JP2014084586A - 住宅 - Google Patents

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隆博 小久保
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Abstract

【課題】 冬季に半屋外空間側からの日光を屋内空間に多く取り込むとともに、半屋外空間においては夏季の日光を遮る量を従来より増やすことができ、さらに屋内空間においては開放的で居心地のよい居住空間を居住者に与え、また半屋外空間においても開放的ながらも安心感のある休憩スペースを有する住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】 中間階に設けられた屋内空間3と半屋外空間2とを備え、屋内空間3は、2面が半屋外空間2と隣接し、当該2面に隣接して上階に吹き抜け、住宅1は、上階の天井高さと略同じ高さにおいて半屋外空間2の床5を覆うように突出している突出部4と、半屋外空間2の床5から突出部4まで略鉛直方向に延びている柱体6〜8とをさらに備え、中間階及び上階において上記2面にわたって屋内空間3と半屋外空間2との境界に開口部16a,17a,18,19が設けられている住宅1。
【選択図】図4

Description

本発明は、住宅に関し、さらに詳しくは、冬季の日光を多く取り込むとともに、夏季の日光を多く遮るための住宅に関する。
従来、3階と4階とで1つの住戸を構成している集合住宅が開示されている(例えば、特許文献1)。上記住戸では、4階の床が、吹き抜け部を残して設けられ、3階の床の外側への延長線上に、屋内空間の一面のみに隣接したバルコニーを形成しており、このバルコニーの上方からの日光を吹抜け部に取り入れることによって、採光を良くすることができる。特に、冬季の日光を多く取り込むことによって、室内の暖房効果が得られる。
特開2002−54313号公報
しかしながら、上記住戸では、バルコニーの床から当該バルコニーの屋根を支持するものが無いため、夏季の日光を多く遮るために当該バルコニーの屋根を屋外方向に延ばすことが構造上制限されていた。また、上記住戸では、屋内空間の一面のみにバルコニーが隣接しているため、屋内空間における居住者の開放感が軽減されてしまう。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、冬季に半屋外空間側からの日光を屋内空間に多く取り込むとともに、半屋外空間においては夏季の日光を遮る量を従来より増やすことができ、さらに屋内空間においては開放的で居心地のよい居住空間を居住者に与え、また半屋外空間においても開放的ながらも安心感のある休憩スペースを有する住宅を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る住宅は、1階よりも上の階において、中間階と当該中間階に連続する上階との2階層を有する住宅であって、前記住宅は、前記中間階に設けられた屋内空間と半屋外空間とを備え、前記屋内空間の床と前記半屋外空間の床とが略同一面上にあり、前記屋内空間は、当該屋内空間の2面が前記半屋外空間と隣接し、当該2面に隣接して前記上階に吹き抜けており、前記住宅は、前記上階の天井高さと略同じ高さにおいて前記半屋外空間の床を覆うように突出している突出部と、前記半屋外空間の床から前記突出部まで略鉛直方向に延びている柱体とをさらに備え、前記中間階及び前記上階において上記2面にわたって前記屋内空間と前記半屋外空間との境界に開口部が設けられていることを特徴としている。
第2の発明に係る住宅は、上記構成に加え、前記開口部が、前記中間階及び前記上階において前記屋内空間と前記半屋外空間との境界の略全体にわたって設けられていることを特徴としている。
第3の発明に係る住宅は、上記構成に加え、前記突出部が、平面視において前記半屋外空間の床の略全面を覆っていることを特徴としている。
第1の発明に係る住宅によれば、前記柱体が、前記半屋外空間の床から前記上階の天井高さと略同じ高さの突出部まで延びており、前記半屋外空間が前記中間階及び前記上階の2階層にわたっている。また、前記屋内空間は、前記上階に吹き抜けており、前記中間階及び前記上階において前記屋内空間と前記半屋外空間との境界に開口部が設けられている。このような構成により、2階層にまたがって半屋外空間の上方からの日光を屋内空間に取り入れることによって、特に冬季の日光を多く取り込むことができる。さらに、前記柱体が、前記半屋外空間の床から前記突出部まで略鉛直方向に延びており、前記突出部を支持可能に構成されているため、半屋外空間の突出部を屋外方向に延ばすことを可能にすることによって夏季の日光を多く遮ることができる。また、突出部を壁などの面材によって支持する場合と比べて、突出部を支持している柱体は、遮光性が少ないため、冬季の日光を遮光することなく、多く取り入れることができる。
また、前記半屋外空間の突出部を屋外方向に延ばした場合であっても、前記半屋外空間は、2階層にわたっているため、前記半屋外空間から上方への視界が広角になり、視野が広がる。さらに、半屋外空間の外面は2方向にわたっているため、前記半屋外空間から左右方向への視界が広角になり、視野が広がる。このため、前記半屋外空間からの視界は上方及び左右方向において広範囲に広がるため、空や自然を多く感じ、外とのつながりを多くすることができる。また、前述のように前記半屋外空間の突出部を屋外方向に延ばすことにより、居住者が、半屋外空間においても開放的ながらも安心感のある休憩スペースとして当該半屋外空間を利用することができる。また、前記屋内空間は、当該屋内空間の2面が前記半屋外空間と隣接し、当該2面に隣接して前記上階に吹き抜けており、前記中間階及び前記上階において上記2面にわたって前記屋内空間と前記半屋外空間との境界に開口部が設けられているため、前記屋内空間において、上記2面かつ2階層にわたって、前記半屋外空間を介して外とのつながりを多くすることができ、開放的で居心地のよい居住空間を居住者に与えることができる。
第2の発明に係る住宅によれば、前記開口部が、前記中間階及び前記上階において前記屋内空間と前記半屋外空間の上方空間との境界の略全体にわたって設けられている。このような構成により、2階層かつ2方向にまたがって半屋外空間の上方からの日光を屋内空間に一層多く取り入れることが可能であり、特に冬季の日光を一層多く取り込むことができる。
第3の発明に係る住宅によれば、前記突出部は、平面視において前記半屋外空間の床の略全面を覆っているため、入射角の大きい夏季の日光を一層多く遮ることができる。
本発明に係る住宅1の一例を示す概略正面図である。 本発明に係る住宅1の一例を示す概略側面図である。 本発明に係る住宅1の一例を示す概略平面図である。 本発明に係る住宅1の一例において半屋外空間2を中心に拡大した概略斜視図である。 (a)〜(c)の各々は、図1の住宅1をA−A、B−B及びC−Cの切断線によりそれぞれ切断した場合の一例を示す断面図である。 図3の住宅1をD−D切断線により切断した場合の一例を示す斜視断面図である。
本発明に係る住宅の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明に係る住宅1は、3階層以上の階層を有する住宅1である。ここでは、住宅1は、図1〜図3に示すように、3階建ての略立方体形状の戸建て住宅であり、最上階の3階と最下階の1階との間に中間階として2階を有している。住宅1は、図6に示すように、2階に床3aを有する屋内空間3を備え、当該床3aの屋外方向への略延長線上に床5を有する半屋外空間2をさらに備えている。つまり、屋内空間3の床3aと半屋外空間2の床5とは、略同一面上にある。
半屋外空間2は、2階に床5を有し、2階及び3階にわたって広がっている、床5の上方空間を有している。当該半屋外空間2は、図4及び図5(b)に示すように、住宅1の外周面のうちの正面及び一側面に沿って設けられ、平面視においてL字状に形成されている。当該半屋外空間2の床5は、住宅1の外壁12の一部である正面外壁13a及び側面外壁13bから屋外側に向かってそれぞれ張り出した部分である正面側床5a及び側面側床5bを有している。これらの正面側床5a及び側面側床5bは、平面視において矩形状をそれぞれ呈し、互いに略直角に交わることによって角床5cを形成している。ここでは、正面外壁13aの外面が、略南の方角を向いており、側面外壁13bの外面が、略東の方角を向いている。
屋内空間3は、図5(b)及び図6に示すように、2階に配置された空間であり、当該屋内空間3の上方が、図5(b)において2点鎖線で示すように、2階から3階にまたがって吹き抜けている。屋内空間3は、平面視において、矩形状に形成されるとともに、その外縁のうち、屋外側の略直交する2辺が正面外壁13a及び側面外壁13bによってそれぞれ画定されている。つまり、屋内空間3は、当該屋内空間3の正面及び一側面の2面が半屋外空間2と隣接し、当該2面に隣接して2階から3階に吹き抜けている。ここでは、屋内空間3は、居室内における空間であり、当該居室には、椅子14及びテーブル15が設置されており、屋内空間3は、居住者等が団らんすることができる空間となっている。
また、正面外壁13a及び側面外壁13bには、図4に示すように、屋内空間3と半屋外空間2との間を相互に移動可能にするための正面戸16及び側面戸17が設けられている。これにより、居住者等は、正面戸16を介して屋内空間3の床3a上から半屋外空間2の正面側床5a上に移動可能であり、側面戸17を介して屋内空間3の床3a上から半屋外空間2の側面側床5b上に移動可能である。
正面戸16及び側面戸17には開口部16a,17aがそれぞれ設けられており、正面外壁13aにおける正面戸16の上方には開口部18が設けられ、側面外壁13bにおける側面戸17の上方には開口部19が設けられている。開口部16a及び開口部18は、正面外壁13aにおいて、2階及び3階にわたって設けられており、ここでは、開口部16aが2階に設けられ、開口部18が3階に設けられている。また、開口部17a及び開口部19は、側面外壁13bにおいて、2階及び3階にわたって設けられており、ここでは、開口部17aが2階に設けられ、開口部19が3階に設けられている。これにより、2階及び3階の2階層にわたって、半屋外空間2を介した屋内空間3への採光、通風等を住居1の正面側及び一側面側の2方向から行うことができる。なお、開口部16a,17a,18,19には、開閉可能な窓、はめ殺しの窓等が設けられている。
住宅1は、3階の上側において、略水平方向に設けられた陸屋根、又は緩勾配に設けられた勾配屋根である屋根9をさらに備えている。屋根9には、半屋外空間2の上方において屋内側から屋外側に向かって突出している突出部4が設けられており、屋内空間3への夏季における日差し、半屋外空間2への雨等を防いでいる。
突出部4は、3階の天井高さと略同じ高さに設けられ、略水平方向において屋外側に延び、平面視において半屋外空間2の床5の略全体を覆っている。ここでは、突出部4は、半屋外空間2の上方において、屋根9が正面外壁13a及び側面外壁13bの各々の屋外側端部から屋外側に向かって略水平方向に延びていることによって形成された軒10と、住宅1の正面及び側面において軒10の屋外側端部から屋外側に向かって略水平方向に張り出している庇11とを有している。
軒10は、例えば、略水平方向における長さ、すなわち正面外壁13a及び側面外壁13bから当該軒10の屋外側端部までの各長さが、それぞれ1m50cm以上である。また、庇11は、例えば、略水平方向における長さ、すなわち住宅1の正面及び側面において軒10の屋外側端部から当該庇11の屋外側端部までの各長さが、それぞれ45cm以上である。
住宅1は、半屋外空間2の床5から上方に向かって立設されるとともに、突出部4を支持している柱体6〜8をさらに備えている。各柱体6〜8は、いわゆる独立柱であり、当該各柱体6〜8の幅方向、すなわち厚み方向において壁とは独立した柱である。当該各柱体6〜8は、正面側床5a、角床5c及び側面側床5bから略鉛直方向上方に向かって突出部4までそれぞれ延びている。ここでは、各柱体6〜8は、略円柱形状を有しており、例えば、当該各柱体6〜8の厚み、すなわち水平方向断面の差し渡しは20cm以下である。なお、各柱体6〜8の厚みは、当該各柱体6〜8に加わる突出部4の荷重、当該各柱体6〜8に取り付けられる耐火被覆の厚み等に応じて適宜調整されるものである。
本実施の形態による住宅1では、半屋外空間2が、少なくとも2階層にまたがって設けられており、屋内空間3が半屋外空間2に面して配置され、屋内空間3の上方が半屋外空間2と同じ階層にまたがって吹き抜けている。また、2階及び3階において屋内空間3と半屋外空間2の上方空間との境界に位置している外壁12に開口部16a,17a,18,19が設けられている。このような構成により、図6に示すように、2階層以上にまたがっている半屋外空間2からの日光を当該半屋外空間2と同じ階層にまたがって吹き抜けている屋内空間3に取り入れることによって冬季の日光Wを多く取り込むことができる。また、屋内空間3は、上方が、半屋外空間2に隣接している正面側及び一側面側において3階に吹き抜けているため、屋内空間3への冬季の日光Wの取り込みを正面側及び一側面側の2方向から行うことができる。
さらに、各柱体6〜8が、半屋外空間2の床5から上方に向かって立設され、当該半屋外空間2の上方において屋内側から屋外側に向かって突出している突出部4を支持している。このような構成により、半屋外空間2の突出部4を屋外方向に延ばすことを可能にすることによって、入射角の大きい夏季の日光Sを多く遮ることができる。また、突出部4を壁などの面材によって支持する場合と比べて、突出部4を支持している各柱体6〜8は、遮光性が少ないため、冬季の日光Wを遮ることなく、多く取り入れることができる。
また、半屋外空間2の突出部4を屋外方向に延ばした場合であっても、前記半屋外空間2は、2階層にわたっているため、半屋外空間2から上方への視界が広角になり、視野が広がる。さらに、半屋外空間2の外面は住宅1の正面及び一側面の2方向にわたっているため、半屋外空間2から左右方向への視界が広角になり、視野が広がる。このため、半屋外空間2からの視界は上方及び左右方向において広範囲に広がるため、空や自然を多く感じ、外とのつながりを多くすることができる。また、前述のように半屋外空間2の突出部を屋外方向に延ばすことにより、居住者が、半屋外空間2においても開放的ながらも安心感のある休憩スペースとして当該半屋外空間2を利用することができる。また、屋内空間3は、当該屋内空間3の正面及び一側面の2面が半屋外空間2と隣接し、当該2面に隣接して3階に吹き抜けており、2階及び3階において上記2面にわたって屋内空間3と半屋外空間2との境界である外壁12に開口部16a,17a,18,19が設けられているため、屋内空間3において、上記2面かつ2階層にわたって、半屋外空間2を介して外とのつながりを多くすることができ、開放的で居心地のよい居住空間を居住者に与えることができる。
また、開口部16a,17a,18,19が、2階及び3階において屋内空間3と半屋外空間2の上方空間との境界に位置している外壁12の略全体にわたって設けられている。このような構成により、2階層かつ2方向にまたがって半屋外空間2の上方からの日光を屋内空間に一層多く取り入れることが可能であり、特に冬季の日光Wを一層多く取り込むことができる。
また、突出部4は、平面視において半屋外空間2の床の略全面を覆っているため、入射角の大きい夏季の日光Sを一層多く遮ることができる。
また、突出部4が、略水平方向に張り出している。このような構成により、突出部4が水平方向に対して大きく傾いた方向に張り出している場合と比べて、入射角の小さい冬季の日光Wを多く取り入れることができる。また、突出部4が略水平方向に張り出していることによって、突出部4を屋外方向に延ばした場合であっても、入射角の小さい冬季の日光Wを遮ってしまうのを抑制することができる。
また、突出部4が、半屋外空間2の上方において屋根9が延設されて形成された軒10を有している。このような構成により、屋根9が住宅1の本体と柱体6〜8とによって支持されているため、半屋外空間の庇を住宅の外壁に単に取り付けた場合と比べて、当該屋根9の軒10を有している突出部4を一層屋外方向に延ばすことが可能である。これにより、夏季の日光Sを一層多く遮ることができる。また、突出部4が、前記軒10の屋外側端部から屋外方向に張り出している庇11をさらに有している。このような構成により、軒10と別体としての庇11を当該軒10の屋外側端部に設けており、夏季の日光Sをより多く遮ることができる。
なお、住宅1は、いわゆる2世帯住宅又は2世代住宅であっても良く、中央階である2階の屋内空間3が、親世帯と子世帯とが集まって団らんすることができる居室内の空間として用いられるものであっても良い。例えば、1階は、親世帯の居住空間として用いられ、図5(a)に示すように、玄関20、居室21、寝室22等が配置され、2階は、親世帯及び子世帯の共有空間として用いられ、図5(b)に示すように、台所23、食堂24、居室としての屋内空間3、浴室25等が配置され、3階は、子世帯の居住空間として用いられ、図5(c)に示すように、寝室26、広間27等が配置されていても良い。また、図1、図2及び図5(a),(b)に示すように、2階の半屋外空間2の下階に配された下方空間28は、2階が1階よりも張り出すことによって当該空間が広くなるように設計された形式、すなわちオーバーハングによって形成された空間であっても良く、当該空間は、例えば、ガレージとして用いるのに適している。
なお、本実施の形態による住宅1では、各柱体6〜8が、略円柱形状を有している場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、各柱体6〜8は、水平方向断面が、楕円状、矩形状、星形状等であっても良い。また、住宅1が柱体を3つ備えている場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、住宅1が柱体を1つ、2つ又は4つ以上備えていても良く、柱体は、半屋外空間2の床5から立設されていれば、半屋外空間2における立設場所も限定されない。また、異なる柱体が、突出部4の軒10と庇11とをそれぞれ支持しているものであっても良い。
また、突出部4が、屋根9が延びていることによって形成された軒10を有している場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、突出部4が、屋根9とは別体のものであり、半屋外空間2の上方において外壁12から屋外方向に延びている庇であっても良い。
また、半屋外空間2が、平面視においてL字状に形成されている場合の例について説明したが、本発明がこれに限られるものではないことは勿論である。例えば、半屋外空間2は、平面視においてコの字状、ロの字状等であっても良い。
なお、本発明の実施形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る住宅1は、冬季の日光を多く取り込むとともに、夏季の日光を多く遮るための住宅として用いることができる。
1 住宅
2 半屋外空間
3 屋内空間
3a,5 床
4 突出部
6〜8 柱体
9 屋根
16a,17a,18,19 開口部

Claims (3)

  1. 1階よりも上の階において、中間階と当該中間階に連続する上階との2階層を有する住宅であって、
    前記住宅は、前記中間階に設けられた屋内空間と半屋外空間とを備え、
    前記屋内空間の床と前記半屋外空間の床とが略同一面上にあり、
    前記屋内空間は、当該屋内空間の2面が前記半屋外空間と隣接し、当該2面に隣接して前記上階に吹き抜けており、
    前記住宅は、前記上階の天井高さと略同じ高さにおいて前記半屋外空間の床を覆うように突出している突出部と、
    前記半屋外空間の床から前記突出部まで略鉛直方向に延びている柱体とをさらに備え、
    前記中間階及び前記上階において上記2面にわたって前記屋内空間と前記半屋外空間との境界に開口部が設けられていることを特徴とする住宅。
  2. 前記開口部が、前記中間階及び前記上階において前記屋内空間と前記半屋外空間との境界の略全体にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の住宅。
  3. 前記突出部は、平面視において前記半屋外空間の床の略全面を覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の住宅。
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