JP5375373B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、静止画撮影と動画撮影とが可能なカメラに関する。
従来、静止画撮影が可能なカメラにおいて、撮像部に撮像される被写体画像の露出状態を固定するAEロック釦や、撮像部に撮像される被写体画像の焦点位置を固定するAFロック釦を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、これらのロック釦に関して、静止画撮影時において、ロック釦を押している間は露出状態又は焦点位置が固定されるという設定と、ロック釦を押したら露出状態又は焦点位置が固定され、再度押したらその固定が解除されるという設定とが選択可能なものもある。
特開平8−184874号公報
しかし、静止画撮影及び動画撮影が可能なカメラにおいて、静止画撮影を行っていたときの設定を、そのまま動画撮影時においても適用すると、操作性が悪い場合がある。
本発明の課題は、操作性の向上したカメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する
請求項1に記載のカメラは、撮像部で撮像される被写体画像の露出状態を自動的に調整する自動露出制御手段と、前記自動露出制御手段によって得られた露出状態を固定可能な第1ロック釦と、前記第1ロック釦に対して、前記第1ロック釦の押圧中は前記露出状態を固定して維持し、前記第1ロック釦の押圧の解除により前記露出状態の固定を解除する第1の設定(第1の設定モード)と、前記第1ロック釦の押圧により前記露出状態の固定を開始すると、前記第1ロック釦の押圧が解除されても前記露出状態の固定を維持し、再度の前記第1ロック釦の押圧により前記露出状態の固定を解除する第2の設定(第2の設定モード)のいずれかを選択可能な第1設定部と、を備える静止画撮影及び動画撮影が可能なカメラにおいて、動画撮影時以外における前記第1設定部の設定にかかわらず、動画撮影時においては、前記第1ロック釦に対して前記第2の設定が割り当てられること、を特徴とするカメラである。
請求項2に記載のカメラは、撮像部で撮像される被写体画像を自動的に合焦させる自動合焦手段と、前記自動合焦手段によって得られた焦点位置を固定可能な第2ロック釦と、前記第2ロック釦に対して、前記第2ロック釦の押圧中は前記焦点位置を固定して維持し、前記第2ロック釦の押圧の解除により前記焦点位置の固定を解除する第3の設定と、前記第2ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を開始すると、前記第2ロック釦の押圧が解除されても前記焦点位置の固定を維持し、再度の前記第2ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を解除する第4の設定(第2の設定モード)のいずれかを選択可能な第2設定部と、を備える静止画撮影及び動画撮影可能なカメラにおいて、
静止画撮影時以外における前記第2設定部の設定にかかわらず、動画撮影時においては、前記第2ロック釦に対して前記第4の設定が割り当てられること、を特徴とするカメラである。
請求項3に記載のカメラは、請求項1に記載のカメラであって、撮像部で撮像される被写体画像を自動的に合焦させる自動合焦手段とを備え、前記第1ロック釦は、前記自動合焦手段によって得られた焦点位置を固定可能であり、前記第1設定部は、前記第1ロック釦に対して、前記第1ロック釦の押圧中は前記焦点位置を固定して維持し、前記第1ロック釦の押圧の解除により前記焦点位置の固定を解除する第3の設定と、前記第1ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を開始すると、前記第1ロック釦の押圧が解除されても前記焦点位置の固定を維持し、再度の前記第1ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を解除する第4の設定(第2の設定モード)のいずれかを選択可能であること、を特徴とするカメラである。
請求項4に記載のカメラは、請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラであって、前記カメラにおける前記動画撮影時以外の状態は、静止画撮影時及び撮影した動画を記録せずに表示のみするスルー画撮影状態を含むこと、を特徴とするカメラである。
請求項5に記載のカメラは、請求項1または3に記載のカメラであって、前記第1ロック釦は、前記動画撮影が終了した後、前記静止画撮影時以外における前記第1設定部の設定に戻ること、を特徴とするカメラである。
請求項6に記載のカメラは、請求項2に記載のカメラであって、前記第2ロック釦は、前記動画撮影が終了した後、前記静止画撮影時以外における前記第2設定部の設定に戻ること、を特徴とするカメラである


本発明によれば、操作性の向上したカメラを提供することができる。
本発明の一実施形態としてのカメラの概略図である。 本発明のカメラの制御システム構成を示すブロック図である。 カメラの背面図である。 静止画撮影時のフローチャートである。 動画撮影時のフローチャートである。 AF/AEロック釦の操作にかかるAF/AE固定制御のフローチャートである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのカメラ100の概略図である。図2は、本発明のカメラ100の制御システム構成を示すブロック図である。
なお、図1には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。
カメラ100は、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラであって、カメラ本体100aと、該カメラ本体100aに対して着脱可能な撮像レンズ10とにより構成されている。詳細には図示していないが、カメラ本体100aはカメラマウントを備え、また、撮像レンズ10はレンズマウントを備えており、カメラマウントとレンズマウントとの結合によって、カメラ本体100aに対して撮像レンズ10が光軸OAを一致させた状態で装着されるようになっている。これにより、カメラ本体100aに対して撮像レンズ10が着脱可能となっており、撮影対象に応じて焦点距離や機能等の異なる種種の撮像レンズ10を交換して用いることができる。
カメラ100は、オートフォーカス対応の撮像レンズ10を使用することで、オートフォーカスによってピント合わせ(合焦)を行う機能を備えている。なお、以下の説明において、オートフォーカスはAFとも略記する。
撮像レンズ10は、絞り11を備え、また、移動操作されることで焦点調整を行う合焦レンズ群を備えている。AF対応の撮像レンズ10の場合、AFの際の合焦レンズ群の移動は、後述するレンズ駆動回路226によって行われる。
カメラ本体100aは、光軸OAに沿って、ミラー部20と、撮像部30とを備える。さらに、撮像レンズ10に入射した光のうちの、ミラー部20によって図中下方に向けられた光が入射する焦点検出部40と、ミラー部20によって図中上方に向けられた光が入射するファインダー部50と、を備える。
ミラー部20は、撮像レンズ10の出射側に配置され、メインミラー21及びサブミラー22を備える。メインミラー21は、撮像レンズ10を通過した光をファインダー部50に向けて反射する。メインミラー21は、その一部がハーフミラーとなっており、光の一部を透過させる。また、メインミラー21は、撮影時にレリーズ釦(図示せず)が押されると、反射面が光軸OAに対して略平行となるミラーアップ位置に退避する。サブミラー22は、メインミラー21のハーフミラー部分を透過した光を反射させ、その進路を焦屈曲させて焦点検出部40に導く。
撮像部30は、シャッタ31、ローパスフィルタ32及び撮像素子33を備える。シャッタ31は、当該カメラ100の全体制御を行うMCU200からの信号によりシャッタスピードが制御される。
撮像素子33は、撮像レンズ10によって結像された被写体像を電気信号に変換する。たとえば、CCDやCMOSセンサー等である。
また、撮像素子33の後部には基板34が配置され、基板34には、カメラ100の全体制御を行うMCU200及び後述する各種回路が配置されている。さらに、カメラ本体100aの撮影者側背面には、背面液晶モニタ35が配置されている。
焦点検出部40は、焦点検出用センサー41を備える。焦点検出用センサー41には、メインミラー21から分岐され、サブミラー22によって反射された光が入射する。
ファインダー部50は、フォーカシングスクリーン51と、ペンタプリズム52と、接眼レンズ53とを備える。
上記構成により、撮像レンズ10を通過した被写体光は、メインミラー21によって図1のYプラス方向に反射され、フォーカシングスクリーン51上に一旦結像される。フォーカシングスクリーン51上で結像された被写体光は、ペンタプリズム52を通り、接眼レンズ53を経てファインダー54に導かれる。
つぎに、図2に示すシステムブロック図に基づいて、カメラの制御システム構成を説明する。
MCU200は、カメラ100を統括制御するマイクロコンピュータである。MCU200は、プログラムによって構成される各種機能部(201〜205)を備えている。機能部(201〜205)については後に詳述する。
撮像素子33は、撮像レンズ10よってその撮像面に結像された被写体像を、光電変換し、A/D変換回路211へ出カする。
画像処理制御回路213は、A/D変換回路211から出力された画像データに対して、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正等の各種画像補正及びゲイン制御部212からの指令によりゲイン制御を行う。
SDRAM214は、画像処理制御回路213において処理されたデータを一時的に記憶するメモリである。
画像用記録媒体216は、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカード、スマートメディア等、カメラ本体100aのスロットに着脱可能なメモリである。
背面液晶モニタ制御回路217は、背面液晶モニタ35の表示を制御する回路である。
動画記録制御回路218は、撮像素子33が撮像した画像をリアルタイムに背面液晶モニタ35に表示させるライブビューと同じ画像を、つぎに説明する音声制御回路219で得られた音声データと共に最終的に記録させる。
音声制御回路219には、図示しないが内蔵マイクおよび内蔵スピーカー等が接続されており、内蔵マイクからの音声入力に基づいて音声データを形成し、動画再生時には音声テータに基づいて内蔵スピーカーから音声を出力する。
測光回路220は、被写体光を受光する図示しないサブイメージセンサから得られた出カをA/D変換して測光に関するデータをMCU200に出カする回路である。
露出制御回路221は、後述するMCU200における露出制御部204の制御下で、測光回路220から得られた被写体の輝度および撮像感度からシャッタスピードと撮像レンズの絞り値とを演算してシャッタ制御部222と絞り制御部223とゲイン制御部212とを自動制御する。この露出制御回路221による自動露出制御は、以下の説明において、AEとも略記する。
レンズ情報入力回路224は、カメラ本体100aに装着された撮像レンズ10から、その開放絞り値および焦点距離等の情報が電気信号によって入力される回路である。
焦点検出回路225は、図1に示すようにカメラ底部にある焦点検出用ラインセンサー26から得られた出カをA/D変換してMCU200に出カする回路である。MCU200は、この焦点検出回路225からの入力情報と、レンズ情報入力回路224からの入力情報を基にレンズ駆動回路226を制御して合焦を行う。
レンズ駆動回路226は、撮像レンズ10の合焦レンズ群を駆動してAF動作させるための回路である。レンズ駆動回路226は、MCU200によって制御される。MCU200は、レンズ情報入力回路224と、焦点検出回路225により得られた制御情報に基づいてAF制御を行う。
モード設定回路227は、露出、オートフォーカス、画像などさまざまなモードを設定する回路であり、さらに、後述する設定操作部材228におけるAF/AEロック釦91の機能モードの設定も行う。
設定操作部材228は、当該カメラ100に対する設定操作を行う電源スイッチを含むスイッチ類であり、設定操作に応じた操作信号をMCU200へ出カする。その中でSW1はレリーズ釦の第1ストロークに連動する半押しスイッチであり、SW2はさらにレリーズ釦の第2ストロークと連動する全押しスイッチである。また、設定操作部材228は、後述する、AF/AEロック釦91(図3参照)、ライブビューを開始するライブビュー釦92(図3参照)および動画記録を開始するマルチセレクタ93の中央釦93M(図3参照)を備えている。AF/AEロック釦91は、詳細は後述するが、AFまたはAEの値を押圧時点における値への固定を指令するもので、その機能はモード設定回路227によって選択されるようになっている。
つぎに、前述した図1および図2に加えて図3〜図6を参照して、カメラ100の静止画および動画の撮影時における操作と、MCU200によるオートフォーカスおよび自動露出制御について説明する。
図3は、カメラ100の背面図である。図4は、静止画撮影時のフローチャートである。図5は、動画撮影時のフローチャートである。図6は、AF/AEロック釦91の操作とAF/AE固定制御のフローチャートである。
MCU200は、図2中に示すように、静止画制御部201と、動画制御部202と、合焦制御部203と、露出制御部204と、AF/AE固定制御部205の、各機能部等を備えている。静止画制御部201は、静止画撮影を司る部分で、動画制御部202は、動画撮影を司る部分である。
合焦制御部203は、レンズ駆動回路226を介して撮像レンズ10の合焦レンズ群を駆動してAF動作させる、オートフォーカス制御を統括する。
露出制御部204は、撮像レンズの絞り値、シャッタスピードまたはゲイン値の何れかを含む動作パラメータの値を変更し、撮像素子33が撮像した画像における被写体の輝度レベルを一定に保つように制御する。
AF/AE固定制御部205は、AFまたはAEの固定を行う。
図3(a)に示すように、カメラ本体100aの背面には、前述した設定操作部材228(図2参照)を構成する種々の操作釦類が配設されている。ここでは、本実施形態の特徴部分であるAF/AEロックと、ライブビューおよび動画像記録に関連するものに絞って説明する。
カメラ本体100aの背面には、中央に背面液晶モニタ35が配設されており、その周囲に、AF/AEロック釦91と、ライブビュー釦92と、中央釦93Mを備えるマルチセレクタ93と、メニュー釦94と、が設けられている。ライブビュー釦92は、以下の説明ではLV釦92と呼称する。
AF/AEロック釦91は、背面液晶モニタ35の右上側に配置されている。AF/AEロック釦91は、押圧操作によって、AFまたはAEの値を押圧時点における値への固定を指令する。
AF/AEロック釦91の押圧による作用機能には複数のモード(AF固定モード,AE固定モードおよびAF/AEの双方固定モード)があり、その何れかを任意に設定可能となっている。
AF固定モードは、対象物に合焦させた状態で構図を変える場合等に用いられる。
AE固定モードは、たとえば測光モードをスポット測光に設定し、露出を特定の対象物の輝度に固定する際等に用いられる。
AF/AEの双方固定モードは、上記AF固定とAE固定とを行うものである。
また、AF/AEロック釦91は、その押圧操作によるスイッチングに関しても2つ設定モード(第1の設定モードおよび第2の設定モード)を備えており、その何れかを任意に設定可能となっている。
第1の設定モードは、AF/AEロック釦91を押圧操作している間(押圧操作継続中)に、AF/AE固定が行われる。
第2の設定モードは、AF/AEロック釦91を一度押圧操作するとAF/AE固定が行われ、AF/AEロック釦91を再度押圧操作するとAF/AE固定が解除される。つまり、AF/AEロック釦91を押圧操作すると、再度押圧操作するまでAF/AE固定が行われるものである。
AF/AEロック釦91における設定モードの変更は、モード設定回路227によって行われる。
AF/AEロック釦91の押圧によるAF/AE固定制御は、モード設定回路227による設定に基づいて、MCU200のAF/AE固定制御部205が行う。
LV釦92は、背面液晶モニタ35の右下側に配置されており、押圧することでライブビューを開始(ON)させる機能が割り付けられている。ライブビューが開始されると、前述したように、動画撮影の待機状態となる。
マルチセレクタ93は、背面液晶モニタ35の右側に配置されており、中央釦93Mを押圧することで動画記録を開始(ON)させる機能が割り付けられている。
メニュー釦94は、背面液晶モニタ35の左上側に配置されており、背面液晶モニタ35に操作メニューを呼び出すことを主機能とするが、ライブビュー及び動画記録時においては、その押圧によってライブビュー及び動画記録を終了(OFF)する機能が割り付けられている。
静止画撮影は、MCU200の静止画制御部201によって制御されて、図4のフローチャートに示すように行われる。
電源スイッチがONされると、撮影待機状態となってAE処理を開始する(ステップ01)。なお、以下の説明および図では、「ステップ」は「S」とも略記する。
ついで、レリーズ釦の半押し操作(SW1→ON)が行われると(S02,YES)、AF制御を行う(S03)。
そして、レリーズ釦が全押し操作(SW2→ON)される(S04,YES)と、撮影(静止画記録)を行う(S05)。
撮影終了後は、電源スイッチがOFFされる(S06,YES)まで、撮影待機状態を継続する。
動画撮影は、MCU200の動画制御部202によって制御されて、図5のフローチャートに示すように行われる。動画撮影は、前述したようにライブビューが前提である。
LV釦92の押圧操作により、撮像を開始し(S11)、AE処理を開始する(S12)。そして、例えばレリーズスイッチの半押しによるAF制御の指示が行われると(S13,Yes)、AF制御を行い(S14)、背面液晶モニタ35に画像を表示する(S15)。すなわち、ライブビューが行われ、動画撮影の待機状態となる。なお、レリーズスイッチが半押しされない場合(S13,No)、AF制御を行わずに、背面液晶モニタ35に画像を表示する(S15)。
そして、マルチセレクタ93の中央釦93Mの押圧操作による記録指令が行われる(S16,YES)と、撮影(動画記録)を行う(S17)。
動画記録時においても、AE処理を開始する(S18)。そして、例えばレリーズスイッチが半押しされると(S19,Yes)、上記と同様に例えばレリーズスイッチの半押しによるAF制御の指示が行われると(S19,Yes)、AF制御を行う(S20)、なお、レリーズスイッチが半押しされない場合(S19,No)、AF制御は行われずに、撮影(動画記録)を行う(S22)。
撮影は、メニュー釦94が押圧操作される(S21,YES)まで継続する。
メニュー釦94が押圧操作される(S21,YES)と、待機状態に戻る。
ここで、前述した、AF/AEロック釦91における設定モードは、静止画撮影、又はライブビュー表示の場合にはモード設定回路227の設定に従って機能するが、動画撮影の場合にはモード設定回路227の設定の如何に拘わらず第2の設定モードに切り替わるようになっている。
つぎに、このAF/AEロック釦91の操作とAF/AE固定制御について、図6に示すフローチャートに従って説明する。この設定モードの切り替えは、MCU200のAF/AE固定制御部205が、合焦制御部203および露出制御部204を制御して行われる。
なお、図示フローチャート中、「AF/AE固定」と表示した作用は、AF/AEロック釦91における設定された機能が作用するものとする。すなわち、AF固定、AE固定またはAF/AEの双方固定の何れかである。
図6のAF/AE固定制御のフローチャートに示すように、AF/AEロック釦91が押圧操作されると、動画撮影中か否かを判定する(S31)。
ステップ31において動画撮影中ではないと判定された場合(NO)には、静止画撮影の待機状態であると判断し、ついで、設定モードを判定する(S32)。ここで、第1設定モードが選択されていると判定されると(S32,YES)、AF/AEを固定する(S33)。そして、AF/AEロック釦91の押圧操作が解除される(S34,YES)と、AF/AEの固定を解除する(S37)。つまり、AF/AEロック釦91が押圧操作されている間、AF/AEを固定する。
一方、ステップ31において動画撮影中であると判定された場合(YES)には、設定モードを判定することなく(ステップ32を通過せずに)、AF/AEを固定(S35)する。AF/AEロック釦91が再度押圧操作される(S36,YES)と、AF/AEの固定を解除する(S37)。つまり、設定モードの設定の如何に拘わらず、AF/AEロック釦91が再度押圧操作されるまで、AF/AEの固定は継続する。
また、ステップ32において設定モードが第1設定モードに設定されていない(すなわち第2設定モードに設定されている)と判定された場合にも、AF/AEを固定(S35)し、AF/AEロック釦91が再度押圧操作される(S36,YES)と、AF/AEの固定を解除する(S37)。
このような制御により、動画撮影中においては、AF/AEロック釦91における設定モードは、そのモード設定の如何に拘わらず第2の設定モードに切り替わる。つまり、AF/AEロック釦91が押圧操作されるとAF/AEを固定し、AF/AEロック釦91が再度押圧操作されると解除する。
これにより、動画撮影中において、AF/AEロック釦91の押圧を継続する操作に煩わされることなく撮影に集中することが可能となる。また、撮影中にAF/AEロック釦91を操作することに起因するブレを防ぐことができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)動画像記録時においては、AF/AEロック釦91における設定モードは、そのモード設定の如何に拘わらず第2の設定モードに切り替わる。このため、動画撮影中においてAFまたはAEを継続的に固定したい場合に、AF/AEロック釦91を押圧し続ける必要が無く、AF/AEロック釦91の押圧を継続する操作に煩わされることなく撮影に集中することが可能となる。また、撮影中にAF/AEロック釦91を操作することに起因するブレを防ぐことができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態では、カメラ本体100aは、1つのAF/AEロック釦91の機能モードを、AF固定モード,AE固定モードおよびAF/AEの双方固定モードを切り替える構成のものである。しかし、AF/AEロック釦は機能別に独立させて構成しても良い。すなわち、図3(b)に示すカメラ本体100bのように、AFロック釦91FとAEロック釦91Eと別々として並設して構成しても良いものである。図中他の構成要素の符号は、図3(a)に示すカメラ本体100aと同一である。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
100:カメラ、10:撮影レンズ、100a:カメラ本体、200:MCU、201:静止画制御部、202:動画制御部、203:合焦制御部、204:露出制御部、205:AF/AE固定制御部、218:動画記録制御回路、221:露出制御回路、222:シャッタ制御部、223:絞り制御部、225:焦点検出回路、227:モード設定回路、228:設定操作部材228

Claims (6)

  1. 撮像部撮像される被写体画像の露出状態を自動的に調整する自動露出制御手段と、
    前記自動露出制御手段によって得られた露出状態を固定可能な第1ロック釦と、
    前記第1ロック釦に対して、前記第1ロック釦の押圧中は前記露出状態を固定して維持し、前記第1ロック釦の押圧の解除により前記露出状態の固定を解除する第1の設定と、
    前記第1ロック釦の押圧により前記露出状態の固定を開始すると、前記第1ロック釦の押圧が解除されても前記露出状態の固定を維持し、再度の前記第1ロック釦の押圧により前記露出状態の固定を解除する第2の設定のいずれかを選択可能な第1設定部と、
    を備える静止画撮影及び動画撮影が可能なカメラにおいて、
    動画撮影時以外における前記第1設定部の設定にかかわらず、動画撮影時においては、前記第1ロック釦に対して前記第2の設定が割り当てられること、を特徴とするカメラ。
  2. 撮像部撮像される被写体画像を自動的に合焦させる自動合焦手段と、
    前記自動合焦手段によって得られた焦点位置を固定可能な第2ロック釦と、
    前記第2ロック釦に対して、前記第2ロック釦の押圧中は前記焦点位置を固定して維持し、前記第2ロック釦の押圧の解除により前記焦点位置の固定を解除する第3の設定と、前記第2ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を開始すると、前記第2ロック釦の押圧が解除されても前記焦点位置の固定を維持し、再度の前記第2ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を解除する第4の設定のいずれかを選択可能な第2設定部と、
    を備える静止画撮影及び動画撮影可能なカメラにおいて、
    画撮影時以外における前記第2設定部の設定にかかわらず、動画撮影時においては、前記第2ロック釦に対して前記第4の設定が割り当てられること、を特徴とするカメラ。
  3. 請求項1に記載のカメラであって、
    撮像部撮像される被写体画像を自動的に合焦させる自動合焦手段とを備え、
    前記第1ロック釦は、前記自動合焦手段によって得られた焦点位置を固定可能であり、
    前記第1設定部は、前記第1ロック釦に対して、前記第1ロック釦の押圧中は前記焦点位置を固定して維持し、前記第1ロック釦の押圧の解除により前記焦点位置の固定を解除する第3の設定と、前記第1ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を開始すると、前記第1ロック釦の押圧が解除されても前記焦点位置の固定を維持し、再度の前記第1ロック釦の押圧により前記焦点位置の固定を解除する第4の設定のいずれかを選択可能であること、
    を特徴とするカメラ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラであって、
    前記カメラにおける前記動画撮影時以外の状態は、静止画撮影時及び撮影した動画を記録せずに表示のみするスルー画撮影状態を含むこと、
    を特徴とするカメラ。
  5. 請求項1または3に記載のカメラであって、
    前記第1ロック釦は、前記動画撮影が終了した後、前記静止画撮影時以外における前記第1設定部の設定に戻ること、
    を特徴とするカメラ。
  6. 請求項2に記載のカメラであって、
    前記第2ロック釦は、前記動画撮影が終了した後、前記静止画撮影時以外における前記第2設定部の設定に戻ること、
    を特徴とするカメラ。
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