記憶部23から読み出す。そして、親機制御部21は、スピーカ24を動作させ、表示部25に呼び出しが行われていることおよび患者識別情報などを表示することで報知を行う。また、親機制御部21は、子機識別情報に対応する選局部26のランプLを点滅させることで報知を行う。
例えば、図2(a)に示すように、ベッド番号101−1のナースコール子機1を「山田太郎」が使用しており、ベッド番号101−2のナースコール子機1を「田中一郎」が使用しており、ベッド番号101−3のナースコール子機1を「鈴木次郎」が使用しており、ベッド番号101−4のナースコール子機1を「佐藤三郎」が使用している場合に、ベッド番号101−1〜ベッド番号101−4のナースコール子機1が同じ病室に設置されているとする。そして、ベッド番号101−3のナースコール子機1を使用している「鈴木次郎」が子機呼出操作部3を操作して、医療従事者を呼び出した場合、親機制御部21は、「鈴木次郎」のベッド番号101−3に対応する選局部26のランプLを点滅させる。
一方、親機インターフェース22が専用のナースコール子機10から専用子機呼出信号を入力すると、親機制御部21は、専用子機呼出信号に含まれる専用子機識別情報を取得し、記憶部23に記憶されている専用子機識別情報の中から一致する専用子機識別情報を特定して、専用子機識別情報に関連付けて記憶されているすべての子機識別情報を記憶部23から読み出す。そして、親機制御部21は、スピーカ24を動作させ、表示部25に呼び出しが行われていることおよび専用子機識別情報(部屋番号)などを表示することで報知を行う。また、親機制御部21は、記憶部23から読み出したすべての子機識別情報に対応する選局部26のランプLを点滅させることで報知を行う。
例えば、図2(b)に示すように、ベッド番号101−1〜ベッド番号101−4のナースコール子機1が設置されている病室に設置されている専用のナースコール子機10の専用子機呼出操作部12を誰かが操作して医療従事者を呼び出した場合、親機制御部21は、ベッド番号101−1〜ベッド番号101−4に対応するすべての選局部26のランプLを点滅させる。なお、本実施形態では、選局部26のランプLを点滅させることで報知を行っているが、これに限定されない。例えば、選局部26のランプLを点灯させることで報知を行うようにしても良い。
復旧操作部27は、ナースコール親機20により呼び出しの発生が報知されている状態で(換言すると、スピーカ24や表示部25、選局部26のランプLにより報知が行われている状態で)、呼び出しの発生の報知に気付いた医療従事者によって操作されるものであり、報知の動作を停止するためのものである。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図3は、本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機1の動作を示すフローチャートである。まず、ナースコール親機1では、親機インターフェース22が子機呼出信号を入力したか否かを親機制御部21にて調べる(ステップS1)。親機インターフェース22が子機呼出信号を入力したと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、親機制御部21は、子機呼出信号に含まれる子機識別情報を取得し、記憶部23に記憶されている子機識別情報の中から一致する子機識別情報を特定して、子機識別情報に対応する選局部26のランプLを点滅させる(ステップS2)。そして、ステップS5の処理に移行する。
一方、親機インターフェース22が子機呼出信号を入力していないと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、親機インターフェース22が専用子機呼出信号を入力したか否かを親機制御部21にて調べる(ステップS3)。親機インターフェース22が専用子機呼出信号を入力していないと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS1の処理に戻る。
また、親機インターフェース22が専用子機呼出信号を入力したと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、親機制御部21は、専用子機呼出信号に含まれる子機識別情報を取得し、記憶部23に記憶されている子機識別情報の中から一致する子機識別情報を特定して、子機識別情報に対応するすべての選局部26のランプLを点滅させる(ステップS4)。そして、ステップS5の処理に移行する。
ステップS5では、復旧操作部27が操作されたか否かを親機制御部21にて調べる。復旧操作部27が操作されていないと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、ステップS5の処理を繰り返す。一方、復旧操作部27が操作されたと親機制御部21にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、親機制御部21は、点滅している選局部6のランプLを消灯させる(ステップS6)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、病室内に設置された病床の数に応じてボード形ナースコール親機に設けられる選局部26を並べて一つの病室領域とし、病床の近傍に設置されたナースコール子機1からの呼び出しについては、対応する選局部26のランプLのみを点滅させる。一方、同じ病室内のトイレや浴室などの特定のスペースに設置された専用のナースコール子機10からの呼び出しについては、病室領域内のすべての選局部26のランプLを点滅させるようにしている。
これにより、病床の近傍に設置されたナースコール子機1からの呼び出しについては、対応する一つの選局部26のランプLが点滅し、特定のスペースに設置された専用のナースコール子機10からの呼び出しについては、病室領域内のすべての選局部26のランプが点滅するため、専用のナースコール子機10に対応する選局部26を別途設ける必要がなくなるとともに、専用のナースコール子機10からの呼び出しを各ナースコール子機1からの呼び出しと混同されないように明確に区別することができる。
なお、前述した実施形態では、ナースコール子機1からの呼び出しの発生を報知する場合に対応する選局部26のランプを点滅させるパターンと、専用のナースコール子機10からの呼び出しの発生を報知する場合に対応するすべての選局部26のランプLを点滅させるパターンとを異ならせていないが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1からの呼び出しの発生を報知する場合に対応する選局部26のランプを点滅させるパターンと、専用のナースコール子機10からの呼び出しの発生を報知する場合に対応するすべての選局部26のランプLを点滅させるパターンとを異ならせるようにしても良い。これにより、例えば、ある病室に設置されたすべてのナースコール子機1から同時に呼び出しが発生した場合には、その病室に対応するすべての選局部26のランプLが点滅するが、このとき、その病室に設置された専用のナースコール子機10からの呼び出しの発生の報知によるすべての選局部26のランプLの点滅のパターンと異なる点滅のパターンとなるため、医療従事者が容易に区別することができる。
また、前述した実施形態では、選局部26を縦方向に並べて病室領域を形成しているが、これに限定されない。例えば、選局部26を横方向に並べて病室領域を形成しても良いし、選局部26を縦横に並べて病室領域を形成しても良い。
また、前述した実施形態では、選局部26のランプLやスピーカ24、表示部25により呼び出しの発生を報知しているが、これに限定されない。少なくとも、選局部26のランプLを用いて呼び出しの発生を報知すれば良い。
また、前述した実施形態では、専用のナースコール子機10の専用子機制御部11により生成される専用子機呼出信号に含まれる子機識別情報は部屋番号であるが、これに限定されない。例えば、専用子機呼出信号に含まれる子機識別情報は、専用のナースコール子機10が設置されている部屋に設置されているすべてのナースコール子機1の子機識別情報(ベッド番号)であっても良い。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1や専用のナースコール子機10は、患者によって操作される呼出ボタンを備えて構成されているが、これに限定されない。例えば、患者の病床からの離床を検出したり、患者の転倒/転落を検出したり、患者の声を検出したりすることで、呼び出しを行うようにしても良い。すなわち、ナースコール親機20により呼び出しの発生を報知するようなものであれば、どのようなものであっても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 子機呼出操作部
4 子機インターフェース
10 専用のナースコール子機
11 専用子機制御部
12 専用子機呼出操作部
13 専用子機インターフェース
20 ナースコール親機
21 親機制御部
22 親機インターフェース
23 記憶部
24 スピーカ
25 表示部
26 選局部
27 復旧操作部

Claims (1)

  1. 病床の近傍に設置され、同じ病室内に居る複数の患者がそれぞれ使用するナースコール子機と、前記病室内の特定のスペースに設置される専用のナースコール子機と、前記ナースコール子機および前記専用のナースコール子機からの呼び出しの発生を報知するナースコール親機とを備えたナースコールシステムであって、
    前記ナースコール子機は、前記患者による呼び出しを検出する子機呼出操作部と、前記ナースコール親機との間で通信を行う子機インターフェースと、前記呼出操作部が前記呼び出しを検出することにより子機呼出信号を生成して前記子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力する子機制御部とを備え、
    前記専用のナースコール子機は、前記患者による呼び出しを検出する専用子機呼出操作部と、前記ナースコール親機との間で通信を行う専用子機インターフェースと、前記専用子機呼出操作部が前記呼び出しを検出することにより専用子機呼出信号を生成して前記専用子機インターフェースにより前記ナースコール親機へ出力する専用子機制御部とを備え、
    前記ナースコール親機は、前記病室内に設置されたナースコール子機にそれぞれ対応し、縦および横の少なくとも一つの方向に並べて一つの病室領域を形成して、前記呼び出しを報知するために点灯または点滅するランプを有する選局部と、前記ナースコール子機および前記専用のナースコール子機との間で通信を行う親機インターフェースと、前記親機インターフェースが前記子機呼出信号を入力した場合に、前記子機呼出信号を出力したナースコール子機に対応する選局部のランプを点灯または点滅させるとともに、前記親機インターフェースが前記専用子機呼出信号を入力した場合に、前記専用子機呼出信号を出力した専用のナースコール子機が設置された病室に設置されているすべてのナースコール子機に対応する選局部のランプを点灯または点滅させる親機制御部とを備え、
    前記ナースコール子機および前記専用のナースコール子機からの呼び出しの発生の報知を前記ランプの点灯または点滅により行うことを特徴とするナースコールシステム。
JP2009046132A 2009-02-27 2009-02-27 ナースコールシステム Active JP5376577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009046132A JP5376577B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 ナースコールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009046132A JP5376577B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 ナースコールシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010194269A JP2010194269A (ja) 2010-09-09
JP5376577B2 true JP5376577B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=42819620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009046132A Active JP5376577B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 ナースコールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5376577B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0866434A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Mitsubishi Electric Corp ナースボードシステム
JP3770777B2 (ja) * 2000-07-27 2006-04-26 ホーチキ株式会社 火災ガス漏れ警報器
JP2005102941A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP4754882B2 (ja) * 2004-06-07 2011-08-24 アイホン株式会社 ナースコールシステム
JP2006074140A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Keakomu:Kk ナースコール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010194269A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005349088A (ja) ナースコールシステム
JP2013027645A (ja) ナースコールシステム
JP2010125190A (ja) ナースコールシステム
JP5376577B2 (ja) ナースコールシステム
JP5376665B2 (ja) ナースコールシステム
JP2014158637A (ja) ナースコールシステム
JP2012029798A (ja) ナースコールシステム
JP5229817B2 (ja) ナースコールシステム
JP2013248068A (ja) ナースコールシステム
JP5822343B2 (ja) ナースコールシステム
JP6161118B2 (ja) ナースコールシステム
JP5822342B2 (ja) ナースコールシステム
JP2015119885A (ja) ナースコールシステム
JP2014042687A (ja) ナースコールシステム
JP6579576B2 (ja) ナースコールシステム
JP5916213B2 (ja) ナースコールシステム
JP6256979B2 (ja) ナースコールシステム
JP2005236437A (ja) ナースコールシステム
JP6066745B2 (ja) ナースコールシステム
JP2014140517A (ja) ナースコールシステム
JP5618412B2 (ja) ナースコールシステム
JP2013211607A (ja) ナースコールシステム
JP2008086386A (ja) 呼び出し表示制御装置
JP5892652B2 (ja) ナースコールシステム
JP5164220B2 (ja) ナースコール親機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5376577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250