JP5349122B2 - 同期移動装置および画像測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、同期移動装置および画像測定装置に関する。
装置本体にスライダを移動可能に支持し、このスライダにCCDカメラなどの撮像手段を搭載し、この撮像手段と被測定物とを相対移動させながら撮像手段にて被測定物を撮像し、この撮像された画像データに基づいて被測定物の形状あるいは寸法を測定する画像測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような画像測定装置では、スライダに搭載された撮像手段への電力供給、撮像手段との間での信号授受(制御、画像データなど)を行うために、移動可能なスライダへケーブルの配線を行う必要がある。
従来、このような移動可能なスライダ(可動部)へケーブルの配線を行う場合、ケーブルの支持、案内を行うために、可動部の移動に追従して屈曲可能なケーブル支持帯、例えば、ケーブルベア(登録商標)が一般的に利用されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−266748号公報 特開2001−224159号公報
ケーブルベア(登録商標)は、一端(固定端)が装置本体に固定され、他端(可動端)が可動部に固定される構造であるため、ケーブルベア(登録商標)の移動に伴う挙動、例えば、ケーブルの捩れやその反力の影響が可動部側(撮像手段側)に伝わり、測定精度を悪化させる要因となっていた。
本発明の目的は、ケーブル支持帯の移動に伴う挙動の影響を受けにくく、測定精度の悪化を防止できる同期移動装置、および、この同期移動装置を備えた画像測定装置を提供することにある。
本発明の同期移動装置は、装置本体と、この装置本体に移動可能に設けられた可動部と、前記装置本体に回転自在に支持され前記可動部を移動させる送りねじ軸と、前記送りねじ軸に螺合されたナット部材と、前記可動部および前記ナット部材を連結する連結装置と、前記可動部へ配線されるケーブルの支持および案内を行うケーブル支持帯とを備えた同期移動装置において、前記連結装置は、前記可動部に固定された第1の部材と、前記ナット部材に固定された第2の部材と、前記第1の部材および前記第2の部材に介在して設けられ、かつ、前記送りねじ軸の軸線に対して直交する面内での当該送りねじ軸の振れ運動を吸収する中間部材とを含んで構成され、前記可動部へ前記ケーブルを配線する側の前記ケーブル支持帯の端部は、接続部材を介して前記第2の部材に接続され、前記可動部に同期して移動される、ことを特徴とする。
ここで、送りねじ軸およびナット部材によって可動部を移動させる送りねじ機構が構成されており、送りねじ機構としてはボールねじ機構を例示できる。
この構成において、送りねじ軸を回転させると、それに螺合されたナット部材および連結装置を介して可動部が移動される。連結装置は、可動部に固定された第1の部材と、ナット部材に固定された第2の部材と、これらの間に介在して設けられ送りねじ軸の軸線に対して直交する面内での送りねじ軸の振れ運動を吸収する中間部材とを含んで構成されているから、送りねじ軸の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)が、連結装置の中間部材で吸収される。従って、送りねじ軸の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)が可動部に伝わらないので、高精度な送りが期待できる。
また、連結装置の第2の部材に接続部材を介してケーブル支持帯の可動端、つまり、可動部へケーブルを配線する側のケーブル支持帯の端部が接続されているので、可動部の移動に伴ってケーブル支持帯の可動端も追従移動される。このとき、ケーブル支持帯の移動に伴う挙動が、第2の部材に伝わったとしても、振れ運動と同様に中間部材によって吸収される。従って、送りねじ軸の振れ運動、および、ケーブル支持帯自体の移動に伴う挙動による可動部への影響を同時に抑えることができる。そのため、測定精度の悪化を防止できる。
本発明の同期移動装置では、前記接続部材はワイヤであることが好ましい。
この構成によれば、ケーブル支持帯と第2の部材とをワイヤで接続する際に、ワイヤの延設方向を比較的容易に変化させることができるので、装置本体に対する可動部およびケーブル支持帯の位置関係に応じて両者を接続することができる。また、ベルトやチェーンに比べ、配置スペースを小さくすることができる。
本発明の同期移動装置において、前記装置本体には、ガイドレールが前記可動部の移動方向と平行に設けられ、このガイドレールに沿って支持プレートが移動可能に設けられ、前記ケーブル支持帯の端部は、前記支持プレートに固定されている、ことが好ましい。
この構成によれば、ケーブル支持帯の端部は、支持プレートおよびガイドレールによって移動方向がガイドされているから、ケーブルの捩れが生じることも少なく、また、その反力による影響も少ないから、ケーブル支持帯の端部を円滑にスライド動作させることができる。
本発明の画像測定装置は、上述したいずれかに記載の同期移動装置と、被測定物が載置される載物台と、前記可動部に設けられ前記被測定物を撮像する撮像手段と、前記被測定物と前記撮像手段とを相対移動させる移動機構とを備え、前記撮像手段にて撮像された画像データに基づいて前記被測定物の形状あるいは寸法を測定することを特徴とする。
この構成において、同期移動装置の送りねじ機構により可動部に設けられた撮像手段を移動させると、ケーブル支持帯の端部(可動端)も撮像手段に追従して移動させることができる。この際、前述の同期移動装置と同様に、連結装置によって、送りねじ軸の振れ運動およびケーブル支持帯の移動に伴う挙動が、可動部に伝わらないので、測定精度の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像測定装置の全体斜視図。 前記実施形態の画像測定装置の移動機構を示す斜視図。 前記実施形態の移動機構における送りねじ機構を拡大して示す部分斜視図。 図3の送りねじ機構の分解図。 前記実施形態の移動機構の可動部と送りねじ機構との連結部分の断面図。
<実施形態の構成>
本実施形態は画像測定装置に適用した例である。
本実施形態の画像測定装置1は、図1に示すように、装置本体としての架台2と、この架台2の上面にY軸方向へ移動可能に設けられ被測定物が載置される載物台3と、被測定物を撮像する撮像手段としての光学装置4と、この光学装置4を2次元方向(X軸方向、Z軸方向)へ移動させる移動機構5と、光学装置4への電力供給や光学装置4との間での信号授受(制御、画像データなど)を行うケーブルの支持案内を行うケーブル支持機構6と、光学装置4のX軸方向への移動に連動してケーブル支持機構6を同期移動させる同期機構8とを備える。
載物台3は、詳細構造を図示しないが、駆動機構によってY軸方向に駆動される本体フレームと、本体フレーム上に固定された載物ガラス31とを備えている。載物ガラス31の上に被測定物が載置される。
光学装置4は、CCDカメラによって構成されている。
移動機構5は、載物台3を挟んだ架台2の両側辺に立設された一対のビーム支持体51と、このビーム支持体51の上端間にX軸方向と平行に架設されたX軸ビーム52と、このX軸ビーム52に沿って移動自在に支持された可動部としてのXスライダ53と、このXスライダ53をX軸方向に送る送りねじ機構としてのボールねじ機構54とを備える。なお、Xスライダ53には図示省略のZスライダがZ軸方向へ移動自在に設けられ、このZスライダに光学装置4が取り付けられている。
X軸ビーム52は、図2に示すように、Y軸方向に直交する一対の側面521,522と、Z軸方向に直交する上面523および下面524とを有し、一方の側面521に溝部525がX軸方向に沿って形成された断面コ字状に形成されている。
Xスライダ53は、図2に示すように、X軸ビーム52の一対の側面521,522および上面523の3面を覆う略コ字状に形成され、これらの3面に対して空気軸受で支持され、X軸方向に移動可能に設けられている。
ボールねじ機構54は、図2および図3に示すように、X軸ビーム52の溝部525内にX軸方向に沿って平行にかつ回転可能に支持された送りねじ軸541と、この送りねじ軸541に螺合されたナット部材542と、このナット部材542およびXスライダ53を連結する連結装置としてのフローティングユニット7と、送りねじ軸541を回転させるモータ543とを備える。モータ543によって送りねじ軸541が回転されると、送りねじ軸541に螺合されたナット部材542およびフローティングユニット7を介してXスライダ53がX軸方向へ移動されるようになっている。
フローティングユニット7は、図3〜図5に示すように、Xスライダ53の内方に当該Xスライダ53と一体で形成された取付部532に4本のボルト74(図4)で固定された第1の部材71と、ナット部材542に4本のボルト75で固定され中央部に送りねじ軸541が挿通された第2の部材72と、第1の部材71および第2の部材72に介在して設けられ、かつ、送りねじ軸541の軸線に対して直交する面内での送りねじ軸541の振れ運動を吸収しつつ第2の部材72の軸方向の移動を第1の部材71に伝達する中間部材73とを有する三重構造として構成されている。
つまり、第2の部材72は中間部材73に対してストロークベアリング機構を介してZ軸方向へ変位可能に構成され、中間部材73は第1の部材71に対してストロークベアリング機構を介してY軸方向へ変位可能に構成されているため、送りねじ軸541の振れ運動が中間部材73によって吸収され、Xスライダ53にはボールねじ機構54の推力のみが伝達される構造になっている。
第1の部材71を固定するXスライダ53の取付部532は、図5に示すように、第1の部材71に対して送りねじ軸541の軸方向に並んで設けられ、内部にナット部材542を収納する収納空間533を有している。ナット部材542は、第2の部材72に対して軸方向に並んで設けられ、この第2の部材72の端部に形成されたフランジ部722に連結されている。
ケーブル支持機構6は、図2に示すように、X軸ビーム52に固定された支持台61と、この支持台61の上に支脚62を介してX軸方向と平行に支持されたガイドレール63と、このガイドレール63に沿って移動可能に設けられた支持プレート64と、基端(固定端)が支持台61に固定されかつ先端(可動端)が支持プレート64に固定されたケーブル支持帯65とから構成されている。
ケーブル支持帯65は、Xスライダ53へ配線されるケーブル(図示省略)の支持および案内を行うもので、内部にケーブルを保持し、固定端を支点として可動端が屈曲可能かつ復帰可能に構成されている。この例では、ケーブルベア(登録商標)によって構成されている。ケーブル支持帯65によって支持されるケーブル(図示省略)は、電源からケーブル支持帯65を通じて支持プレート64の内部または下面に沿って配線されたのち、光学装置4に接続されている。これにより、ケーブルを介して、光学装置4に電力が供給されるとともに、光学装置4との間で信号の授受が行われる。
同期機構8は、図2に示すように、フローティングユニット7の第2の部材72に固定されたワイヤ固定部材84と、一端がワイヤ固定部材84に連結され他端がケーブル支持機構6の支持プレート64の右辺(図2中右側辺)に連結された接続部材としての第1のワイヤ85と、一端がワイヤ固定部材84に連結され他端がケーブル支持機構6の支持プレート64の左辺(図2中左側辺)に連結された接続部材としての第2のワイヤ86とを含んで構成されている。
ワイヤ固定部材84は、図4に示すように、2本のスペーサ841を介して第2の部材72にねじ842でねじ止めされる。2本のスペーサ841は、第2の部材72に形成されたタップ部721(2箇所)に螺合されている。また、ワイヤ固定部材84には、ワイヤ85,86を固定するための取付孔843(2箇所)が形成され、この取付孔843にワイヤ85,86の端部がそれぞれ連結されている。
ここで、第1のワイヤ85および第2のワイヤ86の旋回ループを説明するにあたって、図2において、右方向(図2中右上方向)をX+、左方向(図2中左下方向)をX−、前方向(図2中右下方向)をY+、後方向(図2中左上方向)をY−、上方向(図2中上方向)をZ+、下方向(図2中下方向)をZ−として説明する。
第1のワイヤ85は、ワイヤ固定部材84からX−方向へ延長されたのち、ボールねじ軸541の端部で滑車85Aを介してY−方向へ方向変換され、ついで、Y軸方向後方において、滑車85Bを介してX+方向へ方向変換され、更に、X軸方向の端部において、滑車85C,85Dを介してX−方向へ方向変換されたのち、支持プレート64の右辺に連結されている。従って、Xスライダ53が図2中右方向(X+)へ移動されると、支持プレート64(ケーブル支持帯65の可動端)も図2中右方向(X+)へ移動される。
第2のワイヤ86は、ワイヤ固定部材84からX+方向へ延長されたのち、ボールねじ軸541の端部で滑車86A、86B,86Cを介してY−方向へ方向変換され、ついで、Y軸方向後方において、滑車86Dを介してX−方向へ方向変換され、更に、X軸方向の端部において、滑車86Eを介してX+方向へ方向変換されたのち、支持プレート64の左辺に連結されている。従って、Xスライダ53が図2中左方向(X−)へ移動されると、支持プレート64(ケーブル支持帯65の可動端)も図2中左方向(X−)へ移動される。なお、Xスライダ53には、送りねじ軸541に沿って延設されたワイヤ86が挿通されたワイヤ貫通孔531がX軸方向に沿って形成されている。
このような構成において、載物ガラス31に被測定物を載置したのち、光学装置4を被測定物の測定部位に応じて移動させながら、光学装置4によって被測定物を撮像する。
この際、送りねじ軸541を回転させると、それに螺合されたナット部材542およびフローティングユニット7を介してXスライダ53が移動される。フローティングユニット7は、Xスライダ53に固定された第1の部材71と、ナット部材542に固定された第2の部材72と、これらの間に介在して設けられ送りねじ軸541の軸線に対して直交する面内での送りねじ軸541の振れ運動を吸収する中間部材73とを含んで構成されているから、送りねじ軸541の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)が、フローティングユニット7の中間部材73で吸収される。従って、送りねじ軸541の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)がXスライダ53に伝わらないので、高精度な送りが期待できる。
同時に、Xスライダ53にフローティングユニット7、第1のワイヤ85および第2のワイヤ86を介して連結された支持プレート64も、Xスライダ53と同じ方向へ移動されるから、ケーブル支持帯65の可動端も一緒に移動される。
このとき、ケーブル支持帯65の可動端の挙動が第1のワイヤ85および第2のワイヤ86を介してフローティングユニット7の第2の部材72に加わるが、送りねじ軸541の振れ運動と同様に中間部材73によって吸収される。従って、送りねじ軸541の振れ運動、および、ケーブル支持帯65自体の移動に伴う挙動によるXスライダ53への影響を同時に抑えることができる。
<実施形態の効果>
(1)ボールねじ機構54の送りねじ軸541の回転によりXスライダ53を移動させると、同期機構8を介してケーブル支持帯65の可動端もXスライダ53に同期して移動するから、Xスライダ53の移動に追従してケーブル支持帯65の可動端を移動させることができる。
(2)ボールねじ機構54のナット部材542とXスライダ53とを連結するフローティングユニット7は、Xスライダ53に固定された第1の部材71と、ナット部材542に連結された第2の部材72と、これらの間に介在されこれらに対してY軸方向およびZ軸方向へ変位可能な状態で第2の部材72の軸方向変位を第1の部材71に伝達する中間部材73とを有する構造であるから、中間部材73によって送りねじ軸541の回転に伴って発生する振れ運動(振れ)を吸収することができる。
(3)また、ケーブル支持帯65の可動端が、第1のワイヤ85および第2のワイヤ86を介してフローティングユニット7の第2の部材72に連結されているから、ケーブル支持帯65の可動端の挙動が中間部材73によって吸収される。
従って、送りねじ軸541の振れ運動、および、ケーブル支持帯65自体の移動に伴う挙動によるXスライダ53への影響を同時に抑えることができるから、測定精度の悪化を防止できる。
(4)また、Xビーム52に支持台61を介してガイドレール63がXスライダ53の移動方向と平行に設けられ、このガイドレール63に沿って支持プレート64が移動可能に設けられ、この支持プレート64にケーブル支持帯65の可動端が固定されているから、つまり、ケーブル支持帯65の可動端は、支持プレート64およびガイドレール63によって移動方向がガイドされているから、ケーブルの捩れが生じることも少なく、また、その反力による影響も少ないから、ケーブル支持帯65の可動端を円滑にスライド動作させることができる。
(5)また、ケーブル支持帯65の先端を固定した支持プレート64とフローティングユニット7の第2の部材72とを第1のワイヤ85および第2のワイヤ86で接続したので、これらのワイヤ85,86の延設方向を比較的容易に変化させることができる。従って、Xスライダ53およびケーブル支持帯65の位置関係に応じて両者を接続することができる。また、ベルトやチェーンに比べても、配置スペースを小さくすることができる。
(6)Xスライダ53の駆動のために、摩擦損失が少なく高精度な位置決めが可能なボールねじ機構54を採用し、振れ運動を吸収するためのフローティングユニット7を備えたことにより、モータ543の出力を大きくしてXスライダ53の加速度を上げた場合であっても、高い測定精度を維持することができ、測定時間の短縮化が図れる。
<変形例>
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、送りねじ機構としてはボールねじ機構を例示したが、送りねじ軸およびナット部材によってXスライダを移動させる送りねじ機構であればボールねじ機構以外でもよい。
また、前記実施形態ではワイヤ85,86を第2の部材72に接続するためにワイヤ固定部材84を用いた場合を説明したが、これに限られず、他の方法によってワイヤ85,86を第2の部材72に接続してもよい。
また、本発明の同期移動装置としては、前述の画像測定装置に用いる場合に限られず、例えば、他の測定機でもよい。あるいは、可動部にスピンドルおよびこれを回転させるモータなどを搭載するとともに、このモータに電力を供給するケーブル支持帯を可動部に追従可能に設けた工作機械などにも適用できる。
本発明は、画像測定装置、その他の可動部にケーブル支持帯を同期して移動させる同期移動装置に広く利用することができる。
1…画像測定装置、
2…架台(装置本体)、
3…載物台、
4…光学装置(撮像手段)、
5…移動機構、
6…ケーブル支持機構、
7…フローティングユニット(連結装置)、
8…同期機構、
53…Xスライダ(可動部)、
63…ガイドレール、
64…支持プレート、
65…ケーブル支持帯、
71…第1の部材、
72…第2の部材、
73…中間部材、
85…第1のワイヤ、
86…第2のワイヤ、
541…送りねじ軸、
542…ナット部材。

Claims (4)

  1. 装置本体と、
    この装置本体に移動可能に設けられた可動部と、
    前記装置本体に回転自在に支持され前記可動部を移動させる送りねじ軸と、
    前記送りねじ軸に螺合されたナット部材と、
    前記可動部および前記ナット部材を連結する連結装置と、
    前記可動部へ配線されるケーブルの支持および案内を行うケーブル支持帯とを備えた同期移動装置において、
    前記連結装置は、前記可動部に固定された第1の部材と、前記ナット部材に固定された第2の部材と、前記第1の部材および前記第2の部材に介在して設けられ、かつ、前記送りねじ軸の軸線に対して直交する面内での当該送りねじ軸の振れ運動を吸収する中間部材とを含んで構成され、
    前記可動部へ前記ケーブルを配線する側の前記ケーブル支持帯の端部は、接続部材を介して前記第2の部材に接続され、前記可動部に同期して移動される、ことを特徴とする同期移動装置。
  2. 請求項1に記載の同期移動装置において、
    前記接続部材は、ワイヤであることを特徴とする同期移動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の同期移動装置において、
    前記装置本体には、ガイドレールが前記可動部の移動方向と平行に設けられ、このガイドレールに沿って支持プレートが移動可能に設けられ、
    前記ケーブル支持帯の端部は、前記支持プレートに固定されている、ことを特徴とする同期移動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の同期移動装置と、
    被測定物が載置される載物台と、
    前記可動部に設けられ前記被測定物を撮像する撮像手段と、
    前記被測定物と前記撮像手段とを相対移動させる移動機構とを備え、
    前記撮像手段にて撮像された画像データに基づいて前記被測定物の形状あるいは寸法を測定することを特徴とする画像測定装置。
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