JP5366865B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、人感センサーによって使用者の有無を検出して照明装置の点灯制御を実施する加熱調理器に関する。
従来の調理器具として、レンジフードに人感センサーを備え、調理器具の前の人の存在を検出することによって、レンジフードに設けられた照明を点灯制御し、消費電力を低減させるというものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−318125号公報(第3−4頁、図1−2)
しかしながら、レンジフードに設けられた照明は使用者の上方に位置するため、調理器具のグリル庫内には、その照明の光線が届かず、使用者はグリル庫内の様子を確認することができない。このとき、グリル庫内に別の照明を取り付け、レンジフードに設けられた人感センサーによって人の存在が検出されたときに、レンジフードの照明と共に、グリル庫内の照明を点灯させた場合、グリルを使用していない間もグリル庫内の照明が点灯するため、消費電力が無駄となる問題点がある。
また、人感センサーによる人の検出によるものではなく、調理器具に設けられたグリル照明用スイッチを押下している間のみグリル庫内の照明を点灯させるものとした場合、調理器具におけるグリル部は使用者の腰付近の位置にあるため、使用者はグリル庫内の様子を確認するためには、しゃがみ込みながら、グリル照明用スイッチを押下する必要があるため作業負荷が大きいという問題点がある。
さらに、上記のグリル照明用スイッチを押下している間のみグリル庫内の照明を点灯させるという動作ではなく、その押下後、一定時間だけグリル庫内の照明を点灯させるという動作とした場合、使用者がグリル庫内を確認し終わった後も、しばらくグリル庫内の照明が点灯している場合があり、消費電力の無駄となる問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、第1の目的は、使用者がしゃがみ込んでいる状態を検出した場合にグリル庫内の照明を自動的に点灯させることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
第2の目的は、使用者が立った状態を検出した場合にグリル庫内の照明を自動的に消灯させることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、本体と、該本体の内部において調理物の加熱調理が実施されるグリル部と、該グリル部内に設置された庫内照明装置と、加熱調理器全体の制御を実施する制御手段と、検出方向における人の存在の有無を検出し、その検出情報を前記制御手段に送信する第1人感センサー及び第2人感センサーと、を備え、前記制御手段は、
前記第1人感センサー及び第2人感センサーから受信した前記検出情報に基づいて、使用者が前記本体の手前側でしゃがんでいる状態か否かを判定し、該使用者が前記本体の手前側でしゃがんでいる状態であると判定した場合、前記庫内照明装置を点灯させることを特徴とする。
本発明によれば、2つの人感センサーによって、グリル庫内の状態を確認する等のためにしゃがみ込んでいる状態が検出された場合には、庫内照明装置が自動的に点灯し、使用者がスイッチ等の操作をせずに、自動的に庫内照明装置が点灯するので、その点灯のためのスイッチ操作等の作業負荷を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の横断面、及び、人感センサーの検出範囲を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の庫内照明装置がOFF状態である場合の動作フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の庫内照明装置がON状態である場合の動作フローを示す図である。
実施の形態1.
(加熱調理器の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の外観斜視図であり、図2は、同加熱調理器の横断面、及び、人感センサーの検出範囲を示す図である。
図1及び図2で示される本実施の形態に係る加熱調理器100において、本体1の上面には、トッププレート2が設置されており、そのトッププレート2上には、鍋等の被加熱物(例えば、図2における鍋41)を載置するための左加熱口3、右加熱口4及び中央加熱口5が形成されている。また、本体1の前部上面には、各種設定値及び異常情報等を表示する液晶パネル等の液晶表示部6、火力設定内容等をLED等で表示する火力表示部7、並びに、火力の設定等の操作を実施する上面操作部8が設置されている。また、本体1の後方の上面には、本体1の後面に設置された吸気口(図示せず)から、グリル庫121(後述)に取り込まれた空気、及び、調理物から発生する煙を外部に排出するため排気口9が設置されている。また、本体1の右前面部には、火力を調整するための前面操作部11が設置されており、その前面操作部11には、左加熱口3における加熱動作のON/OFF操作及び火力調整操作をするための左加熱口操作スイッチ11a、右加熱口4における加熱動作のON/OFF操作及び火力調整操作をするための右加熱口操作スイッチ11b、並びに、中央加熱口5における加熱動作のON/OFF操作及び火力調整操作をするための中央加熱口操作スイッチ11cが備えられている。
なお、液晶表示部6及び火力表示部7は、本発明における「表示手段」に相当する。
本体1の左下側内部にグリル部12が設置されている。このグリル部12は、少なくとも、このグリル部12の内部に通じ、本体1の前面部の左側に開閉可能に設置されたグリル扉120、そのグリル扉120から通じるグリル部12の内部の調理空間であるグリル庫121、そのグリル庫121の底部に載置された載置皿122、その載置皿122の上に置かれ、上側に魚等の調理物21を載置するための載置網123、グリル庫121内の上壁面に設置された庫内照明装置124によって構成されている。グリル扉120には、グリル庫121内の様子を確認するためのグリル窓120a、及び、このグリル扉120を開閉するために使用者が手を掛けるための取っ手120bが設置されている。
また、グリル庫121と排気口9とを連通させ、吸気口(図示せず)から取り込まれた空気を調理物21から発生する煙と共に、グリル庫121から排気口9を介して外部に排気するための排気ダクト9aが、グリル庫121の後方に形成されている。
そして、人体から放射される赤外線を検出する熱起電力型温度センサー等の上人感センサー31が、トッププレート2上の手前側の略中央部に設置されており、その検出方向軸が水平面から角度θ1だけ上方に向かうように設置されている。また、同様に熱起電力型温度センサー等の下人感センサー32が、本体1の前面の前面操作部11の近傍に設置されており、その検出方向軸が水平面と略平行となるように設置されている。
なお、図1で示されるように、下人感センサー32は、本体1の前面の前面操作部11の近傍に設置されるものとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、グリル部12のグリル扉120に設置されるものとしてもよい。
また、上人感センサー31は、本発明における「第1人感センサー」に相当し、下人感センサー32は、本発明の「第2人感センサー」に相当する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の制御ブロック図である。
図3で示されるように、上面操作部8及び前面操作部11、並びに、上人感センサー31及び下人感センサー32が、本体1内部に設置された制御手段13に接続されている。また、制御手段13には、ヒーター駆動回路14、インバーター回路15、液晶表示部6、火力表示部7及び庫内照明装置124がそれぞれ接続されている。
上面操作部8は、使用者によって火力設定等の操作がされた操作情報を制御手段13に送信し、また、前面操作部11は、使用者によって火力動作のON/OFF操作及び火力調整操作についての操作情報を制御手段13に送信する。
上人感センサー31及び下人感センサー32は、加熱調理器100の前に人が存在するか否かを検出し、その検出情報を制御手段13に送信する。特に、上人感センサー31は、図2で示されるように、その検出範囲31aの検出方向軸が水平面から角度θ1だけ上方に向かって設置されており、加熱調理器100の前に立つ人が立っている状態であるのか否かを検出することができる。また、下人感センサー32は、図2で示されるように、その検出範囲32aの検出方向軸が水平面と略平行となるように設置されており、加熱調理器の前の人が立っている状態、及び、しゃがみ込んでいる状態のいずれも検出することができ、加熱調理器の前の人の存在自体を検出することができる。このとき、上人感センサー31及び下人感センサー32は、人から放射される赤外線の検出量が所定の閾値以上であることを検出した場合、その検出方向に使用者が存在するものとして、Hi信号を出力する。一方、赤外線の検出量が所定の閾値未満であることを検出した場合、その検出方向に人が存在しないものとして、Lo信号を出力する。上人感センサー31及び下人感センサー32は、このHi信号又はLo信号を検出情報として制御手段13に送信する。
なお、上記の動作においては、上人感センサー31及び下人感センサー32は、その検出方向に人が存在することを検出した場合、Hi信号を出力し、人が存在しないことを検出した場合、Lo信号を出力するものとしているが、これに限定されるものではなく、その出力論理が反転する構成としてもよい。
また、上記の構成のように、下人感センサー32の検出方向を水平面と略平行であるものとしたが、加熱調理器100の前に存在する使用者が立っている状態、及び、しゃがみ込んでいる状態のいずれも検出することができる範囲であればいずれの方向でもよい。
そして、図1で示されるように、上人感センサー31は、トッププレート2上の前面側の略中央部に設置され、下人感センサー32は、本体1の前面の前面操作部11の近傍に設置されるものとしているが、これに限定されるものではなく、上人感センサー31においては、加熱調理器100の前に立つ人が立っている状態であるのか否かを検出でき、下人感センサー32においては、加熱調理器の前の人が立っている状態、及び、しゃがみ込んでいる状態のいずれも検出することができ、加熱調理器の前の人の存在自体を検出することができれば、加熱調理器100のいずれの位置に設置されるものとしてもよい。
ヒーター駆動回路14は、本体1内部に設置され、ヒータ−14aに接続されており、制御手段13から受信した制御信号に基づいてヒーター14aに通電させ、載置網123の上に置かれた調理物21を加熱させる。
インバーター回路15は、本体1内部に設置され、左加熱口3の下部に設置された左加熱コイル15a、右加熱口4の下部に設置された右加熱コイル15b、及び、中央加熱口5の下部に設置された中央加熱コイル15cに接続されており、制御手段13から受信した制御信号に基づいて各コイルに通電させ、各加熱口に置かれた鍋41等を誘導加熱させる。
なお、上記のように3口の加熱口がすべて加熱コイルによる誘導加熱方式によるものに限定するものではなく、例えば、中央加熱コイル15cの代わりに、ニクロム線による放射熱によって加熱するラジエントヒーターを用いる構成としてもよい。
液晶表示部6は、制御手段13から受信した各種設定値及び異常情報等の表示情報を表示し、火力表示部7は、左加熱コイル15a、右加熱コイル15b及び中央加熱コイル15cの火力設定の内容、又は、グリル庫121内に設置されたヒーター14aの火力設定等の内容等の情報を制御手段13から受信して表示する。
なお、火力表示部7は、ヒーター14aの火力設定の内容等の情報に代えて、あるいは、それに追加して現在の火力出力値を表示するものとしてもよい。
また、火力表示部7は、左加熱コイル15a、右加熱コイル15b及び中央加熱コイル15cの火力設定内容又は現在の火力出力値を、上記の表示内容に代えて、あるいは、それに追加して表示させるものとしてもよい。
庫内照明装置124は、グリル庫121内の上壁面に設置され、制御手段13から受信した点灯指令に基づいて点灯し、グリル庫121内を照射する。このとき、使用者は、グリル扉120に設置されたグリル窓120aをのぞき込むことによって、グリル庫121内の状態を確認することができる。また、庫内照明装置124は、上人感センサー31の検出範囲31aにおいて検出される人の有無、及び、下人感センサー32の検出範囲32aにおいて検出される人の有無に基づいて、点灯/消灯動作を実施する。この庫内照明装置124の点灯/消灯動作については後述する。
(加熱調理器の誘導加熱動作)
次に、図1〜図3を参照しながら、本実施の形態に係る加熱調理器の誘導加熱動作について説明する。
使用者は、調理物等が投入された鍋41等の被加熱物を左加熱口3に載置する。そして、使用者により前面操作部11の左加熱口操作スイッチ11aにおいて加熱開始操作が実施されることによって、その操作情報が前面操作部11から制御手段13に送信される。制御手段13は、受信した操作情報に基づいて、インバーター回路15に制御信号(加熱指令)を送信する。インバーター回路15は、受信した制御信号に基づいて、左加熱コイル15aを通電させ、左加熱口3に載置された被加熱物は、左加熱コイル15aから誘導加熱を受けて、加熱が開始される。この場合、制御手段13は、前面操作部11から受信した火力設定についての操作情報に基づいて、火力表示部7に火力設定情報を送信し、火力表示部7は、受信した火力設定情報を表示させる。また、被加熱物が右加熱口4又は中央加熱口5に載置された場合も、同様に、インバーター回路15によって右加熱コイル15b又は中央加熱コイル15cに通電され、被加熱物が誘導加熱される。
なお、本体1内部に、各加熱コイルの現在の火力出力を検出する手段を備えるものとし、制御手段13は、その検出手段によって検出された現在の火力出力値を、火力表示部7に表示させるものとしてもよい。
(加熱調理器のグリル部における加熱動作)
次に、図1〜図3を参照しながら、本実施の形態に係る加熱調理器のグリル部12における加熱動作について説明する。
使用者は、グリル部12のグリル庫121内に載置された載置網123の上に魚等の調理物21を載置する。そして、使用者により上面操作部8においてグリル部12の加熱開始操作が実施されることによって、その操作情報が制御手段13に送信される。制御手段13は、受信した操作情報に基づいて、ヒーター駆動回路14に制御信号(加熱指令)を送信する。ヒーター駆動回路14は、受信した制御信号に基づいて、ヒーター14aを通電させ、そのヒーター14aによって載置網123に載置された調理物21を加熱させる。このとき、ヒーター14aによる火力の強弱を上面操作部8によって設定できるものとしてもよい。この場合、制御手段13は、上面操作部8から受信した火力設定についての操作情報に基づいて、火力表示部7に火力設定情報を送信し、火力表示部7は、受信した火力設定情報を表示させる。
なお、本体1内部に、ヒーター14aの現在の火力出力を検出する手段を備えるものとし、制御手段13は、その検出手段によって検出された現在の火力出力値を、火力表示部7に表示させるものとしてもよい。
(加熱調理器のグリル庫内の庫内照明装置の点灯動作)
図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の庫内照明装置がOFF状態である場合の動作フローを示す図であり、図5は、同加熱調理器の庫内照明装置がON状態である場合の動作フローを示す図である。以下、図2〜図5を参照しながら、グリル庫121内の庫内照明装置124の点灯/消灯動作を中心に説明する。
まず、図2〜図4を参照しながら、グリル庫121内の庫内照明装置124が消灯している状態から庫内照明装置124が点灯する動作を中心に説明する。
(S1)
上人感センサー31及び下人感センサー32は、それぞれの検出方向の人の有無を検出し、その検出情報を制御手段13に送信する。制御手段13は、上人感センサー31から受信した検出情報(以下、「上検出情報」という)が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下人感センサー32から受信した検出情報(以下、「下検出情報」という)も所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ステップS2へ進む。また、制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、ステップS4へ進む。また、制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ステップS6へ進む。さらに、制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、ステップS7へ進む。
(S2)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、加熱調理器100の前に人が存在しない、すなわち、使用者が加熱調理器100から離れたと判定し、ステップS3へ進む。
(S3)
制御手段13は、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等を消灯させる。これによって、使用者が加熱調理器100を離れている状態によって各表示部を見ることがない場合に、各表示を消灯させることができ、消費電力を削減することができる。
(S4)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、使用者がしゃがみ込んだ状態でグリル庫121内をグリル窓120aを介してのぞき込んでいるものと判定し、ステップS5へ進む。
(S5)
制御手段13は、グリル庫121内の庫内照明装置124を点灯させ、一方、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等を消灯させる。これによって、使用者がスイッチ等の操作をせずに、自動的に庫内照明装置124が点灯するので、使用者はグリル窓120aを介してグリル庫121内の状態を確認することができ、その点灯のためのスイッチ操作等の作業負荷を低減することができる。また、使用者がしゃがみ込んでいる状態によって各表示部を見ることがない場合に、各表示を消灯させることができ、消費電力を削減することができる。
なお、上記の動作のように、使用者がしゃがみ込んだ状態に液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等を消灯させる動作としたが、これに限定されるものではなく、使用者がしゃがみ込みながら、火力表示部7等に表示されているグリル庫121内のヒーター14aの火力設定等を確認したい場合等、各表示部を消灯させる必要がないとする場合は、消灯させる動作ではなくてもよい。
(S6)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ありえない検出情報の組み合わせであり、上人感センサー31又は下人感センサー32のいずれかが異常であると判定する。この場合、制御手段13は、液晶表示部6に上人感センサー31又は下人感センサー32のいずれか異常である旨を表示させる。これによって、上人感センサー31及び下人感センサー32の論理出力の組み合わせのみに基づいて、各センサーの異常を検知することができる。
なお、本実施の形態に係る加熱調理器100は、その本体1に報知手段(図示せず)を備えるものとし、制御手段13は、上記異常が発生した場合は、液晶表示部6にその旨を表示させるのに加え、あるいは、それに代えて、異常の旨を報知させるものとしてもよい。
(S7)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、使用者が調理中等により加熱調理器100の前に立っているものと判定し、ステップS8へ進む。
(S8)
制御手段13は、グリル庫121内の庫内照明装置124に消灯状態を継続させ、一方、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等を点灯させる。これによって、使用者がしゃがみ込んでいる状態によってグリル庫121内の状態を確認することがない場合に、庫内照明装置124を消灯させておくことができ、消費電力を削減することができる。
次に、図2、図3及び図5を参照しながら、使用者がしゃがみ込んでグリル庫121内の状態を確認している場合におけるグリル庫121内の庫内照明装置124が点灯している状態から、庫内照明装置124が消灯する動作を中心に説明する。
(S21)
上人感センサー31及び下人感センサー32は、それぞれの検出方向の人の有無を検出し、その検出情報を制御手段13に送信する。制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ステップS22へ進む。また、制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、ステップS24へ進む。また、制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ステップS25へ進む。さらに、制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、ステップS26へ進む。
(S22)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、加熱調理器100の前に人が存在しない、すなわち、使用者が加熱調理器100から離れたと判定し、ステップS23へ進む。
(S23)
制御手段13は、グリル庫121内の庫内照明装置124に消灯させ、一方、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等の消灯状態を継続させる。これによって、使用者が加熱調理器100を離れている状態によってグリル庫121内の状態を確認することがない場合に、庫内照明装置124を消灯させることができ、消費電力を削減することができる。
(S24)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、使用者がしゃがみ込んだ状態を継続してグリル庫121内をグリル窓120aを介してのぞき込んでいるものと判定し、グリル庫121内の庫内照明装置124に点灯状態を継続させる。
(S25)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報が所定時間Lo信号の出力状態であると判定した場合、ありえない検出情報の組み合わせであり、上人感センサー31又は下人感センサー32のいずれかが異常であると判定する。この場合、ステップS6と同様に、制御手段13は、液晶表示部6に上人感センサー31又は下人感センサー32のいずれか異常である旨を表示させる。
なお、本実施の形態に係る加熱調理器100は、その本体1に報知手段(図示せず)を備えるものとし、制御手段13は、上記異常が発生した場合は、液晶表示部6にその旨を表示させるのに加え、あるいは、それに代えて、異常の旨を報知させるものとしてもよい。
(S26)
制御手段13は、上検出情報が所定時間Hi信号の出力状態であり、かつ、下検出情報も所定時間Hi信号の出力状態であると判定した場合、使用者がしゃがみ込んでグリル庫121内の状態を確認している状態から、立ち上がったものと判定し、ステップS27へ進む。
(S27)
制御手段13は、グリル庫121内の庫内照明装置124を消灯させ、一方、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等を点灯させる。これによって、使用者がスイッチ等の操作をせずに、立ち上がると自動的に庫内照明装置124が消灯するので、その消灯のためのスイッチ操作等の作業負荷を低減することができると共に、使用者が立ち上がっている状態における庫内照明装置124の点灯状態を回避することができ消費電力を削減することができる。
(実施の形態1の効果)
上記の構成及び動作のように、上人感センサー31及び下人感センサー32によって、グリル庫121内の状態を確認する等のためにしゃがみ込んでいる状態が検出された場合には、庫内照明装置124が自動的に点灯し、また、使用者がしゃがみ込んだ状態から立ち上がった状態が検出された場合、又は、使用者がいないことが検出された場合には、庫内照明装置124が自動的に消灯することによって、使用者がスイッチ等の操作をせずに、自動的に庫内照明装置124が点灯及び消灯するので、その点灯及び消灯のためのスイッチ操作等の作業負荷を低減することができ、使用者が立ち上がっている状態又は使用者がいない状態における庫内照明装置124の点灯状態を回避することができ消費電力を削減することができる。
また、上人感センサー31及び下人感センサー32によって、グリル庫121内の状態を確認する等のためにしゃがみ込んでいる状態が検出された場合、又は、使用者がいないことが検出された場合には、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等が自動的に消灯し、また、使用者が加熱調理器100の前に立っていることが検出された場合には、液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等が自動的に点灯するので、使用者がスイッチ等の操作をせずに、自動的に液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等が点灯及び消灯するので、その点灯及び消灯のためのスイッチ操作等の作業負荷を低減することができ、使用者がしゃがみ込んでいる状態又は使用者がいない状態における液晶表示部6における液晶表示、及び、火力表示部7におけるLED等の点灯状態を回避することができ消費電力を削減することができる。
なお、上記の動作においては、グリル庫121内の庫内照明装置124は、上人感センサー31及び下人感センサー32の検出情報に基づいて、自動的に点灯及び消灯するものとしたが、これに加えて、上面操作部8等に庫内照明装置124の点灯及び消灯を操作するためのスイッチを設け、手動でその点灯及び消灯の操作が実施できるものとしてもよい。
また、本実施の形態に係る加熱調理器は、左加熱口3等において左加熱コイル15a等による誘導加熱を実施する誘導加熱調理器について説明したが、これは加熱調理器としての例を示したものであり、誘導加熱調理器ではなく、例えば、ガスの燃焼によって加熱するガス加熱調理器等であってもよい。
1 本体、2 トッププレート、3 左加熱口、4 右加熱口、5 中央加熱口、6 液晶表示部、7 火力表示部、8 上面操作部、9 排気口、9a 排気ダクト、11 前面操作部、11a 左加熱口操作スイッチ、11b 右加熱口操作スイッチ、11c 中央加熱口操作スイッチ、12 グリル部、13 制御手段、14 ヒーター駆動回路、14a ヒーター、15 インバーター回路、15a 左加熱コイル、15b 右加熱コイル、15c 中央加熱コイル、21 調理物、31 上人感センサー、31a 検出範囲、32 下人感センサー、32a 検出範囲、41 鍋、100 加熱調理器、120 グリル扉、120a グリル窓、120b 取っ手、121 グリル庫、122 載置皿、123 載置網、124 庫内照明装置。

Claims (10)

  1. 本体と、
    該本体の内部において調理物の加熱調理が実施されるグリル部と、
    該グリル部内に設置された庫内照明装置と、
    加熱調理器全体の制御を実施する制御手段と、
    検出方向における人の存在の有無を検出し、その検出情報を前記制御手段に送信する第1人感センサー及び第2人感センサーと、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1人感センサー及び前記第2人感センサーから受信した前記検出情報に基づいて、使用者が前記本体の手前側でしゃがんでいる状態か否かを判定し、
    該使用者が前記本体の手前側でしゃがんでいる状態であると判定した場合、前記庫内照明装置を点灯させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、前記第1人感センサー及び前記第2人感センサーから受信した前記検出情報に基づいて、前記本体の手前側でしゃがんでいる状態の前記使用者が検出されないと判定した場合、前記庫内照明装置を消灯させる
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記第1人感センサーは、前記本体の所定の角度だけ上向き方向、かつ、前記本体の手前方向である検出方向を有し、
    前記第2人感センサーは、前記本体の手前側に人が存在するか否かを検出し、
    前記制御手段は、前記第1人感センサーがその検出方向に人の存在を検出せず、かつ、前記第2人感センサーがその検出方向に人の存在を検出した場合、前記使用者が前記本体の手前側でしゃがんでいる状態であると判定し、前記庫内照明装置を点灯させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記制御手段は、前記第1人感センサー及び前記第2人感センサーが、共にその検出方向に人の存在を検出した場合、前記使用者が前記本体の手前側で立っている状態であると判定し、前記庫内照明装置を消灯させる
    ことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
  5. 前記制御手段は、前記第1人感センサー及び前記第2人感センサーが、共にその検出方向に人の存在を検出しない場合、前記使用者が前記本体の手前側にいない状態であると判定し、前記庫内照明装置を消灯させる
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の加熱調理器。
  6. 加熱調理器の各種設定内容等を表示する表示手段を備え、
    前記制御手段は、前記庫内照明装置を点灯させている状態の場合には、前記表示手段の表示を消灯させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記制御手段は、前記本体の手前側で前記使用者が立っている状態と判定した場合、前記表示手段の表示を点灯させる
    ことを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
  8. 前記制御手段は、前記第1人感センサー及び前記第2人感センサーによる人の存在の有無の検出状態が所定時間持続した場合に、人の存在の有無を検出したものと判断する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の加熱調理器。
  9. 前記表示手段は、LED又は液晶パネルである
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の加熱調理器。
  10. 前記第1人感センサーは、前記本体の上面の手前側に設置され、
    前記第2人感センサーは、前記本体の前面に設置された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の加熱調理器。
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