JP2010021834A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、画像に含まれる撮像素子ノイズの除去を、確実、かつ高精度に、そして効率的に行うことのできる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の撮像装置(18、19、21、23〜25、30〜33)は、撮像手段(18、19、21、23、30、31)と制御手段(21)とを備える。撮像手段は、本撮影により本撮影画像を取得した後に、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得する。そして制御手段は、撮像手段が、ダーク画像の取得を行う前/ダーク画像の取得中に、撮像手段により取得された本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ、本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子カメラなどに搭載され、撮影された画像に含まれる撮像素子のノイズを除去し得る撮像装置に関する。
撮像素子を用いて撮影を行う電子カメラなどでは、撮像素子により発生するノイズ(以下、撮像素子ノイズまたは、単に、ノイズと呼ぶ。)が撮影された画像に含まれてしまうことが知られている。このため、良好な画像を得るには、撮影された画像から撮像素子ノイズを除去する必要がある。
画像から撮像素子ノイズを除去する最も一般的な手法として、例えば、図7に示す処理が知られている。
ここで、図7の流れ図の処理を簡単に説明すると、ステップ301〜303において、本撮影により本撮影画像を取得した直後にシャッタを閉じたまま撮影を行って撮像素子ノイズのみが含まれるダーク画像を取得する。そして、ステップ304において、本撮影画像の画像信号からダーク画像の画像信号を減算することにより本撮影画像から撮像素子ノイズを除去する。また、このようにして撮像素子ノイズを除去した本撮影画像を、ステップ305において保存すると共に、ステップ306および307において撮影者等のユーザーに確認させる。
ところで、図7の手法においては、本撮影画像を取得した直後に、ダーク画像の取得が行われるため、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間がダーク画像の取得のために長くなってしまう。
この点を考慮した従来技術として、例えば、特許文献1には、撮影時に、撮影により取得した画像とその撮影条件とを関連付けて記録しておく。そして、撮影後、手動操作によって撮像素子ノイズの除去動作が開始されたときに、撮影時に記録された撮影条件に基づきダーク画像を取得して、当該撮影条件に関連付けられた画像から撮像素子ノイズを除去するという手法が開示されている。
特開2007−88778号公報
この特許文献1の従来技術では、撮影時にはダーク画像の取得が行われないので、次の撮影が行えるようになるまでの待ち時間がダーク画像の取得のために長くなることはない。
しかしながら、この従来技術では、画像から撮像素子ノイズを除去するには、撮影後に、別途、手動操作によってその除去動作を開始させる必要がある。また除去動作を開始させると、撮像素子ノイズの発生具合などの画像の撮影状態がどのような場合にも撮像素子ノイズの除去処理が必ず行われる。これらのために、この従来技術では、撮像素子ノイズの除去を効率良く行うことはできなかった。
さらに、この従来技術では、ユーザーが、撮像素子ノイズの除去処理を実施することを忘れるなどして当該操作を行わない場合には、結局、画像の撮像素子ノイズは除去されない。つまり、良好な画像を確実に得ることはできなかった。
また、撮像素子ノイズの一つである、例えば、暗電流ノイズは、その発生量が撮像素子の温度に依存する。従って、撮像素子ノイズを高精度に除去するためには、画像の撮影とダーク画像の取得とを、同じ環境および条件の下で行う必要がある。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明は、画像に含まれる撮像素子ノイズの除去を、確実、かつ高精度に、そして効率的に行うことのできる撮像装置を提供することを目的とする。
第1の発明の撮像装置は、撮像手段と制御手段とを備える。撮像手段は、本撮影により本撮影画像を取得した後に、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得する。そして制御手段は、撮像手段がダーク画像の取得を行う前に、撮像手段により取得された本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ、本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する。
第2の発明の撮像装置は、撮像手段と制御手段とを備える。撮像手段は、本撮影により本撮影画像を取得した後に、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得する。そして制御手段は、撮像手段がダーク画像を取得中に、撮像手段により取得された本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ、本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、制御手段が表示する画面には、本撮影画像に対する処理の1つとして撮像素子ノイズの除去を指示する項目が設けられ、前記画面からユーザーが撮像素子ノイズの除去を指示した場合、制御手段は、撮像手段によりダーク画像が取得された後に、該ダーク画像を使用して本撮影画像から撮像素子ノイズを除去する。
第4の発明は、第1ないし第3の発明の何れか一の発明において、制御手段が表示する画面には、本撮影画像に対する処理の1つとして本撮影画像の削除を指示する項目が設けられ、前記画面からユーザーが本撮影画像の削除を指示した場合、制御手段は、本撮影画像を撮像素子ノイズの除去を行うことなく強制的に削除する。
第5の発明は、第1ないし第4の発明の何れか一の発明において、画像を記憶する記憶手段を更に備え、制御手段が表示する画面には、本撮影画像に対する処理の1つとして本撮影画像の保存を指示する項目が設けられ、前記画面からユーザーが本撮影画像の保存を指示した場合、制御手段は、本撮影画像を撮像素子ノイズの除去を行うことなく記憶手段へ記録する。
本発明では、本撮影画像の撮像素子ノイズを除去する動作において、本撮影により本撮影画像を取得した後に、撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得するとの順に動作を行うとき、ダーク画像の取得を行う前、又はダーク画像を取得中に、本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する。
従って、本発明を利用すれば、画像に含まれる撮像素子ノイズの除去を、確実、かつ高精度に、そして効率的に行うことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態は、一眼レフレックス型電子カメラの実施形態である。
図1は、第1実施形態の電子カメラの構成図である。電子カメラは、カメラ本体1と、撮影光学系を収容したレンズユニット2とを有している。
カメラ本体1およびレンズユニット2には、雄雌の関係をなす一対のマウント9,10がそれぞれ設けられている。レンズユニット2側のマウント9をバヨネット機構等でカメラ本体1側のマウント10に結合することで、レンズユニット2はカメラ本体1に対して交換可能に装着される。また、上記のマウント9,10にはそれぞれ電気接点11が設けられている。カメラ本体1とレンズユニット2との結合時には、電気接点11間の接触で両者の電気的な接続が確立するようになっている。
先ず、レンズユニット2の構成を説明する。レンズユニット2は、撮影レンズ3と、レンズ駆動部4と、距離検出部5と、絞り制御部6と、絞り7と、レンズ側マイコン8とを有している。なお、レンズ駆動部4、距離検出部5、絞り制御部6は、それぞれレンズ側マイコン8に接続されている。
撮影レンズ3は、フォーカスレンズやズームレンズを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では撮影レンズ3を1枚のレンズとして図示している。
レンズ駆動部4は、レンズ側マイコン8の指示に応じてレンズ駆動信号を発生し、撮影レンズ3を光軸方向に移動させてフォーカス調整やズーム調整を行うと共に、移動させた撮影レンズ3の位置の情報をレンズ側マイコン8および距離検出部5に出力する。なお、レンズ駆動部4がカメラ本体1側に内蔵される構成である場合は、レンズ側マイコン8の代わりに、カメラ側マイコン21がレンズ駆動部4を制御する。
距離検出部5は、撮影レンズ3の光軸方向の位置の情報を基に被写体までの距離を検出すると共に、その検出した情報をレンズ側マイコン8に出力する。
絞り7は、カメラ本体1への入射光量を絞り羽根の開閉で調整する。
絞り制御部6は、絞り7の開口度をレンズ側マイコン8の指示に応じて制御する。なお、絞り制御部6がカメラ本体1側に内蔵される構成である場合は、レンズ側マイコン8の代わりに、カメラ側マイコン21が絞り制御部6を制御する。
レンズ側マイコン8は、マウント9の電気接点11を介してカメラ本体1のカメラ側マイコン21との通信を行うと共に、レンズユニット2での各種制御を実行する。また、レンズ側マイコン8は、レンズユニット2のROM(不図示)に記録されたレンズ情報(レンズの焦点距離や明るさ(開放F値)等の情報)などをカメラ本体1に送信する。
次に、カメラ本体1の構成を説明する。カメラ本体1は、クイックリターンミラー12と、ファインダ光学系(13〜15)と、測光用再結像レンズ16と、測光用画像取得部17と、撮像部18と、メカニカルシャッタ19と、サブミラー20と、カメラ回路(21〜32)とを有している。
クイックリターンミラー12、メカニカルシャッタ19および撮像部18は、撮影光学系の光軸に沿って配置される。サブミラー20は、クイックリターンミラー12の後方に配置される。また、ファインダ光学系(13〜15)、測光用再結像レンズ16、測光用画像取得部17は、カメラ本体1の上部に配置されている。
クイックリターンミラー12は、不図示の回動軸によって回動可能に軸支されており、観察状態と退避状態とを切り替え可能となっている。
観察状態のクイックリターンミラー12は、メカニカルシャッタ19および撮像部18の前方で傾斜配置される。この観察状態のクイックリターンミラー12は、撮影光学系を通過した光束を上方へ反射してファインダ光学系(13〜15)に導く。また、クイックリターンミラー12の中央部はハーフミラーとなっており、クイックリターンミラー12を透過した一部の光束は、焦点検出のため、サブミラー20によって下方に屈折されてカメラ本体1の下部に導かれる。
一方、退避状態のクイックリターンミラー12は、サブミラー20と共に上方に跳ね上げられて撮影光路から外れた位置にある。クイックリターンミラー12が退避状態にあるときは、撮影光学系を通過した光束がメカニカルシャッタ19および撮像部18に導かれる。
なお、クイックリターンミラー14は、本撮影の開始時点においては観察状態にされている。
ファインダ光学系(13〜15)は、拡散スクリーン(焦点板)13と、ペンタプリズム14と、接眼レンズ15とを有している。このうち、ペンタプリズム14はカメラ本体1上部の突状部位置に収納されている。
拡散スクリーン13は、クイックリターンミラー12の上方に位置し、観察状態のクイックリターンミラー12により反射された光束が一旦結像する。拡散スクリーン13上で結像した光束は、ペンタプリズム14の内部で反射されて、ペンタプリズム14の入射面に対して90度の角度を有する射出面に導かれる。そして、ペンタプリズム14の射出面からの光束は、接眼レンズ15を介してユーザーの目に到達するようになっている。
測光用再結像レンズ16および測光用画像取得部17はペンタプリズム14の近傍に配置されている。測光用再結像レンズ16は拡散スクリーン13で結像した光束の一部を再結像し、測光用画像取得部17はその再結像により受光面に形成されたファインダ像を光電変換して測光用画像のアナログ画像信号を生成する。なお、測光用画像取得部17は、CCDエリアセンサやCMOSエリアセンサから成るイメージセンサを有している。
撮像部18は、CCDエリアセンサやCMOSエリアセンサなどの撮像素子であり、記録用の画像である本撮影画像を生成する。この撮像部18は、クイックリターンミラー12が退避状態であるときに撮像面に形成される被写体像を光電変換して本撮影画像のアナログ画像信号を生成する。
メカニカルシャッタ19は、その開閉を制御することにより、撮像部18の露光時間を調整する。なお、撮像部18の露光時間は、メカニカルシャッタ19の開放時間と撮像部18の電荷蓄積時間との組み合わせにより決定される。
カメラ回路(21〜32)は、カメラ側マイコン21と、焦点検出部22と、シャッタ制御部23と、ROM24と、RAM25と、記録インターフェース(記録I/F)26と、A/D変換部27と、撮像素子駆動部28と、画像処理部29と、A/D変換部30と、撮像素子駆動部31と、モニタ32とから構成される。なお、これらの構成要素は、システムバス33を介して接続されている。また、A/D変換部27および撮像素子駆動部28は測光用画像取得部17と、A/D変換部30および撮像素子駆動部31は撮像部18とそれぞれ接続されている。
焦点検出部22は、カメラ本体1の下部に配置され、サブミラー20によって導かれた光束からセパレータレンズ(不図示)により2つの被写体像を生成し、その像間隔をラインセンサ(不図示)で計測して、ピントのズレ量を各々のAFエリア毎に検出する(いわゆる位相差検出方式)。そして、焦点検出部22は検出したピントのズレ量(デフォーカス量)の情報をカメラ側マイコン21に出力する。
シャッタ制御部23は、カメラ側マイコン21の指示に応じて、撮影時のメカニカルシャッタ19の開閉制御を行う。
撮像素子駆動部28は、カメラ側マイコン21の指示に基づき、測光用画像取得部17を駆動させて測光用画像のアナログ画像信号を生成させる。
A/D変換部27は、カメラ側マイコン21の指示に基づき、測光用画像取得部17が生成した測光用画像のアナログ画像信号に対し、CDS(相関二重サンプリング)、ゲイン調整、A/D変換などのアナログ信号処理を施すと共に、その処理後の測光用画像のデータをRAM25に出力する。
撮像素子駆動部31は、カメラ側マイコン21の指示に基づき、撮像部18を駆動させて本撮影画像のアナログ画像信号を生成させる。
A/D変換部30は、カメラ側マイコン21の指示に基づき、撮像部18が生成した本撮影画像のアナログ画像信号に対し、CDS(相関二重サンプリング)、ゲイン調整、A/D変換などのアナログ信号処理を施すと共に、その処理後の本撮影画像のデータをRAM25に出力する。また、A/D変換部30は、カメラ側マイコン21の指示に基づいてゲイン調整の調整量を設定し、それによってISO感度に相当する撮影感度の調整を行う。
画像処理部29は、カメラ側マイコン21の指示に応じて、RAM25の本撮影画像に対し、ホワイトバランス調整、色分離(補間)、輪郭強調、ガンマ補正などの画像処理を施す。なお、画像処理部29は、ASICなどとして構成される。
また、画像処理部29は、カメラ側マイコン21の指示に応じて、本撮影画像などの解像度変換(画素数変換)処理を行う。解像度変換処理は、モニタ32に本撮影画像などの画像を表示させる場合等に必要な処理である。
RAM25は、A/D変換部27から出力される測光用画像のデータやA/D変換部30から出力される本撮影画像のデータ、また、カメラ側マイコン21が実行する各種の処理によって使用および生成されるデータなどを一時的に記憶する。
記録I/F26には、記憶媒体34を接続するためのコネクタが形成されている。記録I/F26は、そのコネクタに接続された記憶媒体34にアクセスして、本撮影画像のデータの書き込みや読み出しを行う。
カメラ側マイコン21は、不図示の圧縮/復号部またはカメラ側マイコン21自身によって圧縮処理が施された本撮影画像のデータを、記録I/F26を介して記憶媒体34へ記録する。但し、ユーザーがカメラの設定により非圧縮記録モードを有効にした場合には、カメラ側マイコン21は、本撮影画像のデータを、非圧縮のまま、記録I/F26を介して記憶媒体34へ記録する。
なお、記憶媒体34は、半導体メモリを内蔵したメモリカードや、小型のハードディスクなどである。また、圧縮処理は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などによって行われる。
ROM24は、カメラ側マイコン21が実行する各種プログラム及びその実行に必要となる各種データ等を格納する。
モニタ32は、電子カメラ筐体の背面などに設けられたLCDモニタや、接眼部を備えた電子ファインダなどである。モニタ32は、カメラ側マイコン21の指示に応じて、本撮影画像などの各種の画像や、電子カメラが必要とする情報をユーザーに入力させるGUI画面等を表示する。
カメラ側マイコン21は、ユーザーが不図示の操作部材を操作した内容に応じて、電子カメラの各部を統括制御する。例えば、ユーザーがレリーズ釦を半押しすると、カメラ側マイコン21は、レンズユニット2のレンズ駆動部4、距離検出部5、絞り制御部6を駆動させるようにレンズ側マイコン8との通信を行うと共に、システムバス33を介して焦点検出部22、撮像素子駆動部28、A/D変換部27を駆動させて焦点検出および測光を開始する。
このとき、レンズユニット2を通過した被写界からの光束は、クイックリターンミラー12で上方へ反射し、拡散スクリーン13、ペンタプリズム14、測光用再結像レンズ16を介して測光用画像取得部17に入射して、その受光面に被写体の像であるファインダ像を形成する。また、レンズユニット2を通過した被写界からの光束の一部は、ハーフミラーとなっているクイックリターンミラー12の中央部を透過すると、サブミラー20で下方に屈折されてカメラ本体1下部の焦点検出部22に導かれる。
焦点検出部22は、サブミラーにより導かれた被写界からの光束を基にデフォーカス量を各々のAFエリア毎に検出し、その検出した情報をカメラ側マイコン21にシステムバス33を介して出力する。カメラ側マイコン21は、そのデフォーカス量の情報を基に、AFエリアの合焦が判定されるまでレンズ駆動部4と協働して撮影レンズ3の自動焦点調節(AF)を行う。
また、撮像素子駆動部28を介して駆動された測光用画像取得部17は、その受光面に形成されたファインダ像を光電変換して測光用画像のアナログ画像信号を生成する。そして、A/D変換部27は、生成された画像信号にアナログ信号処理を施して、その処理後の測光用画像のデータをRAM25に出力する。カメラ側マイコン21は、そのRAM25の測光用画像のデータを基に算出した評価値に基づき撮影条件(ストロボ発光の有無、絞り値、シャッター速度など)を決定する。なお、評価値は、被写体や撮影シーン全体の明るさや撮影シーンの明るさ分布を示す値である。評価値の算出は、多分割測光(マルチパターン測光)、中央部重点測光、スポット測光などの公知の測光方式によって行われる。また、ここでは、自動露出により撮影条件(ストロボ発光の有無、絞り値、シャッター速度など)を決定することとしたが、撮影条件については、ユーザーが電子カメラを手動で操作して設定するようにしてもよい。
ユーザーがレリーズ釦を全押しすると、カメラ側マイコン21は、自動露出により決定、またはユーザーにより設定された撮影条件の下で本撮影を実施する。
具体的には、カメラ側マイコン21は、レンズ側マイコン8を通じて絞り制御部6を駆動させ、また観察状態のクイックリターンミラー12を跳ね上げて退避状態とし、そしてシャッタ制御部23、撮像素子駆動部31、A/D変換部30を駆動させて本撮影画像を撮影する。このとき、撮像素子駆動部31を介して駆動された撮像部18が、その撮像面に形成された被写体像を光電変換して本撮影画像のアナログ画像信号を生成する。そして、A/D変換部30が、生成された画像信号にアナログ信号処理を施して、その処理後の本撮影画像のデータをRAM25に出力する。このように、撮影された本撮影画像は、RAM25に記録される。
本撮影が終了すると、カメラ側マイコン21は、クイックリターンミラー12を再び観察状態に戻す。
次に、カメラ側マイコン21は、画像処理部29を駆動させ、RAM25の本撮影画像に対して画像処理を施す。そして、カメラ側マイコン21は、その画像処理後の本撮影画像に圧縮処理を施すと共に、その圧縮した画像を、記録I/F26を介して記憶媒体34へ記録する。但し、ユーザーがカメラの設定により非圧縮記録モードを有効にした場合には、カメラ側マイコン21は、画像処理後の本撮影画像を、非圧縮のまま、記録I/F26を介して記憶媒体34へ記録する。
なお、レリーズ釦が一気に全押しされた場合には、カメラ側マイコン21は、上述したレリーズ釦が半押しされたときの動作と全押しされたときの動作を一度に続けて行う。
以下、第1実施形態の電子カメラにおける撮像素子ノイズの除去処理の動作を、図2の流れ図を参照して説明する。図2のフローチャートは、例えば、ユーザーが電子カメラのモードを「撮像素子ノイズ除去モード」に設定して撮影を行った場合に実行される。
ステップ101:カメラ側マイコン21は、ユーザーによりレリーズ釦が全押しされたか否かを判定し、全押しされた場合は本撮影を行うためにステップ102へ移行する(Yes側)。一方、全押しされていない場合には、カメラ側マイコン21は本ステップ101の処理を繰り返す(No側)。
ステップ102:カメラ側マイコン21は、自動露出により決定またはユーザーにより設定された撮影条件(ストロボ発光の有無、絞り値、シャッター速度など)の下で本撮影を実施する。なお、本撮影により取得された本撮影画像は、RAM25に記録される。
ステップ103:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、「画像確認/処理指示画面」をLCDモニタ等に表示する。
ここで、この「画像確認/処理指示画面」について説明する。
「画像確認/処理指示画面」は、本撮影により取得された本撮影画像について、撮像素子ノイズの発生具合、構図、ピントの具合、ブレの有/無などの撮影状態をユーザーに確認させると共に、本撮影画像に対して行う今後の処理をユーザーに指示させるための画面である。画面イメージの一例を図3に示す。
図3の画面イメージ例では、本撮影画像の内容を表示するためのエリアが画面の上部に設けられている。また、同エリアには、その右下の部分に、画像操作用の3つのアイコン(アイコン41、42、43)が本撮影画像の内容に重畳させて表示されている。このうちアイコン41は、同エリアに表示された画像を拡大表示させる指示を行うためのものであり、アイコン42は、縮小表示させる指示を行うためのものである。そして、アイコン43は、同エリアの画像を上、下、左、右の各方向にスクロールさせる指示を行うためのものである。
ユーザーは、これら3つのアイコンを操作して、本撮影画像の撮影状態を詳細に確認することができる。
ここで、アイコンの操作方法の具体例を説明する。ここでは、例えば、図4に示す電子カメラ筐体の背面に設けられた各種の操作釦のうち、マルチセレクターを使用して、アイコン41、42、43の操作が行えるものとする。
表示の初期状態において、「画像確認/処理指示画面」の上部エリアには、カメラ側マイコン21が本撮影画像を基に作成した表示用の画像が表示される。この表示用の画像は、本撮影画像を、モニタ32の表示解像度に合わせて、例えばVGA(640×480ピクセル)サイズに縮小した画像である。なお、この画像は、カメラ側マイコン21が、本撮影画像を基に、画像処理部29に解像度変換(画素数変換)処理を行わせることによって作成される。
先ず、上部エリアに表示された画像を拡大表示する場合、ユーザーは、図4のマルチセレクターの左ボタンまたは右ボタンを操作して、3つのアイコンのうちアイコン41を選択する。このとき、カメラ側マイコン21は、例えば、アイコンが選択されたことを示す枠(選択枠)をユーザーのボタン操作に応じて左または右に移動させると共に、アイコン41、42、43のいずれかのアイコンの外周部分に表示する。この選択枠の表示により、ユーザーはアイコン41の選択を確認することができる。
このようにアイコン41を選択した後、ユーザーは、マルチセレクターのOKボタンを一回押下して、上部エリアの画像を拡大表示させる指示を行う。このとき、カメラ側マイコン21は、その拡大表示の指示により、本撮影画像を基に、画像処理部29に解像度変換処理を行わせて、サイズを一段階拡大した画像、例えばSVGA(800×600ピクセル)サイズの画像を作成する。そして、カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、作成した画像を上部エリアに表示する。
なお、画像をもう一段階拡大させたい場合は、ユーザーは、マルチセレクターのOKボタンをもう一回押下する。OKボタンを押下するほど、より拡大された画像が表示される。但し、拡大できるのは、電子カメラで撮影可能な最大の画像サイズ(画像解像度)迄である。
また、画像を拡大表示すると、LCDモニタ画面には、画像の一部分だけが表示されることとなる。このため、同じ拡大倍率のままで、画像の表示されていない部分を確認したい場合、ユーザーは、アイコン43を操作して画像をスクロールさせる必要がある。アイコン43の操作方法については後述する。
次に、上部エリアに表示された画像を縮小表示する場合、ユーザーは、拡大表示のときと同様に、図4のマルチセレクターの左ボタンまたは右ボタンを操作して、3つのアイコンのうちアイコン42を選択する。
アイコン42を選択した後、ユーザーは、マルチセレクターのOKボタンを一回押下して、上部エリアの画像を縮小表示させる指示を行う。このとき、カメラ側マイコン21は、その縮小表示の指示により、本撮影画像を基に、画像処理部29に解像度変換処理を行わせて、サイズを一段階縮小した画像を作成する。そして、カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、作成した画像を上部エリアに表示する。
なお、画像をもう一段階縮小させたい場合は、ユーザーは、マルチセレクターのOKボタンをもう一回押下する。OKボタンを押下するほど、より縮小された画像が表示される。但し、縮小できるのは、表示の初期状態において作成される表示用画像の画像サイズ(画像解像度)、即ち、モニタ32の表示解像度(サイズ)迄である。
ところで、上記では、ユーザーが画像の拡大表示または縮小表示の指示を行ったときに、カメラ側マイコン21が、本撮影画像を基に、サイズを一段階拡大または縮小した画像を作成すると説明した。しかし、以前に行われた拡大表示または縮小表示の指示により、今回の指示で作成しようとする画像と同じサイズ(解像度)の画像が既に作成されている場合、カメラ側マイコン21は、画像を作成せずに、既存の画像をそのまま使用してLCDモニタ等に表示するとよい。そうすれば、画像作成のための処理負荷が軽減でき、また、当該画像を迅速に表示できる。
次に、上部エリアに表示された画像をスクロールさせる場合、ユーザーは、図4のマルチセレクターの左ボタンまたは右ボタンを操作して、3つのアイコンのうちアイコン43を選択する。
アイコン43を選択した後、ユーザーは、マルチセレクターのOKボタンを一回押下する。このとき、カメラ側マイコン21は、そのOKボタンの押下により、動作モードをスクロールモードに設定すると共に、当該モードであることをユーザーに知らせるため、例えば、上部エリア内に表示されたアイコン43に「scroll−on」とのような文字を表示する。但し、画像の拡大表示が行われていない場合には、OKボタンが押下されても、カメラ側マイコン21は動作モードをスクロールモードに設定することはない。
スクロールモードにおいて、ユーザーは、図4のマルチセレクターの上、下、左、右の各ボタンを使用して、上部エリアに表示された画像を所望する方向にスクロールさせることができる。ユーザーが、上、下、左、右のいずれかのボタンを押下した場合、カメラ側マイコン21は、押下されたボタンに対応した方向に画像をスクロールする。
具体的には、ユーザーがマルチセレクターの上ボタンを一回押下した場合、カメラ側マイコン21は、上部エリアに表示された画像を予め定められた画素(ピクセル)分だけ下側に移動する。この移動(スクロール)により、未だ表示されていなかった画像の上側の部分が同エリア内に表示されることとなる。一方、下ボタンが一回押下された場合、カメラ側マイコン21は、画像を予め定められた画素(ピクセル)分だけ上側に移動するので、未だ表示されていなかった画像の下側の部分が同エリア内に表示される。
また、ユーザーがマルチセレクターの左ボタンを一回押下した場合、カメラ側マイコン21は、画面の上部エリアに表示された画像を予め定められた画素(ピクセル)分だけ右側に移動する。この移動(スクロール)により、未だ表示されていなかった画像の左側の部分が同エリア内に表示されることとなる。一方、右ボタンが一回押下された場合、カメラ側マイコン21は、画像を予め定められた画素(ピクセル)分だけ左側に移動するので、未だ表示されていなかった画像の右側の部分が同エリア内に表示される。
なお、ユーザーが、マルチセレクターの上、下、左、右のいずれかのボタンを押し続けた場合、カメラ側マイコン21は、押されたボタンに対応する上記の画像のスクロール動作を繰り返して行う。但し、画像の端までスクロールが行われると、カメラ側マイコン21は、当該スクロール動作を停止する。
スクロールモードにおいて、図4のマルチセレクターのOKボタンを一回押下すると、ユーザーは、同モードを解除することができる。そうした場合、カメラ側マイコン21が、例えば、上部エリア内に表示されたアイコン43から上記の「scroll−on」の文字を消去するので、これにより、ユーザーは、スクロールモードが解除されたことを知ることができる。このようにスクロールモードを解除すると、ユーザーは、再び、上記のように、マルチセレクターの左ボタンまたは右ボタンの操作により3つのアイコンのいずれかを選択できるようになる。
上記のように、3つのアイコンを操作して上部エリアに表示された画像を詳細に確認することで本撮影画像の撮影状態を確認すると、ユーザーは、次に、本撮影画像に対して行う今後の処理を電子カメラに指示する。
具体的には、ユーザーは、本撮影画像に対して行う処理を「画像確認/処理指示画面」の下部に設けられた処理項目から選択する共に、選択した処理の実施の指示を、例えば、電子カメラに設けられた当該処理に対応した特定の操作ボタンを操作することにより行う。
図3の画面イメージ例では、画面の下部に、「ノイズ除去処理実施」と、「本撮影画像保存」と、「本撮影画像削除」との3種類の処理が処理項目として表示されている。
この例において、「ノイズ除去処理実施」を選択してその処理を電子カメラに指示するには、例えば、ユーザーは、図4に示す電子カメラのAボタンを押下する。
また、ユーザーは、「本撮影画像保存」を選択してその処理を電子カメラに指示するには、例えば図4に示す電子カメラのBボタンを、そして、「本撮影画像削除」を選択してその処理を電子カメラに指示するには、例えば図4に示す電子カメラのCボタンを押下する。
なお、本撮影画像の撮影状態を上記のようにして確認し、構図やピントの具合やブレの有/無などについては問題が無かったか又は許容できたが、撮像素子ノイズが許容できないくらい発生していたとする。その場合、ユーザーは、「ノイズ除去処理実施」を選択して、その処理を電子カメラに指示する。また、本撮影画像の撮影状態を上記のようにして確認し、撮影状態に問題が無かった場合、または撮影状態を許容できた場合などに、ユーザーは、「本撮影画像保存」を選択して、その処理を電子カメラに指示する。また、本撮影画像の撮影状態を上記のようにして確認し、撮影状態に問題が有った場合、または撮影状態を許容できない場合などに、ユーザーは、「本撮影画像削除」を選択して、その処理を電子カメラに指示する。
このように、ユーザーは、LCDモニタ等に表示される「画像確認/処理指示画面」により、本撮影画像の撮影状態を確認することができ、また、撮影状態を確認した上で本撮影画像に対して行う今後の処理を電子カメラに指示することができる。
ステップ104:カメラ側マイコン21は、ユーザーが「画像確認/処理指示画面」から行う指示の内容によって処理を分岐する。
具体的には、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「本撮影画像削除」を指示した場合、つまり上記の説明によれば、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのCボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ105へ移行する。
また、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「ノイズ除去処理実施」を指示した場合、即ち、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのAボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ107へ移行する。
そして、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「本撮影画像保存」を指示した場合、即ち、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのBボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ113へ移行する。
ステップ105(指示:本撮影画像削除):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。
ステップ106:カメラ側マイコン21は、RAM25の本撮影画像を強制的に削除する。この削除の後、カメラ側マイコン21は、ステップ101へ移行する。
ステップ107(指示:ノイズ除去処理実施):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。
ステップ108:カメラ側マイコン21は、メカニカルシャッタ19を全閉の状態のまま、撮像素子駆動部31、A/D変換部30を駆動して、ダーク画像の取得を行う。このとき、撮像素子駆動部31を介して駆動された撮像部18が、ダーク画像のアナログ画像信号を生成する。そして、A/D変換部30が、生成された画像信号にアナログ信号処理を施して、その処理後のダーク画像のデータをRAM25に出力する。このように、取得されたダーク画像は、RAM25に記録される。
なお、このダーク画像の取得において、撮像部18の露光時間は、本撮影画像を取得したときと同じ時間となるように制御される。例えば、本撮影画像を取得したときの露光時間が5秒であれば、ダーク画像取得の露光時間も5秒とし、本撮影画像を取得したときの露光時間が30分(特に、天体撮影などの場合)であれば、ダーク画像取得の露光時間も30分とするように制御される。
但し、露光時間は同じであるが、ダーク画像を取得する際は、本撮影画像を取得したときとは異なりメカニカルシャッタ19が閉じられているために、被写界光が撮像部18の撮像面に入射することはない。これにより、ダーク画像には、本撮影画像に含まれるのと同じ量の撮像素子ノイズのみが含まれることとなる。
また、ダーク画像の取得中には、例えば、「JOB−NR」などの文字をLCDモニタ等に点滅表示させて、ユーザーに、動作中であることを知らせるようにするとよい。特に、ダーク画像の取得に時間がかかる場合にこのような表示をすれば効果的である。
ステップ109:カメラ側マイコン21は、本撮影画像の画像信号から、ダーク画像の画像信号を減算する。これにより、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズが除去される。
また、カメラ側マイコン21は、画像処理部29を駆動して、本撮影画像に対して輪郭強調やガンマ補正などの必要な画像処理を施す。
ステップ110:カメラ側マイコン21は、本撮影画像を記憶媒体34へ記録する。
ステップ111:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、本撮影画像(撮像素子ノイズ除去済み)をLCDモニタ等に表示する。表示イメージの一例を図5に示す。ユーザーは、この表示により、本撮影画像の最終的な出来映えを確認することができる。
また、カメラ側マイコン21は、ユーザー等により予め設定された時間(例えば「3秒」や「1分」など)が経過すると、ステップ112へ移行する。
ステップ112:カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。そして、カメラ側マイコン21は、ステップ101へ移行する。
ステップ113(指示:本撮影画像保存):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。
ステップ114:カメラ側マイコン21は、画像処理部29を駆動して、RAM25の本撮影画像に対して輪郭強調やガンマ補正などの必要な画像処理を施す。
また、カメラ側マイコン21は、本撮影画像を記憶媒体34へ記録する。なお、ここで記録される本撮影画像には、撮像素子ノイズの除去処理は行われていない。
ステップ115:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、本撮影画像をLCDモニタ等に表示する。ユーザーは、この表示により、本撮影画像の最終的な出来映えを確認することができる。
また、カメラ側マイコン21は、ユーザー等により予め設定された時間(例えば「3秒」や「1分」など)が経過すると、ステップ116へ移行する。
ステップ116:カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。そして、カメラ側マイコン21は、ステップ101へ移行する。
(第1実施形態の作用効果)
以上、第1実施形態の電子カメラでは、本撮影により本撮影画像が取得された後、かつダーク画像の取得を行う前に、「画像確認/処理指示画面」の表示が行われる。なお、この画面によりユーザーは、本撮影画像について、撮像素子ノイズの発生具合、構図、ピントの具合、ブレの有/無などの撮影状態を確認することができる。また、この画面によりユーザーは、本撮影画像に対して行う今後の処理を電子カメラに指示することができる。
従って、第1実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、本撮影画像の撮影状態を確認した上で、必要な場合にのみ撮像素子ノイズの除去処理を電子カメラに行わせることができるので、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去を効率良く行うことができる。
また、第1実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「本撮影画像削除」の指示を行った場合、本撮影により取得された本撮影画像が撮像素子ノイズの除去処理が行われることなく強制的に削除される。
従って、第1実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、構図、ピントの具合、ブレの有/無などの本撮影画像の撮影状態を許容できない場合に、不要な本撮影画像を削除することができる。このため、第1実施形態の電子カメラでは、電子カメラの記憶媒体などの資源を有効に利用することができる。また、本撮影画像を削除する場合は、ダーク画像の取得動作が省略されるので、第1実施形態の電子カメラでは、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間がダーク画像の取得のために長くなることはない。さらに、本撮影画像を削除する場合は、撮像素子ノイズの除去処理も省略されるので、第1実施形態の電子カメラでは、ダーク画像の取得動作および撮像素子ノイズの除去処理を行う分の電子カメラの負荷を軽減することができる。
また、第1実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「本撮影画像保存」の指示を行った場合、撮像素子ノイズの除去処理が行われることなく、本撮影画像が記憶媒体へ記録される。この場合には、ダーク画像の取得動作も行われない。
従って、第1実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、本撮影画像の撮像素子ノイズの発生具合からその除去処理が不要であると判断した場合に、ダーク画像の取得動作および撮像素子ノイズの除去処理を省略することができる。このため、第1実施形態の電子カメラでは、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間がダーク画像の取得のために長くなることはなく、また、ダーク画像の取得動作および撮像素子ノイズの除去処理が省略されたぶん電子カメラの負荷を軽減することができる。
また、第1実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「ノイズ除去処理実施」の指示を行った場合、ダーク画像が取得されると共に、そのダーク画像を使用して本撮影画像から撮像素子ノイズが除去される。この場合、本撮影画像の撮影後に、その撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像が取得されるので、ダーク画像は、本撮影画像が撮影されたのと同じ条件で取得されたものとなる。
従って、第1実施形態の電子カメラでは、本撮影画像の撮像素子ノイズを高精度に除去することができる。
また、第1実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「ノイズ除去処理実施」の指示を行った場合、ダーク画像が取得されると共に、そのダーク画像を使用して本撮影画像から撮像素子ノイズが除去される。この場合、先に実施した本撮影に続けて、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去処理が行われる。
従って、第1実施形態の電子カメラでは、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去を効率良く行うことができ、また、撮像素子ノイズが除去された良好な本撮影画像を確実に得ることができる。
したがって、第1実施形態の電子カメラによれば、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去を、確実、かつ高精度に、そして効率的に行うことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態も、一眼レフレックス型電子カメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通する電子カメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
以下、第2実施形態の電子カメラにおける撮像素子ノイズの除去処理の動作を、図6の流れ図を参照して説明する。図6のフローチャートは、例えば、ユーザーが電子カメラのモードを「撮像素子ノイズ除去モード」に設定して撮影を行った場合に実行される。なお、第1実施形態では、撮像素子ノイズ除去モードで撮影を行った場合、本撮影画像を取得後、かつダーク画像の取得を行う前に、「画像確認/処理指示画面」を表示して、ユーザーに、本撮影画像の撮影状態を確認させ、本撮影画像に対する以降の処理を指示させる。しかし、第2実施形態では、撮像素子ノイズ除去モードで撮影を行った場合、本撮影画像を取得した後に、続けて、ダーク画像の取得を行う。
ステップ201:カメラ側マイコン21は、ユーザーによりレリーズ釦が全押しされたか否かを判定し、全押しされた場合は本撮影を行うためにステップ202へ移行する(Yes側)。一方、全押しされていない場合には、カメラ側マイコン21は本ステップ201の処理を繰り返す(No側)。
ステップ202:カメラ側マイコン21は、自動露出により決定またはユーザーにより設定された撮影条件(ストロボ発光の有無、絞り値、シャッター速度など)の下で本撮影を実施する。なお、本撮影により取得された本撮影画像は、RAM25に記録される。
ステップ203:カメラ側マイコン21は、メカニカルシャッタ19を全閉の状態のまま、撮像素子駆動部31、A/D変換部30を駆動して、ダーク画像の取得を行う。このとき、撮像素子駆動部31を介して駆動された撮像部18が、ダーク画像のアナログ画像信号を生成する。そして、A/D変換部30が、生成された画像信号にアナログ信号処理を施して、その処理後のダーク画像のデータをRAM25に出力する。
なお、このダーク画像の取得において、撮像部18の露光時間は、本撮影画像を取得したときと同じ時間となるように制御される。但し、露光時間は同じであるが、ダーク画像を取得する際は、本撮影画像を取得したときとは異なりメカニカルシャッタ19が閉じられているために、被写界光が撮像部18の撮像面に入射することはない。これにより、ダーク画像には、本撮影画像に含まれるのと同じ量の撮像素子ノイズのみが含まれることとなる。
また、ダーク画像の取得中には、例えば、「JOB−NR」などの文字をLCDモニタ等に点滅表示させて、ユーザーに、動作中であることを知らせるようにするとよい。
ところで、本ステップ203の処理によりダーク画像の取得の動作が行われている間に、ユーザーが電子カメラに対して割り込みを要求した場合には、後述の割込ルーチン(図6のステップ210〜220のフロー)の処理が実行されるようになっている。
具体的には、ダーク画像の取得の動作が行われている間に、ユーザーが、例えば、電子カメラ筐体の背面左上部分に設けられたIボタン(図4)を押下した場合には、カメラ側マイコン21は、ステップ210へ移行する。なお、この移行により割込ルーチン(ステップ210〜220)が実行されても、撮像素子駆動部31およびA/D変換部30は駆動されているため、割込ルーチンの処理と並行してダーク画像の取得の動作が継続される。
一方、割り込みの要求が行われない場合、カメラ側マイコン21は、ダーク画像の取得が完了した後にステップ204へ移行する。なお、取得されたダーク画像は、RAM25に記録される。
ステップ204:カメラ側マイコン21は、本撮影画像の画像信号から、ダーク画像の画像信号を減算する。これにより、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズが除去される。
また、カメラ側マイコン21は、画像処理部29を駆動して、本撮影画像に対して輪郭強調やガンマ補正などの必要な画像処理を施す。
ステップ205:カメラ側マイコン21は、本撮影画像を記憶媒体34へ記録する。
ステップ206:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、本撮影画像(撮像素子ノイズ除去済み)をLCDモニタ等に表示する。表示イメージの一例を図5に示す。ユーザーは、この表示により、本撮影画像の最終的な出来映えを確認することができる。
また、カメラ側マイコン21は、ユーザー等により予め設定された時間(例えば「3秒」や「1分」など)が経過すると、ステップ207へ移行する。
ステップ207:カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。そして、カメラ側マイコン21は、ステップ201へ移行する。
(割込ルーチン)
ステップ210:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、「画像確認/処理指示画面」をLCDモニタ等に表示する。なお、「画像確認/処理指示画面」の機能や操作方法については、第1実施形態で説明したとおりである。
ステップ211:カメラ側マイコン21は、ユーザーが「画像確認/処理指示画面」から行う指示の内容によって処理を分岐する。
具体的には、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「ノイズ除去処理実施」を指示した場合、つまり上述の説明によれば、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのAボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ212へ移行する。
また、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「本撮影画像削除」を指示した場合、即ち、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのCボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ213へ移行する。
そして、ユーザーが、例えば図3の画面イメージ例から「本撮影画像保存」を指示した場合、即ち、ユーザーにより、例えば図4の電子カメラのBボタンが押下された場合、カメラ側マイコン21は、ステップ216へ移行する。
ステップ212(指示:ノイズ除去処理実施):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。そして、カメラ側マイコン21は、ステップ203の処理の中断点再開を行うために復帰を行う。
ステップ213(指示:本撮影画像削除):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。
ステップ214:カメラ側マイコン21は、ダーク画像の取得を中止するために、撮像素子駆動部31およびA/D変換部30の駆動を停止する。また、カメラ側マイコン21は、ダーク画像がRAM25に記録されていれば、それを削除する。
ステップ215:カメラ側マイコン21は、RAM25の本撮影画像を強制的に削除する。この削除の後、カメラ側マイコン21は、ステップ201へ移行する。
ステップ216(指示:本撮影画像保存):カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。
ステップ217:カメラ側マイコン21は、ダーク画像の取得を中止するために、撮像素子駆動部31およびA/D変換部30の駆動を停止する。また、カメラ側マイコン21は、ダーク画像がRAM25に記録されていれば、それを削除する。
ステップ218:カメラ側マイコン21は、画像処理部29を駆動して、RAM25の本撮影画像に対して輪郭強調やガンマ補正などの必要な画像処理を施す。
また、カメラ側マイコン21は、本撮影画像を記憶媒体34へ記録する。なお、ここで記録される本撮影画像には、撮像素子ノイズの除去処理は行われていない。
ステップ219:カメラ側マイコン21は、モニタ32を駆動して、本撮影画像をLCDモニタ等に表示する。ユーザーは、この表示により、本撮影画像の最終的な出来映えを確認することができる。
また、カメラ側マイコン21は、ユーザー等により予め設定された時間(例えば「3秒」や「1分」など)が経過すると、ステップ220へ移行する。
ステップ220:カメラ側マイコン21は、モニタ32の駆動を停止して、LCDモニタ等の表示を消灯する。そして、カメラ側マイコン21は、ステップ201へ移行する。
(第2実施形態の作用効果)
以上、第2実施形態の電子カメラでは、本撮影により本撮影画像が取得された後に、続けてダーク画像を取得するための動作が行われる。そして、その動作中に、ユーザーが電子カメラに対して割り込みを指示した場合には、「画像確認/処理指示画面」の表示が行われる。なお、この画面によりユーザーは、本撮影画像の撮影状態を確認することができ、また本撮影画像に対して行う今後の処理を電子カメラに指示することができる。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、本撮影画像の撮影状態を確認した上で、撮像素子ノイズの除去処理が不要であると判断した場合に、その除去処理を電子カメラに行わせないようにすることができるので、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去を効率良く行うことができる。
また、第2実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」を通してユーザーが行う本撮影画像の撮影状態の確認および今後の処理の指示に係る動作は、ダーク画像の取得に係る動作と並行して行われる。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」に係る動作とダーク画像の取得に係る動作とを並行させて効率的に行わせることができるため、第1実施形態の電子カメラに比べて、それらの動作に要する電子カメラの処理時間を総合的に短縮することができる。
また、第2実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「本撮影画像削除」の指示を行った場合、本撮影により取得された本撮影画像が撮像素子ノイズの除去処理が行われることなく強制的に削除される。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、構図、ピントの具合、ブレの有/無などの本撮影画像の撮影状態を許容できない場合に、不要な本撮影画像を削除することができる。このため、第2実施形態の電子カメラでは、電子カメラの記憶媒体などの資源を有効に利用することができる。また、本撮影画像を削除する場合は、撮像素子ノイズの除去処理が省略されるので、第2実施形態の電子カメラでは、それを行う分の電子カメラの負荷を軽減することができる。さらに、本撮影画像を削除する場合は、ダーク画像の取得動作が途中で中止されるので、第2実施形態の電子カメラでは、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間を、露光時間の残りの分短縮することができる。例えば、露光時間が5分であった場合、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間は少なくとも5分となるが、1分経過したときにダーク画像の取得動作が中止されると、待ち時間は少なくとも1分となり、当初の待ち時間を4分程度短縮することができる。特に、ダーク画像の取得のために長秒時露光を行う場合(例えば、天体撮影を行う場合で30分など)には、待ち時間を大幅に短縮することができる。
また、第2実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「本撮影画像保存」の指示を行った場合、撮像素子ノイズの除去処理が行われることなく、本撮影画像が記憶媒体へ記録される。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、ユーザーは、本撮影画像の撮像素子ノイズの発生具合からその除去処理が不要であると判断した場合に、その除去処理を省略することができる。このため、第2実施形態の電子カメラでは、撮像素子ノイズの除去処理を行う分の電子カメラの負荷を軽減することができる。また、本撮影画像を保存する場合は、ダーク画像の取得動作が途中で中止されるので、第2実施形態の電子カメラでは、次の本撮影が行えるようになるまでの待ち時間を、露光時間の残りの分短縮することができる。
また、第2実施形態の電子カメラでは、本撮影画像の撮影後に、その撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像が取得されるので、ダーク画像は、本撮影画像が撮影されたのと同じ条件で取得されたものとなる。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、本撮影画像の撮像素子ノイズを高精度に除去することができる。
また、第2実施形態の電子カメラでは、「画像確認/処理指示画面」からユーザーが「ノイズ除去処理実施」の指示を行った場合、並行して取得されるダーク画像を使用して本撮影画像から撮像素子ノイズが除去される。この場合、先に実施した本撮影に続けて、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去処理が行われる。
従って、第2実施形態の電子カメラでは、本撮影画像の撮像素子ノイズの除去を効率良く行うことができ、また、撮像素子ノイズが除去された良好な本撮影画像を確実に得ることができる。
したがって、第2実施形態の電子カメラによれば、本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去を、確実、かつ高精度に、そして効率的に行うことができる。
(その他)
なお、本発明は、上述した一眼レフレックス型の電子カメラだけでなく、コンパクト型の電子カメラにも適用することができる。
本発明を適用した一眼レフレックス型電子カメラの構成図である。 第1実施形態における撮像素子ノイズの除去処理の動作を示す流れ図である。 画像確認/処理指示画面の画面イメージの例を示す図である。 電子カメラに設けられた操作釦の例を示す図である。 本撮影画像の表示イメージの例を示す図である。 第2実施形態における撮像素子ノイズの除去処理の動作を示す流れ図である。 画像から撮像素子ノイズを除去する最も一般的な手法の流れ図である。
符号の説明
1…カメラ本体,2…レンズユニット,3…撮影レンズ,4…レンズ駆動部,5…距離検出部,6…絞り制御部,7…絞り,8…レンズ側マイコン,9…マウント,10…マウント,11…電気接点,12…クイックリターンミラー,13…拡散スクリーン(焦点板),14…ペンタプリズム,15…接眼レンズ,16…測光用再結像レンズ,17…測光用画像取得部,18…撮像部,19…メカニカルシャッタ,20…サブミラー,21…カメラ側マイコン,22…焦点検出部,23…シャッタ制御部,24…ROM,25…RAM,26…記録インターフェース(記録I/F),27…A/D変換部,28…撮像素子駆動部,29…画像処理部,30…A/D変換部,31…撮像素子駆動部,32…モニタ,33…システムバス,34…記憶媒体

Claims (5)

  1. 本撮影により本撮影画像を取得した後に、前記本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段が前記ダーク画像の取得を行う前に、前記撮像手段により取得された前記本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ、前記本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 本撮影により本撮影画像を取得した後に、前記本撮影画像に含まれる撮像素子ノイズの除去に使用するダーク画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段が前記ダーク画像を取得中に、前記撮像手段により取得された前記本撮影画像をユーザーに確認させ、かつ、前記本撮影画像に対する処理をユーザーに指示させる画面を表示する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記制御手段が表示する前記画面には、前記本撮影画像に対する処理の1つとして前記ノイズの除去を指示する項目が設けられ、
    前記画面からユーザーが前記ノイズの除去を指示した場合、前記制御手段は、前記撮像手段により前記ダーク画像が取得された後に、該ダーク画像を使用して前記本撮影画像から前記ノイズを除去する
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の撮像装置において、
    前記制御手段が表示する前記画面には、前記本撮影画像に対する処理の1つとして前記本撮影画像の削除を指示する項目が設けられ、
    前記画面からユーザーが前記本撮影画像の削除を指示した場合、前記制御手段は、前記本撮影画像を前記ノイズの除去を行うことなく強制的に削除する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の撮像装置において、
    画像を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段が表示する前記画面には、前記本撮影画像に対する処理の1つとして前記本撮影画像の保存を指示する項目が設けられ、
    前記画面からユーザーが前記本撮影画像の保存を指示した場合、前記制御手段は、前記本撮影画像を前記ノイズの除去を行うことなく前記記憶手段へ記録する
    ことを特徴とする撮像装置。
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