JP2009083069A - 駆動装置、これを用いた加工機械および測定機械 - Google Patents

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Abstract


【課題】高精度な位置決めが可能な駆動装置およびこれを用いた加工機械、測定装機械を提供する。
【解決手段】ガイドレール22と、このガイドレール22に対して移動可能に設けられたスライドプレート23と、ガイドレール22に設けられた永久磁石25Aおよびスライドプレート23に設けられたコイル26Aを有するリニアモータ24と、スライドプレート23の位置を検出する位置検出手段31とを備える。位置検出手段は、スライドプレート23の移動方向に沿って伸びるスケール32と、このスケールに対向配置された検出ヘッド33とを含んで構成され、検出ヘッド33がコイル26Aに直接固定され、スケールがガイドレール22に固定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動装置、これを用いた加工機械および測定機械に関する。詳しくは、駆動源としてリニアモータを用いた駆動装置、この駆動装置を用いた加工機械および測定機械に関する。
工作機械などの精密加工機械においては、近年、ナノメータの加工精度が要求されている。そのため、工具やワークの送り機構として、リニアモータとリニアスケールとを用いた送り機構(例えば、特許文献1参照)や、送りねじとリニアスケールとを用いた送り機構が提案されている。
前者の送り機構は、送り台(砥石台)が静圧軸受を介して固定側部材に移動可能に支持され、送り台にリニアモータの二次側(マグネット)が、固定側部材にリニアモータの一次側(コイル)が互いに対向して配置されるとともに、送り台にリニアスケールが、固定側部材にスケール読取ヘッドが互いに対向して配置された構造である。
後者の送り機構は、図9に示すように、テーブル1がガイド2を介してベース3に移動可能に支持され、ベース3に送りねじ軸4がテーブル1の移動方向に沿って回転可能に支持され、テーブル1に送りねじ軸4に噛合するナット部材5が固定されるとともに、ガイド2にリニアスケール6が、テーブル1にスケール読取ヘッド7が互いに対向して配置された構造である。
特開2000−218529号公報
上述したいずれの送り機構でも、送り機構の送り軸に対して、リニアスケールの取付位置がずれているため、ワークの載置位置によっては誤差が生じることがある。
たとえば、図9に示す送り機構において、ワークWがテーブル1の中央に載置された状態に対して、ワークWがテーブル1の左側または右側に載置された状態になると、テーブル1の姿勢が変化するため、検出誤差が生じる場合がある。その結果、テーブル1の位置決め精度が低下し、加工精度の高精度化が望めないという課題がある。
本発明の目的は、高精度な位置決めが可能な駆動装置、これを用いた加工機械および測定機械を提供することにある。
本発明の駆動装置は、固定部材と、前記固定部材に対して移動可能に設けられた可動部材と、前記固定部材に設けられた固定子および前記可動部材に設けられた可動子を有するリニアモータと、固定部材に対する可動部材の位置を検出する位置検出手段とを備えた駆動装置において、前記位置検出手段は、前記可動部材の移動方向に沿って伸びるスケールと、このスケールに対向配置された検出ヘッドとを含んで構成され、前記スケールおよび検出ヘッドの一方が前記可動子に直接固定され、他方が前記一方と対向して前記固定部材に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、位置検出手段が、可動部材の移動方向に沿って伸びるスケールと、このスケールに対向配置された検出ヘッドとを含んで構成され、これらの一方が可動子に直接固定され、他方が固定部材に固定されているから、つまり、位置検出手段を構成するスケールや検出ヘッドが、リニアモータを構成する固定子および可動子に近接して設けられているから、可動部材に係る負荷が片寄っても、リニアスケールと検出ヘッドとの間のクリアランスの変動を少なくできる。従って、検出誤差を低減できるため、高精度な位置決めが実現できる。
また、本発明の駆動装置において、前記可動子に固定された前記スケールおよび検出ヘッドの一方は、前記可動部材の移動方向に対して直交する前記可動部材の幅方向略中心位置近傍、または、前記可動子を含む前記可動部材の重心位置近傍に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、スケールおよび検出ヘッドの一方が、可動部材の移動方向に対して直交する可動部材の幅方向略中心位置近傍、または、可動子を含む可動部材の重心位置近傍に配置されているから、可動部材が幅方向へ傾いても、スケールと検出ヘッドとの隙間が大きく変化することがないため、高精度を維持できる。
また、本発明の駆動装置において、前記リニアモータと、前記固定部材に前記可動部材の移動方向に沿って配列された固定子を構成する永久磁石と、前記可動部材に前記永久磁石と対向して配置された可動子を構成するコイルとを含んで構成され、前記検出ヘッドが前記コイルに固定されていることが好ましい。
その際、前記コイルは前記可動部材の下面に設けられ、前記検出ヘッドは前記コイルの下面に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、リニアモータが永久磁石とコイルとから構成され、コイルが可動部材の下面に設けられ、このコイルの下面に検出ヘッドが固定されているから、つまり、可動部材の姿勢変化に対しても、スケールと検出ヘッドとの対向状態が変動することが少ないから、高精度化を維持できる。
また、本発明の駆動装置において、前記リニアモータは、前記固定部材に前記可動部材の移動方向に沿って配列された固定子を構成する磁石を有するシャフトと、前記可動部材に前記シャフトの外周を包囲して配置され可動子を構成するコイルとを含んで構成され、前記スケールが前記シャフトの外周面に固定されていることが好ましい。
この構成によれば、磁石を有するシャフトと、この外周を包囲するコイルとから構成される、いわゆる、シャフトモータを用いたので、従来のボールねじ送り構造の配置スペース内に配置でき、機構設計を大きく変更する必要もない。しかも、スケールがシャフトの外周面に固定された構成なので、取付も簡単できる。
また、本発明の加工機械および測定機械は、上述したいずれかの駆動装置を搭載したことを特徴とする。
これらの加工機械および測定機械によれば、上述した駆動装置の効果を全て備えた加工機械および測定機械を提供できる。
ここで、加工機械とは、被加工物の材質を問わず、被加工物を切削、研削、切断などの加工を行う全ての加工機械を含み意味である。また、測定機械とは、被測定物の寸法や形状などを測定する全ての測定機械を含む意味である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態は、本発明を門形加工機械に適用した例である。
第1実施形態の門形加工機械10は、図1に示すように、ベース11と、このベース11の上面に載置されたテーブル12と、このテーブル12を跨いでベース11の上面に構築された門形フレーム13と、テーブル12の幅方向両側において門形フレーム13を前後方向(Y軸方向)へ移動させるY軸駆動装置21Yと、門形フレーム13に左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたXスライダ16と、このXスライダ16をX軸方向へ移動させるX軸駆動装置21Xと、このXスライダ16に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたZスライダ17と、このZスライダ17をZ軸方向へ昇降させるZ軸駆動装置21Zと、Zスライダ17に設けられ先端に加工工具19を取り付けるスピンドル18とを備えて構成されている。
なお、門形フレーム13は、両側に配置された支柱14と、この支柱14の上端間に掛け渡された水平ビーム15とから門形に構成されている。
Y軸駆動装置21Yは、図2および図3に示すように、固定部材としてのガイドレール22と、このガイドレール22に対してリニアガイド29を介して移動可能に設けられ上面に門形フレーム13を支持した可動部材としてのスライドプレート23と、これらガイドレール22およびスライドプレート23の間に設けられスライドプレート23(門形フレーム13)を移動させるリニアモータ24と、ガイドレール22に対するスライドプレート23(門形フレーム13)の位置を検出する位置検出手段31とから構成されている。
ガイドレール22は、一定幅で長尺の底板22Aと、この底板22Aの幅方向両側に立設された一対の側板22Bとから断面U字状に形成されている。
スライドプレート23は、門形フレーム13の支柱14を支持する平板によって構成されている。
リニアモータ24は、ガイドレール22に設けられた固定子25と、スライドプレート23に設けられた可動子26とから構成されている。固定子25は、ガイドレール22の一対の側板22Bの対向する内面に一定ピッチで取り付けられた複数の永久磁石25Aによって構成されている。可動子26は、両側の永久磁石25Aに挟まれた状態でスライドプレート23の下面に取り付けられたコイル26Aによって構成されている。
位置検出手段31は、スライドプレート23(門形フレーム13)の移動方向に沿って伸びる光学式スケール32と、このスケール32に対向配置された検出ヘッド33とを含んで構成されている。なお、スケール32としては、光学式スケールに限らず、磁気式スケールでもよい。ただし、光学式スケールの方が磁力の影響を受けないので、精度的には好ましい。
スケール32および検出ヘッド33の一方が可動子26に直接固定され、他方が一方と対向して固定部材であるガイドレール22に固定されている。ここでは、検出ヘッド33が、可動子26の移動方向に対して直交するスライドプレート23の幅方向略中心位置において、可動子26であるコイル26Aの底面側に直接固定されている。また、スケール32が、コイル26Aに所定の隙間を隔ててかつ対向してガイドレール22の底板22Aの内面中央位置に固定されている。
X軸駆動装置21XおよびZ軸駆動装置21Zも、基本的な構成は、Y軸駆動装置21Yと同じである。ただ、次の点が異なる。
X軸駆動装置21Xについては、水平ビーム15の上面にガイド溝27がX軸方向に沿って形成され、このガイド溝27の対向する内面(対向内面)に固定子25としての複数の永久磁石25Aが一定ピッチで取り付けられているとともに、Xスライダ16の下面に可動部材としてのスライドプレート23を介して可動子26であるコイル26Aが設けられている点が、Y軸駆動装置21Yとは異なる。
Z軸駆動装置21Zについては、Xスライダ16の正面にガイド溝28がZ軸方向に沿って形成され、このガイド溝27の対向する内面(対向内面)に固定子25としての複数の永久磁石25Aが一定ピッチで取り付けられているとともに、Zスライダ17の背面に可動部材としてのスライドプレート23を介して可動子26であるコイル26Aが設けられている点が、Y軸駆動装置21Yとは異なる。
このような第1実施形態によれば、Y軸駆動装置21Y、X軸駆動装置21XおよびZ軸駆動装置21Zにおいて、位置検出手段31が、スライドプレート23の移動方向に沿って伸びるスケール32と、このスケール32に対向配置された検出ヘッド33とを含んで構成され、これらのうち検出ヘッド33が可動子26に直接固定され、スケール32が固定部材であるガイドレール22に固定されているから、つまり、位置検出手段31を構成するスケール32や検出ヘッド33が、リニアモータ24を構成する固定子25および可動子26に近接して設けられているから、スライドプレート23に係る負荷が片寄っても、スケール32と検出ヘッド33との間のクリアランスの変動を少なく保てる。従って、検出誤差を低減できるため、高精度な位置決めが実現できる。
また、リニアモータ24は、ガイドレール22にスライドプレート23の移動方向に沿って配列された固定子25を構成する永久磁石25Aと、スライドプレート23に永久磁石25Aと対向して配置された可動子26を構成するコイル26Aとを含んで構成され、コイル26Aはスライドプレート23の下面幅方向中央に設けられ、コイル26Aの下面に検出ヘッド33が設けられているから、つまり、スライドプレート23の姿勢変化に対しても、スケール32と検出ヘッド33との対向状態が変動することが少ないから、高精度化を維持できる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、本発明を三次元加工機械に適用した例である。なお、第2実施形態の説明にあたって、前記第1実施形態における構成要素と同一または対応する構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
第2実施形態の三次元加工機械40は、図4に示すように、両側に前後方向に延びるガイドレール41Aを有するベース41と、このベース41の両側のガイドレール41Aの間に設けられたテーブル42と、両側のガイドレール41A間に掛け渡されたYビーム43と、このYビーム43をガイドレール41Aに沿って前後方向(Y軸方向)へ移動させるY軸駆動装置21Yと、Yビーム43に左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたXスライダ46と、このXスライダ46をX軸方向へ移動させるX軸駆動装置21Xと、Xスライダ46に支持ブロック46Aを介して上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたZスライダ47と、このZスライダ47をZ軸方向へ昇降させるZ軸駆動装置21Zと、Zスライダ47に支持プレート47Aを介して設けられ先端に加工工具19を取り付けるスピンドル18とを備えて構成されている。
第2実施形態のY軸駆動装置21Y、X軸駆動装置21XおよびZ軸駆動装置21Zについては、第1実施形態で述べたY軸駆動装置21Y、X軸駆動装置21XおよびZ軸駆動装置21Zと略同じ構成であるので、説明を省略する。ただ、Y軸駆動装置21Yにおいて、リニアガイド29が、ベース41の両側のガイドレール41Aの上面に設けられている点が、第1実施形態と異なる。
この第2実施形態においても、第1実施形態で述べた効果と同様な効果が期待できる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、本発明を三次元測定機械に適用した例である。なお、第3実施形態の説明にあたって、前記各実施形態における構成要素と同一または対応する構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
第3実施形態に係る三次元測定機械50は、図5に示すように、ベース51と、このベース51上に設置されたテーブル52と、ベース51の両側に前後方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられた支柱54および支柱54の上端間を連結する水平ビーム55を有する門型フレーム53と、この門型フレーム53の水平ビーム55に左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたXスライダ56と、このXスライダ56に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたZスライダ57と、このZスライダ57に回転可能に設けられスピンドル58とから構成されている。
テーブル52の上面には被測定物が載置される。スピンドル58の下端には、測定プローブ59が交換可能に取り付けられる。
門型フレーム53を前後方向(Y軸方向)へ移動させるY軸駆動装置21Y、Xスライダ56を左右方向(X軸方向)へ移動させるY軸駆動装置21X、Zスライダ57を上下方向(Z軸方向)へ移動させるZ軸駆動装置21Zは、上述した第1または第2の駆動装置(21Y,21X,21Z)によって構成されている。
第3実施形態によれば、門型フレーム53をY軸駆動装置21Yを介してY軸方向へ、Xスライダ56をX軸駆動装置21Xを介してX軸方向へ、Zスライダ57をZ軸駆動装置21Zを介してZ軸方向へ移動させ、測定プローブ59を被測定物の測定部位に接触させる。このときの各軸の座標位置を各駆動装置21Y,21X,21Zに内蔵された位置検出手段31から読み取り位置決めしながら、測定を行う。
本実施形態の三次元測定機械によれば、各軸の駆動機構21Y,21X,21Zに本発明の駆動装置を適用してあるため、第1,第2実施形態で述べた作用・効果と同等の作用・効果を奏することができる。
<変形例>
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、第1〜第3実施形態では、いわゆる、平面型リニアモータを備えた駆動装置を用いた例を示したが、これに限られない。
例えば、図6に示すような、リニアモータ24および位置検出手段31を備えた駆動装置であってもよい。つまり、位置検出手段31を構成する光学式スケール32と検出ヘッド33とが、コイル26Aを含めたスライドプレート23の重心位置近傍に配置されている点が、第1〜第3実施形態とは異なる。
そのため、リニアモータ24は、可動部材であるスライドプレート23に固定されるコイル26Aが逆U字形状に構成され、コイル26AのU字状内底面に検出ヘッド33が配置され、これに対向して、ガイドレール22の中央に起立壁22Cが設けられ、この起立壁22Cの先端に光学式スケール32が固定されている。
このような構成によれば、位置検出手段31を構成するスケール32および検出ヘッド33が、リニアモータ24のコイル26Aを含むスライドプレート23の重心位置近傍に配置されているから、スライドプレート23への負荷変動に対しても、スケール32と検出ヘッド33とのクリアランス変動を少なくできるから、高精度な検出を保証できる。
また、図7および図8に示すような、いわゆる同心型リニアモータ64を備えた駆動装置であってもよい。この同心型リニアモータ64は、固定部材62に可動部材63の移動方向に沿って配列された固定子を構成する永久磁石65Aを有するシャフト65と、可動部材63にシャフト65の外周を包囲して配置され可動子66を構成するコイル66Aとを含んで構成されている。
位置検出手段31は、第1実施形態と同様に、光学式スケール32と検出ヘッド33とを含んで構成されている。光学式スケール32と検出ヘッド33のいずれか一方、ここでは、スケール32がシャフト65の外周面下方位置に軸方向に沿って固定され、検出ヘッド33が可動子であるコイル66Aの内側面に直接固定されている。
このような構成によれば、リニアモータ64は、固定部材62に可動部材63の移動方向に沿って配列された固定子を構成する永久磁石65Aを有するシャフト65と、可動部材63にシャフト65の外周を包囲して配置され可動子を構成するコイル66Aとを含んで構成され、スケール32がシャフト65の外周面に固定され、検出ヘッド33がコイル66Aの内周面に固定されているから、いわゆる、シャフトモータで構成されているから、従来のボールねじ送り構造の配置スペース内に配置でき、機構設計を大きく変更する必要もない。しかも、スケール32がシャフト65の外周面に固定された構成なので、取付も簡単にできる利点がある。
本発明は、加工機械や測定機械の駆動装置に利用できる他、組立装置や搬送装置などの駆動装置にも利用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる門形加工機械を示す斜視図。 第1実施形態の駆動装置を示す斜視図。 図2のIII-III線断面図。 本発明の第2実施形態にかかる三次元加工機械を示す斜視図。 本発明の第3実施形態にかかる三次元測定機械を示す正面図。 本発明の駆動装置の変形例を示す図。 本発明の駆動装置の更に他の変形例を示す斜視図。 図7のVIII-VIII線断面図。 従来の駆動装置を示す図。
符号の説明
10…門形加工機械、
22…ガイドレール(固定部材)、
23…スライドプレート(可動部材)、
24…リニアモータ、
25…固定子、
25A…永久磁石、
26…可動子、
26A…コイル、
31…位置検出手段、
32…スケール、
33…検出ヘッド、
40…三次元加工機械、
50…三次元測定機械。

Claims (7)

  1. 固定部材と、前記固定部材に対して移動可能に設けられた可動部材と、前記固定部材に設けられた固定子および前記可動部材に設けられた可動子を有するリニアモータと、前記固定部材に対する前記可動部材の位置を検出する位置検出手段とを備えた駆動装置において、
    前記位置検出手段は、前記可動部材の移動方向に沿って伸びるスケールと、前記スケールに対向配置された検出ヘッドとを含んで構成され、
    前記スケールおよび検出ヘッドの一方が前記可動子に直接固定され、他方が前記一方と対向して前記固定部材に固定されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記可動子に固定された前記スケールおよび検出ヘッドの一方は、前記可動部材の移動方向に対して直交する前記可動部材の幅方向略中心位置近傍、または、前記可動子を含む前記可動部材の重心位置近傍に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駆動装置において、
    前記リニアモータは、前記固定部材に前記可動部材の移動方向に沿って配列された固定子を構成する永久磁石と、前記可動部材に前記永久磁石と対向して配置された可動子を構成するコイルとを含んで構成され、
    前記検出ヘッドが前記コイルに固定されていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項3に記載の駆動装置において、
    前記コイルは前記可動部材の下面に設けられ、前記検出ヘッドは前記コイルの下面に設けられていることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の駆動装置において、
    前記リニアモータは、前記固定部材に前記可動部材の移動方向に沿って配列された固定子を構成する磁石を有するシャフトと、前記可動部材に前記シャフトの外周を包囲して配置され可動子を構成するコイルとを含んで構成され、
    前記スケールが前記シャフトの外周面に固定されていることを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかの駆動装置を搭載したことを特徴とする加工機械。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかの駆動装置を搭載したことを特徴とする測定機械。
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