JP5347631B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ Download PDF

Info

Publication number
JP5347631B2
JP5347631B2 JP2009076061A JP2009076061A JP5347631B2 JP 5347631 B2 JP5347631 B2 JP 5347631B2 JP 2009076061 A JP2009076061 A JP 2009076061A JP 2009076061 A JP2009076061 A JP 2009076061A JP 5347631 B2 JP5347631 B2 JP 5347631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
speed
clock
speed clock
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009076061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010231330A (ja
Inventor
洋一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009076061A priority Critical patent/JP5347631B2/ja
Publication of JP2010231330A publication Critical patent/JP2010231330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5347631B2 publication Critical patent/JP5347631B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Microcomputers (AREA)

Description

本発明は、マイクロコンピュータに関するものである。
従来より、シングルチップ・マイクロコンピュータが、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)の消費電力の低減を実現するべく、高速動作用のメイン・システム・クロック信号(高速クロック)と、低速動作用のサブ・システム・クロック信号(低速クロック)とを発生する二つの発振回路を用いるものが提案されている。
これにより、マイコンは、通常時では高速クロックを用いた高速動作を行う一方、低消費時では低速クロックを用いた低速動作を行っている。
特開平7−6155号公報
しかしながら、上記従来の技術では、低速クロックを供給する回路の故障等により低速クロックが安定していないときにマイコンが高速動作から低速動作に切り替わると、不安定な低速クロックによりマイコンが正常に動作できない状態となるので、マイコンの動作が止まってしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、マイコンの動作に用いられる低速クロックが安定していないときにマイコンの動作が停止しないようにすることができる構成を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、低速クロックを入力してこの低速クロックの異常の有無を判定する判定部(42、43)と、判定部(42、43)により低速クロックの異常が検出されたときに低速クロックの異常状態を示す異常信号を出力する出力部(44)とを有する低速クロック確認部(40)と、低速クロック確認部(40)から異常信号を入力したとき、高速クロックを入力し、この高速クロックを分周して該高速クロックよりも遅く低速クロックよりも速い中高速クロックを生成し、この中高速クロックを通常動作に用いる制御部(50、70)と、を備えていることを特徴とする。
これによると、低速クロックの異常を検出すると共に該異常を知らせることができるので、通常動作から低速動作への遷移をさせないようにすることができる。したがって、低速クロックが安定していないときにマイクロコンピュータの動作が止まってしまうことを防止することができる。また、低速クロックの異常が検出されて低速クロックが使えないとしても、高速クロックを利用して中高速クロックを生成することができるので、マイクロコンピュータの各機能の動作を継続して行うことができる。
請求項2に記載の発明では、制御部(50、70)は、低速クロック確認部(40)から異常信号を入力したとき、通常動作から低速動作への遷移を禁止することを特徴とする。
これによると、制御部(50、70)により通常動作から低速動作への遷移が禁止されるので、異常な低速クロックを用いた低速動作が行われることはない。したがって、マイクロコンピュータの動作が止まってしまうことを防止できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係るマイクロコンピュータの全体構成図である。 低速クロック確認部のブロック図である。 マイクロコンピュータの動作の一例を表したタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるマイクロコンピュータは、例えば車両に搭載されるECU等に用いられ、バッテリで動作するものである。
また、本実施形態で示されるマイクロコンピュータは、高速クロックを用いた通常動作と、高速クロックよりも遅い低速クロックを用いた低速動作とのいずれかの動作により所定の機能を実現する。
通常動作とは、高速クロックで動作する高速動作を指す。一方、低速動作とは、低速クロックで動作する低消費動作と、高速動作と停止とを繰り返す間欠動作とが含まれる。間欠動作における高速動作と停止との切替は低速クロックを用いたタイマにより行う。したがって、間欠動作も低速クロックを用いた低速動作に含まれる。
マイクロコンピュータの所定の機能とは、マイクロコンピュータに内蔵されたプログラムの内容や、外部記憶媒体に記憶されたプログラムの内容、CPU、ROM、RAM、タイマ、アナログとデジタル変換、シリアル通信、入出力等を指す。
図1は、本実施形態に係るマイクロコンピュータの全体構成図である。この図に示されるように、マイクロコンピュータ10(以下、マイコン10と記す)は、低速発振部20、高速発振部30、低速クロック確認部40、クロック制御部50、タイマ60、間欠制御部70、および機能部80を備えている。
低速発振部20は、クロック制御部50から低速クロック生成の指令を受けたとき、マイコン10の外部に備えられた低速発振子21を発振させて低速クロックを生成するものである。低速発振子21は例えばkHzのオーダーの信号を生成するものであり、例えばセラロック(登録商標)やクリスタル等の圧電素子、CR回路等により構成されている。
なお、図1では、低速発振子21はマイコン10の外部に備えられたものが示されているが、マイコン10に低速発振子21が内蔵されていても良い。この場合、低速発振子21を発振させる回路としてCR発振回路等を採用することができる。
高速発振部30は、クロック制御部50から高速クロック生成の指令を受けたとき、マイコン10の外部に備えられた高速発振子31を発振させて高速クロックを生成するものである。高速発振子31は例えばMHzのオーダーの信号を生成するものであり、上記の圧電素子により形成されている。
低速クロック確認部40は、低速発振部20から低速クロックを入力し、この低速クロックが安定しているか否かを確認するためのものである。
図2は、低速クロック確認部40のブロック図である。この図に示されるように、低速クロック確認部40は、確認用クロック発振部41と、時間測定部42と、比較部43と、出力部44とを備えている。
確認用クロック発振部41は、低速発振部20から低速クロック確認部40に入力される低速クロックよりも少し速い確認用クロックを生成するものである。
時間測定部42は、低速クロックおよび確認用クロックを入力し、確認用クロックを用いて所定時間における低速クロックの1周期の期間で確認用クロックの数を数えるものである。このため、時間測定部42は低速クロックと確認用クロックとの同期をとり、例えば低速クロックの任意の周期に対応した確認用クロックの数を数える。そして、時間測定部42の測定結果は比較部43に出力される。
時間測定部42は、低速クロックおよび確認用クロックを入力し、確認用クロックを用いて所定時間における低速クロックの数を数えるものである。このため、時間測定部42は低速クロックと確認用クロックとの同期をとり、例えば確認用クロックの任意の周期に対応した低速クロックの数を数える。そして、時間測定部42の測定結果は比較部43に出力される。
比較部43は、時間測定部42の測定結果と期待値とを比較することにより、低速クロックの異常の有無を判定するものである。期待値は、比較部43に予め設定された所定の数値範囲であり、低速クロックが安定しているならば測定されるであろう値である。すなわち、低速クロックの数が多すぎても少なすぎても異常であるので、測定結果が期待値に含まれない場合には低速クロックが異常であると判定される。測定結果が期待値に含まれる場合には低速クロックは正常であると判定される。このような比較部43の判定結果は出力部44に出力される。
出力部44は、低速クロックが正常であるかまたは異常であるかのクロック状態を出力するものである。具体的には、比較部43により低速クロックの異常が検出されたときには低速発振子21が何らかの原因で故障していると考えられるので、出力部44は低速クロックの異常状態を示す異常信号を出力する。一方、比較部43により低速クロックは正常であると判定されたときには、出力部44は低速クロックの正常状態を示す正常信号を出力する。
図1に示されるクロック制御部50は、低速発振部20および高速発振部30に対する発振/停止の指令を行い、低速発振部20および高速発振部30から低速クロックおよび高速クロックをそれぞれ入力し、これらのクロックを機能部80に供給するものである。クロック制御部50は、機能部80の要求に応じて、低速クロックを逓倍して機能部80に供給することも行う。
また、クロック制御部50は、低速クロック確認部40から正常信号を入力している間、以下の動作を行う。まず、クロック制御部50は、機能部80からの要求に応じて機能部80に高速クロックを入力することにより機能部80を通常動作(高速動作)させる。また、クロック制御部50は、機能部80からの切替要求に応じて機能部80に低速クロックを入力することにより機能部80を低消費動作させる。
さらに、クロック制御部50は、間欠制御部70から高速発振/停止の指令を受け、この指令に従って高速発振部30を発振/停止させる。これにより、クロック制御部50は高速発振部30から高速クロックを入力し、この高速クロックを機能部80に供給することにより機能部80を高速動作させる。また、クロック制御部50は、間欠制御部70から機能部80の動作を停止させる指令を入力したときには、高速発振部30の発振を停止させ、機能部80への高速クロックの供給を停止し、機能部80の動作を停止させる。
一方、クロック制御部50は、低速クロック確認部40から異常信号を入力している間、以下の動作を行う。まず、クロック制御部50は、機能部80に対して通常動作から低速動作への遷移を禁止する。すなわち、クロック制御部50は、機能部80から低消費動作への切替要求があったとしても、機能部80への低速クロックの供給を停止し、機能部80に低消費動作させないようにする。このため、クロック制御部50は、機能部80に高速クロックを入力することにより機能部80を高速動作させる。
また、クロック制御部50は、高速発振部30から入力した高速クロックを分周して該高速クロックよりも遅く低速クロックよりも早い中高速クロックを生成し、機能部80の要求に従ってこの中高速クロックを機能部80に供給する。機能部80は高速クロックよりも遅いクロックを用いた動作も行うため、低速クロックに異常が生じている場合にはクロック制御部50が高速クロックをクロックダウンして機能部80に供給することもできる。
クロック制御部50が低消費動作や間欠動作を実行している際に低速クロック確認部40から異常信号を入力した場合、クロック制御部50は機能部80を高速動作に遷移させる。すなわち、機能部80に高速クロックを供給することにより機能部80を高速動作させる。
なお、クロック制御部50は、低速発振部20から入力した低速クロックで動作するが、低速クロック確認部40から確認用クロックを入力している。そして、低速クロックのクロック状態が異常のときには該確認用クロックを緊急的に用いるようになっている。
タイマ60は、低速発振部20から低速クロックを入力し、この低速クロックを用いて高速動作の停止時間をカウントするものである。具体的に、タイマ60は、間欠制御部70の設定指令を受けて停止時間をカウントし、この停止時間をカウントし終えると間欠制御部70にタイムアップを通知する。
間欠制御部70は、機能部80の要求に応じてマイコン10を間欠動作させるものである。そして、間欠制御部70は、低速クロック確認部40から正常信号を入力している間、以下の動作を行う。
すなわち、間欠制御部70は、機能部80から高速動作の停止の要求があった場合、タイマ60に停止時間をカウントする設定要求を行い、タイマ60に停止時間をカウントさせる。また、間欠制御部70は、クロック制御部50に機能部80への高速クロックの供給の停止を指示する。これにより、機能部80の動作は停止する。そして、間欠制御部70は、タイマからタイムアップの通知を受けると、機能部80の動作を許可すると共に、クロック制御部50に機能部80への高速クロックの供給を指示する。
一方、間欠制御部70は、低速クロック確認部40から異常信号を入力している間、機能部80から間欠制御の要求があったとしても、機能部80の間欠動作への遷移を禁止する。そして、間欠制御部70は、機能部80に高速クロックを供給させるための指令をクロック制御部50に出力する。
間欠制御部70が機能部80を間欠動作させている際に低速クロック確認部40から異常信号を入力した場合、間欠制御部70は機能部80を高速動作に遷移させる。すなわち、機能部80に対して動作の指令を行い、クロック制御部50に対して機能部80に高速クロックを供給させる指令を行うことにより機能部80を高速動作させる。
なお、間欠制御部70は、低速発振部20から入力した低速クロックで動作するが、低速クロック確認部40から確認用クロックも入力している。そして、低速クロックのクロック状態が異常のときには該確認用クロックを緊急的に用いるようになっている。
機能部80は、クロック制御部50から入力される高速クロックや低速クロックを用いて所定の動作を行うものである。この機能部80は、いわゆるソフトウェアでタイマ、アナログとデジタル変換、シリアル通信、入出力等を実行する部位である。
また、機能部80には低速クロック確認部40から低速クロックのクロック状態を示す信号が入力されるようになっている。したがって、機能部80は、低速クロック異常を認識すると、間欠動作または低消費動作への遷移を取り止め、クロック制御部50に高速クロックの供給を要求する。これにより、機能部80は高速クロックを用いた高速動作を行う。以上が、本実施形態に係るマイコン10の全体構成である。
次に、マイコン10の作動について説明する。通常、マイコン10は車両のバッテリで動作する。このため、マイコン10の消費電流を低減させるため、通常時と低消費時でマイコン10の動作を変えている。通常時は高速動作、低速動作時は低消費動作、あるいは、間欠動作を行っている。
このようなマイコン10の通常の動作において、間欠動作中に低速クロックのクロック状態が異常になったときの作動について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。図3は、低速クロックの状態、確認用クロックの状態、クロック状態、マイコン10の状態をそれぞれ示したタイミングチャートである。
また、低速クロック確認部40の確認用クロック発振部41にて生成される確認用クロックは故障することなく、確認用クロックは常に安定している。そして、時点T1よりも前では、マイコン10は高速動作と停止とを繰り返す間欠動作を行っている。このような間欠動作中に、時点T1にて低速発振子21が故障した等により低速クロックに異常が生じたとする。ここでは、低速クロックが生成されなくなったとする(クロックなしの状態)。
そして、上述のように、低速クロック確認部40の時間測定部42は確認用クロックを用いて所定時間における低速クロックの1周期の期間で確認用クロックの数を常時測定し、比較部43は時間測定部42の測定結果を用いて低速クロックの状態の判定を常時行っている。したがって、時点T1にて低速クロックに異常が生じると、時点T1から所定時間経過後の時点T2において比較部43は低速クロックの異常を検出する。すなわち、時点T1から異常が検出される時点T2までの時間は、確認用クロックの数が数えられ、その数と期待値とが比較されている時間に相当する。
この後、出力部44は比較部43の判定結果を受けて、低速クロックが異常であることを示す異常信号をクロック制御部50、間欠制御部70、および機能部80にそれぞれ出力する。これにより、クロック制御部50、間欠制御部70、および機能部80は、機能部80の間欠動作への遷移を禁止する。
具体的には、間欠制御部70は、機能部80から高速動作の停止の要求があったとしても、クロック制御部50への高速クロックの供給の停止の指示を出さずに、クロック制御部50に高速クロックを供給し続ける指示を出す。もちろん、異常信号を入力したクロック制御部50は、機能部80への高速クロックの供給を停止せず、機能部80に高速クロックを供給し続けることにより機能部80を高速動作させ続ける。また、機能部80は、異常信号が入力されたことから、ソフトウェアにおいて間欠制御部70への間欠動作の要求を停止する。
これにより、図3に示されるように、時点T2後ではマイコン10の状態において破線にて示された間欠動作は行われず、時点T2後も高速動作が継続される。したがって、異常な低速クロックを用いた間欠動作は行われず、マイコン10の動作が停止してしまうということはない。
上記では、間欠動作中に低速クロックに異常が発生した場合について説明したが、高速動作から低消費動作への遷移についても同様に禁止される。すなわち、低消費動作を行うために機能部80からクロック制御部50に対して低速クロックの供給が要求されたとしても、クロック制御部50は機能部80に対して低速クロックの供給を停止し、高速クロックを供給する。一方、機能部80は、ソフトウェアとして、高速クロックを用いた高速動作を行う。
また、間欠動作中において機能部80の動作を停止しているときや低消費動作を行っているときに低速クロックに異常が生じた場合にも、高速動作への切替が行われる。すなわち、間欠制御部70はクロック制御部50に高速クロックの供給を指示し、クロック制御部50は機能部80に高速クロックを供給する。機能部80は、間欠制御部70に対する間欠動作の要求を停止し、クロック制御部50に高速動作を行うための高速クロックの供給を要求する。
以上のように、低速クロックに異常が発生した場合には低速クロックを用いた動作への遷移が禁止される。そして、機能部80はクロック制御部50に中高速クロックを要求することもある。この場合、クロック制御部50は高速クロックを分周して中高速クロックを生成して機能部80に供給する。これにより、機能部80は中高速クロックを用いて各機能を実行することができ、マイコン10の各機能の動作を継続して行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、低速クロックの状態を判定するための低速クロック確認部40をマイコン10に備えたことが特徴となっている。
このように、低速クロックが出ている状態を確認できる機能をマイコン10に内蔵することで、低速クロックが安定していないときは、低消費動作への切替を取り止める、あるいは、低消費動作中で低速クロックが安定していないときは、強制的に通常動作に切替えることができる。
すなわち、低速クロックの異常を検出できると共に、該異常を間欠制御部70、クロック制御部50、および機能部80にそれぞれ知らせることができるので、マイコン10が通常動作から低速動作に遷移しないようにすることができる。したがって、低速クロックが安定していないときに該低速クロックを用いたことによりマイコン10の動作が止まってしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、時間測定部42および比較部43により構成された部分が特許請求の範囲の判定部に対応し、クロック制御部50および間欠制御部70により構成された部分が特許請求の範囲の制御部に対応する。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、低速クロック確認部40の比較部43で用いられる期待値は予め比較部43に設定された値であるが、例えば機能部80の指令により変更することもできる。これにより、低速クロックの周波数に応じて期待値を設定できるので、マイコン10の汎用性を高めることができる。
上記第1実施形態では、低速クロック確認部40から出力されるクロック状態を示す信号が機能部80に入力されるようになっているが、機能部80が低速クロックの異常を認識したことを外部に出力するようにしても良い。例えば、マイコン10に外部出力端子を設け、この端子と機能部80とを接続し、この端子を介して低速クロックの異常をマイコン10の利用者に伝えることができる。これにより、該マイコン10の交換や低速発振子21の交換等が行えるようになる。
10 マイクロコンピュータ
40 低速クロック確認部
42 時間測定部
43 比較部
44 出力部
50 クロック制御部
70 間欠制御部

Claims (2)

  1. 高速クロックを用いた通常動作と、前記高速クロックよりも遅い低速クロックを用いた低速動作とのいずれかの動作により所定の機能を実現するマイクロコンピュータであって、
    前記低速クロックを入力してこの低速クロックの異常の有無を判定する判定部(42、43)と、前記判定部(42、43)により前記低速クロックの異常が検出されたときに前記低速クロックの異常状態を示す異常信号を出力する出力部(44)とを有する低速クロック確認部(40)と、
    前記低速クロック確認部(40)から前記異常信号を入力したとき、前記高速クロックを入力し、この高速クロックを分周して該高速クロックよりも遅く前記低速クロックよりも速い中高速クロックを生成し、この中高速クロックを前記通常動作に用いる制御部(50、70)と、を備えていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 前記制御部(50、70)は、前記低速クロック確認部(40)から前記異常信号を入力したとき、前記通常動作から前記低速動作への遷移を禁止することを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
JP2009076061A 2009-03-26 2009-03-26 マイクロコンピュータ Expired - Fee Related JP5347631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009076061A JP5347631B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009076061A JP5347631B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 マイクロコンピュータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010231330A JP2010231330A (ja) 2010-10-14
JP5347631B2 true JP5347631B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43047111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009076061A Expired - Fee Related JP5347631B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5347631B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147220A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Panasonic Corp 無線通信装置
JP5774344B2 (ja) * 2011-03-30 2015-09-09 ラピスセミコンダクタ株式会社 クロック信号生成回路
JP2013114589A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Seiko Epson Corp マイクロコントローラー
JP6135445B2 (ja) * 2013-10-16 2017-05-31 富士通セミコンダクター株式会社 半導体集積回路及び半導体集積回路の動作制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2854194B2 (ja) * 1992-06-29 1999-02-03 三洋電機株式会社 マイクロコンピュータの発振クロック判定装置
JPH0635562A (ja) * 1992-07-17 1994-02-10 Hitachi Seiko Ltd マイクロコンピュータの異常動作防止回路
JP3895912B2 (ja) * 2000-09-01 2007-03-22 矢崎総業株式会社 制御ユニット及び、多重通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010231330A (ja) 2010-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4750564B2 (ja) リセット信号生成回路
JP4665846B2 (ja) マイクロコンピュータ及び電子制御装置
JP5347631B2 (ja) マイクロコンピュータ
KR20130020652A (ko) 자동 안전 오실레이터 감시 및 경고 장치
JP4541214B2 (ja) 検出回路及び半導体装置
JP4701898B2 (ja) 外部信号検出回路およびリアルタイムクロック
CN102089972A (zh) 半导体集成电路
JP4715760B2 (ja) マイクロコンピュータ及び制御システム
JP2004280783A (ja) マイクロコンピュータ
JP5281448B2 (ja) 電子制御装置、異常監視方法
US20130076426A1 (en) Apparatus for supplying clock and method thereof
US8638154B2 (en) System clock monitoring apparatus and motor control system
JP5324340B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2009172891A (ja) 電力消費装置および通信ユニット
JP2013091365A (ja) 電子制御装置
US6606713B1 (en) Microcomputer including circuitry for detecting an unauthorized stoppage of the system clock signal
JP4515751B2 (ja) 半導体装置
JP3711849B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH07334392A (ja) リセット装置及び異常動作検出装置
JP2002202830A (ja) マイクロコンピュータ
JP4678482B2 (ja) 制御装置およびそれを備えた電動パワーステアリング装置
JP5682783B2 (ja) 信号入力用回路
TWI501555B (zh) 動態調整振盪源起振電流的控制電路及方法
JP4248963B2 (ja) 計時装置
JP5870319B2 (ja) ネットワーク端末、その制御方法およびネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5347631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees