JP6148607B2 - ダクトの結合構造 - Google Patents

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本発明は、ダクトの結合構造に関し、特に縮径可能なクランプを用いたダクトの結合構造に関する。
例えば、自動車等に搭載されるエンジンは、燃焼室内からクランクケース内等に流出した未燃焼ガス等のブローバイガスが発生する。このようなブローバイガスはエンジンの外側に配置されたブローバイホース等のダクトを経由して吸気管内に導入され、燃焼室内で燃焼処理される。
このブローバイホースは、一端がクランクケース等に取り付けられて先端部が接続ブロックを介してシリンダヘッド等に取り付けられる。シリンダヘッド等に設けられる接続ブロックとブローバイホースとの接続は、接続ブロックに設けられたパイプの先端部外周に、ブローバイホースの先端部を嵌装させ、その連結部を環状で縮径可能に形成されたクランプで固定して連結する結合構造が広く行われている。
この種のクランプを用いたホースの結合としては、例えば特許文献1がある。このホースの結合に用いられるクランプは、弾性的に伸縮性が付与された環状の金属製バンドの一方端部にフックを形成し、他方の端部に上記一方端部との重ね合わせ部及び重ね合わせ部の近傍位置にフック係止部が形成され、フック係止部に隣接して突起が形成される。
そして、ホースの接続部となるパイプの先端部に嵌装したホースの外周にバンドを巻回し、工具でフックと突起とを外側から挟んで互いに接近する方向に挟み込む。これによりフックの先端がフック係止部の上縁にガイドされて進行してフック係止部に係止される。
このようなクランプでは、パイプとホースとの緊締作業を効率良く行うために、パイプにホースを連結する前に、予めホースの先端部に拡径状態のクランプを位置決めした状態で嵌めておき、ホースの先端部をパイプに嵌め付けてから、工具でフックと突起部を挟持操作して緊締する。
また、他の縮径可能なクランプとしては、環状の金属製バンドと、バンドを縮径及び拡径させるための操作ネジとを有し、拡径しているバンドを予めホースの先端部に嵌めておき、ホースをパイプに嵌め付けてから、工具等で操作ネジを回転して縮径するバンドでホースをパイプに締め付けて固定するものがある。
特開2004−150512号公報
しかし、前者特許文献1のクランプにおいては、緊締作業の際、拡径状態のクランプはホースに対して必ずしも十分に固定されているわけではなく、パイプとホースを連結する前にクランプが脱落することがある。また、クランプにはフック、フック係止部、突起、重ね合わせ部等が一体形成されて周方向における重量が不均衡に形成され、或いはホースの湾曲等に起因してホースに対しクランプが周方向に回転することがある。クランプがホースに対して回転するとホースをパイプに嵌め込んだ状態で、フック及び突起等が作業位置となるようにホースに対してクランプを周方向に回転させて位置決めし、更にフックと突起を工具によって挟持操作してクランプを縮径及び緊締する間に亘って回転しないように保持する必要がある。このパイプとホースとの接続作業は、エンジンの周囲に部品が密集して配置されているため作業空間が極めて狭く、両手を自由に使って行うことができない場合が多く、クランプの緊締作業は面倒である。
後者、操作ネジを有するクランプにあっても、緊締作業の際、拡径状態のバンドはホースに対して必ずしも十分に固定されるわけではなく、パイプにホースを連結する前にクランプが脱落することがある。また、操作ネジ等が配置されて周方向における重量が不均衡に形成されてホースに対しクランプが周方向に回転することがある。このようにクランプが回転するとホースをパイプに嵌め込んだ状態で、操作ネジが所定の周方向となるようにクランプをホースの先端部外周で回転させて位置決めし、更に、操作ネジを回転操作してクランプを縮径して緊締する間に亘ってクランプが回転しないように保持する必要がある。しかしながら、エンジン周囲に部品が密集して配置されているため作業空間が極めて狭く、クランプの締め付け作業は面倒である。特に、工具により操作ネジを回す緊締作業時にはクランプに周方向への押圧がかかりやすく、クランプが回転すると緊締作業が困難となる。その場合、周方向の位置決めをし、その位置でクランプを支持しながら操作ネジを回さなければならず、緊締操作が煩雑になる。
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、緊締作業時におけてダクトに対してクランプを周方向に位置決め保持できるダクトの結合構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載のダクトの結合構造は、ダクトの先端部を接続部に嵌装接続し、該先端部の外周から縮径可能な環状のクランプにより締め付け固定するダクトの結合構造において、前記先端部は前記接続部が嵌入する内孔を有し、外周に環状の周面を有するクランプ装着部を備え、該クランプ装着部に隣接して前記先端部外周に連結する弾性的な可撓性が付与された基部及び該基部に連結して先端が前記クランプ装着部の上方に延在する係止部を有し、該係止部がクランプ装着部に嵌装された拡径状態のクランプの内周面を外方に押圧付勢する突起部と、前記クランプ装着部に嵌装される前記クランプの縮径に伴って押動される前記突起部が嵌入可能な前記クランプ装着部に形成された底面を有する突起収容部とを備えたことを特徴とする。
これによると、ダクトの先端部を接続部に嵌装するにあたり、予めクランプ装着部に嵌装された拡径状態のクランプは、突起部の基部が弾性的に湾曲変形し、その反力によって係止部がクランプの内面に圧接してクランプを径方向外方に押圧付勢してクランプの周方向反対側がクランプ装着部の周面に圧接する。このクランプとクランプ装着部の周面との圧接及び係止部とクランプとの圧接によってクランプの周方向の回転が抑制されてクランプ装着部に安定的に保持さる。
更に、拡径状態のクランプが位置決めされて装着されたダクトの先端部を、接続部外周に嵌め込むことにより先端部のクランプ装着部に嵌装されたクランプは、クランプとクランプ装着部の周面との圧接及び係止部とクランプとの圧接によって周方向回転が阻止されて位置決め状態に保持されて、例えば工具による緊締作業性が確保される。
請求項2の発明は、請求項1のダクトの結合構造において、前記係止部は、内面及び外周面を有するブロック状であって、該内面が前記突起収容部の底面に当接する収納状態において外周面がクランプ装着部の周面と同一周面状に連続することを特徴とする。
これによると、このクランプが縮径した緊締状態において、縮径するクランプによってクランプ装着部内に押し込められた係止部は、内面が突起収容部の底面に圧接して外周面とクランプ装着部の周面が同一周面状に連続維持されて、クランプによるクランプ装着部の締め付け力がクランプ装着部の全周に亘って均一に付与されて、接続部の外周と先端部における内孔の圧接が全周に亘って均一に保持されて接続部とダクトの先端部との良好なシール性が確保できる。
請求項3の発明は、請求項1または2のダクトの結合構造において、前記先端部は、先端外周に沿って突出形成された第1保持部と、該第1保持部と離間して外周に沿って突出形成された第2保持部とを備え、該第1保持部と第2保持部との間に前記クランプ装着部が介在することを特徴とする。
これによると、クランプ装着部に嵌装された拡径状態のクランプは、第1保持部及び第2保持部によって先端部の長さ方向の移動が規制されて脱落が防止されて、安定した状態で保持される。
本発明によると、クランプ装着部に嵌装される拡径状態のクランプは、突起部の基部が弾性的に湾曲変形し、その反力によって係止部がクランプの内面に圧接して周方向の回転が抑制されてクランプ装着部に安定的に保持さる。
また、拡径状態のクランプが位置決めされて装着されたダクトの先端部を、接続部外周に嵌め込むことにより先端部のクランプ装着部に嵌装されたクランプは、周方向回転が阻止されて位置決め状態が保持されて、例えば工具による緊締作業性が確保される。
一実施の形態における結合部の概要を示す斜視図である。 クランプの説明図であり(a)は拡径状態におけるクランプの斜視図、(b)は縮径状態におけるクランプの斜視図である。 ブローバイホースの先端部の概要を示す斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図4のV−V線断面図である。 クランプを装着したダクトの先端部の斜視図である。 図6のVII−VII線断面である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 結合状態を示す要部斜視図である。 図10のX−X線断面図である。 図9のXI−XI線断面図である。 他のクランプの概要を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態をダクトがブローバイホースであり、ブローバイホースの先端部をシリンダヘッドに設けられた接続ブロックの接続部となるパイプに嵌装してクリップによって固定する場合を例に図を参照して説明する。
図1は接続ブロックのパイプにブローバイホースの先端部を嵌装した結合部の概要を示す斜視図である。接続ブロック1は図示しないシリンダヘッドにボルト4によって取り付けられるベース部2及びこのベース部2から突出してブローバイガスの導入通路となる円筒状のパイプ3を有する。このパイプ3の先端部外周にブローバイホース20の本体側から突出する先端部21を嵌装し、その連結部が環状で縮径可能に形成されたクランプ10によって緊締される。
クランプ10は、図2(a)に拡径状態を示すように、波状の複数の湾曲膨出部16が形成されて弾性的に伸縮性が付与された環状の金属製バンド11を有する。バンド11の一方の端部11aにはC字状に膨出して折曲するフック12を有し、他方の端部11bに一方の端部11aの内側に重なる重ね合わせ部13及び重ね合わせ部13の近傍位置に端部11b側から離れるに従って外方に突出する傾斜状の上縁14a及びバンド11の径方向外方に起立してフック12の先端12aが係止する係止部14bを有するフック係止部14が形成される。更にフック係止部14に隣接して端部11bから離れる後方側に突起15が形成される。
このように構成されたクランプ10は、フック係止部14に隣接して形成された突起15とフック12とを外側から工具Tで挟んで互いに接近する方向に挟み込むことで、図2(b)に示すようにフック12の先端12aが重ね合わせ部13及びフック係止部14の上縁14aに誘導されてバンド11を縮径しつつ進行し、フック12の先端12aが上縁14aの前端に至って落ち込んで係止部14bに係止してバンド11の縮径状態が維持される。
一方、ブローバイホース20の本体から突出する先端部21は、図3に斜視図を示し、かつ図4に図3のIV−IV線断面図、図5に図4のV−V線断面図を示すように、パイプ3の先端部外周が嵌挿可能な内孔22を有する円筒状であって、外周23に先端21aに沿って第1保持部となる先端側保持部24が複数、本実施の形態では3個の先端側保持部24及び1個の突起部25が周方向に等間隔で形成される。
各先端側保持部24は、先端部21の先端21a側から本体側に移行するに従って外方側に突出するように傾斜する誘導面24a及び径方向外方に起立する係止面24bを有して***する断面略三角形に形成される。
突起部25は、外周23に基端が連結してC字状に湾曲突出して弾性的な可撓性が付与された基部26及びこの基部26の先端に連続する基端から先端27aに移行するに従って径方向外方に変移するように傾斜してクランプ装着部30の上方に達する係止部27が一体形成される。係止部27は厚さtの略矩形ブロック状で内面27cが平坦で外周面27dがクランプ装着部30の周面30aと同様に湾曲する円弧面状に形成される。
一方、各先端側保持部24の係止面24bからクランプ10のバンド11の幅Wより大きく離れ、かつ係止部27の先端27aからの距離Laがバンド11の幅Wより小さい本体側の位置にフランジ状に突出する環状の第2保持部である本体側保持部29が設けられる。この各先端側保持部24と環状の本体側保持部29との間に幅Lの環状の周面30aを有するクランプ装着部30が形成される。
クランプ装着部30には、突起部25の基部16の近傍から本体側保持部29側に延在する矩形溝状で突起部25の係止部27が嵌入可能となる突起収納部31が形成される。突起収容部31の底面31aは、係止部27の内面27cが接面及び当接可能な矩形平面状であって、周面30aから底面31aまでの距離が係止部27の厚さtに相当する深さに設定される。
これにより、図4及び図5に係止部27を仮想線で示すように、係止部27の内面27cが突起収容部31の底面31aに接する収納状態において係止部27の外周面27dとクランプ装着部30の周面30aとの間に段差がない連続する同一周面状となる。
このように構成されたブローバイホース20の先端部21をシリンダヘッドに取り付けられた接続ブロック1のパイプ3に嵌装するにあたり、予め先端部21に拡径状態のクランプ10を位置決めして装着する。
クランプ10の装着は、ブローバイホース20の先端部21の周方向に対して拡径状態のクランプ10を位置決めした状態、例えば、本実施の形態では図6に仮想線10aで拡径状態のクランプ10を示すように、そのクランプ10を緊締する際に工具Tによって挟み込む突起部15及びフック12等がブローバイホース20の先端部21に形成された突起25及び突起収容部31に対して周方向において反対側となるように先端部21の先端21aと対向する状態に位置決めする。
この位置決め状態で、クランプ10のバンド11をブローバイホース20の先端21a側から各先端側保持部24の誘導面24a及び突起25の湾曲する基部26に摺接し、かつ係止部27の外周面27dに摺接しつつ先端部21に押し込み嵌挿し、図6に示すようにクランプ装着部30に嵌装する。
このクランプ装着部30に嵌装された拡径状態のクランプ10は、図7に図6のVII−VII線断面図を示し、図8に図7のVIII−VIII線断面図を示すように、各先端側保持部24及び本体側保持部29によって先端部21の長さ方向の移動が規制されて脱落が防止される。更に、突起部25の基部26が弾性的に湾曲変形し、その反力によって係止部27の先端27aがベルト11の内面に圧接してベルト11を径方向外方に押圧付勢してベルト11の周方向反対側がクランプ装着部30の周面30aに圧接する。このベルト11とクランプ装着部30の周面30aとの圧接及び係止部27の先端27aとベルト11との圧接によってクランプ装着部30に対するクランプ10の周方向の回転が抑制されてクランプ装着部30に安定的に保持さる。
これにより先端部21に対するクランプ10の相対位置が先端部21の長手方向と周方向の両方向で位置決めした状態に保持される。このクランプ装着部30に嵌装されたクランプ10は、その突起15及びフック12が係止部27及び突起収容部31と周方向反対側の周面30a上に保持される。
なお、係止部27の先端27aから本体側保持部29までの離間距離Laがバンド11の幅Wよりも小さく設定されることで、バンド11が先端側保持部24と本体側保持部29との間で移動しても係止部27の先端27bが常にバンド11の内面から外れることがなく、突起部25によるバンド11の押圧付勢が保持される。
次に、拡径状態のクランプ10が位置決めされて装着されたブローバイホース20の先端部21を、シリンダヘッドに設けられた接続ブロック1のパイプ3の先端部外周に嵌め込む。このパイプ3の先端部外周に先端部21を嵌め込むことにより先端部21のクランプ装着部30に装着されたクランプ10は、ベルト11とクランプ装着部30の周面30aとの圧接及び係止部27の先端27aとベルト11との圧接によって周方向回転が阻止されて位置決め状態が保持され、クランプ10のフック12及び突起15は所期位置、例えば工具Tにより緊締作業性が確保されるシリンダヘッドの上方側となる先端部21の上側に保持される。
そして、パイプ3の先端部に嵌装したブローバイホース20の先端部21の外周に装着されたクランプ10に形成されたフック12と突起15とを、工具Tによって外側から挟んで互いに接近する方向に挟み込む。これによりベルト11に緊張が付与されると共に漸次縮径し、ベルト11の縮径に追従してベルト11の内面に先端27aが圧接する突起部25の係止部27が次第に突起収容部31内に押し込められると共に、フック12の先端12aがフック係止部14の上縁14aにガイドされて進行してフック係止部14の係止部14bに係止される。
図9は、パイプ3の先端部外周にブローバイホース20の先端部21が嵌装し、連結部をクランプ20によって緊締した連結部の概要を示す斜視図であり、図10は図9のX−X線断面図を示し、図11は図10のXI−XI線断面図を示す。
このベルト11が縮径してフック係止部14にフック12が係止した緊締状態において、縮径するベルト11によってクランプ装着部30に押し込められた係止部27は、内面27cが突起収容部31の底面31aに圧接して係止部27の外周面27dとクランプ装着部30の周面30aが同一周面状に連続維持されて、クランプ10のベルト11によるクランプ装着部30の締め付け力がクランプ装着部30の全周に亘って均一に付与される。これによりパイプ3の外周と先端部21における内孔22の圧接が全周に亘って均一に保持されてパイプ3とブローバイホース20の先端部21との良好なシール性が確保できる。
この工具Tによってフック12と突起15を挟んでベルト11を縮径させる緊締作業の間に亘り、係止部27が、縮径するベルト11の内面に常に圧接してクランプ10の周方向回転が抑制されてフック12及び突起15が所期位置に保持されて、工具Tによる緊締結作業性が維持され、大幅な作業の簡素化が得られる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、金属製のバンドの一方端にフック12及び他方の端部に重ね合わせ部13を除いた位置にフック係止部14を備えて縮径するクランプ10によりブローバイホース10の先端部21を緊締する場合を例に説明したが、縮径してホースを緊締する他のクランプを用いることもできる。例えば、図12(a)に示すように、波状の湾曲膨出部42が形成された金属製バンド41の一方の端部にフック42を形成すると共に他方の端部に重ね合わせ部44を残した位置にフック係止部43を形成し、工具Tでバンド41のフック42とフック係止部43を両側から挟み付けるようにして締め込み、フック42の先端をフック係止部43の背面に係止するクランプ40を用いることもできる。
また、図12(b)に示すような、環状の金属製バンド46と、バンド46を縮径及び拡径させるための操作ネジ47とを有し、工具等で操作ネジ47を回転してバンド46を縮径するクランプ45を用いることもできる。
また、上記実施の形態では先端部21の前端外周に複数の先端側保持部24を周方向に配置したが、周方向に連続するフランジ状の突起によって形成することもできる。また、本体側保持部29をフランジ状に連続する環状に形成したが、周方向に配置された複数の突起によって形成することもできる。
更に、ブローバイホース20に限らず、エアクリーナホース、燃料ホース等他のダクトの結合に広く適用することができる。
1 接続ブロック
2 ベース部
3 パイプ(接続部)
10 クランプ
20 ブローバイホース(ダクト)
21 先端部
21a 先端
22 内孔
23 外周
24 先端側保持部(第1保持部)
25 突起部
26 基部
27 係止部
27a 先端
27c 内面
27d 外周面
29 本体側保持部(第2保持部)
30 クランプ装着部
30a 周面
31 突起収容部
31a 底面

Claims (3)

  1. ダクトの先端部を接続部に嵌装接続し、該先端部の外周から縮径可能な環状のクランプにより締め付け固定するダクトの結合構造において、
    前記先端部は前記接続部が嵌入する内孔を有し、外周に環状の周面を有するクランプ装着部を備え、
    該クランプ装着部に隣接して前記先端部外周に連結する弾性的な可撓性が付与された基部及び該基部に連結して先端が前記クランプ装着部の上方に延在する係止部を有し、該係止部が前記クランプ装着部に嵌装された拡径状態のクランプの内周面を外方に押圧付勢する突起部と、
    前記クランプ装着部に嵌装される前記クランプの縮径に伴って押動される前記突起部が嵌入可能な前記クランプ装着部に形成された底面を有する突起収容部とを備えたことを特徴とするダクトの結合構造。
  2. 前記係止部は、内面及び外周面を有するブロック状であって、該内面が前記突起収容部の底面に当接する収納状態において外周面がクランプ装着部の周面と同一周面状に連続することを特徴とする請求項1に記載のダクトの結合構造。
  3. 前記先端部は、先端外周に沿って突出形成された第1保持部と、該第1保持部と離間して外周に沿って突出形成された第2保持部とを備え、該第1保持部と第2保持部との間に前記クランプ装着部が介在することを特徴とする請求項1または2に記載のダクトの結合構造。
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