JP5367005B2 - 油圧電気ハイブリッドモータ - Google Patents

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本発明は、建設機械或いは農業機械等の作業機械で使用される回転力を出力する駆動装置に用いられる油圧電気ハイブリッドモータに係り、特に油圧モータと電気モータが同一中心軸線上に直列に連結される油圧電気ハイブリッドモータに関するものである。
建設機械或いは、農業機械などの作業機械における省エネルギ対策の一つとして、従来では熱として排出していたエネルギ、例えば油圧ショベルの旋回停止時の慣性エネルギ、或いはクレーン装置における巻下げ時の位置エネルギ等を電気エネルギに変換蓄積し、起動時に再利用する方法が一般的になりつつある。このようにエネルギ回生を目的とした従来技術として特許文献1と特許文献2が提案されている。
特許文献1は、油圧モータのシリンダ外周に電動機を配置する方式の油圧ハイブリッドモータについて記載されている。
特許文献2は、油圧モータと電動機を動力合成機構により連結し並列に配置する方式のハイブリッド駆動装置について記載されている。図3は、特許文献2に記載される上部旋回体を回転駆動するハイブリッド型旋回駆動ユニットHBの正面概観図である。同図において、参照符号110は油圧モータ、同112は電動モータであって、歯車箱114の上面に搭載固定されている。同歯車箱114内には、破線で示されるように、油圧モータ110の出力駆動軸に取り付けられた歯車114a、電動モータ112の出力軸に取り付けられた歯車114bおよび歯車114a、114bと噛合う中間の歯車114cが設けられている。駆動状態では歯車114a、114bは同方向に回転駆動され、したがって、歯車114cの軸114dには歯車114a、114bによって与えられる回転駆動力を合成した駆動力が与えられる。軸114dの下端部に取付けられた歯車114eは減速機構116内の図略の遊星歯車と噛合いその出力側軸には駆動歯車118が設けられ、同駆動歯車118は上部旋回体を形成する図示しない内歯車と噛合うようになっている。
特開2010−142086号公報 特開2008−291522号公報
ところで、特許文献1は、油圧モータと電動機の回転軸が共通化されているため、構造がコンパクトになる特徴を備えている。しかし、油圧モータと電動機では、仕様上または構造上最適な回転速度が異なっている。このため、回転軸が共通化され、油圧モータと電動機の回転数が同じになると、一方の最適な回転速度は、他方にとり最適では無い回転速度となり、両者が共に最良の効率や構造を採用することは難しい。
また、特許文献2は、回転軸が共通化されておらず、このため、動力合成機構によるコストが増大するという課題を有している。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、油圧モータと電動機と減速機を一軸上に並べて配置し動力合成機構を不要としたことでコストの上昇および取付スペースの増大を回避し、また、油圧モータ及び電動機共に最適な回転速度で駆動することができる油圧電気ハイブリッドモータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明による油圧電気ハイブリッドモータは、油圧モータと電動機と減速機とを一軸上に配列し、前記油圧モータと前記減速機との間に前記電動機を配置する。
また、前記電動機は、電動機蓋部と電動機ハウジングに収納されて形成され、中央に空洞を有する電動機回転軸が上下二つのベアリングに軸支されてもよい。前記空洞は、油圧モータの回転軸の直径より大きめの直径の円筒状の空洞であってもよい。前記電動機ハウジングは、前記減速機の蓋である減速機蓋部とその底部で連結されてもよい。前記減速機蓋部の中央に前記電動機の電動機回転軸が回転自在に貫通し、さらに、前記電動機の電動機回転軸の前記空洞内を中心軸を同じくする前記油圧モータの回転軸が回転自在に貫通していてもよい。前記減速機蓋部の下に減速機ハウジングが設けられ、前記油圧モータの回転軸と前記電動機の電動機回転軸とともに複数の歯車が収納されてもよい。
前記目的を達成するための本発明による第二の油圧電気ハイブリッドモータは、電動機と油圧モータと減速機を一軸上に配列し、電動機と減速機の間に油圧モータを配置されてもよい。
また、前記油圧モータは、油圧モータ蓋部と油圧モータ上部ハウジングと、油圧モータ底板から形成されるハウジングを有し、その内部に油圧モータ回転軸、斜板、ピストンから構成されて、前記油圧モータ回転軸は、前記斜板の中心孔を貫通し、油圧モータ上部ハウジングに軸受を介して回転可能に支持されており、さらに、前記油圧モータ回転軸はシリンダブロックの前端面から延出するようにシリンダブロックと一体に形成されて、前記油圧モータ回転軸は、中央に空洞を有し、油圧モータ底板に設けられる軸受に軸支されてもよい。
前記空洞は、電動機回転軸の直径より大きめの直径の円筒状の空洞であてもよい。前記油圧モータ底板は、前記減速機の蓋としての機能を兼ね備え、この油圧モータ底板の中央に油圧モータ回転軸が回転自在に貫通し、油圧モータ回転軸内の空洞内を中心軸を同じくする電動機の電動機回転軸が回転自在に貫通していてもよい。
本発明によれば、油圧モータと電動機を直列に配置しているため、従来の並列配置型の駆動装置に比べて、車両搭載時の占有スペースが小さくなりレイアウト性に優れるという効果を有している。
また、本装置を車両へ組み付ける際の作業性に関しても、従来の並列配置型の駆動装置では、動力合成機構の存在により、減速機或いは増速機の取付フランジ面へのアクセス性が悪く作業性が悪い。それに対して、本発明では動力合成機能を増速機に内蔵するため、減速機あるいは増速機の取付フランジ面へのアクセス性が良く、作業性が良いという効果を有している。
本発明に係る油圧電気ハイブリッドモータの第1の実施例の構成図である。 本発明に係る油圧電気ハイブリッドモータの第2の実施例の構成図である。 従来のハイブリッド駆動装置の構成図である。
図1および図2を用いて、本発明に係る油圧電気ハイブリッドモータの構成について説明する。
図1は、本発明に係る油圧電気ハイブリッドモータ2の第1の実施例に係る構成であり、油圧モータ4と電動機5と減速機6を一軸上に配列し、油圧モータ4と減速機6の間に電動機5を配置したものである。
油圧モータ4は、電動機頭部に設けられた電動機蓋部7に電動機を貫通する程度に長い回転軸14を電動機5側に向くように固定される。
電動機5は、電動機蓋部7と電動機ハウジング8に収納されて形成され、中央に空洞13を有する電動機回転軸12が上下のベアリング10と20に軸支される。空洞13は、回転軸14の直径より大きめの直径の円筒状の空洞である。
電動機回転軸12は、その周囲にコア15が設けられている。また、電動機蓋部7の内部に油圧モータ4の下部を収納する部分を確定する電動機内蓋部9が設けられて、ベアリング10が回転可能に固定される。
一方、電動機ハウジング8の底面では、底部に貫通する開口部にオイルシール18が配置されて電動機回転軸12を回転可能に封止する。
電動機ハウジング8は、減速機6の蓋である減速機蓋部22とその底部で連結される。この減速機蓋部22の中央に電動機5の電動機回転軸12が回転自在に貫通し、さらに、電動機5の電動機回転軸12の空洞13内を中心軸を同じくする油圧モータ4の回転軸14が回転自在に貫通している。
この減速機蓋部22の下に減速機ハウジング23が設けられ、油圧モータ4の回転軸14と電動機5の電動機回転軸12とともに複数の歯車が収納される。この減速機ハウジング23の内部で中空である電動機回転軸12は、その端部外周に第1サンギア38が取付けられる。この第1サンギア38は、第一遊星歯車アセンブリ24と噛み合うように設けられる。
一方、油圧モータ4の回転軸14は、その端部外周に第2サンギア40が取付けられる。この第2サンギア40も、第一遊星歯車アセンブリ24と噛み合うように設けられる。こうして、第一遊星歯車アセンブリ24において電動機回転軸12と回転軸14との動力が合成される。
ここで、第1サンギア38と第一遊星歯車アセンブリ24の速比と第2サンギア40と第一遊星歯車アセンブリ24の速比は、電動機回転軸12と回転軸14のそれぞれ最適な回転数に比例するよう設定され、油圧モータ4と電動機5とは異なる回転速度で駆動するよう構成される。
第2サンギア40は、第1歯車26とも噛み合うように設けられる。第1歯車26は、第1シャフト28を介して第1ホルダ30と連結される。ここで、第1歯車26と第1シャフト28と第1ホルダ30によって第2遊星歯車アセンブリが構成される。第1ホルダ30は、第3サンギア42と噛み合うように連結される。この第3サンギア42は、第2歯車34と噛み合うように連結される。第2歯車34は、第2シャフト32を介して第2ホルダ44と連結される。
第2ホルダ44は、減速機出力軸47と連結され、この減速機出力軸47は、中心軸として第3ベアリング36と第4ベアリング46によって軸支される。
以上のように構成することで、第1に油圧モータと電動機を直列に配置しているため、従来の並列配置型の駆動装置に比べて、車両搭載時の占有スペースが小さくなりレイアウト性に優れる。また、第2に動力合成機能を減速機6に内蔵するため、減速機6の取付フランジ面へのアクセス性が良く、作業性が良い。
図2は、本発明に係る油圧電気ハイブリッドモータの第2の実施例に係る構成であり、電動機52と油圧モータ54と減速機56を一軸上に配列し、電動機52と減速機56の間に油圧モータ54を配置したものである。
電動機52は、油圧モータ54頭部に設けられ電動機底板58が油圧モータ蓋部66上に設けられ、油圧モータ54を貫通する程度に長い回転軸60を油圧モータ54側に向くように固定される。
油圧モータ54は、油圧モータ蓋部58と油圧モータ上部ハウジング63と、油圧モータ底板68から形成されるハウジング69を有し、その内部に油圧モータ回転軸64、斜板76、ピストン78から構成される。
斜板76はその前面がボルト等により油圧モータ上部ハウジング63の内面に固定されている。
ピストン78は、シリンダブロック67内に複数設けられている。また、各ピストン78は球状頭部77を有している。
シリンダブロック67は円柱状に形成されており、このシリンダブロック67内には、ピストン78を摺動可能に形成されている。
油圧モータ回転軸64は、斜板76の中心孔を貫通し、油圧モータ上部ハウジング63に軸受72を介して回転可能に支持されている。また、油圧モータ回転軸64は、油圧モータ蓋部66との間にオイルシール70によって封止される。さらに、油圧モータ回転軸64はシリンダブロック67の前端面から延出するように一体に形成されている。油圧モータ回転軸64は、中央に空洞62を有し、油圧モータ底板68に設けられる軸受80に軸支される。空洞62は、回転軸60の直径より大きめの直径の円筒状の空洞である。
一方、油圧モータ底板68では、底部に貫通する開口部にオイルシール82が配置されて油圧モータ回転軸64を回転可能に封止する。
油圧モータ底板68は、減速機56の蓋としての機能を兼ね備える。この油圧モータ底板68の中央に油圧モータ回転軸64が回転自在に貫通し、油圧モータ回転軸64内の空洞62内を中心軸を同じくする電動機52の電動機回転軸60が回転自在に貫通している。
この油圧モータ底板68の下に減速機ハウジング84が設けられ、油圧モータ54の油圧モータ回転軸64と電動機52の回転軸60とともに複数の歯車が収納される。この減速機ハウジング84の内部で中空である油圧モータ回転軸64は、その端部外周に第1サンギア86が取付けられる。この第1サンギア86は、第一遊星歯車アセンブリ88と噛み合うように設けられる。
一方、電動機52の回転軸60は、その端部外周に第2サンギア90が取付けられる。この第2サンギア90も、第一遊星歯車アセンブリ88と噛み合うように設けられる。こうして、油圧モータ回転軸64と回転軸60との動力が合成される。
ここで、第1サンギア86と第一遊星歯車アセンブリ88の速比と第2サンギア90と第一遊星歯車アセンブリ88の速比は、油圧モータ回転軸64と回転軸60のそれぞれ最適な回転数に比例するよう設定され、電動機52と油圧モータ54とは異なる回転速度で駆動するよう構成される。
第2サンギア90は、第1歯車92と噛み合うように設けられる。第1歯車92は、第1シャフト94を介して第1ホルダ96と連結される。ここで、第1歯車92と第1シャフト94と第1ホルダ96によって第2遊星歯車アセンブリが構成される。第1ホルダ96は、第3サンギア98と噛み合うように連結される。この第3サンギア98は、第2歯車100と噛み合うように連結される。第2歯車100は、第2シャフト102を介して第2ホルダ104と連結される。
第2ホルダ104は、減速機出力軸83と連結され、この減速機出力軸83は、中心軸として第3ベアリング106と第4ベアリング108によって軸支される。
以上のように構成することで、第1に油圧モータと電動機を直列に配置しているため、従来の並列配置型の駆動装置に比べて、車両搭載時の占有スペースが小さくなりレイアウト性に優れる。また、第2に動力合成機能を減速機6に内蔵するため、減速機6の取付フランジ面へのアクセス性が良く、作業性が良い。
以上本発明の好適な実施例について図面により説明したが、当業者であれば、上記の図面および説明に基づいて種々の変形をすることが可能であることはもちろんである。
2 油圧電気ハイブリッドモータ
4 油圧モータ
5 電動機
6 減速機
7 電動機蓋部
8 電動機ハウジング
9 電動機内蓋部
10、20 ベアリング
12 電動機回転軸
13 空洞
14 回転軸
15 コア
18 オイルシール
22 減速機蓋部
23 減速機ハウジング
24 第一遊星歯車アセンブリ
26 第1歯車
28 第1シャフト
30 第1ホルダ
32 第2シャフト
34 第2歯車
36 第3ベアリング
38 第1サンギア
40 第2サンギア
42 第3サンギア
44 第2ホルダ
46 第4ベアリング
47 減速機出力軸
52 電動機
54 油圧モータ
56 減速機
58 電動機底板
60 電動機回転軸
62 空洞
63 油圧モータ上部ハウジング
64 油圧モータ回転軸
66 油圧モータ蓋部
67 シリンダブロック
68 油圧モータ底板
69 ハウジング
70 オイルシール
72 軸受
74 シリンダ室
76 斜板
77 球状頭部
78 ピストン
80 軸受
82 オイルシール
83 減速機出力軸
84 減速機ハウジング
86 第1サンギア
88 第一遊星歯車アセンブリ
90 第2サンギア
92 第1歯車
94 第1シャフト
96 第1ホルダ
98 第3サンギア
100 第2歯車
102 第2シャフト
104 第2ホルダ
106 第3ベアリング
108 第4ベアリング

Claims (2)

  1. 油圧モータと電動機と減速機とを一軸上に配列し、前記油圧モータと前記減速機との間に前記電動機を配置される油圧電気ハイブリッドモータにおいて、
    前記電動機は、電動機蓋部と電動機ハウジングに収納されて形成され、中央に空洞を有する電動機回転軸が上下二つのベアリングに軸支され、
    前記空洞は、油圧モータの回転軸の直径より大きめの直径の円筒状の空洞であり、
    前記電動機ハウジングは、前記減速機の蓋である減速機蓋部とその底部で連結され、
    前記減速機蓋部の中央に前記電動機の電動機回転軸が回転自在に貫通し、さらに、前記電動機の電動機回転軸の前記空洞内を中心軸を同じくする前記油圧モータの回転軸が回転自在に貫通し、
    前記減速機蓋部の下に減速機ハウジングが設けられ、前記油圧モータの回転軸と前記電動機の電動機回転軸とともに複数の歯車が収納され、
    前記減速機ハウジングの内部で中空である前記電動機回転軸は、その端部外周に第1サンギアが取付けられ、この第1サンギアは、第一遊星歯車アセンブリと噛み合うように設けられ、前記油圧モータの回転軸は、その端部外周に第2サンギアが取付けられ、この第2サンギアも、前記第一遊星歯車アセンブリと噛み合うように設けられ、前記第一遊星歯車アセンブリにおいて前記電動機回転軸と前記油圧モータの回転軸との動力が合成され、
    前記第1サンギアと前記第一遊星歯車アセンブリの速比と前記第2サンギアと前記第一遊星歯車アセンブリの速比は、前記電動機回転軸と前記油圧モータの回転軸のそれぞれ最適な回転数に比例するよう設定され、前記油圧モータと前記電動機は異なる回転速度で駆動するよう構成され、
    前記第2サンギアは、第1歯車とも噛み合うように設けられ、前記第1歯車は、第1シャフトを介して第1ホルダと連結され、前記第1歯車と前記第1シャフトと前記第1ホルダによって第2遊星歯車アセンブリが構成され、
    前記第1ホルダは、第3サンギアと噛み合うように連結され、この第3サンギアは、第2歯車と噛み合うように連結され、前記第2歯車は、第2シャフトを介して第2ホルダと連結され、
    前記第2ホルダは、減速機出力軸と連結され、この減速機出力軸は、中心軸として第3ベアリングと第4ベアリングによって軸支されることを特徴とする油圧電気ハイブリッドモータ
  2. 電動機と油圧モータと減速機を一軸上に配列し、電動機と減速機の間に油圧モータを配置される油圧電気ハイブリッドモータにおいて、
    前記油圧モータは、油圧モータ蓋部と油圧モータ上部ハウジングと、油圧モータ底板から形成されるハウジングを有し、その内部に油圧モータ回転軸、斜板、ピストンから構成されて、前記油圧モータ回転軸は、前記斜板の中心孔を貫通し、油圧モータ上部ハウジングに軸受を介して回転可能に支持されており、さらに、前記油圧モータ回転軸はシリンダブロックの前端面から延出するようにシリンダブロックと一体に形成されて、前記油圧モータ回転軸は、中央に空洞を有し、油圧モータ底板に設けられる軸受に軸支され
    前記空洞は、電動機回転軸の直径より大きめの直径の円筒状の空洞であり、
    前記油圧モータ底板は、前記減速機の蓋としての機能を兼ね備え、この油圧モータ底板の中央に油圧モータ回転軸が回転自在に貫通し、油圧モータ回転軸内の空洞内を中心軸を同じくする電動機の電動機回転軸が回転自在に貫通し、
    前記油圧モータ底板の下に減速機ハウジングが設けられ、前記油圧モータの回転軸と前記電動機の電動機回転軸とともに複数の歯車が収納され、
    前記減速機ハウジングの内部で中空である前記油圧モータ回転軸は、その端部外周に第1サンギアが取付けられ、この第1サンギアは、第一遊星歯車アセンブリと噛み合うように設けられ、前記電動機の回転軸は、その端部外周に第2サンギアが取付けられ、この第2サンギアも、前記第一遊星歯車アセンブリと噛み合うように設けられ、前記第一遊星歯車アセンブリにおいて前記油圧モータ回転軸と前記電動機の回転軸との動力が合成され、
    前記第1サンギアと前記第一遊星歯車アセンブリの速比と前記第2サンギアと前記第一遊星歯車アセンブリの速比は、前記油圧モータ回転軸と前記電動機の回転軸のそれぞれ最適な回転数に比例するよう設定され、前記電動機と前記油圧モータは異なる回転速度で駆動するよう構成され、
    前記第2サンギアは、第1歯車とも噛み合うように設けられ、前記第1歯車は、第1シャフトを介して第1ホルダと連結され、前記第1歯車と前記第1シャフトと前記第1ホルダによって第2遊星歯車アセンブリが構成され、
    前記第1ホルダは、第3サンギアと噛み合うように連結され、この第3サンギアは、第2歯車と噛み合うように連結され、前記第2歯車は、第2シャフトを介して第2ホルダと連結され、
    前記第2ホルダは、減速機出力軸と連結され、この減速機出力軸は、中心軸として第3ベアリングと第4ベアリングによって軸支されることを特徴とする油圧電気ハイブリッドモータ
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