JP5357375B2 - 変性ポリオルガノシロキサン類を含有する化粧料または薬剤 - Google Patents

変性ポリオルガノシロキサン類を含有する化粧料または薬剤 Download PDF

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Description

本発明は、アルキルポリグリコールエーテル基で置換されているアミノポリオルガノシロキサンを含有する化粧料および薬剤に関する。
第一および第二窒素基および時々存在する反応性シラノール基を有するアミノシロキサンをヘアーシャンプー調製物中にコンデショニング剤として混入することは公知である。これらの製品は水溶性でなく界面活性物質の存在下でしか混入できない。水への溶解性を改善するために、アミノシロキサン類は、米国特許第5,075,403号明細書に記載の様にポリオキシアルキレン基によって追加的に置換されていてもよい。これらは高い粘性を有することおよび希釈状態でしか取り扱うことができないという欠点があり、使用する際に水性相中に大部分が残留しそして所望の様にヘアーに付着しない。国際特許出願公開第02/092666号明細書には、アミノポリオルガノシロキサンおよびそれを繊維材料の柔軟化仕上げ処理に使用することが提案されている。
本発明の課題は、水溶性であり、乳化でき、化粧料において慣用される添加物および助剤との相容性がよく、組成物中に容易に混入することができ、出来るだけ透明な外観を生じさせそして柔軟化効果を発揮する化粧料または薬剤を製造することである。更にこの剤は良好な直接染色性を有しそして色吸収挙動の改善および着色されたヘアーの色安定性および形状保持性の向上させる効果があるべきである。
本発明者は驚くべきことに、アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する置換されたアミノ基を有する置換アミノポリオルガノシロキサン(S)において、アミノポリオルガノシロキサン中に存在するアミノ基が式(ε)
T−CH−CHOH−CH− (ε)
[式中、Tは乳化剤特性を有する界面活性剤モノアルコールポリグリコールエーテルの残基である。]
で表される残基で少なくとも部分的に、Siに結合したアミノ基またはアミノモノ−または−オリゴ−(アルキレンアミノ)アルキル基当たり少なくとも1.5個の式(ε)の残基の平均比で置換されておりそして存在するアミノ基が場合によっては少なくとも部分的にアシル化および/またはアルキル化および/またはベンジル化および/またはプロトン化されて、アミド基をもたらしている、上記置換アミノポリオルガノシロキサン(SH)が優れた直接染色性および良好な状態調整効果および色保持性ないし色強化効果を特にヘアーに対して示すことを見出した。
それ故に本発明は、アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する置換アミノ基を有する1種類以上の置換アミノポリオルガノシロキサン(SH)を含有する化粧料または薬剤、特にヘアーおよび皮膚を手入れするためのそれらにおいて、アミノポリオルガノシロキサン(SH)中に存在するアミノ基が式(ε)
T−CH−CHOH−CH− (ε)
[式中、Tは乳化剤特性を有する界面活性剤モノアルコールポリグリコールエーテルの基である。]
で表される残基で少なくとも部分的に置換されており、アミノポリオルガノシロキサン(SH)中に存在するアミノ基がSiに結合したアミノアルキル基またはアミノモノ−または−オリゴ−(アルキレンアミノ)アルキル基当たり少なくとも1.5個の式(ε)の残基という平均比で置換されておりそして存在するアミノ基が場合によっては少なくとも部分的にアシル化および/またはアルキル化および/またはベンジル化および/またはプロトン化されてアミド基をもたらしていることを特徴とする、上記化粧料または薬剤に関する。
ヘアー着色剤の色吸収挙動はアミノポリオルガノシロキサン (SH)によって改善できる。更に整髪剤(スタイリング剤)において、アミノポリオルガノシロキサン (SH)の嵩高化および光沢付与効果も重要である。更に水への良好な溶解性、また、疎水性成分との良好な相容性、良好な溶解力、分散力および乳化力、低い粘度および高濃度での良好な混入性を伴う有利な粘度挙動、並びに本発明に従って使用されるアミノポリオルガノシロキサン (SH)の透明な外観も有利である。アミノポリオルガノシロキサン (SH)は良好な皮膚感触に特徴がありそして良好な広がり性、および優れた滑りおよび媒介効果を発揮する。更にこのものは熱、紫外線および赤外線に対して耐久性がある。それ故にこのものはヘアー手入れ剤およびヘアー洗浄剤、ヘアー着色剤、肌手入れ剤および肌洗浄剤、サンスクリーン剤、デオドラント(脱臭剤)、発汗抑制剤および装飾的化粧料の価値ある成分である。
本発明の組成物は例えば水性、水性アルコール性、水性界面活性またはアルコール性組成物であってもよく、または無水の状態の油ベース組成物を含めた油ベースの剤またはエマルジョン、懸濁物または分散物でもよい。
本発明の一つの有利な実施態様においては、化粧料または薬剤は水性、水性アルコール性、アルコール性または水性界面活性状態で存在するかまたは油ベースの剤、特に油ベースの無水の剤であるかまたはエマルジョン、懸濁物または分散物の状態であり、更に好ましくは液体、フォーム、スプレー、ジェル、ムース、ローションまたはパウダーの状態である。
アミノポリオルガノシロキサン(SH)を使用する場合には、非常に審美的外観の透明で、粘稠な水性、水性アルコール性、水性界面活性の剤、アルコール性の剤および油ベースの剤も製造することが可能である。
本発明の別の有利な実施態様の一つにおいては、化粧料または薬剤は化粧−または薬剤用組成物である。
本発明の化粧料および薬剤において使用される置換されたアミノポリオルガノシロキサン (SH)は、国際特許出願公開第02/092666号明細書に記載されている様に、残基(ε)および場合によっては1つ以上の他の置換基を、アルキレンブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレンブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する第一および/または第二アミノ基を含有する相応する原料アミノポリオルガノシロキサン (S)中に導入することによって製造できる。この方法では原料のアミノポリオルガノシロキサン(S) は、少なくとも1つのアルコールポリグリコールエーテル−モノグリシジルエーテル (H) と反応させ、次いで場合によってはアシル化および/またはアルキル化および/またはベンジル化および/またはプロトン化される。
アルコールポリグリコールエーテル−モノグリシジルエーテル (H) は一般にアルコールポリグリコールエーテルのグリシジルエーテルであり、式
Figure 0005357375
[式中、Tは相応する界面活性剤のアルコールポリグリコールエーテルT−Hの残基、特に相応する界面活性剤アルコールポリグリコールエーテルT−Hのグリシジルエーテル形成によって製造できる様な残基である。]
で表すことができる。
界面活性剤のアルコールポリグリコールエーテルT−Hは任意の相応する界面活性剤であり、例えばアルコール残基が少なくとも8個、特に8〜24個の炭素原子を有する芳香族、アルキル芳香族または好ましくは脂肪族アルコールでありそしてポリグリコール残基はアルキレン基が2〜4個の炭素原子を有するポリアルキレングリコール残基でありそしてアルキレングリコール単位の少なくとも一部はエチレングリコール単位である界面活性剤である。これらは有利には専ら親水性を有しておりそして、エチレンオキシ単位の数が平均して、T−H中に存在するアルキレンオキシ単位の少なくとも半分であるものが好ましい。アルコールポリグリコールエーテルT−Hは好ましくは次の平均的式
Figure 0005357375
[式中、R1 は炭素原子数8〜24の炭化水素残基であり、
XはC2-4-アルキレンであり、そして
q は 4〜50であり、その際にqの少なくとも50%のアルキレン基はXの意味を有する。]
で表されるものである。
炭化水素残基 R1は非イオン性界面活性剤中に一般に存在する様な任意の残基である。このものは有利にはアルキル芳香族基または脂肪族基でありそして 8〜22個、特に9〜18個、中でも11〜16個の炭素原子を含有しているのが有利である。
1が脂肪族基である場合には、R1は飽和しているのが有利である。即ち、この場合にはR1O− は第一の飽和、脂肪族アルコールまたは第一アルカノール、有利には9〜18個、特に11〜16個の炭素原子を有するものであるのが有利である。相応する脂肪族アルコール R1OHは直鎖状脂肪族アルコール、例えばラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、シテアリルアルコールまたはベヘニルアルコールまたは直鎖状でもまたは分岐していてもよい合成アルコール(例えばオキソ合成またはチグラー合成から得られるもの)、例えばノナノール、イソノナノール、デカノール、イソデカノール、ウンデカノール、トリデカノール、イソトリデカノールまたはイソヘキサデカノールでもよい。
アルコールポリグリコールエーテル、特に式IIのものを形成するためにこのアルコールに付加したアルキレンオキシ単位の数qは4〜30、好ましくは4〜20の範囲にあるのが有利である。アルキレンオキシ単位数qの少なくとも80%がエチレンオキシ単位でありそして特にアルキレンオキシ単位の100%がエチレンオキシ単位であるのが有利である。
T−H中のエチレンオキシ単位の数は4〜30、特に4〜18、中でも5〜12であるのが有利である。
界面活性剤T−H、特に式(II)のそれは、HLBが7より大きく、有利には7〜17の範囲内、特に8〜16.5、中でも9〜16であるものが有利である。
(H)と反応すべきアミノポリシロキサン類(S)中の第一および/または第二アミノ基は、特にSiに結合したアミノアルキル基またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基の部分でもよく、さもなければ別の未変性のアミノポリシロキサン中に一般に存在し得る様なものでもよくそして個々のアミノポリシロキサンを製造する場合に相応するモノマーを使用することによって製造できる。それらのアルキルおよびアルキレン基は有利には2〜4個の炭素原子を有するものでありそして直鎖状でもよいしまたは、それらが3〜4個の炭素原子を有する場合には分岐していてもよい。好ましくはSiに結合したアミノアルキル基はアルキル残基中に3または4個の炭素原子を含有している。即ち2つのアミノ基に結合するアルキレン基は好ましくは2または3個の炭素原子を含有している。主として、(S)中の第一アミノ基および場合によって存在する第二アミノ基は、ポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合したアミノアルキル基または式
H2N-(Y2-NH)p-Y1- (α)
[式中、Y1 は 1,2 または 1,3-プロピレンまたは 2-メチル-1,3-プロピレンであり、
Y2 はエチレンまたはプロピレンでありそして
p は 0、1 または2である。]
で表されるアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基の成分である。
Y1 は有利には 2-メチル-1,3-プロピレンまたは特に 1,3-プロピレンであり、 Y2 は特に 1,2 −または 1,3-プロピレンであるかまたは好ましくはエチレンであり、そしてpは有利には0または1、特に1であるのが好ましい。
式 (α) の残基は好ましくは式
Figure 0005357375
[式中、r は 0 または 1である。]
で表されるものである。特に好ましくは式
Figure 0005357375
[式中、指数rは特に好ましくは0である。]
で表されるものである。
(H)との反応によって個々の残基 (ε) または
Figure 0005357375
がアミノアルキル基またはアミノ−モノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基、特に式 (α)で表される基中に導入される。この方法では、第一アミノ基が最初に反応して、最初の残基 (ε)が第一アミノ基の水素原子に取って代わりそして別の残基 (ε) が存在する第二アミノ基のランダムに分布する水素原子に交換される。所望の場合には、未だアシル化可能なアミノ基はアシル化することができおよび/または場合によっては存在するアルキル化可能なアミノ基はアルキル化および/またはベンジル化される。
アシル化の結果として、好ましくは低分子量アシル残基、特に好ましくは炭素原子数2〜4のもの、例えばアセチル、プロピオニルまたはブチリル、特に好ましくはアセチル基が導入される。アルキル化および/またはベンジル化の結果として同様に好ましくは低分子量のアルキル残基、有利には炭素原子数1〜4のアルキル残基、特にエチルまたはメチル、またはベンジル基が導入され得る。
(S)と(H)との反応によって、(S)の実質的に全ての第一級アミノ基が少なくともモノ置換される様に(H)と反応するように実施するのが有利である。その時に残留する第二級アミノ基の内の、Siに結合するアミノアルキル基またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基当たり平均して少なくとも1.5、好ましくは少なくとも1.8、中でも少なくとも2の式(ε)の残基という必要とされる置換度が達成されるのに少なくとも十分な水素原子が式(ε)の残基で置換される。(H)と反応する第二級アミノ基の割合はSiに結合する基中の第二級アミノ基の数に依存して、特に式(α)または(α’)の残基中のpの意味に依存して変動し得る。p=0の場合には、この割合は特に第二級アミノ基の少なくとも半分、または50〜100%であり、有利には80〜100%、中でも95〜100%である。p=1の場合には、第二級アミノ基の少なくとも1/4、好ましくは25〜100%、特に50〜100%、中でも80〜100%であり、p=2の場合には、第二級アミノ基の1/6、好ましくは16.7〜100%、特に40〜100%、中でも60〜100%である。
(S) と (H) との反応は、例えば p が≧1 である場合には、((S) 中の塩基性アミノ基の反応性水素原子を基準として)40 〜100%、好ましくは45〜100%、特に50〜100%の置換度まで、 p = 0 の場合には好ましくは75〜100%、特に80〜100%、中でも90〜100%の置換度まで実施することができる。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、置換されたアミノポリオルガノシロキサン (SH) は、全てのアミノ基の 40〜100%の範囲内、好ましくは50〜100%、特に60〜100%の範囲内の(ε) 置換度を有しているか、あるいは置換されたアミノポリオルガノシロキサン (SH) の全てのアミノ基は40〜100%、好ましくは50〜100%、特に好ましくは60〜100%の量で式 (ε) の残基で置換されている。
(S) と (H) との反応の後に残留する、塩基性アミノ基の反応性水素原子は、場合によっては少なくとも部分的に(例えば5〜100%、特に10〜90%)、脂肪族モノカルボン酸のアシル残基、好ましくは2〜4個の炭素原子を有するアシル残基でアシル化することによって置換されていてもよいしまたはメチルまたはエチルまたはベンジルでアルキル化および/またはベンジル化することによって置換されていてもよい。存在するアミノ基および使用されるアルキル化剤および/またはベンジル化剤によって、アルキル化および/またはベンジル化は場合によっては相応する第二または第三アミノ基または第四アンモニウム段階までもたらし得る。四級化されていない塩基性アミノ基は場合によってはプロトン化され得る。
Siに結合したアミノアルキル基またはアミノモノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基、特にSiに結合した基(α)から生じ、(H)と反応しそして場合によってはアシル化および/または場合によってはアルキル化および/またはベンジル化した基は以下の平均的式で表すことができる:
Figure 0005357375
[式中、m は 0 または 1であり、
nは 0 または 1であり、
R2 は水素原子、C1-2-アルキル、ベンジルまたは式(ε’)の残基であるかまたは、
m = 0である場合には式 R6-CO-で表される基でもあり、
R3 は水素原子または、 R2 がC1-2-アルキル、ベンジルまたは式(ε’)で表される基である場合にはC1-2-アルキルまたはベンジル基でもあり、
R4 は水素原子、C1-2-アルキル、ベンジルまたは式 (ε’)で表される残基であるかまたは、 n = 0である場合には式 R6-CO-で表される基であり、
R5 は水素原子または、 R4 がC1-2-アルキルまたは式 (ε’)で表される残基である場合にはC1-2-アルキルまたはベンジルであり、
R6 はC1-3-アルキルであり、そして
A - は一価のアニオンであり、
ただしXの意味におけるアルキレン基がqの少なくとも50%がエチレンでありそして式(β)の残基は式(β)の残基当たり少なくとも平均1.5の式(ε’)の残基を含有する。]
式 (α’) または (α”) の基から生じる基は以下の平均式
Figure 0005357375
および
Figure 0005357375
によって表され、その際に好ましくは R2 および R4 の少なくとも1つは式(ε’)で表される残基であってもよい。
これらの内、非四級化誘導体、特に式
Figure 0005357375
で表されるものおよびそれのプロトン化誘導体が有利である。
Siに結合したアミノアルキル基または特に式(α)のアミノモノ-または-オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基から上記反応によって製造される置換誘導体、特に式 (β)のものは、製造に依存する分布で個々の置換基を含有している。例えば式 (α”)の残基から生じる有利な基 (β”) は一般に次の各式で表すことができる:
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
および/または
Figure 0005357375
[各式中、
R2’ は水素原子、メチル、エチルまたはベンジルであり、
R4’ は水素原子、メチル、エチルまたはベンジルであり、そして
R6 はメチルまたはエチルである。]
(H)と完全にまたは実質的に完全に反応したアミノポリシロキサン類(S)中には、 (p + 2) 個の式(ε)、好ましくは (ε’)の残基を含有する相応するものが重要であり、上記式 (β1) 〜 (β9) のもののなかでは式 (β)のものそして 、(ε) または (ε’)によって僅かに置換され誘導される相応する僅かな量のもの、特に (β5) および/または (β8) のものが重要である。
低い転化率で(H)と反応したもの、例えば好ましくはpが1または2である (α)の、殊に (α’)または (α”)の、窒素原子に結合した置換可能な水素原子の50〜75%が式(ε) または (ε’)の残基に置換されそして残りが場合によってはアシル化および/またはアルキル化および/またはベンジル化されたものの内で、2〜(p+1)個の式(ε)の残基、特に(ε’)の残基を含有する相応するものが重要であり、上記式 (β1) 〜 (β9)のものの内では(β9) および/または (β1)、(β2)、(β3) および/または (β4)の僅かな割合の他に式 (β5)、(β6)、(β7) および/または (β8)のものが重要である。
Siに結合したアミノアルキル基から生ずるもの、特に式
H2N-Y1- (α”’)
中でも
Figure 0005357375
で表される基から生ずるものは、有利にも(H)と完全にまたは殆ど完全に反応するので、基 (ε) または (ε’) がジ置換されているものが重要でありまたは有利なものの中には (α””)から生じる主として式
Figure 0005357375
で表される残基が重要でありそして生成物においては比較的に僅かな割合の式 (ε) または (ε’)の残基によってモノ置換されたものが場合によっては存在していてもよく、特に(α””)から生じる有利なものには主として式
Figure 0005357375
で表される残基が存在していてもよい。
適する原料ポリシロキサン類 (S)は相応したSi−結合したアミノアルキル基またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基を含有するあらゆるアミノ置換ポリシロキサン類である。一般に、ポリカチオン性または多塩基性を有するあらゆる相応するアミノポリシロキサン類が一般に適しており、主として繰返ジメチルシロキシ単位およびアミノシロキシ単位で構成されるものである。これらは線状構造を有していてもまたは分岐したおよび/または架橋した構造(例えば一カ所または複数箇所で分岐していてもまたは架橋していてもよい)を有していてもよい。末端基は反応性置換基、特に例えば水酸基またはアルコキシ基を有していてもよいしまたは場合によってはブロックされていてもよく、例えばトリメチルシロキシ基でブロックされていてもよい。別の態様によれば、末端基は上記のアミノアルキル基またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基を含有していてもよい。
好ましくはアミノポリシロキサン類(S) は以下の式の繰返単位で構成されている:
Figure 0005357375
および
Figure 0005357375
末端基は好ましくは次式に相当する:
Figure 0005357375
および/または
Figure 0005357375
[式中、 R7 はメチル、ヒドロキシル、メトキシまたはエトキシである。]
場合によっては (S) は次式の Si-分岐した単位を含有していてもよい。
Figure 0005357375
[式中、Zは 式 (γ1), (γ2), (γ3) および/または (γ4)で表される1つまたは複数の基および場合によっては更に Si 分岐および/または架橋を含有する(例えば一カ所または複数箇所で分岐していてもまたは架橋していてもよい)Si-結合した(ポリ)シロキサンまたはシリル基を意味する。]
アミノポリオルガノシロキサン類 (S) は、慣用される一般的物性値、例えばそれの平均分子量およびアミン窒素の含有量およびそれの粘度で特徴付けることができる。平均分子量およびアミノポリオルガノシロキサン (S)中のアミン窒素含有量は広い範囲内で変更することができ、本発明の目的にとっては低いアミン価を有するもの、特に≦3のアミン価を有するものが適している。
アミノポリシロキサン(S) は500〜30 000、主として 200〜20 000、好ましくは 300〜3000 cP の範囲内の粘度(ブルック・フィールド回転式粘度計 RV、スピンドル No. 5、20°C)を有しているのが有利である。 (S) のアミン価は 0.05〜3、好ましくは 0.1〜2、特に好ましくは 0.15〜1の範囲内にあるのが有利である。
図式的には上述の単位よりなるアミノポリシロキサン(S) は次の平均的一般式で表すことができる:
Figure 0005357375
[式中、 W1 および W2 はいずれの場合にも式 (γ3) または (γ4)で表される基を意味し、 分子は式 (α) または (γ1)、(γ3) および/または (γ5) で表される少なくとも1つの基を有しそして指数 x、y および z はポリマーがアミン価、粘度および分子量について上述した値を有する。 [上記式 (III) は存在するモノマー単位およびその数を実証するのに役立つが、ポリマー分子内のそれらの分布または位置の実証には役立たない]。ジメチルシロキシ単位の数とアミノアルキルシロキシ単位および/またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキルシロキシ単位、特に下記式のそれの数との比は3/1〜600/1、好ましくは10/1〜200/1の範囲にあるのが有利である:
Figure 0005357375
共重合のためには、アミノ基含有シラン類は α,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロキサン、有利には500〜10,000、好ましくは1000〜7000の範囲内の平均分子量 MW を有するもの、または環状シロキサン類、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンおよびそれらの2種類以上の工業用品質の混合物と共重合するのが有利である。適するシラン類は主として、Siの所でアミノアルキル置換されたまたはアミノ−モノ−または−オリゴ−(アルキレンアミノ)−アルキル置換されたトリメトキシ−または−エトキシシランまたはジメトキシ−または−エトキシメチルシランであり、その際にSi−結合したアミノアルキル基またはアミノ−モノ−またはオリゴ−(アルキレンアミノ)アルキル基は主として式 (α)、好ましくは (α’)、特に好ましくは (α”)に相当する。
式 (γ1)の単位を導入するためにアミノ基含有トリメトキシシランを使用する場合には、反応条件次第でメトキシ基は水酸基に加水分解されていてもよいしまたはこの位置において、式 (γ5)によって示される様に、コポリマーの分岐が生じてもよい 。
選択された製造条件次第で、分子中、例えば式(III)の分子中のアミノ基含有単位は任意に分布していてもよいしまたは末端にあってもよいしまたはブロックコポリマーの場合の様に群を成していてもよいしまたは直鎖の末端の方に集まっていてもよい。
化粧料および薬剤において本発明に従って使用されるポリシロキサン (SH) を製造するためには、式 (γ1)の単位の他に式(γ2)の単位が主要である,ポリシロキサン基本法則の場合によっては分岐した、主に直鎖状構造を有するポリシロキサン(S)が有利である。
存在するSi-結合したアミノアルキル基またはアミノ−モノ−または−オリゴ(アルキレンアミノ)アルキル基、特に式(α)または (α’) または(α”)で表される基が窒素のところで残基(ε) または (ε’) および場合によっては、国際特許出願公開第02/092666号明細書に記載されている様な他の置換基を導入することによって相応して置換されているポリシロキサン類が有利である。このポリシロキサン類は特に好ましくは式
Figure 0005357375
および (γ2)で表される繰り返し単位および末端で酸素に結合した式(γ3)で表されるシリル基および/または
Figure 0005357375
および、原料ポリシロキサン類(S) が分岐した基、特に式(γ5)で表される基を含有している場合には相応する分岐した基、特に式
Figure 0005357375
[式中、Z1 は式 (γ2)、(γ4)、(γ7) および/または (γ8) で表される1つ以上の基および場合によってはかゝる別のSi分岐基を含有するSiに結合した(ポリ)シロキサンまたはシリル基を意味する。]
で表される基も、平均分子量中に、式(β)のSiに結合した、全体にわたって存在するアミノアルキル−または−オリゴ(アルケンアミノ)アルキル基当たり少なくとも1.5、特に少なくとも1.8、中でも少なくとも2個の式 (ε’) の残基が存在するという条件のもとで含有している。
上記のポリシロキサン中において式(β)の残基中mおよび/またはnが少なくとも一部0でありそして相応する置換基 R2 または R4 がアシル基 R6-CO-でない場合には、これらの残基およびポリシロキサンは場合によってはプロトン化されていてもよい。
化粧料および薬剤において本発明に従って使用されるアミノポリシロキサン (SH) の平均分子量は広い範囲内で変更することができ、例えば原料、反応成分の量比および選択される反応条件、特に重合条件および置換条件次第では、例えば15,000〜2,000,000、好ましくは 30,000 〜1,750,000、特に好ましくは 50,000〜1,500,000の範囲内で変更し得る。 (SH)の窒素含有量―特に、(H) および場合によっては他の置換基との反応によって(S)中のアミノ基から派生する置換されたアミノ基および/またはアンモニウム基および場合によってはアミド基および場合によっては含まれる残留未反応アミノ基―は好ましくは少なく、有利には 0.03〜4.2重量%、特に 0.1〜2.8重量%、中でも 0.16〜1.4重量%の範囲内にある。
化粧料および薬剤において本発明に従って使用されるアミノポリシロキサン (SH) は、相応する基および置換基の導入によって変性することができる顕著な親水性を有している。更に上記の アミノポリオルガノシロキサン (SH)は自己乳化作用を示しそして親油性成分および油類と相容性がある。
本発明の組成物の有利な実施態様は液体、ジェル、油類、フォーム、スプレー、ローション、クリームジェル、クリームおよび粉末である。
エマルジョンは水/油型エマルジョンまたは油/水型エマルジョンであり、微小エマルジョン、ナノエマルジョンおよび多重エマルジョン である。このエマルジョンは公知の方法で、即ち冷間、熱間、熱間/冷間またはPIT乳化によって製造できる。
上記アミノポリオルガノシロキサン(SH)の良好な直接染色性(substantivity)、コンデショニング効果および光沢付与およびボリューム付与効果は、ヘアートリートメント組成物、特にシャンプー、ヘアーコンデショナー、ヘアートリートメント、スタイリング剤、ヘアーリンス、ボリューム付与スプレー、スタイリング液、ヘアーフォーム、フェアージェル、整髪剤、ヘアースプレー、ムース、ヘアーオイルおよび尖端用液(εnd fluids)の製造に本発明に従って利用される。
アミノポリオルガノシロキサン(SH)はヘアー着色剤の色吸収挙動を向上させそしてそれ故にヘアー着色剤およびヘアーカラーの価値ある成分である。カラー保護用添加物であるのと同時に、これらは追加的にヘアー着色剤またはパーマネントヘアーカラーの耐久性を向上させる。
本発明は、着色されたケラチン繊維、好ましくは人の着色された髪の色の保護および保持のために本発明の化粧料または薬剤を使用することにも関する。好ましくは本発明の組成物は、置換されたアミノポリオルガノシロキサン(SH)を使用する際に、完成組成物を基準としてそれを0.01 〜10重量%含有する。
肌手入れ剤および肌洗浄剤のコンデショニング効果および良好な肌感触が上記のアミノポリオルガノシロキサン(SH)によって達成される。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤は洗い落とし製品、好ましくはシャワー浴、シャワージェルまたはフォーム浴剤である。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤は塗りっぱなし製品、好ましくはデイークリーム、ナイトクリーム、手入れクリーム、栄養クリーム、ボディーローション、軟膏またはリップ手入れ剤である。
別の有利な塗りっぱなし製品は装飾化粧料、好ましくはメイキャップ剤、アイシャドー、リップステックまたはマスカラである。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤はサンスクリーン組成物である。このものは1種類以上の紫外線フィルターを含有している。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤はデオドラントまたは発汗抑制剤、好ましくはスプレー、ステック、ジェルまたはローションの状態のものである。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤は界面活性剤を含まない剤、好ましくは界面活性剤不含の固体組成物または界面活性剤不含のエマルジョンである。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、化粧料および薬剤はパーマネントウエーブ用剤、特に好ましくはコンデショナーのための添加物である。
本発明の水性または水性アルコール性の化粧料および薬剤は完成組成物を基準として好ましくは0.01〜30重量%、特に好ましくは0.2〜10重量%、中でも0.5〜2重量%の量のアミノポリオルガノシロキサン(SH)を含有する。
油をベースとする無水の本発明の化粧料または薬剤は完成組成物を基準として好ましくは0.01〜80重量%、特に好ましくは0.05〜60重量%、中でも0.1〜50重量%の量のアミノポリオルガノシロキサン(SH)を含有する。
エマルジョンの状態の本発明の化粧料または薬剤は完成組成物を基準として好ましくは0.01〜30重量%、特に好ましくは0.05〜10重量%、中でも0.1〜5重量%の置換アミノポリオルガノシロキサン(SH)を含有する。
一つの有利な実施態様においては本発明の組成物は5〜95重量%、好ましくは15〜75重量%、特に好ましくは25〜85重量%の水含有量の油/水型エマルジョンである。
別の一つの有利な実施態様においては本発明の組成物は5〜95重量%、好ましくは15〜75重量%、特に好ましくは25〜85重量%の油含有量の水/油型エマルジョンである。
水アルコール性またはアルコール性の本発明の組成物にとっては、あらゆる一価または多価アルコールが適している。炭素原子数1〜4のアルコール、例えばエタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、第三ブタノールまたはグリセロール、およびアルキレングリコール類、特にプロピレングリコール、ブチレングリコールまたはヘキシレングリコールおよび上記アルコールの混合物が有利である。他の有利なアルコールには2000以下の相対分子量を有するポリエチレングリコールがある。特に、200〜600の相対分子量を有するポリエチレングリコールおよび400〜600の相対分子量を有するポリエチレングリコールが有利である。
本発明の油性組成物は好ましくは以下の油を含有していてもよい:直鎖状のまたは分岐した飽和または不飽和 C7-C40-炭素鎖を持つ炭化水素、例えばドデカン、イソドデカン、コレステロール、水素化ポリイソブチレン類、ドコサン類、ヘキサデカン、イソヘキサデカン、パラフィン類およびイソパラフィン類 、また動物および植物源のトリグリセリド類、例えば牛脂、豚脂肪、 ガチョウ油脂、ペルヒドロスクアレン、ラノリン、ひまわり油、トーモロコシ油、大豆油、米油、ホホバ油、バブースク(βabusscu)油、カボチャ油、ブドウ種子油、ごま油、ウオールナッツ油、杏油、マカデミア油、アボガト油、甘扁桃油、はなたねつけばな油、ヒマシ油、オリーブ油、落花生油、菜種油およびやし油、および合成油、例えばパーセリン油(purcellin oil)、直鎖状のおよび/または分岐した脂肪アルコールおよび脂肪酸エステル, 好ましくは炭素原子6〜18個、特に好ましくは8〜10個を有するゲルベアルコール(γuerbetalkohole)、直鎖状の(C6−C13)脂肪酸と直鎖状の(C6 −C20)脂肪アルコールとのエステル;分岐した(C6−C13)カルボン酸と直鎖状の(C6 −C20)脂肪アルコールとのエステル、直鎖状の(C6 −C18)脂肪酸と分枝状アルコール、特に2−エチルヘキサノールとのエステル;直鎖状のおよび/または分岐した脂肪酸と多価アルコール(例えば二量体ジオールまたは三量体ジオール)および/またはゲルベアルコールとのエステル;C1-C10-カルボン酸または C2-C30-ジカルボン酸のアルコールエステル、エステル、例えばジオクチルアジペート、ジイソプロピル二量体ジリネロエート(dilineloat);プロピレングリコール/−ジカプリレート)またはワックス、例えば蜜蝋ワックス、パラフィンワックスまたは微小ワックス、場合によっては親水性ワックス、例えばセチルステアリルアルコールとの組合せ;弗素化および過弗素化油;C1-C30-カルボン酸のモノグリセリド、C1-C30-カルボン酸のジグリセリド、C1-C30-カルボン酸のトリグリセリド、例えばカプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド、C1-C30-カルボン酸のエチレングリコールモノエステル、C1-C30-カルボン酸のエチレングリコールジエステル、C1-C30-カルボン酸のプロピレングリコールモノエステル、C1-C30-カルボン酸のプロピレングリコールジエステル、 および上述の種類の化合物のプロポキシル化したおよびエトキシル化した誘導体。カルボン酸は直鎖状のまたは分岐したアルキル基または芳香族基を有していてもよい。一つの例としてはジイソプロピルセバケート、ジイソプロピルアジペート、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ミリスチルプロピナート、エチレングリコールジステアレート、2−エチルヘキシルパルミテート、イソデシルネオペンタノエート、ジ−2−エチルヘキシルマレエート、セチルパルミテート、ミリスチルミリステート、ステアリルステアレート、セチルステアレート、ベヘニルベヘナート、ジオクチルマレエート、ジオクチルセバケート、セチルオクタノエート、ジイソプロピルジリノレート、カプリン/カプリル酸トリグリセリド、PEG-6 カプリン/カプリル酸トリグリセリド、PEG-8 カプリン/カプリル酸トリグリセリド、セチルリシノレート、コレステロールヒドロキシステアレート、コレステロールイソステアレート、グリセロールの C1-C30-モノエステルおよびポリエステル、例えばグリセリルトリベヘナート、グリセリルステアレート、グリセリルパルミテート、グリセリルジステアレート、グリセリルジパルミテート、 糖類のC1-C30-カルボン酸モノエステルおよびポリエステル、例えばグルコーステトラオレエート、大豆油脂肪酸のグルコーステトラエステル類、大豆油脂肪酸のマンノーステトラエステル、オレイン酸のガラクトーステトラエステル類、リノレン酸のアラビノーステトラエステル類、キシローステトラリノレート、ガラクトースペンタオレエート、ソルビトールテトラオレエート、不飽和大豆油脂肪酸のソルビトールヘキサエステル類、キシリトールペンタオレエート、サッカローステトラオレエート、サッカロースペンタオレエート、サッカロースヘキサオレエート、サッカロースヘプタオレエート、サッカロースオレエート。
利用できるシリコーン油は、好ましくはジメチルポリシロキサン類およびシクロメチコン類、次式で表されるポリジアルキルシロキサン類
R3SiO(R2SiO)xSiR3
(式中、R はメチルまたはエチル、特に好ましくはメチルでありそして x は 2〜500である。)
例えば VICASIL (製造元:General Electric Company)、DOW CORNING 200、DOW CORNING 225、DOW CORNING 200 (製造元:Dow Corning Corporation)の登録商標で入手し得るジメチコン類、 次式で表されるトリメチルシロキシシリケート類
[(CH2)3SiO)1/2]x[SiO2]y
[式中、 x は1〜500 の数でありそして y は 1〜 500の数である。]、
次式で表されるジメチコン類
R3SiO[R2SiO]xSiR2OH および HOR2SiO[R2SiO]xSiR2OH
[式中、R はメチルまたはエチルでありそして x は500までの数である]
ポリアルキルアリールシロキサン類、例えば SF 1075 メチルPHENYL FLUID (製造元: General Electric Company) および 556 COSMETIC GRADE PHENYL TRIMETHICONE FLUID (製造元:Dow Corning Corporation)の登録商標で入手し得るポリメチルフェニルシロキサン類、ポリジアリールシロキサン類、シリコーン樹脂、環状シリコーン類およびアミノ−、脂肪酸−、アルコール−、ポリエーテル−、エポキシ−、弗素化−および/またはアルキル変性されたシリコーン化合物、およびポリエーテルシロキサンコポリマーである。
本発明のヘアー着色剤および毛髪染料は一般的なpH範囲において直接染料および/または酸化染料前駆体を含有している。適する直接染料は好ましくはニトロアニリン誘導体、例えば 1-[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ニトロベンゼン (Velsol(R)Yellow 2)、 4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール (Velsol(R)Red BN)、 3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール (Velsol(R)Red 54)、4-ヒドロキシエチルアミノ-3-ニトロアニリン (Velsol(R)Red 3)、N,N’-ビス(ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン (Velsol(R)Violet BS)、N,N’,N’-トリス(ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン (Velsol(R)Blue 2)、4-(2’-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロトルエン、4-(2’-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロベンジルアルコール、 4-(2’-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロ-1-トリフルオロメチルベンゼン、4-(2',3’-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロクロロベンゼン、4-(2’-ヒドロキシエチル)アミノ-3-ニトロブロモベンゼン および 4-(2’,3’-ジヒドロキシプロピル)アミノ-3-ニトロブロモベンゼン、ニトロベンゼン誘導体、例えば 2-アミノ-4-ニトロフェノール、ピクラミン酸、1-[(2’-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-アミノ-4-ニトロベンゼン、2-ニトロ-4-[(2’-ヒドロキシエチル)アミノ]アニリン、 4-ビス[(2’-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-メチルアミノ-2-ニトロベンゼン、 2,5-ビス[(2’-ヒドロキシエチル)-アミノ]ニトロ-ベンゼン、2-(2’-ヒドロキシエチル)アミノ-4,6-ジニトロフェノール、1-アミノ-4-(2’,3’-ジヒドロプロピル)アミノ-2-ニトロ-5-クロロベンゼンがあるが、トリフェニルメタン染料、例えば Basic Violet 1 (C.I. 42535)、アゾ染料、例えば Acid Brown 4 (C.I. 14805)、アントラキノン染料、例えば Disperse Blue 23 (C.I. 61545)、Disperse Violet 4 (C.I. 61105)、1,4,5,8-テトラアミノアントラキノンおよび 1,4-ジアミノアントラキノンおよび他の直接染料もある。
利用できる酸化染料前駆体は好ましくは p-フェニレンジアミン類および p-アミノフェノール類およびそれらの誘導体、例えば p-トルイレン-ジアミン、p-フェニレンジアミン、p-アミノフェノールがあり、これらは着色にニュアンスを付ける目的でいわゆる変性剤または発色剤、例えば m-フェニレンジアミン、レゾルシノール、 m-アミノフェノールおよびそれの誘導体と組合せる。
ヘアー着色を発現するのに適する酸化剤は好ましくは過酸化水素およびそれの付加化合物である。
色強度を増すために、本発明の組成物は化粧料系において慣用されるキャリヤー、特にベンジルアルコール、バニリン (4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド)、 イソバニリン、 p-ヒドロキシアニソール、 3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、 2-フェノキシエタノール、サリチルアルデヒド、3,5-ジヒドロキシベンズ-アルデヒド、 3,4-ジヒドロキシベンズアルデヒド、 4-ヒドロキシフェニルアセトアミド、メチル p-ヒドロキシベンゾエート、 p-ヒドロキシ-ベンズアルデヒド、 m-クレゾール、ハイドロキノンモノメチルエーテル、 o-フルオロフェノール、m-フルオロフェノール、 p-フルオロフェノール、 2-(2’-ヒドロキシフェノキシ)エタノール、 3,4-メチレンジオキシフェノール、レゾルシノールモノメチルエーテル、3,4-ジメトキシフェノール、 3-トリフルオロメチルフェノール、レゾルシノールモノアセテート、エチルバニリン、 2-チオフェンエタノール、ブチルラクトエートおよびブチルグリコレートを含有していてもよい。フェノキシエタノールおよび/またはベンジルアルコールを含む本発明の組成物は相乗効果を示すので特に有利である。
本発明のヘアー着色剤は、有利には真珠光沢付与化合物、例えば脂肪酸モノアルカノールアミド類、脂肪酸ジアルカノールアミド類、アルキレングリコールのモノエステルまたはジエステル、特にエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールまたはそれと高級脂肪酸、例えばパルミチン酸、ステアリン酸またはべヘン酸とのオリゴマー、またはそれらの混合物、アルキレングリコール類と脂肪酸とのモノエステルまたはジエステル、脂肪酸類および色々な種類のグリコールとカルボン酸とのモノエステルまたはポリエステル、色々な種類のケトスルホン類、好ましくはエチレングリコールジステアレートおよび約3つのグリコール単位を持つポリエチレングリコールジステアレートを含有していてもよい。
本発明のヘアートリートメント組成物は好ましくは0.1〜15重量%、特に好ましくは1〜10重量%の真珠光沢付与化合物を含有している。
本発明の組成物の輝きおよび光沢効果は好ましくはマイカ、着色されたポリアクリル酸エステルおよびおよびマイカ、マイカ−酸化鉄、マイカ−酸化チタンの添加によっておよび顔料によって生じることができる。適する顔料は金属酸化物、例えば酸化鉄類、酸化チタン、ウルトラマリンブルー、および国際特許出願公開第00/12053号明細書およびヨーロッパ特許出願公開第504,066号明細書に記載される様なカチオン被覆シェルで変性された顔料がある。
本発明の化粧料は他の助剤および添加物として界面活性剤、乳化剤、カチオン性ポリマー、増粘剤、造膜剤、抗菌有効成分、収斂剤、酸化防止剤、紫外線保護フィルター、顔料/微小顔料、ジェル化剤、および化粧料で慣用される他の添加物、例えば過脂剤、加湿剤、シリコーン類、安定剤、コンデショニング剤、グリセリル、保存剤、真珠光沢剤、染料、香料および香油、溶剤、ヒドロトロープ剤、乳白剤、脂肪アルコール、角質溶解および角質柔軟化効果を示す物質、ふけ防止剤、生理活性成分(局所麻酔剤、抗生物質、消炎剤、抗アレルギー剤、コルチコステロイド類、セボスタティク剤(sebostatics)、ビタミン類、 Bisabolol(R)、Allantoin(R)、Phytantriol(R)、Panthenol(R)、 AHA 酸類、植物抽出物、例えばアロエベラおよびプロテインを含有していてもよい。
挙げることのできるアニオン洗浄作用物質は以下のものが好ましい:
C10-C20-アルキルおよびアルキレンカルボキシレート、アルキルエーテルカルボキシレート、脂肪アルコールスルファート、脂肪アルコールエーテルスルファート、アルキルアミドスルファートおよびスルホナート、脂肪酸アルキルアミドポリグリコールエーテルスルファート、アルカンスルファート、アルカンスルホナート、およびヒドロキシアルカンスルホナート、オレフィンスルホナート、イソチオナートのアシルエステル、α-スルホ脂肪酸エステル、アルキル-ベンゼンスルホナート、アルキルフェノールグリコールエーテルスルホナート、スルホスクシナート、スルホコハク酸モノエステルおよびジエステル、脂肪アルコールエーテルホスファート、蛋白質脂肪酸縮合生成物、アルキルモノグリセリドスルファートおよびスルホナート、アルキルグリセリドエーテルスルホナート、脂肪酸メチルタウリド、脂肪酸サルコシナート、スルホリシノーレート、アムホアセテートまたはアムホグリシナート、アシルグルタマート。 これらの化合物およびそれらの混合物は水溶性塩または水分散性塩、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、モノ−、ジ−およびトリエタノールアンモニウムおよび類似のアルキルアンモニウム塩の状態で使用される。
アニオン性界面活性剤の重量割合は完成した組成物を基準として好ましくは 1〜30重量%、特に好ましくは 5 〜 25重量%、中でも 10 〜 22重量%である。
適するカチオン性界面活性剤は例えば第四アンモニウム塩、例えばジ(C10-C24-アルキル)ジメチルアンモニウムクロライドまたはブロマイド、好ましくはジ(C12-C18-アルキル)ジメチルアンモニウムクロライドまたはブロマイド;C10-C24-アルキルジメチルエチルアンモニウムクロライドまたはブロマイド C10-C24アルキルトリメチルアンモニウムクロライドまたはブロマイド、好ましくはセチルトリメチル-アンモニウムクロライドまたはブロマイド および C20-C22-アルキルトリメチルアンモニウムクロライドまたはブロマイド; C10-C24-アルキルジメチルベンジル-アンモニウムクロライドまたはブロマイド、好ましくは C12-C18-アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド; N-(C10-C18-アルキル)ピリジニウムクロライドまたはブロマイド、好ましくは N-(C12-C16-アルキル)ピリジニウムクロライドまたはブロマイド; N-(C10-C18-アルキル)イソキノリニウムクロライド、ブロマイドまたはモノアルキルスルファート; N-(C12-C18-アルキル)ポリオールアミノ-ホルミルメチル)ピリジニウム−クロライド; N- (C12-C18-アルキル)-N-メチル-モルホリニウムクロライド、ブロマイドまたはモノアルキルスルファート; N-(C12-C18-アルキル)-N-エチルモルホリニウムクロライド、ブロマイドまたはモノアルキルスルファート; C16-C18-アルキルペンタオキシエチルアンモニウム クロライド; ジイソブチルフェノキシエトキシエチルジ-メチルベンジルアンモニウム クロライド; N,N-ジエチルアミノエチルステアリルアミドおよび-オレイルアミドと塩酸、酢酸、乳酸、クエン酸、リン酸との塩; N-アシルアミノエチル、 N,N-ジエチル-N-メチルアンモニウム クロライド、ブロマイドまたはモノアルキル-スルファートおよび N-アシルアミノエチル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム クロライド、ブロマイドまたはモノアルキルスルファートがあり、その際にアシルは好ましくはステアリルまたはオレイルである。
カチオン性界面活性剤の重量割合は完成した組成物を基準として好ましくは 0.1〜10重量%、特に好ましくは 0.2〜7重量%、中でも 0.5 〜 5重量%である。
洗浄活性物質として使用できる適する非イオン性界面活性剤は好ましくは脂肪アルコールエトキシレート類 (アルキルポリエチレングリコール); アルキルフェノールポリエチレングリコール類; アルキルメルカプタンポリエチレングリコール類; 脂肪アミンエトキシレート類(アルキルアミノポリエチレングリコール類);脂肪酸エトキシレート類 (アシルポリエチレングリコール類); ポリプロピレングリコール エトキシレート類 (Pluronics(R)); 脂肪酸アミドポリエチレングリコール類; N-アルキル-、N-アルコキシポリヒドロキシ 脂肪酸アミド、特に脂肪酸 N-メチル-グルカミド類、 サッカロースエステル; ポリグリコールエーテル、 アルキルポリグリコーシド類、リン酸エステル (エトキシル化および未エトキシル化モノ-、ジ- およびトリリン酸エステル)である。
本発明の組成物(例えば洗い落とし製品の場合)中の非イオン界面活性剤の重量割合は、 好ましくは完成した組成物を基準として1 〜20重量%、特に好ましくは 2 〜10重量%、中でも 3 〜 7重量%である。
有利な両性界面活性剤には以下のものがある: N-(C12-C18-アルキル)-β- アミノ-プロピオナート類および N-(C12-C18-アルキル)-β- イミノジプロピオナート類のアルカリ金属塩およびモノ−、ジ−およびトリアルキルアンモニウム塩; N-アシルアミノアルキル-N,N-ジメチル-アセトベタイン、好ましくは N-(C8-C18-アシル)アミノプロピル-N,N-ジメチルアセトベタイン; C12-C18-アルキルジメチルスルホプロピルベタイン; イミダゾリンをベースとする両性界面活性剤 (登録商標: Miranol(R)、Steinapon(R))、好ましくは 1-(β-カルボキシメチルオキシエチル)-1-(カルボキシ-メチル)-2-ラウリルイミダゾリニウムのナトリウム塩; アミンオキシド類、例えば C12-C18-アルキルジメチルアミンオキシド、脂肪酸アミドアルキルジメチルアミンオキシド。
両性界面活性剤の重量割合は、完成した組成物を基準として好ましくは 0.5 〜20重量%、特に好ましくは 1 〜10重量%である。
更に、アルキルベタイン類、 アルキルアミドベタイン類、 アミノプロピオナート類、 アミノグリシナート類、イミダゾリニウムベタイン類および スルホベタイン類、アミンオキシド類および脂肪酸アルカノールアミド類またはポリヒドロキシアミド類よりなる群から選択される泡立て用共界面活性剤を本発明の組成物において使用してもよい。
本発明の組成物中の有利な界面活性剤はアルキルエーテルスルファート、アルキルスルファート、特にラウリルスルファート、アルキルベタイン類、特にココヤシアミドプロピルベタイン、アムホアセテート類、アシルグルタマート類、特にココグルタミン酸ナトリウム、アルキルエーテルスルホスクシナート、特にラウレススルホコハク酸ジナトリウムおよびココヤシ脂肪酸ジエタノールアミドがある。
本発明の組成物において使用される界面活性剤の総量は完成した組成物を基準として好ましくは 1〜70重量%、特に好ましくは 10〜40重量%、中でも 12〜35重量%である。
エマルジョンの状態の本発明の組成物は、更なる乳化剤なしで製造できるかまたは1種類以上の乳化剤を含有していてもよい。これらの乳化剤は非イオン性、アニオン性、カチオン性または両性乳化剤の群から選択することができる。
適する非イオン性共乳化剤は好ましくは 0 〜30 molのエチレンオキサイドおよび/または 0〜5 mol のプロピレンオキサイドが炭素原子数8〜22の直鎖状脂肪アルコール、炭素原子数12〜22の脂肪酸、アルキル基中の炭素原子数8〜15のアルキルフェノール類だけにおよびソルビタンまたはソルビトールエステルに付加した付加生成物; 0 〜 30 mol のエチレンオキサイドがグリセロールに付加した付加生成物の(C12-C18) 脂肪酸モノエステルおよびジエステル; 炭素原子数6〜22の飽和および不飽和脂肪酸のグリセロールモノエステルおよびジエステおよびソルビタンモノエステルおよびジエステルおよびそれらのエチレンオキサイド付加生成物;ひまし油および/または水素化ひまし油に 15 〜60 molのエチレンオキサイドが付加した付加生成物; ポリオールおよび特にポリグリセロール、エステル、例えばポリグリセロールポリリシノレートおよびポリグリセロールポリ-12-ヒドロキシステアレートである。同様に エトキシル化脂肪アミン類、脂肪酸アミド類、脂肪酸アルカノールアミド類およびこれらの種類の化合物の混合物も適している。
適するイオン性共乳化剤には例えばアニオン性乳化剤、例えばモノ−、ジ−またはトリリン酸エステル、石けん (例えばステアリン酸ナトリウム)、脂肪アルコールスルファート類があるが、カチオン性乳化剤、例えばモノ−、ジ−およびトリアルキルクワート類(quat)およびそれのポリマー誘導体もある。
利用できる両性乳化剤は、好ましくは アルキルアミノアルキルカルボン酸、ベタイン類、スルホベタイン類およびイミダゾリン誘導体がある。
天然に産する乳化剤も使用することができ、それらの内、蜜ロウワックス、羊毛脂、レシチンおよびステロール類が有利である。
脂肪アルコールエトキシレート類は、エトキシル化ステアリルアルコール類、セチルアルコール類、セチルステアリルアルコール類、特に ポリエチレングリコール(13) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(14) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(15) ステアリルエーテル, ポリエチレングリコール(16) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(17) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(18) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(19) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(20) ステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(12) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(13) イソステアリルエーテル、 ポリエチレングリコール(14) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(15) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(16) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(17) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(18) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(19) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(20) イソステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(13) セチルエーテル、 ポリエチレングリコール(14) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(15) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(16) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(17) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(18) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(19) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(20) セチルエーテル、ポリエチレングリコール(13) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(14) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(15) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(16) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(17) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(18) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(19) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(20) イソセチルエーテル、ポリエチレングリコール(12) オレイルエーテル、ポリエチレングリコール(13) オレイルエーテル、ポリエチレングリコール(14) オレイルエーテル、ポリエチレングリコール(15) オレイルエーテル、ポリエチレングリコール(12) ラウリルエーテル、ポリエチレングリコール(12) イソラウリルエーテル、ポリエチレングリコール(13) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(14) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(15) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(16) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(17) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(18) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(19) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(20) セチルステアリルエーテル、ポリエチレングリコール(20) ステアレート、 ポリエチレングリコール(21) ステアレート、ポリエチレングリコール(22) ステアレート、ポリエチレングリコール(23) ステアレート、ポリエチレングリコール(24) ステアレート、ポリエチレングリコール(25) ステアレート、ポリエチレングリコール(12) イソステアレート、ポリエチレングリコール(13) イソステアレート、ポリエチレングリコール(14) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(15) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(16) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(17) イソステアレート、ポリエチレングリコール(18) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(19) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(20) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(21) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(22) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(23) イソステアレート、ポリエチレングリコール(24) イソステアレート、 ポリエチレングリコール(25) イソステアレート、ポリエチレングリコール(12) オレエート、ポリエチレングリコール(13) オレエート、ポリエチレングリコール(14) オレエート、ポリエチレングリコール(15) オレエート、ポリエチレングリコール(16) オレエート、ポリエチレングリコール(17) オレエート、ポリエチレングリコール(18) オレエート、ポリエチレングリコール(19) オレエート、ポリエチレングリコール(20) オレエートよりなる群から選択するのが好ましい。
エトキシル化アルキルエーテルカルボン酸またはそれの塩としてラウレス11−カルボン酸ナトリウムを有利に用いることができる。
有利なアルキルエーテル硫酸塩はラウレス-14 硫酸ナトリウムでありそして有利な エトキシル化コレステロール誘導体はポリエチレングリコール(30) コレステリルエーテルである。同様にポリエチレングリコール(25)ソヤステロール(soyasterol)も有利である。
有利に使用できるエトキシル化トリグリセリド類は ポリエチレングリコール(60) 月見草グリセリド類である。
ポリエチレングリコール(20) グリセリルラウレート、 ポリエチレングリコール(6) グリセリルカプレート、ポリエチレングリコール(20) グリセリルオレエート、ポリエチレングリコール(20) グリセリルイソステアレート および ポリエチレングリコール(18) グリセリルオレエート/ココエートよりなる群からポリエチレングリコールグリセロース脂肪酸エステルを選択するのも有利である。
ソルビタンエステルの中ではポリエチレングリコール(20) ソルビタン−モノラウレート、 ポリエチレングリコール(20) ソルビタン−モノステアレート、ポリエチレングリコール(20) ソルビタン−モノイソステアレート、ポリエチレングリコール(20) ソルビタン−モノパルミテート、ポリエチレングリコール(20) ソルビタン−モノオレエートが特に適している。
使用できる有利な水/油型乳化剤は以下のものである:炭素原子数8〜30の脂肪アルコール、炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルカンカルボン酸、炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルカンカルボン酸のジグリセロールエステル、炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルコールのモノグリセロールエーテル、炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルコールのジグリセロールエーテル、炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルカンカルボン酸 のプロピレングリコールエステル、および炭素原子数8〜24、好ましくは12〜18の鎖長を有する飽和および/または不飽和の分岐したおよび/または直鎖状のアルカンカルボン酸のソルビタンエステル。
特に有利な水/油型乳化剤は グリセリル モノステアレート、グリセリル モノイソステアレート、グリセリル モノミリステート、グリセリル モノオレエート、グリセリル モノラウレート、 グリセリル モノカプリレート、グリセリル モノカプラート、ジグリセリル モノステアレート、ジグリセリル モノイソステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールモノイソステアレート、プロピレングリコールモノカプリレート、プロピレン グリコールモノラウレート、ソルビタン モノイソステアレート、ソルビタン モノラウレート、ソルビタン モノカプリレート、ソルビタン モノイソオレエート、サッカロースジステアレート、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、イソベヘニルアルコール、セラチル(selachyl) アルコール、キミル(chimyl) アルコール または ポリエチレングリコール(2) ステアリルエーテルである。
本発明の組成物中に存在する乳化剤(類)の重量割合は、アミノポリオルガノシロキサン (SH) の他に、完成した組成物を基準として好ましくは 0.1 〜20重量%、特に好ましくは 0.5 〜15重量%、中でも 1〜10重量%である。
適するカチオン性ポリマーはINCI−標記で“ポリクオタニウム(Polyquaternium)"として知られる化合物、特にポリクオータニウム−31、ポリクオータニウム−16、ポリクオータニウム−24、ポリクオータニウム−7、ポリクオータニウム−22、ポリクオータニウム−39、ポリクオータニウム−28、ポリクオータニウム−2、ポリクオータニウム−10、ポリクオータニウム−11、ポリクオータニウム−37&鉱油PPGトリデセス(trideceth) ((R)Salcare SC95) 、PVP−ジメチルアミノエチルメタクリレート−コポリマー、グアーヒドロキシプロピルトリアンモニウムクロライド、およびアルギン酸カルシウムおよびアルギン酸アンモニウムが適している。
更に以下のものが有利に使用できる:カチオン性セルロース誘導体;カチオン性澱粉;ジアリルアンモニウム塩およびアクリルアミド類のコポリマー;四級化されたビニルピロリドン/ビニルイミダゾール−ポリマー;ポリグリコールとアミン類との縮合生成物;四級化されたコラーゲンポリペプチド;四級化された小麦ペプチド;ポリエチレンイミン;カチオン性シリコーンポリマー(例えばアミドメチコーン類);アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシ−プロピルジエチレントリアミンとのコポリマー;ポリアミノポリアミド類およびカチオン性キチン誘導体(例えばキトサン)が適する。
本発明の組成物中のカチオンポリマーの重量割合は、好ましくは0.1 〜10重量%、特に好ましくは 0.2 〜 5重量%、中でも 0.5 〜 2.5重量%の範囲内である。
組成物の所望の粘度は増粘剤の添加によって調整することができる。セルロースエーテル類および他のセルロース誘導体(例えばカルボキシメチルセルロ―ス、 ヒドロキシエチルセルロース)、ゼラチン、澱粉および澱粉誘導体、アルギン酸ナトリウム、脂肪酸ポリエチレングリコールエステル、寒天、トラガカントまたはデキストリン誘導体、特にデキストリンエステルが適している。
使用される合成ポリマーは色々な材料であり、ポリビニルアルコール類、ポリアクリルアミド類、ポリビニルアミド類、ポリスルホン酸、特にアクリルアミドアルキルスルホン酸および環状N−ビニルカルボキシアミド類または環状および線状N-ビニルカルボキシアミド類およびまた疎水性変性されたアクリルアミドアルキルスルホン酸コポリマー、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸誘導体、ポリアクリル系エステル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキサイド類をベースとしたコポリマー、無水マレイン酸とビニルメチルエーテルとのコポリマー、および種々の塩およびエステルを含めた上記化合物の種々の混合物およびコポリマーである。これらのポリマーは場合によっては架橋されていてもまたは架橋されていなくてもよい。
油をベースとする組成物に特に適する増粘剤はデキストリンエステル、例えばデキストリンパルミテートであるが、脂肪酸石けん、脂肪アルコール類およびシリコーンワックス、例えばアルキルメチコン類、 SilCare(R) 41M40、SilCare(R) 41M50, SilCare(R) 41M65、SilCare(R)41M70またはSilCare(R) 41M80である。
意図する用途次第で、有利な造膜剤はフェニルベンズイミダゾールスルホン酸の塩、水溶性ポリウレタン、例えばC10-ポリカルバミルポリグリセリルエステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンコポリマー、例えばビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、水溶性アクリル酸ポリマー/コポリマーまたはそれのエステルまたは塩、例えばアクリル酸/メタクリル酸の部分エステルコポリマーおよび脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル、例えばアクリレート/ステアレル−20 メタクリレートコポリマー、水溶性セルロース、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、 ヒドロキシプロピルセルロース、水溶性クオタニウム、ポリクオタニウム、カルボキシビニルポリマー、例えばカルボマートおよびそれの塩、多糖類、例えばポリデキストロースおよびグルカン、酢酸ビニル/クロトナート、例えば登録商標Aristoflex(R)A 60 (製造元:Clariant)で入手できるものおよびポリマーのアミンオキシド類、例えば代表的には登録商標Diaformer Z-711、712、731、751で入手できるものがある。
特に適する抗菌性有効成分にはセチルトリメチルアンモニウム クロライド、セチルピリジニウムクロライド、ベンゼトニウムクロライド、ジイソブチルエトキシエチルジメチルベンジルアンモニウム クロライド、ナトリウムN-ラウリルサルコシナート、ナトリウム N-パルメチルサルコシナート、ラウロイルサルコシン、 N-ミリストイルグリシン、カリウムN-ラウリルサルコシン、トリメチルアンモニウム クロライド、ナトリウムアルミニウムクロロヒドロキシラクトエート、トリエチルシトラート、トリセチルメチルアンモニウム クロライド、 2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル (トリクロサン)、フェノキシエタノール、1,5-ペンタンジオール、 1,6-ヘキサンジオール、3,4,4'-トリクロロカルバニリド (トリクロカルバン)、ジアミノアルキルアミド、例えば L-リシンヘキサデシルアミド、クエン酸重金属塩、サリチレート、ピロクトーゼ(piroctose)、特に亜鉛塩、ピリチオン類およびそれの重金属塩、特に亜鉛ピリチオン、フェノール硫酸亜鉛、ファネゾール(farnesol)およびこれらの有効物質の組合せがある。
本発明の組成物は抗菌剤を50重量%までの量で、好ましくは0.01〜10重量%の量で、特に好ましくは0.1〜10重量%の量で含有している。
有利な収斂剤は酸化物、好ましくは酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、二酸化チタン、二酸化ジルコニウムおよび酸化亜鉛、酸化物水和物、好ましくは酸化アルミニウム水和物(ベーマイト)および水酸化物類、好ましくはカルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタンジルコニウムまたは亜鉛の水酸化物である。
本発明の組成物は収斂有効成分を好ましくは0〜50重量%、特に好ましくは0.01〜10重量%、中でも0.1〜10重量%の量で含有している。
本発明の有利な組成物は1種類以上の酸化防止剤を含有している。有利であるが それだけでなく最適である使用可能な酸化防止剤は化粧料および/または薬剤の用途で慣用されているかまたは適しているあらゆる酸化防止剤である。
酸化防止剤は有利には非常に低い許容投与量(例えばpmol/kg)でのアミノ酸類(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびそれらの誘導体、イミダゾール類(例えばウロカン酸)およびその誘導体、ペプチド類、例えばD,L−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシンおよびそれらの誘導体(例えばアンセリン)、カロテノイド類、カロチン(例えばα−カロテン、β−カロテン、リコペン)およびそれらの誘導体、クロロゲン酸およびそれの誘導体、リポ酸およびそれの誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、オーロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール類(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンおよびグリコシル、それらのN−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエステル)およびそれらの塩、ジラウリル−チオジプロピオナート、ジステアリル−チオジプロピオナート、チオジプロピオン酸およびそれの誘導体(例えばエステル類、エーテル類、ペプチド類、リピド類、ヌクレオチド類、ヌクレオシド類および塩)およびスルホキシミン化合物(例えばブチオニン−スルホキシイミン類、ホモシステイン−スルホキシイミン、ブチオニンスルホン類、ペンタ−、ヘキサ−、ヘプタチオニン−スルホキシイミン、および金属キレート化剤(例えばα−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸類(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびそれらの誘導体、不飽和脂肪酸およびそれの誘導体(例えばγ−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸、葉酸およびそれらの誘導体)、ユビキノンおよびユビキノールおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよびそれの誘導体(例えばアスコルビルパルミテート類、Mgアスコルビルホスファート類、アスコルビルアセテート類)、トコフェロールおよびその誘導体(例えばビタミンEアセテート)、ビタミンAおよびその誘導体(例えばビタミンAパルミテート)、ベンゾイン樹脂のコニフェリルベンゾエート、ルチン酸およびその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアイアシン酸、ノルジヒドログアイアレト酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノーゼおよびその誘導体、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO )、セレニウム化合物(例えばセレノメチオニン)、スチルベン類およびその誘導体(例えばスチルベンオキシド、トランス−スチルベンオキシド)、過酸化物ジスムターゼおよび本発明に適するこれらの特定した物質の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖類、ヌクレオチド類、ヌクレオシド類、ペプチド類およびリピド類)がある。
本発明の目的にとって水溶性酸化防止剤を使用するのが特に有利である。
酸化防止剤は酸化性ストレスに対して肌および髪を保護することができる。有利な酸化防止剤はビタミンEおよびそれの誘導体およびビタミンAおよびそれの誘導体である。
本発明の組成物中の酸化防止剤(1種類または複数種の化合物)の量は完成組成物を基準として好ましくは0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、中でも1〜10重量%である。
ビタミンEおよび/またはその誘導体が酸化防止剤である場合には、組成物の総重量を基準として0.001〜10重量%の範囲内の特別な濃度を選択するのが有利である。
本発明の特に有利な一つの実施態様においては、化粧料または薬剤は過酸化物ジスムターゼ、トコフェノール(ビタミンE)およびアスコルビン酸(ビタミンC)から選択された酸化防止剤を含有している。
適する紫外線フィルター物質は好ましくは4−アミノ安息香酸;3−(4’−トリメチルアンモニウム)ベンジリデン−ボラン−2−オン−メチルスルファート;3,3,5−トリメチル−シクロヘキシルサリチレート;2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン;2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸およびそれのカリウム、ナトリウムおよびトリエタノールアミン塩;3,3’−(1,4−フェニレンジメチン)−ビス−(7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]−ヘプタン−1−メタンスルホン酸およびそれの塩;1−(4−第三ブチルフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)プロパン−1,3−ジオン、3−(4’−スルホ)−ベンジリデン−ボルナン−2−オンおよびそれの塩;2−シアン−3,3−ジフェニル−アクリル酸−(2−エチルヘキシルエステル);N−[2(および4)−(2−オキソボロン−3−イリデンメチル)ベンジル]−アクリルアミドのポリマー;4−メトキシ−桂皮酸2−エチルヘキシルエステル;エトキシル化エチル4−アミノ−ベンゾエート;4−メトキシ−桂皮酸イソアミルエステル;2,4,6−トリス−[p−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン;2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−メチル−6−(2−メチル−3−(1,3,3,3−テトラメチル−1−(トリメチルシリルオキシ)−ジシロキサニル)プロピル)フェニル;4,4’−[(6−[4−((1,1−ジメチルエチル)−アミノカルボニル)フェニルアミノ]−1,3,5−トリアジン−2,4−イル)ジイミノ]ビス安息香酸ビス(2−エチルヘキシルエステル);3−(4’−メチルベンジリデン)−D,L−カンフル;3−ベンジリデン−カンフル;サリチル酸−2−エチルヘキシルエステル;4−ジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシルエステル;ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾフェノン−5−スルホン酸(sulisobenzonum)およびナトリウム塩;および/または4−イソプロピルベンジルサリチレートが適している。
使用できる顔料/ミクロ顔料の例には、微細な二酸化チタン、マイカ−二酸化チタン、酸化鉄類、マイカ−酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ケイ素、ウルトラマリンブルー、酸化クロムがある。
適するジェル化剤は液相中に溶解しネットワーク構造を形成しそして液相を固めるあらゆる界面活性物質である。適するジェル化剤は例えば国際特許出願公開第98/58625号明細書に記載されている。
有利なジェル化剤は脂肪酸の金属塩、好ましくは炭素原子数12〜22の脂肪酸 のそれ、例えばステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、アラキドン酸ナトリウム、ベヘン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ミリスチン酸ナトリウム、モノステアリン酸アルミニウム、ヒドロキシ脂肪酸、例えば 12-ヒドロキシステアリン酸、 16-ヒドロキシヘキサデカノイル酸;脂肪酸アミド類;脂肪酸アルカノールアミド類;ジベンザルソルビトールおよび アルコール性ポリアミド類およびポリアクリルアミド類またはそれらの混合物である。
本発明の組成物は好ましくは0.01〜20重量%、特に好ましくは0.1〜10重量%、中でも1〜8重量%、更に好ましくは3〜7重量%のジェル化剤を含有している。他の添加物はシリコーン化合物、好ましくはジメチルポリシロキサン、 メチルフェニルポリシロキサン類、環状シリコーン類、およびアミノ−、脂肪酸−、アルコール−、ポリエーテル−、エポキシ−、弗素化−および/またはアルキル変性シリコーン化合物、例えばアルキルシリコーン類 SilCare(R)Silicone 41M10、 SilCare(R)Silicone 41 M15、SilCare(R)Silicone 41 M20、SilCare(R)Silicone 41 M30 (Clariant)、アルキルトリメチコン類 SilCare(R)31M30、SilCare(R)31 M40、 SilCare(R)31M 50、SilCare(R)31 M 60 (Clariant)、フェニルトリメチコン類SilCare(R)15M30、SilCare(R)15M40、SilCare(R)15M50、SilCare(R)15M60 (Clariant)、ポリアルキルアリールシロキサン類およびポリエーテルシロキサンコポリマーがある。
本発明の組成物は上記のシリコーン化合物を完成組成物を基準として好ましくは0.1 〜 20重量%、特に好ましくは 0.2 〜15重量%、中でも 0.5 〜10重量%含有し得る。
適する媒介物質は好ましくは植物油、天然および水素化油、ワックス、脂肪、水、 アルコール、ポリオール、グリセロール、グリセリド、液体パラフィン、液体脂肪アルコール、ステロール、 ポリエチレングリコール、セルロースおよびセルロース誘導体である。
使用できる殺菌作用成分は、完成組成物を基準として 0.05 〜 5重量%、好ましくは 0.1 〜3重量%、特に好ましくは 0.2 〜 2重量%の量の好ましくはケトコナゾール、オキシコナゾール、テルビナフィン、ビフォナゾール、ブトコナゾール、クロコナゾール、クロトリマゾール、エコナゾール、エニルコナゾール、フェンチコナゾール、イソコナゾール、ミコナゾール、スルコナゾール、チオコナゾール、フルコナゾール、イトラコナゾール、テルコナゾールおよびナフチフィン、Zn−ピレチオン及びオクゾピロックスである。
本発明の組成物は有利には慣用のセラミド類、擬似セラミド、脂肪酸N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、コレステロール、コレステロール脂肪酸エステル、脂肪酸、トリグリセリド類、セレブロシド類、ホスホリピド類および同様な物質を手入れ用添加物として併用することができる。
真珠光沢付与化合物としては脂肪酸モノアルカノールアミド類、脂肪酸ジアルカノールアミド類、アルキレングリコールモノエステル類またはジエステル類、特にエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールまたはそれと高級脂肪酸とのオリゴマー、例えばパルミチン酸、ステアリン酸またはべヘンまたはそれらの混合物、アルキレングリコールと脂肪酸とのモノエステル類またはジエステル類、脂肪酸およびそれの金属塩、グリセロールとカルボン酸とのモノエステル類またはポリエステル類および色々な種類のケトスルホン類が有利である。本発明の組成物中においては、真珠光沢付与成分は特に好ましくはエチレングリコールジステアレートおよび3個のグリコール単位を持つポリエチレングリコールジステアレートである。
利用できる加湿物質は好ましくはイソプロピルパルミテート、グリセロールおよび/またはソルビトールであり、これらは0.1〜50重量%の量で使用するのが有利である。
使用できる過脂剤は好ましくはラノリンおよびレシチン、非エトキシル化およびポリエトキシル化またはアクリルラノリン誘導体およびレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノ−、ジ−およびトリグリセリド類および/または脂肪酸アルカノールアミドである。
適する保存剤はフェノキシエタノール、パラベン類、ペンタンジオール又はソルビン酸が好ましい。これらは完成組成物を基準として好ましくは 0.001 〜5重量%、特に好ましくは0.01 〜3重量%、中でも 0.1 〜 2重量%の量で使用される。
使用できる染料は化粧料および薬剤の目的に適しかつ容認された物質である。
使用できる香料および/または香油は個々の香料化合物であり、例えばエステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素の種類の合成生成物である。エステルタイプの香料化合物は例えば酢酸ベンジル、フェノキシエチルイソブチラート、 p-第三ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルマート、エチルメチルフェニルグリシナート、アリルシクロヘキシルプロピオナート、スチラリルプロピオナートおよびベンジルサリチレートである。エーテル類には例えばベンジルエチルエーテルが含まれそしてアルデヒド類には例えば炭素原子数8〜18の直鎖状アルカナール類、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラル、 リリアルおよびボーウルゲナル(βourgeonal)が含まれそしてケトン類は例えばイオノン類(ionones)、α-イソメチルイオノンおよびメチルセドリルケトンが含まれそしてアルコール類にはアネトール、シトロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、リナロイル、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールが含まれそして炭化水素には主としてテルペン類およびバルサム類が含まれる。一緒になった気持ちのよい香りの特徴を生ずる種々の香料の混合物を使用するのが有利である。
香油は、植物または動物源から手に入れられる様な天然の着臭物質(odorant)混合物、例えば松、柑橘類、ジャスミン、ユリ、バラまたはイランイランノキの油も含有していてもよい。香り成分とし最も使用される低揮発度のエッセンシャル油は香油、例えばセージ油、カモミール油、丁子油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、ジナノキの花油、杜松油(juniper berry oil)、ベチベルソウ油 、オリバナム油、ガルバナム油およびラダナム(ladanum)油としても適している。
pHを調整するために使用される酸またはアルカリは、好ましくは鉱酸、例えばHCl、無機塩基、例えばNaOH、KOH および有機酸、好ましくはクエン酸である。
組成物は2〜12、好ましくは3〜8の範囲内のpHに調整するのが有利である。
本発明の化粧料または薬剤は置換されたアミノポリオルガノシロキサン類 (SH)を使用して製造できる。
それ故に本発明は、化粧料または薬剤を製造するために1種類以上の置換されたアミノポリオルガノシロキサン類 (SH)を用いることでもある。
本発明の別の有利な一つの実施態様においては、本発明の化粧料または薬剤を製造するために、完成濃厚物を基準として70〜99.99重量%、特に好ましくは70〜99重量%、中でも75〜95重量%の1種類以上の置換されたアミノポリオルガノシロキサン類(SH)を含有する濃厚物を使用する。
以下の実施例および使用例は本発明を更に詳細に説明するものであるが、本発明を限定するものではない。記載の百分率の全ては重量%である。
SilCare(R)Silicone SEAの製造:
951.76部のオクタメチルシクロテトラシロキサンおよび38.31 部の[N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピル]メチルジメトキシシランを0.95 部のテトラブチルアンモニウムヒドロキシド(40%濃度メタノール性溶液) と混合しそして静かな窒素流のもとで 90分に亙って70℃に加熱する。70℃で2時間後に、この系を50mbarの残留圧にまで減圧しそして次に一定の残留圧で110℃に加熱する。110℃、50mbarで1時間後に、この混合物を減圧下に室温に冷却する。過剰のオクタメチルシクロテトラシロキサンを留去しそして約0.385のアミン価を有する約965.00部のアミノ変性ポリジメチルシロキサン(S) を得る。193.00部の (S) を攪拌および窒素雰囲気下に87.00部のアルキルポリグリコールグリシジルエーテル (H)と混合し、 150°Cに加熱しそして (H)の転化が完結するまで 150°Cで約8時間攪拌する。この反応生成物を冷却しそして単離する。 280.00 部のシリコーン油 (SH)が得られる。
280.00 部のシリコーン油 (SH) を室温で28.00 部のトリデカノールポリ-9,5-グリコールエーテルおよび14部の水と混合する。透明な粘性液体の状態の322.00 部の SilCare(R)Silicone SEA が得られ、このものは水で更に容易に希釈できそして約9.0のpHを有している。
色保護使用例
規格化されたブロンド漂白した毛髪房を標準の市販パーマネントヘアーカラー(ビバ真紅、緋色)を用いて標準条件のもとで着色する。次いでこの房Aを硫酸エーテル:ベタイン(3:1、12%Al)でそして房Bは硫酸エーテル:ベタイン (3:1、12% AI) + SilCare(R)Silicone SEA (1% AI)で、いずれの場合にも4度洗浄する。10人のパネル試験において、房Aを標準(0)に設定する。この標準と比較しての向上を + または ++ (非常に良好)と評価し、そして低下を - または - -と評価した。
4度の洗浄作業後の色強度、色の輝き、光沢、感触および帯電性を以下に表示する(試験者全員の平均)。
Figure 0005357375
結果:
SilCare(R)Silicone SEAで処理した髪房は、視覚および感覚試験によるとヘアーカラーのブリーディング(bleeding)染み出しが著しく少なく(色強度の向上、高い色の輝き)および追加的に著しく向上した光沢およびより良好な感触を示す。
[表2]
[実施例3]
水/ 油型クリーム:
A Hostacerin (R) DGI Clariant 4.00%
蝋ワックス 2.00%
Lunacera (R)M 3.00%
ステアリン酸マグネシウム 1.00%
低粘度鉱油 5.00%
ワセリン 10.00%
Cetiol(R)V 5.00
SilCare (R)SiliconeSEA 1.00%
B 1,2-プロピレングリコール 3.00%
水 足して100.0%とする量
保存剤 適量
C 香料 0.40%

製造方法:
I 80℃でAを溶融し、
II Bを80℃に加熱し、
III I 中にIIを混入攪拌し、
IV 35℃の温度が達成されるまで攪拌し、
V IV に 35℃でCを添加する。
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
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Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
Figure 0005357375
使用した市販品の化学名称:
Aristoflex(R)AVC (Clariant) アンモニウムアクリロイルジメチルタウ
レート/NVPコポリマー
(NVP: N-ビニルピロリドン)
Aristoflex(R)HMB (Clariant) アンモニウムアクリロイルジメチルタレー
ト/ ベヘネス-25 メタクリレートポリマ

Aristoflex(R)PEA 70 (Clariant) ポリプロピレンテレフタレート
Cetiol(R)V (Cognis) デシルオレエート
Diaformer Z-751 ラウリル/ステアリルアクリレート、エチ
レンアミンオキシド、メタクリレートコ
ポリマー
Emulsogen(R)HCO 040 (Clariant) PEG-40 水素化ひまし油
Extrapon Avocado special 水/エトキシジグリコール/プロピレング
リコール/ ブチレングリコール/パーシ
ア・グラティッシマ抽出物
Genagen(R)CAB (Clariant) ココアミドプロピルベタイン
Genagen(R)KB (Clariant) ココベタイン
Genagen(R)LAA (Clariant) ナトリウムラウロアムホアセテート
Genamin(R)CTAC (Clariant) セトリモニウムクロライド
Genamin(R)KSL (Clariant) PEG-5 ステアリルアンモニウムラクトエ
ート
Genamin(R)PDAC (Clariant) ポリクオータニウム-6
Genapol(R)C100 (Clariant) コセス-10
Genapol(R)PDB (Clariant) グリコールジステアレート/ラウレス-4/
ココアミドプロピルベタイン
Genapol(R)LRO fl. (Clariant) ラウレス硫酸ナトリウム
Genapol(R)T 500 P (Clariant) セテアレス-50
Glucamat DOE-120 PEG-120 メチルグルソースジオレエート
Hostacerin(R)DGI (Clariant) ポリグリセリル-2 セスキイソステアレー

Hostapon(R)KCG (Clariant) ナトリウム-ココイルグルタマート
Locron(R)L (Clariant) アルミニウムクロロヒドラート
Lunacera(R)M (H.B. Fuller) 微小結晶ワックス
NIPAGUARD(R)CMB (Clariant) トリエチレングリコール/ベンジルアル
コール/プロピレングリコール/クロロ
メチルイソ-チアゾリノン/メチルイソチ
アゾリノン
NIPAGUARD DCB (Clariant) フェノキシエタノール、メチルジブロモ-
グルタロニトリル
NIGAGUARD(R)DMDMH (Clariant) DMDM ヒダントイン
NIPAGUARD(R)PDU (Clariant) プロピレングリコール/ジアゾリジニル
尿素/メチルパラベン/プロピルパラベ

Octopirox(R) (Clariant) ピロクトンオラミン
Phenonip(R) (Clariant) フェノキシエタノール/メチル-/エチル
-/ブチル-/プロピル-/イソブチルパラ
ベン
Sandopan(R)DTC, 酸 (Clariant) トリデセス-7 カルボン酸
SilCare(R)1M75 (Clariant) レチノキシトリメチルシラン
SilCare(R)15M50 (Clariant) フェニルトリメチコン
SilCare(R)31M50 (Clariant) カプリルイルトリメチコン
SilCare(R)41M15 (Clariant) カプリルイルメチコン
SilCare(R)Silicone SEA (Clariant) 実施例1
Softigen(R)767 (Sasol) PEG-6 カプリル酸/カプリン酸グリセリ

Tylose(R)H 100000 G4 ヒドロキシエチルセルロース

Claims (20)

  1. アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する置換アミノ基を有する1種類以上の置換アミノポリオルガノシロキサン(S)を含有する化粧料の用途であって、各々のアミノアルキル基、又は、アミノモノ若しくはオリゴ(アルキルアミノ)アルキル基は、以下の式α’’
    Figure 0005357375
    [式中、指数rは0である。]
    で表されるものであり、
    アミノポリオルガノシロキサン(S)中に存在する当該アミノ基が式(ε)
    T−CH−CHOH−CH− (ε)
    [式中、Tは乳化剤特性を有する界面活性剤モノアルコールポリグリコールエーテルの残基であり、アルコールポリグリコールエーテルT−Hは次の平均的式
    Figure 0005357375
    [式中、Rは炭素原子数11〜16のアルキル芳香族または脂肪族炭化水素残基であり、XはC2−4−アルキレンであり、そして
    qは5〜18であり、その際にqの100%がアルキレン基はエチレンオキシ単位である。]
    で表されるものである。]
    で表される残基で少なくとも部分的に置換されており、そして存在するアミノ基が場合によっては少なくとも部分的にプロトン化されており、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S)が0.03〜4.2重量%の範囲内の窒素含有量を有し、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S)が15,000〜2,000,000の平均分子量を有し
    式α’’の第一級アミノ基が、式(ε)で表される残基で少なくともモノ置換され、そして、式α’’の残りの第二級アミノ基の80〜100%が式(ε)で表される残基で置換されることを特徴とする、上記化粧料の着色されたケラチン繊維の色を保護および保存するための用途。
  2. アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する置換アミノ基を有する1種類以上の置換アミノポリオルガノシロキサン(S )を含有する化粧料の用途であって、各々のアミノアルキル基、又は、アミノモノ若しくはオリゴ(アルキルアミノ)アルキル基は、以下の式α’’
    Figure 0005357375
    [式中、指数rは0である。]
    で表されるものであり、
    アミノポリオルガノシロキサン(S )中に存在する当該アミノ基が式(ε)
    T−CH −CHOH−CH − (ε)
    [式中、Tは乳化剤特性を有する界面活性剤モノアルコールポリグリコールエーテルの残基であり、アルコールポリグリコールエーテルT−Hは次の平均的式
    Figure 0005357375
    [式中、R は炭素原子数11〜16のアルキル芳香族または脂肪族炭化水素残基であり、XはC 2−4 −アルキレンであり、そして
    qは5〜18であり、その際にqの100%がアルキレン基はエチレンオキシ単位である。]
    で表されるものである。]
    で表される残基で置換されており、そして存在するアミノ基が場合によっては少なくと部分的にプロトン化されており、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S )が0.03〜4.2重量%の範囲内の窒素含有量を有し、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S )が15,000〜2,000,000の平均分子量を有していることを特徴とする、上記化粧料の着色されたケラチン繊維の色を保護および保存するための用途。
  3. アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する置換アミノ基を有する1種類以上の置換アミノポリオルガノシロキサン(S )を含有する化粧料の用途であって、各々のアミノアルキル基、又は、アミノモノ若しくはオリゴ(アルキルアミノ)アルキル基は、以下の式α’’
    Figure 0005357375
    [式中、指数rは0である。]
    で表されるものであり、
    アミノポリオルガノシロキサン(S )中に存在する当該アミノ基が式(ε)
    T−CH −CHOH−CH − (ε)
    [式中、Tは乳化剤特性を有する界面活性剤モノアルコールポリグリコールエーテルの残基であり、アルコールポリグリコールエーテルT−Hは次の平均的式
    Figure 0005357375
    [式中、R は炭素原子数11〜16のアルキル芳香族または脂肪族炭化水素残基であり、XはC 2−4 −アルキレンであり、そして
    qは5〜18であり、その際にqの100%がアルキレン基はエチレンオキシ単位である。]
    で表されるものである。]
    で表される残基で置換されており、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S )が0.03〜4.2重量%の範囲内の窒素含有量を有し、
    置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S )が15,000〜2,000,000の平均分子量を有していることを特徴とする、上記化粧料の着色されたケラチン繊維の色を保護および保存するための用途。
  4. 置換されたアミノポリオルガノシロキサン(S)が、アルキレン−ブリッジまたはモノ−またはオリゴ(アルキレンアミノ)アルキレン−ブリッジを介してポリシロキサン基本骨格の珪素原子に結合する第一級および/または第二級アミノ基を含有するアミノポリオルガノシロキサン(S)と少なくとも1種類のアルコールポリグリコールエーテル−モノグリシジルエーテル(H)との反応によっておよび場合によっては続いてプロトン化によって得られる、請求項1〜3のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  5. アミノポリオルガノシロキサン(S)が0.05〜3の範囲内のアミン価を有する、請求項に記載の化粧料の用途。
  6. 前記化粧料がヘアートリートメントである、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  7. 前記化粧料が毛染めおよび/またはヘア着色剤である、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  8. 前記化粧料が洗い落とし製品である、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  9. 前記化粧料が塗りっぱなし製品である、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  10. 前記化粧料が界面活性剤を含まない組成物である、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  11. 前記化粧料がパーマネントウエーブ用剤である、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  12. 前記化粧料が水性または水性アルコール性組成物でありそして完成組成物を基準として0.01〜30重量%の置換アミノポリオルガノシロキサン(S)を含有する、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  13. 前記化粧料が油をベースとする無水組成物でありそして完成組成物を基準として0.01〜80重量%の置換アミノポリオルガノシロキサン(S)を含有する、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  14. 前記化粧料がエマルジョンでありそして完成化粧料を基準として0.01〜30重量%の置換アミノポリオルガノシロキサン(S)を含有する、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  15. 前記化粧料の用途が、人の着色された髪の色を保護および保存するためである、請求項1〜のいずれか一つに記載の化粧料の用途。
  16. 前記化粧料が完成化粧料を基準として0.01〜10重量%の置換アミノポリオルガノシロキサン(S)を含有する、請求項15に記載の化粧料の用途。
  17. 前記ヘアートリートメントがシャンプー、ヘアーコンデショナー、ヘアートリートメント、スタイリング組成物、ヘアーリンス、ボリューム付与スプレー、スタイリング液、ヘアーフォーム、ヘアージェル、セッティング組成物、フェアースプレー、ムース、ヘアーオイルまたは尖端用液(ends fluid)である、請求項に記載の化粧料の用途。
  18. 前記洗い落とし製品がシャワー浴、シャワージェルまたはフォーム浴剤である、請求項に記載の化粧料の用途。
  19. 前記化粧料が界面活性剤不含の固体組成物または界面活性剤不含のエマルジョンである、請求項10に記載の化粧料の用途。
  20. 前記パーマネントウエーブ用剤がコンデショナーのための添加物である、請求項11に記載の化粧料の用途。
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