JP2008226750A - 電磁調理器 - Google Patents

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光章 田渕
Masami Akesato
正巳 明里
Toshiya Nishimoto
俊也 西本
Makoto Yamamoto
山本  誠
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Abstract

【課題】 調理容器を載置する天板の下方に誘導加熱コイルを配置したものにおいて、炒め物調理時における安全性をより向上する事を目的とするものである。
【解決手段】 調理容器を載置する天板の下方に配設した誘導加熱コイルと、天板と誘導加熱コイルとの間に配置され調理容器の温度又は/及び誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサと、誘導加熱コイルの火力を設定する火力設定手段と、この火力設定手段や温度センサの出力等に基づいて誘導加熱コイルの火力を制御する制御手段を備えたものにおいて、この制御手段に、調理容器の温度上昇勾配から調理容器に収納された被調理物の種類を判定する被調理物判定手段を設けると共に、制御手段を、被調理物判定手段が被調理物を炒め物と判定した場合には、誘導加熱コイルの火力を予め設定した設定火力に設定する様に構成して成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調理容器を載置して加熱する天板の下方に誘導加熱コイルを配置すると共に、天板と誘導加熱コイルとの間に配置した温度センサの出力等に基づいて誘導加熱コイルの火力を制御する電磁調理器に関する。
天板の上に調理容器を載置すると共に、天板の下方に誘導加熱コイルを配置し、この誘導加熱コイルにて上記調理容器を加熱する電磁調理器では、例えば特許文献1に示される様に、天板と誘導加熱コイルの間に温度センサを配置し、この温度センサにて調理容器の温度を検出して誘導加熱コイルの火力を制御することで、調理容器を設定温度に加熱制御している。
又、従来は電磁調理器の最大火力は2KWが一般的であったが、調理時間の短縮化や誘導加熱コイルの性能アップにより、近年は3KWが主流となりつつある。そして誘導加熱は、ガスコンロと比較した場合、裸火がなく安全性が高いと言われているが、天ぷら油は約370〜380度Cで自然発火することは知られている。
特開2006−107814号公報
一方、電磁調理器において、フライパンに少量(例えば約10g)の油を入れて高火力(2KWを超える火力)で加熱を継続すると、油が自然発火を生じるという課題が発生している。又、電磁調理器では、上記特許文献1に示される様に、温度センサにて調理容器の温度を検出し、調理容器の温度上昇に応じて誘導加熱コイルの火力を段階的に低下させているが、火力を高火力に設定して加熱を開始した場合、調理容器の温度上昇に対して温度センサの検出温度が遅く、火力低下が遅れて天ぷら油が自然発火を生じるという問題がある。
尚、上記少量油による自然発火の場合、発火後約1分〜1分半程度で油が燃え尽きて自然鎮火するものの、自然発火そのものが好ましくないものである。
そこで本発明は、天ぷら油を使用する炒め物調理時における安全性をより向上する事を目的とするものである。
本発明の請求項1の構成は、調理容器を載置する天板と、この天板の下方に配設した誘導加熱コイルと、天板と誘導加熱コイルとの間に配置され調理容器の温度又は/及び誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサと、誘導加熱コイルの火力を設定する火力設定手段と、この火力設定手段や温度センサの出力等に基づいて誘導加熱コイルの火力を制御する制御手段を備えたものにおいて、この制御手段に、温度センサの出力から調理容器の温度上昇勾配を検出し、この温度上昇勾配から調理容器に収納された被調理物の種類を判定する被調理物判定手段を設けると共に、制御手段を、被調理物判定手段が被調理物を炒め物と判定した場合には、火力設定手段により設定された設定火力に係わらず、誘導加熱コイルの火力を予め設定した設定火力に設定する様に構成して成るものである。
本発明の請求項2の構成は、請求項1の構成において、制御手段を、被調理物判定手段が被調理物を炒め物と判定した場合には、過熱防止用に予め設定している上限温度を予め設定した所定温度低く設定する様に構成して成るものである。
本発明の請求項3の構成は、請求項1の構成において、制御手段を、被調理物判定手段により被調理物を炒め物と判定した場合に、この被調理物が予め段階的に設定した上限設定温度に上昇すると、誘導加熱コイルの上限火力を各上限設定温度に対応して予め段階的に設定した上限設定火力に設定すると共に、これらの上限設定火力を火力設定手段により設定可能な火力に設定して成るものである。
本発明の請求項4の構成は、請求項1〜3の何れかに記載の構成において、制御手段に音声報知手段を設けると共に、制御手段を、被調理物判定手段により被調理物を炒め物と判定した場合には音声報知手段により判定結果を報知する様に構成して成るものである。
本発明の請求項5の構成は、請求項4に記載の構成において、制御手段を、被調理物判定手段により被調理物を炒め物と判定時に、温度センサにて検出する被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇した場合には、音声報知手段により空焚き発生を報知する様に構成して成るものである。
本発明の請求項6の構成は、請求項5に記載の構成において、制御手段に調理器本体付近への人体の接近を検出する人体センサを設けると共に、制御手段を、被調理物判定手段が被調理物を炒め物と判定時し、かつ温度センサにて検出する被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇した時に、人体センサが人体の接近を検出しない場合には誘導加熱コイルへの通電を停止する様に構成して成るものである。
本発明の請求項1に記載の構成により、被調理物判定手段により被調理物が炒め物と判定した場合には、火力設定手段により設定された火力に係わらず誘導加熱コイルの火力を予め設定した設定火力に設定することで、この設定火力を例えば少量油を加熱しても自然発火を生じない火力に設定すれば、誤って少量油の加熱時に火力を高く設定されても、自然発火を防止し、安全性を向上する事が出来るものである。
本発明の請求項2に記載の構成により、被調理物判定手段が炒め物と判定した場合には、過熱防止用に予め設定している上限温度を所定温度低く設定することで、炒め物調理時における天板や誘導加熱コイルの過熱を確実に防止し、より安全性の高い制御を行う事が出来るものである。
本発明の請求項3に記載の構成により、被調理物判定手段が炒め物と判定した場合には、被調理物の温度上昇に伴って誘導加熱コイルの火力を段階的に低減すると共に、その低減時の火力を火力設定手段により設定可能な火力とすることで、炒め物調理時における安全性を向上すると共に、炒め物専用の火力を設定する場合に比較し、制御手段の構成を簡素化でき、かつ、火力を強制的に低減した場合の火力表示を、通常の火力表示を利用して表示する事が出来るものである。
本発明の請求項4に記載の構成により、被調理物判定手段が炒め物と判定した場合には音声報知手段により判定結果を報知することで、使用者に炒め物調理を行っている旨を知らせ、炒め物調理に適した火力設定を促すことで、より安全性を向上する事が出来るものである。
本発明の請求項5に記載の構成により、被調理物判定手段が炒め物と判定した場合に被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇した場合には、音声報知手段により空焚き発生を報知する様に構成したことで、高火力に設定して調理を行う頻度の高い炒め物調理時における安全性をより向上させる事が出来るものである。
本発明の請求項6に記載の構成により、被調理物判定手段が炒め物と判定した場合に被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇し、かつ人体センサが人体の接近を検出しない場合には誘導加熱コイルへの通電を停止することで、天ぷら油による発火の可能性が高い炒め物調理時における安全性をより向上出来るものである。
本発明による実施例を先ず図1に基づき説明すると、1はシステムキッチン等にドロップイン方式にて組み込んで使用される電磁調理器の調理器本体で、天面に耐熱ガラス製の天板2を装着していると共に、この天板の下方内部に、所謂左コンロと右コンロの熱源となる左右一対の誘導加熱コイル3,4とラジエントヒータ5を内蔵している。
一方、上記電磁調理器本体1の前面右側には操作パネル6を配設し、この操作パネルの左側にはグリル7用のグリル扉8を引き出し自在に配設し、かつ、上記操作パネル6には、シーソー式の電源スイッチ9と、複数の操作キー10・・と、プッシュプッシュ式で回転操作を行なう複数の操作摘み11・・等を配設している。尚、上記操作摘み11・・は、プッシュ操作により引き出すことで、誘導加熱コイル3,4やラジエントヒータ5への通電を開始し、押し込むと運転を停止し、引き出し位置で回転操作すると火力や調理時間、調理温度等を設定する様に構成し、左側の操作摘み11にて左の誘導加熱コイル3を操作し、中央の操作摘み11によりラジエントヒータ5を操作し、右側の操作摘み11により右の誘導加熱コイル4を操作する。
又、上記天板2の外周縁を天板枠12により押圧固定していると共に、この天板枠の前端部には静電容量の変化から入力操作を検出する非接触式のタッチキーにて構成した天面操作部13を配置し、かつ天板枠12の後端部左右には吸排気孔14,14を開口している。
一方、上記天面操作部13は、図2にても示す様にガラス板15の表面又は裏面に火力キー16・・、自動湯沸し調理用の湯沸しキー17,17、揚げ物調理用の揚げ物キー18,18、グリルキー19、グリル用メニューキー20、グリル用火力キー21のタッチ領域を印刷により配置し、これら各タッチキーへの入力操作は、ガラス板15の裏面に配置した図示しない操作用回路基板により検出し、この操作用回路基板にて、上記タッチ領域への指等の接触や近接による静電容量の変化により入力操作を検出する様に構成している。
図3は上記誘導加熱コイル3,4等への通電を制御する制御手段となる制御回路30の回路ブロック図の一部を示すもので、商用の200V電源31にリレー接点32を介して電源回路33を接続すると共に、この電源回路の出力にマイクロコンピュータにて構成した主制御回路34を接続し、かつ上記電源31には上記電源スイッチ9を介して電圧検知回路35を接続し、この電圧検知回路の出力を上記主制御回路34の入力ポートに接続し、この入力ポートには、上記操作パネル6に配置した操作キー10・・をキー検出回路43を介して接続している。
又、上記リレー接点32には入力電流検出回路36を介してインバータ回路37を接続し、かつこのインバータ回路の出力に上記誘導加熱コイル3,4と、このコイルへ供給される電流値を検出するコイル電流検出回路38を接続し、上記入力電流検出回路36の出力を主制御回路34の入力ポートに接続している。
更に上記主制御回路34の入力ポートには、上記操作パネル6の適所に装着した人体センサ39の出力を、人体検知回路40を介して接続している。
そして上記主制御回路34の出力ポートには、ヒータ駆動回路44を介して上記ラジエントヒータ5や、グリル7内に配置した上下グリルヒータ45,45を接続すると共に、冷却ファン駆動回路46を介して調理器本体1内に装着した冷却ファン47を接続し、かつ上記リレー接点32を作動するリレー駆動回路48を接続している。
又、上記主制御回路34の出力ポートには、LED駆動回路49を介して上記操作パネル6に配置した操作キー10・・のオン・オフ操作状態等を表示するLEDランプ50・・を接続している。
51は上記主制御回路34の出力ポートに接続した音声駆動回路で、出力にスピーカ52を接続し、主制御回路34の出力に基づいて、操作用の音声メッセージや、誤操作並びに異常発生時の注意メッセージを報知するものである。
更に、上記主制御回路34の入出力ポートには、各種データを記憶する不揮発性メモリにて構成したメモリ53や通信回路54を接続し、かつこの通信回路にはマイクロコンピュータにて構成した副制御回路60を接続している。
そして上記副制御回路60の入力ポートには、図4にて示す様に、温度検出回路61を介して誘導加熱コイル3,4の中央付近に配置した鍋底温度センサ62,62と、誘導加熱コイル3,4の上に配置してこれら誘導加熱コイルの温度を検出するコイル温度センサ63,63を接続していると共に、入出力ポートには、キー検出用マイクロコンピュータ66を介して上記操作部13の火力キー16・・、湯沸しキー17、揚げ物キー18等を接続し、これらキーへの指の接近による静電容量の変化にてこれらキーによる入力操作を検出する様に構成している。
又、上記主制御回路34には、上記鍋底温度センサ62,62やコイル温度センサ63,63からの温度データを上記副制御回路60を介して入力し、これら温度センサの検出温度に基づいて天板2の誘導加熱コイル3,4の上方に載置された調理容器22に収納された被調理物の種類を判定する被調理物判定手段64を設けている。
而して、誘導加熱コイル3,4を使用して加熱調理を行う場合の動作を説明すると、天板2の誘導加熱コイル3,4の上方に鍋等の調理容器22を載せた後(図4参照)、電源スイッチ9をオン操作し、次いで操作パネル6の摘み11をプュシュ操作して引き出して回転操作、又は操作部13の火力キー16・・にて火力を設定操作することで、これらの操作を主制御回路34並びに副制御回路60にて検出して誘導加熱コイル4への通電を開始して調理を開始する。
一方、上記主制御回路34並びに副制御回路60は、被調理物判定手段64にて上記加熱開始後、鍋底温度センサ62,62の出力にて調理容器22の温度を検出し、この温度が例えば1秒間に1度C上昇する場合には、調理容器22に入れられた被調理物の種類が「炒め物」と自動判定し、図5にて示す様に、加熱開始時の設定火力が例えば3KWの場合、判定した時点T1から誘導加熱コイル3,4の火力を例えば1500Wに低減する。
これにより、例えば調理容器22に少量の油を入れて炒め物調理を行いながら、誘導加熱コイル3,4の火力を2KW以上の高火力に設定して加熱を開始しても、鍋底温度センサ62,62の応答遅れによる少量油の発火を防止し、安全性を向上する事が出来るものである。
又、上記T1にて「炒め物」と判定した場合には、音声駆動回路51にて例えば「左コンロ炒め物です」とか、「左コンロ高温です」等の警告メッセージを報知する様に構成しており、これにより使用者に注意を促し、安全性を向上出来るものである。
一方、上記火力低減にも係わらず、被調理物の量が少ない場合や、使用者により被調理物の量に適した火力設定が行われなかった等の理由により、調理容器22の温度が更に上昇し、図5中のT2にて調理容器22の温度が予め設定した上限設定温度より上昇した場合には、誘導加熱コイル3,4の火力を、上記上限設定温度に対応して予め段階的に設定した上限設定火力に設定するものである。
図6は上記上限設定温度と上限設定火力の実施例を示すもので、上記主制御回路34並びに副制御回路60により被調理物が「煮物」と自動判定された場合と、「炒め物」と自動判定された場合とで上限設定温度を変えて設定し、これにより、天ぷら油の使用頻度が高い炒め物調理時の自然発火を防止している。
尚、上記図6に示す実施例では、上限設定火力である入力電力の設定値を、火力設定手段である上記摘み11・・や火力キー16・・から設定可能な火力に設定しているが、これに限定されることなく、これらの中間値に設定しても良く、煮物調理と炒め物調理で設定値を変更しても良い。
更に、上記被調理物の温度上昇に伴って誘導加熱コイル3,4の火力を段階的に低減し、例えば設定可能な最小火力(例えば300W)に設定しても被調理物の温度が上昇した場合には、人体検知回路40にて調理器本体1付近への人体の有無を検出し、人体が居ない場合には、誘導加熱コイル3,4への通電を停止すると同時に、音声駆動回路51にて「高温です」等の警告メッセージを報知し、人体が居る場合には300W規制による加熱を継続後、更に被調理物の温度が上昇して例えば260度C以上に上昇した場合に誘導加熱コイル3,4への通電を停止する。
尚、上記音声駆動回路51による報知は、人体検知回路40による人体の接近を検出した時に再度行っても良い。
これらの構成により、発火の可能性が高い炒め物調理を行っている場合には、煮物調理等より火力を低減する上限設定温度を下げることで、安全性をより向上すると共に、被調理物の温度が高温時に使用者が調理器本体1の周辺に居ない場合には加熱を停止することで、自然発火による危険性をより確実に回避する事が出来るものである。
上記実施例における上限設定温度、上限設定火力、人体検知時間等はこれらに限定されるものではなく、温度センサの感度や天板2の厚さや材質等に応じて適宜設定すれば良く、かつ、上記実施例では、鍋底温度センサ62,62の検出温度に基づいて制御を行っているが、コイル温度センサ63,63の出力、或いはこれら両方の出力に基づいて制御を行っても良い。
本発明の実施例を示す斜視図である。 同じく要部の平面図である。 同じく制御手段のブロック図である。 同じく要部の実施例を示す側面縦断面図である。 同じく火力と時間との関係を示すグラフである。 同じく上限設定温度と上限設定火力との対象図である。
符号の説明
2 天板
3 誘導加熱コイル
4 誘導加熱コイル
11 操作摘み(火力設定手段)
16 火力キー(火力設定手段)
22 調理容器
30 制御手段
39 人体センサ
51 音声駆動回路(音声報知手段)
62 鍋底温度センサ
63 コイル温度センサ
64 被調理物判定手段

Claims (6)

  1. 調理容器を載置する天板と、この天板の下方に配設した誘導加熱コイルと、上記天板と誘導加熱コイルとの間に配置され上記調理容器の温度又は/及び上記誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサと、上記誘導加熱コイルの火力を設定する火力設定手段と、この火力設定手段や上記温度センサの出力等に基づいて上記誘導加熱コイルの火力を制御する制御手段を備えたものにおいて、この制御手段に、上記温度センサの出力から上記調理容器の温度上昇勾配を検出し、この温度上昇勾配から上記調理容器に収納された被調理物の種類を判定する被調理物判定手段を設けると共に、上記制御手段を、上記被調理物判定手段が上記被調理物を炒め物と判定した場合には、上記火力設定手段により設定された設定火力に係わらず、上記誘導加熱コイルの火力を予め設定した設定火力に設定する様に構成した事を特徴とする電磁調理器。
  2. 上記制御手段を、上記被調理物判定手段が上記被調理物を炒め物と判定した場合には、過熱防止用に予め設定している上限温度を予め設定した所定温度低く設定する様に構成した事を特徴とする、上記請求項1に記載の電磁調理器。
  3. 上記制御手段を、上記被調理物判定手段により上記被調理物を炒め物と判定した場合に、この被調理物が予め段階的に設定した上限設定温度に上昇すると、上記誘導加熱コイルの上限火力を上記各上限設定温度に対応して予め段階的に設定した上限設定火力に設定すると共に、これらの上限設定火力を上記火力設定手段により設定可能な火力に設定した事を特徴とする、上記請求項1に記載の電磁調理器。
  4. 上記制御手段に音声報知手段を設けると共に、上記制御手段を、上記被調理物判定手段により被調理物を炒め物と判定した場合には、上記音声報知手段により判定結果を報知する様に構成した事を特徴とする、上記請求項1〜3の何れかに記載の電磁調理器。
  5. 上記制御手段を、上記被調理物判定手段により被調理物を炒め物と判定時に、上記温度センサにて検出する被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇した場合には、上記音声報知手段により空焚き発生を報知する様に構成した事を特徴とする、上記請求項4に記載の電磁調理器。
  6. 上記制御手段に調理器本体付近への人体の接近を検出する人体センサを設けると共に、上記制御手段を、上記被調理物判定手段が被調理物を炒め物と判定時し、かつ上記温度センサにて検出する上記被調理物の温度が予め設定した所定温度以上に上昇した時に、上記人体センサが人体の接近を検出しない場合には上記誘導加熱コイルへの通電を停止する様に構成した事を特徴とする、上記請求項5に記載の電磁調理器。
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