JP5358569B2 - 弾性クランピングカラー用の自動発動締め付けシステム - Google Patents

弾性クランピングカラー用の自動発動締め付けシステム Download PDF

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Description

本発明は、ベルトを有するクランプカラーを備えたクランプシステムであって、前記ベルトが、該ベルトの直径を大きくすることによって前記カラーをクランプ対象部の周囲に設置可能にする開形状から、クランプする目的で前記直径が小さくなる閉形状に弾性変形可能であり前記開形状及び閉形状をとるのに適している、クランプシステムに関する。
このような、開形状から閉形状にするのみで自動的にクランプ可能になるクランプカラーは非常に使いやすい。
例えば、前記カラーは、バネを形成するストリップ材を、2つの端部が軸方向に重なるようループ状にして成っており、前記2つの端部を互いに対して動かすことによって重複部分を短くし、前記カラーを閉形状から開形状にする。これにより前記カラーは前記開形状になり、前記カラーの端部は適当な距離分、互いに離間する。締め付けを行う場合は、前記端部を解除して前記カラーを閉形状すればよい。
しかし、一般に前記カラーは、その2つの端部を例えばプライヤー型の道具、又は、取り外し可能なステープル用いて、開形状に維持される。一旦前記カラーをクランプ対象物の周りに設置した後、前記カラーを閉形状にするには、作業者が前記道具の解除、又は、前記ステープルを除去しなければならない。
また、前記カラーを開形状に保持した状態で、前記カラーをクランプ対象物の周囲に正しく設置することが困難な場合がある。
本発明の目的は、前記カラーをクランプ対象物の周囲に設置しやすく、且つ、クランプ対象物の周囲に一旦設置された前記カラーを前記開形状から前記閉形状にしやすいクランプシステムによって、前記カラーの装着を行いやすくすることである。
上記目的を達成するために本発明のクランプシステムは、カラーを設置する装置を更に備え、該装置は、前記カラーで囲むのに適した支持リングと、エキスパンダーとを備え、前記エキスパンダーは前記リングと協働して、まず前記エキスパンダー及び前記リングが安定した第1相対位置にあるとき、前記リングを、該リングを囲む前記カラーが共に前記開形状になる、前記開形状に保持し、次に前記エキスパンダー及び前記リングが第2相対位置にあるとき、前記リングを囲む前記カラーからの弾性戻り力を受けて、前記リングが収縮し前記クランプシステムが締まるように構成されている。
従って、前記カラーを設置する際には、前記エキスパンダーによって前記支持リングを開形状に保持しながら、前記カラーを前記支持リングの周囲に配置する。前記エキスパンダー及び前記支持リングの前記第1相対位置は安定位置であり、つまりこれら二つの要素は外部からの駆動を受けない限り、自然に前記カラーを前記開形状に保持するのに必要なこの位置になる。クランピングを行うには、前記カラー、前記支持リング、及び、前記エキスパンダーを含む組立品を一まとまりとして扱い、クランプ対象物の周囲に設置し、その後、クランピングが実行できるように前記エキスパンダー及び前記リングを第2相対位置に移動させればよい。
本発明によると、前記カラーは、直接クランプ対象物を囲むのではなく(直接接触するのではなく)、前記支持リングを囲み、当該リングを締め付けて縮めることによって前記リングに伝わるクランプ力により前記物体をクランプする。
前記支持リング及び前記エキスパンダーが、お互いに対して軸方向、好ましくは前記エキスパンダーが前記リングを貫通する方向に移動し、前記第1及び第2相対位置の間を移動するのに適していると有利である。
このような軸方向の移動は単純に且つ簡易に行うことが出来る。
二つの部材を互いに嵌合させてなる組立品に対してクランピングを行うには、前記支持リング及び前記エキスパンダーにそれぞれ前記二つの部材の一つと協働するのに適した当接面が設けられていることが有利である。前記クランプシステムを前記部材の一つの周囲に配置して、前記部材を互いに組み合わせると、前記支持リング及び前記エキスパンダーが第1相対位置から第2相対位置に移動する。二つの当接面は、それぞれ前記支持リング及び前記エキスパンダーに設けられたショルダー部であることが好ましい。
このとき、前記リング及び前記エキスパンダーを第1相対位置から第2相対位置へ移動させる動作は、前記カラーによって締め付けられた二つの部材を互いに嵌合させる動作に引き続いて行われるものであってもよい。具体的には、上記当接面によって、二つの部材を互いに嵌合させたままで、本発明の前記クランプシステムを二つの部材のうちの1つの周囲に軸方向に設置することが可能になる。この互いに嵌合させる動作が完了した時点では、前記二つの部材は互いに対して動かなくなるが、嵌合方向に互いに対して移動させ続けることによって、前記リング及び前記エキスパンダーを第1相対位置から第2相対位置へ移動させることができ、前記カラーを締めることができる。
二つの部材を互いに嵌合させてなる組立品に対してクランピングを行うには、前記支持リングと前記エキスパンダーとの二つの要素のうちの一つには、前記部材が他方の部材と組み合わせられる前に、前記組立品の二つの部材のうちの一つに配置して、前記クランプシステムを前記部材に保持可能とするのに適した保持部が設けられていることが有利である。当該保持部によって、前記2つの部材を連結する前に、本発明のシステムを前記部材のうちの一つにあらかじめ組み付けておくことが可能となる。従って、前記2つの部材を組み合わせる前に、あらかじめ組み立てられたクランプシステムと、該当する部材をひとまとめにして搬送し取り扱うことができる。
前記支持リングが、軸方向の溝によって画定される軸壁セクターを少なくとも1つ有しており、前記エキスパンダーは、前記溝に挿入されて前記溝の縁部を互いに離間させることにより前記リングを開形状に保持するのに適したスプレッダーヘッドを少なくとも1つ有していることが有利である。
また、前記溝は、前記軸方向に交互に配置された幅広区域と狭小区域とを有し、前記スプレッダーヘッドは、前記狭小区域と協働して前記リングを開形状に保持し、前記幅広区域と協働して前記リングを収縮可能にするのに適していることが有利である。
前記軸方向の溝及び前記スプレッダーヘッドが接触する接触面は、前記リングを安定的に前記開形状に保持するような角度に位置している。特に、前記面は、軸方向に角度的に位置合わせされている。
前記スプレッダーヘッドは、前記スプレッダーヘッドが前記幅広区域と協働している間、前記溝の前記狭小区域と協働するのに適した薄肉部を有する軸方向ステーブに形成されていることが有利である。
この状態で、前記支持リング及び前記エキスパンダーが互いに組み合わせられ、前記エキスパンダーの前記スプレッダーヘッドが前記支持リングの前記軸方向の溝に収まる。前記支持リング及び前記エキスパンダーを互いに対して軸方向へ動かすだけで、前記リングが収縮形状となるように前記スプレッダーヘッドを前記溝に対して動かすことができる。
本発明はまた、クランプ対象物にクランプカラーを設置する装置に関する。
本発明の目的は、上で示されたカラーが自動的に締まりやすくなる装置を提案することである。
このために、本発明によると、クランプ対象物にクランプカラーを設置する前記装置は、前記カラーで囲むのに適した支持リングと、エキスパンダーとを備え、前記エキスパンダーは前記リングと協働して、まず前記エキスパンダー及び前記リングが安定した第1相対位置にあるとき、前記リングを、該リングを囲む前記カラーが共に、前記カラーの直径を大きくして前記カラーをクランプ対象部の周りに設置可能にする前記開形状となる、前記開形状に保持し、次に前記エキスパンダー及び前記リングが第2相対位置にあるとき、前記リングが収縮するように構成されている。本発明及び本発明の利点は、以下に非限定的な例として詳述する本発明の実施形態によって、より明確になるであろう。以下の記載は以下に記す添付の図を参照している。
本発明の第1実施形態に係るクランプシステムを示す斜視図であって、別々になった支持リング、エキスパンダー、及び、カラーを示す図である。 前記クランプシステムにおいて、前記カラー(点線)が、前記エキスパンダーによって前記開形状に維持される支持リングの周囲に配置された状態を示す斜視図。 図2と同じ位置にあるクランプシステムを、軸方向の平面IIIに沿った断面図であって、パイプの端部が前記エキスパンダーに挿入されている状態を示す図。 図2に類似する図であって、前記支持リング、及び、前記エキスパンダーが第2相対位置にあって前記リングが収縮形状になっている状態を示す図。 図3に対応する図であって、図4と同じ状態にあるクランプシステムを示す図。 図5の平面VI−VIに沿った断面図。 第1実施形態における、前記支持リング、及び、前記エキスパンダーを有する組立品の一例を示す図。 図2に対応する、第2実施形態の部分斜視図。 第2実施形態において用いられる前記エキスパンダーの斜視図。 図4と同じ状況にある、前記第2実施形態のクランプシステムを示す部分斜視図。 第2実施形態における、前記支持リング、及び、前記エキスパンダーを有する組立品の一例を示す図 第3実施形態における、前記支持リング、及び、前記エキスパンダーを有する組立品を、直径方向の平面に沿って切断した様子を示す斜視図。 第3実施形態の前記組立品と締め付け状態にあるカラー(点線)を示す図。
図1には、1周より多く巻かれたベルト12、及び、軸方向に互いに重なる二つの端部14・16を有するクランプカラー10が示されている。つまり、前記ベルトの軸A(軸方向を定義づける軸)を含む平面であって、端部14・16の両方を横切る断面が少なくとも一つあることになる。本実施形態では、端部14は、前記カラーの軸A方向の幅Lに相当する幅を有しており、内溝15を有している。一方、端部16は、内溝15の幅lに相当する幅を有しており、前記内溝を貫通している。前記端部14・16の自由端部14A及び16Aは、前記ベルト12の円筒形状の表面に対して若干***した形となっている。閉形状において(図1参照)、前記カラーのベルト12の直径は小さい。前記ベルトを開形状にするには、二つの自由端部14A及び16Aを互いに近接させて内側の直径を大きくする必要がある。
図1に示すクランプシステムはさらに、支持リング20と、エキスパンダー40とを備えている。図2及び図3から明らかなように、前記支持リングは前記カラーに囲まれるようになっている。正確には、前記支持リングは、円筒状の領域20Aを有しており、この周囲に前記カラーが配置される。前記リングの2つの対向する端部それぞれに、前記円筒状の領域を画定するショルダー部20A’及び20A”を設け、前記リングに前記カラーを軸方向に設置しやすくしている。前記支持リング20は、軸方向の溝24によって画定される複数の軸壁セクター22から成る。
前記エキスパンダー40は、軸方向のステーブ(stave)42を複数有しており、各ステーブ42はスプレッダーヘッド(spreader head)42Aを有している。前記スプレッダーヘッド42Aの、軸Aの円周方向の厚みEは、溝24の円周方向に最も狭い幅F1よりも大きい。図2及び図3に示すように、スプレッダーヘッド42Aが、溝24に挿入される際に、前記スプレッダーヘッドが前記溝の縁部24A及び24Bを広げ、前記リング20の直径を増加させる。つまり、スプレッダーヘッド42Aを溝24に挿入すると前記支持リング20が広がるようになっている。
本実施形態では、前記リング20は互いに同一の8つの軸壁の角度セクターから成り、これらセクターは、互いに同一な8つの軸方向の溝によって分けられている。つまり、各溝は二つの隣接するセクターの間に配置されている。また、前記エキスパンダー40には、8つの前記スプレッダーヘッド42Aが、前記リング20の溝24の角分布に対応する角度で配置されている。従って、前記リング20及び前記エキスパンダー40が互いに軸方向に関して移動すると、前記スプレッダーヘッド42が溝24に挿入され、当該溝の対向する両縁が広げられ、前記リングが前記開形状に保持される。
なお、本実施形態では、前記リングの溝、及び、前記スプレッダーヘッドは、等角度で割り当てられるのが有利だが、その他の割り当ても可能である。
また、クランプ力を分布させるために、前記支持リングも複数の軸壁セクターからなることが好ましい。しかし、360度より若干少ない角度に延在する単一の軸壁セクターと、対向する縁部の間に設けられた溝とからなっていても良い。前記エキスパンダーは、この状態で前記溝を広げて前記リングを開形状に保持するのに好適なスプレッダーヘッドを有する。
図に示されるように、各溝24は、軸方向に並んで配置された幅広区域25と狭小区域26とを有する。図3及び図4では、前記スプレッダーヘッド42Aが、軸方向の溝24の前記狭小区域26と協働して前記リング20を開形状に保持している。前記狭小区域26、及び、前記スプレッダーヘッドの互いに接触する表面は、当該接触が自動的に安定するように選択されている。特に、図に示されるように、前記表面は純粋に軸方向である。加えて、これら表面は、自動的な安定を確保するための充分な摩擦力を発生し得る長さを有している。前記リング及び前記エキスパンダーをそれらの第1相対位置に対応する相対位置で強固に保持するために、部分的に補助的なスナップ式の締め付け手段を設けても良い。図4及び図5において、前記エキスパンダー及び前記支持リングは軸方向に関して互いに移動させられ、前記スプレッダーヘッドが溝24の前記幅広区域25に達し、前記リング20が該リングの部分20Aを取り囲む前記カラーからのクランプ力の影響によって収縮している。正確には、図4及び図5において、溝24の狭小区域26には、前記軸方向ステーブ42の薄肉部42Bが位置しており、これによって前記リングが妨げられることなく収縮形状になることが出来る。
従って図示される実施形態では、軸方向の動きのみによって、つまり前記カラーの前記ベルトの前記軸Aに平行な直線移動(translation)によって、前記クランプシステムの作動が可能となっている。この軸方向の動きによって、前記支持リング及び前記エキスパンダーが、第1相対位置から第2相対位置に移動させられる。これに伴って、前記リングの拡張状態が開放されて収縮すると共に、前記カラーの前記ベルトが弾性によって閉形状になる。必然的に、前記溝24の狭小部26と前記ステーブ42の薄肉部42Bとの相対的な幅は、前記リングが前記ステーブによって妨げられることなく充分に収縮して前記カラーが締まるように決定される。
スプレッダーヘッドが間に入ることによって広げられる縁部を有する単一の部分を各溝に設け、前記リングと前記エキスパンダーとの相対的な動きに対して前記スプレッダーヘッドが溝の外へと移動するようにしてもよい。
前記リングの各軸壁セクター22は、連結バンド28を介して相互に連結されている。前記連結バンド28は、前記リングの前側21A、つまり前記スプレッダーヘッド42が前記溝24に挿入される側である前記リングの後側21Bとは反対側に位置している。なお、本実施形態では、前記スプレッダーヘッドを前記溝に挿入しやすくするために、前記溝の前記後側21Bが軸方向に開いている。
前記リングの前側21Aに対向する前記バンド28の半径方向の面は、パイプ6が嵌合する末端部4等の部材に対する当接面28A(ショルダー部)を形成している。正確には、図5に示すように、前記末端部4は、前記バンド28の中で嵌合する末端区域4Aを有しており、前記末端部の外側ショルダー部が前記リング20の自由端21Bとは反対側の端部にあるショルダー部28Aに当接する。
なお、前記リング20には、連結領域に凹部22’が設けられており、この凹部22’を介して壁セクター22が前記バンド28に連結されている。前記凹部22’によって、当該連結が柔軟なものになり、前記リングが開形状から収縮形状になるにつれて前記壁セクターが旋回しやすくなる。
また図5に示すように、前記ステーブ42の前記薄肉部42Bは、前記カラーからのクランプ力の影響で前記軸Aに向かう方向に曲がっている。
前記エキスパンダー40は、スプレッダーヘッド42Aの領域に軸方向のステーブ42が連結されるバンド48を有している。このバンド48の、前記スプレッダーヘッドが溝24を貫通する方向Pとは反対方向の面に、前記エキスパンダーに挿入されるパイプ6の自由端6Aと協働するのに適した当接面48Aが設けられている。前記パイプと前記末端部の端部4Aとの嵌合動作の間、前記エキスパンダー40及び前記支持リング20がそれぞれ、前記パイプ及び前記末端部40の相対的な軸方向の動きに伴っていることがわかる。つまり、前記末端部に前記パイプを嵌合させることによって、前記エキスパンダー40及び前記支持リング20が第1相対位置から第2相対位置へと軸方向に移動する。原則として、前記末端部4は固定位置にて静止状態にあり、前記パイプ6を前記エキスパンダーが前記リングを貫通する貫通方向Pに移動させる。
本発明のクランプシステムは、二つの嵌合する部材のうちの1つの端部に載置するのが有利である。本実施形態では、前記エキスパンダー40と、前記カラー10と、前記支持リング20とからなる組立品を、前記パイプ6の端部に載置している。つまり、組み付けられるエキスパンダー40と、前記カラー10と、前記支持リング20とは、前記パイプの端部に載置され、あらかじめ前記パイプと組み合わされている。
これを可能とするために、前記エキスパンダー40には、前記パイプに配置される保持部49が設けられており、この保持部49によって、前記パイプが前記末端部に組みつけられる前にクランプシステムを前記パイプに保持することが可能となる。本実施形態では、前記保持部49は、前記エキスパンダー40の前記スプレッダーヘッド42Aとは反対の領域に形成されている。具体的には、前記保持部は第2バンド49からなり、前記パイプの外径と一致、或いは、状況に応じて該外径より若干小さな内径を有している。これによって、前記パイプを移動させて前記エキスパンダー40と嵌合させた後、前記エキスパンダーは前記パイプの周囲に保持され、前記パイプに対して容易に動かなくなる。
従って、前記組立品を設置するためには、前記リング20の部分20Aの周囲に前記カラー10を設置し、前記スプレッダーヘッド42Aを前記溝24の狭小部26に挿入して前記エキスパンダーを設置すればよい。この際、前記カラーを前記開形状に保持しておくことによって、上記動作が行いやすくなる。その後、前記パイプの自由端6Aが前記当接面48Aに当接するまで、前記パイプ6の端部が前記エキスパンダーに挿入される。このようにして、本発明のクランプシステムにあらかじめセットされたパイプを得ることができる。この状態で、この組立品が作業員に渡される。その後、前記組立品を末端部4に嵌合させるために、該作業員は、前記エキスパンダー40を前記リング20に対して嵌合方向に移動させるべく、充分な軸方向の嵌合用推力を与えるだけでよい。この作業によって前記スプレッダーヘッド42Aを前記溝24の前記狭小部26から出すことが出来る。
本実施形態において、前記エキスパンダーの軸方向の両端部には、前記バンド48及び49が形成されている。前記軸方向のステーブ42は、これら二つのバンドの間にあり、前記バンド49から前記バンド48に向かう方向に延在している。各ステーブ42は、比較的幅広の取付基部42C、前記薄肉部42B、及び、前記バンド48に接続された前記スプレッダーヘッド42Aをこの順に備えている。前記スプレッダーヘッドは前記バンド48の外周に接続されており、前記ショルダー部の面48Aによって画定される直径は、前記スプレッダーヘッド42Aの内周にある円筒によって画定される直径よりも小さくなっている。逆に、前記取付基部42Cは、それぞれの内周面によって前記バンド49の直径と略同じ直径の円筒形状を形成している。ただし、自由端49A、前記バンド49が内側に(軸Aに向かって)傾斜した端部を有しており、前記パイプ6の外周に前記自由端を固定しやすくなっている。
なお、前記軸方向の溝24は、少なくとも、前記カラーの前記ベルトが前記リングを囲った際に前記ベルトによって覆われる前記支持リング20の軸方向の区域20Aに亘って延在しており、軸方向の溝の前記幅広区域25は、前記軸方向の区域20Aを超えて延在する。実際には、前記軸方向の溝24は前記リング20を軸方向に貫通しており、前記バンド28が設けられている端部を除いて、前記溝の長さのほぼ全体を半径方向にも貫いている。
図6には、前記エキスパンダー40の軸方向の8つのステーブ42が、それぞれ前記支持リング20の溝24に位置している状態が明確に示されている。前記リングの軸壁セクター22は、2つの連続したステーブ24の間に延在している。本実施形態では、前記カラーがクランピング位置となるように、前記スプレッダーヘッドが前記溝の幅広部分にある(図5参照)。前記カラーが開形状にある状態、つまり前記スプレッダーヘッド42Aが前記溝の前記狭小部にあるときの前記カラーは、点線にて記されている。
この図からわかるように、前記ステーブ42の前記薄肉部42B、及び、前記壁セクター22の軸方向の内周面は、前記カラーが締められたときに前記パイプ6と接触する。前記ステーブの前記薄肉部の幅が前記溝の狭小部の幅(締め付けを有効にするためのクリアランスを除いて)と同じであれば、前記クランプシステムはほぼ連続的に前記パイプと接触する。
ここでは、前記支持リング20及び前記エキスパンダー40を、2つの異なる部材として記載した。しかし図7に示すように、これらの2つの要素は単一の共通部材であっても良い。図7は、それ以前の図において示された物と類似し、連結片30を介して互いに接続されたリング20及びエキスパンダー40を示している。この、前記リング20、前記連結片30、及び、前記エキスパンダー40からなる部材は、射出成形によって一体的に成形されたプラスチック材であってもよい。前記エキスパンダー40と前記支持リング20とを組み合わせて、前記リングを開形状に保持するためには、前記スプレッダーヘッド42が前記軸方向の溝24の狭小部に挿入されている必要がある。このため、前記連結片30が折られたり軸方向に曲げられても良い。前記連結片は、単に充分な長さを有する柔軟な連結用の細長片(web)から構成されていても良い。なお、前記連結片30には、前記溝21と互いに一致する前記スプレッダーヘッド42Aとが予め位置合わせ可能になるという利点がある。
以下に、図8〜図11を参照して、第2実施形態について記載する。カラー10、及び、支持リング20は、前記第1実施形態において説明したものと同じである。エキスパンダー50は、前記エキスパンダー40と若干異なっている。具体的には、図9に示すように、軸方向ステーブ52は、図1〜図7の前記エキスパンダー40の前記バンド49と同様のバンド49から、前方へ、つまり前記ステーブがリング20の溝24を貫通する貫通方向に延在している。前記ステーブ52の長さ方向の、前記溝に入るように設計された部分全体の(外周方向の)幅eは、略前記溝24の最小幅F1以下に対応する。従って、薄肉部52Bは、本実施形態では前記ステーブと前記リング49とをつなぐ取付基部52Cを除く、前記ステーブの長さ方向のほぼ全体にわたって延在している。前記スプレッダーヘッド42Aは、前記ステーブ52の端部にある幅広のブロックによって構成されている。これらのブロックの外周方向の幅Eは前述の幅eよりも大きく、これらブロックが前記リング20の溝24の狭小部にある間、前記リングが開形状に保持される。さらに、図示されるように、前記ブロックは前記ステーブ52の外周面に対して半径方向に突出している。従って、特に図8からわかるように、前記スプレッダーヘッドが前記溝に挿入されて、ブロック52Aが前記溝24の端部に配置されているときには、前記ステーブ52の外周面は、前記リング20の軸方向に最も内側の高さと略同じ高さにある。第2実施形態において、前記エキスパンダー50の前記当接面58Aは、前記ステーブ52の、前記バンド49とは反対側にあり、半径方向内側に湾曲した自由端部58の半径方向に最も内側の面に形成されている。これらを合わせて考慮すると、前記ステーブ50の湾曲した自由端部58がバンド部を画定し、その内側面が、前記エキスパンダー50に挿入される前記パイプの自由端に対する当接面58Aを画定する。一般的に、前記エキスパンダーの、互いに嵌合する二つの部材の一方に対する軸方向の当接部としての前記当接面は、少なくとも、前記スプレッダーヘッドの領域に位置する前記エキスパンダーのバンド部全体に亘って形成されていることが有利である。同様に、前記支持リングの、互いに嵌合する二つの部材の他方に対する軸方向の当接部としての前記当接面は、少なくとも、前記エキスパンダーとは反対の軸壁セクターの端部近傍に位置する前記支持リングのバンド部全体に亘って形成されていることが有利である。
図8は第2実施形態における前記クランプシステムを示す図であり、前記リング20が前記エキスパンダーによって開形状に保持される一方、前記スプレッダーヘッド52Aが前記溝24の狭小部26に位置している様子が示されている。図10には、前記スプレッダーヘッドが前記溝24をさらに貫通する方向に、前記リング及び前記エキスパンダーを移動させた状態が示されている。前記スプレッダーヘッド52Aは、その後前記溝24の幅広区域25に到達し、前記カラーの弾性クランプ力を受けて前記リング20が収縮し、前記二つの部材を有する組立品がクランプシステムによってクランプされる。なお、前記軸方向の溝24の幅広区域25は、前記リング20の、前記カラーによって周囲を覆われる軸方向の区域20A(図1参照)を超えて延在し、図10に示す前記エキスパンダー及び前記リングが第2相対位置にある間、前記軸方向の区域の外に前記スプレッダーヘッド52Aを収納するために充分な長さに亘って延在している。前記エキスパンダー50及び前記リング20は、独立した部材として構成されていても良い。また、図11に示すように、これらの二つの要素は、単一の共通部材として構成されていてもよく、前記エキスパンダー及び前記リングからそれぞれ構成される二つの部分は、分離可能又は変形可能な連結用の細長片を介して接続されていても良い。特に、図11には、スプレッダーヘッド52Aが、前記溝24の狭小区域26と協働する領域において互いに接続された前記リング20及び前記エキスパンダー11が示されている。この連結は二つの要素20及び50の、図11の矢印によって示される軸方向の動きには弱く作られており、当該連結が解除され前記スプレッダーヘッド52Aが溝24の幅広部分25へ進めるようになっている。
以下、図12及び図13を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、エキスパンダー60の形状、及び、リング20’の軸方向の他端を介して挿入されるという点において、前述の実施形態と異なる。前記エキスパンダー60は、連結バンド64から軸方向に延在する軸方向ステーブ62を備えていることがわかる。前記ステーブ62では、前記バンド64とは反対側の自由端部に、スプレッダーヘッド62Aを形成する幅広部分が設けられており、前記スプレッダーヘッド62A、及び、前記ステーブとバンド64とを連結する連結部分の間に薄肉部62Bが配置されている。
前述の実施形態とは異なり、前記リング20’内の溝24が軸方向に貫通する溝である場合、前記軸方向ステーブ62は、前記バンド28と同じ側から前記溝に挿入される。この状態で、パイプと末端部を互いに嵌合させて組み合わせるために、前記スプレッダーヘッド62Aが前記溝24の狭小区域26’に達するまで、前記ステーブ62を前記溝24に挿入する。なお、この際前記挿入が前記リング及び前記エキスパンダーを互いに軸方向へ移動させることによって行われる場合、前記溝の図12及び図13に示される入口軸方向区域25’から、ショルダー部25’Aを介して前記狭小区域26への移動が滑らかに行えるようになっていることが有利である。前記溝24’の前記バンド28とは反対側の端部区域25Aは幅広区域となっており、当該幅広区域のサイズは、前記スプレッダーヘッド62Aが前記端部区域にくると前記リングの収縮が完結するようになっている。
従って、上述の二つの部材を互いに嵌合させるためには、前記スプレッダーヘッドを溝26の狭小区域と協働させることにより、前記リングを開形状に保持しつつ、前記パイプを前記リング20’内に設置する。その後図12に示される方向Fに、前記末端部の端部が前記バンド60及び前記バンド28に挿入されるように、前記末端部を前記バンド60と同じ側へ動かせばよい。このとき、前記パイプの前記自由端は、前記バンド28の半径方向最も内側の面によって形成される当接面28Aと協働し、前記末端部のショルダー部は、前記バンド64の半径方向最も外側の面64Aによって形成される当接面と協働する。これにより、前記末端部及び前記パイプをさらに近づけて、前記ステーブの前記スプレッダーヘッド62Aが前記溝の幅広の端部区域25Aへと移動して前記リングが収縮するように、前記リング20’及び前記エキスパンダー60をそれぞれ図12の互いに対向する矢印によって示される軸方向に移動させることによって、嵌合動作を継続することができる。本実施形態では、前記エキスパンダーの前記当接面64Aが前記スプレッダーヘッド62Aとは反対側にあることがわかる。図13からわかるとおり、前記エキスパンダー60及び前記リング20’が第2相対位置にあるとき、前記リングの収縮が可能となるように、前記ステーブと前記バンド64とを連結する前記ステーブの基部62Cは、前記溝24の幅広の入口区域25’に位置し、前記ステーブの薄肉領域62Bのみが前記溝の薄肉区域に位置する。
前記支持リング及び前記エキスパンダーは、射出成形によって作成されることが好ましい。材料としては、例えば、ガラス繊維の充填されたポリアミド66が挙げられる。
上記した通り、前記カラーは弾性材料からなることが好ましい。当該弾性材料はバネ鋼であることが好ましい。

Claims (19)

  1. ベルト(12)を有するクランプカラー(10)を備えたクランプシステムであって、前記ベルト(12)は、該ベルトの直径を大きくすることによって前記カラーをクランプ対象部の周囲に設置可能にする開形状から、クランプする目的で前記直径が小さくなる閉形状に弾性変形可能であり、前記開形状及び閉形状をとるのに適している、クランプシステムにおいて、
    前記カラーを設置する装置を更に備え、該装置は、前記カラーで囲むのに適した支持リング(20、20’)と、エキスパンダー(40、50、60)とを備え、前記エキスパンダーは前記リングと協働して、まず前記エキスパンダー及び前記リングが安定した第1相対位置にあるときに、前記リングを、該リングを囲む前記カラー(10)が共に前記開形状になる、前記開形状に保持し、次に前記エキスパンダー及び前記リングが第2相対位置にあるときに、前記リングを囲む前記カラーからの弾性戻り力を受けて、前記リングが収縮し前記クランプシステムが締まるように構成されていることを特徴とするクランプシステム。
  2. 前記支持リング(20、20’)は、該支持リングを囲む前記カラーが、特に円筒領域を画定するショルダー部(20A’、20A”)を通して、該支持リングに関して設置されることに適していることを特徴とする請求項1に記載のクランプシステム。
  3. 前記支持リング(20、20’)及び前記エキスパンダー(40、50、60)はお互いに関して軸方向、好ましくは前記エキスパンダー(40、50、60)が前記リング(20、20’)を貫通する方向に移動させられ、前記第1及び第2相対位置の間を移動するのに適していることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプシステム。
  4. 二つの部材(4、6)を互いに係合させてなる組立品に対してクランピングを行う請求項3に記載のクランプシステムであって、前記支持リング(20、20’)及び前記エキスパンダー(40、50、60)はそれぞれ当接面(28A、48A、58A、64A)を有し、各当接面は前記二つの部材の一つと協働するのに適しており、前記クランプシステムが前記部材の一つの周囲に配置されている間に、前記部材を互いに組み合わせる動作を行うと、前記支持リング及び前記エキスパンダーが第1相対位置から第2相対位置に移動することを特徴とするクランプシステム。
  5. 二つの部材(4、6)を互いに係合させてなる組立品に対してクランピングを行う請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクランプシステムであって、前記支持リングと前記エキスパンダー(40、50)との二つの要素のうちの一つには、前記部材が他方の部材と組み合わせられる前に、前記組立品の二つの部材のうちの一つ(6)に配置して、前記クランプシステムを前記部材に保持可能とするのに適した保持部(49)が設けられていることを特徴とするクランプシステム。
  6. 前記支持リング(20、20’)が、軸方向の溝(24)によって画定される軸壁セクター(22)を少なくとも1つ有しており、前記エキスパンダー(40、50、60)は、前記溝に挿入されて前記溝の縁部(24A、24B)を互いに離間させることにより前記リングを開形状に保持するのに適したスプレッダーヘッド(42A、52A、62A)を少なくとも1つ有していることを特徴とした請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  7. 前記溝(24)は、前記軸方向に交互に配置された幅広区域(25、25A)と狭小区域(26)とを有し、前記スプレッダーヘッド(24A、52A、62A)は、前記狭小区域(26)と協働して前記リング(20、20’)を開形状に保持し、前記幅広区域(25、25A)と協働して前記リングを収縮可能にするのに適していることを特徴とする請求項6に記載のクランプシステム。
  8. 前記スプレッダーヘッド(42A、52A、62A)は、前記スプレッダーヘッドが前記幅広区域と協働している間、前記溝(24)の前記狭小区域(26)と協働するのに適した薄肉部(42B、52B、62B)を有する軸方向ステーブ(42、52、62)に形成されていることを特徴とする請求項に記載のクランプシステム。
  9. 前記エキスパンダーの前記当接面(48A、58A)が、少なくとも、前記スプレッダーヘッド(42A,52A)の領域に位置する前記エキスパンダー(40、50)のバンド部(48、58)全体に形成されていることを特徴とする請求項4、及び請求項6乃至8のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  10. 前記支持リング(20、20’)の前記当接面(28A)が、少なくとも、前記エキスパンダー(40、50、60)とは反対の前記軸壁セクター(22)の端部近傍に位置する前記支持リング(20、20’)のバンド部(28)全体に形成されていることを特徴とする請求項4、及び請求項6乃至9のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  11. 前記保持部(49)が、前記エキスパンダー(40,50)の前記スプレッダーヘッド(42A)とは反対側の領域に形成されていることを特徴とする請求項5、及び請求項6乃至10のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  12. 前記軸方向の溝(24)は、前記カラーが前記リングを囲っている間、少なくとも前記カラー(10)の前記ベルト(12)によって覆われる前記支持リング(20’、20’)の軸方向の区域(20A)全体に延在することを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  13. 前記軸方向の溝(24)の前記幅広区域(25)は、前記エキスパンダー(50)及び前記リング(20)が第2相対位置にある間、前記支持リングの前記軸方向の区域を超えて、前記軸方向の区域の外側に前記スプレッダーヘッド(52)を収容し得る充分な長さに亘って延在することを特徴とする請求項7及び12に記載のクランプシステム。
  14. 前記カラー(10)は、バネ形成用ストリップ材を2つの端部(14、16)が軸方向に重なるようにループ状にし、当該2つの端部を互いに対して動かして重複部分を短くし前記カラーを閉形状から開形状にすることができるようにしたものであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のクランプシステム。
  15. クランプ対象物にクランプカラーを設置する装置であって、前記装置は、前記カラー(10)で囲むのに適した支持リング(20、20’)と、エキスパンダー(40、50、60)とを備え、前記エキスパンダーは前記リングと協働して、まず前記エキスパンダー及び前記リングが安定した第1相対位置にあるとき、前記リングを、該リングを囲む前記カラー(10)が共に、前記カラーの直径を大きくして前記カラーをクランプ対象部の周りに設置可能にする前記開形状となる、前記開形状に保持し、次に前記エキスパンダー及び前記リングが第2相対位置にあるとき、前記リングが収縮するように構成されていることを特徴とする装置。
  16. 前記支持リング(20、20’)及び前記エキスパンダー(40、50、60)はお互いに関して軸方向、好ましくは前記エキスパンダーが前記リングを貫通する方向に移動させられ、前記第1及び第2相対位置の間を移動するのに適していることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記支持リング(20、20’)が、軸方向の溝(24)によって画定される軸壁セクター(22)を少なくとも1つ有しており、前記エキスパンダー(40、50、60)は、前記溝(24)に挿入されて前記溝の縁部を互いに離間させることにより前記リングを開形状に保持するのに適したスプレッダーヘッド(42A、52A、62A)を少なくとも1つ有していることを特徴とする請求項15又は16に記載の装置。
  18. 前記溝(24)は、前記軸方向に交互に配置された幅広区域(25、25A)と狭小区域(26)とを有し、前記スプレッダーヘッド(24A、52A、62A)は、前記狭小区域(26)と協働して前記リング(20、20’)を開形状に保持し、前記幅広区域と協働して前記リングを収縮可能にするのに適していることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記スプレッダーヘッド(42A、52A、62A)は、前記スプレッダーヘッドが前記幅広区域(25、25A)と協働している間、前記溝(24)の前記狭小区域(26)と協働するのに適した薄肉部(42B、52B、62B)を有する軸方向ステーブ(42、52、62)に形成されていることを特徴とする請求項18に記載の装置。
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