JP5366746B2 - 建物 - Google Patents
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Description
しかし、住宅となる建物においては、その床面積が必ずしも十分でない場合が多く、吹き抜けを設けることで、2階床面積が減少してしまうと、建物の使い勝手が悪くなる可能性がある。
また、浴室に吹き抜けを設け、吹き抜けの2階部分に物干し竿を配置可能とするとともに、吹き抜けの2階部分に採光と換気のための窓や天窓を設け、かつ、物干し作業を行う足場が形成されている建物が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この足場は、例えば、格子状の構造を有するものとなる。
また、浴室を吹き抜けとしてその2階部分を乾燥室とする場合に、浴室を使用すると、浴室だけではなく、吹き抜けの2階部分も湿度が高くなってしまい、窓や換気扇等で換気するものとしても、浴室使用後、しばらくは洗濯物の乾燥に適した湿度となりづらいという問題がある。
また、一般的な吹き抜けの2階床部分にグレーティングの床を設けて、グレーティングの床上を乾燥室とする場合も、湿度の高い空気が軽く上昇しやすいことなどから、洗濯物の乾燥に適した湿度とすることが難しいとともに、洗濯物に水が残っているような場合に、グレーティングの床から下の部屋に水滴が落ちるという問題がある。
前記乾燥室18は、下階(1階)と屋根裏に設けられたロフト22との間に設けられ、
前記下階と前記乾燥室18との間に前記下階の天井と前記乾燥室18の床とを兼ねるとともに、透光性と通気性を有する格子状パネル31が設けられ、
前記乾燥室18と前記ロフト22との間に前記乾燥室18の天井と前記ロフト22の床とを兼ねるとともに、透光性と通気性を有する格子状パネル31が設けられていることを特徴とする。
また、乾燥室18では、格子状パネル31によってロフト22側から採光が可能となり、乾燥室18の下階では格子状パネル31によって乾燥室18を介してロフト22からの採光が可能となる。
また、天井と床との両方に、格子による間隙が存在するので、例えば、棒の上下端部を間隙に挿入して棒を立てることができる。この際に、棒の両端をそれぞれ間隙に容易に差し入れられるように棒の一部や掛止部分が伸縮する構造となっていることが好ましい。
なお、格子状パネル31は、例えば、床材等に使われるグレーティングパネルであり、通常の住宅における死荷重や活荷重を十分に支持可能なものである。
また、多少雨が降っている状態でも、開放状態として、換気を行うことが可能となる。また、多少の雨でも換気が可能となる。
これにより、乾燥室18の湿度の低減と風の通過量の向上とを図り、より乾燥室18での乾燥能力を高めることができる。
また、乾燥室18に隣接して洗濯機用パン35を備える洗面室20が備えられているので、洗濯物の乾燥が容易となる。また、洗面室20がロフト22の窓に連通することになり、洗面室20の湿度の低下を図ることができる。
図1は本発明の第1実施形態の建物を示す屋根の傾斜方向に沿った縦断面図であり、図2は第1実施形態の建物を示す屋根の傾斜方向に直交する縦断面図であり、図3は第1実施形態の建物を示す1階の横断面図であり、図4は第1実施形態の建物を示す2階の横断面図であり、図5は第1実施形態の建物を示すロフトの横断面図である。
建物の1階の玄関6の屋内側が玄関土間7とされ、その奥(他方の妻面側)が玄関ホール8とされている。
玄関土間7の左側は、人が出入可能な物入れ9とされている。この物入れ9の奥がトイレ1aとされている。また、玄関土間7の右側は、作業場10となっており、日曜大工やガーデニング等の各種趣味で行われる作業のうち屋内で可能な作業を行うことができる。
なお、浴室19は、屋根裏と連通しておらず、ロフト22等の屋根裏の部屋に湿気が排出されないようになっている。
また、乾燥室18の右隣となる空間で折り返し階段13より一方の妻面側は、乾燥室18より低い位置に床がある踊り場12と、乾燥室18より高い位置に床がある低床ロフト23が配置されている。
折り返し階段13より右側には、洋間としての寝室24が配置されている。なお、寝室24の天井は、屋根に至る高さとされており、寝室24の上部が屋根裏に至るものとなっている。これにより、寝室24の天井は、斜めとなるが通常の天井より屋根裏を含む分だけ高いものとなっている。
そして、洗面室20、廊下21およびクローゼット25の他方の妻面側には、左右に長い洋間26が設けられている。洋間26は、例えば、子供部屋として用いられるものであり、子供の人数や成長に対応して間仕切りして使用可能となっている。
また、棟で高い方の屋根面3の下側で一方の妻面側には、棟側から折り返し階段13に繋がる低床ロフト23と、乾燥室18の上となるロフト22が配置されている。また、折り返し階段13は、低床ロフト23の部分でさらに折り返して上に向かうようになっており、収納ロフト36に接続されている。
低床ロフト23は、例えば、書斎等として使用されるもので、上部に上述の切妻屋根2の段差1に形成された天窓5が配置された状態となっている。
収納ロフト36は、切妻屋根2の他方の妻面側の棟の下側に設けられ、いわゆる屋根裏収納として用いられる部分である。
そして、玄関土間7および玄関ホール8の天井となり、乾燥室18の床となる部分に格子状パネルとしてのグレーティングパネル31が配置されている。グレーティングパネル31は、床材として配置されるもので、乾燥室18の床にかかる活荷重および死荷重を支持可能な構成となっている。
また、乾燥室18の天井となり、ロフト22の床となる部分に格子状パネルとしてのグレーティングパネル31が配置されている。グレーティングパネル31は、上述の乾燥室18の床となるグレーティングパネル31と同じものとなる。
このように乾燥室18の床と天井とがグレーティングパネル31からなることにより、乾燥室18は、下から上もしくは上から下に通気が可能となっており、乾燥室18の自然乾燥の乾燥能力が高められるようになっている。
すなわち、乾燥室18は、その上下の空間とグレーティングパネル31を介して通気可能となっているとともに、乾燥室18の上下の空間は、それぞれ空気の導入と排気が可能となっているので、乾燥室18に空気を通すことになり、被乾燥物の乾燥が容易となる。
また、天窓5からも斜めに入射した光がロフト22に至るようになっている。この光も反射等により、グレーティングパネル31を介して、乾燥室18と、玄関土間7および玄関ホール8に至るようになっている。
また、ロフト22においても、空気が流れるとともに、天窓5および排熱塔27から直接的に採光ができるため、ロフト22を乾燥室として使用でき、採光性が乾燥室18より優れることから、布団等の寝具の乾燥に適している。ロフト22には、例えば、切妻屋根2の下面側の天井となる部分に、布団等の寝具を掛けるための物干し竿が固定されていることが好ましい。
また、排熱塔27は、上部開口の透明板28が嵌め殺しとなっているとともに側面に排気口29が設けられている。したがって、多少の雨であったら、開閉部材30を開放状態に保持して換気を行うことが可能である。
これにより、ロフト22を含む屋根裏空間の換気が可能となるとともに、天窓43は、第1実施形態の天窓5および排熱塔27と同様に機能し、乾燥室18に風を通すことが可能となり、乾燥室18の乾燥能力を高めることができる。
また、第2実施形態においても乾燥室18の天井および床がグレーティングパネル31により構成されており、第1実施形態と同様の効果を奏するものとなっている。
また、建物内の各部屋等の配置は、乾燥室18が下階とロフト22との間に設けられ、乾燥室18の天井と床がグレーティングパネル31とからなるものであれば、上記例と異なる配置となっていてもよい。
5 天窓(屋根の窓)
6 玄関
7 玄関土間(下階の部屋)
8 玄関ホール(下階の部屋)
11 低天井収納室
12 踊り場
13 折り返し階段
14 居室(下階の窓を有する部屋)
18 乾燥室
20 洗面室
22 ロフト
23 低床ロフト
27 排熱塔(屋根の窓)
31 グレーティングパネル(格子状パネル)
32 窓
33 開口部
34 開口部
35 洗濯機用パン
40 切妻屋根
43 天窓(屋根の窓)
Claims (5)
- 洗濯物等の被乾燥物の乾燥に用いられる乾燥室を備えた建物であって、
前記乾燥室は、下階と屋根裏に設けられたロフトとの間に設けられ、
前記下階と前記乾燥室との間に前記下階の天井と前記乾燥室の床とを兼ねるとともに、透光性と通気性を有する格子状パネルが設けられ、
前記乾燥室と前記ロフトとの間に前記乾燥室の天井と前記ロフトの床とを兼ねるとともに、透光性と通気性を有する格子状パネルが設けられていることを特徴とする建物。 - 前記下階の前記乾燥室の下方となる位置には、玄関の屋内側の玄関土間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建物。
- 屋根の前記ロフト上方となる部分には、換気のために開閉自在で、開閉状態にかかわらず屋内側への雨滴の落下を抑止できる窓が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の建物。
- 前記下階からその上の上階に至るとともに途中に踊り場を有する折り返し階段を備え、
前記踊り場の床が前記下階の床と前記乾燥室の床との間の高さ位置とされ、
当該踊り場が前記乾燥室に隣接するとともに下階の窓を有する少なくとも一つの部屋に隣接し、
当該踊り場と前記乾燥室との間にこれら踊り場と乾燥室とを連通させる開口部が形成され、
前記踊り場と前記下階の前記部屋との間にこれら踊り場と前記下階の前記部屋とを連通する開口部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の建物。 - 前記踊り場の下が前記下階より天井の低い低天井収納室とされ、前記踊り場が居住者の共有領域とされ、前記踊り場の上が屋根裏に設けられるとともに、前記ロフトより床の高さ位置が低い低床ロフトとされ、
前記乾燥室に隣接して洗濯機用パンが備えられた洗面室が設けられ、前記洗面室の上部が前記ロフトに連通する屋根裏空間に開放されていることを特徴とする請求項4に記載の建物。
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